JPH0972678A - 直交流式熱交換塔 - Google Patents

直交流式熱交換塔

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Publication number
JPH0972678A
JPH0972678A JP22915295A JP22915295A JPH0972678A JP H0972678 A JPH0972678 A JP H0972678A JP 22915295 A JP22915295 A JP 22915295A JP 22915295 A JP22915295 A JP 22915295A JP H0972678 A JPH0972678 A JP H0972678A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water tank
refrigerant
heat
heat exchange
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22915295A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Usui
正洋 薄井
Keiichi Kudo
佳一 工藤
Osamu Goto
攻 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Mitsubishi Plastics Inc
Original Assignee
IHI Corp
Mitsubishi Plastics Inc
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Publication date
Application filed by IHI Corp, Mitsubishi Plastics Inc filed Critical IHI Corp
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Publication of JPH0972678A publication Critical patent/JPH0972678A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造を採用することによって安価に提
供できると共に、清掃・点検作業が容易に行なえ、しか
も冷媒または熱媒に雨水等が混入するのを確実に防止で
きる直交流式熱交換塔を提供する。 【解決手段】 塔体1内に配設された充填材3の真下に
冷媒または熱媒を捕集する下部水槽4aを設けると共
に、エア室12の真下に排気口13より浸入した雨水等
を捕集する雨水槽4bを設ける。 【効果】 構造が簡単で、清掃・点検作業が容易に行な
え、しかも冷媒または熱媒に雨水等が混入するのを確実
に防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷媒または熱媒を
エアで熱交換する直交流式熱交換塔に関し、詳しくはエ
アの排気口から塔体内に浸入した雨水、雪等が冷媒また
は熱媒に混入するのを未然に防止できる直交流式熱交換
塔に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の直交流式熱交換塔は、冷媒また
は熱媒が充填材の間を流下する間に水平方向から導入し
たエアと接触して熱交換するものであるが、熱交換した
エアは塔体の上方に設けた排気口より排出される。この
ため、降雨時や降雪時には逆にエアの排気口から塔体内
に雨水等が浸入し、冷媒または熱媒に混入することがあ
る。冷媒または熱媒に雨水等が混入すると、冷媒や熱媒
に添加されている不凍液等の濃度が低下し、熱交換塔に
運転不良が発生することがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この雨水等の
混入防止策の1つとして、塔体の上方に設けた排気口に
エルボ状に折り曲げたダクトを取り付けて雨水等の浸入
を防止することが行なわれているが、風向きがダクトの
曲がり方向と一致したときには、雨水等がダクトから塔
体内に浸入することがあった。
【0004】また、実公平1ー29430号には、塔体
の下方に熱交換した冷媒または熱媒を捕集する下部水槽
を配置すると共に、熱交換したエアが排出される排気口
の真下には下部水槽の水面を覆うようにして液体受け皿
を配置し、該液体受け皿で排気口から浸入した雨水等を
補集して塔体の外に排出するようにしたものが提案され
ている。しかしながら、この熱交換塔は、冷媒または熱
媒を捕集する下部水槽の上方に雨水等を補集する液体受
け皿を配置した二段構造となっているため製作コストが
嵩み、また下部水槽内を清掃したり、点検する際には上
方の液体受け皿が邪魔になるため、清掃・点検作業が円
滑に行なえないという問題がある。
【0005】本発明はかかる課題を解決したものであっ
て、簡単な構造を採用することによって安価に提供でき
ると共に、清掃・点検作業が容易に行なえ、しかも冷媒
または熱媒に雨水等が混入するのを確実に防止できる直
交流式熱交換塔を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の直交流式熱交換
塔は、塔体の上方に上部水槽を設けると共に該上部水槽
の下方に充填材を配置し、上部水槽より散水した冷媒ま
たは熱媒を充填材の間を流下させつつ塔体の側壁に設け
た空気取入口から導入したエアで熱交換し、この熱交換
したエアを塔体の中央部に設けたエア室に導いてその上
方に設けた排気口より排出するものであって、前記充填
材の真下に熱交換した冷媒または熱媒を捕集する下部水
槽を設けると共に、エア室の真下に排気口より浸入した
雨水等を捕集する雨水槽を設けたことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面にて
詳細に説明する。図1は本発明の一実施例を示す直交流
式熱交換塔の断面図、図2は本発明で使用する受水盤の
斜視図、図3は本発明の他の実施例を示す要部の断面図
であって、図中1は塔体、2は上部水槽、3は充填材、
4は受水盤である。塔体1内の両側には多数のプラスチ
ック板を積層した充填材3が配設されており、該充填材
3と接近した側壁にルーバa1 を備えた空気取入口11
が設けられている。充填材3の上方には上部水槽2が設
けられており、該上部水槽2の底壁に設けた多数の小孔
から充填材3上に冷媒または熱媒を散水できるようにな
っている。
【0008】また、塔体1の中央部にあたる前記充填材
3,3の間にはエリミネータa2 で仕切られたエア室1
2が設けられており、該エア室12の上方にはエアの排
気口13が設けられている。排気口13にはモータと接
続したフアン5が設けられており、該フアン5の回転に
よって塔体1内のエアが排気口13から排出されると共
に、前記空気取入口11からエアが流入するようになっ
ている。尚、排気口13には、必要に応じてエルボ状に
折れ曲がったダクトを取り付けることができる。
【0009】一方、塔体1の下方には、それぞれの充填
材3,3とエア室12の下方に跨がって受水盤4が配設
されている。受水盤4の上面には充填材3とエア室12
との境界部に対応する近傍位置に堰41が立設してお
り、該堰41で受水盤4が区分されている。即ち、堰4
1で区分された受水盤4には、充填材3の真下に下部水
槽4aが設けられ、エア室12の真下に雨水槽4bが設
けられている。
【0010】前記下部水槽4aの底部にはピット42が
設けられており、下部水槽4aで捕集された冷媒または
熱媒はピット42と接続した配管43を介して図示しな
いポンプで凝縮器等の負荷部に輸送され、この負荷部で
熱交換された冷媒または熱媒は循環して上部水槽2に供
給されるようになっている。また、前記雨水槽4bの底
部にはドレンパイプ44が接続しており、エアの排気口
13より浸入した雨水等は雨水槽4bで捕集されてから
ドレンパイプ44を介して塔体1の外に排出されるよう
になっている。
【0011】本発明の直交流式熱交換塔は上記の構成か
らなるので、塔体1の上方に設けた上部水槽2から冷媒
または熱媒を散水すると、この冷媒または熱媒は充填材
3の間を流下するとき塔体1の側壁に設けた空気取入口
11から流入したエアで熱交換されて充填材3の真下に
位置する下部水槽4aで捕集される。そして、熱交換さ
れたエアは塔体1の中央部に設けたエア室12に流入し
てその上方に設けた排気口13より排出される。
【0012】この直交流式熱交換塔の運転時、あるいは
停止時に前記エアの排気口13より雨、雪、雹等が浸入
しても、この雨水等はエア室12の真下に位置する雨水
槽4bで捕集されるため、隣の下部水槽4aには流入し
ない。また、この直交流式熱交換塔は、下部水槽4aと
雨水槽4bとが堰41を挟んで隣り合わせに設けられて
いるため見通しが良く、内部の点検作業が容易に行なえ
る。しかも、下部水槽4a及び雨水槽4bの清掃時には
ブラシ等を用いて、汚泥等の除去作業が簡単に行なえ
る。
【0013】尚、前記実施例では、エアの排気口13よ
り浸入した雨、雪、雹等を雨水槽4bで捕集して塔体の
外に排出するものを例示したが、本発明はこの実施態様
に限定されない。図3に示した如く、下部水槽4aに貯
滞された冷媒の一部を堰41の上端からオーバフローさ
せて雨水槽4bに導き、循環する冷媒の一部を排出する
と共に新鮮な冷媒を補給して冷媒中に汚濁物質等が濃縮
されるのを防止するために使用することもできる。
【0014】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明の直交流式熱
交換塔は、充填材の真下に熱交換した冷媒または熱媒を
捕集する下部水槽と、エア室の真下に排気口より浸入し
た雨水等を捕集する雨水槽を設けたので、構造が簡単で
安価に提供できると共に、清掃・点検作業が容易に行な
える。また、雨水槽で捕集された雨水等が下部水槽に流
入することもないので、冷媒または熱媒が雨水等で希釈
されて運転不良が発生することもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例を示す直交流式熱交換
塔の断面図である。
【図2】図2は本発明で使用する受水盤の斜視図であ
る。
【図3】図3は本発明の他の実施例を示す要部の断面図
である。
【符号の説明】
1 塔体 2 上部水槽 3 充填材 4 受水盤 4a 下部水槽 4b 雨水槽
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 後藤 攻 東京都江東区豊洲三丁目2番16号 石川島 播磨重工業株式会社豊洲総合事務所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塔体(1)の上方に上部水槽(2)を設
    けると共に該上部水槽(2)の下方に充填材(3)を配
    置し、上部水槽(2)より散水した冷媒または熱媒を充
    填材(3)の間を流下させつつ塔体(1)の側壁に設け
    た空気取入口(11)から導入したエアで熱交換し、こ
    の熱交換したエアを塔体(1)の中央部に設けたエア室
    (12)に導いてその上方に設けた排気口(13)より
    排出する直交流式熱交換塔において、前記充填材(3)
    の真下に熱交換した冷媒または熱媒を捕集する下部水槽
    (4a)を設けると共に、エア室(12)の真下に排気
    口(13)より浸入した雨水等を捕集する雨水槽(4
    b)を設けたことを特徴とする直交流式熱交換塔。
JP22915295A 1995-09-06 1995-09-06 直交流式熱交換塔 Pending JPH0972678A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22915295A JPH0972678A (ja) 1995-09-06 1995-09-06 直交流式熱交換塔

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JP22915295A JPH0972678A (ja) 1995-09-06 1995-09-06 直交流式熱交換塔

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JPH0972678A true JPH0972678A (ja) 1997-03-18

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JP22915295A Pending JPH0972678A (ja) 1995-09-06 1995-09-06 直交流式熱交換塔

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Effective date: 20040914

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Effective date: 20041026

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Effective date: 20050111

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