JPH0341214Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0341214Y2 JPH0341214Y2 JP1985156741U JP15674185U JPH0341214Y2 JP H0341214 Y2 JPH0341214 Y2 JP H0341214Y2 JP 1985156741 U JP1985156741 U JP 1985156741U JP 15674185 U JP15674185 U JP 15674185U JP H0341214 Y2 JPH0341214 Y2 JP H0341214Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- heat exchanger
- prevention plate
- splash prevention
- drain
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 59
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 29
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 4
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 3
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、空気調和機に関するものである。
従来の技術
近年、空気調和機は小形化が進み、特に天吊形
においては薄形化となり、それにつれて熱交換器
の通過風速が速くなつて、熱交換器下部がドレン
水に浸る付近から水飛びが発生し易くなつてき
た。
においては薄形化となり、それにつれて熱交換器
の通過風速が速くなつて、熱交換器下部がドレン
水に浸る付近から水飛びが発生し易くなつてき
た。
以下図面を参照しながら従来の空気調和機の一
例について説明する。図中、同一符号は同一また
は相当部分を示す。
例について説明する。図中、同一符号は同一また
は相当部分を示す。
第３図は従来の空気調和機の断面図で、１は熱
交換器で、後方に送風機２及び吸込口３、前方に
吹出口４、前記熱交換器１の下側にドレンパン５
をそれぞれキヤビネツト６内に配設している。ま
た、７は水飛び防止板である。第４図は第３図に
おける従来の空気調和機の要部詳細図、第５図は
他の従来例を示す要部詳細図である。８はドレン
水を示す。
交換器で、後方に送風機２及び吸込口３、前方に
吹出口４、前記熱交換器１の下側にドレンパン５
をそれぞれキヤビネツト６内に配設している。ま
た、７は水飛び防止板である。第４図は第３図に
おける従来の空気調和機の要部詳細図、第５図は
他の従来例を示す要部詳細図である。８はドレン
水を示す。
以上のように構成された空気調和機において、
前記水飛び防止板７は、冷房運転で熱交換器１に
よつて凝縮されたドレン水８が、熱交換器１の下
部から、後方の送風機２の風によつて水滴となつ
て飛び出すのを防止している。
前記水飛び防止板７は、冷房運転で熱交換器１に
よつて凝縮されたドレン水８が、熱交換器１の下
部から、後方の送風機２の風によつて水滴となつ
て飛び出すのを防止している。
考案が解決しようとする問題点
しかしながら上記のような構成では、水飛び防
止板が熱交換器の下部前方をふさぎ、ドレン水表
面を流れる風をさえぎるため、熱交換器を通過す
る風に対して抵抗となり、風量の減少、冷暖房能
力の低下、騒音の悪化等の問題点を有していた。
止板が熱交換器の下部前方をふさぎ、ドレン水表
面を流れる風をさえぎるため、熱交換器を通過す
る風に対して抵抗となり、風量の減少、冷暖房能
力の低下、騒音の悪化等の問題点を有していた。
本考案は上記問題点に鑑み、より抵抗が少ない
水飛び防止板を設けた空気調和機を提供するもの
である。
水飛び防止板を設けた空気調和機を提供するもの
である。
問題点を解決するための手段
上記問題点を解決するために本考案の空気調和
機は、熱交換器の風下側でドレンパンに溜まるド
レン水表面の上方となる位置に風下側が下方に傾
斜した下面を有する水飛び防止板を熱交換記と略
平行にを設け、水飛び防止板の下面とドレンパン
に溜まるドレン水表面との間に水飛び防止板の風
下端を出口とする風路を形成したものである。
機は、熱交換器の風下側でドレンパンに溜まるド
レン水表面の上方となる位置に風下側が下方に傾
斜した下面を有する水飛び防止板を熱交換記と略
平行にを設け、水飛び防止板の下面とドレンパン
に溜まるドレン水表面との間に水飛び防止板の風
下端を出口とする風路を形成したものである。
作 用
本考案は上記した構成によつて、ドレン水表面
付近に風が流れるのを防止するのではなく、水飛
び防止板の下面により熱交換器の下部を流れた風
の向きを斜め下方に変えてドレン水が水滴となつ
て上方にはね飛ぶのを防止し、かつ流れる風の向
きを少し変えるだけであり風に対する抵抗が小さ
いため、風量の減少、冷暖房能力の低下、騒音の
悪化等が少ないものである。
付近に風が流れるのを防止するのではなく、水飛
び防止板の下面により熱交換器の下部を流れた風
の向きを斜め下方に変えてドレン水が水滴となつ
て上方にはね飛ぶのを防止し、かつ流れる風の向
きを少し変えるだけであり風に対する抵抗が小さ
いため、風量の減少、冷暖房能力の低下、騒音の
悪化等が少ないものである。
実施例
以下本考案の一実施例の空気調和機について、
図面を参照しながら説明する。
図面を参照しながら説明する。
第１図は本考案の一実施例における空気調和機
の断面図で、１は熱交換器で、後方に送風機２及
び吸込口３、前方に吹出口４、前記熱交換器１の
下側にドレンパン５をそれぞれキヤビネツト６内
に配設している。また７は水飛び防止板であり、
熱交換器１の風下側でドレンパン５に溜まるドレ
ン水表面の上方となる位置に熱交換器１と略平行
に設けられる。その水飛び防止板７の下面７ａは
風下側が下方に傾斜し、ドレンパン５に溜まるド
レン水表面との間に水飛び防止板７の風下端を出
口とする風路を形成している。第２図は第１図に
おける一実施例の空気調和機の要部詳細図であ
る。８はドレン水を示す。
の断面図で、１は熱交換器で、後方に送風機２及
び吸込口３、前方に吹出口４、前記熱交換器１の
下側にドレンパン５をそれぞれキヤビネツト６内
に配設している。また７は水飛び防止板であり、
熱交換器１の風下側でドレンパン５に溜まるドレ
ン水表面の上方となる位置に熱交換器１と略平行
に設けられる。その水飛び防止板７の下面７ａは
風下側が下方に傾斜し、ドレンパン５に溜まるド
レン水表面との間に水飛び防止板７の風下端を出
口とする風路を形成している。第２図は第１図に
おける一実施例の空気調和機の要部詳細図であ
る。８はドレン水を示す。
第２図において、矢印Ａはドレン水８の表面付
近で、かつ水飛び防止板より下方の風の流れを示
す。この風の流れＡは、熱交換器１の下部の風下
側においては水飛び防止板７の下面７ａにより風
の向きが斜め下方に変わり、水飛び防止板７の下
面７ａとドレンパン５に溜まるドレン水８表面と
の間に形成される風路を通つて水飛び防止板７の
風下端から出ていく。そして水飛び防止板７の下
面７ａにより風向きが斜め下方に変わつた風はド
レン８表面に斜め上方から吹き付け、水飛び防止
板７の下方及び水飛び防止板７の風上側のドレン
水８の水面を低くし熱交換器１の熱交換有効面積
を増加するとともに、熱交換器１下部からドレン
水８が水滴となつて上方にはね飛ぶのを従来以上
に防止する。
近で、かつ水飛び防止板より下方の風の流れを示
す。この風の流れＡは、熱交換器１の下部の風下
側においては水飛び防止板７の下面７ａにより風
の向きが斜め下方に変わり、水飛び防止板７の下
面７ａとドレンパン５に溜まるドレン水８表面と
の間に形成される風路を通つて水飛び防止板７の
風下端から出ていく。そして水飛び防止板７の下
面７ａにより風向きが斜め下方に変わつた風はド
レン８表面に斜め上方から吹き付け、水飛び防止
板７の下方及び水飛び防止板７の風上側のドレン
水８の水面を低くし熱交換器１の熱交換有効面積
を増加するとともに、熱交換器１下部からドレン
水８が水滴となつて上方にはね飛ぶのを従来以上
に防止する。
考案の効果
以上のように本考案は、熱交換器の風下側でド
レンパンに溜まるドレン水表面の上方となる位置
に風下側が下方に傾斜した下面を有する水飛び防
止板を熱交換器と略平行に設け、水飛び防止板の
下面とドレンパンに溜まるドレン水表面との間に
水飛び防止板の風下端を出口とする風路を形成す
ることにより、水飛び防止板の下方及び水飛び防
止板の風上側のドレン水の水面を低くし熱交換器
の熱交換有効面積を従来に較べ増加するととも
に、ドレン水表面に斜め上方から風を吹き付け
て、熱交換器下部からドレン水が水滴となつては
ね飛ぶのを従来より確実に防止することができ、
かつ風に対して抵抗が従来より小さいため風量の
低下、冷暖房能力の低下、また騒音の悪化等が少
ない。
レンパンに溜まるドレン水表面の上方となる位置
に風下側が下方に傾斜した下面を有する水飛び防
止板を熱交換器と略平行に設け、水飛び防止板の
下面とドレンパンに溜まるドレン水表面との間に
水飛び防止板の風下端を出口とする風路を形成す
ることにより、水飛び防止板の下方及び水飛び防
止板の風上側のドレン水の水面を低くし熱交換器
の熱交換有効面積を従来に較べ増加するととも
に、ドレン水表面に斜め上方から風を吹き付け
て、熱交換器下部からドレン水が水滴となつては
ね飛ぶのを従来より確実に防止することができ、
かつ風に対して抵抗が従来より小さいため風量の
低下、冷暖房能力の低下、また騒音の悪化等が少
ない。
第１図は本考案の一実施例における空気調和機
の断面図、第２図は第１図の要部詳細図、第３図
は従来の空気調和機の断面図、第４図は第３図の
要部詳細図、第５図は他の従来例の要部詳細図で
ある。 １……熱交換器、２……送風機、３……吸込
口、４……吹出口、５……ドレンパン、７……ド
レン水飛び防止板。
の断面図、第２図は第１図の要部詳細図、第３図
は従来の空気調和機の断面図、第４図は第３図の
要部詳細図、第５図は他の従来例の要部詳細図で
ある。 １……熱交換器、２……送風機、３……吸込
口、４……吹出口、５……ドレンパン、７……ド
レン水飛び防止板。
Claims (1)
- 熱交換器の後方に送風機を配設し、送風機の下
側に吸込口、熱交換器前方に吹出口を設け、かつ
熱交換器の下側にドレンパンを配設するとともに
熱交換器の風下側でドレンパンに溜まるドレン水
表面の上方となる位置に風下側が下方に傾斜した
下面を有する水飛び防止板を熱交換器と略平行に
を設け、水飛び防止板の下面とドレンパンに溜ま
るドレン水表面との間に水飛び防止板の風下端を
出口とする風路を形成した空気調和機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985156741U JPH0341214Y2 (ja) | 1985-10-14 | 1985-10-14 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985156741U JPH0341214Y2 (ja) | 1985-10-14 | 1985-10-14 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6263616U JPS6263616U (ja) | 1987-04-20 |
| JPH0341214Y2 true JPH0341214Y2 (ja) | 1991-08-29 |
Family
ID=31078646
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985156741U Expired JPH0341214Y2 (ja) | 1985-10-14 | 1985-10-14 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0341214Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5470793B2 (ja) * | 2008-09-30 | 2014-04-16 | ダイキン工業株式会社 | 空気調和装置の室内機およびこれを備えた空気調和装置 |
| JP7112032B2 (ja) * | 2019-03-20 | 2022-08-03 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5913917B2 (ja) * | 1979-10-06 | 1984-04-02 | 三井造船株式会社 | 汚濁液処理装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5913917U (ja) * | 1982-07-19 | 1984-01-27 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機 |
-
1985
- 1985-10-14 JP JP1985156741U patent/JPH0341214Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5913917B2 (ja) * | 1979-10-06 | 1984-04-02 | 三井造船株式会社 | 汚濁液処理装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6263616U (ja) | 1987-04-20 |
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