JPH0972553A - ドロップインコンロ - Google Patents

ドロップインコンロ

Info

Publication number
JPH0972553A
JPH0972553A JP8057416A JP5741696A JPH0972553A JP H0972553 A JPH0972553 A JP H0972553A JP 8057416 A JP8057416 A JP 8057416A JP 5741696 A JP5741696 A JP 5741696A JP H0972553 A JPH0972553 A JP H0972553A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flange
body case
hole
drop
positioning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8057416A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2946025B2 (ja
Inventor
Yoshihiro Mizutani
水谷  嘉宏
Katsumi Iwata
克己 岩田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rinnai Corp
Original Assignee
Rinnai Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rinnai Corp filed Critical Rinnai Corp
Priority to JP8057416A priority Critical patent/JP2946025B2/ja
Publication of JPH0972553A publication Critical patent/JPH0972553A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2946025B2 publication Critical patent/JP2946025B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24CDOMESTIC STOVES OR RANGES ; DETAILS OF DOMESTIC STOVES OR RANGES, OF GENERAL APPLICATION
    • F24C15/00Details
    • F24C15/10Tops, e.g. hot plates; Rings
    • F24C15/108Mounting of hot plate on worktop

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本体ケース(2) の胴部(23)の外面より外側に
位置する態様で該本体ケース(2) に着脱可能に取付けら
れる位置決め金具(11)を具備するドロップインコンロで
あって、位置決め金具(11)が取付けられた本体ケース
(2) を流し台等のカウンタートップの装着口に落とし込
んだときは、該装着口の内周面に上記位置決め金具(11)
が接近状態になるようにしたドロップインコンロに於い
て、位置決め金具(11)の取付け作業が容易に行えるよう
にする。 【構成】 本体ケース(2) のフランジフランジ(21)に透
孔を穿設し、該透孔に挿通状態とされる脚部と該脚部の
上端から屈曲してフランジ(21)の上面に重ねられる天面
片によって位置決め金具(11)を構成し、該位置決め金具
(11)を前記フランジに固定する止め部材を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、調理台や流し台等
のカウンタートップに形成された装着口に落とし込むよ
うにして組み付けるドロップインコンロに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図20に示す従来のドロップインコンロ
は、発熱源を収容した本体ケース(2)とその上方開放部
を被蓋する上面カバー(24)を具備する。そして、前記本
体ケース(2) の上端周縁にはフランジ(21)が張り出して
いると共に、該本体ケース(2) に於ける胴部(23)には前
記フランジ(21)の下方近傍に取付ビス(19)で取付けられ
た円柱状の位置決め金具(11)が配設されている。
【0003】上記ドロップインコンロは、装着口の幅が
異なる二種類のカウンタートップに適用できるようにな
っており、幅の大きな装着口(30A) を具備するカウンタ
ートップ(TA)に組付けるときには、同図のように本体ケ
ース(2) の胴部(23)に位置決め金具(11)を予め取付けて
おく。そして、この状態にある本体ケース(2) をカウン
タートップ(TA)に形成された装着口(30A) に落とし込む
と共に、該本体ケース(2) の上端周縁に張り出したフラ
ンジ(21)を前記装着口(30A) の周縁部に係合させ、これ
により該本体ケース(2) を吊り下げ状態にする。する
と、カウンタートップ(TA)の装着口(30A) の内周縁と上
記位置決め金具(11)の先端が接近した状態となり、これ
により、本体ケース(2) の水平方向の移動が許容範囲内
に抑えられてこれが位置決めされた状態となる。そし
て、この状態で本体ケース(2) をカウンタートップ(TA)
に図示しない固定具で固定すると共に上記本体ケース
(2) の上方開口部に上面カバー(24)を被蓋すると、上記
ドロップインコンロの取付け作業が完了する。
【0004】他方、同図の想像線で示す小さな幅の装着
口(30B) が形成されたカウンタートップ(TB)に上記従来
のドロップインコンロを組み付ける場合は、本体ケース
(2)に位置決め金具(11)を取り付けることなく上記と同
様にして本体ケース(2) を装着口(30B) に落とし込む。
すると、本体ケース(2) の胴部(23)の外側面が上記装着
口(30B) の内周縁に接近した状態となって該本体ケース
(2) が位置決めされ、その後、上記と同様の固定作業を
行う。このように、上記従来のものでは位置決め金具(1
1)を必要に応じて本体ケース(2) に取付けることによ
り、装着口の幅が異なる二種類のカウンタートップに対
して位置決めした状態でこれを取付けることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のものでは、位置決め金具(11)の取付け作業が煩雑化
するという問題があった。これは、位置決め金具(11)の
取付け作業時に、本体ケース(2) のフランジ(21)が作業
視界の妨げとなるからである。即ち、上記視界の妨げと
ならないように本体ケース(2) を倒立させれば前記視界
は確保できるが、比較的重い本体ケース(2) を倒立させ
ることは作業性が悪い。従って、本体ケース(2) を倒立
させることなく正立姿勢に保った状態でこれに位置決め
金具(11)を取付けるのが望ましい。かかる場合、位置決
め金具(11)の取付け場所たる透孔(230) がフランジ(21)
の下方にある為、これを覗き込めるように本体ケース
(2) に対して作業者の姿勢を低く保つ必要があり、該位
置決め金具(11)の取付け作業が行い難くなる。又、上記
従来のものでは、前記フランジ(21)と胴部(23)のコーナ
部の狭い部位で位置決め金具(11)の取付け作業をしなけ
ればならないことから、その作業が一層煩雑化する。
【0006】本願は上記の点に鑑みて成されたもので、
『発熱源を収容し且つ上端開放部から外向に張り出させ
たフランジ(21)を有する箱状の本体ケース(2) と、上記
本体ケース(2) の胴部(23)の外面より外側に位置する態
様で該本体ケース(2) に着脱可能に取付けられる位置決
め金具(11)と、上記本体ケース(2) の上方開放部を被蓋
する上面カバー(24)を具備するドロップインコンロであ
って、位置決め金具(11)が取付けられた本体ケース(2)
を流し台等のカウンタートップの装着口に落とし込んだ
ときは、該装着口の内周面に上記位置決め金具(11)が接
近状態になると共に上記フランジ(21)が前記装着口周縁
に係合するようにしたドロップインコンロ』に於いて、
位置決め金具(11)の取付け作業が容易に行えるようにす
ることをその課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
[請求項1の発明の手段]上記課題を解決する為の請求
項1の発明の技術的手段は、『本体ケース(2) のフラン
ジ(21)に透孔を穿設し、該透孔に貫通状態に挿入される
脚部と該脚部の上端から屈曲してフランジ(21)の上面に
重ねられる天面片によって位置決め金具(11)を構成し、
更に、上記天面片を前記フランジ(21)に固定するビス等
の止め部材を設けた』ことである。
【0008】上記手段は次のように作用する。幅の大き
な装着口(30A) を具備するカウンタートップ(TA)に本願
のドロップインコンロを組み付けるときは、位置決め金
具(11)の脚部をフランジ(21)の透孔に挿通状態にすると
共にその上端の天面片をフランジ(21)の上面に重ね、更
に、該フランジ(21)と前記天面片の重合部をビス等の止
め部材で固定し、これにより、位置決め金具(11)をフラ
ンジ(21)に取付ける。
【0009】上記位置決め金具(11)をフランジ(21)に取
付けた状態では、該フランジ(21)の下方に位置決め金具
(11)の脚部が垂下した状態となり、この状態にある本体
ケース(2) を、幅の大きな装着口(30A) に落とし込む。
すると、本体ケース(2) のフランジ(21)が前記装着口(3
0A) の周縁部に係合すると共に、この状態では、フラン
ジ(21)から垂下する上記位置決め金具(11)の脚部が上記
装着口(30A) の周縁部に接近した状態になり、これによ
り、本体ケース(2) が位置決めされた状態となる。以
後、既述従来のものと同様に本体ケース(2) の上方開放
部に上面カバー(24)を被蓋する作業等を行うとドロップ
インコンロの組付作業が完了する。
【0010】次に、幅の小さな装着口を具備するカウン
タートップに本願のドロップインコンロを組み付ける場
合は、既述従来のものと同様に位置決め金具(11)を本体
ケース(2) に取付けることなく該本体ケース(2) を装着
口に落とし込む。すると、既述従来のものと同様に、本
体ケース(2) の胴部(23)外面が前記幅の小さな装着口の
内周に接近して該本体ケース(2) が位置決めされる。 [請求項2の発明の手段]上記した課題を解決する為の
請求項2の発明の技術的手段は、『本体ケース(2) のフ
ランジ(21)に透孔を穿設し、該透孔に抜止め状態に強制
嵌入される脚部と該脚部の上端から屈曲してフランジ(2
1)の上面に重ねられる天面片によって位置決め金具(11)
を構成した』ことである。
【0011】上記技術的手段によれば、本体ケース(2)
のフランジ(21)に形成された透孔にその上方から位置決
め金具(11)の脚部を強制嵌入すると、該位置決め金具(1
1)の上端に屈曲形成された天面片がフランジ(21)に形成
された透孔の周縁に係合状態となり、これにより、前記
位置決め金具(11)の脚部がフランジ(21)の透孔から下方
に突出した状態でこれがフランジ(21)に取付けられる。
そして、該位置決め金具(11)が取付けられた本体ケース
(2) を既述請求項1の発明の場合と同様に装着口に装着
する。
【0012】このように、上記技術的手段によれば、本
体ケース(2) のフランジ(21)に穿設された透孔に位置決
め金具(11)の脚部を強制嵌入するだけで、これの取付け
作業が完了する。 [請求項3の発明の手段]上記した課題を解決する為の
請求項2の発明の技術的手段は、『本体ケース(2) のフ
ランジ(21)に透孔を穿設し、該透孔に挿通状態とされる
脚部と該脚部の上端から屈曲してフランジ(21)の上面に
重ねられる天面片によって位置決め金具(11)を構成し、
更に、上記脚部の上部であって本体ケース(2) の胴部(2
3)に対向する面には、上記フランジ(21)下方から前記透
孔周縁部に臨む抜止片(116) を具備させた』ことであ
る。
【0013】上記技術的手段によれば、本体ケース(2)
のフランジ(21)に形成された透孔に位置決め金具(11)の
脚部を挿通状態とし、更に前記フランジ(21)の上面に天
面片が重なった状態にすると、前記脚部に於ける本体ケ
ース(2) の胴部(23)に対面する面に設けた抜止片(116)
の先端が既述フランジ(21)の下面に対向する。これによ
り、位置決め金具(11)が本体ケース(2) のフランジ(21)
に装着された状態になる。
【0014】請求項3の発明に於いて『天面片に係合部
を設ける一方、本体ケース(2) のフランジ(21)に被係合
部を設け、前記天面片とフランジ(21)が離反するのを阻
止する方向に前記係合部と被係合部を係合させた』場合
(請求項4の発明)、前記天面片が前記フランジ(21)か
ら離反する方向に移動せず、位置決め金具(11)の装着状
態が安定する。
【0015】上記請求項4の発明に於ける係合部及び被
係合部は、請求項5の発明のように『係合部は天面片に
形成された係合孔であり、被係合部は前記係合孔に強制
嵌入させるべくフランジ(21)に形成された突起である』
場合や、請求項6の発明のように『係合部は天面片から
下方に突出する係合脚であり、被係合部は前記係合脚を
強制嵌入させるべくフランジ(21)に形成した係合孔であ
る』場合や、更に、請求項7の発明ように『係合部は天
面片の周縁部であり、被係合部はその先端が前記周縁部
の上方に延びるようにフランジ(21)の上面ら突出した突
出体である』場合のように具体化することができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明で
は、位置決め金具(11)をビス等の止め部材で固定する作
業がフランジ(21)の上面側で行えるから、該フランジ(2
1)の下面近傍に位置決め金具(11)を取付ける既述従来の
ものと相違して該フランジ(21)が作業視界の障害となら
ない。従って、位置決め金具(11)の取付けに際してフラ
ンジ(21)の下面近傍の空間を覗き込むように作業者の姿
勢を本体ケース(2) に対して低く保つ必要がなく、該作
業が簡便に行える。
【0017】又、上記したようにフランジ(21)の上面側
で位置決め金具(11)の固定作業が行えるから、既述従来
のようにフランジ(21)の下面側においてそのコーナ部近
傍の狭い空間で該固定作業をする必要がなく、該位置決
め金具(11)の取付け作業が円滑に行える。請求項2の発
明では、本体ケース(2) のフランジ(21)に穿設された透
孔に位置決め金具(11)を強制嵌入するだけで、これの取
付け作業が完了するから、前記フランジ(21)が既述従来
のように取付け作業の視界の妨げとならず、該位置決め
金具(11)の取付け作業が簡便に行える。
【0018】更に、請求項3〜請求項7の発明に於いて
も、位置決め金具(11)を本体ケース(2) のフランジ(21)
部分の透孔に挿通させるだけでこれの取付けが行えるか
ら前記と同様に取付け作業が簡便に行える。
【0019】
【発明の実施の形態】次に上記発明の実施の形態を説明
する。図1〜図6は、請求項1の発明の実施の形態及
び、請求項8及び請求項9の発明の一実施形態を示して
いる。図1,図2に示すように、ガスバーナ(5) を収容
する本体ケース(2) は平板を上方開放の矩形箱状に折り
曲げて形成したもので、本体ケース(2) の胴部(23)の構
成壁たる四枚の側板(20)(20)の上端は外側に折り曲げら
れてフランジ(21)が形成されている。そして、横方向に
対向する一対の側板(20)(20)の上端から屈曲したフラン
ジ(21)部分には矩形状の第1透孔(211a)(211a)と第2透
孔(211b)(211b)と更にこれらの近傍に位置するネジ孔(2
1a) (21a) が穿設されており、前者の第1透孔(211a)(2
11a)の夫々は、本体ケース(2) の胴部(23)の外面から互
いに等しい距離に形成されている。又、後者の第2透孔
(211b)(211b)の夫々も本体ケース(2) の胴部(23)の外面
から互いに等しい距離に位置すると共に、これらは上記
第1透孔(211a)(211a)より外側に形成されている。そし
て、上記第1透孔(211a)(211a)の近傍にはサイズ表示(2
13) (213) (この実施の形態では「中」と刻印されてい
る)が設けられており、該第1透孔(211a)(211a)に後述
の位置決め金具(11)(11)を取付けた状態の本体ケース
(2) を装着する対象となる後述のカウンタートップ(TB)
に形成された装着口(30B) の幅が中サイズである旨が表
示されている。同様に、第2透孔(211b)(211b)の近傍に
はサイズ表示(214) (214) (この実施の形態では「大」
と刻印されている)が設けられており、該第2透孔(211
b)(211b)に後述の位置決め金具(11)(11)を取付けた状態
の本体ケース(2) を装着する装着口(30A) の幅が大サイ
ズである旨が表示されている。即ち、第2透孔(211b)(2
11b)の間の長さは装着口の幅が大きいものと対応し、第
1透孔(211a)(211a)の間の長さは装着口の幅が中程度の
ものと対応する。
【0020】更に、この実施の形態では、本体ケース
(2) の胴部(23)から後方に突出するフランジ(21)部分に
は、装着口(30A) (30B) の前後方向の幅の変動に対応す
る為に位置決め金具(11)を必要に応じて取付ける第3透
孔(211c)とその近傍のネジ孔(21a) が形成されている。
尚、この実施の形態では、上記した第1〜第3透孔(211
a)(211b)(211c)が請求項1〜請求項3の発明特定事項と
して記載した透孔に対応する。尚、孔明け加工の技術上
の制限から上記第1〜第3透孔(211a)(211b)(211c)の幅
をあまり細くできないが、該透孔の幅を位置決め金具(1
1)の板厚より相当大きくしても該位置決め金具(11)は止
め部材たる後述のビス(13)(13)によってフランジ(21)に
強固に固定されているからその安定性が確保できる。
【0021】又、胴部(23)の横方向に対応する各側板(2
0)(20)には、最も小さな幅の装着口(30C) が開設された
カウンタートップ(TC)に組み付ける場合に位置決め機能
を果たす隆起部(201) (201) が形成されている。又、上
記胴部(23)の背面側に位置する側板(20)にも隆起部(201
a)(201a)が形成さており、該隆起部(201a)(201a)は前後
幅が小さな装着口に本体ケース(2) を落とし込む際に位
置決め機能を発揮する。更に、上記胴部(23)の正面側に
位置する側板(20)にも隆起部(201a)(201a)が形成されて
おり、該隆起部(201a)は装着口の前後幅のサイズに関わ
らず該装着口の内周面に接近又は当接して位置決め機能
を果たす。
【0022】上記フランジ(21)に形成された第1透孔(2
11a)(211a)や第2透孔(211b)(211b)に取付けられる位置
決め金具(11)は請求項1の発明の実施の形態を例示すべ
く図3の如く構成されている。即ち、位置決め金具(11)
は、帯状のバネ板を曲成したもので、上端に形成され且
つ透孔(113) を具備する天面片(111) とその一端から垂
下する脚部(112) から構成され、該脚部(112) は前記上
端の天面片(111) と同方向に凸となった略く字状に屈曲
する様に形成されている。この脚部(112) は垂直部(112
a)と、該垂直部(112a)の下端から外向(本体ケース(2)
の胴部(23)より離反する方向)で且つ若干下向きに突出
する外向傾斜部(112b)と、該外向傾斜部(112b)の先端部
から垂下する押圧部(112c)と、更にその下端から内向き
(本体ケース(2) の胴部(23)方向)で且つ若干下向きに
突出する内向傾斜部(112d)とから構成されている。又、
上記押圧部(112c)には、その一部を切り起こして形成し
た抜止片(114) が設けられており、該抜止片(114) は後
述するように本体ケース(2) が装着口から上方に抜け出
るのを防止する機能を具備するが、該抜止片(114) は必
ずしも設ける必要はない。
【0023】上記本体ケース(2) の上方開放部(28)は図
1の如き上面カバー(24)で被蓋されるようになってお
り、該上面カバー(24)の中央部にはガスバーナ(5) に余
裕をもって外嵌する中央孔(240) が開設されている。
又、上記上面カバー(24)には、前記中央孔(240) の上方
を包囲するように配設された五徳(27)が載置されてい
る。本実施の形態に係るドロップインコンロは図4に示
す固定具(4) を用いてカウンタートップに固定されるよ
うになっている。前記固定具(4) は、チャンネル状の部
材を略U字状に屈曲形成したもので、両端の起立部(42)
(42)を繋ぐ水平部(43)には所定の間隔を置いて透孔(44)
(44)が穿設されている。
【0024】次に、本実施の形態のドロップインコンロ
を流し台等のカウンタートップに取付ける作業について
説明する。先ず、フランジ(21)の外周に予めゴムパッキ
ン(15)を装着しておく。又、大きな横幅を有する装着口
(30A) が形成されたカウンタートップ(TA)に上記実施の
形態に係るドロップインコンロを組み付けるときは、フ
ランジ(21)に於いて横方向外側に位置する一対の第2透
孔(211b)(211b)に位置決め金具(11)(11)を予め装着して
おく。即ち、位置決め金具(11)の脚部(112) を上記第2
透孔(211b)に上方から挿通させるか又は上記位置決め金
具(11)の天面片(111) を第2透孔(211b)に下方から挿通
させ、脚部(112) を透孔(211b)に挿通状態にする。その
後、該天面片(111) をフランジ(21)の上面に重ねる。そ
して、この状態で天面片(111) の透孔(113) を上記第2
透孔(211b)の近傍のネジ孔(21a) に一致させ、該一致部
分にビス(13)(13)を螺入して両者を固定する。このよう
に、上記実施の形態によれば、フランジ(21)に穿設した
第2透孔(211b)を介して天面片(111) と脚部(112) が上
下に繋がった状態になるので、該位置決め金具(11)をフ
ランジ(21)に取付ける作業をする際には、専ら作業者の
目の位置をフランジ(21)の上方に保った状態で該作業を
することが出来、又、位置決め金具(11)をフランジ(21)
にビス(13)(13)で固定する作業が該フランジ(21)の上方
の広い作業空間で行える。よって、前記フランジ(21)の
下方近傍に位置決め金具(11)を取付ける場合のように該
フランジ(21)が作業の邪魔にならないから、該位置決め
金具(11)の取付け作業が容易に行える。
【0025】次に、図1のように、上記位置決め金具(1
1)(11)が取付けられた状態にある本体ケース(2) をカウ
ンタートップ(TA)の装着口(30A) に落とし込むと、その
落とし込み初期において、位置決め金具(11)(11)の脚部
(112) 下端の内向傾斜部(112d)が装着口(30A) の上縁に
当接状態となる。従って、前記脚部(112) が次第に本体
ケース(2) の胴部(23)側に弾性変形せしめられ、これに
より、上記内向傾斜部(112d)の案内作用によって本体ケ
ース(2) が装着口(30A) に円滑に落とし込まれる。そし
て、本体ケース(2) が装着口(30A) に完全に落とし込ま
れた状態では、脚部(112) の押圧部(112c)に形成された
抜止片(114) の先端部が前記装着口(30A) の内周面に若
干食い込むように押圧され、これにより、本体ケース
(2) が上方に抜け止めされた状態で装着口(30A) 内で位
置決めされる。そして、上記実施の形態では位置決め金
具(11)が弾性材料で形成されていることから、装着口(3
0A)の開口寸法に製造誤差があってもこれを吸収するよ
うに脚部(112) が弾性変形して正確に位置決めできる効
果がある。尚、上記押圧部(112c)(具体的には抜止片(1
14) の先端部)が装着口(30A) の内周面に当接せずにこ
れら両者間に若干間隙が形成されても、本体ケース(2)
が前記装着口(30A) 内で大きな位置ズレが生じないか
ら、かかる場合も本体ケース(2) は実質的に位置決めさ
れた状態となる。
【0026】次に、上記胴部(23)の底板(29)とその両端
から起立する一対の側板(20)(20)を下方から左右方向に
跨ぐように固定具(4) を前記胴部(23)の外側に位置さ
せ、更に、この状態で固定具(4) の起立部(42)(42)の先
端部がカウンタートップ(T) の下面に当接した状態にす
る。そして、上記固定具(4) の水平部(43)に穿設された
透孔(44)(44)を本体ケース(2) の底板(29)に穿設された
ネジ孔(290) (290) に対向させ、これら両者をビス(6)
(6)で締め付ける。すると、上記ビス(6) の締付け力で
本体ケース(2) が下方に引っ張られ、該本体ケース(2)
の上端に設けられたフランジ(21)に装着されているゴム
パッキン(15)が上記カウンタートップ(TA)に押圧せしめ
られて該本体ケース(2) が固定される。最後に、本体ケ
ース(2) の上方開口部に上面カバー(24)を被蓋すると、
上記実施の形態のドロップインコンロがカウンタートッ
プ(TA)に取付けられた状態になる。
【0027】次に、横幅が上記のものより少し小さな装
着口(30B) を具備するカウンタートップ(TB)に本願のド
ロップインコンロを組み付ける場合は、フランジ(21)に
於いて上記第2透孔(211b)(211b)よりも内側に形成され
た第1透孔(211a)(211a)に前記と同様にして位置決め金
具(11)(11)を装着すると共に、この状態で本体ケース
(2) を装着口(30B) に落とし込む。すると、既述と同様
に装着口(30B) の内周面に位置決め金具(11)の押圧部(1
12c)が押圧状態となって本体ケース(2) の位置決めがさ
れる。
【0028】最後に、横幅が最も小さな装着口(30C) を
具備するカウンタートップ(TC)に本願のドロップインコ
ンロを組み付ける場合は、位置決め金具(11)を本体ケー
ス(2) の第1透孔(211a)又は第2透孔(112b)に取付ける
ことなくこれを装着口(30C)に落とし込む。すると、図
5に示すように、本体ケース(2) の胴部(23)に形成した
隆起部(201) (201) が装着口(30C) の内周面に当接して
位置決めされる。尚、この場合、本体ケース(2) の胴部
(23)とカウンタートップ(TC)とは隆起部(201)(201) に
おいてのみ当接し、前記胴部(23)とカウンタートップ(T
C)の接触面積が小さくなっているから、本体ケース(2)
からカウンタートップ(TC)への熱伝達経路の有効断面積
が小さくなって該カウンタートップ(TC)の過熱が防止で
きる。
【0029】なお、この実施の形態ではカウンタートッ
プに形成された装着口の前後方向の幅が異なる場合にも
適用できるようになっており、該前後方向の幅が大きい
場合は第3透孔(211c)に位置決め金具(11)を既述と同様
に取付けて使用する。又、装着口の前後方向の幅が小さ
い場合は、上記位置決め金具(11)を第3透孔(211c)に取
付けず、胴部(23)の前後の側板(20)(20)に形成された隆
起部(201a) (201a) を利用することにより、既述と同様
に位置決めする。
【0030】尚、現状のカウンタートップの装着口は左
右方向の幅が最大のもののみ、前後方向の幅が他のもの
より小さくなっている為、第2透孔(211b)(211b)に位置
決め金具(11)(11)を装着した場合のみ、第3透孔(211c)
に位置決め金具(11)を装着しない状態とする。又、前記
実施の形態では発熱源としてガスバーナ(5) を採用した
が、これに代えて電気ヒータを採用しても良い。
【0031】更に、上記実施の形態では、本体ケース
(2) の上方開放部を上面カバー(24)で被蓋するようにし
たが、該上面カバー(24)に代えて本体ケース(2) の上方
開放部をガラス天板で被蓋し、本体ケース内に配設した
電磁コイルに高周波電流を供給することにより鍋等を上
記ガラス天板越しに過熱する電磁誘導式のものとても良
い。
【0032】また、止め部材としては既述のビス(13)に
代えてピンを使用することも可能である、この場合フラ
ンジ(21)のネジ孔(21a) に代えて単純な透孔を穿設し、
該透孔とこれに重なる位置決め金具(11)の透孔(113) 部
分に上記ピンを強制的に嵌入する。更に、位置決め金具
(11)としては、図6の(イ)に示すような形状のもので
も良い。即ち、本体ケース(2) に取付けた状態では脚部
(112) の上端から該本体ケース(2) の中心向きに屈曲す
ることとなるように該脚部(112) の曲げ方向を設定して
も良い。この場合も、位置決め金具(11)を本体ケース
(2) に取付けたときにその中心方向に向くこととなる内
向傾斜部(112d)を設けている。又、図6の(ロ)に示す
ように、天面片(111) の一端から垂下する直線部(112f)
とその下端部に於いて前記本体ケース(2) の中心向きに
屈曲する傾斜部(112d)によって脚部(112) を形成しても
良い。
【0033】又、上記実施の形態では、位置決め金具(1
1)の装着位置を変えることができるのは左右方向のみで
あったが、前後方向に於いても胴部(23)からの距離が異
なる透孔を二種類形成し、装着口の前後幅に応じて位置
決め金具(11)を選択的に上記二種類の透孔の一方に装着
するようにしてもよい。次に、請求項2〜請求項7の発
明の実施の形態及び、請求項8並びに請求項9の発明の
一実施形態を説明する。
【0034】以下の実施の形態では、位置決め金具(11)
の構造を除いて既述請求項1の発明の実施の形態と同様
に構成されている。図7に示す位置決め金具(11)は、先
の実施の形態で使用した図3のものとほぼ同様な構造を
有し、天面片(111) とその一端から垂下する脚部(112)
を具備する。
【0035】又、上記脚部(112) も既述図3のものと同
様に垂直部(112a),外向傾斜部(112b),押圧部(112c)及
び内向傾斜部(112d)を具備し、垂直部(112a)には該部分
を切り起こして形成した抜止片(116) が設けられてい
る。又、垂直部(112a)の両側縁部には上記天面片(111)
と同方向に屈曲する一対の側板(117) (117) が設けられ
ている。そして、該側板(117) の突出長さA(図9参
照)は、この実施の形態に使用される既述図2の如き本
体ケース(2) のフランジ(21)に穿設された透孔(211a)(2
11b)(211c)の幅より若干小さく設定されている。これに
より、孔明け加工の技術上の制限から、透孔(211a)(211
b)(211c)の幅を、位置決め金具(11)を構成する板の厚み
より大きくする必要がある場合でも、透孔(211a)(211b)
(211c)に嵌入される側板(117) の存在故に透孔(211a)(2
11b)(211c)の幅を広くすることが許容されると共に、上
記位置決め金具(11)を前記透孔(211a)(211b)(211c)に取
付けた状態ではこれのガタツキが防止できる。
【0036】又、天面片(111) の先端部には下方に屈曲
された屈曲片(115) が形成されいると共に、該屈曲片(1
15) の下端部は、上記側板(117) (117) の上端より下位
まで延出されている。従って、後述するように位置決め
金具(11)を上記透孔(211a)(211b)(211c)に装着したとき
には、該位置決め金具(11)の側板(117) の上端が前記透
孔(211a)(211b)(211c)より上方に突出することとなり、
これにより、該側板(117) が前記透孔(211a)(211b)(211
c)に確実に挿入状態に維持される。
【0037】尚、透孔(211a)(211b)(211c)の幅を位置決
め金具(11)の板厚とほぼ同様に形成できる場合は、上記
屈曲片(115) や側板(117) (117) が不要であることは言
うまでもない。そして、例えばフランジ(21)の上記透孔
(211a)に位置決め金具(11)の脚部(112) を上方から差し
込むと、抜止片(116) が透孔(211a)の周縁で弾性的に変
形せしめられると共に、該前記抜止片(116) が前記透孔
(211a)を下方に通過したときに、該抜止片(116) がその
弾性で初期状態に復帰してその先端部がフランジ(21)の
下面に対向した状態になる。これにより、図8に示すよ
うに、位置決め金具(11)がフランジ(21)の透孔(211a)に
強制嵌入状態になる。
【0038】以後、既述請求項1の発明と同様に本体ケ
ース(2) をカウンタートップの装着口に落とし込んでこ
れを組み付ける。この場合、位置決め金具(11)の押圧部
(112c)にカウンタートップの装着口の内周面が当接して
図8の矢印Yで示す如き力が作用すると、抜止片(116)
の先端がフランジ(21)の下面に当接するから、位置決め
金具(11)が透孔(211a)(211b)(211c)に安定的に保持され
る。
【0039】尚、天面片(111) の先端に垂下する屈曲片
(115) の下端(屈曲片(115) を設けない場合は天面片(1
11) の下面)と抜止片(116) の上端との間隔X(図9参
照)は、本体ケース(2) に具備させたフランジ(21)の板
厚より若干大きいのが望ましい。これにより、位置決め
金具(11)を上下何れの方向からでも透孔(211a)(211b)(2
11c)に挿入できる。即ち、上記間隔Xが上記フランジ(2
1)の板厚より小さい場合は、脚部(112) を透孔(211a)(2
11b)(211c)に上方から挿入したときに、上記抜止片(11
6) が前記透孔(211a)(211b)(211c)を下方に通過せず、
該抜止片(116) が前記フランジ(21)の下面に対向しな
い。よって、かかる場合は位置決め金具(11)を透孔(211
a)(211b)(211c)に上方から挿入しても抜止片(116) が抜
止め機能を奏さないが、前記間隔Xを前記フランジ(21)
の板厚より若干大きく設定している場合は、上記脚部(1
12) の挿入時に前記抜止片(116) が前記透孔(211a)(211
b)(211c)を下側に確実に通過してこれがフランジ(21)の
下面に対向する。
【0040】一方、上記位置決め金具(11)を前記透孔(2
11a)(211b)(211c)に下方から挿入する場合、即ち、前記
透孔(211a)(211b)(211c)に天面片(111) を下方から挿通
させてこれをフランジ(21)の上面に重ねる場合は、前記
間隔Xを前記フランジ(21)の板厚より若干小さくしても
よい。この場合は、位置決め金具(11)を前記フランジ(2
1)に組み付けた状態に於いて該フランジ(21)の下面に上
記抜止片(116) の先端部が圧接状態となる。従って、前
記フランジ(21)に取付けた位置決め金具(11)が該取付け
状態に安定する。
【0041】尚、図7の位置決め金具(11)の基本構成は
図3のものとほぼ一致するものとしたが、既述した図6
の(イ)又は(ロ)に示す位置決め金具(11)の天面片(1
11)の先端に既述屈曲片(115) を設けると共に、その脚
部(112) に抜止片(116) や側板(117) (117) を設けても
よい。この場合、請求項1の発明の実施の形態と同様
に、位置決め金具(11)の押圧部(112c)に、カウンタート
ップに係合する抜止片(114) を設けてもよい。尚、図6
の(イ)又は(ロ)の基本構成を有する位置決め金具(1
1)を採用する場合に於いても、垂直片(112a)に側板(11
7) (117) を設けない場合は、上記屈曲片(115) を設け
る必要はない。
【0042】尚、位置決め金具(11)の脚部(112) に側板
(117) (117) を設ける場合には、該側板(117) (117) の
下端は必ずしも図示実施形態のように抜止片(116) の上
端より下方に延ばす必要はない。但し、かかる場合、図
8の矢印Yの力が押圧部(112c)に作用する等して抜止片
(116) の上端がフランジ(21)の下面に当接したとき(抜
止片(116) や側板(117) が上方に移動したとき)に側板
(117) の下端が前記透孔(211a)(211b)(211c)から上方に
脱出しない程度に前記側板(117) の上下長さを設定する
必要がある。
【0043】図10〜図12は、請求項3〜請求項5の
発明の実施の形態及び、請求項8,請求項9の発明の一
実施の形態を説明するものである。本実施の形態に使用
する図10の如き位置決め金具(11)も、先の実施の形態
で使用した図3のものとほぼ同様な構造を有し、天面片
(111) とその一端から垂下する脚部(112) を具備する。
【0044】又、上記脚部(112) も既述図3のものと同
様に垂直部(112a),外向傾斜部(112b),押圧部(112c)及
び内向傾斜部(112d)を具備し、垂直部(112a)には該部分
を切り起こして形成した抜止片(116) が設けられてい
る。又、天面片(111) には請求項5の発明の発明特定事
項として記載した係合孔(118) が穿設されている。更
に、図10の位置決め金具(11)では、天面片(111) の下
面と抜止片(116) の上端の距離は本体ケース(2) のフラ
ンジ(21)の板厚より若干大きくさく設定されている。
【0045】一方、本実施の形態に使用される図11に
示した本体ケース(2) は、図2の本体ケース(2) に於け
る透孔(21a) (21a) に代えてバーリング孔を穿設するこ
とによって形成した突起(219) (219) を具備する点を除
いて当該図2のものと同一構成を有する。そして、前記
突起(219) (219) の直径は位置決め金具(11)の天面片(1
11) に穿設された係合孔(118) に強制的に圧入できる程
度に寸法設定されている。
【0046】このものでは、位置決め金具(11)の脚部(1
12) をフランジ(21)に穿設された透孔(211a)に上方から
挿入して行くと、抜止片(116) が前記透孔(211a)の周縁
で弾性的に押圧変形されながら該透孔(211a)を下方に通
過する。すると、図12に示すように、前記抜止片(11
6) の先端が本体ケース(2) のフランジ(21)に下方から
対向した状態になる。又、天面片(111) に穿設された係
合孔(118) がフランジ(21)の突起(219) に強制的に外嵌
され、これにより天面片(111) が前記フランジ(21)に固
定されてその安定化が図れる。よって、カウンタートッ
プ(TA)に装着する前後を問わず、フランジ(21)に取付け
られた位置決め金具(11)が該取付け状態に安定するか
ら、カウンタートップ(TA)にドロップインコンロを装填
する作業が行い易くなる。
【0047】図13〜図15は、請求項3,請求項4及
び請求項6の発明の実施の形態及び、並びに請求項8,
請求項9の発明の一実施の形態を説明するものである。
本実施の形態に使用する図13の如き位置決め金具(11)
も、先の実施の形態で使用した図3のものとほぼ同様な
構造を有し、天面片(111) とその一端から垂下する脚部
(112) を具備する。
【0048】又、上記脚部(112) も既述と同様に垂直部
(112a),外向傾斜部(112b),押圧部(112c)及び内向傾斜
部(112d)を具備し、垂直部(112a)には該部分を切り起こ
して形成した抜止片(116) が設けられている。又、天面
片(111) の先端は下方に屈曲されて屈曲片(115) が形成
されており、該屈曲片(115) には前記脚部(112) と反対
側に突出するようにプレス成形された係合突起(115a)(1
15a)が、互いに横方向に間隔を於いた態様で配設されて
いる。そして、前記係合突起(115a)(115a)を具備する屈
曲片(115) が請求項6の発明の発明特定事項として記載
した係合脚に対応している。
【0049】更に、図13の位置決め金具(11)では、既
述した図10のものと同様に、天面片(111) の下面と抜
止片(116) の上端の距離が本体ケース(2) のフランジ(2
1)の板厚より若干大きく設定されている。一方、本実施
の形態に使用される図14に示した本体ケース(2) は、
図2の本体ケース(2) に於ける透孔(21a) (21a) に代え
て長方形の係合孔(218) (218) が形成されている点を除
いて前記図2のものと同一構成を有する。そして、前記
係合孔(218) とこれに対応する透孔(211a)の各長辺のう
ち最も遠い長辺間の距離A1 (図15参照)は、位置決
め金具(11)に於ける既述係合突起(115a)と抜止片(116)
の先端間距離A2 より若干短く設定されている。
【0050】このものでは、位置決め金具(11)の脚部(1
12) をフランジ(21)に穿設された透孔(211a)に上方から
挿入して行くと、抜止片(116) が既述と同様に透孔(211
a)を下方に通過する。すると、図15に示すように、前
記抜止片(116) の先端が本体ケース(2) のフランジ(21)
に下方から対向した状態になる。又、天面片(111) の先
端から屈曲垂下する屈曲片(115) をフランジ(21)の係合
孔(218) に挿入すると、該係合孔(218) の周縁に係合突
起(115a)(115a)が当接する。この状態で屈曲片(115) を
更に挿入すると、前記係合孔(218) の周縁と係合突起(1
15a)(115a)の当接によって屈曲片(115) が弾性変形しな
がら移動し、最終的に前記係合突起(115a)(115a)が係合
孔(218) の周縁に下方から係合した状態(図15参照)
になる。よって、天面片(111) が前記フランジ(21)に固
定されその安定化が図れる。よって、カウンタートップ
(TA)に装着する前後を問わず、フランジ(21)に取付けら
れた位置決め金具(11)が該取付け状態に安定するから、
カウンタートップ(TA)にドロップインコンロを装填する
作業が行い易くなる。
【0051】図16〜図18は、請求項3,請求項4及
び請求項6の発明の実施の形態並びに、請求項8,請求
項9の発明の一実施の形態を説明するものである。本実
施の形態に使用する図16の如き位置決め金具(11)は、
先の実施の形態で使用した図10のものと天面片(111)
の形状が相違する点を除いてこれと同様な構造を有し、
垂直部(112a),外向傾斜部(112b),押圧部(112c)及び内
向傾斜部(112d)を具備する脚部(112) とその上端から水
平方向に屈曲する天面片(111) を具備すると共に、前記
垂直部(112a)には既述と同様の抜止片(116) が設けられ
ている。
【0052】天面片(111) の先端コーナ部には切欠(111
a)が開削されていると共に、該切欠(111a)の近傍には、
天面片(111) の一部を下方に切り起こして形成した爪(1
11b)が設けられており、該爪(111b)の自由端部は前記切
欠(111a)と反対側を向いている。尚、天面片(111) の下
面と抜止片(116) の上端の距離は本体ケース(2) のフラ
ンジ(21)の板厚より若干大きく設定されている点につい
ては既述した図10のものと同様である。
【0053】一方、本実施の形態に使用される図17に
示した本体ケース(2) は、図2の本体ケース(2) に於け
る透孔(21a) (21a) に代えて起立係合板(217) (請求項
7の発明の発明特定事項として記載した突出体に対応す
る)を具備する点を除いて当該図2のものと同一構成を
有する。そして、前記係合板(217) はフランジ(21)から
起立する鉛直部(217a)とその上端から透孔(211a)側に向
けて水平に屈曲する水平板(217b)を具備している。
【0054】図17に示す透孔(211a)の長さBは、これ
に対応する位置決め金具(11)の幅Dと前記係合板(217)
の幅Cの和より若干大きく設定されている。即ち、前記
透孔(211a)内において前記位置決め金具(11)が前記係合
板(217) の幅C以上スライドできる構成となっているの
である。従って、後述するように透孔(211a)に装着した
位置決め金具(11)を係合板(217) 側にスライドさせたと
きは、該係合板(217)の下方空間全体に前記位置決め金
具(11)の先端部(111c)が侵入する。
【0055】このものでは、位置決め金具(11)の脚部(1
12) をフランジ(21)に穿設された透孔(211a)に上方から
挿入して行くと、既述と同様に抜止片(116) が透孔(211
a)の下方まで移動する。すると、図17の想像線で示す
ように、フランジ(21)に設けた係合板(217) が天面片(1
11) の先端コーナ部に形成された切欠(111a)に上方から
対向した状態となり、この状態で位置決め金具(11)を前
記係合板(217) 側にスライドさせる。すると、前記係合
板(217) の下方空間全体に天面片(111) の先端部(111c)
が侵入する。又、この状態では、前記天面片(111) に設
けられた爪(111b)の先端が係合板(217) の下方の透孔(2
16) の周縁(216a)に係合し、これにより、位置決め金具
(11)が初期方向に戻るのが防止される。又、図18に示
すように、天面片(111) の先端部(111c)が係合板(217)
の水平板(217b)に係合し、これにより、天面片(111) が
前記フランジ(21)に固定されその安定化が図れる。又、
この状態では、位置決め金具(11)の抜止片(116) はフラ
ンジ(21)の下面に対向した状態となることは既述したも
のと同様である。
【0056】図19に現れる位置決め金具(11)は、天面
片(111) の形状を除いて図10のものと同一に構成され
ている。即ち、天面片(111) の先端は、本体ケース(2)
の上端から張り出すフランジ(21)の外周縁に装着された
ゴムパッキン(15)に結合される構成に成っている。具体
的には、ゴムパッキン(15)の上部を包囲し得るような形
状に位置決め金具(11)の先端近傍が曲成されており、そ
の先端部(111d)はゴムパッキン(15)の上部外側に形成さ
れた係合溝(151) に係合している。従って、天面片(11
1) の先端部(111d)とゴムパッキン(15)の前記係合によ
って位置決め金具(11)が固定されてそのガタツキが防止
される。
【0057】尚、図10,図13,図16及び図19に
図示した位置決め金具(11)に於いて、天面片(111) の下
面と抜止片(116) の上端の距離を本体ケース(2) のフラ
ンジ(21)の板厚より若干小さく設定しても良い。この場
合は、フランジ(21)の透孔(211a)に下方から位置決め金
具(11)の天面片(111) の先端を挿入することにより、該
位置決め金具(11)を既述と同様に取付けるが、かかる取
付け状態においては、前記の如く寸法設定されているこ
とから本体ケース(2) のフランジ(21)下面に抜止片(11
6) が圧接状態に維持される。
【0058】又、上記図10,図13,図16及び図1
9に図示した位置決め金具(11)に於いても、図3のもの
と同様に、カウンタートップに形成された装着口の内周
縁に圧接される抜止片(114) を押圧部(112c)に設けても
良い。更に、上記図10,図13,図16及び図19に
図示した位置決め金具(11)の基本構成は図3のものとほ
ぼ一致するものとしたが、既述図6の(イ)又は(ロ)
に示すものと同様の基本構成を有するものとしても良
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るのドロップインコン
ロをカウンタートップに組み付けた状態の縦断面図
【図2】本体ケース(2) の平面図
【図3】第1の実施の形態に係る位置決め金具(11)の斜
視図
【図4】固定具(4) の斜視図
【図5】隆起部(201) を利用して位置決めする場合の説
明図
【図6】位置決め金具(11)の変形例の説明図
【図7】第2番目の実施の形態を説明する位置決め金具
(11)の斜視図
【図8】第2番目の実施の形態の作用説明図
【図9】第2番目の実施の形態を説明する位置決め金具
(11)の側面図
【図10】第3番目の実施の形態を説明する位置決め金
具(11)の斜視図
【図11】第3番目の実施の形態を説明する本体ケース
(2) の部分斜視図
【図12】第3番目の実施の形態の作用説明図
【図13】第4番目の実施の形態を説明する位置決め金
具(11)の斜視図
【図14】第4番目の実施の形態を説明する本体ケース
(2) の部分斜視図
【図15】第4番目の実施の形態の作用説明図
【図16】第5番目の実施の形態を説明する位置決め金
具(11)の斜視図
【図17】第5番目の実施の形態を説明する本体ケース
(2) の部分斜視図
【図18】第5番目の実施の形態の作用説明図
【図19】第6番目の実施の形態の説明図
【図20】従来例の説明図
【符号の説明】
(2) ・・・本体ケース (11)・・・位置決め金具 (21)・・・フランジ (23)・・・胴部 (24)・・・上面カバー

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発熱源を収容し且つ上端開放部から外向
    に張り出させたフランジ(21)を有する箱状の本体ケース
    (2) と、 前記本体ケース(2) の胴部(23)の外面より外側に位置す
    る態様で該本体ケース(2) に着脱可能に取付けられる位
    置決め金具(11)を具備するドロップインコンロであっ
    て、 前記位置決め金具(11)が取付けられた前記本体ケース
    (2) を流し台等のカウンタートップの装着口に落とし込
    んだときは、該装着口の内周面に前記位置決め金具(11)
    が接近状態になると共に上記フランジ(21)が前記装着口
    周縁に係合するようにしたドロップインコンロに於い
    て、 前記本体ケース(2) のフランジ(21)に透孔を穿設し、 前記透孔に挿通状態とされる脚部と該脚部の上端から屈
    曲して前記フランジ(21)の上面に重ねられる天面片によ
    って位置決め金具(11)を構成し、 更に、前記天面片を前記フランジ(21)に固定するビス等
    の止め部材を設けたドロップインコンロ。
  2. 【請求項2】 発熱源を収容し且つ上端開放部から外向
    に張り出させたフランジ(21)を有する箱状の本体ケース
    (2) と、 前記本体ケース(2) の胴部(23)の外面より外側に位置す
    る態様で該本体ケース(2) に着脱可能に取付けられる位
    置決め金具(11)を具備するドロップインコンロであっ
    て、 前記位置決め金具(11)が取付けられた前記本体ケース
    (2) を流し台等のカウンタートップの装着口に落とし込
    んだときは、該装着口の内周面に前記位置決め金具(11)
    が接近状態になると共に上記フランジ(21)が前記装着口
    周縁に係合するようにしたドロップインコンロに於い
    て、 前記本体ケース(2) のフランジ(21)に透孔を穿設し、 前記透孔に抜止め状態に強制嵌入される脚部と該脚部の
    上端から屈曲して前記フランジ(21)の上面に重ねられる
    天面片によって位置決め金具(11)を構成したドロップイ
    ンコンロ。
  3. 【請求項3】 発熱源を収容し且つ上端開放部から外向
    に張り出させたフランジ(21)を有する箱状の本体ケース
    (2) と、 前記本体ケース(2) の胴部(23)の外面より外側に位置す
    る態様で該本体ケース(2) に着脱可能に取付けられる位
    置決め金具(11)を具備するドロップインコンロであっ
    て、 前記位置決め金具(11)が取付けられた前記本体ケース
    (2) を流し台等のカウンタートップの装着口に落とし込
    んだときは、該装着口の内周面に前記位置決め金具(11)
    が接近状態になると共に上記フランジ(21)が前記装着口
    周縁に係合するようにしたドロップインコンロに於い
    て、 前記本体ケース(2) のフランジ(21)に透孔を穿設し、 前記透孔に挿通状態とされる脚部と該脚部の上端から屈
    曲して前記フランジ(21)の上面に重ねられる天面片によ
    って位置決め金具(11)を構成し、 更に、前記脚部の上部であって本体ケース(2) の胴部(2
    3)に対向する面には、上記フランジ(21)下方から前記透
    孔周縁部に臨む抜止片(116) を具備させたドロップイン
    コンロ。
  4. 【請求項4】 前記天面片に係合部を設ける一方、前記
    本体ケース(2) の前記フランジ(21)に被係合部を設け、
    前記天面片とフランジ(21)が離反するのを阻止する方向
    に前記係合部と前記被係合部を係合させた請求項3に記
    載のドロップインコンロ。
  5. 【請求項5】 前記係合部は前記天面片に形成された係
    合孔であり、前記被係合部は前記係合孔に強制嵌入させ
    るべく前記フランジ(21)に形成された突起である請求項
    4に記載のドロップインコンロ。
  6. 【請求項6】 前記係合部は前記天面片から下方に突出
    する係合脚であり、前記被係合部は前記係合脚を強制嵌
    入させるべく前記フランジ(21)に形成した係合孔である
    請求項4に記載のドロップインコンロ。
  7. 【請求項7】 前記係合部は前記天面片の周縁部であ
    り、前記被係合部はその先端が前記周縁部の上方に延び
    るように前記フランジ(21)の上面から突出した突出体で
    ある請求項4に記載のドロップインコンロ。
  8. 【請求項8】 前記本体ケース(2) の前記フランジ(21)
    に穿設された前記透孔の数を複数に設定すると共に、前
    記本体ケース(2) の胴部(23)外面から各透孔までの距離
    を異ならせ、前記各透孔の近傍に、これら各透孔に対応
    する装着口の幅を示すサイズ表示(213) (214) を形成し
    た請求項1から請求項7の何れか一に記載のドロップイ
    ンコンロ。
  9. 【請求項9】 前記位置決め金具(11)を弾性材料で構成
    すると共に、該位置決め金具(11)の脚部を、前記本体ケ
    ース(2) の前記胴部(23)外面と反対側に向かって凸とな
    った断面略く字状に形成した請求項1から請求項8の何
    れか一に記載のドロップインコンロ。
JP8057416A 1995-06-29 1996-03-14 ドロップインコンロ Expired - Lifetime JP2946025B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8057416A JP2946025B2 (ja) 1995-06-29 1996-03-14 ドロップインコンロ

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7-164114 1995-06-29
JP16411495 1995-06-29
JP8057416A JP2946025B2 (ja) 1995-06-29 1996-03-14 ドロップインコンロ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0972553A true JPH0972553A (ja) 1997-03-18
JP2946025B2 JP2946025B2 (ja) 1999-09-06

Family

ID=26398458

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8057416A Expired - Lifetime JP2946025B2 (ja) 1995-06-29 1996-03-14 ドロップインコンロ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2946025B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012097976A (ja) * 2010-11-02 2012-05-24 Osaka Gas Co Ltd ビルトイン式のガスコンロ
JP2012097975A (ja) * 2010-11-02 2012-05-24 Osaka Gas Co Ltd ビルトイン式のガスコンロ
JP2013104587A (ja) * 2011-11-11 2013-05-30 Panasonic Corp 誘導加熱調理器
KR20160003194U (ko) * 2015-03-12 2016-09-22 주식회사 파세코 싱크대 고정용 빌트인 가스레인지 브라켓
WO2021122027A1 (en) * 2019-12-19 2021-06-24 BSH Hausgeräte GmbH Cooking plate and a procedure for mounting a cooking plate

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012097976A (ja) * 2010-11-02 2012-05-24 Osaka Gas Co Ltd ビルトイン式のガスコンロ
JP2012097975A (ja) * 2010-11-02 2012-05-24 Osaka Gas Co Ltd ビルトイン式のガスコンロ
JP2013104587A (ja) * 2011-11-11 2013-05-30 Panasonic Corp 誘導加熱調理器
KR20160003194U (ko) * 2015-03-12 2016-09-22 주식회사 파세코 싱크대 고정용 빌트인 가스레인지 브라켓
WO2021122027A1 (en) * 2019-12-19 2021-06-24 BSH Hausgeräte GmbH Cooking plate and a procedure for mounting a cooking plate

Also Published As

Publication number Publication date
JP2946025B2 (ja) 1999-09-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5560678A (en) Device for joining together chairs in a row
JPH0972553A (ja) ドロップインコンロ
JP3498283B2 (ja) カウンター用天板の取付構造
JP3426130B2 (ja) ガスこんろのバーナ固定構造
JP6557838B2 (ja) 引出し
JP2920607B2 (ja) ドロップインコンロ
JP2513658Y2 (ja) カウンタ―固定用の金具
JPH10314031A (ja) 鍋底温度センサの取付構造
JP3124836B2 (ja) コンセント器具装着用床パネル
JP3189036B2 (ja) ドロップインコンロ
JP2006010281A (ja) コンロ用天板の装着構造
JP2561738Y2 (ja) 調理器の温度センサ取付装置
JP2003314886A (ja) 機器の壁面据付け装置
JP5542867B2 (ja) ドロップイン式コンロ
JP2920604B2 (ja) ドロップインコンロ
JP4915617B2 (ja) インナーコンセントの取付構造
JPH1042969A (ja) 収納体における各構成板体の連結構造
JP2016209156A (ja) ノックダウン式キャビネット
JP3705463B2 (ja) パネル材の連結構造
JPH0446325Y2 (ja)
KR100257971B1 (ko) 글래스 상판식 가스곤로
JP2002039543A (ja) ドロップインこんろの固定装置
JP2001304586A (ja) ドロップインコンロ
JP2002168209A (ja) 引掛構造および器具
JP3528118B2 (ja) 照明器具

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080702

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090702

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090702

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100702

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110702

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120702

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130702

Year of fee payment: 14

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term