JPH0974504A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JPH0974504A
JPH0974504A JP7228154A JP22815495A JPH0974504A JP H0974504 A JPH0974504 A JP H0974504A JP 7228154 A JP7228154 A JP 7228154A JP 22815495 A JP22815495 A JP 22815495A JP H0974504 A JPH0974504 A JP H0974504A
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JP
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infrared light
image pickup
image
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finder
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JP7228154A
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Kenji Abe
健志 安部
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビデオカメラ等の撮像装置において、例えば
運動会等、大勢の同じような服装の人の居る中で自分の
子供を撮りたい場合など、特定の被写体を熟練を要する
ことなく狙うことのできる手段を提供する。 【解決手段】 このため、被写体像を画像信号に変換す
るビデオカメラ本体2と、特定被写体1側に赤外光発信
器3を装着し、これからの発光赤外光の位置を検出する
センサ2bを有し、この位置検出出力信号を画像信号に
変換し、前記被写体像の画像信号と合成して、ファイン
ダ2cに表示するよう構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被写体側に赤外光
発信器を装着し、その赤外光を検出し、ファインダに位
置の表示を行うビデオカメラ等の撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図16は、従来のカムコーダの一例の回
路構成ブロックを説明するための図であり、同図におい
て、4211はカメラの撮像部、4212は、撮像部4
211からのアナログ信号をデジタル信号に変換するA
/D変換回路、4213は、A/D変換回路4212の
デジタル信号を処理するカメラ信号処理回路、4214
は、この信号処理回路4213からのデジタル信号をア
ナログ信号に戻すD/A変換回路、4218は、信号処
理回路4213からのデジタル信号を取り込み、様々な
特殊効果に加工するためのデジタル特殊効果回路、42
17は、信号処理回路4213と特殊効果回路4218
を制御するマイクロコンピュータ(以下、“マイコン”
と略す)である。
【0003】4216は、カメラ部の操作キーで、マイ
コン4217がその情報を読み取る。4220もマイコ
ンであり、主にVTR全体のシステムコントロールを行
う。マイコン4220は、マイコン4217と通信を行
っている。4219は、VTR部の操作キーで、マイコ
ン4220がその情報を読み取る。
【0004】4215はビューファインダで、撮像部4
211で撮像した画像を不図示の観察者が観察すること
が可能である。4222はVTRのメカ部、4221
は、VTRメカ4222を制御するマイコンで、マイコ
ン4220と通信を行っている。また4223はレコー
ダ信号処理回路で、D/A変換回路4214からのアナ
ログ信号を処理し、電磁変換ブロック4224を経て、
記録媒体(カセットテープ)4225に記録させる。記
録媒体4225は、VTRのメカ部4222によって駆
動される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のような、従来の
撮像装置において、例えば運動会等、同じような服装で
大勢の人が居る中で、自分の子供を撮りたい、といった
特定の被写体を狙うことは実際は難しく、撮像装置では
なく、撮影者の熟練に負うところが多かった。
【0006】つまり、特定の被写体を撮像装置本体が認
識し、その特定の被写体の位置を表示するようなことが
できないという問題点があった。
【0007】本発明は、以上のような局面にかんがみて
なされたもので、識別し難い特別の被写体を、撮影者の
熟練に依存することなく、撮像装置本体により狙うこと
のできる手段の提供を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1発明(請求項1)の撮像装置は、被写
体像を画像信号に変換するための撮像手段と、前記被写
体側に赤外光発信器を装着し、この赤外光発信器からの
赤外光の位置を検出する手段とを有し、前記赤外光の位
置検出手段の出力信号を画像信号に変換し、前記撮像手
段により変換された画像信号と合成して、ファインダに
表示することを特徴とするものである。
【0009】同じ目的を達成するために、本発明の第2
発明(請求項2)の撮像装置は、被写体像を画像信号に
変換するための撮像手段と、前記被写体側に赤外光発信
器を装着し、この赤外光発信器からの赤外光の位置を検
出する手段を有し、前記赤外光の位置に係わる情報をフ
ァインダに表示する撮像装置であって、前記赤外光の位
置に係わる情報を、前記撮像手段により撮像された画像
の周囲に表示することを特徴とするものである。
【0010】同じ目的を達成するために、本発明の第3
発明(請求項3)の撮像装置は、被写体像を画像信号に
変換するための撮像手段と、複数の被写体側にそれぞれ
複数の赤外光発信器を装着し、これら複数の赤外光発信
器からの赤外光の位置を検出する手段を有し、前記複数
の赤外光の位置に係わる情報をファインダに表示する撮
像装置であって、前記複数の赤外光発信器を検出し、前
記ファインダに複数の位置に係わる情報を表示すること
を特徴とするものである。
【0011】同じ目的を達成するために、本発明の第4
発明(請求項4)の撮像装置は、前記複数の赤外光発信
器からの赤外光より、これら赤外光発信器の識別を検出
する手段を有し、前記ファインダに前記複数の赤外光発
信器の識別に係わる情報を表示することを特徴とするも
のである。
【0012】
【作用】以上のような本発明構成により、特定の識別し
難い被写体を、撮影者の熟練に負うことなしに、撮像装
置本体により狙うことができるようになるため撮像装置
の操作性が向上する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を、複
数の実施例に基づいて説明する。
【0014】
【実施例】
(第1実施例)図1は、実施例の概略システムを示す図
で、1は特定の被写体で、不図示の撮影者が、意図して
特定を行いたい被写体である。2はビデオカメラ本体、
3は赤外光発信器で、特定の被写体1に取り付ける。ビ
デオカメラ本体2は、カメラ部(撮像部)2aの他に、
赤外光発信器3からの赤外光を受光するセンサ部2bを
有し、赤外光発信器3の位置を検出し、ファインダ部2
cに表示を行う。
【0015】図2は、本発明に係る第1の実施例の撮像
装置の構成を示すブロック図で、1100はセンサユニ
ットである。10は赤外光発信器、12は赤外発光ダイ
オード等の赤外光発光素子で、駆動回路11により発光
する。赤外光発信器10からの赤外光は、センサ部11
01により検出し、1102は、センサ部1101から
のアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換回
路である。1103は、A/D変換回路1102のデジ
タル信号を処理するセンサ信号処理回路である。追尾回
路1104により赤外光発信器10の位置を判別し、表
示回路1105によりファインダ部1215へ赤外光発
信器10の位置すなわち、被写体1の位置の表示を行
う。追尾回路1104には、撮像部(カメラ部)121
1よりレンズの焦点距離情報が通信されている。
【0016】図3は、本第1実施例のファインダ表示の
説明図で、(a)図の201はファインダ表示部で、撮
像部1211により撮影した映像を表示し、観察者は観
察可能なものである。211はセンサ部の検出領域を示
し、その検出領域は、撮像部1221による撮像領域よ
り広い範囲を検出領域とする。1は特定の被写体で、赤
外光発信器3を付けている。この時、特定の被写体1
は、撮像部1211の撮像領域の外に居るので、観察者
はファインダ表示部201で特定の被写体1を確認する
ことはできない。
【0017】しかしこの時センサ部1101の検出領域
で被写体1を捕らえているので、ファインダ表示部20
1に、特定の被写体方向表示201aを表示させ、特定
の被写体1の位置方向を観察者に知らせる。本実施例に
よりセンサ部1101の検出領域は、撮像部1211に
よる撮像領域より広い範囲を検出領域とするため、観察
者は、ファインダから目を離すことなく、撮像領域外の
特定の被写体1の位置方向も知ることが可能となり非常
に操作性の良い撮像装置となる。
【0018】(b)図は、(a)図で示された方向に、
撮像装置をパンニングし特定の被写体1を撮像部121
1の撮像領域内に捕らえたところを表す。この時、被写
体方向表示は201bのように変わり、特定の被写体1
の位置を示す。
【0019】以上説明したように、特定の被写体1を撮
像装置本体が認識し、その特定の被写体1の位置を表示
することが可能となり、従来の撮像装置において、例え
ば運動会等、同じような服装で大勢の人が居る中で、自
分の子供を撮りたい、といった特定の被写体1を狙うこ
とが難しかったのに対し、撮影者の熟練に負うことなし
に、撮像装置本体により行えるため、極めて操作性の良
い撮像装置を提供することができる。
【0020】また、本第1実施例により、特定の被写体
がカメラ部の撮像領域内にあるかないかをファインダ表
示を変えることにより、明確に特定の被写体位置を撮影
者に知らせる。従来の撮像装置において、前記運動会の
場合などに特定の被写体を狙うことが難しかったのに対
し、撮影者の熟練に負うことなく、撮像装置本体により
行えるため、極めて操作性の良い撮像装置を提供でき
る。
【0021】図4は、本第1実施例の動作シーケンスを
示すフローチャートである。まず、ステップS101で
電源が投入される。ステップS102に進んで図2のセ
ンサ部1101で赤外光発信器10の赤外光を検出す
る。赤外光発信器10の赤外光が検出されなければ、ス
テップS105に進み、追尾回路1104からの制御信
号により、表示回路1105はファインダ部1215に
は表示を行わない。
【0022】赤外光が検出されたならステップS103
に進み、追尾回路1104により撮像部の撮影領域に入
っているならば、ステップS104に進み、追尾回路1
104からの制御信号により表示回路1105は、ファ
インダ画面に「位置表示」を行う。撮像部の撮影領域に
入っていないならば、ステップS106に進み、追尾回
路1104からの制御信号により、表示回路1105は
ファインダ画面に「方向表示」を行う。
【0023】図5は、本第1実施例の撮像部の構成図で
ある。1250はレンズ部で、不図示の被写体を結像す
る。1260は撮像素子で、レンズ部1250から入射
した光信号を電気信号に変換(光電変換)する。レンズ
部1250において、1251aは防振光学素子、12
51bは、防振光学素子の位置を検出するセンサ、12
51cは、防振光学素子を動かすアクチュエータであ
る。1252aは、焦点距離を変える変倍レンズ、12
52bはセンサで、変倍レンズ1252aの位置を検出
する。1252cはアクチュエータで、変倍レンズ12
52aを動かす。1253aは、露出を制御するアイリ
ス、1253bはセンサで、アイリス1253aの位置
を検出する。1253cはアクチュエータで、アイリス
1253aを動かす。1254aはピントを合わせるフ
ォーカスレンズ、1254bはセンサで、フォーカスレ
ンズ1254aの位置を検出する。1254cはアクチ
ュエータで、フォーカスレンズ1254aを動かす。各
センサ1251b,1252b,1253b,1254
bより、レンズ情報が出力される。
【0024】図6は、本第1実施例のセンサ部の構成図
である。1270はレンズ部で、不図示の赤外光発信器
より発光される赤外光を結像する。1280は赤外光検
出素子で、レンズ部1270から入射した赤外光信号を
電気信号に変換(光電変換)する。赤外光検出素子12
80は、赤外領域に感度のあるエリア型の撮像素子であ
るCCDやBASIS等が適している。
【0025】図7は、本第1実施例の撮像部のレンズ
と、センサ部のレンズのそれぞれの画角を示す図であ
る。301は、撮像部のレンズの広角側の画角、302
は、撮像部のレンズの望遠側の画角であり、図5に示す
変倍レンズ1252aにより広角側の画角301から、
望遠側の画角302まで可変である。303は、センサ
部のレンズの画角である。このように、センサ部の画角
303は、撮像部の画角301より大きく設定されてい
る。
【0026】よって図のように、赤外光発信器3を付け
ている特定の被写体1が、撮像部の画角から外れている
場合、不図示の撮像装置の撮影者は、ファインダで特定
の被写体1が見えなかったとしても、センサ部により赤
外光発信器3の赤外光を捕らえているので、どの方向に
特定の被写体1が位置しているのかを、ファインダの方
向表示により確認することが可能である。
【0027】(第2実施例)図8は、本発明の第2の実
施例のファインダ表示例の説明図である。220はファ
インダ表示部で、220aは、撮像部により撮影した映
像を表示し、220bは、センサ部により検出した信号
を画像変換した映像を表示している。
【0028】図9は、本第2実施例の撮像装置の構成を
示すブロック図である。1100aはセンサユニットで
ある。10は赤外光発信器、12は赤外発光ダイオード
等の赤外発光素子で、駆動回路11により発光する。赤
外光発信器10からの赤外光は、センサ部1101によ
り検出し、1102は、センサ部1101からのアナロ
グ信号をデジタル信号に変換するA/D変換回路であ
る。1103は、A/D変換回路1102のデジタル信
号を処理するセンサ信号処理回路である。追尾回路11
04により、赤外光発信器10の位置を判別し、表示回
路1105によりファインダ部1215へ赤外光発信器
10の位置すなわち、被写体1の位置の表示を行う。追
尾回路1104には、撮像部1211よりレンズの焦点
距離情報が通信されている。
【0029】1107はセンサ信号画像処理回路で、A
/D変換回路1102のデジタル信号を画像に処理す
る。1106は、センサ信号画像処理回路1107から
出力されたデジタル画像信号をアナログ信号に変換する
D/A変換回路である。D/A変換回路1106からの
センサ部による画像信号は、画像合成回路1227によ
り、D/A変換回路1214からの撮像部による画像信
号と重畳され、ファインダ部1215に表示される。
【0030】また、この時、図7で説明したように、セ
ンサ部の画角303は、撮像部の画角301より大きく
設定されていることにより、赤外光発信器3を付けてい
る特定の被写体1が、撮像部の画角301から外れてい
る場合でも、不図示撮像装置の撮影者はファインダで、
特定の被写体1をセンサ部による画像によってファイン
ダにより確認することが可能である。
【0031】以上説明した構成により、ファインダ部に
て、図8に示すように、不図示の観察者は、撮像部によ
り撮影している画像を確認しながら、従来のカムコーダ
であるならば視野外である画像を、センサ部による画像
により観察可能となり、従来の撮像装置において、例え
ば前記のような運動会等で同じような服装で大勢の人が
居る中で、自分の子供を撮りたい、といった特定の被写
体を狙うことが難しかったのに対し、撮影者の熟練を負
うことなく、撮像装置本体により行えるため、極めて操
作性の良い撮像装置を提供し得る。
【0032】(第3実施例)図10は、本発明に係る第
3の実施例のファインダ表示例の説明図である。230
は、ファインダ表示部で、230aは、撮像部により撮
影した映像を表示し、230bは、情報表示枠を示して
いる。202a,202b,202c,202dはそれ
ぞれ方向表示であり、この場合、202aの方向に特定
の被写体がいることを示している。
【0033】図11は本第3実施例の撮像装置の構成を
示すブロック図で、1100bはセンサユニットであ
る。以下、前記第2実施例の図9におけると同一(相
当)構成要素は同一符号で示す。10は赤外光発信器、
12は赤外発光ダイオード等の赤外発光素子で、駆動回
路11により発光する。赤外光発信器10からの赤外光
は、センサ部1101により検出し、1102は、セン
サ部1101からのアナログ信号をデジタル信号に変換
するA/D変換回路である。1103は、A/D変換回
路1102のデジタル信号を処理するセンサ信号処理回
路である。
【0034】追尾回路1104により赤外光発信器10
の位置を判別し、表示回路1105より、画像合成回路
1228へ入力され、撮像部による画像信号と重畳さ
れ、ファインダ部1215へ赤外光発信器10の位置す
なわち、被写体の位置の表示を、図10の情報表示枠2
20bに行う。追尾回路1104には、撮像部1211
よりレンズの焦点距離情報が通信されている。
【0035】以上説明したように、特定の被写体1を撮
像装置本体が認識し、その特定の被写体の位置を表示す
ることが可能となり、従来の撮像装置において、運動会
等、同じような服装で大勢の人が居る中で、自分の子供
を撮りたい、といった特定の被写体を狙うことが難しか
ったのに対し、撮影者の熟練を負うことなく、撮像装置
本体により行えるため、極めて操作性の良い撮像装置を
提供し得る。上述した構成によって、撮影した映像の周
囲の情報表示枠に方向表示を行うことにより、観察者
は、撮影した画像の観察を妨げられることなく、方向表
示を確認可能となり、極めて操作性の良い撮像装置を提
供し得る。
【0036】(第4実施例)図12は、本発明に係る第
4の実施例の撮像装置の構成を示すブロック図で、11
00cはセンサユニットである。以下、第2実施例の図
9及び第3実施例の図11におけると同一(相当)構成
要素は同一(相当)符号で示す。10a,10bは各赤
外光発信器、12a,12bは赤外発光ダイオード等の
各赤外光発光素子で、各駆動回路11a,11bにより
発光する。赤外光発信器10a,10bからの赤外光
は、センサ部1101により検出し、1102は、セン
サ部1101からのアナログ信号をデジタル信号に変換
するA/D変換回路である。1103は、A/D変換回
路1102のデジタル信号を処理するセンサ信号処理回
路である。
【0037】追尾回路1104により各赤外光発信器1
0a,10bの位置を判別し、表示回路1105により
ファインダ部1215へ各赤外光発信器10a,10b
の位置すなわち、被写体1の位置の表示を行う。また追
尾回路1104により各赤外光発信器10a,10bを
判別し、名前表示回路1107によりファインダ部12
15へ各赤外光発信器10a,10bの名前表示を行
う。名前は、あらかじめ、名前表示回路に登録してあ
り、本実施例では、便宜的に赤外光発信器10aに対し
ては「KEN」、赤外光発信器10bに対しては「KA
O」と名付けてある。追尾回路1104には、撮像部1
211よりレンズの焦点距離情報が通信されている。
【0038】図13は、本第4実施例の動作シーケンス
を示すフローチャートである。まず、ステップS201
で電源が投入される。ステップS202に進んで図12
のセンサ部1101で各赤外光発信器10a,10bの
赤外光を検出する。各赤外光発信器10a,10bの赤
外光が検出されなければ、ステップS204に進み、追
尾回路1104からの制御信号により、表示回路110
5は、ファインダ部には表示を行わない。赤外光が検出
されたならステップS203に進み、各赤外光発信器1
0a,10bの識別を行う。
【0039】赤外光発信器10aの時はステップS20
5に進み、追尾回路1104により撮像部の撮影領域に
入っているならば、ステップS206に進み、追尾回路
1104からの制御信号により、表示回路1105はフ
ァインダ画面に「位置表示」を行う。続いてステップS
207に進み、追尾回路1104からの制御信号により
名前表示回路1107は、ファインダ画面に「KEN」
表示を「位置表示」の上に行う。
【0040】撮像部の撮影領域に入っていないならば、
ステップS208に進み、追尾回路1104からの制御
信号により表示回路1105はファインダ画面に「方向
表示」を行う。続いてステップS208に進み、追尾回
路1104からの制御信号により名前表示回路1107
はファインダ画面に「KEN」表示を「方向表示」の下
に行う。
【0041】一方、ステップS203により、各赤外光
発信器10a,10bの識別を行う。赤外光発信器10
bの時はステップS210に進み、追尾回路1104に
より、撮像部の撮影領域に入っているならば、ステップ
S211に進み、追尾回路1104からの制御信号によ
り表示回路1105はファインダ画面に「位置表示」を
行う。続いてステップS212に進み、追尾回路110
4からの制御信号により、名前表示回路1107は、フ
ァインダ画面に「KAO」表示を「位置表示」の上に行
う。
【0042】撮像部の撮影領域に入っていないならば、
ステップS213に進み、追尾回路1104からの制御
信号により、表示回路1105は、ファインダ画面に
「方向表示」を行う。続いてステップS214に進み、
追尾回路1104からの制御信号により、名前表示回路
1107は、ファインダ画面に「KAO」表示を「方向
表示」の下に行う。
【0043】図14(a),(b)は、本第4実施例の
ファインダ表示例の説明図である。240はファインダ
表示部、203a,203bは「方向表示」、204
a,206aは名前表示である「KEN」表示、204
b,206bは名前表示である「KAO」表示、205
a,205bは「位置表示」である。1a,1bはそれ
ぞれ特定の被写体で、それぞれ、図12で説明した各赤
外光発信器10a,10bに該当する各赤外光発信器1
0a,10bを装着している。特定の被写体1a,1b
は、図14(a)の説明を分かり易くするために、撮像
部の画角の外にいることを概念的に示すものである。
【0044】図14(a)は、図13のフローチャート
で説明した各赤外光発信器10a,10bをそれぞれ認
識し、かつ、それぞれ「方向表示」を行い、「KEN」
表示、「KAO」表示を行った。すなわちステップS2
08,ステップS209,ステップS213,ステップ
S214が行われた時のファインダ表示を示す図であ
る。
【0045】図14(b)は、図13のフローチャート
で説明した各赤外光発信器10a,10bをそれぞれ認
識し、かつ、それぞれ「位置表示」を行い、「KEN」
表示、「KAO」表示を行った。すなわちステップS2
06,ステップS207,ステップS211,ステップ
S212が行われた時のファインダ表示を示す図であ
る。
【0046】図15(a),(b)は、図12で説明し
た各赤外光発信器10a,10bのそれぞれの赤外光の
発光パターンを示す図で、あらかじめ各赤外光発信器1
0a,10bの赤外光の発光パターンを変えることによ
り、追尾回路1104により、各赤外光発信器10a,
10bはそれぞれを識別可能となる。
【0047】以上説明したように、本実施例により、特
定の複数の被写体を撮像装置本体が認識し、その特定の
複数の被写体の位置を表示することが可能となり、従来
の撮像装置において、例えば前記のような運動会等、同
じような服装で大勢の人が居る中で、自分の子供一人だ
けではなく、兄弟あるいは、知合いの子供を撮りたい、
といった特定の複数の被写体を狙うことが難しかったの
に対し、撮影者の熟練に負うことなく、撮像装置本体に
より行えるため、極めて操作性の良い撮像装置を提供可
能である。
【0048】また本発明実施例により、あらかじめ、図
14(a)のように、特定の被写体1a,1bは、それ
ぞれ各赤外光発信器10a,10bを装着し、赤外光発
信器が10aのときには、「KEN」表示を赤外光発信
器が10bのときは、「KAO」表示を行うような構成
により、複数の特定の被写体が、それぞれ認識可能とな
り、運動会等、同じような服装で大勢の人が居る中で、
自分の子供一人だけではなく、兄弟あるいは、知合いの
子供といった特定の複数の被写体の識別を行いながら
の、撮影をすることが難しかったのに対し、撮影者の熟
練に負うことなく、特定の複数の被写体の識別を行いな
がらの、撮影を撮像装置本体により行えるため、極めて
操作性の良い撮像装置を提供し得る。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
特定の被写体を撮像装置本体が認識し、その特定の被写
体の位置を表示することが可能となり、従来の撮像装置
において、例えば運動会等、同じような服装で大勢の人
がいる中で、自分の子供を撮りたい、といった特定の被
写体を狙うことが難しかったのに対し、撮影者の熟練に
負うことなく、撮像装置本体により行えるため、極めて
操作性の良い撮像装置を提供し得る。
【0050】本発明により、センサ部の検出領域は、カ
メラ部による撮像領域より広い範囲を検出領域とするた
め、観察者は、ファインダから目を離すことなく、撮像
領域外の特定の被写体の位置方向も知ることが可能とな
り非常に操作性の良い撮像装置となる。
【0051】また、本発明により、特定の被写体がカメ
ラ部の撮像領域内にあるかないかをファインダ表示を変
えることにより、明確に特定の被写体位置を撮影者に知
らせる。従来の撮像装置において、例えば運動会等、同
じような服装で大勢の人がいる中で、自分の子供を撮り
たい、といった特定の被写体を狙うことが難しかったの
に対し、撮影者の熟練に負うことなく、撮像装置本体に
より行えるため、極めて操作性の良い撮像装置を提供可
能となる。
【0052】また、本発明により、ファインダ部にて観
察者は、撮像部により撮影している画像を確認しなが
ら、従来のカムコーダであるならば視野外である画像
を、センサ部による画像により観察可能となり、前記同
様の運動会等の事例において、撮影者の熟練に負うこと
なく、特定の被写体を狙うことが撮像装置本体により行
えるため、極めて操作性の良い撮像装置を提供可能とな
る。
【0053】また、本発明により、特定の被写体を撮像
装置本体が認識し、その特定の被写体の位置を表示する
ことが可能となり、上記と同様の事例において、特定の
被写体を狙うことが撮影者の熟練に負うことなく、撮像
装置本体により行えるため、極めて操作性の良い撮像装
置を提供可能となる。上述した構成によって、撮影した
映像の周囲の情報表示枠に方向表示を行うことにより、
観察者は、撮影した画像の観察を妨げられることなく、
方向表示を確認可能となり、極めて操作性の良い撮像装
置を提供可能となる。
【0054】また、本発明により、特定の複数の被写体
を撮像装置本体が認識し、その特定の複数の被写体の位
置を表示することが可能となり、前記と同様の事例にお
いて特定の複数の被写体を狙うことが撮影者の熟練に負
うことなく、撮像装置本体により行えるため、極めて操
作性の良い撮像装置を提供可能となる。
【0055】また本発明により、複数の特定の被写体
が、それぞれ認識可能となり、前記のような事例におい
て特定の複数の被写体の識別を行いながらの撮影をする
ことが撮影者の熟練に負うことなく、特定の複数の被写
体の識別を行いながらの撮影を撮像装置本体により行え
るため、極めて操作性の良い撮像装置が提供可能となっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の概略システム図
【図2】 第1実施例の撮像装置の構成ブロック図
【図3】 第1実施例のファインダ表示例
【図4】 第1実施例の動作シーケンスフローチャート
【図5】 第1実施例の撮像部の構成図
【図6】 第1実施例のセンサ部の構成図
【図7】 第1実施例の撮像部/センサ部の各レンズの
画角
【図8】 第2実施例のファインダ表示例
【図9】 第2実施例の撮像装置の構成ブロック図
【図10】 第3実施例のファインダ表示例
【図11】 第3実施例の撮像装置の構成ブロック図
【図12】 第4実施例の撮像装置の構成ブロック図
【図13】 第4実施例の動作シーケンスフローチャー
【図14】 第4実施例のファインダ表示例
【図15】 第4実施例の各赤外光発信器の発光パター
ン図
【図16】 従来のカムコーダの一例の回路構成を示す
ブロック図
【符号の説明】
1 特定被写体 2 ビデオカメラ本体 2a カメラ部(撮像部) 2b センサ部 2c ファインダ部 3,10,10a,10b 赤外光発信器 201,220,230,240 ファインダ表示部 1100,1100a,1100b,1100c セン
サユニット 1101 センサ部 1211 撮像部 1212 A/D変換回路 1213 カメラ信号処理回路 1214 D/A変換回路 1215 ファインダ部 1216 カメラ操作キー 1217,1220,1221 マイコン 1218 デジタル特殊効果回路 1219 VTR操作キー 1222 VTRメカ 1223 レコーダ信号処理回路 1224 電磁変換回路 1225 記録媒体 1226 電源スイッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体像を画像信号に変換するための撮
    像手段と、前記被写体側に赤外光発信器を装着し、この
    赤外光発信器からの赤外光の位置を検出する手段とを有
    し、前記赤外光の位置検出手段の出力信号を画像信号に
    変換し、前記撮像手段により変換された画像信号と合成
    して、ファインダに表示することを特徴とする撮像装
    置。
  2. 【請求項2】 被写体像を画像信号に変換するための撮
    像手段と、前記被写体側に赤外光発信器を装着し、この
    赤外光発信器からの赤外光の位置を検出する手段を有
    し、前記赤外光の位置に係わる情報をファインダに表示
    する撮像装置であって、前記赤外光の位置に係わる情報
    を、前記撮像手段により撮像された画像の周囲に表示す
    ることを特徴とする撮像装置。
  3. 【請求項3】 被写体像を画像信号に変換するための撮
    像手段と、複数の被写体側にそれぞれ複数の赤外光発信
    器を装着し、これら複数の赤外光発信器からの赤外光の
    位置を検出する手段を有し、前記複数の赤外光の位置に
    係わる情報をファインダに表示する撮像装置であって、
    前記複数の赤外光発信器を検出し、前記ファインダに複
    数の位置に係わる情報を表示することを特徴とする撮像
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の撮像装置において、前
    記複数の赤外光発信器からの赤外光より、これら赤外光
    発信器の識別を検出する手段を有し、前記ファインダに
    前記複数の赤外光発信器の識別に係わる情報を表示する
    ことを特徴とする撮像装置。
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