JP5470793B2 - 空気調和装置の室内機およびこれを備えた空気調和装置 - Google Patents

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Description

本発明は、空気調和装置の室内機およびこれを備えた空気調和装置に関するものである。
空気調和装置の室内機は、ケーシングの内部に送風機および熱交換器を備えている。送風機は、室内の空気を吸込口からケーシングの内部に吸い込み、吹出口から吹き出す。熱交換器は、内部を冷媒が通る冷媒管と、この冷媒管に接するフィンとを備えている。熱交換器としては、クロスフィン型、積層型などの種々のタイプが用いられている。
空気調和装置を運転すると、熱交換器の冷媒管には冷媒が流入し、熱交換器のフィンに沿って流れる空気と熱交換されて空気が温度調節される。このとき、空気に含まれている水分が冷媒管やフィンの表面において凝縮して水滴となることがある。この凝縮水の一部はフィンに沿って流れる空気の風圧によって熱交換器の出口側に押し流されてドレンパンに回収され、他の一部は冷媒管やフィンの表面に付着したまま残留する。
ところが、フィンに沿って流れる空気の流速が大きい場合には、冷媒管やフィンの表面に付着した凝縮水が空気の風圧によって吹き飛ばされて飛散することがある。そのため、熱交換器に生じた凝縮水を適切に処理するための種々の方法が提案されている。
例えば特許文献1には、熱交換器に付着している水滴が蒸発し終わるまでの間は一時的に送風機を停止した状態で熱交換器を加熱する予熱運転を行う空気調和機が開示されている。特許文献2には、一台の室外機に複数台の室内機を接続する分離型空気調和機において、停止中の室内機の結露センサが結露を検出した場合、当該停止中の室内機の送風機を所定時間運転する技術が開示されている。特許文献3には、伝熱管とフッ素系などの物質により撥水処理されたフィンとからなる熱交換器を備え、熱交換器に流入する空気の風速を間欠的に制御する風量制御装置を設けた熱交換装置が開示されている。
特開平4−73545号公報 特開平9−264596号公報 特開平7−190570号公報
特許文献1に記載の空気調和機では、冷房運転から暖房運転に切り替えて室内機の熱交換器を加熱することにより水滴を蒸発させている。この方法は、冷房運転から暖房運転に切り替わる季節の変わり目に適用することを想定しているので、他の時期には適用し難い。また、凝縮水を蒸発させるために冷房運転から暖房運転に一時的に切り替えて凝縮水を蒸発させた後、再度冷房運転に切り替えることも可能であるが、この場合には制御が複雑になる。
特許文献2に記載の空気調和機は、凝縮水に強制的に送風を当てて蒸発させることにより室内機からの滴下防止を達成しようとするものである。しかし、この方法では凝縮水を蒸発させるために当てられる送風によって凝縮水が吹き飛ばされることも考えられるため、凝縮水が飛散するという問題は解決されていない。
特許文献3に記載の熱交換装置では、撥水処理により凝縮水が流れやすくはなるが、風圧により凝縮水の飛散が生じるという問題は依然として残る。
そこで、本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、熱交換器に生じた凝縮水の飛散を簡単に効果的に抑制することができる空気調和装置の室内機およびこれを備えた空気調和装置を提供することにある。
本発明の空気調和装置の室内機は、吸込口(11)および吹出口(13)を有するケーシング(15)と、前記ケーシング(15)の内部に配設され、室内の空気を前記吸込口(11)から前記ケーシング(15)の内部に吸い込み前記吹出口(13)から前記ケーシング(15)の外部に吹き出す送風機(17)と、前記ケーシング(15)の内部に配設された熱交換器(19)と、前記熱交換器(19)に生じた凝縮水(53)を除去するために、前記熱交換器(19)を通過する空気(A)の流速が通常運転の設定流速に達する前に、前記通常運転の設定流速よりも低い複数の段階の流速が設けられており、各段階において所定時間経過した後に前記空気(A)の流速がより高い流速に設定されるように前記空気(A)の流速を段階的に上げる凝縮水除去運転を実行する制御手段(75a)と、を備えている。
この構成では、前記熱交換器(19)に生じた凝縮水(53)を除去するために、前記熱交換器(19)を通過する前記空気(A)の流速を段階的に上げる凝縮水除去運転を実行する制御手段(75a)を備えているので、熱交換器(19)に生じた凝縮水(53)の飛散を簡単に効果的に抑制することができる。
熱交換器に生じる凝縮水(水滴)の大きさは様々であるので、ある一定の流速で凝縮水を押し流そうとすると、その流速に合った大きさの凝縮水は冷媒管およびフィンの表面を移動し熱交換器の出口側から押し出されてドレンパンに回収されるが、それよりも大きな凝縮水は押し流されることなくその場に留まり、それよりも小さな凝縮水は吹き飛ばされてケーシングの内部に飛散するか、場合によっては吹出口からケーシングの外部にも飛散することになる。
また、停止している送風機の運転が開始されたときのように、熱交換器を通過する空気(A)の流速が直線的に上昇して短時間で設定流速まで達する場合も上記と同様に、様々な大きさの凝縮水を適切に押し流してドレンパンに回収するのは困難である。通常、冷媒管およびフィンは空気(A)が流れる方向に沿った所定長さを有しており、凝縮水は冷媒管およびフィンの表面の広範囲にわたって生じる。したがって、流速が直線的に上昇する場合には、前記所定長さを吹き飛ばされることなく移動できる水滴もあるが、前記所定長さを移動する前に流速がその水滴に合った範囲を超えてしまって吹き飛ばされてしまう水滴が多く生じることになる。
一方、本構成では、上記したように熱交換器(19)を通過する空気(A)の流速を段階的に上げる凝縮水除去運転を実行するので、各段階の流速に合った大きさの凝縮水(53)が飛散することなく熱交換器(19)の出口まで到達できる割合を増大させることができる。このように段階的に流速を上げるという比較的簡単な制御を実行することにより、熱交換器(19)に生じた様々な大きさの凝縮水(53)を適切に押し流してより多くの凝縮水(53)を回収することができるので、凝縮水(53)がケーシング(15)の内部に飛散することおよび凝縮水(53)が吹出口からケーシング(15)の外部に飛散することを簡単に効果的に抑制することができる。
また、冷房運転時において、前記制御手段(75a)は、前記熱交換器(19)に凝縮水(53)が生じていると判断し、かつ、前記凝縮水(53)が飛散する可能性があると判断したときに、前記凝縮水除去運転を実行する。例えば、温度と湿度から結露の状態を推定してフィンに凝縮水(53)が付着していると判断し、かつ、通常運転の設定流速に基づいて凝縮水(53)の飛散の可能性があると判断したときに、凝縮水除去運転を実行する。これにより、凝縮水除去の必要性が高いときに限定して凝縮水除去運転を実行することができるので、凝縮水(53)の飛散をより効果的に抑制することができる。また、凝縮水除去運転では空気(A)の流速を段階的に上げるので、通常運転に移行する前にある程度の時間が費やされる。したがって、本構成では、凝縮水除去の必要性が低いときには凝縮水除去運転を行わなくて済むので、ユーザーに余計な待ち時間が発生するのを防ぐことができる。
前記制御手段(75a)は、前記凝縮水除去運転において、各段階の流速を所定時間それぞれ維持して前記流速を段階的に上げるのが好ましい。このように各段階の流速を所定時間それぞれ維持することによって、各段階の流速に合った大きさの凝縮水(53)が熱交換器(19)の出口まで到達できる時間的な余裕がさらに生まれる。これにより、熱交換器(19)に生じた様々な大きさの凝縮水(53)をより適切に押し流してさらに多くの凝縮水(53)を回収することができるので、凝縮水(53)の飛散をさらに効果的に抑制することができる。
前記制御手段(75a)は、前記凝縮水除去運転において、前記凝縮水除去運転後の通常運転の設定流速と同じ値まで前記流速を段階的に上げるのが好ましい。このように凝縮水除去運転の流速を通常運転の設定流速と同じ値まで上げることにより、凝縮水除去運転から通常運転にスムーズに移行することができる。
前記制御手段(75a)は、前記凝縮水除去運転において、前記凝縮水除去運転後の通常運転の設定流速を超える値まで前記流速を段階的に上げるようにしてもよい。例えば、通常運転の設定流速と同じ値の流速では熱交換器(19)に生じた凝縮水(53)のうち大きなものについては除去しきれない場合がある。このような場合には、凝縮水除去運転の流速を通常運転の設定流速を超える値まで段階的に上げることで、熱交換器(19)に生じた凝縮水(53)をより多く適切に除去することができる。
本発明は、前記熱交換器(19)が、内部を冷媒が通り扁平な形状を有する冷媒管(21)と、前記冷媒管(21)に接して配置されたコルゲートフィン(45)とを有する積層型の熱交換器(19)である場合に特に有効である。積層型の熱交換器(19)は、コルゲートフィン(45)と冷媒管(21)とに囲まれた複数の流路が形成されており、これらの流路内に凝縮水(53)が残留しやすく、凝縮水(53)の飛散の問題も生じやすい。
前記凝縮水除去運転において、前記各段階の流速を維持する前記所定時間は3秒以上60秒以下にそれぞれ設定されるのが適当である。
上記した各構成は、前記熱交換器(19)が前記送風機(17)と前記吹出口(13)との間に配設されている場合に好適である。このように熱交換器(19)が送風機(17)よりも吹出口(13)側に配置されているときには、熱交換器(19)に生じた凝縮水が吹出口(13)を通じてケーシング(15)の外部に飛散しやすくなるが、本構成によれば、その外部への飛散を効果的に抑制することができる。
本発明の空気調和装置は、上記のいずれかに記載の室内機(25)と、室外機(73)とを備えている。
以上説明したように、本発明によれば、熱交換器を通過する空気の流速を段階的に上げる凝縮水除去運転を実行する制御手段を備えているので、熱交換器に生じた様々な大きさの凝縮水を適切に押し流してより多くの凝縮水を回収して、凝縮水の飛散を簡単に効果的に抑制することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。図1に示すように本実施形態にかかる空気調和装置71は、室内機25と室外機73とを備えている。この空気調和装置71は、室内機25に配設された熱交換器19と、室外機73に配設された圧縮機75、熱交換器77および膨張弁79とが配管により接続されて冷媒が循環する冷媒回路を構成している。この空気調和装置71は、冷媒回路の配管の一部に配設された四路切換弁87により冷媒の流れ方向を切り換えることによって、冷房運転と暖房運転を切り換えることができる。室内機25および室外機73は送風機17,81をそれぞれ備えている。この室内機25および室外機73の運転は、制御部75により制御される。この制御部75は、室内機25の運転を制御する室内制御部(制御手段)75aを有している。
図2および図3に示すように室内機25は、正面55、背面57、側面59,61、天面63および底面65を有する略直方体形状の箱体からなるケーシング15を備え、このケーシング15の内部に送風機17および熱交換器19を備えている。
ケーシング15は、正面55の中央部に室内の空気をケーシング15の内部に吸い込むための吸込口11を有している。ケーシング15は、正面55の水平方向両端側(側面59側および側面61側)にケーシング15の内部の空気をケーシング15の外部に吹き出すための吹出口13を有している。吸込口11および吹出口13には、これらの開口を覆う吸込グリル27および吹出グリル29がそれぞれ取り付けられている。ケーシング15の背面57と側面59,61との境界部の内面は、空気の流れを円滑にするために円弧状に形成されている。
送風機17は、遠心方向に空気を吹き出す遠心ファンの一種であるターボファンである。この送風機17は、ケーシング15の背面57に固定されたモータ33と、このモータ33の駆動とともに回転するシャフト35と、このシャフト35に取り付けられたロータ41とを備えている。
ロータ41は、ケーシング15の正面55側に吸引口を有し、半径方向の周縁側に排出口を有し、この排出口に沿って複数の羽根37が設けられている。モータ33が駆動するとロータ41が回転し、図3に二点鎖線で示すように空気がロータ41の吸引口から吸引されて周縁部の排出口から排出される。
熱交換器19は、積層型の熱交換器であり、ケーシング15の内部に2つ収容されている。これらの熱交換器19は、ケーシング15の内部の送風機17と一方の吹出口13との間および送風機17と他方の吹出口13との間にそれぞれ配設されており、図2に示すようにケーシング15の内部の底面65側の空間に配設された配管31により連結されている。
図4に示すように、熱交換器19は、扁平な形状を有して互いに略平行に配置された複数の冷媒管21と、冷媒管21の間にそれぞれ配設された複数のコルゲートフィン45と、これらの上下および両側部を囲む枠部材47a,47b,47c,47dとを備えている。
図5に示すように、コルゲートフィン45は、折れ曲げられた屈曲部85において冷媒管21とろう付けなどの方法により接合されている。これにより、コルゲートフィン45と冷媒管21とに囲まれた複数の通路83が形成されている。これらの通路83には、図3に二点鎖線で示すように送風機17の排出口から排出された空気が流れ込み、この空気が吹出口13を通じてケーシング15の外部に吹き出される。
各冷媒管21は、耐食性および熱伝導性に優れたアルミニウムまたはその合金などの金属からなり、互いに所定の間隔を置いて略平行に配置されている。図5に示すように、各冷媒管21の内部には、冷媒が通る複数の冷媒通路49が形成されている。配管31を通じて送られてきた冷媒は、各冷媒管21の冷媒通路49を流れる過程において、通路83を流れる空気Aと熱交換される。
次に、空気調和装置71の運転動作について説明する。図6は、室内機25の参考例としての制御例1を示すフローチャートである。ユーザーが空気調和装置71の冷房運転を開始する指示を出したとき(運転起動時)またはサーモオフからの再起動時には、図6に示すように、室内制御部75aは、ステップ1(図6中に「S1」と図示。ステップ2以降も同様。)において凝縮水除去運転を実行する。これらのように空気の流速を高い方に変化させる時には、凝縮水の飛散が生じやすくなるので、制御例1を採用することによってその飛散をより適切なタイミングで抑制できる。特に、空気調和装置の運転起動時およびサーモオフからの再起動時には熱交換器19に凝縮水53が生じていることが比較的多いので、起動時または再起動時に凝縮水除去運転を実行するように予め設定しておくことにより、凝縮水53の飛散抑制の確実性を高めることができる。
図7に示すように、凝縮水除去運転では、熱交換器19のコルゲートフィン45に生じた凝縮水53(図5参照)を除去するために、熱交換器19の通路83を通過する空気Aの流速を段階的に上げる。この制御例1では、設定流速(目標流速)までの間を5段階に分けて段階的に流速を上げている。
各段階では、所定時間にわたり所定の流速に維持された後、次の段階に移行する。室内制御部75aは、5段階目(最終段)の流速を所定時間維持した後、流速を設定流速に上げて凝縮水除去運転を終了し、通常運転を開始する(S2)。すなわち、室内制御部75aは、凝縮水除去運転において、凝縮水除去運転後の通常運転の設定流速と同じ値まで流速を段階的に上げる。
各段階の流速を維持する所定時間は、空気Aの流れる方向の通路83の長さ、コルゲートフィン45の表面特性(水の濡れ性)などに応じて適宜設定すればよく、特に限定されるものではないが、好ましくは3秒以上60秒以下、より好ましくは5秒以上30秒以下にそれぞれ設定されるのがよい。また、各段階において流速を維持する時間は、互いに同じでもよく、異なっていてもよい。
具体的には、1段階目から5段階目の流速維持時間をすべて20秒に設定する、1段階目を30秒に設定し、2段階目を25秒、3段階目を20秒というように段階を経るにつれて流速維持時間を短くする、1段階目を5秒に設定し、2段階目を10秒、3段階目を15秒というように段階を経るにつれて流速維持時間を長くする、などの種々の形態が例示できる。
各段階の流速は、例えば通常運転の設定流速が3m/秒である場合、1段階目を0.5m/秒、2段階目を1.0m/秒、3段階目以降も0.5m/秒ずつ上昇させて5段階目を2.5m/秒とするというように等間隔で流速を上昇させる形態が例示できる。また、各段階の流速は、等間隔に上昇させるのではなく、等倍の間隔で上昇させてもよく、ランダムな間隔で上昇させてもよい。5段階目(最終段)の流速の上限値は、ユーザーに対する騒音、送風機17の性能などを考慮すると、2.5m/秒〜3.5m/秒程度とするのが好ましい。
熱交換器19の通路83を通過する空気Aの流速は、主に送風機17の回転数を制御することにより調整する。送風機17の回転数を段階的に上げることにより流速を段階的に上昇させる。
なお、空気Aの流速は、例えばケーシング15の吸込口11および/または吹出口13の開口面積を調整することによって調整してもよい。また、凝縮水除去運転は、上記した運転起動時やサーモオフからの再起動時の実行に代えて、または加えて、通常運転の流速の設定値を上げる時などに実行してもよい。
上記のような凝縮水除去運転を実行することによって、流速の低い1段階目には粒径の小さな凝縮水53が通路83のコルゲートフィン45の表面上を滑りはじめる。そして、その多くが所定の流速維持時間の間に通路83の端部51まで達して、ケーシング15内に配設された図略のドレインパンに回収される。その後、2段階目、3段階目と流速が上昇するにつれて、粒径のより大きな凝縮水53がコルゲートフィン45の表面上を滑って通路83の端部51まで達してドレインパンに順次回収される。
図8は、室内機25の実施例としての制御例2を示すグラフである。図8に示すように、室内制御部75aは、凝縮水除去運転において、凝縮水除去運転後の通常運転の設定流速を超える値まで通路83を通過する空気Aの流速を段階的に上げている。
この制御例2は、通常運転の設定流速が低い場合に、凝縮水除去運転において前記設定流速よりも大きな流速まで段階的に上昇させることにより、熱交換器19に生じた凝縮水53をより多く適切に除去することができる。
具体的には、例えば設定流速が1.5m/秒程度である場合に、その設定流速よりも低い値に1段階目の流速が設定され、順次流速を段階的に上昇させて5段階目の流速は設定流速よりも大きな値に設定される。室内制御部75aは、5段階目(最終段)の流速を所定時間維持した後、流速を設定流速まで下げて凝縮水除去運転を終了し、通常運転を開始する。
図9は、室内機25の実施例としての制御例3を示すグラフである。図9に示すように、室内制御部75aは、凝縮水除去運転において、通路83を通過する空気Aの流速を段階的に上げているが、この制御例3は、各段階の流速が所定時間の間に緩やかな傾きで上昇している点で制御例1,2と相違している。
この制御例3では、設定流速までの間を5階階に分けて段階的に流速を上げている。各段階では、所定時間にわたり流速を徐々に上昇させた後、次の段階に移行する。室内制御部75aは、5段階目(最終段)の流速を所定時間にわたり徐々に上昇させた後、流速を設定流速に上げて凝縮水除去運転を終了し、通常運転を開始する。
各段階の流速を徐々に上昇させる所定時間は、制御例1と同様に、好ましくは3秒以上60秒以下、より好ましくは5秒以上30秒以下にそれぞれ設定されるのがよい。また、各段階において流速を維持する時間は、互いに同じでもよく、異なっていてもよい。各段階における流速の初速と終速の差は、特に限定されるものではないが、例えば0.1m/秒〜1.0m/秒程度に設定するのがよい。
この制御例3のように各段階の流速を徐々に上昇させる場合、各段階において凝縮水53がコルゲートフィン45の表面上を滑る移動速度を徐々に大きくすることができる。したがって、熱交換器19を通過する空気の流速が直線的に上昇して短時間で設定流速まで達する従来の室内機と比較して、凝縮水53が飛散するのを抑制できることに加え、制御例1,2と比較して、凝縮水53の移動速度を徐々に大きくして凝縮水53を通路83の端部51までより短時間で到達させることができる。
図10は、室内機25の実施例としての制御例4を示すフローチャートである。図10に示すように、この制御例4では、室内制御部75aは、熱交換器19に凝縮水53が生じていると判断し、かつ、凝縮水53が吹出口13からケーシング15の外部に飛散する可能性があると判断したときに、凝縮水除去運転を実行する。
まず、ステップ11において、室内制御部75aは、熱交換器19に凝縮水53が生じているか否かを判別する。このステップ11の判別は、例えば図略の結露センサを熱交換器19に設けて熱交換器19における結露の有無を検出することにより行うことができる。また、結露センサに代えて、例えば図略の温度センサと湿度センサを熱交換器19に設けて、これらの測定データから結露の有無を検出してもよい。
ステップ11において、室内制御部75aは、凝縮水が生じていないと判断した場合(NOの場合)、ステップ14に進み、通常運転を開始する。一方、ステップ11において、室内制御部75aは、凝縮水が生じていると判断した場合(YESの場合)、ステップ12に進む。
ついで、ステップ12では、凝縮水53が吹出口13からケーシング15の外部に飛散する可能性があるか否かを判別する。このステップ12の判別は、例えば、通常運転の流速が所定値以上に設定されているか否かに基づいて行うことができる。具体的には、室内制御部75aは、例えば通常運転の設定流速が3m/秒以上である場合には、熱交換器19に生じている凝縮水53が吹出口13からケーシング15の外部に飛散する可能性があると判断する。
ステップ12において、室内制御部75aは、凝縮水53が飛散する可能性がないと判断した場合(NOの場合)、ステップ14に進み、通常運転を開始する。一方、ステップ12において、室内制御部75aは、凝縮水53が飛散する可能性があると判断した場合(YESの場合)、ステップ13に進む。
ステップ13では、上記した凝縮水除去運転を実行して熱交換器19に生じた凝縮水53を除去する。その後、ステップ14に進み、通常運転を開始する。
以上説明したように、上記実施形態にかかる空気調和装置71の室内機25は、熱交換器19に生じた凝縮水を除去するために、熱交換器19を通過する空気の流速を段階的に上げる凝縮水除去運転を実行する室内制御部75aを備えている(制御例1〜4)。これにより、各段階の流速に合った大きさの凝縮水が熱交換器19の出口まで到達できる割合を増大させることができる。その結果、熱交換器19に生じた様々な大きさの凝縮水を適切に押し流してより多くの凝縮水を回収することができるので、凝縮水がケーシング15の内部および外部に飛散するのを簡単に効果的に抑制することができる。これにより、ケーシング15の外部への凝縮水の飛散に伴う利用者の不快感を低減できる。また、ケーシング15の内部への凝縮水の飛散によってケーシング15の内面や送風機17などに水滴が付着してカビが発生することを抑制できる。
また、上記実施形態では、室内制御部75aは、凝縮水除去運転において、各段階の流速を所定時間それぞれ維持して流速を段階的に上げている(制御例1および制御例2)。このように各段階の流速を所定時間それぞれ維持することによって、各段階の流速に合った大きさの凝縮水が熱交換器19の出口まで到達できる時間的な余裕がさらに生まれる。これにより、熱交換器19に生じた様々な大きさの凝縮水をより適切に押し流してさらに多くの凝縮水を回収することができるので、凝縮水の飛散をさらに効果的に抑制することができる。
また、上記実施形態では、室内制御部75aは、起動時に、またはサーモオフからの再起動時に、凝縮水除去運転を実行する(制御例1〜3)。空気調和装置71の起動時および上記再起動時には熱交換器19に凝縮水が生じる場合があるので、起動時または再起動時に凝縮水除去運転を実行するように予め設定しておくことにより、凝縮水の飛散をより効果的に抑制することができる。
また、上記実施形態では、室内制御部75aは、熱交換器19に凝縮水が生じていると判断し、かつ、凝縮水が吹出口13からケーシング15の外部に飛散する可能性があると判断したときに、凝縮水除去運転を実行する(制御例4)。これにより、凝縮水除去の必要性が高いときに限定して凝縮水除去運転を実行することができるので、凝縮水の飛散をより効果的に抑制することができる。また、凝縮水除去の必要性が低いときには凝縮水除去運転を行わなくて済むので、ユーザーに余計な待ち時間が発生するのを防ぐことができる。
また、上記実施形態では、室内制御部75aは、凝縮水除去運転において、凝縮水除去運転後の通常運転の設定流速と同じ値まで流速を段階的に上げている(制御例1および制御例3)。このように凝縮水除去運転の流速を通常運転の設定流速と同じ値まで上げることにより、凝縮水除去運転から通常運転にスムーズに移行することができる。
また、室内制御部75aは、凝縮水除去運転において、凝縮水除去運転後の通常運転の設定流速を超える値まで前記流速を段階的に上げている(制御例2)。このように凝縮水除去運転の流速を通常運転の設定流速を超える値まで段階的に上げることで、熱交換器19に生じた凝縮水をより多く適切に除去することができる。
また、上記実施形態では、熱交換器19は、内部を冷媒が通る扁平な形状を有するとともに対向して配置された少なくとも2つの冷媒管21と、2つの冷媒管21の間に配置されたコルゲートフィン45とを有する積層型の熱交換器19である。積層型の熱交換器19は、コルゲートフィン45と冷媒管21とに囲まれた複数の流路が形成されており、これらの流路内に凝縮水が残留しやすく、凝縮水の飛散の問題も生じやすいので、凝縮水除去運転が特に有効である。
なお、本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変更、改良等が可能である。例えば、上記実施形態では、熱交換器として積層型の熱交換器を用いた場合を例に挙げて説明したが、例えばクロスフィン型などの他の熱交換器を用いてもよい。
上記実施形態では、凝縮水除去運転において、制御手段が熱交換器に凝縮水が生じていると判断し、かつ、凝縮水が吹出口からケーシングの外部に飛散する可能性があると判断したときに、凝縮水除去運転を実行する場合を例に挙げて説明したが、例えば制御手段は、飛散の可能性を判断せずに、熱交換器に凝縮水が生じていると判断したときに凝縮水除去運転を実行するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、ケーシング外部への凝縮水の飛散可能性を凝縮水除去運転の要否判断の基準としているが、例えばケーシング内部への凝縮水の飛散可能性を凝縮水除去運転の要否判断基準としてもよい。空気の流速が同じ場合には、当然のことながら、ケーシング内部への飛散可能性はケーシング外部への飛散可能性よりも高くなる。したがって、制御例4では、ステップ12においてケーシングの外部への飛散可能性を、例えば通常運転の設定流速値3m/秒を基準にして判断しているが、ケーシングの内部への飛散可能性の判断であれば、設定流速値3m/秒よりも小さな値を基準にすればよい。
上記実施形態では、通常運転の前に凝縮水除去運転を実行する場合を例に挙げて説明したが、例えば通常運転開始の指示がなされていないとき(すなわち通常運転をしないとき)であっても、凝縮水除去運転のみを単独で実行してもよい。
上記実施形態では、凝縮水除去運転が5段階にわけて実行される場合を例に挙げて説明したが、凝縮水除去運転は、5段階よりも少ない2〜4段階にわけてもよく、5段階よりも多い6段階以上にわけてもよい。
上記実施形態では、熱交換器が送風機と吹出口との間に配設されている場合を例に挙げて説明したが、送風機が熱交換器よりも吹出口側(下流側)に配置されていてもよい。この形態の場合、上記実施形態と比較してケーシングの外部への凝縮水の飛散可能性は低くなるが、ケーシングの内部への凝縮水の飛散は依然として課題となる。したがって、この形態に本発明を適用することにより、ケーシングの内部への凝縮水の飛散を効果的に抑制できる。
本発明の一実施形態にかかる空気調和装置の概略構成を示す構成図である。 図1の空気調和装置における室内機を示す正面図である。 図2のIII-III線断面図である。 図2の室内機に配設された積層型熱交換器を示す斜視図である。 図4の積層型熱交換器の内部構造を示す一部破断斜視図である。 図2の室内機の制御例1を示すフローチャートである。 図2の室内機の制御例1を示すグラフである。 図2の室内機の制御例2を示すグラフである。 図2の室内機の制御例3を示すグラフである。 図2の室内機の制御例4を示すフローチャートである。
符号の説明
11 吸込口
13 吹出口
15 ケーシング
17 送風機
19 熱交換器
21 冷媒管
25 室内機
45 コルゲートフィン
53 凝縮水
71 空気調和装置
73 室外機
75 制御部
75a 室内制御部

Claims (8)

  1. 吸込口(11)および吹出口(13)を有するケーシング(15)と、
    前記ケーシング(15)の内部に配設され、室内の空気を前記吸込口(11)から前記ケーシング(15)の内部に吸い込み前記吹出口(13)から前記ケーシング(15)の外部に吹き出す送風機(17)と、
    前記ケーシング(15)の内部に配設された熱交換器(19)と、
    前記熱交換器(19)に生じた凝縮水(53)を除去するために、前記熱交換器(19)を通過する空気(A)の流速が通常運転の設定流速に達する前に、前記通常運転の設定流速よりも低い複数の段階の流速が設けられており、各段階において所定時間経過した後に前記空気(A)の流速がより高い流速に設定されるように前記空気(A)の流速を段階的に上げる凝縮水除去運転を実行する制御手段(75a)と、を備え、
    冷房運転時において、前記制御手段(75a)は、前記熱交換器(19)に凝縮水(53)が生じていると判断し、かつ、前記凝縮水(53)が飛散する可能性があると判断したときに、前記凝縮水除去運転を実行する空気調和装置の室内機。
  2. 前記制御手段(75a)は、前記凝縮水除去運転において、各段階の流速を所定時間それぞれ維持して前記流速を段階的に上げる、請求項1に記載の室内機。
  3. 前記制御手段(75a)は、前記凝縮水除去運転において、前記凝縮水除去運転後の前記通常運転の設定流速と同じ値まで前記流速を段階的に上げる、請求項1又は2に記載の室内機。
  4. 前記制御手段(75a)は、前記凝縮水除去運転において、前記凝縮水除去運転後の前記通常運転の設定流速を超える値まで前記流速を段階的に上げる、請求項1又は2に記載の室内機。
  5. 前記熱交換器(19)は、内部を冷媒が通り扁平な形状を有する冷媒管(21)と、前記冷媒管(21)に接して配置されたコルゲートフィン(45)とを有する積層型の熱交換器(19)である、請求項1〜4のいずれかに記載の室内機。
  6. 前記凝縮水除去運転において、前記各段階の流速を維持する前記所定時間が3秒以上60秒以下にそれぞれ設定されている、請求項2に記載の室内機。
  7. 前記熱交換器(19)は前記送風機(17)と前記吹出口(13)との間に配設されている、請求項1〜6のいずれかに記載の室内機。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載の室内機(25)と、室外機(73)とを備えた空気調和装置。
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