JPH0974889A - コンバインの穀粒排出筒 - Google Patents

コンバインの穀粒排出筒

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JPH0974889A
JPH0974889A JP26235895A JP26235895A JPH0974889A JP H0974889 A JPH0974889 A JP H0974889A JP 26235895 A JP26235895 A JP 26235895A JP 26235895 A JP26235895 A JP 26235895A JP H0974889 A JPH0974889 A JP H0974889A
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JP
Japan
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grain
discharge
grains
discharging
discharge port
Prior art date
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Pending
Application number
JP26235895A
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English (en)
Inventor
Koji Fujiwara
康治 藤原
Takashi Saeki
尚 佐伯
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd filed Critical Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンバインにおける穀粒排出筒の排出口に設
ける、穀粒の排出を許容するとともに人出の挿入を阻止
するガードを提供する。 【解決手段】 脱穀後の穀粒を機体1外に排出するコン
バインの穀粒排出筒8の排出口13を、穀粒排出時には
穀粒排出を許容する状態に開き、非排出時には外部から
人手の挿入を阻止するように閉じる開閉式のガード、又
は穀粒排出を許容し外部からの人手の挿入を阻止する程
度の隙間34,36を備えた篭型のガードで覆った。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は脱穀後の穀粒を機
体外に排出するコンバインの穀粒排出筒に関する。
【0002】
【従来の技術】従来コンバインには、脱穀部によって脱
穀された穀粒を一時的に収納するグレンタンクと、該グ
レンタンク内部の穀粒を機体外に排出する穀粒排出筒
(排出オーガ)が備えられているものがあり、該排出筒
はその先端に設けられた下方に開口された排出口から穀
粒を排出していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし排出口は穀粒排
出のために、下向きの開口部となっているだけなので、
安全性をより十分に確保するためには、回転するオーガ
先端部が露出する上記排出口に、穀粒の排出を許容する
とともに人手の挿入を阻止するガードを設ける必要性が
生じてきた。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めの本発明のコンバインの穀粒排出筒は、脱穀後の穀粒
を機体1外に排出する穀粒排出筒8を備えたことと、該
穀粒排出筒8の排出口13に、穀粒の排出を許容する状
態で該排出口13を覆うガードを設けたことを特徴とし
ている。
【0005】また上記ガードを、穀粒排出時には穀粒排
出を許容する状態に排出口13を開き、非排出時には外
部から人手の挿入を阻止するように排出口13を閉じる
開閉式のものとしたことを第2の特徴としている。
【0006】さらに上記ガードを、穀粒排出を許容し外
部からの人手の挿入を阻止する隙間34,36を備えた
篭型のものとしたことを第3の特徴としている。
【0007】
【発明の実施の形態】図1に本発明を応用した自脱型コ
ンバインの斜視図を示す。機体1が走行装置2に支持さ
れており、該機体1の前方に刈取作業等を行う前処理部
3が上下揺動自在に設けられているとともに、該前処理
部3の右後方には運転席4が設けられている。また該運
転席4の左側方から機体1後方に至っては脱穀部(図示
しない)が備えられており、該脱穀部の右側方(運転席
4の後方)にはグレンタンク6が設けられている。そし
て脱穀部とグレンタンク6との間に設けられている揚穀
筒(図示しない)によって、脱穀済の穀粒を脱穀部底部
からグレンタンク6内に揚上搬送し、該穀粒をグレンタ
ンク6内に一時的に収納する構造になっている。
【0008】一方グレンタンク6の底部には、穀粒排出
用の横らせんが挿入された横らせんケース(いずれも図
示しない)が前後方向に備えられており、そのグレンタ
ンク後方に突出した横らせんケースの後端部分には、内
部に縦らせん(図示しない)が挿入された中空円筒形状
の縦らせんケース7が機体1側に固定され、且つ横らせ
んケースに接続されて立設している。このとき上記縦ら
せんは、横らせんと連結しており、横らせんによって縦
らせんケース7下端に搬送されたグレンタンク7内の穀
粒を縦らせんケース7上方に揚上搬送する。
【0009】また上記縦らせんケース7上端には、縦ら
せんケース7上方に揚上搬送された穀粒の排出用とし
て、縦らせんケース7に対して水平回動及び上下揺動自
在に長尺の穀粒排出筒8が設けられている。このとき該
穀粒排出筒8は、図2〜図4に示されるように先端(前
端)が前面板9によって閉塞された中空円筒形状をなす
オーガフレーム11によって形成されており、該オーガ
フレーム11内部に上記縦らせんと連動して回転動作す
る排出らせん(排出オーガ)12(図5に図示)が設け
られているとともに、オーガフレーム11先端部分には
下方に開口した排出口13が形成されている。そして縦
らせんによって揚上搬送された穀粒を排出らせん12が
受け継ぎ、該穀粒を排出らせん12によって穀粒排出筒
8(オーガフレーム11)先端に搬送し、この搬送され
た穀粒を排出口13から排出することで、グレンタンク
6の穀粒を機体1外に排出する構造となっている。なお
穀粒排出筒8の構造と機能は従来のものと同様であり、
排出らせん12は排出口13部分で露出している。
【0010】次に上記排出口13及びその周辺の構造に
ついて図2〜図4により詳細に説明する。オーガフレー
ム11の先端部分は下方に向かって開口しており、該開
口部分14の後方及び左右側方を囲む排出口フレーム1
6がオーガフレーム11及び前面板9に固定されて設け
られている。つまり上記オーガフレーム11の開口部分
14,排出口フレーム16,前面板19等によって排出
口13が形成されている。
【0011】一方排出口フレーム16における左右側面
の内面には前後方向の略中央付近にボルト17等によっ
てプレート状の取付部材18が固定されており、さらに
該左右の取付部材18の下端部分には、ヒンジ21を介
してプレート状のカバープレート22が、取付部材18
に対して左右揺動自在に取り付けられている。そして該
ヒンジ21が内側(排出口13側)に折れ曲がると、左
右のカバープレート22によって排出口13が概ね覆わ
れるように構成されている。このときヒンジ21にはス
プリング23が取り付けられており、該スプリング23
によってカバープレート22は常に排出口13を覆うよ
うに付勢されている。
【0012】そして左右のカバープレート22は、両カ
バープレート22の間に穀粒の排出が可能で且つ人手の
挿入が不可能な程度の比較的小さい幅の隙間20が存在
するように排出口13を覆う位置で、スプリング23の
弾性力と釣り合う自重を有しており、このスプリング2
3の弾性力とカバープレート22の自重が釣り合った位
置がカバープレート22の初期位置となる。つまりカバ
ープレート22は初期位置において上記状態(両カバー
プレート22間に隙間20が存在する状態)で排出口1
3を弾力的に覆っている。なおヒンジ21側にストッパ
ーを設け、このストッパーによってカバープレート22
の初期位置を設定してもよい。
【0013】また前面板9及び排出口フレーム16の外
面には、ビニールなどの透明な樹脂シートよりなるカバ
ーシート24が、上端側が前面板9又は排出口フレーム
16に固定されて取り付けられている。このときカバー
シート24はその上端を前面板9の外面と取付プレート
27、又は排出口フレーム16の外面と取付プレート2
7との間に挟持され、ボルト締着されており、下端はフ
リーになっている。これにより穀粒を穀粒排出筒8の排
出口13から機体1外に排出するとき、カバーシート2
4は排出される穀粒が周囲に飛び散ることを防止する。
また特に前面板9側のカバーシート24をめくり上げる
ことによってカバーシート24内部に容易に手を挿入す
ることができ、排出口13周辺のメンテナンスを容易に
行うことができる。
【0014】排出口13周辺は上記のように構成されて
おり、次に排出口13からの穀粒排出時のカバープレー
ト22等の動作について説明する。前述のようにグレン
タンク6から穀粒排出筒8に搬送された穀粒は、排出ら
せん12によって穀粒排出筒8先端にまで搬送される。
そしてこの穀粒は穀粒排出筒8先端部分の唯一の開放部
である排出口13から自重によって外部に排出される。
このとき排出口13はカバープレート22によって概ね
覆われているが、カバープレート22に上記排出される
穀粒の自重による下向きの力がかかり、カバープレート
22は下方に押し開かれる。これにより穀粒はカバープ
レート22に妨げられることなく機体1外に排出され
る。
【0015】そして排出される穀粒が減少してくると、
上記カバープレート22にかかる下向きの力も小さくな
り、カバープレート22はスプリング23の付勢力によ
って初期状態(排出口13を概ね覆った状態)に戻り、
その後残りの穀粒が左右両カバープレート22の隙間2
0から機体1外に排出され、グレンタンク6内の穀粒の
排出が終了する。なお排出終了直前の穀粒の排出を効果
的に行うため、カバープレート22を初期状態において
隙間20側に傾斜した状態に形成しても良い。この場合
排出終了直前の残りの穀粒はカバープレート22上を滑
るように隙間20から排出される。
【0016】上記のように排出口13は、穀粒排出時に
はカバープレート22が下方に開くことで穀粒の排出を
許容し、排出終了直前及び非排出時には僅かな隙間20
を残してカバープレート22によって覆われる構造とな
っている。このため特に非排出時においては、カバープ
レート22によって穀粒排出筒8内に排出口13から人
手が入り込むことがなく、人手が回転動作している排出
らせん12に触れることがないので、安全性がより十分
に確保される。つまりカバープレート22は排出口13
からの人手の挿入を阻止するガードとなっている。
【0017】次に排出口13のガードの他の実施の形態
について説明する。図5は以下に説明する実施形態にお
けるガード31の斜視図であり、該ガード31は略長方
形に形成されたフレーム32から下方に複数本のガード
アーム33が突設された篭型の形状を有している。この
ときガードアーム33は穀粒の排出を許容するととも
に、外部からの人手の挿入を阻止する程度の隙間34を
その間隔として取り付けられており、ガイドアーム33
の下端部も、穀粒の排出を許容するとともに、外部から
の人手の挿入を阻止する程度の隙間36を介してお互い
に対向するように内側に湾曲している。なお上記フレー
ム32には、上方に突出するようにフレーム32に固定
された固定部材37も対向して設けられている。
【0018】次に上記ガード31の穀粒排出筒8への取
付状態について、穀粒排出筒8先端部分の側断面図及び
底面図である図6(a),(b)に従って説明する。穀
粒排出筒8の構造は上記実施形態と同様であり、その先
端(前端)は前面板9によって閉塞され、下方に開放し
た排出口13が設けられている。また該前面板9は排出
らせん12の一端を回転自在に支持している。
【0019】そして排出口13には上記ガード31が排
出口フレーム16に固定されて設けられており、つまり
排出口13はガイドアーム33によって穀粒の排出を許
容するとともに、外部からの人手の挿入を阻止するよう
に覆われている。このときガード31の排出口13への
取り付けは、ガード31の固定部材37を排出口フレー
ム16の左右側面の内面にボルト等で固定することで行
われている。なお本実施形態においては、前述の実施形
態の取付部材18と排出口フレーム16との固定部分で
ボルト17を用いて、固定部材37を排出口フレーム1
6に取り付けている。このためボルト17を共用とする
ことで上記実施形態のガード(カバープレート22)と
の付け換えを容易に行うことができる。
【0020】以上のように排出口13に固定式のガード
31が取り付けられているため、グレンタンク6内の穀
粒を上記実施形態同様に穀粒排出筒8によって排出する
際、ガイドアーム33の間隔(隙間34及び隙間36)
が上記のように設定されているため、穀粒はガード31
(ガイドアーム33)に妨げられることなく、排出口1
3から円滑に排出される。そしてこのときガイドアーム
33の間隔によって穀粒排出筒8内に排出口13から人
手が入り込むことも無い。
【0021】
【発明の効果】以上のように構成される本発明によれ
ば、排出筒における排出口が穀粒の排出を許容するとと
もに人手の挿入を阻止する状態でガードによって覆われ
ているので、特に非排出時において、動作中の排出筒内
に排出口から人手が入り込むことが無いという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの斜視図である。
【図2】穀粒排出筒の正面図である。
【図3】穀粒排出筒の要部底面図である。
【図4】穀粒排出筒の要部右側面図である。
【図5】ガードの斜視図である。
【図6】(a),(b)は穀粒排出筒の要部右側面図及
び底面図である。
【符号の説明】
1 機体 8 穀粒排出筒 13 排出口 34 隙間 36 隙間

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脱穀後の穀粒を機体(1)外に排出する
    穀粒排出筒(8)を備えたコンバインにおいて、該穀粒
    排出筒(8)の排出口(13)に、穀粒の排出を許容す
    る状態で該排出口(13)を覆うガードを設けたコンバ
    インの穀粒排出筒。
  2. 【請求項2】 上記ガードを、穀粒排出時には穀粒排出
    を許容する状態に排出口(13)を開き、非排出時には
    外部から人手の挿入を阻止するように排出口(13)を
    閉じる開閉式のものとした請求項1のコンバインの穀粒
    排出筒。
  3. 【請求項3】 上記ガードを、穀粒排出を許容し外部か
    らの人手の挿入を阻止する隙間(34),(36)を備
    えた篭型のものとした請求項1のコンバインの穀粒排出
    筒。
JP26235895A 1995-09-14 1995-09-14 コンバインの穀粒排出筒 Pending JPH0974889A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001120050A (ja) * 1999-10-27 2001-05-08 Yanmar Agricult Equip Co Ltd コンバイン
JP2011092145A (ja) * 2009-10-30 2011-05-12 Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd コンバイン
JP2022077368A (ja) * 2020-11-11 2022-05-23 株式会社クボタ コンバイン

Cited By (4)

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