JPH0972932A - コンタクトプローブ及びその製造方法 - Google Patents
コンタクトプローブ及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH0972932A JPH0972932A JP25177895A JP25177895A JPH0972932A JP H0972932 A JPH0972932 A JP H0972932A JP 25177895 A JP25177895 A JP 25177895A JP 25177895 A JP25177895 A JP 25177895A JP H0972932 A JPH0972932 A JP H0972932A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plunger
- opening
- spring
- barrel body
- barrel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Measuring Leads Or Probes (AREA)
- Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
Abstract
れた筒状のバレル本体110と、バレル本体110の内
部に入れられて、開口111から接点部121を突出さ
せるプランジャ120と、バレル本体110の内部に入
れられて、接点部121が開口111から突出する方向
にプランジャ120を弾発付勢するスプリング130と
を備えており、バレル本体110の開口111は、プラ
ンジャ120の接点部121のみを外部に突出させる大
きさに設定されており、バレル本体110の側面には、
プランジャ120及びスプリング130を挿入可能な側
面側開口112が設けられている。
Description
ブと、その製造方法とに関する。
定対象物の電気的諸特性を測定する場合に用いられるコ
ンタクトプローブは、図9に示すように、導電性を有す
る円筒形状のバレル本体510と、このバレル本体51
0に挿入されるスプリング520と、このスプリング5
20によって弾発付勢されるプランジャ530と、前記
バレル本体510の一方の側において電気的に接続され
るリード部540とを有している。
510の開口側、すなわちリード部540が設けられて
いない側から予め所定の長さに切断されたスプリング5
20とプランジャ530とを挿入し、プランジャ530
の接点部531がバレル本体510から突出した状態で
バレル本体510の開口側をかしめることによって構成
される。
た従来のコンタクトプローブには以下のような問題点が
ある。すなわち、バレル本体は通常挽物であるため、高
価で生産性も劣るという欠点がある。また、バレル本体
にスプリングとプランジャとを入れた後に、バレル本体
の開口側をかしめるようにしているので、かしめ作業の
際にバレル本体からスプリングとプランジャとが飛び出
さないように押さえつけておく必要があった。
は、予め所定の長さに切断されたものであり、バレル本
体に挿入される以前に他のスプリングと絡み合うことが
ある。バレル本体に挿入されるスプリングが絡み合って
いる場合には、挿入時にスプリングの絡みを外す作業が
必要となる。
するには、電線の芯線部を半田付けするか、他の別部品
を介して芯線部をコンタクトプローブに接続する必要が
あった。
で、安価で生産性が高いコンタクトプローブ及びその製
造方法を提供することを目的としている。また、本発明
は、製造時にスプリングが絡み合わないコンタクトプロ
ーブ及びその製造方法を提供することも目的としてい
る。さらに、本発明は、電線に対して簡単に接続するこ
とができるコンタクトプローブ及びその製造方法を提供
することも目的としている。
トプローブは、一端に開口が設けられ、他端が閉塞され
た筒状のバレル本体と、このバレル本体の内部に入れら
れて、開口から接点部を突出させるプランジャと、前記
バレル本体の内部に入れられて、前記接点部が開口から
突出する方向にプランジャを弾発付勢するスプリングと
を備えており、前記バレル本体の開口は、プランジャの
接点部のみを外部に突出させる大きさに設定されてお
り、前記バレル本体の側面には、プランジャ及びスプリ
ングを挿入可能な側面側開口が設けられている。
の製造方法は、一端に開口が設けられ、他端が閉塞され
るとともに、側面に側面側開口が設けられた筒状のバレ
ル本体と、このバレル本体の内部に入れられて、開口か
ら接点部を突出させるプランジャと、前記バレル本体の
内部に入れられて、前記接点部が開口から突出する方向
にプランジャを弾発付勢するスプリングとを有するコン
タクトプローブを製造するコンタクトプローブの製造方
法であって、前記側面側開口からプランジャ及びスプリ
ングをバレル本体の内部に入れるようにしている。
は、一端に開口が設けられ、他端が開放された筒状のバ
レル本体と、このバレル本体の内部に入れられて、開口
から接点部を突出させるプランジャと、前記バレル本体
の内部に入れられて、前記接点部が開口から突出する方
向にプランジャを弾発付勢するスプリングとを備えてお
り、前記開口は、プランジャの接点部のみを外部に突出
させる大きさに設定されており、前記バレル本体には、
前記スプリングの径方向に力を与えて平たく押し潰せば
バレル本体の内部に入れることができるが、通常の径で
はスプリングが抜けないようにする係止部が設けられて
いる。
におけるバレル本体には、被覆電線の芯線部を保持する
芯線保持部と、被覆電線の被覆部を保持する被覆部保持
部とが設けられている。
ブの製造方法は、一端が開放され、他端が閉塞された筒
状のバレル本体と、このバレル本体の内部に入れられる
接点部を有するプランジャと、前記バレル本体の内部に
入れられて、前記プランジャを弾発付勢するスプリング
とを有するコンタクトプローブの製造方法において、バ
レル本体の開放端側からスプリングを挿入する工程と、
前記スプリングを所定の長さに切断する工程と、バレル
本体の開放端側からスプリングを押し縮めながらプラン
ジャを挿入するとともに、バレル本体の開放端側をかし
めて、プランジャの接点部のみを突出させる開口とする
工程とを有している。
に係るコンタクトプローブの概略的断面図、図2は本発
明の第1の実施の形態に係るコンタクトプローブを構成
するバレル本体の側面側開口とプランジャとの関係を示
す図面であって、同図(A)はプランジャの幅寸法と側
面側開口の幅寸法との関係を示すバレル本体の概略的横
断面図、同図(B)はプランジャの高さ寸法と側面側開
口の高さ寸法との関係を示す概略的正面図、図3は本発
明の第1の実施の形態に係るコンタクトプローブの製造
工程を示す概略的側面図である。
係るコンタクトプローブの製造工程を示す概略的平面
図、図5は本発明の第2の実施の形態に係るコンタクト
プローブを構成するバレル本体の概略的側面図、図6は
本発明の第2の実施の形態に係るコンタクトプローブの
製造工程を示す概略的平面図である。
に係るコンタクトプローブの製造工程を示す概略的斜視
図、図8は本発明の第3の実施の形態に係るコンタクト
プローブの製造方法によって製造されたコンタクトプロ
ーブの概略的断面図である。
ブ100は、図1に示すように、一端に開口111が設
けられ、他端が閉塞された筒状のバレル本体110と、
このバレル本体110の内部に入れられて、開口111
から接点部121を突出させるプランジャ120と、前
記バレル本体110の内部に入れられて、前記接点部1
21が開口111から突出する方向にプランジャ120
を弾発付勢するスプリング130とを備えており、前記
バレル本体110の開口111は、プランジャ120の
接点部121のみを外部に突出させる大きさに設定され
ており、前記バレル本体110の側面には、プランジャ
120及びスプリング130を挿入可能な側面側開口1
12が設けられている。
金属からなり、プレス成形で形成されている。かかるバ
レル本体110の開口111が設けられた一端は、丸く
形成されている。また、当該バレル本体110の他端
は、底部113が設けられている。この底部113の中
央には、貫通孔113Aが開設されており、当該貫通孔
113Aにリード部140が貫通されている。これによ
って、バレル本体110の他端は、閉塞されたことにな
る。
められることによって丸くなっている。開口111は、
後述するプランジャ120の接点部121のみを外部に
突出させる大きさに設定されている。
側面側開口112が開設されている。この側面側開口1
12は、バレル本体110の内部にプランジャ120と
スプリング130とを挿入する部分である。
ンジャ120とスプリング130とが挿入可能な大きさ
に設定されている。具体的には、図2(A)に示すよう
に、側面側開口112の幅寸法は、プランジャ120の
台部122の幅寸法(台部122の外径)より若干大き
く、かつスプリング130の幅寸法より大きく設定され
ている。また、図2(B)に示すように、側面側開口1
12の高さ寸法は、プランジャ120の高さ寸法より大
きく、かつ最も縮めた状態のスプリング130の高さ寸
法より大きく設定されている。
わちバレル本体110の底部113側は、他の部分より
大きくなっている。
1の内径より若干小径の接点部121と、開口111の
内径より径大で、かつバレル本体110の内径より若干
小径で、しかも上述したように側面側開口112の幅寸
法より小さな直径を有する台部122とが、導電性を有
する金属で一体に形成されたものである。
内部においてプランジャ120が開口111側に押しつ
けられる(実際には、後述するスプリング130によっ
て弾発付勢される)と、開口111から突出するように
なっている。
0の内部に挿入されて、プランジャ120を開口111
側に弾発付勢するものである。かかるスプリング130
の通常状態における長さ寸法は、バレル本体110の内
部における開口111と底部113との間の距離より大
きくなるように設定されている。従って、このスプリン
グ130をバレル本体110の内部に挿入すると、スプ
リング130は縮んでプランジャ120を開口111側
に弾発付勢する。また、このスプリング130は、上述
したように最も縮めた状態の高さ寸法は、側面側開口1
12の高さ寸法より小さく設定されている。
いて図3を参照しつつ説明する。まず、側面側開口11
2からプランジャ120をバレル本体110の内部に入
れる。この場合、開口111が下向きになるようにバレ
ル本体110を図外の治具にセットしておき、接点部1
21を下向きにした状態でプランジャ120をバレル本
体110に入れると、接点部121が開口111から突
出する状態になる。
30をバレル本体110の内部に入れる。この場合、ス
プリング130を押し縮めた状態でバレル本体110の
内部に入れる。バレル本体110の内部に入ったスプリ
ング130は、伸長してプランジャ120の台部122
の底部と、バレル本体110の底部113との間でプラ
ンジャ120を開口111側に弾発付勢する。これによ
り、図1に示すようなコンタクトプローブ100が完成
する。
なるようにバレル本体110をセットしたが、開口11
1が上向き又は横向きになるようにバレル本体110を
セットしてプランジャ120及びスプリング130を内
部に入れるようにしてもよい。
ンタクトプローブ200について、図4〜図6を参照し
つつ説明する。第2の実施の形態に係るコンタクトプロ
ーブ200は、一端に開口211Aが設けられ、他端が
開放された筒状のバレル本体210と、このバレル本体
210の内部に入れられて、開口211Aから接点部2
21を突出させるプランジャ220と、前記バレル本体
210の内部に入れられて、前記接点部221が開口2
11Aから突出する方向にプランジャ220を弾発付勢
するスプリング230とを備えており、前記開口211
Aは、プランジャ220の接点部221のみを外部に突
出させる大きさに設定されており、前記バレル本体21
0には、前記スプリング230径方向に力を与えて平た
く押し潰せばバレル本体210の内部に入れることがで
きるが、通常の径ではスプリング230が抜けないよう
にする係止部212Aが設けられている。
バレル本体210は、図4及び図6に示すように、1つ
の帯状の連結帯部250に複数個が連設されている。す
なわち、このバレル本体210は、いわゆるリードフレ
ーム状に構成されているのである。かかるリードフレー
ム状に構成された複数個のバレル本体210は、1枚の
導電性を有する金属板をプレス成形することで構成され
る。
述するプランジャ220及びスプリング230が入れら
れる円筒部211と、この円筒部211を連結帯部25
0に連結するための連結部212とが一体に形成されて
いる。
ンジャ220の台部222の外径及びスプリング230
の外径より若干小さく設定されている。また、当該円筒
部211の先端には、開口221Aが開設されている。
かかる開口211Aは、その内径がプランジャ220の
接点部211の外径より若干大きく設定されている。す
なわち、この開口211Aは、プランジャ220の接点
部221のみを外部に突出させることができる大きさに
設定されているのである。
を連結帯部250に連結するのみならず、前記円筒部2
11に入れられるスプリング230を係止するととも
に、コンタクトプローブ200に接続される被覆電線2
60を保持するようになっている。このために、連結部
212には、前記係止部212Aと、芯線保持部212
Bと、被覆部保持部212Cとが設けられている。
れたスプリング230を係止するものであり、円筒部2
11の後端側、すなわち開口211Aが開設された側と
は反対の側の連結部212に設けられている。かかる係
止部212Aは、左右両側から一対の爪を内側に向かっ
て折曲したものであり、円筒部211に入れられたスプ
リング230が抜け落ちない、すなわち係止するように
なっている。
グ230を径方向に力を与えて平たく押し潰せば、スプ
リング230をバレル本体210の円筒部211の内部
に入れることができるようになっている。
クトプローブ200に接続される被覆電線260の芯線
部261を保持するものであって、上述した係止部21
2Aと同様に、左右両側から一対の爪を内側に向かって
折曲することによって芯線部261を保持するようにな
っている。
には、芯線部261とバレル本体210との電気的接続
を確実にするために、図4における紙面手前側に盛り上
がった盛上部212bが設けられている。
のコンタクトプローブ200に接続される被覆電線26
0の被覆部262を保持するものであって、上述した芯
線保持部212Bと同様に、左右両側から一対の爪を内
側に向かって折曲することによって被覆部262を保持
するようになっている。
及び被覆部保持部212Cは、円筒部211側からみ
て、係止部212A、芯線保持部212B、被覆部保持
部212Cの順に設けられている。
210を連結するものであって、所定の間隔で丸孔25
1が開設されている。この丸孔251は、連結帯部25
0に連結されたバレル本体210を順送りに送るための
パーホレーションホールである。
の実施の形態に係るコンタクトプローブ200の製造工
程について説明する。まず、プランジャ220をバレル
本体210の円筒部211に入れる。この際、プランジ
ャ220の接点部221がバレル本体210の開口21
1Aから突出するように、接点部221を前にしてバレ
ル本体210に入れることは勿論である。
210の円筒部211にスプリング230を入れる。こ
の際、スプリング230は、前記係止部212Aに引っ
掛からないように平たく押し潰して入れる。スプリング
230をバレル本体210の円筒部211に入れること
によって、プランジャ220は接点部221が開口21
1Aから突出する方向に弾発付勢されることになる。
リング230が入れられたバレル本体210に被覆電線
260を接続する。すなわち、芯線部261が芯線保持
部212Bの位置に、被覆部262が被覆部保持部21
2Cの位置にそれぞれ位置するように被覆電線260を
セットし、芯線保持部212B及び被覆部保持部212
Cを内側に向かって折曲することで、バレル本体210
に被覆電線260を接続するのである。
2Bと盛上部212bとの間で挟持されることになり、
被覆鉄線260とバレル本体210とは電気的に接続さ
れたことになる。また、被覆部262は、バレル本体2
10に機械的に接続されたことになる。
線CLで連結部212と連結帯部250との間を切断
し、個々のコンタクトプローブ200とする。
ンタクトプローブの製造方法について図7及び図8を参
照しつつ説明する。第3の実施の形態に係るコンタクト
プローブの製造方法は、一端が開放され、他端が閉塞さ
れた筒状のバレル本体310と、このバレル本体310
の内部に入れられる接点部321を有するプランジャ3
20と、前記バレル本体310の内部に入れられて、前
記プランジャ320を弾発付勢するスプリング330と
を有するコンタクトプローブの製造方法であって、バレ
ル本体310の開放端側からスプリング330を挿入す
る工程と、前記スプリング330を所定の長さに切断す
る工程と、バレル本体310の開放端側からスプリング
330を押し縮めながらプランジャ320を挿入すると
ともに、バレル本体310の開放端側をかしめて、プラ
ンジャ320の接点部321のみを突出させる開口とす
る工程とを有してる。
法によって製造されるコンタクトプローブ300を構成
する部品について説明する。前記バレル本体310は、
導電性を有する金属からなり、一方が開放端311とし
て開放され、他方が閉塞端312として閉塞された円筒
形状に形成されている。閉塞端312には、貫通孔31
2Aが開設されており、当該貫通孔312Aにリード部
313が貫通されている。
る金属から構成されている。かかるプランジャ320
は、バレル本体310の内径より若干小さい外径を有す
る台部322と、この台部322の上面中央から突出さ
れた接点部321とが一体に形成されている。
を有する金属から構成されており、バレル本体310の
内径より若干小さい外径を有している。このスプリング
320は、バレル本体310より非常に長い長尺のもの
が使用される。
プローブの製造方法は、大きく3つの工程に分けられ
る。まず、スプリング330をバレル本体310に入れ
る工程である。すなわち、長尺のスプリング330をバ
レル本体310に入れ、当該スプリング330を所定の
長さに切断するのである。この場合、スプリング320
の長さ寸法は、バレル本体310の長さ寸法(開放端3
11から閉塞端312までの寸法)より大きく設定され
るのが普通である。
したコンタクトプローブ300においてプランジャ32
0を弾発付勢するものであるから、押し縮められた状態
でバレル本体310の内部にセットされる必要があるか
らである。
体310に挿入する工程である。この工程においては、
スプリング330を押し縮めながらプランジャ320を
バレル本体310の内部に挿入する。
11をかしめる工程である。この工程における開放端3
11のかしめは、開放端311がプランジャ320の接
点部321を外部に突出させることができるような開口
314(図8参照)とする点に注意する必要がある。
一端に開口が設けられ、他端が閉塞された筒状のバレル
本体と、このバレル本体の内部に入れられて、開口から
接点部を突出させるプランジャと、前記バレル本体の内
部に入れられて、前記接点部が開口から突出する方向に
プランジャを弾発付勢するスプリングとを備えており、
前記バレル本体の開口は、プランジャの接点部のみを外
部に突出させる大きさに設定されており、前記バレル本
体の側面には、プランジャ及びスプリングを挿入可能な
側面側開口が設けられている。
側面側開口からプランジャとスプリングとを挿入するだ
けで完成するので、従来のように、バレル本体からスプ
リングやプランジャが飛び出さないように押さえつける
必要がなくなった。
の製造方法は、一端に開口が設けられ、他端が閉塞され
るとともに、側面に側面側開口が設けられた筒状のバレ
ル本体と、このバレル本体の内部に入れられて、開口か
ら接点部を突出させるプランジャと、前記バレル本体の
内部に入れられて、前記接点部が開口から突出する方向
にプランジャを弾発付勢するスプリングとを有するコン
タクトプローブを製造するコンタクトプローブの製造方
法において、前記側面側開口からプランジャ及びスプリ
ングをバレル本体の内部に入れるようにしている。
スプリングやプランジャを入れる前にバレル本体の開放
端側をプランジャの接点部のみが突出する開口としてい
るので、従来のように、バレル本体からスプリングやプ
ランジャが飛び出さないように押さえつける必要がなく
なった。
では、一端に開口が設けられ、他端が開放された筒状の
バレル本体と、このバレル本体の内部に入れられて、開
口から接点部を突出させるプランジャと、前記バレル本
体の内部に入れられて、前記接点部が開口から突出する
方向にプランジャを弾発付勢するスプリングとを備えて
おり、前記開口は、プランジャの接点部のみを外部に突
出させる大きさに設定されており、前記バレル本体に
は、前記スプリングの径方向に力を与えて平たく押し潰
せばバレル本体の内部に入れることができるが、通常の
径ではスプリングが抜けないようにする係止部が設けら
れている。
レル本体にスプリング及びプランジャを入れる前に開口
が形成されているので、従来よりバレル本体にスプリン
グ等を入れる作業が非常に容易になり、生産性の向上が
図れる。
におけるバレル本体には、被覆電線の芯線部を保持する
芯線保持部と、被覆電線の被覆部を保持する被覆部保持
部とが設けられている。このため、バレル本体に被覆電
線を非常に容易に接続することが可能となり、従来のよ
うに半田付けや他の部材を使用する必要がなくなった。
ブの製造方法は、一端が開放され、他端が閉塞された筒
状のバレル本体と、このバレル本体の内部に入れられる
接点部を有するプランジャと、前記バレル本体の内部に
入れられて、前記プランジャを弾発付勢するスプリング
とを有するコンタクトプローブの製造方法であって、バ
レル本体の開放端側からスプリングを挿入する工程と、
前記スプリングを所定の長さに切断する工程と、バレル
本体の開放端側からスプリングを押し縮めながらプラン
ジャを挿入するとともに、バレル本体の開放端側をかし
めて、プランジャの接点部のみを突出させる開口とする
工程とを備えている。
切断したスプリングを使用する必要がないので、バレル
本体に入れる前のスプリングが絡み合うことがなくな
り、生産性の向上をもたらすことが可能となる。
ローブの概略的断面図である。
ローブを構成するバレル本体の側面側開口とプランジャ
との関係を示す図面であって、同図(A)はプランジャ
の幅寸法と側面側開口の幅寸法との関係を示すバレル本
体の概略的横断面図、同図(B)はプランジャの高さ寸
法と側面側開口の高さ寸法との関係を示す概略的正面図
である。
ローブの製造工程を示す概略的側面図である。
ローブの製造工程を示す概略的平面図である。
ローブを構成するバレル本体の概略的側面図である。
ローブの製造工程を示す概略的平面図である。
ローブの製造工程を示す概略的斜視図である。
ローブの製造方法によって製造されたコンタクトプロー
ブの概略的断面図である。
である。
Claims (5)
- 【請求項1】 一端に開口が設けられ、他端が閉塞され
た筒状のバレル本体と、このバレル本体の内部に入れら
れて、開口から接点部を突出させるプランジャと、前記
バレル本体の内部に入れられて、前記接点部が開口から
突出する方向にプランジャを弾発付勢するスプリングと
を具備しており、前記バレル本体の開口は、プランジャ
の接点部のみを外部に突出させる大きさに設定されてお
り、前記バレル本体の側面には、プランジャ及びスプリ
ングを挿入可能な側面側開口が設けられていることを特
徴とするコンタクトプローブ。 - 【請求項2】 一端に開口が設けられ、他端が閉塞され
るとともに、側面に側面側開口が設けられた筒状のバレ
ル本体と、このバレル本体の内部に入れられて、開口か
ら接点部を突出させるプランジャと、前記バレル本体の
内部に入れられて、前記接点部が開口から突出する方向
にプランジャを弾発付勢するスプリングとを有するコン
タクトプローブを製造するコンタクトプローブの製造方
法において、前記側面側開口からプランジャ及びスプリ
ングをバレル本体の内部に入れることを特徴とするコン
タクトプローブの製造方法。 - 【請求項3】 一端に開口が設けられ、他端が開放され
た筒状のバレル本体と、このバレル本体の内部に入れら
れて、開口から接点部を突出させるプランジャと、前記
バレル本体の内部に入れられて、前記接点部が開口から
突出する方向にプランジャを弾発付勢するスプリングと
を具備しており、前記開口は、プランジャの接点部のみ
を外部に突出させる大きさに設定されており、前記バレ
ル本体には、前記スプリングの径方向に力を与えて平た
く押し潰せばバレル本体の内部に入れることができる
が、通常の径ではスプリングが抜けないようにする係止
部が設けられていることを特徴とするコンタクトプロー
ブ。 - 【請求項4】 請求項3記載のコンタクトプローブにお
いて、バレル本体には、被覆電線の芯線部を保持する芯
線保持部と、被覆電線の被覆部を保持する被覆部保持部
とが設けられていることを特徴とするコンタクトプロー
ブ。 - 【請求項5】 一端が開放され、他端が閉塞された筒状
のバレル本体と、このバレル本体の内部に入れられる接
点部を有するプランジャと、前記バレル本体の内部に入
れられて、前記プランジャを弾発付勢するスプリングと
を有するコンタクトプローブの製造方法において、バレ
ル本体の開放端側からスプリングを挿入する工程と、前
記スプリングを所定の長さに切断する工程と、バレル本
体の開放端側からスプリングを押し縮めながらプランジ
ャを挿入するとともに、バレル本体の開放端側をかしめ
て、プランジャの接点部のみを突出させる開口とする工
程とを具備したことを特徴とするコンタクトプローブの
製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25177895A JP3217244B2 (ja) | 1995-09-04 | 1995-09-04 | コンタクトプローブ及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25177895A JP3217244B2 (ja) | 1995-09-04 | 1995-09-04 | コンタクトプローブ及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0972932A true JPH0972932A (ja) | 1997-03-18 |
JP3217244B2 JP3217244B2 (ja) | 2001-10-09 |
Family
ID=17227789
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25177895A Expired - Fee Related JP3217244B2 (ja) | 1995-09-04 | 1995-09-04 | コンタクトプローブ及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3217244B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000073805A1 (fr) * | 1999-05-28 | 2000-12-07 | Nhk Spring Co., Ltd. | Contact conducteur |
EP1486789A2 (en) * | 2003-06-09 | 2004-12-15 | Alps Electric Co., Ltd. | Contact probe |
KR20140079462A (ko) * | 2011-10-12 | 2014-06-26 | 애플 인크. | 스프링 장착식 콘택트 |
US9431742B2 (en) | 2012-06-10 | 2016-08-30 | Apple Inc. | Spring loaded contacts having sloped backside with retention guide |
US11437747B2 (en) | 2020-09-25 | 2022-09-06 | Apple Inc. | Spring-loaded contacts having capsule intermediate object |
US11942722B2 (en) | 2020-09-25 | 2024-03-26 | Apple Inc. | Magnetic circuit for magnetic connector |
-
1995
- 1995-09-04 JP JP25177895A patent/JP3217244B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000073805A1 (fr) * | 1999-05-28 | 2000-12-07 | Nhk Spring Co., Ltd. | Contact conducteur |
US6655983B1 (en) | 1999-05-28 | 2003-12-02 | Nhk Spring Co., Ltd. | Electrical test probe provided with a signal transmitting wire having an enlarged portion for preventing the wire from coming out of the probe |
US7463045B2 (en) | 2003-06-09 | 2008-12-09 | Alps Electric Co., Ltd. | Method for pushing a contact probe against object to be measured |
EP1486789A3 (en) * | 2003-06-09 | 2005-09-07 | Alps Electric Co., Ltd. | Contact probe |
US7116123B2 (en) | 2003-06-09 | 2006-10-03 | Alps Electric Co., Ltd. | Contact probe, probe socket, electrical characteristic measuring device, and method for pushing the contact probe against object to be measured |
US7288952B2 (en) | 2003-06-09 | 2007-10-30 | Apls Electric Co., Ltd. | Contact probe, probe socket, electrical characteristic measuring device, and method for pushing the contact probe against object to be measured |
EP1486789A2 (en) * | 2003-06-09 | 2004-12-15 | Alps Electric Co., Ltd. | Contact probe |
KR20140079462A (ko) * | 2011-10-12 | 2014-06-26 | 애플 인크. | 스프링 장착식 콘택트 |
TWI562467B (en) * | 2011-10-12 | 2016-12-11 | Apple Inc | Spring-loaded contacts |
US9780475B2 (en) | 2011-10-12 | 2017-10-03 | Apple Inc. | Spring-loaded contacts |
US10312623B2 (en) | 2011-10-12 | 2019-06-04 | Apple Inc. | Spring-loaded contacts |
US9431742B2 (en) | 2012-06-10 | 2016-08-30 | Apple Inc. | Spring loaded contacts having sloped backside with retention guide |
US11437747B2 (en) | 2020-09-25 | 2022-09-06 | Apple Inc. | Spring-loaded contacts having capsule intermediate object |
US11942722B2 (en) | 2020-09-25 | 2024-03-26 | Apple Inc. | Magnetic circuit for magnetic connector |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3217244B2 (ja) | 2001-10-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8272881B2 (en) | Connector having a lock mechanism for keeping a socket and a header coupled, and method for manufacturing the connector | |
US7021976B2 (en) | Spring connector | |
JPH0562972U (ja) | コネクタ | |
JPH08222343A (ja) | 端子圧着装置及び端子圧着方法 | |
US5575061A (en) | Wire pressing method and apparatus for pressing a wire into a terminal | |
JP3059432B1 (ja) | 同軸コネクタ | |
JPH0972932A (ja) | コンタクトプローブ及びその製造方法 | |
US6067710A (en) | Method for manufacturing a memory card electrical connector with contacts having a ground terminal | |
EP0438165A2 (en) | Semiconductor device parts | |
JP6786312B2 (ja) | 圧着端子 | |
JP2981985B2 (ja) | 長尺絶縁スリーブ帯と圧着端子との取付け構造 | |
JPH06112692A (ja) | 電子部品のリード端子クリンチ機構 | |
JPH0750190A (ja) | 端子圧着装置 | |
JPH06176812A (ja) | 電気端子ピン及びその製造方法 | |
JP3247042B2 (ja) | 電線の端子圧着方法及び端子圧着装置 | |
JP2020064819A (ja) | 端子、及び、端子付き電線 | |
JP2786666B2 (ja) | 電気部品列の製造型 | |
JP3211924B2 (ja) | コネクタ検査具 | |
US20210226397A1 (en) | Fork structure for positive retention and centering a wire for electrical connection | |
JP2001203022A (ja) | スプリングコネクタおよびその連結体 | |
JP2501042Y2 (ja) | スプリング接点構造 | |
JPS5937977Y2 (ja) | 端子 | |
JP3296287B2 (ja) | 接触片の製造方法 | |
JP3470303B2 (ja) | 端子の結線方法 | |
JPS6031188Y2 (ja) | モニターソケツト付バナナ端子 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 7 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080803 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090803 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100803 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 10 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110803 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 10 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110803 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 11 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120803 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 12 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130803 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |