JPH097429A - 静電・電磁遮蔽機能付ケーブルとその配線方法並びにケーブル用静電・電磁遮蔽テープ - Google Patents

静電・電磁遮蔽機能付ケーブルとその配線方法並びにケーブル用静電・電磁遮蔽テープ

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JPH097429A
JPH097429A JP14768795A JP14768795A JPH097429A JP H097429 A JPH097429 A JP H097429A JP 14768795 A JP14768795 A JP 14768795A JP 14768795 A JP14768795 A JP 14768795A JP H097429 A JPH097429 A JP H097429A
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JP
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electrostatic
cable
electromagnetic shielding
tape
area
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JP14768795A
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Inventor
Takakazu Ishida
孝和 石田
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な作業で、静電・電磁遮蔽必要領域と不
要領域との双方にケーブルを配線できるようにする。 【構成】 静電・電磁遮蔽必要領域と不要領域との双方
に共通のケーブル本体10を配線し、このケーブル本体
10において静電・電磁遮蔽必要領域に配線される部分
のみ、その周囲に静電・電磁遮蔽テープ1を巻く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、静電・電磁遮蔽機能を
もつケーブルとその配線方法、並びに当該ケーブルに用
いられる静電・電磁遮蔽テープに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から知られている電線ケーブルは、
一般に屋内用のものと屋外用のものとで構造が異なる。
具体的に、屋外用のケーブルでは、そのケーブル本体の
周囲に押出し成形によって静電・電磁遮蔽用外被が施さ
れ、この外皮によってケーブル本体の保護が図られてい
る。これに対し、屋内用のケーブルでは、コストの削減
や取扱性、可撓性の向上の観点から上記外被が省略さ
れ、ケーブル本体が露出した状態となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記ケーブルは、屋内
のみ、もしくは屋外のみに配線される場合よりも、屋内
と屋外との双方に亘って配線される場合の方が多い。こ
の場合、従来は、屋内部分には上記ケーブル本体が露出
した屋内用ケーブルを、屋外部分には上記ケーブル本体
の周囲に外被が配設された屋外用ケーブルをそれぞれ配
線し、これら屋内用ケーブルと屋外用ケーブルとをコネ
クタ等で接続するといった作業が行われているが、この
作業はきわめて面倒である。
【0004】このような作業を省略する手段として、屋
内と屋外とに共通のケーブルを使用し、屋外に配線する
予定の部分にのみ上記外皮を設けることが考えられる
が、ケーブルの軸方向の一部にのみ外被を押出し成形す
ることは、設備構造上きわめて困難である。
【0005】本発明は、このような事情に鑑み、簡単な
作業で屋内、屋外の双方に亘って配線できるケーブルと
その配線方法、並びに当該ケーブルに用いられる静電・
電磁遮蔽テープを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、本発明は、静電・電磁遮蔽が必要な領域
と不要な領域との双方に共通のケーブルを配線する静電
・電磁遮蔽機能付ケーブルの配線方法であって、上記ケ
ーブルにおいて静電・電磁遮蔽が必要な領域に配線する
予定の部分にのみケーブル本体の周囲に静電・電磁遮蔽
テープを巻いた後、このケーブルを静電・電磁遮蔽が必
要な領域と不要な領域との双方に亘って配線するもので
ある(請求項1)。
【0007】また本発明は、静電・電磁遮蔽が必要な領
域と不要な領域との双方に亘って共通のケーブル本体を
配線し、このケーブル本体において静電・電磁遮蔽が必
要な領域に配線された部分にのみその周囲に静電・電磁
遮蔽テープを巻く静電・電磁遮蔽機能付ケーブルの配線
方法である(請求項2)。
【0008】また本発明は、静電・電磁遮蔽が必要な領
域と不要な領域との双方に亘って配線される静電・電磁
遮蔽機能付ケーブルであって、静電・電磁遮蔽が必要な
領域と不要な領域との双方に亘って配線される長さをも
つケーブル本体と、このケーブル本体において上記静電
・電磁遮蔽が必要な領域に配線される部分の周囲にのみ
巻かれる静電・電磁遮蔽テープとからなるものである
(請求項3)。
【0009】この静電・電磁遮蔽機能付ケーブルに用い
られる静電・電磁遮蔽テープとしては、金属テープの外
側面にプラスチック製被覆層を設けるとともに、この被
覆層のテープ幅方向の両端部に互いに嵌合する嵌合部を
形成したものが、好適である(請求項4)。このテープ
を上記ケーブル本体の軸方向一部の周囲に螺旋状に巻き
ながらその幅方向両端部の嵌合部同士を嵌合し、かつ、
この嵌合部分同士を固着させることにより、請求項8記
載の静電・電磁遮蔽機能付ケーブルを得ることができ
る。
【0010】上記嵌合部としては、被覆層のテープ幅方
向の一方の端部にテープ幅方向に突出する突出部を形成
し、他方の端部に上記突出部が嵌入可能な凹部を形成し
たものが、好ましい(請求項5)。
【0011】このテープは、上記凹部内に接着剤を充填
してテープ全体を巻回することができる(請求項6)。
【0012】また、上記ケーブル用静電・電磁遮蔽テー
プにおいて、その幅方向の寸法をこのケーブル用静電・
電磁遮蔽テープが巻かれるケーブル本体の外周長と略等
しい寸法に設定すれば(請求項7)、このテープを上記
ケーブル本体の軸方向一部の周囲に縦添えし、その幅方
向両端部の嵌合部同士を嵌合し固着することにより、請
求項9記載の静電・電磁遮蔽機能付ケーブルを得ること
ができる。
【0013】
【作用】請求項1〜3記載の静電・電磁遮蔽機能付ケー
ブル及びその配線方法では、静電・電磁遮蔽が必要な領
域(例えば屋外領域)と不要な領域(例えば屋内領域)
の双方に共通のケーブル本体が配線されるので、従来の
ように屋内用ケーブルと屋外用ケーブルとをコネクタ等
で接続する作業が不要であり、配線作業は非常に楽であ
る。しかも、配線前もしくは配線後に上記静電・電磁遮
蔽が必要な領域にのみ静電・電磁遮蔽テープを巻くこと
により、テープを巻いた領域でケーブル本体を静電気及
び電磁波から保護できる。
【0014】上記静電・電磁遮蔽テープとして、請求項
4記載のテープは、金属テープの外側面にプラスチック
製被覆層を設けるとともに、被覆層のテープ幅方向の両
端部に互いに嵌合する嵌合部を形成したものであるの
で、このテープを、上記ケーブル本体の軸方向一部の周
囲に螺旋状に巻きながら、その幅方向両端部の嵌合部同
士を嵌合し、かつ、この嵌合部分同士を固着させること
により、金属テープと被覆層とを重ね合わせることな
く、被覆層の嵌合部同士を重ね合わせた状態でテープ全
体を巻き状態に確実に固定できる。これにより得られた
請求項8記載のケーブルでは、上記嵌合状態でのテープ
端部同士の固着により、テープの部分的剥離や雨水等の
侵入が防止される。
【0015】ここで、請求項5記載のテープでは、被覆
層のテープ幅方向の一方の突出部を他方の凹部内に嵌入
することにより、被覆層同士を重ね合わせることができ
る。
【0016】さらに、このテープでは、請求項6記載の
ように、上記凹部内に接着剤を充填してテープ全体を巻
回することが可能であり、このテープでは、上記凹部内
の接着剤をそのまま使用して突出部と凹部との接着が簡
単な作業で行うことができ、しかも、テープ全体はコン
パクトな巻回状態で運搬できる。
【0017】また、請求項7記載のテープでは、その幅
方向の寸法をこのケーブル用静電・電磁遮蔽テープが巻
かれるケーブル本体の外周長と略等しい寸法に設定して
いるので、このテープを上記ケーブル本体の周囲に縦添
えし、その幅方向両端部の嵌合部同士を嵌合し固着する
ことにより、請求項9記載の静電・電磁遮蔽機能付ケー
ブルを容易に得ることができる。
【0018】
【実施例】本発明の一実施例を図1〜図5に基づいて説
明する。
【0019】図1及び図2に示すケーブルは、屋外(静
電・電磁遮蔽が必要な領域)と屋内(静電・電磁遮蔽が
不要な領域)との双方に亘って配線されるものである。
そのケーブル本体10は、ケーブルコア11と、このケ
ーブルコア11を覆うシース12とで構成され、このケ
ーブル本体10において屋外に配線される予定の部分に
のみ、その周囲に静電・電磁遮蔽テープ1が巻かれてい
る。
【0020】次に、この静電・電磁遮蔽機能付ケーブル
の製造方法及び配線方法を説明する。
【0021】この実施例では、図3に示すような静電・
電磁遮蔽テープ1を使用する。この静電・電磁遮蔽テー
プ1は、金属テープ2の外側面(図3では上側面)にポ
リエチレンやポリ塩化ビニルからなるプラスチック製の
被覆層3を設けたものであり、この被覆層3においてテ
ープ幅方向の一方の端部外側面には、この幅方向に突出
する突出部3aがテープ長手方向に沿って形成され、他
方の端部外側面には、上記突出部3aが嵌入可能な凹部
3bが同じくテープ長手方向に沿って形成されている。
この静電・電磁遮蔽テープ1は、図4に示すように、上
記凹部3b内に接着剤4を充填した状態でリール5の周
囲に巻回することが可能であり、これにより、静電・電
磁遮蔽テープ1全体がコンパクトな状態で運搬可能とな
る。
【0022】次に、このリール5を図5に示すようなテ
ープ巻き装置6にセットする。このテープ巻き装置6
は、装置本体7と、回転板8とを備え、装置本体7に
は、上記回転板8をケーブル本体10の軸心回りに回転
させるモータ等が搭載されている。この回転板8におい
て、その軸心から外れた位置にアーム9を介して上記リ
ール5が傾斜状態で回転可能に取付けられており、この
リール5から静電・電磁遮蔽テープ1を繰り出しながら
回転板8を旋回させることにより、ケーブル本体10の
特定部分(屋外配線予定部分)にのみ、その周囲に静電
・電磁遮蔽テープ1を少し重合させながら螺旋状に巻く
ことができる。
【0023】ここで、上記突出部3aや凹部3bといっ
た嵌合部が形成されていないと、被覆層3の上面に金属
テープ2が重ねられることになり、静電・電磁遮蔽テー
プとしての機能を発揮させることが非常に困難となる
が、図3の静電・電磁遮蔽テープ1では、上記突出部3
aと凹部3bとを嵌合することにより、被覆層3同士を
重ねた状態で静電・電磁遮蔽1を螺旋状に良好に巻くこ
とができる。しかも、上記凹部3bには予め接着剤4が
充填されているので、上記突出部3aを凹部3bに嵌入
すると同時に、これら嵌合部同士を上記接着剤4を利用
してそのまま簡単に接着することができる。
【0024】このようにして製造された図1及び図2の
ケーブルのうち、上記静電・電磁遮蔽テープ1が巻かれ
ていない部分を屋内に配線し、静電・電磁遮蔽テープ1
が巻かれている部分を屋外に配線するようにすれば、従
来のように屋内ケーブルと屋外ケーブルとを使い分けて
両ケーブル同士を接続するといった面倒な作業は行わず
に、屋内及び屋外の双方に亘って簡単にケーブル配線が
できる。
【0025】そして、屋外では上記静電・電磁遮蔽テー
プ1によって静電気や電磁波からケーブル本体10を保
護でき、しかも、嵌合部同士の接着により、静電・電磁
遮蔽テープ1の部分的剥離や雨水等の侵入をより確実に
防ぐことができる。一方、屋内では上記静電・電磁遮蔽
テープ1を省略してケーブル本体10を露出させること
により、静電・電磁遮蔽テープ1を節約でき、重量も軽
減できるとともに、高い可撓性を確保して容易な配線作
業を保証できる。また、ケーブル本体10のシース12
の外周面と、静電・電磁遮蔽テープ1の被覆層12の外
周面とで色を異ならせることにより、屋内用部分、屋外
用部分の区別をより明確にすることも可能である。
【0026】なお、本発明は、このような実施例に限定
されるものではなく、例として次のような態様をとるこ
ともできる。
【0027】(1) 上記図3に示した静電・電磁遮蔽テー
プ1において、その幅寸法Wをケーブル本体10の外周
長と略等しい寸法に設定すれば、図6に示すように、こ
の静電・電磁遮蔽テープ1をケーブル本体10の周囲に
縦添えに巻くことができ、かつ、その両端部の突出部3
aと凹部3bとを嵌合、固着できる。
【0028】(2) 本発明において、ケーブル本体の具体
的な構造は問わず、絶縁電線、横巻シールド線、同軸ケ
ーブル、多心ケーブル等、種々のものに適用が可能であ
る。
【0029】(3) 上記実施例では、ケーブルを屋内配線
領域と屋外配線領域とに分け、屋外配線領域にのみ静電
・電磁遮蔽テープ1を巻いているが、屋内配線領域でも
静電・電磁遮蔽の必要がある部位には静電・電磁遮蔽テ
ープ1を巻けば良いし、逆に屋外配線領域でも静電・電
磁遮蔽が不要な部位では静電・電磁遮蔽テープ1を省略
すればよい。
【0030】(4) 上記実施例では、予めケーブルの特定
部位に静電・電磁遮蔽テープ1を巻いてから配線を行う
ようにしているが、逆に、まずケーブル本体10の配線
を行ってから必要な部位にのみ静電・電磁遮蔽テープ1
を巻くようにしてもよい。
【0031】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば次の効果
を得ることができる。
【0032】請求項1〜3記載のケーブル及びその配線
方法では、静電・電磁遮蔽が必要な領域と不要な領域の
双方に共通のケーブルを配線するようにしているので、
従来のように屋内用ケーブルと屋外用ケーブルとをコネ
クタ等で接続する作業が不要であり、配線作業を容易に
できる。しかも、配線前もしくは配線後に上記静電・電
磁遮蔽が必要な領域にのみ静電・電磁遮蔽テープを巻い
て請求項3記載の静電・電磁遮蔽機能付ケーブルとする
ことにより、静電・電磁遮蔽必要領域では上記テープに
よってケーブル本体を静電気及び電磁波から有効に保護
できる一方、静電・電磁遮蔽不要領域では上記テープを
省略することにより、コスト及びケーブル重量を軽減で
き、また高い可撓性を確保できる効果がある。
【0033】ここで、請求項4記載のテープでは、金属
テープの外側面にプラスチック製被覆層を設けるととも
に、被覆層のテープ幅方向の両端部に互いに嵌合する嵌
合部を形成しているので、このテープを上記ケーブル本
体の軸方向一部の周囲に螺旋状に巻きながら、その幅方
向両端部の嵌合部同士を嵌合し、かつ、この嵌合部分同
士を固着させることにより、金属テープと被覆層とを重
ね合わせることなく、被覆層の嵌合部同士を重ね合わせ
た状態でテープ全体を巻き状態に確実に固定できる。こ
のようにして得られた請求項8記載のケーブルでは、上
記嵌合部同士の固着により、テープの部分的剥離や雨水
等の侵入を防止できる効果がある。
【0034】より具体的に、請求項5記載のテープで
は、被覆層のテープ幅方向の一方の突出部を他方の凹部
内に嵌入することにより、被覆層同士を容易にかつ安定
した状態で重ね合わせることができる効果がある。そし
て、請求項6記載のように、上記凹部内に接着剤を充填
してテープ全体を巻回することにより、このテープを巻
く際に上記凹部内の接着剤をそのまま使用して突出部と
凹部とを簡単な作業で接着でき、しかも、テープ全体は
コンパクトな巻回状態で運搬することができる効果があ
る。
【0035】また、請求項7記載のテープでは、その幅
方向の寸法をこのケーブル用静電・電磁遮蔽テープが巻
かれるケーブル本体の外周長と略等しい寸法に設定して
いるので、このテープを上記ケーブル本体の周囲に縦添
えし、その幅方向両端部の嵌合部同士を嵌合し固着する
ことにより、請求項9記載のケーブルを容易に得ること
ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における静電・電磁遮蔽機能
付ケーブルの断面側面図である。
【図2】上記静電・電磁遮蔽機能付ケーブルの一部断面
側面図である。
【図3】上記静電・電磁遮蔽機能付ケーブルに用いられ
る静電・電磁遮蔽テープの一部断面斜視図である。
【図4】上記静電・電磁遮蔽テープをリールに巻いた状
態を示す断面図である。
【図5】上記静電・電磁遮蔽テープをケーブル本体に螺
旋状に巻いている様子を示す側面図である。
【図6】上記静電・電磁遮蔽テープをケーブル本体の周
囲に縦添えする変形例を示す一部断面斜視図である。
【符号の説明】
1 静電・電磁遮蔽テープ 2 金属テープ 3 被覆層 3a 突出部 3b 凹部 4 接着剤 10 ケーブル本体

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静電・電磁遮蔽が必要な領域と不要な領
    域との双方に共通のケーブルを配線する静電・電磁遮蔽
    機能付ケーブルの配線方法であって、上記ケーブルにお
    いて静電・電磁遮蔽が必要な領域に配線する予定の部分
    にのみケーブル本体の周囲に静電・電磁遮蔽テープを巻
    いた後、このケーブルを静電・電磁遮蔽が必要な領域と
    不要な領域との双方に亘って配線することを特徴とする
    静電・電磁遮蔽機能付ケーブルの配線方法。
  2. 【請求項2】 静電・電磁遮蔽が必要な領域と不要な領
    域との双方に亘って共通のケーブル本体を配線し、この
    ケーブル本体において静電・電磁遮蔽が必要な領域に配
    線された部分にのみその周囲に静電・電磁遮蔽テープを
    巻くことを特徴とする静電・電磁遮蔽機能付ケーブルの
    配線方法。
  3. 【請求項3】 静電・電磁遮蔽が必要な領域と不要な領
    域との双方に亘って配線される静電・電磁遮蔽機能付ケ
    ーブルであって、静電・電磁遮蔽が必要な領域と不要な
    領域との双方に亘って配線される長さをもつケーブル本
    体と、このケーブル本体において上記静電・電磁遮蔽が
    必要な領域に配線される部分の周囲にのみ巻かれる静電
    ・電磁遮蔽テープとからなることを特徴とする静電・電
    磁遮蔽機能付ケーブル。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の静電・電磁遮蔽機能付ケ
    ーブルに用いられる静電・電磁遮蔽テープであって、金
    属テープの外側面にプラスチック製被覆層を設けるとと
    もに、この被覆層のテープ幅方向の両端部に互いに嵌合
    する嵌合部を形成したことを特徴とするケーブル用静電
    ・電磁遮蔽テープ。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のケーブル用静電・電磁遮
    蔽テープにおいて、被覆層のテープ幅方向の一方の端部
    にテープ幅方向に突出する突出部を形成し、他方の端部
    に上記突出部が嵌入可能な凹部を形成したことを特徴と
    するケーブル用静電・電磁遮蔽テープ。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のケーブル用静電・電磁遮
    蔽テープの上記凹部内に接着剤を充填してテープ全体を
    巻回したことを特徴とするケーブル用静電・電磁遮蔽テ
    ープ。
  7. 【請求項7】 請求項4〜6のいずれかに記載のケーブ
    ル用静電・電磁遮蔽テープにおいて、その幅方向の寸法
    をこのケーブル用静電・電磁遮蔽テープが巻かれるケー
    ブル本体の外周長と略等しい寸法に設定したことを特徴
    とするケーブル用静電・電磁遮蔽テープ。
  8. 【請求項8】 請求項3記載の静電・電磁遮蔽機能付ケ
    ーブルにおいて、上記ケーブル本体の周囲に請求項4〜
    6のいずれかに記載のケーブル用静電・電磁遮蔽テープ
    を螺旋状に巻きながらその幅方向両端部の嵌合部同士を
    嵌合し、かつ、この嵌合部分同士を固着させたことを特
    徴とする静電・電磁遮蔽機能付ケーブル。
  9. 【請求項9】 請求項3記載の静電・電磁遮蔽機能付ケ
    ーブルにおいて、上記ケーブル本体の周囲に請求項7記
    載のケーブル用静電・電磁遮蔽テープを縦添えし、その
    幅方向両端部の嵌合部同士を嵌合し固着したことを特徴
    とする静電・電磁遮蔽機能付ケーブル。
JP14768795A 1995-06-14 1995-06-14 静電・電磁遮蔽機能付ケーブルとその配線方法並びにケーブル用静電・電磁遮蔽テープ Pending JPH097429A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007157825A (ja) * 2005-12-01 2007-06-21 Inoac Corp 電磁シールドチューブ及びその製造方法
WO2016121504A1 (ja) * 2015-01-26 2016-08-04 住友電装株式会社 不織布外装材、不織布外装材付ワイヤーハーネス、及び、不織布外装材付ワイヤーハーネスの製造方法
JP2021114385A (ja) * 2020-01-17 2021-08-05 国立大学法人信州大学 磁性体被覆導線および磁性体被覆導線の製造方法
CN114360781A (zh) * 2021-12-22 2022-04-15 江苏苏缆电缆有限公司 一种减少静电产生的电缆芯防护装置

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