JPH0976133A - 直動案内機構 - Google Patents

直動案内機構

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Publication number
JPH0976133A
JPH0976133A JP23404795A JP23404795A JPH0976133A JP H0976133 A JPH0976133 A JP H0976133A JP 23404795 A JP23404795 A JP 23404795A JP 23404795 A JP23404795 A JP 23404795A JP H0976133 A JPH0976133 A JP H0976133A
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JP
Japan
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guide
guide block
guide rail
block
linear motion
Prior art date
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Pending
Application number
JP23404795A
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English (en)
Inventor
Toshiya Nagata
敏也 永田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH0976133A publication Critical patent/JPH0976133A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 直交する駆動軸の直角度精度はガイドブロッ
ク精度、インナーサドル加工精度により決まり、直角度
精度を向上できないとともに、ガイドレールに対するガ
イドブロックの角度が傾いて取り付けられることにより
直動案内機構の予圧が高くなり、直動案内機構の摺動抵
抗が増大するとともに直動案内機構の寿命を低下させ
る。 【解決手段】 互いに平行に少なくとも2本配置された
上部ガイドレール3と、このレール3と同数で互いに平
行にレール3と直交して配置された下部ガイドレール2
と、を互いに直交する部分で滑動自在に保持するガイド
ブロックとを有する直動案内機構において、前記ガイド
ブロックはレール3を保持する上部ガイドブロック27
とレール2を保持する下部ガイドブロック25とから構
成され、上部ガイドブロックと下部ガイドブロックとを
各々のガイドレール取付面に平行な平面内で回転機構と
並進機構により位置調整を行う位置調整手段を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、たとえば工作機
械等に使用される直動案内機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図20は従来の直動案内機構の一例を示
す構成図である。図20(a)は従来の直動案内機構の
平面図、図20(b)はその正面図、図20(c)は側
面図である。図中3はテーブル12に取り付けられるガ
イドレール、2はベッド5に取り付けられるガイドレー
ル、4はそれらのガイドレールを支持し、ガイドレール
上を移動するガイドブロックであり、1はそれらにより
構成される直動案内機構である。6はガイドブロック4
の相対位置を固定するインナーサドル、7はインナーサ
ドル6に設けられた基準面であり、図のX軸方向に2箇
所設けられている。20はガイドブロック4の基準面で
あり、ボルト8によりインナーサドルの基準面7とガイ
ドブロックの基準面20とが結合される。9はインナー
ブロックであり、インナーサドル6にボルト10にて固
定されている。インナーブロック9はボルト11により
ガイドブロック4を固定する。22はインナーサドル高
さ基準面であり、インナーサドル6に4箇所設けられ、
それぞれがガイドブロック4の上面に密着して取り付け
られる。図21にインナーサドル基準面7、インナーサ
ドル高さ基準面22、ガイドブロック基準面20、ガイ
ドブロック上面30との組み付け方法の概略図を示す。
ガイドレール3の位置はテーブル12に取り付けられる
ガイドレール3の位置により決められるためインナーブ
ロック9はインナーサドル6に対し移動できるよう構成
されている。インナーサドル6の上下にはボールネジナ
ットを固定するナット受け部13,14が設けられてい
る。ナット受け部13にはテーブル12に固定されたモ
ータ17により駆動されるボールネジ15のボールネジ
ナットが、ナット受け部14にはベッド5に固定された
モータ18により駆動されるボールネジ16のボールネ
ジナットが取り付けられている。
【0003】次に従来の直動案内機構の作用・動作につ
いて説明する。以上のように構成された直動案内機構は
モータ17がボールネジ15を駆動することにより、テ
ーブル12がガイドブロック4とガイドレール3により
案内され、図のX軸方向へ移動する。また、モータ18
がボールネジ16を駆動することにより、テーブル12
はガイドブロック4とガイドレール2により案内され、
図のY軸方向へ移動する。このとき、図中のX軸方向と
Y軸方向の直角度を決定する要因を示すとともに、XY
軸の直角度精度を向上できない状況を図により示す。
【0004】(1)基準となる2つのガイドブロック4
のレール中心からガイドブロック基準面20までの距離
の誤差(図22)。ここでは図中のh1とh2とが等し
い長さとなっていないことにより角度誤差δが生じてい
る。 (2)基準となる2つのガイドブロックの基準面とガイ
ドレールの案内方向の平行度の誤差(図23)。ここで
は図中h1とh2とが等しい長さとなっていないことに
より角度誤差δが生じている。 (3)インナーサドルの基準面の相互差(図24)。こ
こでは図中のh1とh2が等しい長さとなっていないこ
とにより角度誤差δが生じている。図25にガイドブロ
ック4の高さの相互差がある場合のボールネジナット取
付面の傾き誤差を示す。ここでは図中のh1とh2とが
等しい高さとなっていないことによりボールネジナット
取付面に角度誤差δが生じている。
【0005】また、図26にインナーブロックの直角度
が低い場合のテーブル上面の平面度の低下を示す。図2
7はインナーブロック9を示す。図27(a)はインナ
ーブロック9の図26のA方向からの矢視図。図27
(b)はその側面図である。図中31はインナーブロッ
ク上面の基準面、32はインナーブロック側面の基準面
を示す。インナーブロック上面基準面31、インナーブ
ロック側面基準面32はボルト8により、それぞれイン
ナーサドル6、ガイドブロック4と結合される。図にお
いてインナーブロック上面基準面31に対するインナー
ブロック側面基準面32の直角度の精度が出ていない場
合、ガイドブロック4をインナーブロック9に取り付け
ることにより、ガイドブロック4はガイドレール3に対
し図26に示すδ1だけ傾こうとする。その結果、ガイ
ドブロック4に取り付けられているガイドレール3にも
傾こうとする力が働き、テーブル12にはガイドレール
3を介して曲げモーメントが加わる。その結果、テーブ
ル12の上面は図26に示すδ2だけ傾き、テーブル上
面の平面度が低下する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の直動案内機構は
以上のように構成されているため、直交する駆動軸の直
角度精度はガイドブロック精度、インナーサドル加工精
度により決まり、直角度精度を向上できないとともに、
ガイドレール2,3に対するガイドブロック4の角度が
傾いて取り付けられることにより直動案内機構の予圧が
目的とする予圧よりも高くなり、ガイドの摺動抵抗が増
大するとともにガイド寿命を低下させる等の問題点があ
った。
【0007】また、インナーサドル6にボールネジナッ
ト取付部が一体で構成されているため、インナーサドル
基準面7に対するボールネジナット取付部の直角度を精
度良く加工することが困難であるという問題点があっ
た。
【0008】さらに、インナーサドル高さ基準面22が
ガイドブロック4上面に密着して取り付けられるため、
ガイドブロック4の上面の高さに誤差がある場合には、
インナーサドル6にボールネジナット取付部が一体で構
成されているため、ボールネジナットが駆動軸の移動方
向に対し、直角に取り付けられないという問題点があっ
た。
【0009】また、インナーサドル基準面7とガイドブ
ロック基準面20とを固定するとともにインナーブロッ
ク9とガイドブロック4とを固定させるため、インナー
ブロック9をインナーサドル6に取り付けた状態におい
て、インナーサドル基準面7とインナーブロック9のガ
イドブロック4への取付面の平行度精度が低い場合に
は、テーブル12上面の平面度が低下するという問題点
があった。
【0010】また、従来の直動案内機構は図23などに
示すようにガイドブロック4に対してガイドレールが傾
いて取り付けられる場合があり、ガイドの予圧が高くな
り、その結果、ガイドの摺動抵抗が増大するという問題
点があった。
【0011】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたものであり、互いに平行に少なくとも2
本配置された上部ガイドレールと、この上部ガイドレー
ルと同数で互いに平行に前記上部ガイドレールと直交し
て配置された下部ガイドレールと、前記上部ガイドレー
ルと下部ガイドレールとを互いに直交する部分で滑動自
在に保持するガイドブロックとを有する直動案内機構に
おいて、直交する駆動軸の直角度精度を向上できるとと
もに、ガイドの予圧が高くならず、摺動抵抗が増大しな
い直動案内機構を得ることを目的とする。
【0012】また、互いに平行に2本配置された上部ガ
イドレールと、互いに平行に上部ガイドレールと直交し
て配置された下部ガイドレールと、前記上部ガイドレー
ルと下部ガイドレールとを互いに直交する部分で背面あ
わせで滑動自在に保持するように一体で構成されたガイ
ドブロックと、前記ガイドブロックの相対位置を前記ガ
イドブロックの一対の基準面で固定するインナーサドル
とを有する直動案内機構において、直交する駆動軸の直
角度精度を向上できる直動案内機構を得ることを目的と
する。
【0013】また、ボールネジナットが駆動軸の移動方
向に対し、直角に取り付けられる直動案内機構を得るこ
とを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明における直動案
内機構は、互いに平行に少なくとも2本配置された上部
ガイドレールと、この上部ガイドレールと同数で互いに
平行に前記上部ガイドレールと直交して配置された下部
ガイドレールと、前記上部ガイドレールと下部ガイドレ
ールとを互いに直交する部分で滑動自在に保持するガイ
ドブロックとを有する直動案内機構において、前記ガイ
ドブロックは前記上部ガイドレールを保持する上部ガイ
ドブロックと前記下部ガイドレールを保持する下部ガイ
ドブロックとから構成され、前記上部ガイドブロックと
下部ガイドブロックとを前記各々のガイドレール取付面
に平行な平面内で相対的に回転させて位置調整を行う位
置調整手段を備えたものである。
【0015】また、互いに平行に少なくとも2本配置さ
れた上部ガイドレールと、この上部ガイドレールと同数
で互いに平行に前記上部ガイドレールと直交して配置さ
れた下部ガイドレールと、前記上部ガイドレールと下部
ガイドレールとを互いに直交する部分で滑動自在に保持
するガイドブロックとを有する直動案内機構において、
前記ガイドブロックは前記上部ガイドレールを保持する
上部ガイドブロックと前記下部ガイドレールを保持する
下部ガイドブロックとから構成され、前記上部ガイドブ
ロックと下部ガイドブロックとを前記各々のガイドレー
ル取付面に平行な平面内で相対的に移動させて位置調整
を行う位置調整手段を備えたものである。
【0016】また、互いに平行に少なくとも2本配置さ
れた上部ガイドレールと、この上部ガイドレールと同数
で互いに平行に前記上部ガイドレールと直交して配置さ
れた下部ガイドレールと、前記上部ガイドレールと下部
ガイドレールとを互いに直交する部分で滑動自在に保持
するガイドブロックとを有する直動案内機構において、
前記ガイドブロックは前記上部ガイドレールを保持する
上部ガイドブロックと前記下部ガイドレールを保持する
下部ガイドブロックとから構成され、前記上部ガイドブ
ロックと下部ガイドブロックとを前記各々のガイドレー
ル取付面に平行な平面内で相対的に回転させ、かつ相対
的に移動させて位置調整を行う位置調整手段を備えたも
のである。
【0017】また、互いに平行に2本配置された上部ガ
イドレールと、互いに平行に上部ガイドレールと直交し
て配置された下部ガイドレールと、前記上部ガイドレー
ルと下部ガイドレールとを互いに直交する部分で背面あ
わせで滑動自在に保持するように一体で構成されたガイ
ドブロックと、前記ガイドブロックの相対位置を前記ガ
イドブロックの一対の基準面で固定する基準面を有する
インナーサドルとを備えた直動案内機構において、前記
インナーサドルの基準面と前記ガイドブロックの基準面
との間に位置調整部材を設けたものである。
【0018】また、互いに平行に2本配置された上部ガ
イドレールと、互いに平行に上部ガイドレールと直交し
て配置された下部ガイドレールと、前記上部ガイドレー
ルと下部ガイドレールとを互いに直交する部分で背面あ
わせで滑動自在に保持するように一体で構成されたガイ
ドブロックと、前記ガイドブロックの相対位置を前記ガ
イドブロックの一対の基準面で固定するインナーサドル
とを有する直動案内機構において、直動案内機構の使用
状態と同等に構成されたガイドブロック研削用治具によ
り前記一対の基準面を研削した前記ガイドブロックを使
用するものである。
【0019】また、互いに平行に2本配置された上部ガ
イドレールと、互いに平行に上部ガイドレールと直交し
て配置された下部ガイドレールと、前記上部ガイドレー
ルと下部ガイドレールとを互いに直交する部分で背面あ
わせで滑動自在に保持するように一体で構成されたガイ
ドブロックと、前記ガイドブロックの相対位置を固定す
るインナーサドルとを有する直動案内機構において、直
動案内機構の使用状態と同等に構成されたガイドブロッ
ク研削用治具により上面を全数同時に研削した前記ガイ
ドブロックを使用するものである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
について説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による直
動案内機構の概略構成を示す分解図である。図中2はガ
イド取り付け用ボルト33によりベッド5に取り付けら
れるガイドレール、25はガイドレール2によりガイド
され相対滑動可能な下部ガイドブロック、下部ガイドブ
ロック25の上面はガイドレール2のベッド5への取付
面と平行に構成されており、ガイドレール2の中心軸上
に円筒形の溝34が加工されている。また、上面の4隅
にねじ穴35が設けられている。下部ガイドブロック2
5の前面にはインナーサドルへの取付基準面20およ
び、取付用ねじ穴38が設けられている。27はガイド
取付用ボルト33によりテーブル12に取り付けられる
ガイドレール3によりガイドされ相対滑動可能な上部ガ
イドブロックである。
【0021】図2は図1の上部ガイドブロック27のA
矢視図、図3は図1の上部ガイドブロック27のB矢視
図である。上部ガイドブロック27の下面はガイドレー
ル3の取付面と平行に構成されており、ガイドレール3
の中心軸上に円筒形の突起部36が加工されている。こ
の突起部36は下部ガイドブロック25の上面に加工さ
れた円筒形の溝にはめられる。上部ガイドブロック27
の4隅には円筒形の突起の中心を中心とする円弧状の貫
通穴37が加工されている。28はボルトであり、上部
ガイドブロック27に加工された貫通穴37を通り、下
部ガイドブロック25の上面のねじ穴35にねじ込まれ
る。
【0022】図4に、この発明の実施の形態1による直
動案内機構の効果を説明するための概略構成図を示す。
ガイドブロック29は下部ガイドブロック25、上部ガ
イドブロック27、ボルト28等で構成される。従来例
のガイドブロック4がガイドブロック29に置き換えら
れたことの他は従来例とほぼ同一の構成である。ガイド
ブロック29の取付位置を29(a)、29(b)、2
9(c)、29(d)と示す。ガイドレール2はベッド
5に取り付けられる。ガイドレール2にガイドされ、相
対滑動するガイドブロック29(a)、29(b)はガ
イドブロック基準面20によりインナーサドル6に設け
られているインナーサドル基準面7に固定される。ガイ
ドブロック29(c)、29(d)はインナーブロック
9を介してインナーサドルに固定される。ガイドレール
3にはテーブル12が取り付けられている。このことに
よりガイドレール3の取付幅は常にテーブルの取付基準
面間距離hに保たれる。
【0023】次に作用・動作について説明する。以上の
ように構成された直動案内機構により、テーブル12は
ガイドレール2、ガイドレール3の方向に移動される。
このときの直交する角度はガイドブロック29に取り付
けられるガイドレール2,3の方向により規定される。
テーブルの直交角度を調整するにはガイドブロック29
を構成するボルト28を緩め、テーブル12の走り方向
を調整した後、ボルト28を締める。このとき、必要に
応じ、インナーブロック9の取付位置を調整する。
【0024】実施の形態2.図5はこの発明の実施の形
態2による直動案内機構の概略構成を示す分解図であ
り、図6は図5の直動案内機構の上部ガイドブロックの
A矢視図である。また、図7は製作誤差があるインナー
サドルに取り付けられたガイドブロックの位置調整を説
明するための説明図である。図中2はガイド取り付け用
ボルト33によりベッド5に取り付けられるガイドレー
ル、25はガイドレール2によりガイドされ相対滑動可
能な下部ガイドブロック、該下部ガイドブロック25の
上面はガイドレール2のベッドへの取付面と平行に構成
されており、ガイドレール2の中心軸上にガイドレール
2と平行に図に示す形状のアリ溝39が加工されてい
る。また、上面の4隅にねじ穴が設けられている。下部
ガイドブロック25の前面にはインナーサドル6への取
付基準面20が設けられている。27はガイド取付用ボ
ルト33によりテーブル12に取り付けられるガイドレ
ール3によりガイドされ相対滑動可能な上部ガイドブロ
ックである。該上部ガイドブロック27の下面はガイド
レール3の取付面と平行に構成されており、ガイドレー
ル3と直角方向に下部ガイドブロック25のアリ溝とは
まり込む形状の突起部40が加工されている。この突起
部40は下部ガイドブロック25の上面に加工されたア
リ溝39にはめられる。上部ガイドブロック27の4隅
にはガイドレール2に平行に長穴41が加工されてい
る。28はボルトであり、上部ガイドブロック27に加
工された長穴41を通り、下部ガイドブロック25の上
面のねじ穴35にねじ込まれる。
【0025】次に作用・動作について説明する。以上の
ように構成された直動案内機構は、ほぼ従来例と同様に
組み付けられて駆動系を構成する。ガイドレール2はガ
イド取付用ボルト33によりベッド5に取り付けられ、
下部ガイドブロック25に設けられた基準面20はガイ
ドレール2の直角方向に設けられている。下部ガイドブ
ロック25に設けられた基準面20は従来例と同様にイ
ンナーサドル6の基準面7に取り付けられる。インナー
サドル6に取り付けられたガイドブロックはボルト28
を緩めることにより、下部ガイドブロック25、上部ガ
イドブロック27の間で相対移動ができる。したがっ
て、図7に示すように、インナーサドル6に製作誤差が
あり、図中のh1とh2の距離が異なる場合にも、下部
ガイドブロック25と上部ガイドブロック27との相対
移動により誤差を吸収できる。すなわち、インナーサド
ル6のセンターからガイドレール3の中心までの距離h
を左右とも等しくすることができる。ガイドブロックの
位置を決めたら、ボルト28を締めて、下部ガイドブロ
ック25と上部ガイドブロック27とを固定する。
【0026】実施の形態3.図8はこの発明の実施の形
態3による直動案内機構の概略構成を示す分解図であ
る。図中2はガイド取り付け用ボルト33によりベッド
5に取り付けられるガイドレール、25はガイドレール
2によりガイドされ相対滑動可能な下部ガイドブロッ
ク、該下部ガイドブロック25の上面はガイドレール2
のベッド5への取付面と平行に構成されており、ガイド
レールの中心軸上にガイドレール2と平行に長円形の溝
42が加工されている。また、上面の4隅にねじ穴35
が設けられている。下部ガイドブロック25の前面には
インナーサドルへの取付基準面20が設けられている。
27はガイド取付用ボルト33によりテーブル12に取
り付けられるガイドレール3によりガイドされ相対滑動
可能な上部ガイドブロックである。該上部ガイドブロッ
ク27の下面はガイドレール3の取付面と平行に構成さ
れており、ガイドレールの中心軸上に円筒形の突起部3
6が加工されている。この突起部36は下部ガイドブロ
ック25の上面に加工された長円形の溝にはめられる。
上部ガイドブロック27の4隅には円筒形の突起の中心
を中心とし、ガイドレール2と平行に移動できるような
円弧状の貫通穴41が加工されている。図9、図10に
図8の直動案内機構の上部ガイドブロック27のA矢視
図、B矢視図を示す。28はボルトであり、ワッシャ4
9を介し、上部ガイドブロック27に加工された貫通穴
41を通り、下部ガイドブロック25の上面のねじ穴3
5にねじ込まれる。
【0027】次に作用・動作について説明する。以上の
ように構成された直動案内機構は、ほぼ従来例と同様に
組み付けられて駆動系を構成する。ガイドレール2はベ
ッド5に取り付けられ、下部ガイドブロック25に設け
られた基準面20はガイドレール2の直角方向に設けら
れている。下部ガイドブロック25に設けられた基準面
20は従来例と同様にインナーサドルの基準面に取り付
けられる。インナーサドルに取り付けられたガイドブロ
ックはボルト28を緩めることにより、下部ガイドブロ
ック25、上部ガイドブロック27の間で直交角度の調
整、および、相対移動ができる。したがって、インナー
サドルに製作誤差がある場合にも、下部ガイドブロック
25と上部ガイドブロック27との直交角度の調整、相
対移動により誤差を吸収できる。ガイドブロックの位置
を決めたら、ボルト28を締めて、下部ガイドブロック
25と上部ガイドブロック27とを固定する。
【0028】実施の形態4.図11はこの発明の実施の
形態4による直動案内機構を示す概略構成図である。図
11(a)は平面図、図11(b)は正面図、図11
(c)は側面図を示す。図中1は直交するガイドレール
2、ガイドレール3とそれらのガイドレールを支持し、
ガイドレール上を移動するガイドブロック4とにより構
成される直動案内機構、5はガイドレール2を固定する
ベッド、6はガイドブロック4の相対位置を固定するイ
ンナーサドル、7はインナーサドル6に設けられた基準
面であり、図のX軸方向に2箇所設けられている。19
はインナーサドルの基準面7とガイドブロックの基準面
20との間に取り付けられるスペーサである。この基準
面にはガイドブロックの基準面をボルト8により結合す
る。9はインナーブロックであり、インナーサドル6に
ボルト10にて固定されている。インナーブロック9は
ボルト11によりガイドブロック4を固定する。12は
テーブルであり、ガイドレール3に固定される。ガイド
レール3の位置はテーブル12に取り付けられるガイド
レール3の位置により決められるためインナーブロック
9はインナーサドル6に対し移動できるよう構成されて
いる。インナーサドル6の上下にはボールネジナットを
固定するナット受け部13,14を設けてあり、ナット
受け部13にはテーブル12に固定されたモータ17に
より駆動されるボールネジ15のボールネジナットが、
ナット受け部14にはベッド5に固定されたモータ18
により駆動されるボールネジ16のボールネジナットが
取り付けられている。
【0029】次に作用・動作について説明する。以上の
ように構成された直動案内機構はモータ17がボールネ
ジ15を駆動することにより、テーブル12はガイドブ
ロック4とガイドレール3により案内され、図のX軸方
向へ移動する。また、モータ18がボールネジ16を駆
動することにより、テーブル12がガイドブロック4と
ガイドレール2により案内され、図のY軸方向へ移動す
ることは従来装置と同一である。従来装置においては、
(1)基準となる2つのガイドブロック4のレール中心
からガイドブロック基準面までの距離の誤差。(2)基
準となる2つのガイドブロックの基準面とレールの案内
方向の平行度。(3)インナーサドルの基準面の相互
差。などによりX軸方向、Y軸方向の直角度精度が向上
できなかったが、インナーサドル基準面7とガイドブロ
ック4の基準面の間に取り付けられた位置調整部材たる
スペーサ19の厚みを調整することにより直角度も調整
できる。図12に測定装置概略図、図13にスペーサの
厚みの差により修正される直角度の測定結果を示す。
【0030】実施の形態5.図14はこの発明の実施の
形態5による直動案内機構のガイドブロック基準面研削
用取付治具を示す概略構成図である。図14(a)は正
面図、図14(b)は側面図、図14(c)は平面図で
ある。図中、21はガイドブロック基準面研削用取付治
具であり、基準面を有する2個のガイドブロック4を固
定する。ガイドブロック基準面研削用取付治具21はガ
イドレール43、ガイドレール取付架台44、ガイドブ
ロック側面押え45から構成される。48は研削盤定盤
であり、この上にガイドブロック基準面研削用取付治具
21が取り付けられている。46,47はブロックであ
り、研削盤定盤48上にガイドブロック4を保持するよ
うに置かれる。ガイドレール43のセンターからガイド
ブロック4下面までの距離はガイドブロック毎に異なっ
ているため、ブロック46,47はガイドブロック4に
合わせた高さの物が使用される。ガイドブロック4は、
ガイドブロック4に取り付けられブロック内のボール循
環経路を形成するエンドプレート24、インナーサドル
基準面に取り付けられるガイドブロック基準面20を有
している。このガイドブロック4はガイドブロック基準
面研削用取付治具21のガイドレール43にガイド使用
状態と同様に取り付けられる。この例では、ガイドブロ
ック4の基準面20にはエンドプレートを取り付けてい
ない。
【0031】次に作用・動作について説明する。以上の
ように構成される直動案内機構はガイドブロック4が単
体で加工され、仕上げられたのち、ガイドブロック4の
基準側に使用する物がガイドブロック基準面研削用取付
治具21のガイドレール43に取り付けられる。ガイド
ブロック基準面研削用取付治具21はガイドレール43
の中心線が研削盤定盤48と平行になるように研削盤定
盤48上に固定されている。ガイドレール43にはガイ
ドブロック側面押え45aが取り付けられており、ガイ
ドブロック4が使用状態と同様にガイドレール43に取
り付けられた後、もう一つのガイドブロック側面押え4
5bが取り付けられる。ガイドブロック4がガイドブロ
ック基準面研削用取付治具21に取り付けられたら、ガ
イドレールセンターからガイドブロック4下面までの距
離がそれぞれ異なるガイドブロックに合わせた高さのブ
ロック46,47がガイドブロック4を保持するように
置かれる。この状態で2個のガイドブロック4の基準面
を同時に研削する。この研削加工によりガイドブロック
4の基準面20とガイドレールの中心線との寸法誤差、
すなわち、図中のh1とh2の距離の差が最小となると
ともに平行度が向上する。この結果、ガイドブロック4
をインナーサドル6に取り付け、直動案内機構を形成し
たときに直動案内機構のX軸、Y軸の直角度を向上させ
る。
【0032】実施の形態6.図15にこの発明の実施の
形態6によるボールネジナット取付面基準治具の概略構
成図を示す。図15(a)は正面図、図15(b)は側
面図である。図中A面に対するC面の直角度、A面に対
するB面の平行度は精度良く製作されている。A面、B
面はボールネジナット取付部に面当たりで取り付けるこ
とができる。図16にボールネジナット取付面基準治具
をインナーサドル6に取り付け、加工する方法を示す。
図16(a)は基準面7を加工する状態、図16(b)
はインナーサドルを90度回転させ、ナット取付部13
を加工する状態を示す。図中23はボールネジナット取
付面基準治具、6はインナーサドル、7はインナーサド
ル基準面、13,14はインナーサドルに一体にて設け
られるボールネジナット取付部、ボールネジナット取付
面基準治具23はボルト10によりボールネジナット取
付部13,14に取り付けられる。
【0033】次に作用・動作について説明する。インナ
ーサドル6の加工においては、ボールネジナット取付面
14とインナーサドル基準面7を加工したのち、インナ
ーサドルを90度回転させ、ボールネジネット取付面1
3を加工する。このとき、先に加工したボールネジナッ
ト取付部13にボールネジナット取付面基準治具23を
取り付け、ボールネジナット取付面基準治具23と機械
加工ヘッドの走りが一致するように割り出しを行うこと
により、インナーサドル基準面7とナットインナーサド
ルボールネジナット取付面14との平行度、インナーサ
ドル基準面7とボールネジナット取付面13との直角度
を精度良く加工することができる。この結果、この実施
の形態による方法で加工されたインナーサドルを組み込
むことにより直動案内機構はX軸、Y軸の直角度を向上
できる。
【0034】実施の形態7.図17はこの発明の実施の
形態7による直動案内機構のガイドブロック基準面研削
用取付治具を示す概略構成図である。図中、4はガイド
ブロック、21はガイドブロック基準面研削用取付治
具、46,47はブロックであり、ガイドブロック4を
ガイドレールの両側から支えている。その他は図14と
ほぼ同一の構成となっている。
【0035】次に作用・動作について説明する。以上の
ように構成される直動案内機構はガイドブロック4が単
体で加工され、仕上げられたのち、全てのブロックをガ
イドブロック基準面研削用取付治具21に取り付け、4
個のガイドブロック4を組み合わせ状態でガイドブロッ
ク上面を同時に研削する。この研削加工によりインナー
サドル6に取り付けられる全てのガイドブロック4の高
さ寸法の相互差が最小となる。このことにより、インナ
ーサドル6にガイドブロック4を組み付けたときのイン
ナーサドル6の傾きを最小にできる。したがって、この
実施の形態による方法で加工されたガイドブロック4を
組み込むことにより直動案内機構はX軸、Y軸のボール
ネジ取付面の移動軸に対する直角度を向上できる。
【0036】実施の形態8.図18はこの発明の実施の
形態8による直動案内機構の概略構成を示す側面図、図
19(a)は図18の直動案内機構のインナーブロック
のA矢視図、図19(b)はインナーブロックの正面図
である。図中、5はベッド、2はベッド5に取り付けら
れるガイドレール、4はガイドブロック、6はガイドブ
ロック4を相対的に固定するインナーサドル、3はテー
ブル12に取り付けられるガイドレール、9はインナー
ブロックである。
【0037】次に作用・動作について説明する。以上の
ように構成される直動案内機構はインナーブロックのB
面に対するA面の直角度を0.001程度の精度に仕上
げる。このことにより、ガイドブロック4にインナーサ
ドル6、インナーブロック9を組み付けたときにテーブ
ル12の上面の平面度を精度良く組み付けることができ
る。
【0038】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、互い
に平行に少なくとも2本配置された上部ガイドレール
と、この上部ガイドレールと同数で互いに平行に上部ガ
イドレールと直交して配置された下部ガイドレールと、
上部ガイドレールと下部ガイドレールとを互いに直交す
る部分で滑動自在に保持するガイドブロックとを有する
直動案内機構において、ガイドブロックは上部ガイドレ
ールを保持する上部ガイドブロックと下部ガイドレール
を保持する下部ガイドブロックとから構成され、上部ガ
イドブロックと下部ガイドブロックとを前記各々のガイ
ドレール取付面に平行な平面内で相対的に回転させて位
置調整を行う位置調整手段を備えたことにより、直交す
る駆動軸の直角度精度を向上できるとともに直動案内機
構にかかる予圧を適正な値に保つことができる効果があ
る。
【0039】また、ガイドブロックは上部ガイドレール
を保持する上部ガイドブロックと下部ガイドレールを保
持する下部ガイドブロックとから構成され、上部ガイド
ブロックと下部ガイドブロックとを各々のガイドレール
取付面に平行な平面内で相対的に移動させて位置調整を
行う位置調整手段を備えたことにより、直交する駆動軸
の直角度精度を向上できるとともに直動案内機構にかか
る予圧を適正な値に保つことができる効果がある。
【0040】また、ガイドブロックは上部ガイドレール
を保持する上部ガイドブロックと下部ガイドレールを保
持する下部ガイドブロックとから構成され、上部ガイド
ブロックと下部ガイドブロックとを前記各々のガイドレ
ール取付面に平行な平面内で相対的に回転させ、かつ相
対的に移動させて位置調整を行う位置調整手段を備えた
ことにより、直交する駆動軸の直角度精度を向上できる
とともに直動案内機構にかかる予圧を適正な値に保つこ
とができる効果がある。
【0041】また、互いに平行に2本配置された上部ガ
イドレールと、互いに平行に上部ガイドレールと直交し
て配置された下部ガイドレールと、上部ガイドレールと
下部ガイドレールとを互いに直交する部分で背面あわせ
で滑動自在に保持するように一体で構成されたガイドブ
ロックと、ガイドブロックの相対位置をガイドブロック
の一対の基準面で固定する基準面を有するインナーサド
ルとを備えた直動案内機構において、前記ガイドブロッ
クの基準面と前記インナーサドルの基準面との間に位置
調整部材を設けたことにより、直交する駆動軸の直角度
精度を向上できる。
【0042】また、互いに平行に2本配置された上部ガ
イドレールと、互いに平行に上部ガイドレールと直交し
て配置された下部ガイドレールと、上部ガイドレールと
下部ガイドレールとを互いに直交する部分で背面あわせ
で滑動自在に保持するように一体で構成されたガイドブ
ロックと、ガイドブロックの相対位置をガイドブロック
の一対の基準面で固定するインナーサドルとを有する直
動案内機構において、直動案内機構の使用状態と同等に
構成されたガイドブロック研削用治具により一対の基準
面を研削したガイドブロックを使用することにより、直
交する駆動軸の直角度精度を向上させる効果がある。
【0043】また、互いに平行に2本配置された上部ガ
イドレールと、互いに平行に上部ガイドレールと直交し
て配置された下部ガイドレールと、上部ガイドレールと
下部ガイドレールとを互いに直交する部分で背面あわせ
で滑動自在に保持するように一体で構成されたガイドブ
ロックと、ガイドブロックの相対位置を固定するインナ
ーサドルとを有する直動案内機構において、直動案内機
構の使用状態と同等に構成されたガイドブロック研削用
治具により上面を全数同時に研削した前記ガイドブロッ
クを使用することにより、インナサドルにガイドブロツ
クを組みつけたときのインナサドルの傾きを最小にする
ことができるので、例えば駆動軸に対するボールネジナ
ット取付面の直角度を向上させる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による直動案内機構
の概略構成を示す分解図である。
【図2】 図1の直動案内機構の上部ガイドブロックの
A矢視図である。
【図3】 図1の直動案内機構の上部ガイドブロックの
B矢視図である。
【図4】 この発明の実施の形態1による直動案内機構
の効果を説明するための要部構成図である。
【図5】 この発明の実施の形態2による直動案内機構
の概略構成を示す分解図である。
【図6】 図5の直動案内機構の上部ガイドブロックの
A矢視図である。
【図7】 製作誤差があるインナーサドルに取り付けら
れたガイドブロックの位置調整を説明するための説明図
である。
【図8】 この発明の実施の形態3による直動案内機構
の概略構成を示す分解図である。
【図9】 図8の直動案内機構の上部ガイドブロックの
A矢視図である。
【図10】 図8の直動案内機構の上部ガイドブロック
のB矢視図である。
【図11】 この発明の実施の形態4による直動案内機
構を示す概略構成図である。
【図12】 スペーサの厚みの差により修正される直角
度の測定装置概略図である。
【図13】 スペーサの厚みの差により修正される直角
度の測定結果を示す図である。
【図14】 この発明の実施の形態5による直動案内機
構のガイドブロック基準面研削用取付治具を示す概略構
成図である。
【図15】 この発明の実施の形態6によるボールネジ
ナット取付面基準治具の概略構成図である。
【図16】 ボールネジナット取付面基準治具をインナ
ーサドルに取り付け加工する方法を示す図である。
【図17】 この発明の実施の形態7による直動案内機
構のガイドブロック基準面研削用取付治具を示す概略構
成図である。
【図18】 この発明の実施の形態8による直動案内機
構の概略構成を示す側面図である。
【図19】 (a)は図18の直動案内機構のインナー
ブロックのA矢視図、(b)はインナーブロックの正面
図である。
【図20】 従来の直動案内機構を示す構成図である。
【図21】 従来の直動案内機構におけるインナーサド
ルとガイドブロックの組みつけ方法を示す説明図であ
る。
【図22】 従来の直動案内機構におけるXY直角度要
因図(1)である。
【図23】 従来の直動案内機構におけるXY直角度要
因図(2)である。
【図24】 従来の直動案内機構におけるXY直角度要
因図(3)である。
【図25】 従来の直動案内機構におけるY軸ボールネ
ジナットの傾き示す概略図である。
【図26】 従来の直動案内機構のテーブル上面平面度
要因図である。
【図27】 従来の直動案内機構のインナーブロック概
略図である。
【符号の説明】
1 直動案内機構、2 ガイドレール(Y)、3 ガイ
ドレール(X)、4ガイドブロック、5 ベッド、6
インナーサドル、7 インナーサドル基準面、8 ボル
ト、9 インナーブロック、10 ボルト、11 ボル
ト、12 テーブル、13 ナット受け部(X)、14
ナット受け部(Y)、15 ボールネジ(X)、16
ボールネジ(Y)、17 モータ、18 モータ、1
9 スペーサ、20 ガイドブロックのインナーサドル
への取付基準面、21 ガイドブロック基準面研削用取
付治具、22 インナーサドル高さ基準面、23 ボー
ルネジナット取付面基準治具、24 エンドプレート、
25 下部ガイドブロック、27 上部ガイドブロッ
ク、28 ボルト、29 ガイドブロック、30ガイド
ブロック上面、31 インナーブロック基準面、32
インナーブロック高さ基準面、33 ガイドレール固定
用ボルト、34 円筒形穴(下部ガイド上部)、35
ねじ穴(下部ガイド上部)、36 円筒形突起部(上部
ガイド下部)、37 貫通穴(上部ガイド)、38 ガ
イドブロック基準取付ねじ穴、39アリ溝(下部ガイド
上部)、40 アリ溝とはまり込む形状の突起部(上部
ガイド下部)、41 長穴(上部ガイド)、42 長円
形の溝(下部ガイド上部)、43 ガイドレール、44
ガイドレール取付架台、45 ガイドブロック側面押
え、46 ブロック、47 ブロック、48 研削盤定
盤、49 ワッシャ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに平行に少なくとも2本配置された
    上部ガイドレールと、この上部ガイドレールと同数で互
    いに平行に前記上部ガイドレールと直交して配置された
    下部ガイドレールと、前記上部ガイドレールと下部ガイ
    ドレールとを互いに直交する部分で滑動自在に保持する
    ガイドブロックとを有する直動案内機構において、前記
    ガイドブロックは前記上部ガイドレールを保持する上部
    ガイドブロックと前記下部ガイドレールを保持する下部
    ガイドブロックとから構成され、前記上部ガイドブロッ
    クと下部ガイドブロックとを前記各々のガイドレール取
    付面に平行な平面内で相対的に回転させて位置調整を行
    う位置調整手段を備えたことを特徴とする直動案内機
    構。
  2. 【請求項2】 互いに平行に少なくとも2本配置された
    上部ガイドレールと、この上部ガイドレールと同数で互
    いに平行に前記上部ガイドレールと直交して配置された
    下部ガイドレールと、前記上部ガイドレールと下部ガイ
    ドレールとを互いに直交する部分で滑動自在に保持する
    ガイドブロックとを有する直動案内機構において、前記
    ガイドブロックは前記上部ガイドレールを保持する上部
    ガイドブロックと前記下部ガイドレールを保持する下部
    ガイドブロックとから構成され、前記上部ガイドブロッ
    クと下部ガイドブロックとを前記各々のガイドレール取
    付面に平行な平面内で相対的に移動させて位置調整を行
    う位置調整手段を備えたことを特徴とする直動案内機
    構。
  3. 【請求項3】 互いに平行に少なくとも2本配置された
    上部ガイドレールと、この上部ガイドレールと同数で互
    いに平行に前記上部ガイドレールと直交して配置された
    下部ガイドレールと、前記上部ガイドレールと下部ガイ
    ドレールとを互いに直交する部分で滑動自在に保持する
    ガイドブロックとを有する直動案内機構において、前記
    ガイドブロックは前記上部ガイドレールを保持する上部
    ガイドブロックと前記下部ガイドレールを保持する下部
    ガイドブロックとから構成され、前記上部ガイドブロッ
    クと下部ガイドブロックとを前記各々のガイドレール取
    付面に平行な平面内で相対的に回転させ、かつ相対的に
    移動させて位置調整を行う位置調整手段を備えたことを
    特徴とする直動案内機構。
  4. 【請求項4】 互いに平行に2本配置された上部ガイド
    レールと、互いに平行に上部ガイドレールと直交して配
    置された下部ガイドレールと、前記上部ガイドレールと
    下部ガイドレールとを互いに直交する部分で背面あわせ
    で滑動自在に保持するように一体で構成されたガイドブ
    ロックと、前記ガイドブロックの相対位置を前記ガイド
    ブロックの一対の基準面で固定する基準面を有するイン
    ナーサドルとを備えた直動案内機構において、前記イン
    ナーサドルの基準面と前記ガイドブロックの基準面との
    間に位置調整部材を設けたことを特徴とする直動案内機
    構。
  5. 【請求項5】 互いに平行に2本配置された上部ガイド
    レールと、互いに平行に上部ガイドレールと直交して配
    置された下部ガイドレールと、前記上部ガイドレールと
    下部ガイドレールとを互いに直交する部分で背面あわせ
    で滑動自在に保持するように一体で構成されたガイドブ
    ロックと、前記ガイドブロックの相対位置を前記ガイド
    ブロックの一対の基準面で固定するインナーサドルとを
    有する直動案内機構において、直動案内機構の使用状態
    と同等に構成されたガイドブロック研削用治具により前
    記一対の基準面を研削した前記ガイドブロックを使用す
    ることを特徴とする直動案内機構。
  6. 【請求項6】 互いに平行に2本配置された上部ガイド
    レールと、互いに平行に上部ガイドレールと直交して配
    置された下部ガイドレールと、前記上部ガイドレールと
    下部ガイドレールとを互いに直交する部分で背面あわせ
    で滑動自在に保持するように一体で構成されたガイドブ
    ロックと、前記ガイドブロックの相対位置を固定するイ
    ンナーサドルとを有する直動案内機構において、直動案
    内機構の使用状態と同等に構成されたガイドブロック研
    削用治具により上面を全数同時に研削した前記ガイドブ
    ロックを使用することを特徴とする直動案内機構。
JP23404795A 1995-09-12 1995-09-12 直動案内機構 Pending JPH0976133A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008229736A (ja) * 2007-03-16 2008-10-02 Yamaha Motor Co Ltd 交差型ロボット
JP2017013151A (ja) * 2015-06-29 2017-01-19 西部電機株式会社 ワイヤ放電加工機
CN113732633A (zh) * 2021-09-22 2021-12-03 牧野机床(中国)有限公司 一种组合件的加工方法

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