JPH0975846A - 直線振動フィーダの防振機構 - Google Patents

直線振動フィーダの防振機構

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JPH0975846A
JPH0975846A JP25550795A JP25550795A JPH0975846A JP H0975846 A JPH0975846 A JP H0975846A JP 25550795 A JP25550795 A JP 25550795A JP 25550795 A JP25550795 A JP 25550795A JP H0975846 A JPH0975846 A JP H0975846A
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JP
Japan
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vibration
linear
counterweight
feeder
leaf spring
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JP25550795A
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Tomoji Araida
友二 新井田
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Shinko Electric Co Ltd
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Shinko Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 [課題] リニア振動フィーダの起動、停止時における
カウンターウエイトが大きく振動することによりトラフ
の上下流側端部で隙間をおいて接続される他の機器及び
同トラフに及ぼされる悪影響を阻止すること。 [解決手段] カウンターウエイト18と下方の板ばね
取り付けブロック22は防振用板ばね19、20により
結合されているが、これら防振用板ばね19、20とカ
ウンターウエイト21との間にばね常数が充分に小さ
く、かつ、粘性抵抗の大きい材質で成るゴム片32、3
0を介在させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は直線振動フィーダの防振
機構に関する。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】図7は従来例の直線振動
フィーダ及びこれに近接して配設される振動パーツフィ
ーダの配置例を示す側面図であるが、図において振動パ
ーツフィーダ全体として図1で示され、又これに隙間g
をおいて配設されるリニア振動フィーダ10が共通の基
台6上に配設されている。振動パーツフィーダ1は公知
のように構成され椀状のボウル3の内周壁にはスパイラ
ル状のトラックが形成され、その排出端部は直線的な排
出トラック7として構成されている。ボウル3の下方部
には捩り振動駆動部4が配設されているが、これは公知
のように構成され図示せずとも(内部にあり)ベースブ
ロックと上方部のボウル3とは等角度間隔で配設されて
いる傾斜板ばねにより結合されており、ベースブロック
にはコイルを巻装した電磁石が固定されボウル1の底部
に固定された可動コアと空隙をおいて対向している。振
動パーツフィーダ1の全体は防振ゴムによって基台6上
に設置されている。
【0003】直線振動フィーダ2はリニア振動フィーダ
とも称せられるが直線的で断面がコの字形状を有するト
ラフ10を有し、これは下方の板ばね取付ブロック17
と同トラフ10の底壁面に固定された上方板ばね取付ブ
ロック11にそれぞれ上下両端部をボルトB1 によって
固定された前後一対の傾斜板ばね12、13により結合
されている。また上方の板ばね取付ブロック11には下
方に垂下する可動コア14が固定されており、これは空
隙をおいて下方板ばね取付ブロック17に固定された電
磁石15の極面と対向している。電磁石15は電磁コイ
ル16を巻装させており、これに図示せずとも制御回路
から交流が通電されるようになっている。下方の板ばね
取付ブロック17はトラフ10より遥かに質量が大なる
カウンターウエイト21と一体的に形成されており、こ
れは下方の板ばね取付ブロック22と前後一対の傾斜板
ばね19と20により、その上下端部でボルトB2 によ
り結合されている。下方の板ばね取付ブロック22は共
通の基台6上に配設され基台ブロックDと一体的に形成
されている。
【0004】なお、図示せずとも上述の振動パーツフィ
ーダ1とリニア直線振動フィーダ2とは基台6に対して
図示しない取付部材を介してボルトにより固定されてい
るものとする。
【0005】図示せずとも振動パーツフィーダ1におい
て電磁石のコイルに通電するとボウル3は公知の捩り振
動を行ないその内部のスパイラル状のトラックに沿って
部品が搬送され所定の姿勢にして排出トラック7から空
隙gをおいてリニア直線振動フィーダ2のトラフ10に
転送される。直線振動フィーダ2もすでにコイル16に
交流が通電され可動コア14と電磁石15との間に振動
パーツフィーダと同様に交流磁気吸引力を発生し、これ
によりトラフ10はaの方向に直線振動する。従って振
動パーツフィーダ1から転送された部品はこのトラフ1
0上を一列で単層で次工程へ図において左方から右方へ
と供給される。
【0006】直線振動フィーダ2において下方板ばね取
付ブロック17は重量の大なるカウンターウエイト18
と一体的に形成されており、これは更に下方の板ばね取
付ブロック22とばね常数が小さな防振用の一対の傾斜
板ばね19、20により結合されている。このカウンタ
ーウエイト21の質量と防振用板ばね19、20のばね
常数とによって、防振効果を発揮する共振動系を形成す
る。これは上方のトラフ10と板ばね12、13とによ
って形成される共振周波数より遥かに小さい。これは理
論的に上方の駆動振動系の駆動周波数のある割合以下に
なるべく設定されている。
【0007】以上のような構成によりリニア直線振動フ
ィーダのトラフ10がaの方向に所定の振幅で振動する
ことにより板ばね12、13を介しカウンターウエイト
21に伝達される振動反動力はこのカウンターウエイト
21が柔らかい防振ばね19の撓みによる大きな振動に
よりこの振動反力が吸収されて基台6に伝達することを
防止する。よって防振効果を発揮する。
【0008】図8は以下に説明する本発明の構成に係わ
る板ばね取付ブロックの詳細を示すが上方の駆動用の板
ばね12は2枚の重ね板ばね12a、12bからなり、
これら板ばね12a、12b間にスペーサSを介挿させ
ており、また前方の板ばね12aには当て板Cを介しボ
ルトB1 をこれらの開孔に挿通し、かつねじ部を上方の
板ばね取付ブロック11のねじ孔に螺着締めつけること
により、この板ばね12の上端部は板ばね取付ブロック
11に固定され、また下端部も同様にして下方板ばね取
付ブロック17に固定される。
【0009】カウンターウエイト18にも同様に板ばね
19、20の上下両端部はボルトB2 により当て板C2
を介してカウンターウエイト21に螺着締めつけること
により固定されるのであるが、上方の駆動板ばね12、
13と同様にカウンターウエイト18とばねとの間、す
なわち本防振ばねは1枚の板ばねでなるが、このカウン
ターウエイト18の前面との間に比較的厚さの大きいス
ペーサ板S1 を介在させている。他方に於いても同様で
あるが、これによりカウンターウエイト18は防振効果
を発揮するために比較的大きなb方向への振動をするの
であるが、この振動により板ばね19、20がカウンタ
ーウエイト18に衝突しないようにしている。然るに、
この直線振動フィーダ2を何らかの目的で停止したり、
或は停止して再び再起動させたりする場合があるが、こ
の場合には防振機構を構成するカウンターウエイト2
0、柔らかい防振取付用板ばね19、20によりひとつ
の共振系を形成するがこの振動数で電源を切った時に自
由振動で通過するために大きな振動をすることになる。
これにより、上方のトラフ10は大きな振動をする。こ
れにより、上流側に配設された振動パーツフィーダ1の
直線的なトラック7との間にギャップgを形成させてい
たのが、これより大かな振動をするために、トラフ10
の下流側、上流側端部が排出トラック7に衝突すること
がある。これにより振動パーツフィーダ1は更に駆動中
であるがこれから転送される部品がこの転送部で踊り上
がって空隙bに嵌み込んで部品を破損する場合がある。
更に、大きな衝撃を受けてトラフ10の上端部に破損を
生ずることがある。更に、何らかの高さ調節手段により
調節されている場合には、この調節を乱すこともある。
【0010】
【発明が解決しようとする問題点】本発明は上述の問題
に鑑みてなされ、頻繁に起動停止を与えたとしても、こ
れにより上流側又は下流側に接続された他の振動機器に
何ら悪影響を及ぼすことのない直線振動フィーダの防振
機構を提供することを目的とする。
【0011】
【問題点を解決するための手段】以上の目的は、請求項
1の発明によれば直線的なトラフと、該トラフの下方に
配設される板ばね取付ブロックと前記トラフと前記板ば
ね取付ブロックとを結合する前後一対の傾斜駆動用板ば
ねとから成る直線振動フィーダの振動反力を基台に伝達
させないための防振機構であって、前記板ばね取付ブロ
ックと一体的なカウンターウエイトと、該カウンターウ
エイトと前記基台とを結合する一対の傾斜防振用板ばね
とを有する直線振動フィーダの防振機構において、前記
防振用板ばねと前記カウンターウエイトとの間にばね常
数が小さく粘性係数の大きい材質を介在させたことを特
徴とする直線振動フィーダの防振機構、によって達成さ
れる。
【0012】又以上の目的は、請求項2の発明によれば
直線的なトラフと、該トラフの下方に配設される板ばね
取付ブロックと前記トラフと前記板ばね取付ブロックと
を結合する前後一対の傾斜駆動用板ばねとから成る直線
振動フィーダの振動反力を基台に伝達させないための防
振機構であって、前記板ばね取付ブロックと一体的なカ
ウンターウエイトと、該カウンターウエイトと前記基台
とを結合する一対の傾斜防振用板ばねとを有する直線振
動フィーダの防振機構において、前記基台と前記カウン
ターウエイトとの間にばね常数が小さく粘性係数の大き
い材質を介在させたことを特徴とする直線振動フィーダ
の防振機構、によって達成される。
【0013】
【作用】請求項1の発明によれば、定常状態に於いて
は、トラフは所定の振幅で振動し、又その反力はカウン
ターウエイトに伝達されるのであるが、防振用板ばねの
ばね常数は十分に小さく設定されているので、カウンタ
ーウエイトは振動反力をその振動により吸収し、防振用
板ばねの下端部から基台上に振動をほとんど伝達される
ことはなく問題なく防振作用を行なう。次工程の要求、
或は前工程の要求によりその運転を停止させる場合には
従来と同様にカウンターウエイトと防振用板ばねとによ
り形成される共振系が自由振動する時に大きな振動を生
じる。しかしながら、防振用板ばねとカウンターウエイ
トの間に粘性係数の大なる材質、例えばゴムが介在され
ているので、又はこのばね常数は板ばねのばね常数より
も遥かに小さい。従って定常状態に於いて、仮にこの材
質がカウンターウエイトの振動と同等な変位をしたとし
ても防振効果には何ら影響を与えることはなく、更に上
方のトラフにも本来の作用を行なう振動に何ら悪影響を
与えることなく、駆動力を断つとカウンターウエイトは
大きな振動をせんとするが、今これと防振板ばねとの間
に介在させている粘性係数の大なる材質のために、公知
のように共振点に於いてもその振幅は低く抑えられるの
で(これは振動理論からも証明される)粘性係数が0で
あれば共振点に於いて振幅は無限大となるのであるが、
実際にはこのようなことはあり得ることはなく粘性係数
によってこのピークが小さくなり、十分に粘性係数の大
きい材質を用いればカウンターウエイトが起動時又は停
止時に大きく振動せんとしてもその共振点(自由振動)
における振幅が抑えられる。従って最上方のトラフも大
きく揺動しないのでその上流側及び下流側に接続される
他機器に対して悪影響を及ぼすことはない。
【0014】請求項2の発明によればカウンターウエイ
トと基台との間に粘性係数の比較的大きい材質を介在さ
せているが、直線振動フィーダの起動時及び停止時のカ
ウンターウエイトの大きな振動を抑制するので、従って
最上方にあるトラフの上下流端の大きな振れを防止し、
他機器への悪影響を防止することができる。
【0015】
【実施例】以下本発明の実施例について図面を参照して
説明する。
【0016】図1は本発明の第1実施例による直線振動
フィーダの防振機構を示す。図において従来例に対応す
る部分については、同一の符号を示しその詳細な説明を
省略する。即ち、本実施例の直線振動フィーダは全体と
して31で示され防振機構において防振用板ばね19、
20とカウンターウエイト18の間に断面がほゞ正方形
の柔らかい材質のゴム片32、33が介在されている。
即ちその両面は接着剤でカウンターウエイト18及び板
ばね19、20に接着されている。図2に示すように防
振用板ばね19、20の幅全体に渡って延在しており、
場合によってはこのような弾性片32、33をある間隔
を持って2本或は3本と併設させるようにしてもよい。
板ばね19、20は公知のように鋼製でなりゴム32、
33の粘性係数は遥かに大きい。またそのばね常数は板
ばね19、20に比べると遥かに小さい。
【0017】本発明の第1実施例は以上のように構成さ
れるが次にこの作用について説明する。
【0018】定常状態における上流側の振動パーツフィ
ーダ1及びリニア振動フィーダ31の作用は従来例と同
様である。リニア直線振動フィーダ31の何らかの理由
で起動又は停止させる場合には防振機構に於けるカウン
ターウエイト18を大きく振動する。なお、定常状態に
於いては、その防振作用のために防振板ばね19、20
が大きく撓む。これによりカウンターウエイト18との
間に介在されているゴム32、33のばね常数は十分小
さいので、ほとんどばね常数を増加させることなく働い
て振動する。従って防振ばねの設定条件に影響を与える
ことはない。起動または停止時においてはこの防振機構
の共振周波数でカウンターウエイトが大きく振動せんと
するがこの時には防振板ばね19、20の粘性係数が十
分に小さい。従って従来は大きな振動となっていたので
あるがゴム32、33を介在させているために、これの
たわみにより大きな粘性抵抗を生じる。これによりカウ
ンターウエイト18の従来、生じていた大きな振動を抑
え小さな振動とし、従ってこの上方に配設されるトラフ
10の揺れを小さくして上流側の振動パーツフィーダ1
に悪影響を与えることなく又、図示せずとも次工程に悪
影響を与えることはない。
【0019】図3は本発明の第2実施例による直線振動
フィーダの防振機構を示すが、図において従来例に対応
する部分においては同一の符号を記して図面を参照して
説明する。
【0020】即ち本実施例の直線振動フィーダも全体と
して41で示されるが、カウンターウエイト18とし下
方の防振板ばね取付ブロック22との間には粘性係数の
大きい板ゴム42が介在させられる。これもばね常数は
防振用板ばね19、20のばね常数に比べて十分に小さ
く、従って防振設計のためのばね常数にはほとんど影響
を与えることはない。
【0021】定常状態においては、この板ゴム42によ
り何等影響を与えられることはないが、起動及び停止時
にはカウンターウエイト18は大きな振動をせんとする
が、この時にはその粘性抵抗が大きく働いてカウンター
ウエイト18の振動を抑える。よって上方のトラフ10
の揺れを小さくして上流側、下流側への各種振動機器へ
の悪影響を阻止する。
【0022】図4は本発明の第3実施例によるリニア振
動フィーダにおける防振機構を示し、全体として51で
示される。即ち本実施例においては防振用板ばね52の
構成では板ばね53の全周面が粘性抵抗の小さく、ばね
常数の小さいゴム質54で被覆されている。これにより
防振効果を発揮させるためのばね常数は板ばね53のば
ね常数によって決定されるが直線振動フィーダ51の起
動停止時において防振のための共振周波数での自由振動
は、板ばね53を被覆しているゴム質54の粘性抵抗に
より大きな振幅を抑えられる。よって上方のトラフ10
は大きな揺れが防止され上流側より下流側に接続される
工程に悪影響を与えることはない。
【0023】図5は本発明の第5実施例による直線振動
フィーダにおける防振機構を示し、上記実施例に対応す
る部分については同一の符号を付して図面を参照して説
明する。
【0024】即ち、本実施例に於いては直線振動フィー
ダは61として示され、防振機構における板ばね20
(前方の板ばね19に関しても同様)とカウンターウエ
イト18との間には第1実施例と同様にばね常数は小さ
く粘性抵抗が大きい断面が長方形のゴム片62が介在さ
れている。これの前面と板ばね20との間には隙間g1
が形成されている。このg1 は厳密な値でなくてもよい
が定常状態に於けるトラフ10の振動時においてはカウ
ンターウエイト18は防振用板ばね19、20のたわみ
により振動するが、この振動時には板ばね20がゴム片
62に衝接することはなく起動及び停止時にカウンター
ウエイト18が大きく振動する時に初めて当接し、かつ
圧縮されてその粘性抵抗力を発揮して大きな振動を防止
し、上方のトラフ10は大きく揺れることを防止する。
【0025】図6は、本発明の第5実施例による直線振
動フィーダにおける防振機構を示し、直線振動フィーダ
全体は62で示され、上記実施例に対応する部分につい
ては上述の上記実施例と同符号を付して説明する。即
ち、本実施例においてはカウンターウエイト18と下方
の板ばね取付ブロック22との間に合成樹脂でなる袋体
に粘性抵抗の大きい(一般に油は粘性抵抗が大きい。従
ってオイルダンパとしても広く用いられているが)オイ
ル65が充填されている。このような袋体63もばね常
数は十分小さく、粘性抵抗は十分に大きい媒体として働
く。従って上記実施例と同様な作用効果を奏するもので
ある。
【0026】以上本発明の各実施例について説明した
が、勿論、本発明はこれらに限定されることなく、本発
明の技術的思想に基いて種々の変形が可能である。
【0027】例えば、以上の第5実施例においては、カ
ウンターウエイト18と下方の板ばね取付ブロック22
との間にオイルを充填させた袋体63を介在させたが、
これを前後一対の傾斜防振用板ばね19、20とカウン
ターウエイト18の間に配設させるようにしてもよい。
【0028】又、以上の実施例においては粘性抵抗の大
きい材質を防振用板ばね19、20とカウンターウエイ
ト18との間、又はカウンターウエイト18と下方の板
ばね取付ブロック22との間にも配設させるようにした
が、これら両者に何れか(ゴム、オイル入り袋体)を設
けるようにしてもよい。
【0029】又、小さなコイルばねをゴム材の中に埋め
込んだ所謂「エリゴ」と言われる商品名で販売されてい
る防振ゴム体があるがこのようなゴム体と同構造ではあ
るが小規模のものを防振用板ばねとカウンターウエイト
又はカウンターウエイトと板ばね取付ブロックの間に軸
方向を振動方向に揃えて複数個を介在させるようにして
もよい。
【0030】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の直線振動フ
ィーダにおける防振機構によれば、従来の直線振動フィ
ーダの構成をほとんど変更させることなく、その起動時
及び停止時における大きな振動を抑制し、よって上流
側、特に振動パーツフィーダとの小さな隙間にも拘らず
それへの悪影響を防止し、また次工程へのトラフの大き
な揺れによる悪影響を阻止することができ、起動、停止
を何回と繰り返してもこのリニア振動フィーダを中心と
するプロセスを円滑に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の直線振動フィーダにおけ
る防振機構の側面図である。
【図2】同正面図である。
【図3】本発明の第2実施例による直線振動フィーダの
部分破断側面図である。
【図4】本発明の第3実施例による直線振動フィーダに
おける防振機構の一部拡大破断側面図である。
【図5】本発明の第5実施例による直線振動フィーダに
おける両部の拡大側面図である。
【図6】本発明の第5実施例による直線振動フィーダに
おける防振両部の拡大側面図でる。
【図7】従来例の直線振動フィーダとこれに近接して配
設される振動パーツフィーダの側面図である。
【図8】同従来例における板ばね取付部分の拡大側面図
である。
【符号の説明】
31 リニア振動フィーダ 32 ゴム片 33 ゴム片 41 リニア振動フィーダ 42 板ゴム 51 リニア振動フィーダ 52 板ばね 61 リニア振動フィーダ 62 ゴム片 63 袋体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直線的なトラフと、該トラフの下方に配
    設される板ばね取付ブロックと前記トラフと前記板ばね
    取付ブロックとを結合する前後一対の傾斜駆動用板ばね
    とから成る直線振動フィーダの振動反力を基台に伝達さ
    せないための防振機構であって、前記板ばね取付ブロッ
    クと一体的なカウンターウエイトと、該カウンターウエ
    イトと前記基台とを結合する一対の傾斜防振用板ばねと
    を有する直線振動フィーダの防振機構において、前記防
    振用板ばねと前記カウンターウエイトとの間にばね常数
    が小さく粘性係数の大きい材質を介在させたことを特徴
    とする直線振動フィーダの防振機構。
  2. 【請求項2】 直線的なトラフと、該トラフの下方に配
    設される板ばね取付ブロックと前記トラフと前記板ばね
    取付ブロックとを結合する前後一対の傾斜駆動用板ばね
    とから成る直線振動フィーダの振動反力を基台に伝達さ
    せないための防振機構であって、前記板ばね取付ブロッ
    クと一体的なカウンターウエイトと、該カウンターウエ
    イトと前記基台とを結合する一対の傾斜防振用板ばねと
    を有する直線振動フィーダの防振機構において、前記基
    台と前記カウンターウエイトとの間にばね常数が小さく
    粘性係数の大きい材質を介在させたことを特徴とする直
    線振動フィーダの防振機構。
  3. 【請求項3】 前記材質はゴム又はスポンジである請求
    項1又は2に記載の直線振動フィーダの防振機構。
JP25550795A 1995-09-07 1995-09-07 直線振動フィーダの防振機構 Pending JPH0975846A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002227920A (ja) * 2001-02-02 2002-08-14 Akashi Corp 除振装置
JP2009029597A (ja) * 2007-07-30 2009-02-12 Shinko Electric Co Ltd 部品搬送装置
CN105478331A (zh) * 2016-01-21 2016-04-13 河北科技大学 多种振动形式的机械振动平台

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