JPH0973778A - アドレスアクセスパスのコントロール回路 - Google Patents

アドレスアクセスパスのコントロール回路

Info

Publication number
JPH0973778A
JPH0973778A JP7225345A JP22534595A JPH0973778A JP H0973778 A JPH0973778 A JP H0973778A JP 7225345 A JP7225345 A JP 7225345A JP 22534595 A JP22534595 A JP 22534595A JP H0973778 A JPH0973778 A JP H0973778A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
input
circuit
signal
line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP7225345A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunichi Sukegawa
俊一 助川
Koichi Abe
浩一 阿部
Akira Saeki
亮 佐伯
Yukie Suzuki
幸英 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Texas Instruments Japan Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Texas Instruments Japan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Texas Instruments Japan Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP7225345A priority Critical patent/JPH0973778A/ja
Priority to US08/706,373 priority patent/US5805522A/en
Publication of JPH0973778A publication Critical patent/JPH0973778A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/10Input/output [I/O] data interface arrangements, e.g. I/O data control circuits, I/O data buffers
    • G11C7/1051Data output circuits, e.g. read-out amplifiers, data output buffers, data output registers, data output level conversion circuits
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/10Input/output [I/O] data interface arrangements, e.g. I/O data control circuits, I/O data buffers
    • G11C7/1048Data bus control circuits, e.g. precharging, presetting, equalising

Landscapes

  • Dram (AREA)
  • Static Random-Access Memory (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】アクセス時間の短縮を図れるとともに、レイア
ウト面積を縮小でき、ひいては、消費電力の削減および
ノイズの低減を図れるアドレスアクセスパスのコントロ
ール回路を実現する。 【解決手段】アドレス信号に応じたタイミングで、読み
出しデータをコモンバスCB/CB に出力するととも
に、アドレス遷移が起こると、一対のコモンバスCB/
CB のレベルを一定期間接地レベルに保持させるラッ
チ回路LMO2A、メイン出力回路MO3およびコモン
バスドライブ回路CBDと、制御信号DOEの入力によ
りコモンバスCB/CB からデータ出力線OD/OD
に伝搬されたデータを外部に出力するデータ出力バッ
ファDO−BUFとを備え、データ出力バッファDO−
BUFへの制御信号DOEの入力をデータ出力線OD/
OD が接地レベルにある期間に行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DRAM等の半導
体記憶記憶装置におけるアドレスアクセスパスの制御を
行うコントロール回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は、DRAMにおける従来のアドレ
スアクセスパスのコントロール回路を示すブロック図で
ある。図6に示すDRAMのメモリアレイは、図6に示
すように、0からMまでの(M+1)個のメモリブロッ
クMB0 〜MBM により構成されている。各メモリブロ
ックMB0 〜MBM は、0からNまでの(N+1)個の
サブアレイSBA0 〜SBAN により構成され、各サブ
アレイSBA0 〜SBAN はセンスアンプバンクS/A
0 〜S/ABN+1 により分離されている。センスアン
プバンクS/AB0 〜S/ABN+1 は、センスアンプを
サブアレイの両側にいわゆる千鳥状に配置して構成され
ており、センスアンプバンクS/AB0 およびS/AB
N+1 を除くすべてのセンスアンプバンクS/AB1 〜S
/ABN 内のセンスアンプは隣接する二つのサブアレイ
で共用される。
【0003】(N+1)個のローデコーダX−DEC0
〜X−DECN の中の1つが、外部入力信号RAS_の
タイミングで取り込まれるアドレスにより選択される。
また、選択されたローデコーダ内のワード線の中から一
本が選択されて活性化される。
【0004】カラムデコーダY−DECは、ローアドレ
ス取り込み後の外部アドレスの遷移を取り込み、その指
定されたアドレスのYS信号を、図示しないATD(Add
ressTransition Detector) 回路によって発生された内
部タイミングクロックに同期して、活性化する。YS信
号はセンスアンプバンクS/ABから一つのセンスアン
プを選択し、図示しないビット線のデータをローカル入
出力線LIO,LIO に送る。
【0005】入出力スイッチIOSW0 〜IOSWN+1
は、各センスアンプバンクS/AB 0 〜S/ABN+1
対して一つずつ配置され、活性化されているサブアレイ
の両側のセンスアンプバンクS/ABに対応する入出力
スイッチIOSWが導通状態に制御され、ローカル入出
力線LIO,LIO とメインアンプMAに接続された
メイン入出力線MIO0 ,MIO 0 、およびMI
1 ,MIO 1 を電気的に接続状態に保持する。な
お、添字が偶数のローカル入出力線LIO0 ,LI
2 ,〜,LION およびLIO 0 ,LIO 2
〜,LIO N はメイン入出力線MIO0 ,MIO 0
に接続され、添字が奇数のローカル入出力線LI
1 ,LIO3 ,〜,LION+1 およびLIO 1 ,L
IO 3 ,〜,LIO N+1 はメイン入出力線MIO
1 ,MIO 1 に接続されている。
【0006】メインアンプMA0 ,MA1 は、メモリア
レイから出力され、メイン入出力線MIO0 ,MIO 0
、MIO1 ,MIO 1 に伝搬された信号を増幅す
る。メインアンプは、メイン入出力線MIO0 およびM
IO1 のそれぞれの相補信号に対応して、二つのメイン
アンプMA0 ,MA1 が配置されている。なお、図6中
の枠aは図示しないATD回路で発生される信号MAD
と信号MAEQがそれぞれメインアンプMA0 とMA1
の両方に入力されていることを示す。
【0007】図7は、メインアンプMAの具体的な構成
例を示す回路図である。このメインアンプMAは、図7
に示すように、pチャネルMOS(以下、PMOSとい
う)トランジスタMP0〜MP12、nチャネルMOS
(以下、NMOという)トランジスタMN0〜MN1
0、およびインバータINV0により構成されている。
【0008】PMOSトランジスタMP0とNMOSト
ランジスタMN0のソース・ドレイン同士、PMOSト
ランジスタMP6とNMOSトランジスタMN6のソー
ス・ドレイン同士、PMOSトランジスタMP12とN
MOSトランジスタMN10のソース・ドレイン同士が
接続されてイコライズ用のトランスミッションゲートT
G1,TG2,TG3が構成されている。そして、NM
OSトランジスタMN0,MN6,MN10のゲートに
信号MAEQが供給され、PMOSトランジスタMP
0,MP6,MP12のゲートに、信号MAEQをイン
バータINV0でレベル反転させた信号MAEQ が供
給される。
【0009】トランスミッションゲートTG1の一方の
入出力端はメイン入出力線MIO 、NMOSトランジス
タMN1およびMN3のゲートにそれぞれ接続されてい
る。トランスミッションゲートTG1の他方の入出力端
はメイン入出力線MIO、NMOSトランジスタMN2
およびMN4のゲートにそれぞれ接続されている。トラ
ンスミッションゲートTG2の一方の入出力端はPMO
SトランジスタMP1とNMOSトランジスタMN1の
ドレイン同士の接続点N3、PMOSトランジスタMP
5のドレイン、およびNMOSトランジスタMN7のゲ
ートにそれぞれ接続されている。トランスミッションゲ
ートTG2の他方の入出力端はPMOSトランジスタM
P4とNMOSトランジスタMN4のドレイン同士の接
続点N4、PMOSトランジスタMP7のドレイン、お
よびNMOSトランジスタMN8のゲートにそれぞれ接
続されている。トランスミッションゲートTG3の一方
の入出力端はPMOSトランジスタMP8とNMOSト
ランジスタMN7のドレイン同士の接続点N6、PMO
SトランジスタMP10のドレイン、およびメイン出力
線MO にそれぞれ接続されている。トランスミッショ
ンゲートTG3の他方の入出力端はPMOSトランジス
タMP9とNMOSトランジスタMN8のドレイン同士
の接続点N7、PMOSトランジスタMP11のドレイ
ン、およびメイン出力線MOにそれぞれ接続されてい
る。トランスミッションゲートTG1,TG2,TG3
は、信号MAEQの入力に基づいてメインアンプMAの
入力段および出力段をイコライズするために設けられて
いる。
【0010】PMOSトランジスタMP5,MP7,M
P10,MP11のソースは電源電圧VDDの供給ライン
に接続され、ゲートが信号MADの入力ラインに接続さ
れている。これらPMOSトランジスタMP5,MP
7,MP10,MP11はプリチャージ用トランジスタ
として機能し、メインアンプMAは、信号MADにより
活性化される。
【0011】NMOSトランジスタMN1,MN2,M
N3,MN4のソース同士が接続され、その接続点N5
がNMOSトランジスタMN5のドレインに接続され、
NMOSトランジスタMN5のソースが接地ラインに接
続され、ゲートが信号MADの入力ラインに接続されて
いる。PMOSトランジスタMP2とNMOSトランジ
スタMN2のドレイン同士が接続され、これらの接続点
がPMOSトランジスタMP1およびPMOSトランジ
スタMP2のゲートに接続され、PMOSトランジスタ
MP1,MP2のソースが電源電圧VDDの供給ラインに
接続されて、差動増幅器AP1が構成されている。同様
に、PMOSトランジスタMP3とNMOSトランジス
タMN3のドレイン同士が接続され、これらの接続点が
PMOSトランジスタMP3およびPMOSトランジス
タMP4のゲートに接続され、PMOSトランジスタM
P3,MP4のソースが電源電圧VDDの供給ラインに接
続されて、差動増幅器AP2が構成されている。そし
て、これら差動増幅器AP1,AP2がメイン入出力線
MIO,MIO に対して並列に接続されて、入力段バッ
ファBUFIが構成されている。
【0012】さらに、PMOSトランジスタMP8,M
P9のソースが電源電圧VDDの供給ラインに接続され、
NMOSトランジスタMN7,MN8のソース同士が接
続され、その接続点N8がNMOSトランジスタMN9
のドレインに接続され、NMOSトランジスタMN9の
ソースが接地ラインに接続され、ゲートが信号MADの
入力ラインに接続されている。そして、接続ノードN6
がPMOSトランジスタMP9のゲートに接続され、接
続ノードN7がPMOSトランジスタMP8のゲートに
接続されている。これらトランジスタMP8,MP9,
MN7,MN8,MN9により出力段バッファBUFO
が構成されている。
【0013】以上の構成を有するメインアンプMAは、
メイン出力線MIO,MIO に伝搬された微小振幅の
信号を増幅して、メイン出力線MO,MO に出力す
る。
【0014】ラッチ回路LMO20 ,LMO21 は、メ
インアンプMAからメイン出力線MO,MO に出力さ
れた信号をラッチする。
【0015】図8は、ラッチ回路LMO2の具体的な構
成例を示す回路図である。このラッチ回路LMO2は、
図8に示すように、PMOSトランジスタMP13〜M
P16、およびNMOトランジスタMN11〜MN14
により構成されている。
【0016】PMOSトランジスタMP13のゲートお
よびNMOSトランジスタMN11のゲートがメイン出
力線MOに接続され、両トランジスタMP13,MN1
1のドレインおよびPMOSトランジスタMP14のド
レイン同士が接続され、これらの接続点がPMOSトラ
ンジスタMP16、NMOSトランジスタMN14のゲ
ート、およびメイン出力線MO2 に接続されている。
PMOSトランジスタMP13,MP14のソースは電
源電圧VDDの供給ラインに接続されている。そして、N
MOSトランジスタMN11のソースがNMOSトラン
ジスタMN12のドレインに接続され、NMOSトラン
ジスタMN12のソースが接地ラインに接続されてい
る。PMOSトランジスタMP15のゲートおよびNM
OSトランジスタMN13のゲートがメイン出力線MO
に接続され、両トランジスタMP15,MN13のド
レインおよびPMOSトランジスタMP16のドレイン
同士が接続され、これらの接続点がPMOSトランジス
タMP14、NMOSトランジスタMN12のゲート、
およびメイン出力線MO2に接続されている。PMOS
トランジスタMP15,MP16のソースは電源電圧V
DDの供給ラインに接続されている。そして、NMOSト
ランジスタMN13のソースがNMOSトランジスタM
N14のドレインに接続され、NMOSトランジスタM
N14のソースが接地ラインに接続されている。
【0017】このような構成を有するラッチ回路LMO
2は、いわゆるナンド回路のクロスラッチ構造を有し、
相補的な信号をメイン出力線MO2,MO2 に出力す
る。
【0018】コモンバスドライブ回路CBDは、グロー
バル入出力線であるコモンバスCB.CB ドライブす
るトライステートのドライバで、通常動作におけるリー
ドオペレーション時、カラムアドレスによりデコードさ
れた信号MASと信号CBSで選択されるとメイン出力
線MO2,MO2 の信号をコモンバスCB,CB に伝
搬させる。
【0019】図9は、コモンバスドライブ回路CBDの
具体的な構成例を示す回路図である。このコモンバスド
ライブ回路CBDは、図9に示すように、PMOSトラ
ンジスタMP17〜MP24、NMOトランジスタMN
14〜MN21、3入力ナンドゲートNA0、およびイ
ンバータINV1,INV2により構成されている。
【0020】PMOSトランジスタMP17とNMOS
トランジスタMN14のソース・ドレイン同士、PMO
SトランジスタMP18とNMOSトランジスタMN1
5のソース・ドレイン同士、PMOSトランジスタMP
19とNMOSトランジスタMN16のソース・ドレイ
ン同士、並びにPMOSトランジスタMP20とNMO
SトランジスタMN17のソース・ドレイン同士が接続
されてトランスミッションゲートTG4,TG5,TG
6,TG7が構成されている。そして、PMOSトラン
ジスタMP17〜MP20のゲートがナンドゲートNA
0の出力に接続され、NMOSトランジスタMN14〜
MN17のゲートがナンドゲートNA0の出力に接続さ
れたインバータINV2の出力に接続されている。
【0021】トランスミッションゲートTG4およびT
G5の一方の入出力端はメイン出力線MO2に接続さ
れ、トランスミッションゲートTG6およびTG7の一
方の入出力端はメイン出力線MO2 に接続されてい
る。トランスミッションゲートTG4の他方の入出力端
はPMOSトランジスタMP21のドレインおよびPM
OトランジスタMP23のゲートに接続されている。ト
ランスミッションゲートTG5の他方の入出力端はNM
OSトランジスタMN18のドレインおよびNMOトラ
ンジスタMN20のゲートに接続されている。トランス
ミッションゲートTG6の他方の入出力端はPMOSト
ランジスタMP22のドレインおよびPMOトランジス
タMP24のゲートに接続されている。トランスミッシ
ョンゲートTG7の他方の入出力端はNMOSトランジ
スタMN19のドレインおよびNMOトランジスタMN
21のゲートに接続されている。PMOSトランジスタ
MP21〜MP24のソースは電源電圧VDDの供給ライ
ンに接続され、NMOSトランジスタMN18〜MN2
1のソースは接地ラインに接続されている。PMOSト
ランジスタMP21,MP22のゲートはインバータI
NV2の出力に接続され、NMOSトランジスタMN1
8,MN19のゲートはナンドゲートNA0の出力に接
続されている。
【0022】PMOSトランジスタMP23およびNM
OSトランジスタMN20のドレイン同士が接続されて
インバータが構成され、これらの接続点はコモンバスC
に接続されている。また、PMOSトランジスタMP
24およびNMOSトランジスタMN21のドレイン同
士が接続されてインバータが構成され、これらの接続点
はコモンバスCBに接続されている。そして、ナンドゲ
ートNA0の3入力は、それぞれ、カラムアドレスによ
って選択される信号CBS,信号MASの入力ライン、
およびインバータINV1の出力に接続され、インバー
タINV1の入力がテスト信号TESTの入力ラインに
接続されている。
【0023】このような構成を有するコモンバスドライ
ブ回路CBDは、メイン出力線MO2の信号をレベル反
転させてコモンバスCB に出力し、メイン出力線MO
の信号をレベル反転させてコモンバスCBに出力す
る。
【0024】コモンバスドライブ回路CMPは、テスト
モード動作におけるリードオペレーション時に、メイン
出力線MO2,MO2 の信号をコモンバスCB,CB
に伝搬させる。
【0025】図10は、コモンバスドライブ回路CMP
の具体的な構成例を示す回路図である。このコモンバス
ドライブ回路CMPは、図10に示すように、図9に示
すコモンドライブ回路CBDと略同様の構成を有してい
る。但し、トランスミッションゲートTG4,TG5の
一方の入出力端は2入力ナンドゲートNA1の出力に接
続され、トランスミッションゲートTG6,TG7の一
方の入出力端は2入力ナンドゲートNA2の出力に接続
されている。そして、ナンドゲートNA1の一方の入力
がメイン出力線MO2 0 に接続され、他方の入力がメ
イン出力線MO2 1 に接続され、ナンドゲートNA2
の一方の入力がメイン出力線MO20 に接続され、他方
の入力がメイン出力線MO2 1 に接続されている。さら
に、3入力ナンドゲートNA0の代わりに2入力ナンド
ゲートNA3が設けられ、ナンドゲートNA3の一方の
入力が信号TESTの入力ラインに接続され、他方の入
力が信号CBSの入力ラインに接続されている。
【0026】ラッチ回路ODLは、コモンバスCB,C
を伝搬された信号をラッチする。ラッチのタイミン
グは図示しないATD回路により発生される信号OLB
によって制御される。
【0027】図11は、ラッチ回路ODLの具体的な構
成例を示す回路図である。このラッチ回路ODLは、P
MOSトランジスタMP25〜MP32、NMOSトラ
ンジスタMN22〜MN33、および直列接続されたイ
ンバータINV3〜INV5により構成されている。
【0028】PMOSトランジスタMP25とNMOS
トランジスタMN22のソース・ドレイン同士、PMO
SトランジスタMP26とNMOSトランジスタMN2
3のソース・ドレイン同士が接続されてトランスミッシ
ョンゲートTG8,TG9が構成されている。そして、
PMOSトランジスタMP25,MP26のゲートがイ
ンバータINV3の出力に接続され、NMOSトランジ
スタMN22,MN23のゲートがインバータINV4
の出力に接続されている。トランスミッションゲートT
G8の一方の入出力端はコモンバスCBに接続され、他
方の入出力端がデータ出力線OD、PMOSトランジス
タMP27およびNMOSトランジスタMN24のゲー
ト、PMOSトランジスタMP29とNMOSトランジ
スタMN25のドレイン同士の接続点、並びにNMOS
トランジスタMN30のソースに接続されている。トラ
ンスミッションゲートTG9の一方の入出力端はコモン
バスCB に接続され、他方の入出力端がデータ出力線
OD 、PMOSトランジスタMP30およびNMOS
トランジスタMN27のゲート、並びにPMOSトラン
ジスタMP32とNMOSトランジスタMN28のドレ
イン同士の接続点、並びにNMOSトランジスタMN3
3のソースに接続されている。
【0029】PMOSトランジスタMP27のソースが
電源電圧VDDの供給ラインに接続され、NMOSトラン
ジスタMN24のソースが接地ラインに接続され、両ト
ランジスタMP27,MN24のドレイン同士が接続さ
れ、これらの接続点がPMOSトランジスタMP28お
よびNMOSトランジスタMN26のゲートに接続され
ている。そして、PMOSトランジスタMP28のソー
スが電源電圧VDDの供給ラインに接続され、ドレインが
PMOSトランジスタMP29のソースに接続されてい
る。また、NMOSトランジスタMN26のソースが接
地ラインに接続され、ドレインがNMOSトランジスタ
MN25のソースに接続されている。同様に、PMOS
トランジスタMP30のソースが電源電圧VDDの供給ラ
インに接続され、NMOSトランジスタMN27のソー
スが接地ラインに接続され、両トランジスタMP30,
MN27のドレイン同士が接続され、これらの接続点が
PMOSトランジスタMP31およびNMOSトランジ
スタMN29のゲートに接続されている。そして、PM
OSトランジスタMP31のソースが電源電圧VDDの供
給ラインに接続され、ドレインがPMOSトランジスタ
MP32のソースに接続されている。また、NMOSト
ランジスタMN29のソースが接地ラインに接続され、
ドレインがNMOSトランジスタMN28のソースに接
続されている。そして、PMOSトランジスタMP2
9,MP32のゲートがインバータINV4の出力に接
続され、NMOSトランジスタMN25,MN28のゲ
ートがインバータINV5の出力に接続されている。
【0030】さらに、NMOSトランジスタ30のドレ
インにNMOSトランジスタ31のソースが接続され、
NMOSトランジスタ33のドレインにNMOSトラン
ジスタ32のソースが接続され、NMOSトランジスタ
MN31とNMOSトランジスタMN32のドレイン同
士が接続され、これらの接続点が接地ラインに接続され
ている。NMOSトランジスタMN30のゲートがデー
タ出力線OD に接続され、NMOSトランジスタMN
33のゲートがデータ出力線ODに接続され、NMOS
トランジスタMN31,MN32のゲートがインバータ
INV5の出力に接続されている。そして、インバータ
INV3の入力が信号OLBの入力ラインに接続されて
いる。
【0031】このラッチ回路ODLでは、信号OLBが
ハイレベルで入力されると、トランスミッションゲート
TG8,TG9が導通状態になり、コモンバスCB,C
の信号が、それらのレベルを保持されてデータ出力線
OD,OD に伝搬される。たとえば、コモンバスCB
の信号がハイレベルで、コモンバスCB の信号がロー
レベルで入力され、信号OLBがローレベルに遷移した
場合には、PMOSトランジスタMP28,MP29が
導通状態となって、データ出力線OD側はV DDレベル
(ハイレベル)に保持され、また、NMOSトランジス
タMN28,MN29が導通状態となって、データ出力
線OD 側は接地レベル(ローレベル)に保持される。
【0032】データ出力バッファDO−BUFは、トラ
イステートのアウトプットバッファであり、ハイインピ
ーダンス(HI−Z)状態の制御は、ATD回路によっ
て、もしくは外部クロックCAS_によって発生される
信号DOEによって制御されう。
【0033】図12は、データ出力バッファDO−BU
Fの具体的な構成例を示す回路図である。このデータ出
力バッファDO−BUFは、PMOSトランジスタMP
33、NMOSトランジスタMN34、2入力ナンドゲ
ートNA4,NA5、およびインバータINV6により
構成されている。
【0034】ナンドゲートNA4の一方の入力がデータ
出力線DOに接続され、他方の入力が信号DOEの入力
ラインに接続され、出力がPMOSトランジスタMP3
3のゲートに接続されている。ナンドゲートNA5の一
方の入力がデータ出力線OD に接続され、他方の入力
が信号DOEの入力ラインに接続され、出力がインバー
タINV6の入力に接続され、インバータINV6の出
力がNMOSトランジスタMN34のゲートに接続され
ている。そして、PMOSトランジスタMP33のソー
スが電源電圧VDDの供給ラインに接続され、NMOSト
ランジスタ34のソースが接地ラインに接続され、両ト
ランジスタMP33,MN34のドレイン同士が接続さ
れ、そのドレイン同士の接続点がデータ出力線DOUT
に接続されている。
【0035】このデータ出力バッファDO−BUFは、
信号DOEの入力レベルに応じてデータ出力線OD,O
の信号の出力制御、並びに出力線DOUTのハイイ
ンピーダンス制御を行う。
【0036】次に、図6の動作を、図13のタイミング
チャートを参照しつつ説明する。たとえば、今、メモリ
ブロックMB0 において、ローアドレスによってサブア
レイSBA0 が選択されたとすると、ローデコーダX−
DEC0 内で図示しないワード線が一本活性化され、ま
たセンスアンプバンクS/AB0 およびS/AB 1 が活
性化され、メモリセルのデータが増幅される。
【0037】カラムアドレスによってカラムデコーダY
−DECでYS線が一本活性化され、センスアンプバン
クS/AB0 およびS/AB1 内のセンスアンプがそれ
ぞれ一つずつ選択される。選択されたセンスアンプか
ら、それぞれ相補的レベルをとるローカル入出力線LI
0 /LIO0 _およびLIO1 /LIO1 _にデータ
が伝搬され、そのデータはローアドレスにより活性化さ
れた入出力スイッチIOSW0 およびIOSW1 をそれ
ぞれ通ってメイン入出力線MIO0 /MIO0 _および
MIO1 /MIO1 _に伝達される。
【0038】ここで、メインアンプMA0 ,MA1 は、
カラムアドレスの遷移により、図示しないATD回路に
よって発生した信号MADによって活性化されている。
また、同様にATD回路により発生した信号MAEQに
よって、活性化したメインアンプMA0 ,MA1の入力
段び出力段がそれぞれにイコライズされてメインアンプ
MAのメイン出力線MO0 /MO0 _、MO1 /MO1
_が振幅するのが抑止され、メイン入出力線MIO0
MIO 0 、MIO1 /MIO 1 に伝搬された信号の
入力を待っている。そして、メイン入出力線MIO0
MIO 0 、MIO1 /MIO 1 に伝搬された信号の
入力タイミングを見計らって、信号MAEQが非活性化
される。これにより、メインアンプMAのメイン出力線
MO0 /MO0 _、MO1 /MO1_は振幅し、データ
がラッチ回路LMO20 ,LMO21 内にラッチされ
る。
【0039】今、仮に、カラムアドレスによって選択さ
れる信号MAS0 とCBS0 が選択されているとすれ
ば、ラッチ回路LMO20 のメイン出力線MO20 /M
O20_に伝搬された相補信号は、コモンバスドライブ
回路CBDによってグローバル入出力線でであるコモン
バスCB/CB に出力される。
【0040】信号OLBは、ファーストページモードに
おいては、RAS_によって活性化されている。そのた
めコモンバスCB/CB_に伝搬された信号は、ラッチ
回路ODLを通ってデータ出力線OD/OD_に伝搬さ
れる。CAS_と外部アドレス遷移のセットアップ時間
が十分に短い場合、信号DOEはATD回路により制御
され、コモンバスCB/CB_に伝搬された相補信号が
データ出力線OD/OD_に伝達されるタイミングにあ
わせて活性化される。信号DOEが活性化すると、デー
タ出力バッファDO−BUFにより、データ出力線OD
/OD_に伝搬されたデータ信号が外部に出力される。
【0041】また、図14は、基本的には図13の動作
と同じであるが、カラムアドレスにより信号MASが遷
移した場合についてのタイミングチャートであり、ま
た、相補信号について、トゥルー(TRUE)信号は実
線で、バー(BAR)信号について破線で記してある。
【0042】図14の動作例においては、アドレスの遷
移が起こる前の状態で、メイン出力線MO20 _とMO
1 とがハイベル“H”、メイン出力線MO20 とMO
1_とがローレベル“L”にラッチされていて、信号
MAS1 が選択されハイレベル“H”になっている。し
たがって、コモンバスCBおよびデータ出力線ODには
メイン出力線MO2 1 /MO21 _のデータが伝えら
れ、コモンバスCBおよびデータ出力線ODはハイレベ
ル“H”、コモンバスCB_およびデータ出力線OD_
はローレベル“L”という状態にある。
【0043】ここで、アドレスの遷移が起こると、信号
MAS1 はローレベル“L”になり非選択、信号MAS
0 はハイレベル“H”になり選択状態になり、メイン出
力線MO20 /MO20 _に伝搬されたデータ信号がコ
モンバスCB、さらにはデータ出力線ODに伝搬され
て、コモンバスCB/CB_、データ出力線OD/0D
_のデータはそれぞれ反転する。その後、メインアンプ
MAの動作によりメモリセルの読み出しデータがメイン
出力線MO2/MO2_のレベルを反転させるため、コ
モンバスCB/CB_、データ出力線OD/OD_は再
度反転する。
【0044】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た、アドレイスアクセスパスのコントロール回路には、
以下に示すような問題点がある。すなわち、コモンバス
ドライブ回路CMPやCBDのトライステートドライバ
の接合容量等によりコモンバスCB/CB_の負荷容量
が大きく、また、コモンバスドライブ回路CMPやCB
Dの数が多いことから、これら回路CMP,CBDのレ
イアウト面積に占める割合が大きい。また、信号DOE
はからなずデータ出力線OD/OD_への相補信号の出
力の後に活性化しなければならないが、この2つの信号
の伝達時間差の温度および電源電圧依存が大きいことか
ら、そのタイミングマージンを大きく確保しなければな
らず、アクセス時間が増大している。さらに、図13の
動作例においては、信号MASやCBSは変化しない状
態で扱ったが、カラムアドレスによって遷移した場合に
は、図14に示すように、コモンバスCB/CB_やデ
ータ出力線OD/OD_に不必要な遷移が発生し、不要
なノイズを発生したり、消費電力の増大などの問題を招
く。
【0045】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、アクセス時間の短縮を図れると
ともに、レイアウト面積を縮小でき、ひいては、消費電
力の削減およびノイズの低減を図れるアドレスアクセス
パスのコントロール回路を提供することにある。
【0046】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、メモリアレイが複数のブロックに分割さ
れ、アドレス指定されたメモリブロックのメモリセルか
ら相補的に読み出されたデータを各ブロックで共用され
る一対のコモンバスおよび当該コモンバスから分岐され
た一対のデータ出力線を介して外部に出力するための制
御を行うアドレスアクセスパスのコントロール回路であ
って、アドレス信号に応じたタイミングで、読み出しデ
ータを上記コモンバスに出力するとともに、アドレス遷
移が起こると、上記一対のコモンバスのレベルを一定期
間基準レベルに保持させる回路と、制御信号の入力によ
り上記コモンバスからデータ出力線に伝搬されたデータ
を外部に出力する出力回路とを有する。また、上記制御
信号の上記出力回路への入力は、上記データ出力線が基
準レベルにある期間に行われる。
【0047】本発明によれば、アドレス指定されたメモ
リブロックのメモリセルから相補的に読み出されたデー
タは、たとえばメインアンプ等で増幅された後、コモン
バスに伝搬され、さらにデータ出力線に伝搬され、制御
信号が入力された出力回路を介して外部に出力される。
ここで、アドレス遷移が起こると、一定期間だけコモン
バスのレベルが基準レベルに保持され、この期間中に制
御回路が出力回路に入力される。その後、通常のデータ
出力が行われる。
【0048】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係るDRAMに
おけるアドレスアクセスパスのコントロール回路の一実
施形態を示すブロック図であって、従来例を示す図6と
同一構成部分は同一符号をもって表している。
【0049】すなわち、MB0 〜MBM はメモリブロッ
ク、SBA0 〜SBAN はサブアレイ、S/AB0 〜S
/ABN+1 はセンスアンプバンク、X−DEC0 〜X−
DECN はローデコーダ、Y−DECはカラムデコー
ダ、LIO0 〜LION+1 ,LIO 0 〜LIO N+1
はローカル入出力線、IOSW0 〜IOSWN+1 は入出
力スイッチ、MIO0 ,MIO 0 、MIO1 ,MIO
1 はメイン入出力線、MO0 ,MO 0 、MO1 ,M
1 、MO20 ,MO2 0 、MO21 ,MO2
1 、MO3,MO3 はメイン出力線、MAはメイン
アンプ、LMO2A,MO3はメイン出力回路、CBD
はコモンバスドライブ回路、CB,CB はコモンバ
ス、ODLはラッチ回路、OD,OD はデータ出力
線、DO−BUFはデータ出力バッファ、DOUTは出
力線をそれぞれ示している。
【0050】本実施の形態が図6に示す従来構成と異な
る点は、ラッチ回路LMO2Aの回路構成、メイン出力
回路MO3の追加、並びに、1つのコモンバスドライブ
回路CBDで、図6に示す3つのコモンバスドライブ回
路CBD0 ,CBD1 およびCMPを代用して、回路数
を減らし、また、コモンバスCB/CB_の負荷容量を
低減していることにある。以下、従来と異なる構成につ
いて説明し、同じ構成部分についての説明は省略する。
【0051】ラッチ回路LMO2A0 ,LMO2A
1 は、メインアンプMAからメイン出力線MO,MO
に出力された信号をラッチし、それぞれメイン出力線M
O20 ,MO2 0 、MO21 ,MO2 1 に出力す
る。
【0052】図2は、ラッチ回路LMO2Aの具体的な
構成例を示す回路図である。このラッチ回路LMO2A
は、図2に示すように、PMOSトランジスタMP10
0〜MP109、NMOトランジスタMN100〜MN
109、2入力ナンドゲートNA100、およびインバ
ータINV100により構成されている。
【0053】PMOSトランジスタMP100のゲート
およびNMOSトランジスタMN100のゲートがメイ
ン出力線MOに接続され、両トランジスタMP100、
MN100のドレインおよびPMOSトランジスタMP
101のドレイン同士が接続され、これらの接続点がP
MOSトランジスタMP103、NMOSトランジスタ
MN103のゲート、およびメイン出力線MO1 に接
続されている。PMOSトランジスタMP100,MP
101のソースは電源電圧VDDの供給ラインに接続され
ている。そして、NMOSトランジスタMN100のソ
ースがNMOSトランジスタMN101のドレインに接
続され、NMOSトランジスタMN101のソースが接
地ラインに接続されている。PMOSトランジスタMP
102のゲートおよびNMOSトランジスタMN102
のゲートがメイン出力線MO に接続され、両トランジ
スタMP102,MN102のドレインおよびPMOS
トランジスタMP103のドレイン同士が接続され、こ
れらの接続点がPMOSトランジスタMP101、NM
OSトランジスタMN101のゲート、およびメイン出
力線MO1に接続されている。PMOSトランジスタM
P102,MP103のソースは電源電圧VDDの供給ラ
インに接続されている。そして、NMOSトランジスタ
MN102のソースがNMOSトランジスタMN103
のドレインに接続され、NMOSトランジスタMN10
3のソースが接地ラインに接続されている。
【0054】メイン出力線MO1 がPMOSトランジ
スタMP104のゲートおよびNMOSトランジスタM
N104のゲートに接続され、メイン出力線MO1がP
MOSトランジスタMP106のゲートおよびNMOS
トランジスタMN106のゲートに接続されている。
【0055】PMOSトランジスタMP104,MP1
05のソースはPMOSトランジスタMP108のドレ
インに接続され、PMOSトランジスタMP108のソ
ースが電源電圧VDDの供給ラインに接続されている。P
MOSトランジスタMP104、MP105およびNM
OSトランジスタMN104のドレイン同士が接続さ
れ、これらの接続点がNMOSトランジスタMN108
のドレインおよびメイン出力線MO2に接続されてい
る。そして、NMOSトランジスタMN104のソース
がNMOSトランジスタMN105のドレインに接続さ
れ、NMOSトランジスタMN105のソースが接地ラ
インに接続されている。
【0056】PMOSトランジスタMP106,MP1
07のソースはPMOSトランジスタMP109のドレ
インに接続され、PMOSトランジスタMP109のソ
ースが電源電圧VDDの供給ラインに接続されている。P
MOSトランジスタMP106、MP107およびNM
OSトランジスタMN106のドレイン同士が接続さ
れ、これらの接続点がNMOSトランジスタMN109
のドレインおよびメイン出力線MO2 に接続されてい
る。そして、NMOSトランジスタMN106のソース
がNMOSトランジスタMN107のドレインに接続さ
れ、NMOSトランジスタMN107のソースが接地ラ
インに接続されている。
【0057】そして、PMOSトランジスタMP10
5,MP107、NMOSトランジスタMN105,M
N107のゲートが信号MASの入力ラインに接続さ
れ、PMOSトランジスタMP108,MP109、N
MOSトランジスタMN108,MN109のゲートが
インバータINV100の出力に接続されている。イン
バータINV100の入力はナンドゲートNA100の
出力に接続され、ナンドゲートNA100の一方の入力
が信号MADの入力ラインに接続され、他方の入力が信
号MAEQの入力ラインに接続されている。
【0058】このような構成を有するラッチ回路LMO
2Aは、入力段を構成するいわゆるクロスラッチ構造を
有するナンド回路と、出力段を構成するナンド回路とが
メイン出力線MO1 ,MO1を介して縦続接続され、
メイン出力線MO,MO を伝搬された信号を、同相で
メイン出力線MO2,MO2 に出力する。
【0059】メイン出力回路MO3は、ラッチ回路LM
O2A0 ,LMO2A1 からメイン出力線MO20 ,M
O21 に出力された信号に応じた信号をメイン出力線M
O3,MO3 に出力する。
【0060】図3は、メイン出力回路MO3の具体的な
構成例を示す回路図である。このメイン出力回路MO3
は、図3に示すように、PMOSトランジスタMP11
0〜MP113、NMOトランジスタMN110〜MN
113により構成されている。
【0061】PMOSトランジスタMP110のゲート
およびNMOSトランジスタMN110のゲートがメイ
ン出力線MO20 に接続され、両トランジスタMP11
0、MN110のドレインおよびPMOSトランジスタ
MP111のドレイン同士が接続され、これらの接続点
がメイン出力線MO3 に接続されている。PMOSト
ランジスタMP110,MP111のソースは電源電圧
DDの供給ラインに接続されている。NMOSトランジ
スタMN110のソースがNMOSトランジスタMN1
11のドレインに接続され、NMOSトランジスタMN
111のソースが接地ラインに接続されている。そし
て、PMOSトランジスタMP111のゲートおよびN
MOSトランジスタMN111のゲートがメイン出力線
MO21 に接続されている。PMOSトランジスタMP
112のゲートおよびNMOSトランジスタMN112
のゲートがメイン出力線MO2 0 に接続され、両トラ
ンジスタMP112、MN112のドレインおよびPM
OSトランジスタMP113のドレイン同士が接続さ
れ、これらの接続点がメイン出力線MO3に接続されて
いる。PMOSトランジスタMP112,MP113の
ソースは電源電圧VDDの供給ラインに接続されている。
NMOSトランジスタMN112のソースがNMOSト
ランジスタMN113のドレインに接続され、NMOS
トランジスタMN113のソースが接地ラインに接続さ
れている。そして、PMOSトランジスタMP113の
ゲートおよびNMOSトランジスタMN113のゲート
がメイン出力線MO2 1 に接続されている。
【0062】このように、メイン出力回路MO3は、2
つのナンド回路が設けられ、一方のナンド回路が2本の
正側メイン出力線MO20 ,MO21 と 反転側メイン
出力線MO3 の間に接続され、他方のナンド回路が2
本の反転側メイン出力線MO2 0 ,MO2 1 と正側
メイン出力線MO3の間に接続されている。そして、メ
イン出力線MO3,MO3 がコモンバスドライブ回路
CBDに接続されている。
【0063】また、本実施形態によるコモンバスドライ
ブ回路CBDは、図9の回路と同様に構成されるが、本
実施形態では、信号MASをラッチ回路LMO2Aに入
力させていることから、ナンドゲートNA0は2入力の
ものが用いられる。
【0064】次に、上記構成による動作を、図4のタイ
ミングチャートを参照しつつ説明する。なお、この場
合、アドレスの遷移が起こる前の状態は図14の場合と
まったく同じである。
【0065】すなわち、アドレスの遷移が起こる前の状
態では、メイン出力線MO20 _とMO21 とがハイベ
ル“H”、メイン出力線MO20 とMO21 _とがロー
レベル“L”に保持されていて、信号MAS1 が選択さ
れ“H”になっている。したがって、メイン出力回路M
O3、メイン出力線MO3,MO3 、さらにコモンバ
スドライブ回路CBDを介して、コモンバスCBおよび
データ出力線ODにはメイン出力線MO21 /MO21
_のデータが伝えられ、コモンバスCBおよびデータ出
力線ODはハイレベル“H”、コモンバスCB_および
データ出力線OD_はローレベル“L”という状態にあ
る。
【0066】ここで、アドレスの遷移が起こると、信号
MAS1 はローレベル“L”になり非選択、信号MAS
0 はハイレベル“H”になり選択状態になる。そして、
アドレス遷移に伴い、信号MADおよび信号MAEQが
ハイレベル“H”になると、図2において、インバータ
INV100の出力がハイレベルとなる。その結果、N
MOSトランジスタMN108,MN109は導通状態
になることから、メイン出力線MO2およびMO2
両線共に接地レベルに引き込まれ、ローレベル“L”と
なる。
【0067】メイン出力線MO2およびMO2 のロー
レベル“L”のデータ信号は、メイン出力回路MO3に
入力される。メイン出力回路MO3においては、ローレ
ベルの信号の入力に伴い、両ナンド回路のPMOSトラ
ンジスタMP110,MP111およびPMOSトラン
ジスタMP112,MP113が導通状態となり、NM
OSトランジスタMN110,MN111およびNMO
SトランジスタMN112,MN113が非導通状態と
なる。その結果、メイン出力線MO2およびMO2
ローレベル“L”のデータ信号はレベル反転されたかた
ちで、メイン出力線MO3,MO3 は電源電圧VDD
ベル(ハイレベル)に引き上げられ、このハイレベルの
データ信号はコモンバスドライブ回路CBDに入力され
る。
【0068】コモンバスドライブ回路CBDでは、メイ
ン出力線MO3,MO3 のハイレベルのデータ信号
が、信号CBSがハイレベルで、テスト信号TESTが
ローレベルの場合にレベル反転される。したがって、コ
モンバスCB/CB_やデータ出力線OD/OD_もロ
ーレベル“L/L”の状態になる。データ出力線OD/
OD_がローレベル“L/L”の状態においては、たと
え信号DOEがハイレベル“H”に遷移しても出力DO
UTはハイインピーダンス(HI−Z状態)に保持され
る。したがって、信号DOEはデータ出力線OD/OD
_が“ローレベルL/L”の間であれば、どこで活性化
しても良く、従来のようにデータ出力線OD/OD_と
のタイミングマージンは不要である。
【0069】したがって、信号DOEをデータ出力線O
D/OD_の遷移より早めに活性化しておけば、データ
出力線OD/OD_の遷移が直接出力DOUTに伝わる
のでアクセス時間を最小にできる。また、コモンバスC
B/CB_、データ出力線OD/OD_はローレベル
“L/L”状態にはなるが、図14の場合に比べ遷移す
る回数が少なく、ノイズの発生を抑止でき、消費電力の
削減を図れる利点がある。
【0070】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、アドレス信号に応じたタイミングで、読み出しデー
タをコモンバスCB/CB に出力するとともに、アド
レス遷移が起こると、一対のコモンバスCB/CB
レベルを一定期間接地レベルに保持させるラッチ回路L
MO2A、メイン出力回路MO3およびコモンバスドラ
イブ回路CBDと、制御信号DOEの入力によりコモン
バスCB/CB からデータ出力線OD/OD に伝搬
されたデータを外部に出力するデータ出力バッファDO
−BUFとを備え、データ出力バッファDO−BUFへ
の制御信号DOEの入力をデータ出力線OD/OD
接地レベルにある期間に行うようにしたので、アクセス
時間の短縮を図れるとともに、レイアウト面積を縮小で
き、ひいては、消費電力の削減およびノイズの低減を図
ることができる。
【0071】なお、図5は、EDO(Extended Data Ou
t) モードにおける動作タイミングチャートを示してい
る。この場合、信号DOEはRAS_がローレベル
“L”になった後は常時活性化状態にあり、出力DOU
Tの切り替えはATD回路で発生する信号OLBで制御
する。
【0072】このEDOモードにおいても、上述したと
同様に、アクセス時間の短縮を図れるとともに、レイア
ウト面積を縮小でき、ひいては、消費電力の削減および
ノイズの低減を図ることができる。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
アクセス時間の短縮を図れるとともに、レイアウト面積
を縮小でき、ひいては、消費電力の削減およびノイズの
低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るDRAMにおけるアドレスアクセ
スパスのコントロール回路の一実施形態を示すブロック
図である。
【図2】図1の回路におけるラッチ回路LMO2Aの具
体的な構成例を示す回路図である。
【図3】図1の回路におけるメイン出力回路MO3の具
体的な構成例を示す回路図である。
【図4】図1の回路の動作を説明するためのタイミング
チャートでる。
【図5】図1の回路のEDOモードにおける動作タイミ
ングチャートを示す図である。
【図6】従来のDRAMにおけるアドレスアクセスパス
のコントロール回路の一実施形態を示すブロック図であ
る。
【図7】メインアンプの具体的な構成例を示す回路図で
ある。
【図8】図6の回路におけるラッチ回路LMO2の具体
的な構成例を示す回路図である。
【図9】コモンバスドライブ回路CBDの具体的な構成
例を示す回路図である。
【図10】図6の回路におけるコモンバスドライブ回路
CMPの具体的な構成例を示す回路図である。
【図11】ラッチ回路ODLの具体的な構成例を示す回
路図である。
【図12】データ出力バッファDO−BUFの具体的な
構成例を示す回路図である。
【図13】図6の回路の動作を説明するためのタイミン
グチャートでる。
【図14】図6の回路において信号MASが遷移した場
合の動作を説明するためのタイミングチャートでる。
【符号の説明】
MB0 〜MBM …メモリブロック SBA0 〜SBAN …サブアレイ S/AB0 〜S/ABN+1 …センスアンプバンク X−DEC0 〜X−DECN …ローデコーダ Y−DEC…カラムデコーダ LIO0 〜LION+1 ,LIO 0 〜LIO N+1 …ロ
ーカル入出力線 IOSW0 〜IOSWN+1 …入出力スイッチ MIO0 ,MIO 0 、MIO1 ,MIO 1 …メイン
入出力線 MO0 ,MO 0 、MO1 ,MO 1 、MO20 ,MO
0 、MO21 ,MO2 1 、MO3,MO3 …メ
イン出力線 MA…メインアンプ LMO2A,ラッチ回路、MO3…メイン出力回路 CBD…コモンバスドライブ回路 CB,CB …コモンバス ODL…ラッチ回路 OD,OD …データ出力線 DO−BUF…データ出力バッファ DOUT…出力線
フロントページの続き (72)発明者 阿部 浩一 茨城県稲敷郡美浦村木原2355番地 日本テ キサス・インスツルメンツ株式会社内 (72)発明者 佐伯 亮 東京都青梅市今井2326番地 株式会社日立 製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 鈴木 幸英 東京都青梅市今井2326番地 株式会社日立 製作所デバイス開発センタ内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリアレイが複数のブロックに分割さ
    れ、アドレス指定されたメモリブロックのメモリセルか
    ら相補的に読み出されたデータを各ブロックで共用され
    る一対のコモンバスおよび当該コモンバスから分岐され
    た一対のデータ出力線を介して外部に出力するための制
    御を行うアドレスアクセスパスのコントロール回路であ
    って、 アドレス信号に応じたタイミングで、読み出しデータを
    上記コモンバスに出力するとともに、アドレス遷移が起
    こると、上記一対のコモンバスのレベルを一定期間基準
    レベルに保持させる回路と、 制御信号の入力により上記コモンバスからデータ出力線
    に伝搬されたデータを外部に出力する出力回路とを有す
    るアドレスアクセスパスのコントロール回路。
  2. 【請求項2】 上記制御信号の上記出力回路への入力
    は、上記データ出力線が基準レベルにある期間に行われ
    る請求項1記載のアドレスアクセスパスのコントロール
    回路。
JP7225345A 1995-09-01 1995-09-01 アドレスアクセスパスのコントロール回路 Withdrawn JPH0973778A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7225345A JPH0973778A (ja) 1995-09-01 1995-09-01 アドレスアクセスパスのコントロール回路
US08/706,373 US5805522A (en) 1995-09-01 1996-08-30 Address access path control circuit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7225345A JPH0973778A (ja) 1995-09-01 1995-09-01 アドレスアクセスパスのコントロール回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0973778A true JPH0973778A (ja) 1997-03-18

Family

ID=16827894

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7225345A Withdrawn JPH0973778A (ja) 1995-09-01 1995-09-01 アドレスアクセスパスのコントロール回路

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5805522A (ja)
JP (1) JPH0973778A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100309466B1 (ko) * 1999-05-21 2001-09-26 김영환 메모리의 어드레스천이검출제어장치
US7161214B2 (en) 2003-01-16 2007-01-09 United Memories, Inc. Reduced gate delay multiplexed interface and output buffer circuit for integrated circuit devices incorporating random access memory arrays

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6026044A (en) * 1997-06-30 2000-02-15 Townsend & Townsend & Crew Llp High speed video frame buffer
US6947100B1 (en) 1996-08-09 2005-09-20 Robert J. Proebsting High speed video frame buffer
US6031783A (en) * 1996-08-09 2000-02-29 Townsend And Townsend And Crew Llp High speed video frame buffer
JPH10133908A (ja) * 1996-10-29 1998-05-22 Mitsubishi Electric Corp マイクロプロセッサ

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4384347A (en) * 1980-03-28 1983-05-17 Fujitsu Limited Semiconductor memory device
JPS62231495A (ja) * 1986-03-31 1987-10-12 Toshiba Corp 半導体記憶装置
JPH0814985B2 (ja) * 1989-06-06 1996-02-14 富士通株式会社 半導体記憶装置
JP2743653B2 (ja) * 1991-09-20 1998-04-22 富士通株式会社 半導体記憶装置
JP2729423B2 (ja) * 1991-10-29 1998-03-18 三菱電機株式会社 半導体記憶装置
KR970004460B1 (ko) * 1992-06-30 1997-03-27 니뽄 덴끼 가부시끼가이샤 반도체 메모리 회로

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100309466B1 (ko) * 1999-05-21 2001-09-26 김영환 메모리의 어드레스천이검출제어장치
US7161214B2 (en) 2003-01-16 2007-01-09 United Memories, Inc. Reduced gate delay multiplexed interface and output buffer circuit for integrated circuit devices incorporating random access memory arrays

Also Published As

Publication number Publication date
US5805522A (en) 1998-09-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4877894B2 (ja) 半導体装置
JP5298644B2 (ja) 記憶回路および制御方法
JP2000100172A (ja) 半導体記憶装置
JP3221428B2 (ja) ラッチ型センスアンプ回路
JP2003223788A (ja) 半導体集積回路装置
JP2013073663A (ja) 半導体装置
US6870776B2 (en) Data output circuit in combined SDR/DDR semiconductor memory device
KR100203208B1 (ko) 반도체 메모리 장치
JPH0973778A (ja) アドレスアクセスパスのコントロール回路
US6356487B1 (en) Memory device having data path containing dual mode flip-flop used for normal operation and for internal testing
JPH05250872A (ja) ランダム・アクセス・メモリ
KR950009746A (ko) 짧은 시간대에 외란 테스트를 종결하는 반도체 정적 랜덤 억세스 메모리 장치
JP2008198243A (ja) 半導体記憶装置
KR980011419A (ko) 고속 동작하는 센스 증폭기 회로
JPH08138377A (ja) 半導体記憶装置
US10311941B1 (en) Apparatuses and methods for input signal receiver circuits
JPH0785696A (ja) 半導体記憶装置
JPH11134866A (ja) 半導体記憶装置
TWI750977B (zh) 記憶體裝置中的陣列邊緣中繼器
KR100191467B1 (ko) 공유 데이터 라인 구조를 갖는 반도체 메모리 장치
JPH0337888A (ja) 半導体記憶装置
JPH09251793A (ja) 半導体記憶装置及びデータ処理装置
JPH06243685A (ja) 半導体装置
JPH0831176A (ja) 半導体記憶装置
JP2012079386A (ja) 半導体装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20021105