JPH0975085A - ヒト26sプロテアソーム構成成分蛋白質およびそれをコードするdna - Google Patents

ヒト26sプロテアソーム構成成分蛋白質およびそれをコードするdna

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JPH0975085A
JPH0975085A JP7235052A JP23505295A JPH0975085A JP H0975085 A JPH0975085 A JP H0975085A JP 7235052 A JP7235052 A JP 7235052A JP 23505295 A JP23505295 A JP 23505295A JP H0975085 A JPH0975085 A JP H0975085A
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JP
Japan
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proteasome
human
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ala
leu
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JP7235052A
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Masashi Kato
誠志 加藤
Mihoro Saeki
美帆呂 佐伯
Shingo Sekine
伸吾 関根
Keiji Tanaka
啓二 田中
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Sagami Chemical Research Institute
Original Assignee
Sagami Chemical Research Institute
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 細胞内蛋白質分解系で重要な役割を有してお
り、各種疾患の治療や診断に用いることが可能なヒト2
6Sプロテアソーム構成成分およびそれをコードするヒ
トcDNAを提供する。 【解決手段】 配列番号1で表されるアミノ酸配列を含
む蛋白質および該蛋白質をコードするDNA、例えば配
列番号1で表される塩基配列を含むcDNA。 【効果】本発明のヒトプロテアソーム構成成分P28蛋
白質をコードするヒトcDNAの組換え体を発現させる
ことにより該蛋白質が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヒト細胞内プロテ
アーゼである26Sプロテアソームを構成する蛋白質、
およびそれをコードしているDNAに関する。本発明の
蛋白質は、ヒト26Sプロテアソームの機能解明に有用
であるのみならず、各種病態の診断および治療にも有用
である。本発明のヒトcDNAは、遺伝子診断用プロー
ブや遺伝子治療用遺伝子源として用いることが出来る。
また、該cDNAがコードしている蛋白質を大量生産す
るための遺伝子源として用いることが出来る。
【0002】
【従来技術】多機能プロテアーゼであるプロテアソーム
は酵母からヒトに至る真核生物に広く存在し、細胞内で
エネルギー依存的にユビキチン化蛋白質を分解する酵素
である。プロテアソームは分子量21〜31kDaの種
々の構成成分からなる20Sプロテアソーム、および3
0〜112kDa、沈降係数22SのPA700制御蛋
白質群で構成され、全体として沈降係数26S、分子量
約200万Daを有する巨大分子(以降、26Sプロテ
アソームと呼ぶ)より構成されている[Rechchs
teiner、M. et al.、J.Biol.C
hem.268:6065−6068(1993)、Y
oshimura、T. et al.、J.Stru
ct.Biol.111:200−211(199
3)、Tanaka、K. et al.、New B
iologist 4:173−187(199
2)]。プロテアソームの全容は明かになっていない
が、酵母やマウスなどを用いた研究から以下に示すよう
な機能・有用性が明かになっている。
【0003】真核生物の細胞内において、エネルギー
(ATP)依存的な蛋白質の分解は、ユビキチンが蛋白
質に選別的に結合することにより開始されるが、ユビキ
チンの結合した蛋白質を分解するATP依存的な活性は
プロテアソーム、特に26Sプロテアソームにあること
が明かになっており[Chu−Ping、M. eta
l.、J.Biol.Chem.269:3539−3
547(1994)]、ヒト26Sプロテアソームはエ
ネルギー依存性の蛋白質分解機構の解明に有用であると
考えられる。
【0004】c−Myc、Mos、Fosを始めとする
ガン遺伝子やサイクリンのような細胞周期関連遺伝子の
分解は、エネルギーおよびユビキチン依存的に26Sプ
ロテアソームにより行なわれることが判明しており[I
shida、N. et al.、FEBS Let
t.324:345−348(1993)、Hersh
ko、A. and Ciechanover、A.、
Annu.Rev.Biochem. 61:761−
807(1992)]、細胞周期制御におけるプロテア
ソームの重要性が認識されている。
【0005】また肝癌細胞、腎癌細胞、白血病細胞など
においてプロテアソーム遺伝子は異常発現しており[K
anayama、H. et al.、Cancer
Res.51:6677−6685(1991)]、腫
瘍細胞核にプロテアソームが異常に蓄積されていること
が観察されている。従って、ヒトプロテアソームはこれ
らの癌化のメカニズムの解明や癌の診断あるいは治療に
有用と考えられる。
【0006】また、プロテアソームの発現がインターフ
ェロンγなどによって誘導され、細胞内でのクラスI主
要組織適合抗原提示などに深く関与していることが示唆
されている[Aki、M. et al.、J.Bio
chem.115:257−269(1994)、Mi
chalek、M.T. et al.、Nature
363:552−5554(1994)]。従って、
ヒトプロテアソームの構成成分は免疫系の抗原提示のメ
カニズムの解明や免疫抑制剤の開発にも利用できる。
【0007】さらにアルツハイマー患者の脳内において
ユビキチン化蛋白質が異常に蓄積しているという現象
[Kitaguchi、N. et al.、Natu
re331:530−532(1988)]から、アル
ツハイマー病にプロテアソームが関与していることも示
唆されており、ヒトプロテアソームはアルツハイマー病
の原因解明やその治療に有用と考えられる。
【0008】ヒト26Sプロテアソームの特性を有する
蛋白質については特開平5−292964に開示されて
おり、またラットプロテアソーム構成蛋白質については
特開平5−268957および特開平5−317059
に開示されているが、本発明のヒト26Sプロテアソー
ム構成成分は知られていない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ヒト
26Sプロテアソームを構成する分子量約28kDaの
蛋白質(以下P28蛋白質と呼ぶ)、および該蛋白質を
コードするDNAを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは鋭意研究の
結果、ヒト26Sプロテアソームを構成するP28蛋白
質をコードするヒトcDNAをクローン化し、本発明を
完成した。すなわち、本発明はヒトP28蛋白質であ
る、配列番号1で表されるアミノ酸配列を含む蛋白質を
提供する。また本発明は上記蛋白質をコードするDN
A、例えば配列番号1で表される塩基配列を含むcDN
Aを提供する。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の蛋白質は、ヒトの臓器、
細胞株などから単離する方法、本発明のアミノ酸配列に
基づき化学合成によってペプチドを調製する方法、ある
いは本発明のヒトP28蛋白質をコードするDNAを用
いて組換えDNA技術で生産する方法などにより取得す
ることができるが、組換えDNA技術で取得する方法が
好ましく用いられる。例えば、本発明のcDNAを有す
るベクターからインビトロ転写によってRNAを調製
し、これを鋳型としてインビトロ翻訳を行なうことによ
りインビトロで発現出来る。また翻訳領域を公知の方法
により適当な発現ベクターに組換えてやれば、大腸菌、
枯草菌、酵母、動物細胞等で、コードしている蛋白質を
大量に発現させることができる。
【0012】本発明のDNAには、上記蛋白質をコード
するすべてのDNAが含まれる。該DNAは、化学合成
による方法、cDNAクローニングによる方法などを用
いて取得することができる。
【0013】本発明のcDNAは、例えばヒト細胞由来
cDNAライブラリーからクローン化することが出来
る。cDNAはヒト細胞から抽出した ポリ(A)+RN
Aを鋳型として合成する。ヒト細胞としては、人体から
手術などによって摘出されたものでも培養細胞でも良
い。実施例ではヒトリンホーマ細胞株U937から単離
したポリ(A)+RNAを用いた。cDNAは、岡山−
Berg法[Okayama,H. and Ber
g,P., Mol.Cell.Biol. 2:16
1−170(1982)]、Gubler−Hoffm
an法[Gubler,U. and Hoffma
n,J. Gene 25:263−269(198
3)]などいかなる方法を用いて合成してもよいが、完
全長クローンを効率的に得るためには、実施例にあげた
ようなベクタープライマーを用いる方法が望ましい。
【0014】cDNAのクローニングは、ウシ26Sプ
ロテアソーム構成成分P28蛋白質の単離精製および部
分アミノ酸配列決定、cDNAライブラリーから任意に
選択したcDNAクローンの部分塩基配列決定、塩基配
列から予測されるアミノ酸配列のデータベース作製、ウ
シP28蛋白質の部分アミノ酸配列によるデータベース
検索によって行なう。cDNAの同定は、シーケンシン
グによる全塩基配列の決定、塩基配列から予測されるア
ミノ酸配列とウシP28蛋白質部分アミノ酸配列の比
較、インビトロ翻訳による蛋白質発現、大腸菌による発
現によって行なう。
【0015】本発明のcDNAは、配列番号1で表され
る塩基配列を含むことを特徴とするものであり、例え
ば、配列番号2で表されるものは、1468bpからな
る塩基配列を有し、681bpのオープンリーディング
フレームを有していた。このオープンリーディングフレ
ームは、226アミノ酸残基からなる蛋白質をコードし
ている。
【0016】なお、配列番号1あるいは配列番号2に記
載のcDNAの塩基配列に基づいて合成したオリゴヌク
レオチドプローブを用いて、本発明で用いた細胞株から
作製したヒトcDNAライブラリーをスクリーニングす
ることにより、本発明のcDNAと同一のクローンを容
易に得ることが出来る。
【0017】一般にヒト遺伝子は個体差による多型が頻
繁に認められる。従って配列番号1あるいは配列番号2
において、1又は複数個のヌクレオチドの付加、欠失お
よび/又は他のヌクレオチドによる置換がなされている
cDNAも本発明の範疇にはいる。
【0018】同様に、これらの変更によって生じる、1
又は複数個のアミノ酸の付加、欠失および/又は他のア
ミノ酸による置換がなされている蛋白質も、配列番号1
で表されるアミノ酸配列を有する蛋白質の活性を有する
限り、本発明の範疇に入る。
【0019】本発明のcDNAには、配列番号1あるい
は2で表される塩基配列のいかなる部分塩基配列を含む
cDNA断片(10bp以上)も含まれる。また、セン
ス鎖およびアンチセンス鎖からなるDNA断片もこの範
疇にはいる。これらのDNA断片は遺伝子診断用のプロ
ーブとして用いることができる。
【0020】
【実施例】次に実施例により発明を具体的に説明する
が、本発明はこれらの例に限定されるものではない。D
NAの組換えに関する基本的な操作および酵素反応は、
文献[”Molecular Cloning.A L
aboratory Manual”、Cold Sp
ring Harbor Laboratory、19
89]に従った。制限酵素および各種修飾酵素は特に記
載の無い場合宝酒造社製のものを用いた。各酵素反応の
緩衝液組成、並びに反応条件は付属の説明書に従った。
cDNA合成は文献[Kato、S. et al.、
Gene 150:243−250(1994)]に従
った。
【0021】ウシ26Sプロテアソーム構成成分P28
蛋白質の単離精製および部分アミノ酸配列の決定 文献[Chu−Ping、M. et al.、J.B
iol.Chem.、269:3539−3547(1
994)]に記載されているウシプロテアソームの精製
法に従い、ウシ赤血球より、硫安沈殿、セファクリルS
−300、DEAEフラクトゲルおよびハイドロキシア
パタイトを用いたカラムクロマトグラフィーによりウシ
プロテアソームの精製を行なった。得られたウシプロテ
アソームから、高速液体クロマトグラフィー(HPL
C)により、P28蛋白質を分画した。該溶出画分を、
ジチオスレイトール還元下、10%SDS−PAGEを
行ない、ウシP28蛋白質を単離精製した。
【0022】ウシP28蛋白質の部分アミノ酸配列を以
下の方法により決定した。SDS−PAGEで分離した
ウシP28蛋白質を、0.1Mトリス緩衝液(pH9.
0)、4M尿素中、1μgのリジン特異的エンドプロテ
アーゼにより37℃で8時間酵素消化を行なった。得ら
れた部分ペプチド断片を逆相HPLCで分離し、4種類
のペプチド断片についてN末端のアミノ酸配列を自動プ
ロテインシーケンサー(アプライドバイオシステムズ
社)により決定した。各ペプチド断片のN末端アミノ酸
配列を配列番号3〜6に示した。
【0023】ポリ(A)+RNAの調製 ヒトリンフォーマ細胞株U937(ATCC CRL
1593)を5%ウシ胎児血清を含むRPMI1640
培地中で5%CO2気流下37℃で培養した後、フォル
ボールミリステートアセテート(30ng/ml培地)
で16時間処理し、1.1gの細胞を得た。これを5.
5Mグアニジウムチオシアネート溶液16mlに溶解し
た後、文献[Okayama et al.、”Met
hodsin Enzymology” Vol.16
4、Academic Press、1987]に従い
mRNAを調製した。これを20mMTris−HCl
(pH7.6)、0.5MNaCl、1mMEDTAで
洗浄したオリゴdTセルロースカラムにかけ、上掲文献
に従いポリ(A)+RNAを精製した。このようにして
72μgのポリ(A)+RNAを得た。
【0024】cDNAライブラリーの作製 クローニングベクターpKA1(特開平4−11729
2号公報)をKpnIで消化後、末端転移酵素により約
60個のdTテールを付加した。これをEcoRV消化
して片側のdTテールを除去したものをベクタープライ
マーとして用いた。cDNA合成の反応条件は文献[O
kayama et al.、上掲文献]に従った。先
に調製したポリ(A)+RNA6μgを、ベクタープラ
イマー2.2μgとアニールさせた後、144単位の逆
転写酵素(生化学工業社製)を加え37℃1時間反応
し、第一鎖cDNAを合成した。反応液をフェノール抽
出、エタノール沈殿後、2.5μMdCTP存在下15
単位の末端転移酵素を加えて37℃30分間反応しdC
テール付加を行なった。反応液をフェノール抽出、エタ
ノール沈殿後、50単位のBstXI(ニューイングラ
ンドバイオラボス社製)で55℃2時間消化した。反応
液をフェノール抽出、エタノール沈殿後、アニールし、
300単位の大腸菌DNAリガーゼを添加後12℃一晩
セルフライゲーション反応を行なった。反応液にdNT
P(dATP、dCTP、dGTP、dTTP)、30
0単位の大腸菌DNAリガーゼ、20単位の大腸菌DN
Aポリメラーゼ、15単位の大腸菌RNaseHを添加
して、12℃1時間、次いで22℃1時間反応させ、R
NA鎖をDNAに置換した。cDNA合成反応液を用い
て大腸菌NM522(ファルマシア社)の形質転換を行
なった。形質転換はハナハン法[D.Hanahan、
J.Mol.Biol. 166:557−580(1
983)]に従った。
【0025】ヒトcDNAライブラリーの塩基配列解析 上記cDNAライブラリーの一部を100μg/mlア
ンピシリン含有2xYT寒天培地上に蒔いて37℃一晩
培養した。寒天上に生じた任意のコロニーを拾い100
μg/mlアンピシリン含有2xYT培地2mlに接種
して37℃2時間培養後、ヘルパーファージMK13K
O7を感染させ、さらに37℃一晩培養した。培養液を
遠心して、菌体と上清に分け、上清から常法に従い一本
鎖ファージDNAを単離した。一本鎖ファージDNA
は、蛍光色素で標識したM13シーケンスプライマーと
Taqポリメラーゼ(アプライドバイオシステムズ社製
キット)を用いてシーケンス反応を行なった後、蛍光D
NAシーケンサー(アプライドバイオシステムズ社)に
かけてcDNAの塩基配列を決定した。反応条件はキッ
トに付属のプロトコールに従った。得られた塩基配列を
三フレームのアミノ酸配列に変換し、アミノ酸配列デー
タベースを作製した。
【0026】cDNAクローニング 上記データベースを、ウシP28蛋白質の部分アミノ酸
配列で検索した結果、クローンHP10097が含有す
るプラスミドpHP10097によってコードされてい
る蛋白質が、この部分アミノ酸配列と高い類似性を有し
ていることが判明した。このプラスミドの構造を図1に
示す。cDNAインサートの全塩基配列を決定したとこ
ろ、22bpの5’非翻訳領域、681bpのオープン
リーディングフレーム、765bpの3’非翻訳領域か
らなる構造を有していた(配列番号2)。オープンリー
ディングフレームは226アミノ酸残基からなる蛋白質
をコードしており、表1に示すように該蛋白質には配列
番号3〜6に示した精製ウシP28蛋白質の4個の部分
アミノ酸配列と類似性の高いアミノ酸配列がすべて含ま
れていた。
【0027】
【表1】 表1 アミノ酸配列の比較 _________________________________________________________________ 配列番号 アミノ酸配列 (N末端からの位置) (一文字表記) _________________________________________________________________ 1(117−135) NRHEIAVMLLEGGANPDAK ******************* 3 NRHEIAVMLLEGGANPDAK 1(70−80) DDAGWSPLHIA **** ***** 4 XDAGWQPLHIA 1(136−144) DHYEATAMH ****** * 5 XHYEATAVH 1(190−204) LLVSQGASIYIENKEE ************ * 6 XLVSQGASIYIENXEL _________________________________________________________________ *:アミノ酸が一致している箇所
【0028】なお得られたcDNAの配列を用いて塩基
配列データーベースGenBank/EMBL/DDB
Jを検索した結果、ESTデータベースの中に配列番号
2で表される本発明のcDNAと部分的に一致するcD
NAの部分配列(登録番号R13947など)が登録さ
れていることがわかった。ただし、部分配列が一致する
からといって、この断片と本発明の完全長cDNAが同
じmRNAに由来するという保証はない。またこの配列
からだけでは、コードしているかもしれない蛋白質のア
ミノ酸配列並びに機能はわからない。
【0029】インビトロ翻訳による蛋白質合成 本発明のcDNAを有するプラスミドpHP10097
を用いて、TNTウサギ網状赤血球溶解物キット(プロ
メガ社製)によるインビトロ翻訳を行なった。この際[
35S]メチオニンを添加し、発現産物をラジオアイソト
ープでラベルした。いずれの反応もキットに付属のプロ
トコールに従って行なった。発現産物をSDS−ポリア
クリルアミドゲル電気泳動にかけた後、オートラジオグ
ラフィーを行ない、翻訳産物の分子量を求めた。その結
果、本発明のcDNAは、分子量約26kDaの翻訳産
物を生成した。この値は、配列番号2で表される塩基配
列から予想される蛋白質の予想分子量24,427と実
験誤差内で一致し、このcDNAが確かに配列番号2で
表される蛋白質をコードしていることが示された。
【0030】大腸菌による発現 プラスミドpHP10097 1μgを、20単位のP
vuIIと20単位のHindIIIで消化した後、
0.8%アガロースゲル電気泳動にかけ、約700bp
のDNA断片をゲルから切り出した。ついで、tacプ
ロモーター、メタピロカテカーゼのSD配列、rrnB
T1T2ターミネーターを有する大腸菌用発現ベクター
pMK12(特開平2−182186号公報)1μgを
20単位のPvuIIと20単位のHindIIIで消
化した後、0.8%アガロースゲル電気泳動にかけ、約
3kbpのDNA断片をゲルから切り出した。両者のD
NA断片をライゲーションキットにより連結後、大腸菌
JM109を形質転換した。形質転換体からプラスミド
pMKP28−PvuIIを調製し、制限酵素切断地図
により目的とする組換え体を確認した。
【0031】2本のオリゴヌクレオチドプライマーPR
1(5’−GGGACGTCATGGAGGGGTGT
GTGTCTAA−3’)とPR2(5’−GTCCA
GCTGAGCATGCCCAGTGCAAT−3’)
をDNA自動合成機(アプライドバイオシステムズ社)
により付属のプロトコールに従い合成した。プラスミド
pHP10097を1ngとプライマーPR1、PR2
それぞれ100pmoleを用いて、PCRキット(宝
酒造社)によりcDNAの5’側翻訳領域を増幅した。
フェノール抽出、エタノール沈殿後、20単位のAat
II(東洋紡)と20単位のPvuIIで消化し、反応
産物を1.5%アガロースゲル電気泳動にかけ、約15
0bpのDNA断片をゲルから切り出し精製した。
【0032】プラスミドpMKP28−PvuII 1
μgを、20単位のAatIIと20単位のPvuII
で消化した後、1%アガロースゲル電気泳動にかけ、
3.7kbpのDNA断片をゲルから切り出した。この
DNA断片と先にPCRによって調製した約150bp
のDNA断片を、ライゲーションキットにより連結後、
大腸菌JM109を形質転換した。形質転換体からプラ
スミドpMKP28を調製し、制限酵素切断地図により
目的とする組換え体を確認した。得られたプラスミドの
構造を図2に示す。
【0033】pMKP28/JM109の一晩培養液1
0mlを100μg/mlアンピシリン含有LB培地1
00mlに懸濁し、37℃で振とう培養し、A600が約
0.5になったときにイソプロピルチオガラクトシドを
1mMになるように添加した。さらに37℃で3時間培
養後、遠心によって集菌した。この溶液を超音波処理
後、SDS−ポリアクリルアミド電気泳動にかけたとこ
ろ、26kDaの位置に誘導されてきた蛋白質のバンド
が認められた。
【0034】
【発明の効果】本発明はヒト26SプロテアソームP2
8、該蛋白質をコードするDNA、および該蛋白質をコ
ードするヒトcDNAを提供する。本発明の蛋白質は、
プロテアソームの詳細な機能の解明、悪性腫瘍などのプ
ロテアソームの関与する各種病態の診断および治療など
に有用である。また、本発明のDNAを用いることによ
り、該蛋白質を大量に発現することができる。
【0035】
【配列表】
配列番号:1 配列の長さ:678 配列の型:核酸 鎖の数: 二本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:cDNA to mRNA 配列 ATG GAG GGG TGT GTG TCT AAC CTA ATG GTC TGC AAC CTG GCC TAC AGC 48 Met Glu Gly Cys Val Ser Asn Leu Met Val Cys Asn Leu Ala Tyr Ser 1 5 10 15 GGG AAG CTG GAA GAG TTG AAG GAG AGT ATT CTG GCC GAT AAA TCC CTG 96 Gly Lys Leu Glu Glu Leu Lys Glu Ser Ile Leu Ala Asp Lys Ser Leu 20 25 30 GCT ACT AGA ACT GAC CAG GAC AGC AGA ACT GCA TTG CAC TGG GCA TGC 144 Ala Thr Arg Thr Asp Gln Asp Ser Arg Thr Ala Leu His Trp Ala Cys 35 40 45 TCA GCT GGA CAT ACA GAA ATT GTT GAA TTT TTG TTG CAA CTT GGA GTG 192 Ser Ala Gly His Thr Glu Ile Val Glu Phe Leu Leu Gln Leu Gly Val 50 55 60 CCA GTG AAT GAT AAA GAC GAT GCA GGT TGG TCT CCT CTT CAT ATT GCG 240 Pro Val Asn Asp Lys Asp Asp Ala Gly Trp Ser Pro Leu His Ile Ala 65 70 75 80 GCT TCT GCT GGC CGG GAT GAG ATT GTA AAA GCC CTT CTG GGA AAA GGT 288 Ala Ser Ala Gly Arg Asp Glu Ile Val Lys Ala Leu Leu Gly Lys Gly 85 90 95 GCT CAA GTG AAT GCT GTC AAT CAA AAT GGC TGT ACT CCC TTA CAT TAT 336 Ala Gln Val Asn Ala Val Asn Gln Asn Gly Cys Thr Pro Leu His Tyr 100 105 110 GCA GCT TCG AAA AAC AGG CAT GAG ATC GCT GTC ATG TTA CTG GAA GGC 384 Ala Ala Ser Lys Asn Arg His Glu Ile Ala Val Met Leu Leu Glu Gly 115 120 125 GGG GCT AAT CCA GAT GCT AAG GAC CAT TAT GAG GCT ACA GCA ATG CAC 432 Gly Ala Asn Pro Asp Ala Lys Asp His Tyr Glu Ala Thr Ala Met His 130 135 140 CGG GCA GCA GCC AAG GGT AAC TTG AAG ATG ATT CAT ATC CTT CTG TAC 480 Arg Ala Ala Ala Lys Gly Asn Leu Lys Met Ile His Ile Leu Leu Tyr 145 150 155 160 TAC AAA GCA TCC ACA AAC ATC CAA GAC ACT GAG GGT AAC ACT CCT CTA 528 Tyr Lys Ala Ser Thr Asn Ile Gln Asp Thr Glu Gly Asn Thr Pro Leu 165 170 175 CAC TTA GCC TGT GAT GAG GAG AGA GTG GAA GAA GCA AAA CTG CTG GTG 576 His Leu Ala Cys Asp Glu Glu Arg Val Glu Glu Ala Lys Leu Leu Val 180 185 190 TCC CAA GGA GCA AGT ATT TAC ATT GAG AAT AAA GAA GAA AAG ACA CCC 624 Ser Gln Gly Ala Ser Ile Tyr Ile Glu Asn Lys Glu Glu Lys Thr Pro 195 200 205 CTG CAA GTG GCC AAA GGT GGC CTG GGT TTA ATA CTC AAG AGA ATG GTG 672 Leu Gln Val Ala Lys Gly Gly Leu Gly Leu Ile Leu Lys Arg Met Val 210 215 220 GAA GGT 678 Glu Gly 225
【0036】配列番号:2 配列の長さ:1468 配列の型:核酸 鎖の数: 二本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:cDNA to mRNA 起源: 生物名:ホモ=サピエンス 細胞の種類:リンホーマ セルライン:U937 クローン名:HP10097 配列の特徴: 特徴を表す記号:CDS 存在位置:23..703 特徴を決定した方法:E 配列 AAGTAGTTGC TGGGACAGCG AA ATG GAG GGG TGT GTG TCT AAC CTA ATG GTC 52 Met Glu Gly Cys Val Ser Asn Leu Met Val 1 5 10 TGC AAC CTG GCC TAC AGC GGG AAG CTG GAA GAG TTG AAG GAG AGT ATT 100 Cys Asn Leu Ala Tyr Ser Gly Lys Leu Glu Glu Leu Lys Glu Ser Ile 15 20 25 CTG GCC GAT AAA TCC CTG GCT ACT AGA ACT GAC CAG GAC AGC AGA ACT 148 Leu Ala Asp Lys Ser Leu Ala Thr Arg Thr Asp Gln Asp Ser Arg Thr 30 35 40 GCA TTG CAC TGG GCA TGC TCA GCT GGA CAT ACA GAA ATT GTT GAA TTT 196 Ala Leu His Trp Ala Cys Ser Ala Gly His Thr Glu Ile Val Glu Phe 45 50 55 TTG TTG CAA CTT GGA GTG CCA GTG AAT GAT AAA GAC GAT GCA GGT TGG 244 Leu Leu Gln Leu Gly Val Pro Val Asn Asp Lys Asp Asp Ala Gly Trp 60 65 70 TCT CCT CTT CAT ATT GCG GCT TCT GCT GGC CGG GAT GAG ATT GTA AAA 292 Ser Pro Leu His Ile Ala Ala Ser Ala Gly Arg Asp Glu Ile Val Lys 75 80 85 90 GCC CTT CTG GGA AAA GGT GCT CAA GTG AAT GCT GTC AAT CAA AAT GGC 340 Ala Leu Leu Gly Lys Gly Ala Gln Val Asn Ala Val Asn Gln Asn Gly 95 100 105 TGT ACT CCC TTA CAT TAT GCA GCT TCG AAA AAC AGG CAT GAG ATC GCT 388 Cys Thr Pro Leu His Tyr Ala Ala Ser Lys Asn Arg His Glu Ile Ala 110 115 120 GTC ATG TTA CTG GAA GGC GGG GCT AAT CCA GAT GCT AAG GAC CAT TAT 436 Val Met Leu Leu Glu Gly Gly Ala Asn Pro Asp Ala Lys Asp His Tyr 125 130 135 GAG GCT ACA GCA ATG CAC CGG GCA GCA GCC AAG GGT AAC TTG AAG ATG 484 Glu Ala Thr Ala Met His Arg Ala Ala Ala Lys Gly Asn Leu Lys Met 140 145 150 ATT CAT ATC CTT CTG TAC TAC AAA GCA TCC ACA AAC ATC CAA GAC ACT 532 Ile His Ile Leu Leu Tyr Tyr Lys Ala Ser Thr Asn Ile Gln Asp Thr 155 160 165 170 GAG GGT AAC ACT CCT CTA CAC TTA GCC TGT GAT GAG GAG AGA GTG GAA 580 Glu Gly Asn Thr Pro Leu His Leu Ala Cys Asp Glu Glu Arg Val Glu 175 180 185 GAA GCA AAA CTG CTG GTG TCC CAA GGA GCA AGT ATT TAC ATT GAG AAT 628 Glu Ala Lys Leu Leu Val Ser Gln Gly Ala Ser Ile Tyr Ile Glu Asn 190 195 200 AAA GAA GAA AAG ACA CCC CTG CAA GTG GCC AAA GGT GGC CTG GGT TTA 676 Lys Glu Glu Lys Thr Pro Leu Gln Val Ala Lys Gly Gly Leu Gly Leu 205 210 215 ATA CTC AAG AGA ATG GTG GAA GGT TAAACAGCTT GGATTTATTC 720 Ile Leu Lys Arg Met Val Glu Gly 220 225 TTACTTTGTA TGTTGTGTTG TTGTCCCCAG TGTCCTACAA ACTAATGTAT TTGTGCACAA 780 GACATCATCT ATGAATGATG AAGTTTTCTC ACCTTCAAAG TCTTATAAAC ATGTTGACTC 840 TTGTTCCTGC TGAGTTACTT GTTCGAAGCT TACAGCTTGT TTTCCAGGCA TCGAATAACT 900 GTTGAGATTG TTCTACTGTT GTCGTATATT CTTCTATATT GAATTCTGGT TAATTTGGAG 960 TAACTAATTC TGTGGCTGTT GTGAGTCTTC AGCACCCTCC CATGTACCTT ATATCCCTCT 1020 CTGAAACAGA ACAGCTCCAA TAGCAACAAG CTAGTTGTTC TGCCAGATGT TTCTATGTGG 1080 ATTCTGTAAT GTTCCTCCAT ACAGTTAAAA CATCCTAACT TGTTTTTCAA GCTCACTCAG 1140 GCCTACGCCA AACGTTTCTG TTTTTTTTAA CCATGAGGTT TAATTTATTT TTGTGATAGG 1200 AGGGATATTT ACATATTTTA GTGGACCACA TTTTAAGTTG GATGGTGTGC TCTAAAATAC 1260 TGAAAAACAA TAGCCCATAT ACCTATGTAT TTGTTTTTGA TGGGTTGTTT ACTCTGAAAT 1320 AAAATGTATG GTTTTCTTAA AAGGAAGTTT TAAAGTACCT ATTTTGTGTC ATCCTGTATT 1380 GAAAAGAATG TCAAGCTTGT TAAAATGACA TGTAACAAAA ATGTATTTTG ATTTGTATTT 1440 CAGAAACTAA AAAATAAAAT GTTGAAAG 1468
【0037】配列番号:3 配列の長さ:19 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド フラグメント型:中間部フラグメント 起源: 生物名:ウシ 細胞の種類:赤血球 配列 Asn Arg His Glu Ile Ala Val Met Leu Leu Glu Gly Gly Ala Asn Pro 1 5 10 15 Asp Ala Lys
【0038】配列番号:4 配列の長さ:11 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド フラグメント型:中間部フラグメント 起源: 生物名:ウシ 細胞の種類:赤血球
【0039】配列番号:5 配列の長さ:9 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド フラグメント型:中間部フラグメント 起源: 生物名:ウシ 細胞の種類:赤血球
【0040】配列番号:6 配列の長さ:16 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド フラグメント型:中間部フラグメント 起源: 生物名:ウシ 細胞の種類:赤血球 配列 Xaa Leu Val Ser Gln Gly Ala Ser Ile Tyr Ile Glu Asn Xaa Glu Leu 1 5 10 15
【図面の簡単な説明】
【図1】 クローンHP10097の構造を表す図であ
る。
【図2】 大腸菌用発現ベクターpMKP28の構造を
示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 38/00 ADU A61K 37/02 ADU (C12N 15/09 ZNA C12R 1:91) (C12N 1/21 C12R 1:19) (C12N 9/64 C12R 1:19)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配列番号1で表されるアミノ酸配列を含
    む蛋白質。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の蛋白質をコードするDN
    A。
  3. 【請求項3】 配列番号1で表される塩基配列を含むc
    DNA。
  4. 【請求項4】 配列番号2で表される塩基配列からな
    る、請求項3記載のcDNA。
JP7235052A 1995-09-13 1995-09-13 ヒト26sプロテアソーム構成成分蛋白質およびそれをコードするdna Pending JPH0975085A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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