JPH0974505A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JPH0974505A
JPH0974505A JP7228155A JP22815595A JPH0974505A JP H0974505 A JPH0974505 A JP H0974505A JP 7228155 A JP7228155 A JP 7228155A JP 22815595 A JP22815595 A JP 22815595A JP H0974505 A JPH0974505 A JP H0974505A
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infrared light
image pickup
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circuit
light transmitter
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Kenji Abe
健志 安部
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビデオカメラ等の撮像装置において、例えば
運動会等、大勢の同じような服装の人の居る中で自分の
子供を撮りたい場合など、特定の被写体を熟練を要する
ことなく狙うことのできる手段を提供する。 【解決手段】 このため、被写体像を画像信号に変換す
るビデオカメラ本体2と、単数の特定被写体401側に
複数の赤外光発信器403a,403bを装着し、これ
らの複数の赤外光発信器403a,403bからの赤外
光の位置を検出するセンサ1101を有し、撮影者はフ
ァインダ2cから目を離すことなく、特定被写体401
の位置,方向を知ることができるよう構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被写体側に赤外光
発信器を装着し、その赤外光を検出し、位置の検出を行
うビデオカメラ等の撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図15は、従来のカムコーダの一例の回
路構成ブロックを説明するための図であり、同図におい
て、4211はカメラの撮像部、4212は、撮像部4
211からのアナログ信号をデジタル信号に変換するA
/D変換回路、4213は、A/D変換回路4212の
デジタル信号を処理するカメラ信号処理回路、4214
は、この信号処理回路4213からのデジタル信号をア
ナログ信号に戻すD/A変換回路、4218は、信号処
理回路4213からのデジタル信号を取り込み、様々な
特殊効果に加工するためのデジタル特殊効果回路、42
17は、信号処理回路4213と特殊効果回路4218
を制御するマイクロコンピュータ(以下、“マイコン”
と略す)である。
【0003】4216は、カメラ部の操作キーで、マイ
コン4217がその情報を読み取る。4220もマイコ
ンであり、主にVTR全体のシステムコントロールを行
う。マイコン4220は、マイコン4217と通信を行
っている。4219は、VTR部の操作キーで、マイコ
ン4220がその情報を読み取る。
【0004】4215はビューファインダで、撮像部4
211で撮像した画像を不図示の観察者が観察すること
が可能である。4222はVTRのメカ部、4221
は、VTRメカ4222を制御するマイコンで、マイコ
ン4220と通信を行っている。また4223はレコー
ダ信号処理回路で、D/A変換回路4214からのアナ
ログ信号を処理し、電磁変換ブロック4224を経て、
記録媒体(カセットテープ)4225に記録させる。記
録媒体4225は、VTRのメカ部4222によって駆
動される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のような、従来の
撮像装置において、例えば運動会等、同じような服装で
大勢の人が居る中で、自分の子供を撮りたい、といった
特定の被写体を狙うことは実際は難しく、撮像装置では
なく、撮影者の熟練に負うところが多かった。
【0006】つまり、特定の被写体を撮像装置本体が認
識し、その特定の被写体の位置を表示するようなことが
できないという問題点があった。
【0007】本発明は、以上のような局面にかんがみて
なされたもので、識別し難い特別の被写体を、撮影者の
熟練に依存することなく、撮像装置本体により狙うこと
のできる手段の提供を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1発明(請求項1)の撮像装置は、被写
体像を画像信号に変換するための撮像手段と、単数の被
写体側に複数の赤外光発信器を装着し、これら複数の赤
外光発信器からの赤外光の位置を検出する手段を有する
ことを特徴とするものである。
【0009】同じ目的を達成するために、本発明の第2
発明(請求項2)の撮像装置は、被写体像を画像信号に
変換するための撮像手段と、前記被写体側に赤外光発信
器を装着し、この赤外光発信器からの赤外光の位置を検
出する手段を有する装置において、前記赤外光発信器
は、赤外光を大略360度方向に発光することを特徴と
するものである。
【0010】同じ目的を達成するために、本発明の第3
発明(請求項3)の撮像装置は、被写体像を画像信号に
変換するための撮像手段と、前記被写体側に赤外光発信
器を装着し、この赤外光発信器からの赤外光の位置を検
出する手段を有する装置において、前記赤外光発信器
が、撮像装置本体の操作を制御する遠隔制御機能を有す
ることを特徴とするものである。
【0011】同じ目的を達成するために、本発明の第4
発明(請求項4)の撮像装置は、被写体像を画像信号に
変換するための撮像手段と、前記被写体側に赤外光発信
器を装着し、この赤外光発信器からの赤外光の位置を検
出する手段を有する装置において、前記赤外光発信器が
集音マイクを備え、この集音マイクによる音声を、前記
赤外光により前記装置本体へ伝送することを特徴とする
ものである。
【0012】
【作用】以上のような本発明構成により、特定の識別し
難い被写体を、撮影者の熟練に負うことなしに、撮像装
置本体により狙うことができるため、撮像装置の操作性
が向上する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を、複
数の実施例に基づいて説明する。
【0014】
【実施例】
(第1実施例)図1は、実施例の概略システムを示す図
で、1は特定の被写体で、不図示の撮影者が、意図して
特定を行いたい被写体である。2はビデオカメラ本体、
3は赤外光発信器で、特定の被写体1に取り付ける。ビ
デオカメラ本体2は、カメラ部(撮像部)2aの他に、
赤外光発信器3からの赤外光を受光するセンサ部2bを
有し、赤外光発信器3の位置を検出し、ファインダ部2
cに表示を行う。
【0015】図2は、本発明に係る第1の実施例の撮像
装置の構成を示すブロック図で、1100はセンサユニ
ットである。10は赤外光発信器、12は赤外発光ダイ
オード等の赤外光発光素子で、駆動回路11により発光
する。赤外光発信器10からの赤外光は、センサ部11
01により検出し、1102は、センサ部1101から
のアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換回
路である。1103は、A/D変換回路1102のデジ
タル信号を処理するセンサ信号処理回路である。追尾回
路1104により赤外光発信器10の位置を判別し、表
示回路1105によりファインダ部1215へ赤外光発
信器10の位置すなわち、被写体1の位置の表示を行
う。追尾回路1104には、撮像部(カメラ部)121
1よりレンズの焦点距離情報が通信されている。
【0016】図3は、本第1実施例のファインダ表示の
説明図で、(a)図の201はファインダ表示部で、撮
像部1211により撮影した映像を表示し、観察者は観
察可能なものである。211はセンサ部の検出領域を示
し、その検出領域は、撮像部1221による撮像領域よ
り広い範囲を検出領域とする。1は特定の被写体で、赤
外光発信器3を付けている。この時、特定の被写体1
は、撮像部1211の撮像領域の外に居るので、観察者
はファインダ表示部201で特定の被写体1を確認する
ことはできない。
【0017】しかしこの時センサ部1101の検出領域
で被写体1を捕らえているので、ファインダ表示部20
1に、特定の被写体方向表示201aを表示させ、特定
の被写体1の位置方向を観察者に知らせる。本実施例に
よりセンサ部1101の検出領域は、撮像部1211に
よる撮像領域より広い範囲を検出領域とするため、観察
者は、ファインダから目を離すことなく、撮像領域外の
特定の被写体1の位置方向も知ることが可能となり非常
に操作性の良い撮像装置となる。
【0018】(b)図は、(a)図で示された方向に、
撮像装置をパンニングし特定の被写体1を撮像部121
1の撮像領域内に捕らえたところを表す。この時、被写
体方向表示は201bのように変わり、特定の被写体1
の位置を示す。
【0019】以上説明したように、特定の被写体1を撮
像装置本体が認識し、その特定の被写体1の位置を表示
することが可能となり、従来の撮像装置において、例え
ば運動会等、同じような服装で大勢の人が居る中で、自
分の子供を撮りたい、といった特定の被写体1を狙うこ
とが難しかったのに対し、撮影者の熟練に負うことなし
に、撮像装置本体により行えるため、極めて操作性の良
い撮像装置を提供することができる。
【0020】また、本第1実施例により、特定の被写体
がカメラ部の撮像領域内にあるかないかをファインダ表
示を変えることにより、明確に特定の被写体位置を撮影
者に知らせる。従来の撮像装置において、前記運動会の
場合などに特定の被写体を狙うことが難しかったのに対
し、撮影者の熟練に負うことなく、撮像装置本体により
行えるため、極めて操作性の良い撮像装置を提供でき
る。
【0021】図4は、本第1実施例の動作シーケンスを
示すフローチャートである。まず、ステップS101で
電源が投入される。ステップS102に進んで図2のセ
ンサ部1101で赤外光発信器10の赤外光を検出す
る。赤外光発信器10の赤外光が検出されなければ、ス
テップS105に進み、追尾回路1104からの制御信
号により、表示回路1105はファインダ部1215に
は表示を行わない。
【0022】赤外光が検出されたならステップS103
に進み、追尾回路1104により撮像部の撮影領域に入
っているならば、ステップS104に進み、追尾回路1
104からの制御信号により表示回路1105は、ファ
インダ画面に「位置表示」を行う。撮像部の撮影領域に
入っていないならば、ステップS106に進み、追尾回
路1104からの制御信号により、表示回路1105は
ファインダ画面に「方向表示」を行う。
【0023】図5は、本第1実施例の撮像部の構成図で
ある。1250はレンズ部で、不図示の被写体を結像す
る。1260は撮像素子で、レンズ部1250から入射
した光信号を電気信号に変換(光電変換)する。レンズ
部1250において、1251aは防振光学素子、12
51bは、防振光学素子の位置を検出するセンサ、12
51cは、防振光学素子を動かすアクチュエータであ
る。1252aは、焦点距離を変える変倍レンズ、12
52bはセンサで、変倍レンズ1252aの位置を検出
する。1252cはアクチュエータで、変倍レンズ12
52aを動かす。
【0024】1253aは、露出を制御するアイリス、
1253bはセンサで、アイリス1253aの位置を検
出する。1253cはアクチュエータで、アイリス12
53aを動かす。1254aはピントを合わせるフォー
カスレンズ、1254bはセンサで、フォーカスレンズ
1254aの位置を検出する。1254cはアクチュエ
ータで、フォーカスレンズ1254aを動かす。各セン
サ1251b,1252b,1253b,1254bよ
り、レンズ情報が出力される。
【0025】図6は、本第1実施例のセンサ部の構成図
である。1270はレンズ部で、不図示の赤外光発信器
より発光される赤外光を結像する。1280は赤外光検
出素子で、レンズ部1270から入射した赤外光信号を
電気信号に変換(光電変換)する。赤外光検出素子12
80は、赤外領域に感度のあるエリア型の撮像素子であ
るCCDやBASIS等が適している。
【0026】図7は、本第1実施例の撮像部のレンズ
と、センサ部のレンズのそれぞれの画角を示す図であ
る。301は、撮像部のレンズの広角側の画角、302
は、撮像部のレンズの望遠側の画角であり、図5に示す
変倍レンズ1252aにより広角側の画角301から、
望遠側の画角302まで可変である。303は、センサ
部のレンズの画角である。このように、センサ部の画角
303は、撮像部の画角301より大きく設定されてい
る。
【0027】よって図のように、赤外光発信器3を付け
ている特定の被写体1が、撮像部の画角から外れている
場合、不図示の撮像装置の撮影者は、ファインダで特定
の被写体1が見えなかったとしても、センサ部により赤
外光発信器3の赤外光を捕らえているので、どの方向に
特定の被写体1が位置しているのかを、ファインダの方
向表示により確認することが可能である。
【0028】(第2実施例)図8は、本発明に係る第2
の実施例の複数の赤外光発信器を装着した特定の被写体
の説明図である。(a)図は上面図、(b)図は正面
図、(c)は側面図である。401は特定の被写体で、
403a,403bは各赤外光発信器である。図のよう
に特定の被写体401の両肩に、それぞれ403a,4
03bの各赤外光発信器を取り付ける。このような構成
により、不図示の撮像装置本体側から見たときの方向を
示す矢印430a,430b,430c,430d,4
30e,430f,430g,430hのどの方向から
でもいずれかの赤外光発信器を、不図示の撮像装置本体
側により検出可能である。
【0029】以上説明した構成により、ファインダ部に
て、図8のように、不図示の観察者は撮像部により撮影
している画像を確認しながら、従来のカムコーダである
ならば視野外である画像を、センサ部による画像により
観察可能となり、従来の撮像装置において、例えば運動
会等、同じような服装で大勢の人が居る中で、自分の子
供を撮りたい、といった特定の被写体を狙うことが難し
かったのに対し、撮影者の熟練に負うことなく、撮像装
置本体により行えるため、極めて操作性の良い撮像装置
を提供することができる。
【0030】また、複数の赤外光発信器を単数の特定の
被写体に装着することにより、どの角度からでも特定の
被写体の確認が可能となる。
【0031】(第3実施例)図9は、本発明に係る第3
の実施例の赤外光発信器の説明図である。610は、本
発明に係る赤外光発信器、612a,612b,612
c,612dは、それぞれ赤外発光ダイオード等の各赤
外発光素子で、駆動回路611により発光する。このよ
うな構成により、赤外光は、赤外光発信器610より大
略360度方向に発光される。よって、不図示の撮像装
置本体側から見たときの方向を示す矢印630a,63
0b,630c,630d,630e,630f,63
0g,630hのどの方向からでもいずれかの赤外光発
信器を、不図示の撮像装置本体側により検出可能であ
る。
【0032】図10は、本発明の第3の実施例の複数の
赤外光発信機を装着した特定の被写体の説明図である。
(a)図は上面図、(b)図は正面図、(c)は側面図
である。601は特定の被写体で、610は赤外光発信
器である。図のように特定の被写体の頭部に、赤外光発
信器610を取り付ける。このような構成により、不図
示の撮像装置本体側から見たときの方向を示す矢印63
0a,630b,630c,630d,630e,63
0f,630g,630hのいずれの方向からでも、赤
外光発信器610を、不図示の撮像装置本体側により検
出可能である。なお、赤外光の発光は、一度に612
a,612b,612c,612d全ての赤外発光素子
を発光させるだけではなく、それぞれ、順番にあるい
は、ランダムに発光させると、赤外光発信器の省電力化
に寄与することができる。
【0033】以上説明した構成により、ファインダ部に
て、図9のように、不図示の観察者は撮像部により撮影
している画像を確認しながら、従来のカムコーダである
ならば視野外である画像を、センサ部による画像により
観察可能となり、従来の撮像装置において、例えば運動
会等で前記のような特定の被写体を狙うことが難しかっ
たのに対し、撮影者の熟練に負うことなく、撮像装置本
体により行えるため、極めて操作性の良い撮像装置を提
供することができる。
【0034】また、大略360度方向に赤外光を発光す
る赤外光発信器により、いずれの角度からでも特定の被
写体の確認が可能となる。
【0035】(第4実施例)図11は、本発明に係る第
4の実施例の撮像装置の構成を示すブロック図で、11
00aはセンサユニットである。510は赤外光発信
器、512は赤外発光ダイオード等の各赤外光発光素子
で、駆動回路511により発光する。513はリモコン
操作キー、515はリモコン信号回路、514は赤外光
信号切替回路で、位置検出用の信号とリモコン用の信号
との切替を行う。
【0036】赤外光発信器510から、赤外光信号切替
回路514により位置検出用の赤外光が発光している
時、センサ部1101により検出する。1102は、セ
ンサ部1101からのアナログ信号をデジタル信号に変
換するA/D変換回路である。1130は信号識別回路
で、位置検出用の信号を検出し、センサ信号処理回路1
103に信号は送られる。1103は、A/D変換回路
1102のデジタル信号を処理するセンサ信号処理回路
である。追尾回路1104により赤外光発信器10の位
置を判別し、表示回路1105より、ファインダ部12
15へ赤外光発信器10の位置すなわち、被写体の位置
の表示を行う。追尾回路1104には、撮像部1211
よりレンズの焦点距離情報が通信されている。
【0037】一方、赤外光発信器510から赤外光信号
切替回路514によりリモコン用の信号の赤外光が発光
している時、センサ部1101により検出する。A/D
変換回路1102は、センサ部1101からのアナログ
信号をデジタル信号に変換する。信号識別回路1130
は、リモコン用の信号を検出し、リモコン受光回路12
30へ送る。リモコン受光回路1230は、リモコン信
号を処理し1217,1220のそれぞれのマイコンに
信号を送ることにより、撮像装置のカメラ及びVTRの
リモコン操作が可能となる。
【0038】図12は、本第4実施例に係る撮像装置の
動作シーケンスを示すフローチャートである。まず、ス
テップS201で電源が投入される。ステップS202
に進んで図11のセンサ部1101で、赤外光発信器5
10の赤外光を検出する。赤外光発信器510の赤外光
が検出されなければ、ステップS206に進み、追尾回
路1104からの制御信号により表示回路1105は、
ファインダ部1215には表示を行わない。赤外光が検
出されたならステップS203に進み、図11の信号識
別回路1130により赤外光の位置検出用の信号と、リ
モコン用の信号の識別を行う。
【0039】赤外光信号が位置検出信号の時はステップ
S204に進み、追尾回路1104により撮像部の撮影
領域に入っているならば、ステップS205に進み、追
尾回路1104からの制御信号により、表示回路110
5はファインダ画面に「位置表示」を行う。撮像部の撮
影領域に入っていないならば、ステップS207に進
み、追尾回路1104からの制御信号により、表示回路
1105はファインダ画面に「方向表示」を行う。
【0040】一方、ステップS203により、リモコン
用の信号と識別された時は、ステップS208に進み、
図11のリモコン受光回路1230により、カメラ操作
信号であるなら、ステップS210に進み、図11のマ
イコン1217によりカメラ動作の実行を行う。ステッ
プS208で、図11のリモコン受光回路1230によ
り、VTR操作信号であるなら、ステップS209に進
み、図11のマイコン1220によりVTR動作の実行
を行う。
【0041】以上説明したように、特定の被写体を撮像
装置本体が認識し、その特定の被写体の位置を表示する
ことが可能となり、従来の撮像装置において、前記例と
同様に運動会等、同じような服装で大勢の人が居る中
で、自分の子供を撮りたい、といった特定の被写体を狙
うことが難しかったのに対し、撮影者の熟練に負うこと
なく、撮像装置本体により行えるため、極めて操作性の
良い撮像装置を提供可能である。また上述した構成によ
って、一つの赤外光発信器により、特定の被写体の位置
検出と、撮像装置のリモコン操作が可能となるため、極
めて操作性の良い撮像装置を提供し得る。
【0042】(第5実施例)図13は、本発明に係る第
5の実施例の撮像装置の構成を示すブロック図で、11
00bはセンサユニットである。710は赤外光発信
器、712は赤外発光ダイオード等の赤外発光素子で、
駆動回路711により発光する。713は集音マイク、
715は、集音マイク713で集音した音声信号を変調
する変調回路、714は赤外光信号切替回路で、位置検
出用の信号と音声用の信号との切替を行う。
【0043】赤外光発信器710から、赤外光信号切替
回路714により位置検出用の赤外光が発光している
時、センサ部1101により検出する。1102は、セ
ンサ部1101からのアナログ信号をデジタル信号に変
換するA/D変換回路である。1140は信号識別回路
で、位置検出用の信号を検出し、センサ信号処理回路1
103に信号は送られる。センサ信号処理回路1103
は、A/D変換回路1102のデジタル信号を処理する
センサ信号処理回路である。追尾回路1104により赤
外光発信器10の位置を判別し、表示回路1105によ
り、ファインダ部1215へ赤外光発信器10の位置す
なわち、被写体の位置の表示を行う。追尾回路1104
には、撮像部1211よりレンズの焦点距離情報が通信
されている。
【0044】一方、赤外光発信器710から、赤外光信
号切替回路714により集音マイクで集音した音声信号
の赤外光が発光している時、センサ部1101により検
出する。A/D変換回路1102はセンサ部1101か
らのアナログ信号をデジタル信号に変換する。1140
は信号識別回路で、赤外光発信器712の変調回路71
5で変調された音声信号を検出し、復調回路1240へ
送る。復調回路1240は、変調された音声信号を復調
し、レコーダ信号処理回路に送り、画像信号と共に電磁
変換回路1224で、電磁変換され記録媒体1225に
記録される。
【0045】図14は、本第5実施例に係る撮像装置の
動作シーケンスを示すフローチャートである。まず、ス
テップS301で電源が投入される。ステップS302
に進んで図13のセンサ部1101で赤外光発信器71
0の赤外光を検出する。赤外光発信器710の赤外光が
検出されなければ、ステップS306に進み、追尾回路
1104からの制御信号により、表示回路1105は、
ファインダ部1215には表示を行わない。
【0046】赤外光が検出されたならステップS303
に進み、図13の信号識別回路1140により赤外光の
位置検出用の信号と、リモコン用の信号との識別を行
う。赤外光信号が位置検出信号の時はステップS304
に進み、追尾回路1104により撮像部の撮影領域に入
っているならば、ステップS305に進み、追尾回路1
104からの制御信号により、表示回路1105はファ
インダ画面に「位置表示」を行う。撮像部の撮影領域に
入っていないならば、ステップS307に進み、追尾回
路1104からの制御信号により表示回路1105は、
ファインダ画面に「方向表示」を行う。一方、ステップ
S303により、変調された音声信号と識別された時
は、ステップS308に進み、図13の復調回路124
0により音声信号に復調され、ステップS309に進み
レコーダ記録実行がなされる。
【0047】以上説明したように、特定の被写体を撮像
装置本体が認識し、その特定の被写体の位置を表示する
ことが可能となり、従来の撮像装置において、例えば運
動会等、同じような服装で大勢の人が居る中で、自分の
子供を撮りたい、とっいた特定の被写体を狙うことが難
しかったのに対し、撮影者の熟練に負うことなく、撮像
装置本体により行えるため、極めて操作性の良い撮像装
置を提供可能となる。また上述した構成によって、一つ
の赤外光発信器により、特定の被写体の位置検出と、特
定の被写体の周囲の音声を集音し撮像装置本体で記録が
可能となるため、利便性が大きい極めて操作性の良い撮
像装置を提供可能となる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
特定の被写体を撮像装置本体が認識し、その特定の被写
体の位置を表示することが可能となり、従来の撮像装置
において、例えば運動会等、同じような服装で大勢の人
がいる中で、自分の子供を撮りたい、といった特定の被
写体を狙うことが難しかったのに対し、撮影者の熟練に
負うことなく、撮像装置本体により行えるため、極めて
操作性の良い撮像装置を提供可能となる。
【0049】本発明により、センサ部の検出領域は、カ
メラ部による撮像領域より広い範囲を検出領域とするた
め、観察者は、ファインダから目を離すことなく、撮像
領域外の特定の被写体の位置方向も知ることが可能とな
り非常に操作性の良い撮像装置となる。
【0050】また、複数の赤外光発信器を単数の特定の
被写体に装着することにより、いずれの角度からでも特
定の被写体を認識が可能となり、特定の被写体の位置の
検出精度の高い極めて操作性の良い撮像装置となる。
【0051】また、大略360度方向に赤外光を発光す
る赤外光発信器により、いずれの角度からでも特定の被
写体を確認が可能となり、特定の被写体の位置の検出精
度の高い極めて操作性の良い撮像装置となる。
【0052】また、上述した構成によって、単一の赤外
光発信器により、特定の被写体の位置検出と、撮像装置
のリモコン操作が可能となるため、利便性が大きい極め
て操作性の良い撮像装置を提供可能となる。
【0053】また、上述した構成によって、単一の赤外
光発信器により、特定の被写体の位置検出と、特定の被
写体の周囲の音声を集音し撮像装置本体で記録が可能と
なるため、利便性が大きい極めて操作性の良い撮像装置
が提供可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例の概略システム図
【図2】 第1実施例の撮像装置の構成ブロック図
【図3】 第1実施例のファインダ表示例
【図4】 第1実施例の動作シーケンスフローチャート
【図5】 第1実施例の撮像部の構成図
【図6】 第1実施例のセンサ部の構成図
【図7】 第1実施例の撮像部/センサ部の各レンズの
画角
【図8】 第2実施例の特定被写体の説明図
【図9】 第3の実施例の赤外光発信器の説明図
【図10】 第3実施例の特定被写体の説明図
【図11】 第4実施例の撮像装置の構成ブロック図
【図12】 第4実施例の動作シーケンスフローチャー
【図13】 第5実施例の撮像装置の構成ブロック図
【図14】 第5実施例の動作シーケンスフローチャー
【図15】 従来のカムコーダの一例の回路構成を示す
ブロック図
【符号の説明】
1,401,601 特定被写体 2 ビデオカメラ本体 2a カメラ部(撮像部) 2b センサ部 2c ファインダ部 3,10,403a,403b,510,610,71
0 赤外光発信器 201 ファインダ表示部 1100,1100a,1100b センサユニット 1101 センサ部 1211 撮像部 1212 A/D変換回路 1213 カメラ信号処理回路 1214 D/A変換回路 1215 ファインダ部 1216 カメラ操作キー 1217,1220,1221 マイコン 1218 デジタル特殊効果回路 1219 VTR操作キー 1222 VTRメカ 1223 レコーダ信号処理回路 1224 電磁変換回路 1225 記録媒体 1226 電源スイッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体像を画像信号に変換するための撮
    像手段と、単数の被写体側に複数の赤外光発信器を装着
    し、これら複数の赤外光発信器からの赤外光の位置を検
    出する手段を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 被写体像を画像信号に変換するための撮
    像手段と、前記被写体側に赤外光発信器を装着し、この
    赤外光発信器からの赤外光の位置を検出する手段を有す
    る装置において、前記赤外光発信器は、赤外光を大略3
    60度方向に発光することを特徴とする撮像装置。
  3. 【請求項3】 被写体像を画像信号に変換するための撮
    像手段と、前記被写体側に赤外光発信器を装着し、この
    赤外光発信器からの赤外光の位置を検出する手段を有す
    る装置において、前記赤外光発信器が、撮像装置本体の
    操作を制御する遠隔制御機能を有することを特徴とする
    撮像装置。
  4. 【請求項4】 被写体像を画像信号に変換するための撮
    像手段と、前記被写体側に赤外光発信器を装着し、この
    赤外光発信器からの赤外光の位置を検出する手段を有す
    る装置において、前記赤外光発信器が集音マイクを備
    え、この集音マイクによる音声を、前記赤外光により前
    記装置本体へ伝送することを特徴とする撮像装置。
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