JPH0975144A - 回転ハンガー装置 - Google Patents

回転ハンガー装置

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JPH0975144A
JPH0975144A JP23739595A JP23739595A JPH0975144A JP H0975144 A JPH0975144 A JP H0975144A JP 23739595 A JP23739595 A JP 23739595A JP 23739595 A JP23739595 A JP 23739595A JP H0975144 A JPH0975144 A JP H0975144A
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JP
Japan
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hanger
frame
rail
view
hanger frame
Prior art date
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JP23739595A
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English (en)
Inventor
Koshi Oda
耕嗣 小田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 奥行き方向の長さを短くして押入れやクロー
ゼット等の収納凹所内に納めることができる。 【解決手段】 直線レール部4に位置した状態で直線レ
ール部4に対して平面視で斜めにクロスするハンガーフ
レーム6に該ハンガーフレーム6に対してハンガー50
を平面視でクロスして吊り下げるように支持するための
ハンガー支持部8をハンガーフレーム6の長手方向に複
数個設ける。複数のハンガー支持部8のうち環状レール
5よりも外側に飛び出した方のハンガーフレーム6端部
に位置するハンガー支持部8に支持したハンガー50の
外側端部の描く移動軌跡Mが、収納凹所1の横幅方向と
平行な2本の仮想線に対して各々2点で接するように、
収納凹所1の幅方向に対して直線レール部4が平面視で
傾斜するように取付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洋服を吊り下げて
収納する回転ハンガー装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から収納凹所内の天井部や仕切り棚
等の取付け基体の下面に対向する半円弧状レール部3の
端部間を直線レール部4で連続させた構成の環状レール
5を取付け、環状レール5に複数のハンガーフレーム6
を環状レール5に沿って移動自在に吊り下げると共に複
数のハンガーフレーム6間を連結部材により連結したも
のが知られている。そして、ハンガーフレーム6は図1
8に示すように、環状レール5に対して直交して移動す
るように吊り下げてあった。そして、ハンガーフレーム
6にはハンガーフレーム6に対して直交してハンガーを
吊り下げるようにしていた。
【0003】また、他の従来例にあっては、ハンガーフ
レームが直線レール部に来た際に直線レール部と平行と
なるように吊り下げてある。そして、この従来例にあっ
ては、ハンガーフレームに対して直交してハンガーを吊
り下げていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前者の従来
例にあっては、環状レール5に対して直交するハンガー
フレーム6に対して直交してハンガーを吊り下げ、この
ハンガーに衣服を吊り下げるため、衣服は環状レール5
の直線レール部4と平行に奥行き方向に複数列吊り下げ
られることになる。ところが、このものにおいては、前
方に人が立って衣服を見たり、衣服を選んで取り出した
り、あるいはハンガー掛けを行ったりする際に、最前列
に位置する衣服は衣服の前面が全て見えて取り出した
り、ハンガー掛けも容易に行えるが、2列目以降の衣服
は最前列の衣服に邪魔されて見えにくく、また、取り出
したり、ハンガー掛けをするのが面倒であり、衣服の選
択がしにくく、また、ハンガー掛けもしにくくなるもの
である。特に、後ろ側に位置するハンガーに掛けた衣服
は、柄などを目で見て選択しにくく、取り出したり、ハ
ンガー掛けをするのが極めて面倒である。
【0005】また、後者の従来例にあっては、環状レー
ルに対して平行するハンガーフレームに対して直交して
ハンガーを吊り下げ、このハンガーに衣服を吊り下げる
ため、衣服は環状レールの直線レール部と直交する方向
に複数列吊り下げられることになる。ところが、このも
のにおいては、前方に人が立って衣服を見たり、衣服を
選んで取り出したり、あるいはハンガー掛けを行ったり
する際に各衣服は側端面のみが見えるだけで、衣服の選
択がしにくく、また、取り出したり、ハンガー掛けをす
るのがしにくいという問題がある。
【0006】そこで、本発明者は、本発明に到る過程
で、図16に示すように、ハンガーフレーム6をハンガ
ーフレーム6が直線レール部4に位置した状態で直線レ
ール部4に対して平面視で斜めにクロスするようにハン
ガーフレーム6を環状レール5に吊り下げることを考え
た。図中50はハンガーを示している。これだと、図1
7のようにハンガー50に掛けた衣服9の側端部と隣の
衣服9の側端部との間にAで示す段部が生じ、正面側か
ら見た場合に、このAで示す段部の分だけ衣服の前面の
一部が見えることになって柄などの選択がし易く、ま
た、段部Aが生じるため、取り出しやハンガー掛けがし
易くなるものである。
【0007】ところが、図18の従来例や、ハンガーフ
レームが直線レール部に来た際に直線レール部と平行と
なるように吊り下げた従来例にあっては、ハンガーの描
く最大の移動軌跡は例えば図16の想像線のようになっ
て、奥行き方向にデッドスペースなど生じないが、図1
6のように、ハンガーフレーム6をハンガーフレーム6
が直線レール部4に位置した状態で直線レール部4に対
して平面視で斜めにクロスするようにハンガーフレーム
6を環状レール5に吊り下げた場合、環状レール5より
も外側に飛び出した方のハンガフレーム6端部に吊り下
げたハンガー50の外側端部の描く移動軌跡は、図16
のMで示すようになり、Bで示す部分が正面側及び背面
側にそれぞれ飛び出し、このため、図16のCで示す奥
行き長さが長くなるという問題がある。
【0008】本発明の課題は上記の問題点を解決するこ
とにあり、吊り下げた複数の衣服が見やすくて選択がし
易く、取り出しやハンガー掛けがし易いようにしたもの
において、奥行き方向の長さを短くして押入れやクロー
ゼット等の収納凹所内に納めることができる回転ハンガ
ー装置を提供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の従来例の問題点を
解決するため、本発明の回転ハンガー装置は、収納凹所
1内の天井部や仕切り棚等の取付け基体2の下面に対向
する半円弧状レール部3の端部間を直線レール部4で連
続させた構成の環状レール5を取付け、環状レール5に
複数のハンガーフレーム6を環状レール5に沿って移動
自在に吊り下げると共に複数のハンガーフレーム6間を
連結部材7により連結し、各ハンガーフレーム6をハン
ガーフレーム6が直線レール部4に位置した状態で直線
レール部4に対して平面視で斜めにクロスするようにハ
ンガーフレーム6を環状レール5に吊り下げたものにお
いて、このように直線レール部4に位置した状態で直線
レール部4に対して平面視で斜めにクロスするハンガー
フレーム6に該ハンガーフレーム6に対してハンガー5
0を平面視でクロスして吊り下げるように支持するため
のハンガー支持部8をハンガーフレーム6の長手方向に
複数個設け、該複数のハンガー支持部8のうち環状レー
ル5よりも外側に飛び出した方のハンガーフレーム6端
部に位置するハンガー支持部8に支持したハンガー50
の外側端部の描く移動軌跡Mが、収納凹所1の横幅方向
と平行な2本の仮想線L1 、L2 に対して各々2点で接
するように、収納凹所1の幅方向に対して直線レール部
4が平面視で傾斜するように取り付けて成ることを特徴
とするものであって、直線レール部4に位置した状態で
直線レール部4に対して平面視で斜めにクロスするハン
ガーフレーム6に該ハンガーフレーム6に対してハンガ
ー50を平面視でクロスして吊り下げるように支持する
ためのハンガー支持部8をハンガーフレーム6の長手方
向に複数個設けることで、衣服9の側端部と隣の衣服9
の側端部との間にAで示す段部が生じ、正面側から見た
場合に、このAで示す段部の分だけ衣服9の前面の一部
が見えることになって柄などの選択がし易く、また、段
部Aが生じるため、取り出しやハンガー掛けがし易やす
くなり、更に、複数のハンガー支持部8のうち環状レー
ル5よりも外側に飛び出した方のハンガーフレーム6端
部に位置するハンガー支持部8に支持したハンガー50
の外側端部の描く移動軌跡が、収納凹所1の横幅方向と
平行な2本の仮想線L1 、L2 に対して各々2点で接す
るように、収納凹所1の幅方向に対して直線レール部4
が平面視で傾斜するように取り付けることで、奥行き方
向の設置長さを短くできるようになる。
【0010】また、ハンガー支持部8がハンガー50を
平面視でハンガーフレーム6に対して斜めにクロスして
吊り下げるものであることも好ましく、このような構成
とすることで、奥行き方向の設置長さをより短くできる
ようになる。また、ハンガーフレーム6の両端部にそれ
ぞれハンガーフレーム6に交差する方向で且つ両端部で
互いに逆方向の突出関係となるように突出部10を突出
し、該突出部10に連結部材連結部12を設け、連結部
材7の両端部を隣合うハンガーフレーム6の連結部材連
結部12に環状レール5に走行自在に取付けたランナー
11の軸部11aを介して回動自在に連結して成ること
を特徴とすることも好ましく、このようにすることで、
簡単な構成でハンガーフレーム6を同士を連結部材7を
介して連結するともに直線レール部4に対して斜めにク
ロスするように取付けることができるようになる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明を添付図面に示す実施
形態に基づいて説明する。収納凹所1内の天井部や仕切
り棚等の取付け基体2の下面には環状レール5が取付け
てある。この環状レール5は対向する半円弧状レール部
3の端部間を直線レール部4で連続させた構成となって
いる。
【0012】環状レール5には複数のハンガーフレーム
6が環状レール5に沿って移動自在に吊り下げてあり、
また、複数のハンガーフレーム6は隣合うハンガーフレ
ーム6同士が連結部材7により連結してある。ハンガー
フレーム6は図2、図13等に示すように、下フレーム
材13と上フレーム材14との一端部同士を略C字状を
した端部枠材15により連結し、また、下フレーム材1
3と上フレーム材14との他端部同士を縦枠材16によ
り連結してあって、該縦枠材16の下部は下フレーム材
13よりも下方に突出していて取手部17となってい
る。
【0013】補助フレーム40は図14に示すように、
両端部にそれぞれ長手方向に交差する方向で且つ両端部
で互いに逆方向の突出関係となるように略コ字状をした
突出部10を突出してあり、突出部10の突出先端部に
はハンガーフレーム連結部12aが設けてあり、また、
連結部材7の両端部の突出部10の突出基部に連結部材
連結部12が設けてある。補助フレーム40は両端部の
突出部10の先端部をハンガーフレーム6の両端部には
め込んで図13に示すようにハンガーフレーム連結部1
2a部分でボルト41により固着してあり、このことよ
りハンガーフレーム6の両端部にそれぞれハンガーフレ
ーム6に交差する方向で且つ両端部で互いに逆方向の突
出関係となるように突出部10を突出した状態となる。
隣合うハンガーフレーム6の端部の突出部10同士は連
結部材7により回動自在に連結してあるが、この突出部
10の連結材連結部12部分において連結部材7を回動
自在に連結するに当たり環状レール5に移動自在に取付
けたランナー11の軸部11aにより回動自在に連結す
るものである。
【0014】そして、両端部に設けた突出部10が互い
に逆方向に突出していて、この突出部10部分にランナ
ー11の軸部11aを取付けるので、各ハンガーフレー
ム6をハンガーフレーム6が直線レール部4に位置した
状態で直線レール部4に対して平面視で斜めにクロスす
るようにハンガーフレーム6を環状レール5に吊り下げ
ることができるのである。
【0015】ここで、図1、図10に示すように、ハン
ガーフレーム6の上記した取手部17を有する方の端部
が平面視で環状レール5より外方に突出しているもので
ある。このように直線レール部4に位置した状態で直線
レール部4に対して平面視で斜めにクロスするハンガー
フレーム6の下フレーム材13には、該ハンガーフレー
ム6に対してハンガー50を平面視でクロスして吊り下
げるように支持するためのハンガー支持部8がハンガー
フレーム6の長手方向に複数個設けてある。ハンガー支
持部8は図13(a)に示す実施形態においては断面U
字状をしており、該断面U字状のハンガー支持部8の軸
芯が下フレーム材13に対して傾斜してクロスするよう
になっている。したがって、このハンガー支持部8にハ
ンガー50を吊り下げ支持した場合、ハンガー50は図
1のようにハンガーフレーム6及び直線レール部4に対
して平面視で斜めに傾斜した状態となり直線レール部4
からハンガー50の外側端部までの距離を短くすること
ができるものである。
【0016】ところで、上記複数のハンガー支持部8の
うち環状レール5よりも外側に飛び出した方のハンガー
フレーム6端部に位置するハンガー支持部8に支持した
ハンガー50の外側端部の描く移動軌跡Mは図1の想像
線で示すようになり、上記移動軌跡MのうちBで示す部
分が他の部分に比べて前後方向(奥行き方向)に凸とな
る。このため、環状レール5の直線レール部4を環状レ
ール5を配設する収納凹所1の幅方向(収納凹所1を正
面からみて左右方向)と平行となるように配置すると、
図16のように上記Bで示す部分を納めるため奥行き方
向の長さが長くなることになる。そこで、本発明にあっ
ては、図1に示すように環状レール5よりも外側に飛び
出した方のハンガーフレーム6端部に位置するハンガー
支持部8に支持したハンガー50の外側端部の描く移動
軌跡Mが、収納凹所1の横幅方向と平行な2本の仮想線
1 、L2 に対して各々2点で接するように、収納凹所
1の幅方向に対して直線レール部4が平面視で傾斜する
ように取り付けてある。
【0017】ちなみに、環状レール5の直線レール部4
を環状レール5を配設する収納凹所1の幅方向(収納凹
所1を正面からみて左右方向)と平行となるように配置
した場合に前後に必要な長さが800mmの場合、移動
軌跡Mが収納凹所1の横幅方向と平行な2本の仮想線L
1 、L2 に対して各々2点で接するように収納凹所1の
幅方向に対して直線レール部4が平面視で傾斜するよう
に取り付けると、前後に必要な長さを757mmにする
ことができる。この結果、押入れやクローゼット等の収
納凹所1の奥行きの短いものにおいても回転ハンガー装
置を装備することが可能となるのである。
【0018】環状レール5を収納凹所1内の天井部や仕
切り棚等の取付け基体2の下面に取付けるには、取付け
基体2の下面部の根太38に取付け金具30をねじのよ
うな固着具により取付け、該取付け金具30に環状レー
ル5を取付けるものである。ここで、取付け金具30は
帯板状をした固定片31の両端部にコ字状をした把持片
32を一体に形成して構成したものである。そして取付
け金具30を取付け基体2に設けられた根太38に沿っ
て左右に一対取付ける。
【0019】一方、環状レール5の前後の直線レール部
4の両端部の上面部にはそれぞれ外側方に向けて嵌め込
み部33を突設してある。嵌め込み部33は添付図面に
示す実施形態においては断面L状をした金具により構成
してある。嵌め込み部33の長さは把持片32の横幅の
2倍以上に設定してあり、直線レール部4の両端部に設
けた嵌め込み部33の各中央部間の距離は、上記取付け
基体2の下面に左右一対取付けた取付け金具30の中部
間の距離に等しい。また、図15に示すように、嵌め込
み部33の一方の端部は傾斜していて傾斜案内部34と
なっている。
【0020】しかして、環状レール5の取付けに当たっ
ては、まず、図5(a)のように直線レール部4の一方
の端部側の嵌め込み部33の先端の傾斜案内部34を一
方の取付け金具30の把持片32の側部に対向させた状
態で、図5(a)の矢印方向に環状レール5を移動して
一方の嵌め込み部33を傾斜案内部34をガイドとして
取付け金具30の把持片32内に嵌め込み、該嵌め込み
部33を把持片32内に充分深くはめ込んで、図5
(b)に示すように、他端部に設けた嵌め込み部33を
他方の取付け金具30の把持片32の側部に対向させ、
次に、図5(b)の矢印方向に環状レール5を移動して
他方の嵌め込み部33を傾斜案内部34をガイドとして
他方の取付け金具30の把持片32内に嵌め込むもので
あり、この場合、両嵌め込み部33がいずれも両取付け
金具30の把持片32内に嵌まり込んだ状態で環状レー
ル5の移動を停止し、この状態で、図8のように把持片
32の縦片に設けたねじ孔に固定ビス35を螺合して固
定ビス35を嵌め込み部33に押圧して固定するもので
ある。更に、上記のようにして環状レール5を取付けた
状態で、図9のように直線レール部4の中間部に設けた
固定片部36をねじ具のような固着具37により取付け
基体2の下面中央部の根太38に固着するものである。
【0021】上記のようにして環状レール5を取付ける
のであるが、該環状レール5にはすでに述べたように、
複数のハンガーフレーム6を環状レール5に沿って移動
自在に吊り下げると共に複数のハンガーフレーム6間を
連結部材7により連結し、各ハンガーフレーム6をハン
ガーフレーム6が直線レール部4に位置した状態で直線
レール部4に対して平面視で斜めにクロスするようにハ
ンガーフレーム6を環状レール5に吊り下げてあるの
で、該ハンガーフレーム6に衣服9を吊り下げたハンガ
ー50を吊り下げ支持させると、図17に示すように、
隣合う衣服9の側端部は衣服9の側端部と隣の衣服9の
側端部との間にAで示す段部が生じ、正面側から見た場
合に、このAで示す段部の分だけ衣服9の前面の一部が
見えることになって柄などの選択がし易く、また、段部
Aが生じるため、取り出しやハンガー掛けがし易くなる
ものである。
【0022】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の発明にあって
は、上記のように、収納凹所内の天井部や仕切り棚等の
取付け基体の下面に対向する半円弧状レール部の端部間
を直線レール部で連続させた構成の環状レールを取付
け、環状レールに複数のハンガーフレームを環状レール
に沿って移動自在に吊り下げると共に複数のハンガーフ
レーム間を連結部材により連結し、各ハンガーフレーム
をハンガーフレームが直線レール部に位置した状態で直
線レール部に対して平面視で斜めにクロスするようにハ
ンガーフレームを環状レールに吊り下げたものであるの
で、衣服の側端部と隣の衣服の側端部との間に段部が生
じ、正面側から見た場合に、段部の分だけ衣服の前面の
一部が見えることになって柄などの選択がし易く、ま
た、段部が生じるため、取り出しやハンガー掛けがし易
くなるのは勿論のこと、直線レール部に位置した状態で
直線レール部に対して平面視で斜めにクロスするハンガ
ーフレームに該ハンガーフレームに対してハンガーを平
面視でクロスして吊り下げるように支持するためのハン
ガー支持部をハンガーフレームの長手方向に複数個設
け、該複数のハンガー支持部のうち環状レールよりも外
側に飛び出した方のハンガーフレーム端部に位置するハ
ンガー支持部に支持したハンガーの外側端部の描く移動
軌跡が、収納凹所の横幅方向と平行な2本の仮想線に対
して各々2点で接するように、収納凹所の幅方向に対し
て直線レール部が平面視で傾斜するように取り付けてあ
るので、ハンガーフレームが直線レール部に位置した状
態で直線レール部に対して平面視で斜めにクロスするよ
うにハンガーフレームを環状レールに吊り下げるように
した場合におけるデッドスペースを無くして、奥行き方
向の長さの短い押入れやクローゼット等の収納凹所内に
も納めることができるものである。
【0023】また、請求項2記載の発明にあっては、上
記の請求項1記載の発明の効果に加えて、ハンガー支持
部がハンガーを平面視でハンガーフレームに対して斜め
にクロスして吊り下げてあるので、更に奥行き方向の長
さを短くできるものである。また、請求項3記載の発明
にあっては、上記の請求項1記載の発明の効果に加え
て、ハンガーフレームの両端部にそれぞれハンガーフレ
ームに交差する方向で且つ両端部で互いに逆方向の突出
関係となるように突出部を突出し、該突出部の突出先端
部に連結部材連結部を設け、連結部材の両端部を隣合う
ハンガーフレームの連結部材連結部に環状レールに走行
自在に取付けたランナーの軸部を介して回動自在に連結
することで、簡単な構成でハンガーフレームを同士を連
結部材を介して連結するともに直線レール部に対して斜
めにクロスするように取付けることができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回転ハンガー装置を収納凹所に配設し
た状態の下面図である。
【図2】同上の正面図である。
【図3】同上の側面図である。
【図4】同上の取付け前の斜視図である。
【図5】(a)(b)は同上の取付け順序を示す説明図
である。
【図6】同上の嵌め込み部を取付け金具に嵌め込む前の
斜視図である。
【図7】同上の取付け状態を示す斜視図である。
【図8】同上の嵌め込み部と取付け金具との固定を示す
斜視図である。
【図9】同上の固定片を根太に固定している状態の斜視
図である。
【図10】同上の回転ハンガー装置の斜視図である。
【図11】同上の平面図である。
【図12】同上のハンガーフレームと補助フレームとを
示す斜視図である。
【図13】同上のハンガーフレームと補助フレームと連
結部材との連結状態を示し、(a)は一部破断した正面
図であり、(b)は横断面図である。
【図14】同上に用いる補助フレームを示し、(a)は
平面図であり、(b)は正面図であり、(c)は側面図
である。
【図15】同上に用いる嵌め込み部を示し、(a)は正
面図であり、(b)は平面図である。
【図16】回転ハンガー装置を収納凹所への好ましくな
い配置例を示す下面図である。
【図17】ハンガーフレームをハンガーフレームが直線
レール部に位置した状態で直線レール部に対して平面視
で斜めにクロスするようにハンガーフレームを吊り下げ
た場合における衣服の側端部と隣の衣服の側端部との間
に生じる段部を説明するための説明図である。
【図18】従来例の平面図である。
【符号の説明】
1 収納凹所 2 取付け基体 3 半円弧状レール部 4 直線レール部 5 環状レール 6 ハンガーフレーム 7 連結部材 8 ハンガー支持部 9 衣服 10 突出部 11 ランナー 12 連結材連結部 A 段部 L1 仮想線 L2 仮想線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収納凹所内の天井部や仕切り棚等の取付
    け基体の下面に対向する半円弧状レール部の端部間を直
    線レール部で連続させた構成の環状レールを取付け、環
    状レールに複数のハンガーフレームを環状レールに沿っ
    て移動自在に吊り下げると共に複数のハンガーフレーム
    間を連結部材により連結し、各ハンガーフレームをハン
    ガーフレームが直線レール部に位置した状態で直線レー
    ル部に対して平面視で斜めにクロスするようにハンガー
    フレームを環状レールに吊り下げたものにおいて、この
    ように直線レール部に位置した状態で直線レール部に対
    して平面視で斜めにクロスするハンガーフレームに該ハ
    ンガーフレームに対してハンガーを平面視でクロスして
    吊り下げるように支持するためのハンガー支持部をハン
    ガーフレームの長手方向に複数個設け、該複数のハンガ
    ー支持部のうち環状レールよりも外側に飛び出した方の
    ハンガーフレーム端部に位置するハンガー支持部に支持
    したハンガーの外側端部の描く移動軌跡が、収納凹所の
    横幅方向と平行な2本の仮想線に対して各々2点で接す
    るように、収納凹所の幅方向に対して直線レール部が平
    面視で傾斜するように取り付けて成ることを特徴とする
    回転ハンガー装置。
  2. 【請求項2】 ハンガー支持部がハンガーを平面視でハ
    ンガーフレームに対して斜めにクロスして吊り下げるも
    のであることを特徴とする請求項1記載の回転ハンガー
    装置。
  3. 【請求項3】 ハンガーフレームの両端部にそれぞれハ
    ンガーフレームに交差する方向で且つ両端部で互いに逆
    方向の突出関係となるように突出部を突出し、該突出部
    に連結部材連結部を設け、連結部材の両端部を隣合うハ
    ンガーフレームの連結部材連結部に環状レールに走行自
    在に取付けたランナーの軸部を介して回動自在に連結し
    て成ることを特徴とする請求項1記載の回転ハンガー装
    置。
JP23739595A 1995-09-14 1995-09-14 回転ハンガー装置 Withdrawn JPH0975144A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107495647A (zh) * 2015-08-25 2017-12-22 蒋红娟 一种智能化程度高的自动化衣橱

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CN107495647A (zh) * 2015-08-25 2017-12-22 蒋红娟 一种智能化程度高的自动化衣橱
CN107495648A (zh) * 2015-08-25 2017-12-22 丁永新 智能化程度高、便于存取衣物的自动化衣橱及其工作方法

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