JPH0975400A - 床部起伏機構を備えたベッドにおける床部の屈曲位置調節機構 - Google Patents

床部起伏機構を備えたベッドにおける床部の屈曲位置調節機構

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JPH0975400A
JPH0975400A JP7237970A JP23797095A JPH0975400A JP H0975400 A JPH0975400 A JP H0975400A JP 7237970 A JP7237970 A JP 7237970A JP 23797095 A JP23797095 A JP 23797095A JP H0975400 A JPH0975400 A JP H0975400A
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智 山本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用者の体格如何に係わらず、床部の屈曲箇
所を使用者の身体に適合できるようにする。 【解決手段】 膝に対応する膝床11と脚に対応する脚
床12に分割し、膝床11と脚床12とを連動起伏させ
る構成とする。前記膝床11を、第1、第2の膝床11
a、11bに分割して、第1、第2膝床11a、11b
のうち、脚床12に隣合う方の第2膝床11bに、第1
ヒンジ13と第2ヒンジ14とを選択的に拘束するスラ
イド軸体15を設け、前記第2膝床11bを隣合う第1
膝床11aまたは脚床12のうちの一方と連動起伏させ
る構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、床部起伏機構を備えた
ベッドにおいて、床部の屈曲位置を調節できるようにし
て、使用者の体格如何に係わらず、床部の屈曲箇所を使
用者の身体に適合できるようにした、床部起伏機構を備
えたベッドにおける床部の屈曲位置調節機構に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】最近のベッドは、床部起伏機構を備えた
ものが多く、使用者は背上げ、脚上げによって所望の姿
勢で仰臥できるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、背上げ、脚上
げをするために、床部1を複数個に分割して屈曲可能に
構成しているので、床部1の屈曲箇所2、3に使用者の
腰部や関節と適合していないと、前記屈曲箇所2、3で
腰部や関節以外の身体部位を支えることになり、極端な
場合は、ふくらはぎに床部1の屈曲箇所3があたり、下
肢部が浮き上がってしまい、快適性が損なわれることに
なる(図10参照)。本発明は以上のような不具合を改
善するために提案されたもので、床部の屈曲位置を調節
できるようにして、使用者の体格如何に関わらず床部の
屈曲箇所を使用者の身体に適合できるようにした、床部
起伏機構を備えたベッドにおける床部の屈曲位置調節機
構を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
ために、本発明は、床部起伏機構を備えたベッドにおけ
る床部の屈曲位置調節機構であって、前記床部は、少な
くとも第1の分割床、第2の分割床、第3の分割床を順
次屈曲可能に連結構成したものであり、前記第2分割床
に、第1分割床、または第3分割床とのいずれかの連結
箇所を選択的に拘束する選択的拘束機構を設けて、第2
分割床と隣合う第1分割床および第3分割床の一方と一
体的に起伏動作させる構成としたことを特徴とする。ま
た本発明は、床部起伏機構を備えたベッドにおける床部
の屈曲位置調節機構であって、前記床部は、少なくとも
第1の分割床、第2の分割床、第3の分割床を順次屈曲
可能に連結構成したものであり、これら床部の連結箇所
におけるそれぞれの床部端面に軸受を設け、前記第2分
割床にスライド軸体を設けて、このスライド軸体を第1
分割床における軸受または第3分割床における軸受に選
択的に挿通して、前記双方の連結箇所のうちの一方側の
連結箇所を拘束すると共に、他方側の連結箇所を屈曲自
在としたことを特徴とする。
【0005】
【作用】使用者の体格に応じて、両端面に連結箇所を有
する第2分割床と、第1分割床側または第3分割床側と
のいずれかの連結箇所を選択的に拘束することで、屈曲
箇所を変えることができる。
【0006】
【実施例】次に、本発明にかかる床部起伏機構を備えた
ベッドにおける床部の屈曲位置調節機構について、一実
施例を挙げ、添付の図面に基づいて以下説明する。図1
に床部起伏機構を備えたベッドにおける床部10を示
し、この床部10は膝に対応する膝床11と脚に対応す
る脚床12に分割すると共に、床部10の幅方向両端面
近傍において、第1のヒンジ13により屈曲可能に順次
連結したものであり、かかる膝床11と脚床12とを連
動起伏させるようにした、脚上げ機構(図示省略)を備
えている。前記膝床11は、第1、第2の膝床11a、
11bに分割され、第2のヒンジ14により床部10の
幅方向両端面近傍において、屈曲可能に連結されてい
る。
【0007】前記第1、第2膝床11a、11bのう
ち、脚床12に隣合う方の第2膝床11bには、連結箇
所である第1ヒンジ13と第2ヒンジ14とを選択的に
拘束する選択的拘束機構であるスライド軸体15が設け
られ、前記第2膝床11bを隣合う第1膝床11aまた
は脚床12のうちの一方と連動起伏させる構成としたも
のである。
【0008】前記スライド軸体15は、図3に示すよう
に第2膝床11b内において、第1ヒンジ13と第2ヒ
ンジ14近傍の、第1、第2膝床11a、11bおよび
脚床12の相対する端面に形成した切欠部(後述)内側
に設けた軸受16に進退自在に挿通した可動軸17と、
これら可動軸17を連結する、一対の支持軸18a、1
8bとを有している。前記可動軸17は、少なくとも、
第1膝床11aと第2膝床11bとを挿通する際、端部
が脚床12の切欠部から離脱した寸法にあること、一
方、第2膝床11bと脚床12とを挿通する際、端部が
第1膝床11aの切欠部から離脱した寸法に設定してあ
る。また、かかる可動軸17のうち、一つは一対の支持
軸18a、18bに連結パイプ19a、19bを介して
回動自在に装着すると共に、可動軸17に径方向に突出
するように抜け止め用のピン20a、20bを装着して
いる(図4参照)。さらに、かかる可動軸17の中央部
には、可動軸17を連結パイプ19a、19bに対して
軸廻りに回動操作するための操作レバー21を植設して
いる。そして、前記操作レバー21は、第2膝床11b
の床部10幅方向端面に形成した略コ型形状のガイド溝
22から突出すると共に、ガイド溝22に沿って移動可
能としている(図2参照)。
【0009】前記スライド軸体15の可動軸17を挿通
するための軸受16は、図5に示すように、第2膝床1
1bを初めとして第1膝床11aおよび脚床12の第1
ヒンジ13、第2ヒンジ14が設けられる端面の近傍に
形成した切欠部23の内側に設けられている。この切欠
部23には内側に折り込み形成した軸受16の取付縁2
4a、24bが設けられている。前記軸受16は、PO
M等の自己潤滑性のある、強度の高いエンジニアリング
プラスチックからなり、中心に可動軸17の外径に対応
する寸法の挿通孔16aが形成され、両側に前記切欠部
23における取付縁24にねじ止めするようにした、固
定枠16bを有している。また、第1膝床11aおよび
脚床12における前記可動軸17の両端部がもたらされ
る位置において、軸受16は、第1膝床11aおよび脚
床12の上面裏側に逆さに取り付けている(図6参
照)。
【0010】以上のような構成の床部起伏機構を備えた
床部10において、使用者の体格に応じて、使用者の膝
裏の関節部に第1、第2膝床11a、11bおよび脚床
12を連結する第1ヒンジ13または第2ヒンジ14の
位置がもたらされるように調節する。すなわち、スライ
ド軸体15の操作レバー21をもってガイド溝22に沿
ってスライド軸体15を操作レバー21がガイド溝22
の両端側に至るまで移動させるようにする。すると、可
動軸17の端部は、第1膝床11aか、脚床12におけ
る軸受16に至る。
【0011】前記可動軸17の端部が第1膝床11a側
の軸受16に至った場合は、第1膝床11aと第2膝床
11bとを連結する第2ヒンジ14を拘束し、前記可動
軸17の他端部は、脚床12の第1ヒンジ13が設けら
れる端面における切欠部23から離脱するので、前記第
1ヒンジ13は、フリー状態となり、脚上げ機構を動か
したときは、第2膝床11bと脚床12とを連結する第
1ヒンジ13を屈曲箇所として第1膝床11aと第2膝
床11b、および脚床12が連動起伏する(図7、図9
参照)。
【0012】一方、前記可動軸17の端部が脚床12に
おける軸受16に至った場合は、第2膝床11bと脚床
12とを連結する第1ヒンジ13を拘束する一方、可動
軸17の他端部は、第1膝床11aの端面における切欠
部23から離脱するので第2ヒンジ14はフリー状態と
なり、脚上げ機構を動かしたときは、第1膝床11aと
第2膝床11bとを連結する第2ヒンジ14を屈曲箇所
として第1膝床11aと第2膝床11b、および脚床1
2が連動起伏することとなる(図8参照)。このよう
に、屈曲箇所を使用者の体格によって切り換え、調節す
ることができ、操作方法も簡単であるので使い勝手に優
れるベッドを提供することができる。
【0013】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、使用者の
体格如何に係わらず、簡単な構造で、しかも操作性もよ
く、床部の屈曲位置を調節できるので、床部の屈曲箇所
を使用者の身体に適合させることができ、使い勝手にす
ぐれた優れたベッドであるということができる。
【0014】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる床部起伏機構を備えたベッドに
おける床部の屈曲位置調節機構の一例を示す平面説明図
である。
【図2】図1に示す床部、および床部の屈曲位置調節機
構を示す概略的な側面説明図である。
【図3】図1に示す床部の屈曲位置調節機構の全体平面
説明図である。
【図4】図3に示す屈曲位置調節機構の分解斜視説明図
である。
【図5】図3に示す屈曲位置調節機構の取り付け構成を
示した要部分解斜視説明図である。
【図6】図3に示す屈曲位置調節機構の取り付け構造を
示した拡大斜視説明図である。
【図7】本発明にかかる床部起伏機構を備えたベッドに
おける床部の屈曲位置調節機構の作用を説明するための
要部斜視説明図である。
【図8】本発明にかかる床部起伏機構を備えたベッドに
おける床部の屈曲位置調節機構の作用を説明するための
要部斜視説明図である。
【図9】本発明にかかる屈曲位置調節機構の操作手段の
機能を説明するための拡大斜視説明図である。
【図10】従来の床部起伏機構を備えたベッドにおける
床部の問題点を示した、要部側面説明図である。
【符号の説明】
10 床部 11 膝床 11a 第1膝床 11b 第2膝床 12 脚床 13 第1ヒンジ 14 第2ヒンジ 15 スライド軸体 16 軸受 16a 挿通孔 16b 固定枠 17 可動軸 18a、18b 支持軸 19a、19b 連結パイプ 20a、20b ピン 21 操作レバー 22 ガイド溝 23 切欠部 24a、24b 取付縁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床部起伏機構を備えたベッドにおける
    床部の屈曲位置調節機構であって、前記床部は、少なく
    とも第1の分割床、第2の分割床、第3の分割床を順次
    屈曲可能に連結構成したものであり、前記第2分割床
    に、第1分割床、または第3分割床とのいずれかの連結
    箇所を選択的に拘束する選択的拘束機構を設けて、第2
    分割床と隣合う第1分割床および第3分割床の一方と一
    体的に起伏動作させる構成としたことを特徴とする床部
    起伏機構を備えたベッドにおける床部の屈曲位置調節機
    構。
  2. 【請求項2】 床部起伏機構を備えたベッドにおける
    床部の屈曲位置調節機構であって、前記床部は、少なく
    とも第1の分割床、第2の分割床、第3の分割床を順次
    屈曲可能に連結構成したものであり、これら床部の連結
    箇所におけるそれぞれの床部端面に軸受を設け、前記第
    2分割床にスライド軸体を設けて、このスライド軸体を
    第1分割床における軸受または第3分割床における軸受
    に選択的に挿通して、前記双方の連結箇所のうちの一方
    側の連結箇所を拘束すると共に、他方側の連結箇所を屈
    曲自在としたことを特徴とする床部起伏機構を備えたベ
    ッドにおける床部の屈曲位置調節機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009082396A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Platz:Kk リクライニング式ベッド

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