JPH0972303A - 可変容量形液圧装置システム - Google Patents

可変容量形液圧装置システム

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JPH0972303A
JPH0972303A JP22894695A JP22894695A JPH0972303A JP H0972303 A JPH0972303 A JP H0972303A JP 22894695 A JP22894695 A JP 22894695A JP 22894695 A JP22894695 A JP 22894695A JP H0972303 A JPH0972303 A JP H0972303A
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JP
Japan
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hydraulic device
port
variable displacement
type hydraulic
displacement hydraulic
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JP22894695A
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Hirotoshi Nakao
裕利 中尾
Takeshi Ando
毅 安藤
Takashi Sumita
隆 住田
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Tokimec Inc
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Tokimec Inc
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/38Control of exclusively fluid gearing
    • F16H61/40Control of exclusively fluid gearing hydrostatic
    • F16H61/4078Fluid exchange between hydrostatic circuits and external sources or consumers
    • F16H61/4096Fluid exchange between hydrostatic circuits and external sources or consumers with pressure accumulators
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/38Control of exclusively fluid gearing
    • F16H61/40Control of exclusively fluid gearing hydrostatic
    • F16H61/42Control of exclusively fluid gearing hydrostatic involving adjustment of a pump or motor with adjustable output or capacity
    • F16H61/423Motor capacity control by fluid pressure control means

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  • Details Of Reciprocating Pumps (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可変容量形液圧装置の主軸が停止指令時に動
き出さないようにする。 【解決手段】 可変容量形液圧装置1の第1のポートP
1 に高圧を作用させる蓄圧器8及び第2のポートP2 に
連通するリザーバタンク9と、可変容量形液圧装置1の
最大容量よりも小さい容量の固定容量形液圧装置13と
を設け、その軸部13aに主軸5を取り付ける。また、
固定容量形液圧装置13の第1のポートPo1を第1の逆
止弁14aを介して蓄圧器8に連通させる自由流れ方向
の第1の管路16と、リザーバタンク9から第2の逆止
弁15bを介して第2のポートPo2に連通させる自由流
れ方向の第2の管路17と、第3の逆止弁14bを有す
る第3の管路25と、第4の逆止弁15aを有する第4
の管路26とを設け、停止指令時に固定容量形液圧装置
13の制動トルクで主軸5の回転を抑える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、走行する車輌等
の移動慣性物体を加減速させるのに用いられる可変容量
形液圧装置システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の可変容量形液圧装置シス
テムとして、本出願人は先に特願平7−52270号
(船舶の動搖防止装置)を出願している。その船舶の動
搖防止装置は、図6に示すように重錘31を慣性物体と
して可変容量形液圧装置である液圧モータ30の主軸
(出力軸)45に機械的に結合させ、その液圧モータ3
0に補助ポンプ36からの高圧の作動液を逆止弁42を
介して供給するようにし、所定の圧力以上の作動油を安
全弁43を介してタンク37に還流させるようにしてい
る。液圧モータ30の容量制御は、制御装置40からの
指令によりクローズドセンタ形の制御弁41を介して作
動する第1,第2の容量制御用ピストン47,48によ
って制御される。
【0003】制御装置40は、船体に設けられた加速度
計等のセンサ(図示しない)で横搖れを検知すると、そ
の検知量を消却する方向に重錘31を移動させる命令を
発する。重錘31を移動させるには船体に相当の反力が
作用するが、その反力によって船体にあまりモーメント
がかからないような位置、すなわち、反力が船体の回転
中心付近を通るような位置、あるいは船体の横搖れをキ
ャンセルする方向に作用するような位置に重錘31を設
けるとよい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の可変容量形液圧装置システムにあっては、可
変容量形液圧装置の出力軸の停止状態における安定性に
若干の問題があった。すなわち、上述したような可変容
量形液圧装置システムや、単に可変容量形液圧装置を、
車輌等の移動慣性物体を加減速させるのに使用した場合
には、その移動慣性物体が停止状態のときは加速度が零
であるから可変容量形液圧装置の容量は零になるが、こ
のときその可変容量形液圧装置の容量制御の精度によっ
ては理想的零が保たれなくなるため、摺動部における摩
擦抵抗が極めて小さい場合には、その停止状態を保持す
ることができなくなって動きだしてしまうことがある。
【0005】また、その停止状態が保たれているときで
も、例えば、この可変容量形液圧装置システムを建設車
輌に使用しているときは、その建設車輌を停止状態にし
て建設作業をしていると走行系に外力トルクが加わるよ
うになり、可変容量形液圧装置の容量制御機能の補償が
十分でないと、精度,応答性によってはその停止状態を
保持することができなくなることがある。
【0006】一般に、移動慣性物体を加減速させる際の
加速度は、加速時の加速度よりも減速時の加速度(絶対
値)の方が大きい。また、移動慣性物体が車輌である場
合には、その安全性を確保する上で、車輌が停止状態か
ら最大速度に達するまでの時間(距離)よりも、最大速
度から停止状態になるまでの時間(距離)の方を短くす
る場合が多い。これを可変容量形液圧装置の単体で実現
しようとすると、減速加速度を得るためのトルク、すな
わち大きな容量が必要となり、かなり大型の可変容量形
液圧装置が必要となる。
【0007】このような点を解決する方法として、可変
容量形液圧装置の出力軸に機械式の制動装置(ブレー
キ)を付加する方法がある。しかしながら、このような
機械式の制動装置は、減速時にブレーキパッドが摺動部
に接触することにより発生する摩擦により、運動エネル
ギが熱エネルギに変換されるため、可変容量形液圧装置
の本来の特徴であるエネルギ回生の効果が目減りしてし
まう。また、このような機械式の制動装置を使用した場
合には、その熱エネルギの発生部を冷却する必要がある
と共に、磨耗するブレーキパッドを定期的に交換しなけ
ればならない等の問題点もあった。
【0008】この発明は、上記の問題点に鑑みてなされ
たものであり、可変容量形液圧装置の出力軸が停止指令
時に動き出さないようにすると共に、それを正確に停止
させることができるようにすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、軸の1回転当たりの押しのけ容量を変化
させることによって出力軸トルクを変化させる可変容量
形液圧装置と、その可変容量形液圧装置の第1のポート
に高圧を作用させる高圧液圧源及び第2のポートに連通
するリザーバタンクと、上記可変容量形液圧装置の最大
容量よりも小さい容量の固定容量形液圧装置とを設け
る。また、上記可変容量形液圧装置の出力軸と同一軸
に、固定容量形液圧装置の軸部を取り付け、その固定容
量形液圧装置の第1のポートを第1の逆止弁を介して高
圧液圧源に連通させる自由流れ方向の第1の管路と、リ
ザーバタンクから第2の逆止弁を介して固定容量形液圧
装置の第2のポートに連通させる自由流れ方向の第2の
管路と、第2のポートを第3の逆止弁を介して高圧液圧
源に連通させる自由流れ方向の第3の管路と、リザーバ
タンクから第4の逆止弁を介して第1のポートに連通さ
せる自由流れ方向の第4の管路とを設けて、可変容量形
液圧装置システムを構成したものである。
【0010】そうすることによって、単体の可変容量形
液圧装置の出力軸に慣性物体を取り付けて、その可変容
量形液圧装置の容量を容量センサにより測定し、その容
量をフィードバックすることによって容量を操作するよ
うにしている場合には、停止指令を出したときでも容量
センサの出力精度や制御の補償系の設計によっては容量
の零点を補償することができず、可変容量形液圧装置の
出力軸が動きだしてしまうことがある(クリープ)が、
それを防止して出力軸を正確に停止させることができ
る。
【0011】すなわち、可変容量形液圧装置の出力軸
に、その可変容量形液圧装置の最大容量よりも小さい容
量の固定容量形液圧装置の軸部を取り付けることによっ
て、出力軸に摩擦負荷を加えた場合と同様の制動トルク
を与えることができるので、その制動トルクによって出
力軸が回転してしまうのを抑えることができる。また、
運転中には、その可変容量形液圧装置の出力軸を停止さ
せる際に、出力軸に取り付けられた慣性物体の運動エネ
ルギがリザーバタンク内の作動液を、運転中の回転方向
に応じて第2の管路から固定容量形液圧装置を介して第
1の管路を通し、あるいは第4の管路から固定容量形液
圧装置を介して第3の管路を通して高圧液圧源へ還流さ
せることによって高圧液圧源に蓄えるため、その制動エ
ネルギを可変容量形液圧装置の駆動エネルギとして利用
することができるので、動力損失が極めて小さくて済
む。
【0012】さらに、上記可変容量形液圧装置システム
において、固定容量形液圧装置の第1のポートと第2の
ポートを連通させる位置と遮断する位置とに切り換えら
れる切換弁を設けるとよい。そうすれば、可変容量形液
圧装置の出力軸の停止保持が必要なときには、切換弁を
固定容量形液圧装置の第1のポートと第2のポートを遮
断する位置にすれば、上述した制動トルクを発生させる
ことによって可変容量形液圧装置の出力軸を正確に停止
させることができ、停止保持が不要なときはその制動ト
ルクを発生させる必要がないので、切換弁を上記第1の
ポートと第2のポートを連通させる位置にすれば、固定
容量形液圧装置から可変容量形液圧装置に制動トルクが
加わらないようにすることができるので、可変容量形液
圧装置の最大出力トルクの減衰が起きず、作動時の動力
損失もない。
【0013】また、上記切換弁を設けると共に、上記固
定容量形液圧装置の容量を可変容量形液圧装置の容量の
100%以上にして可変容量形液圧装置システムを構成
するようにしてもよい。そうすれば、大容量の固定容量
形液圧装置により高い制動トルクを発生させることがで
きるので、停止状態で出力軸に高いトルクが加わる場合
であっても、その動きだしを抑えることができる。ま
た、出力軸を回転させるときには、切換弁を作動させて
固定容量形液圧装置の第1のポートと第2のポートを連
通させることにより、上記の高い制動トルクを開放して
可変容量形液圧装置の最大出力トルクを減衰させずに回
転させることができる。
【0014】さらに、上記可変容量形液圧装置システム
において、上記切換弁に3位置切換弁を接続し、その3
位置切換弁が固定容量形液圧装置の第1のポートと第2
のポートを上記切換弁がそのポート間を連通させる位置
にあるときには連通させ、そのポート間を遮断する位置
にあるときには遮断させる第1の位置と、第1のポート
を高圧液圧源に直接連通させると共に第2のポートをリ
ザーバタンクに直接連通させる第2の位置と、第1のポ
ートをリザーバタンクに直接連通させると共に第2のポ
ートを高圧液圧源に直接連通させる第3の位置とに切り
換え可能にするとよい。そうすれば、切換弁を固定容量
形液圧装置の第1のポートと第2のポートを3位置切換
弁の各ポートにそれぞれ連通させる位置にし、且つ3位
置切換弁を第2の位置にすると、固定容量形液圧装置は
モータ動作となって正回転方向のトルクが発生するの
で、可変容量形液圧装置の出力軸が正方向に回転するの
を補助することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1はこの発明の第1の実施の
形態を説明するための可変容量形液圧装置システムを示
す回路図、図2は同じくその可変容量形液圧装置システ
ムの制御ブロック図である。図1に示す可変容量形液圧
装置システムは、軸の1回転当たりの押しのけ容量を変
化させることによって出力軸トルクを変化させる可変容
量形液圧装置1と、その可変容量形液圧装置1の第1の
ポートP1 に高圧を作用させる高圧液圧源である蓄圧器
8と、その可変容量形液圧装置1の第2のポートP2 に
連通するリザーバタンク9と、可変容量形液圧装置1の
最大容量よりも小さい容量の固定容量形液圧装置13と
を設けている。
【0016】そして、可変容量形液圧装置1の出力軸で
ある主軸5と同一軸に、固定容量形液圧装置13の軸部
13aを取り付け、固定容量形液圧装置13の第1のポ
ートPo1を第1の逆止弁14aを介して蓄圧器8に連通
させる自由流れ方向の第1の管路16と、リザーバタン
ク9から第2の逆止弁15bを介して固定容量形液圧装
置13の第2のポートPo2に連通させる自由流れ方向の
第2の管路17とを設けている。
【0017】また、第2のポートPo2を第3の逆止弁1
4bを介して蓄圧器8に連通させる自由流れ方向の第3
の管路25と、リザーバタンク9から第4の逆止弁15
aを介して第1のポートPo1に連通させる自由流れ方向
の第4の管路26とを設けている。なお、固定容量形液
圧装置13は、可変容量形液圧装置1の最大容量に対し
て、例えばその2〜30%程度の小さい容量のものを使
用する。
【0018】また、図1において2は、可変容量形液圧
装置1の容量を測定する容量センサであり、3a,3b
は可変容量形液圧装置1の容量を変化させるための液圧
シリンダである。また、4は液圧シリンダ3a又は3b
に圧液を作用させたり、その圧液を遮断したり、さらに
は液圧シリンダ3a又は3bをタンク23へ連通させた
りする制御を行なう制御弁(サーボ弁)である。また、
6は軸速度センサであり、可変容量形液圧装置1の主軸
5に一体に固定された軸部13aの回転速度(位相)を
測定することにより、主軸5の回転速度を測定する。
【0019】さらに、7は制御装置であり、主軸回転速
度指令及び軸速度センサ6からの回転速度相当量に応じ
た出力を入力すると共に、容量センサ2からの出力も入
力し、制御弁4に操作指令を出力する。さらにまた、1
0は逆止弁,11は補助ポンプユニット,12は主軸5
に取り付けられた慣性負荷である。なお、逆止弁14a
は、固定容量形液圧装置13の第1のポートPo1から蓄
圧器8へ向かう圧液の流れを許容し、逆止弁15bはリ
ザーバタンク9から固定容量形液圧装置13の第2のポ
ートPo2へ向かう圧液の流れを許容する。また、逆止弁
14bは、固定容量形液圧装置13の第2のポートPo2
から蓄圧器8へ向かう圧液の自由流れを許容し、逆止弁
15aはリザーバタンク9から固定容量形液圧装置13
の第1のポートPo1方向へ向かう圧液の流れを許容す
る。
【0020】この可変容量形液圧装置システムは、制御
装置7に主軸回転速度指令零が入力され、軸速度センサ
6が主軸5の回転速度を測定し、その測定した回転速度
が零となったところで制御弁4が図1に示す位置になっ
て操作指令が零になり、シリンダ3a,3bの変位が停
止して可変容量形液圧装置1の容量が固定される。この
ときの容量によって発生する主軸5のトルクと、その主
軸5に加わる外力によるトルク(負荷)が釣り合うこと
によって主軸5の回転停止状態が保持されるが、例えば
外力によるトルクが零のとき、正確に零揚力が保持され
なければこの釣り合いは保たれない。したがって、この
場合には主軸5が回りだしてしまうことになる。
【0021】このような現象を引き起こす要因の一つと
して、容量センサ2の零と、実際の揚力(トルク)零が
正確に一致していないことが考えられる。すなわち、制
御装置7は、容量センサ2から入力する容量零を示す信
号により容量を固定保持する操作指令を制御弁4に対し
て出力しているにも拘わらず、実際には可変容量液圧装
置1は若干のオフセットトルクを発生するため、主軸5
が回転してしまう。
【0022】このとき、主軸5に軸摩擦がなければ、そ
の主軸5は高速で回転してしまうことになるが、実際に
は主軸5に若干の摩擦力が働くので、上記オフセットト
ルクと釣り合う速度で回転する。また、主軸5が回りだ
す他の要因とし、低速領域で軸速度センサ6の出力が安
定しないこともあげられる。そのため、低速領域では主
軸5を正確に停止させることが難しい。
【0023】ここで、この発明の実施形態を説明するに
あたり、例えば主軸5が正方向に回転するとき、固定容
量形液圧装置13も同一方向に回転し、そのときの圧液
の流れが固定容量形液圧装置13において第1のポート
Po1から第2のポートPo2に流れるものとする。しか
し、第2のポートPo2からの管路18は、逆止弁14b
を通って蓄圧器8に連通しているため、その第2のポー
トPo2の圧力が蓄圧器8の圧液の圧力以上に昇圧されて
いるときに、始めてこのような圧液の流れが生じて、そ
れが流出する。
【0024】換言すれば、このような固定容量形液圧装
置13の第2のポートPo2の圧力が蓄圧器8の圧力に達
するトルク(以下、固定容量形液圧装置の制動トルクと
呼ぶ)に達しないようにすれば、主軸5の停止状態を保
持することができる。すなわち、可変容量形液圧装置1
のトルクが、固定容量形液圧装置13の制動トルクを上
回らなければ、主軸5の停止状態を保持できる。
【0025】この主軸5の回転開始条件は、逆止弁14
aの圧力損失が極めて小さいので、可変容量形液圧装置
1の容量(絶対値)が固定容量形液圧装置13の容量
(絶対値)より大きい場合である。そこで、容量センサ
2が測定した可変容量形液圧装置1の容量と実容量の誤
差が1%程度で管理されるとすると、固定容量形液圧装
置13の容量の精度は1%程度の誤差を考慮したもので
よいことになるが、このような液圧装置は通常複数の部
品が組み合わされて構成されていることを考慮すると、
実際の精度はそれよりも悪い場合が多い。
【0026】さらに、外力トルクに対する停止保持機能
を考慮すると、固定容量形液圧装置13の容量は、可変
容量形液圧装置1の最大容量の2%〜30%の範囲で設
計することが望ましい。一方、主軸回転速度指令が制御
装置7に入力されて主軸5が回転するとき、固定容量形
液圧装置13の制動トルクは可変容量形液圧装置1の抵
抗となるため、可変容量形液圧装置1の実出力トルク
は、可変容量形液圧装置1の容量分から固定容量形液圧
装置13の容量分を差し引いた値となる。
【0027】ところが、図1に示した実施の形態では、
このとき固定容量形液圧装置13が、圧液をリザーバタ
ンク9から蓄圧器8に還流するように働くため、この固
定容量形液圧装置13の上述した制動トルクは動力損失
にはならない。また、加速時の加速度に比して減速時の
加速度が大きい駆動系が構成される。
【0028】このように、この実施の形態による可変容
量形液圧装置システムによれば、従来の可変容量形液圧
装置システムの特徴を維持したまま、主軸5の停止保持
を効果的に行なうことができ、可変容量形液圧装置1の
主軸5を回転させるときには動力損失が生じないように
することができる。また、固定容量形液圧装置13は、
同容量の可変容量形液圧装置に比較して非常に小型であ
って、しかも安価にできるため、この実施の形態によれ
ば、特別のスペースファクタを必要とせず(省スペー
ス)、コスト面でのメリットも大きい。なお、図1に一
例として示した実施の形態では容量センサ2を設け、そ
の容量センサ2によって測定した可変容量形液圧装置1
の容量を制御装置7にフィードバックするようにしてい
るが、これは制御の安定性を向上させるためである。
【0029】この可変容量形液圧装置システムは、図2
に示すように、軸の1回転当たり容量に比例したトルク
で可変容量形液圧装置1の主軸5を回転させるものであ
るが、その主軸5の回転速度をロータリエンコーダ21
により周波数として検出し、それをF/Vコンバータ2
2を介して電圧値としてフィードバックし、その測定結
果を主軸回転速度指令と比較演算して、その結果により
可変容量形液圧装置1の容量を操作するものである。
【0030】すなわち、主軸回転速度指令と可変容量形
液圧装置1の主軸5の速度との差信号が制御補償を通り
精度を高められて制御弁4に至り、シリンダ3a,3b
を加速度,減速度に対応した状態にする。この状態で、
速度を増加させる加速が行なわれ、設定速度に達して加
速が完了すると、制御弁4が作動してシリンダ3a,3
bを最小状態(零)にする。そのシリンダ3a,3bの
変位量は主軸5のトルクに比例し、トルクは加速度に比
例する。そして、主軸5には慣性負荷12を取り付けて
いるので、その角速度は加速度の一次積分で得られる。
この速度を、上述したようにロータリエンコーダ21に
より周波数として検出し、F/Vコンバータ22を介し
て電圧値としてフィードバックする。
【0031】ところで、このように主軸5に慣性負荷1
2を取り付けると、容量センサ2の出力精度や制御の補
償系の設計によっては、可変容量形液圧装置1の容量の
零点は補償できず、主軸回転速度指令に零を入力してい
ても前述したような主軸5にクリープ(動きだし)が生
じてしまう。この微小容量において、軸出力に不感帯を
設けるためには制動トルクが必要であり、一般には、軸
に摩擦トルクを生じさせる等の手段が考えられるが、そ
のようにするとその摩擦部分で発熱するため、動力損失
を生じる。
【0032】そこで、この発明の実施の形態では、図1
で前述したように可変容量形液圧装置1の主軸5に、そ
の可変容量形液圧装置1の最大容量よりも小さい容量の
固定容量形液圧装置13の軸部13aを取り付けると共
に、前述した回路構成にすることによって、摩擦トルク
を主軸5に生じさせると同様の固定容量形液圧装置13
による制動トルクを発生させながら、可変容量形液圧装
置1の運転中には、その固定容量形液圧装置13の制動
エネルギを可変容量形液圧装置1の駆動エネルギとして
利用するようにしたので、動力損失は極めて小さくて済
む。
【0033】例えば、可変容量形液圧装置1の最大容量
に対して10%の容量の固定容量形液圧装置13を用い
たとすると、可変容量形液圧装置1の速度制御装置の容
量操作部の指令値、あるいは容量測定誤差が10%(最
大容量に対し)以下のレベルでは動き出さないので、主
軸5の停止を確実に保持することができる。同様に、固
定容量形液圧装置13の容量によって、その容量操作指
令値に対する不感帯が決定される。
【0034】次に、図3を使用してこの発明の第2の実
施の形態を説明する。なお、図3において図1と対応す
る部分には同一の符号を付してある。この第2の実施の
形態は、図1で説明した可変容量形液圧装置システムに
対し、固定容量形液圧装置13の第1のポートPo1と第
2のポートPo2を連通させる位置と遮断する位置とに切
り換えられる切換弁19を付加した点のみが異なる。
【0035】前述した実施の形態で、固定容量形液圧装
置13の制動トルクは、可変容量形液圧装置1の抵抗と
なるため、実出力トルクは可変容量形液圧装置1の容量
分から固定容量形液圧装置13の容量分を差し引いた値
になることを説明したが、この第2の実施の形態では、
この問題を解決するため、主軸5の回転中等に上記制動
トルクを開放するための切換弁19を付加している。
【0036】このように、主軸5の回転中等に切換弁1
9を開放状態(図3に図示の位置から右行させる)にす
ると、主軸5が回転したとき固定容量形液圧装置13の
第1のポートPo1と第2のポートPo2が連通するため、
その第1と第2のポートPo1とPo2の間には圧力差が生
じないため固定容量形液圧装置13の制動トルクが発生
しない。
【0037】また、切換弁19を遮断状態(図3に示す
位置)にすると、これまでに説明した停止保持機能が可
変容量形液圧装置1に働くので、例えば主軸回転速度指
令がある絶対値以上になったとき、切換弁19を開放状
態に切り換えるように操作すればよい。このような構成
にすると、固定容量形液圧装置13の容量を可変容量形
液圧装置1の容量の100%以上にして高い制動トルク
を発生させるようにしても、主軸5の回転運動に問題を
生じない。
【0038】したがって、例えばショベルカーにおいて
は、掘削作業時に走行系が停止している状態で大きな外
力を受けるため、それに抗する高い制動トルクが必要で
あるが、この実施の形態による可変容量形液圧装置シス
テムを使用すれば、前述の如く所望の高い制動トルクが
得られるので特に有効である。また、この実施の形態で
は、急激な減速が必要な場合にも有効である。しかも、
その高い制動トルクを、高い省エネ性,容易な制御性を
維持しながら得ることができる。
【0039】このように、固定容量形液圧装置13の第
1のポートPo1と第2のポートPo2を連通させる位置と
遮断する位置とに切り換えられる切換弁19を具備する
ことによって、固定容量形液圧装置13の主軸5の回転
停止保持が必要な状態において、切換弁19を第1のポ
ートPo1と第2のポートPo2とを遮断する位置にするこ
とによって、可変容量形液圧装置1の最大出力トルクの
減衰を起こさせずに、且つ作動時の動力損失もなく所望
の制動トルクを発生させることができる。
【0040】一方、可変容量形液圧装置1の主軸5の回
転停止保持が不要な状態(運転状態等)においては、固
定容量形液圧装置13は制動トルクを発生させる必要が
ないので、切換弁19を第1のポートPo1と第2のポー
トPo2を連通させる位置にすればよい。このように、こ
の発明の実施の形態では、図1で説明した発明の実施の
形態の場合にはエネルギ的には非常に有効であるが、最
大出力トルクが固定容量形液圧装置13の容量分だけ減
衰してしまうということと、その固定容量形液圧装置1
3の容量を余り大きくできないとう欠点があったが、そ
れを解決することができる。なお、余り大きい容量の固
定容量形液圧装置13を用いると、切換弁19の圧力損
失によるエネルギ損失が無視できなくなるので、この点
を注意する必要がある。
【0041】次に、図4を使用してこの発明の第3の実
施の形態を説明する。なお、図4において図3と対応す
る部分には同一の符号を付してある。この第3の実施の
形態は、図3の可変容量形液圧装置システムに対し、さ
らに3位置切換弁20を設けている。
【0042】そして、その3位置切換弁20により、固
定容量形液圧装置13の第1のポートPo1と第2のポー
トPo2を切換弁19が図4に示した位置から右行した位
置にあるときには連通させ、図示の位置にあるときには
遮断させる第1の位置(図4の位置)と、第1のポート
Po1を蓄圧器8に直接連通させると共に第2のポートP
o2をリザーバタンク9に直接連通させる第2の位置(図
4から左行させた位置)と、第1のポートPo1をリザー
バタンク9に直接連通させると共に第2のポートPo2を
蓄圧器8に直接連通させる第3の位置(図4から右行さ
せた位置)とに切り換え可能にしている。
【0043】この実施の形態では、制御装置7が正方向
の主軸回転速度指令を入力したとき、切換弁19を図4
で右行させることによって解放状態に切り換えて主軸5
を回転させるが、これに加え、例えば3位置切換弁20
を図4に示すaポジションに切り換えると(左行)、第
1のポートPo1が蓄圧器8に連通され、第2のポートP
o2はリザーバタンク9に連通される。
【0044】その結果、固定容量形液圧装置13は正回
転方向のトルクを発生し、可変容量形液圧装置1のトル
クを補助するように働く。したがって、可変容量形液圧
装置1だけの出力トルクよりも高い実出力トルクを得る
ことができる。そして、この実施の形態による可変容量
形液圧装置システムによれば、同一の最大出力トルクの
単一の可変容量形液圧装置に比較して安価に構成できる
場合がある。
【0045】この3位置切換弁20の切り換えは、例え
ば主軸回転速度指令と軸速度センサ6のフィードバック
量から得られる偏差が所定のしきい値を越えた場合に切
り換えるようにするとよい。例えば、上記偏差が正のし
きい値を越えたときは、3位置切換弁20の切換位置を
aポジションにし、負のしきい値を越えた場合はbポジ
ションに切り換えるようにする。
【0046】図5は可変容量形液圧装置の主軸と固定容
量形液圧装置の軸部とを電磁クラッチ等の接続手段を介
して接続するようにした実施の形態を主要な部分のみ示
す回路図であり、図1と対応する部分には同一の符号を
付してある。また、図示以外の構成は図1と同様であ
る。この実施の形態では、可変容量形液圧装置1の主軸
5と固定容量形液圧装置13の軸部13aとを電磁クラ
ッチ等の接続手段35で接続したり、切り離したりでき
るようにしている。
【0047】その接続手段35を接続状態にしておけ
ば、図1で説明した可変容量形液圧装置システムと同様
な作用を果たす。また、それを切り離した状態にしてお
けば、固定容量形液圧装置13の制動トルクが主軸5に
作用しなくなる。すなわち、この実施の形態では、電磁
クラッチ等の接続手段35が、図3で説明した実施の形
態における切換弁19と同様な役割を果たす。
【0048】このようにすれば、図3で説明した可変容
量形液圧装置システムの場合には、主軸5の回転状態
(無制動状態)では、切換弁19を作動液が通過するた
め、そこに僅かながら圧力損失が生じると共に固定容量
形液圧装置固有の摩擦トルクが動力損失となるが、この
ように電磁クラッチ等の接続手段35を設けることによ
り、そのような問題を解決することができる。なお、そ
の接続手段35を駆動(主軸5と軸部13aの接続と切
り離し)は、図3の実施の形態で説明した切換弁19を
作動させるのと同様なアルゴリズムで、接続手段35に
駆動信号(接続・切り離し信号)を送ればよい。
【0049】以上、この発明の各実施の形態についてそ
れぞれ説明したが、その各実施の形態で上述した各可変
容量形液圧装置システムを構成するとき、可変容量形液
圧装置1は斜板式アキシャルピストン形を用いるのが容
易であるが、その他のベーン形,ラジアルピストン形等
の可変容量形液圧装置を使用するようにしてもよい。ま
た、固定容量形液圧装置13は、トルクを発生しながら
回転したり、大流量を吐出したりするわけではないので
特別に高い効率のものを必要としない。したがって、い
わゆる容積形ポンプであればベーン,ピストン,ネジタ
イプ等のうち何れのものを用いてもよいが、コスト,ス
ペースファクタを考えると歯車形の優位性が高い。
【0050】さらに、逆止弁、またはその逆止弁に加え
て切換弁を含む固定容量形液圧装置を複数設けることに
よっても、上述した発明の実施の形態と同様な効果が得
られるものは、この発明に含まれる。さらにまた、次に
掲げるような各構成のものも、同様にこの発明に含まれ
る。すなわち、レゾルバ等のセンサの種類が異なった
り、容量センサを用いない構成にして軸の回転位相を制
御するようにした場合等のように、構成を含む制御アル
ゴリズムが異なる場合であっても、固定容量形液圧装置
と蓄圧器と逆止弁とによって制動機能が得られ、その制
動機能によるエネルギ損失が生じないように構成したも
の。
【0051】あるいは、主軸に対し固定容量形液圧装置
の軸部を歯車等を用いてトルク伝達するように構成した
もの。可変容量形液圧装置と、固定容量形液圧装置の出
力軸に対する配置が上述した各実施の形態と異なるも
の。補助ポンプユニットを内燃機関等、電動機以外の原
動機を用いて運転するようにしたもの。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、停止指令時における容量センサの誤差等により発生
する可変容量形液圧装置の主軸の動き出し(クリープ)
を抑制し、それを正確に停止させることができる。そし
て、その際の動力損失を極めて小さくすることができ
る。また、コストアップ率及び装置全体の重量を非常に
小さくすることができると共に、省スペースにできる。
さらに、非常に大きい外力トルクに対しても停止保持を
行なうことができる。さらに、大容量の可変容量液圧装
置と同等の特性を安価に実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態を説明するための
可変容量形液圧装置システムを示す回路図である。
【図2】同じくその可変容量形液圧装置システムの制御
ブロック図である。
【図3】この発明の第2の実施の形態を説明するための
可変容量形液圧装置システムを示す回路図である。
【図4】この発明の第3の実施の形態を説明するための
可変容量形液圧装置システムを示す回路図である。
【図5】可変容量形液圧装置の主軸と固定容量形液圧装
置の軸部とを電磁クラッチ等の接続手段を介して接続す
るようにした実施の形態を主要な部分のみ示す回路図で
ある。
【図6】従来の可変容量形液圧装置システムの一例を示
す回路図である。
【符号の説明】
1:可変容量形液圧装置 5:主軸(出力軸) 8:蓄圧器(高圧液圧源) 9:リザーバタンク 13:固定容量形液圧装置 13a:軸部 14a:第1の逆止弁 14b:第3の逆止弁 15a:第4の逆止弁 15b:第2の逆止弁 16:第1の管路 17:第2の管路 19:切換弁 20:3位置切換弁 25:第3の管路 26:第4の管路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸の1回転当たりの押しのけ容量を変化
    させることによって出力軸トルクを変化させる可変容量
    形液圧装置と、該可変容量形液圧装置の第1のポートに
    高圧を作用させる高圧液圧源及び第2のポートに連通す
    るリザーバタンクと、前記可変容量形液圧装置の最大容
    量よりも小さい容量の固定容量形液圧装置とを設けると
    共に、 前記可変容量形液圧装置の出力軸と同一軸に、前記固定
    容量形液圧装置の軸部を取り付け、該固定容量形液圧装
    置の第1のポートを第1の逆止弁を介して前記高圧液圧
    源に連通させる自由流れ方向の第1の管路と、前記リザ
    ーバタンクから第2の逆止弁を介して前記固定容量形液
    圧装置の第2のポートに連通させる自由流れ方向の第2
    の管路と、前記第2のポートを第3の逆止弁を介して前
    記高圧液圧源に連通させる自由流れ方向の第3の管路
    と、前記リザーバタンクから第4の逆止弁を介して前記
    第1のポートに連通させる自由流れ方向の第4の管路と
    を設けたことを特徴とする可変容量形液圧装置システ
    ム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の可変容量形液圧装置シス
    テムにおいて、前記固定容量形液圧装置の第1のポート
    と第2のポートを連通させる位置と遮断する位置とに切
    り換えられる切換弁を設けたことを特徴とする可変容量
    形液圧装置システム。
  3. 【請求項3】 軸の1回転当たりの押しのけ容量を変化
    させることによって出力軸トルクを変化させる可変容量
    形液圧装置と、該可変容量形液圧装置の第1のポートに
    高圧を作用させる高圧液圧源及び第2のポートに連通す
    るリザーバタンクとを設けると共に、 前記可変容量形液圧装置の出力軸と同一軸に、容量を前
    記可変容量形液圧装置の容量の100%以上とした固定
    容量形液圧装置の軸部を取り付け、該固定容量形液圧装
    置の第1のポートを第1の逆止弁を介して前記高圧液圧
    源に連通させる自由流れ方向の第1の管路と、前記リザ
    ーバタンクから第2の逆止弁を介して前記固定容量形液
    圧装置の第2のポートに連通させる自由流れ方向の第2
    の管路と、前記第2のポートを第3の逆止弁を介して前
    記高圧液圧源に連通させる自由流れ方向の第3の管路
    と、前記リザーバタンクから第4の逆止弁を介して前記
    第1のポートに連通させる自由流れ方向の第4の管路
    と、前記固定容量形液圧装置の第1のポートと第2のポ
    ートを連通させる位置と遮断する位置とに切り換えられ
    る切換弁とを設けたことを特徴とする可変容量形液圧装
    置システム。
  4. 【請求項4】 請求項1又は3記載の可変容量形液圧装
    置システムにおいて、前記切換弁に3位置切換弁を接続
    し、該3位置切換弁が前記固定容量形液圧装置の第1の
    ポートと第2のポートを前記切換弁が前記連通させる位
    置にあるときには連通させ、前記遮断する位置にあると
    きには遮断させる第1の位置と、前記第1のポートを前
    記高圧液圧源に直接連通させると共に第2のポートを前
    記リザーバタンクに直接連通させる第2の位置と、前記
    第1のポートを前記リザーバタンクに直接連通させると
    共に第2のポートを前記高圧液圧源に直接連通させる第
    3の位置とに切り換え可能であることを特徴とする可変
    容量形液圧装置システム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0989308A3 (en) * 1998-09-25 2001-03-07 Lucas Industries Limited Hydraulic motor
EP0952354A3 (de) * 1998-04-24 2001-03-07 F. Haberkorn Hydraulik Produktionsgesellschaft m.b.H. Eilgangschaltung für hydraulische Ölmotoren und Zylinder
JP2005279865A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Yokota Kogyo Kk 衝撃式締付工具
CN102852709A (zh) * 2012-09-06 2013-01-02 刘志兵 一种液压发动机及其控制方法

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