JPH0972278A - 斜板式圧縮機 - Google Patents

斜板式圧縮機

Info

Publication number
JPH0972278A
JPH0972278A JP7230178A JP23017895A JPH0972278A JP H0972278 A JPH0972278 A JP H0972278A JP 7230178 A JP7230178 A JP 7230178A JP 23017895 A JP23017895 A JP 23017895A JP H0972278 A JPH0972278 A JP H0972278A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder block
swash plate
shaft
block side
race
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7230178A
Other languages
English (en)
Inventor
Kimihiro Ishikawa
公寛 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP7230178A priority Critical patent/JPH0972278A/ja
Publication of JPH0972278A publication Critical patent/JPH0972278A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
  • Compressor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シャフトの回転力が固定側レースに伝達され
難くし、固定側レースの連れ回りを防止するようにした
斜板式圧縮機を提供する。 【解決手段】 斜板2とシリンダブロック6との間に位
置するスラストベアリング13、14が斜板2のシャフ
ト軸方向の荷重を支持し、このスラストベアリング1
3、14の一部を構成する固定側レースとしてのシリン
ダブロック側レース15、16の径方向内側の環状端面
がテーパ面25になっている。圧縮機の作動時、ピスト
ン往復運動のさいに斜板2のみそ擦り運動に伴いシリン
ダブロック側レース15、16がシャフト1に接触する
場合、この接触は基本的に線接触する一部分であるた
め、この接触によりシリンダブロック側レース15、1
6に作用するトルクTbが低減されるので、シリンダブ
ロック側レース15、16の連れ回りを防止することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、斜板式圧縮機に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の斜板式圧縮機として実開昭57−
134370号公報に開示されるカーエアコン用斜板式
圧縮機が知られている。この種の斜板式圧縮機は、駆動
源の駆動力により回転するシャフトに固定される斜板の
回転運動を受けて往復運動するピストンを設け、このピ
ストンの往復運動を支持するシリンダ部を有するシリン
ダブロックを備え、シャフトの回転により半回転ごとに
交互に流体の流入および吐出を行う。
【0003】この従来のものでは、シリンダブロックと
斜板との間に位置するスラストベアリングが斜板のシャ
フト軸方向の荷重を支持し、このスラストベアリングの
シリンダブロックと当接するレースに廻止め手段を形成
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この実開昭57−13
4370号公報に開示される斜板式圧縮機では、固定側
レースに係止爪を出し、この係止爪をシリンダブロック
に係合することにより廻止めを行うものであるが、前記
係止爪があるためレース転動面の加工が困難となり、製
造コストが高くなるという問題がある。
【0005】また発明者の実験によると、圧縮機の稼働
時、固定側レースの連回りが発生する主な原因は、圧縮
圧力変動により固定側レースがシャフトに接触押圧し、
この接触時にシャフト回転力が固定側レースに伝達され
ることによるものであることが発見された。この発見に
基づく知見を更に分析すると、例えば図5に示すよう
に、シャフト1の駆動力により斜板2がみそ擦り運動を
するのであるが、スラストベアリングの一部を構成する
固定側レース31、32を回転するトルクは、ニードル
19、20からの転がり接触とシャフト1からの滑り接
触によるものである。転がり接触により発生するトルク
Ta、滑り接触により発生するトルクTbとすると、T
b>Taであり、この滑り接触によるトルクTbは、固
定側レース31、32の内周端がシャフト1に押圧接触
していることが前提となって発生するトルクである。
【0006】実験によると、無負荷運転以外の運転時、
ピストン往復運動のさいに斜板2のみそ擦り運動に伴い
固定側レース31、32がシャフト1に面接触し、また
この面接触する位置は圧縮の負荷変動に伴い移動するこ
とが判明している。この接触により発生するトルクTb
を極力減らして固定側レースの連れ回りを防止するのが
本発明のねらいとするところである。
【0007】本発明の目的は、シャフトの回転力が固定
側レースに伝達され難くし、固定側レースの連れ回りを
防止するようにした斜板式圧縮機を提供することにあ
る。本発明の他の目的は、固定側レースに当接するシリ
ンダブロックの摩耗を低減し、摩擦接触に伴う異音の発
生を防止する斜板式圧縮機を提供すすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の斜板式圧縮機は、駆動源の駆動力により回転するシャ
フトと、このシャフトに固定されシャフトと一体に回転
する斜板と、この斜板の回転を受けて往復運動するピス
トンと、このピストンの往復運動を支持するシリンダ部
を有するシリンダブロックと、このシリンダブロックと
前記斜板との間に位置し前記斜板の前記シャフト軸方向
の荷重を支持するスラストベアリングとを備え、前記ス
ラストベアリングは、前記斜板に当接する斜板側レース
と、前記シリンダブロックに当接するシリンダブロック
側レースと、前記斜板側レースと前記シリンダブロック
側レースとの間で両レースに転がり接触する関係にある
ニードルとを含み、かつ、前記シリンダブロック側レー
スは、前記シャフトに対向する径方向内側の環状端面が
前記シャフトとの関係において傾斜するテーパ面になっ
ていることを特徴とする。
【0009】本発明の請求項2に記載の斜板式圧縮機
は、請求項1記載の斜板式圧縮機において、前記シリン
ダブロック側レースの前記テーパ面は、前記シリンダブ
ロック側に小径になっていることを特徴とする。本発明
の請求項3に記載の斜板式圧縮機は、請求項1または2
記載の斜板式圧縮機において、前記シリンダブロック側
レースは、前記シャフトと接触する可能性のある部分に
コーティング層が設けてあることを特徴とする。
【0010】本発明の請求項4に記載の斜板式圧縮機
は、駆動源の駆動力により回転するシャフトと、このシ
ャフトに固定されシャフトと一体に回転する斜板と、こ
の斜板の回転を受けて往復運動するピストンと、このピ
ストンの往復運動を支持するシリンダ部を有するシリン
ダブロックと、このシリンダブロックと前記斜板との間
に位置し前記斜板の前記シャフト軸方向の荷重を支持す
るスラストベアリングとを備え、前記スラストベアリン
グは、前記斜板に当接する斜板側レースと、前記シリン
ダブロックに当接するシリンダブロック側レースと、前
記斜板側レースと前記シリンダブロック側レースとの間
で両レースに転がり接触する関係にあるニードルとを含
み、かつ、前記シリンダブロック側レースは、前記シャ
フトと非接触の状態で前記シリンダブロックに係止され
ていることを特徴とする。
【0011】
【作用および発明の効果】請求項1に記載の斜板式圧縮
機によると、斜板とシリンダブロックとの間に位置する
スラストベアリングが斜板のシャフト軸方向の荷重を支
持し、このスラストベアリングを構成する固定側レース
としてのシリンダブロック側レースの径方向内側の環状
端面が前記シャフト軸方向との関係において傾斜するテ
ーパ面になっている。このため、圧縮機の作動時、ピス
トン往復運動のさいに斜板のみそ擦り運動に伴いシリン
ダブロック側レースがシャフトに接触する場合、この接
触は基本的に線接触する一部分であるため、この接触に
よりシリンダブロック側レースに作用するトルクTbが
低減されるので、シリンダブロック側レースの連れ回り
を確実に防止することができる。
【0012】請求項2に記載の斜板式圧縮機によると、
シリンダブロック側レースのテーパ面がシリンダブロッ
ク側に小径になっているため、前記テーパ面が斜板側に
小径になっている場合に比べ、前記トルクTbの値が相
対的になお一層低減されるので、シリンダブロック側レ
ースの連れ回りを確実に防止することができる。請求項
3に記載の斜板式圧縮機によると、シリンダブロック側
レースのシャフトと接触する可能性のある部分にコーテ
ィング層が設けてあるため、摩擦接触抵抗が低減される
ので、前記トルクTbの値が相対的になお一層低減され
る。
【0013】請求項4に記載の斜板式圧縮機によると、
シリンダブロック側レースがシャフトと非接触の状態で
前記シリンダブロックに係止されているため、シャフト
の回転力がシリンダブロック側レースに伝達されないだ
けでなく、シリンダブロックのシリンダブロック側レー
スとの当接部の摩耗が低減される効果がある。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発の実施例を図面に基づ
いて説明する。 (第1実施例)図1、2において、1はシャフトであ
り、図示されない電磁クラッチを介して駆動源をなす自
動車用エンジンに連結し、エンジンの駆動力により回転
するものである。2はシャフト1にキー止めにより固定
されるとともにシャフト1と一体に回転する斜板であ
り、この斜板2の回転はシュー4を介してピストン5を
往復運動させる。6はこのピストン5の往復運動を支持
するシリンダ部7を有するシリンダブロックである。
【0015】8、28はシリンダブロック6の両側に位
置するハウジングで、バルブプレート9の連通穴(図示
せず)を介してシリンダブロック6の副吸入室とを連通
している。そして、このハウジング8、28の内前記副
吸入室と連通穴(図示せず)を介して直接連通する部分
には吸入室8a、28aが形成されており、さらにこの
ハウジング8、28中、吸入室8a、28aの外側で前
記ピストン5と対向する位置には吐出室8b、28bが
形成されている。
【0016】11、12は通常のニードルベアリングを
用いたラジアルベアリングであり、前記シリンダブロッ
ク6にアウターレース11a、12aを固定され前記シ
ャフト1を回転自在に保持するものである。13、14
はスラストベアリングであり、固定側レースとしてのシ
リンダブロック側レース15、16がシリンダブロック
6に固定され、回転側レースとしての斜板側レース1
7、18が斜板2と共に回転し、両レース15、16、
17、18の間の回転をニードル19、20で支持する
ことにより、斜板2のスラスト方向(軸方向)にかかる
力、つまり斜板2がピストンを往復運動させるとき受け
る反力を支持するものである。
【0017】そして、シリンダブロック側レース(固定
側レース)15、16は、中空円板状の形状をしてお
り、その中央の中空部にシャフト1が挿通されており、
内周端にテーパ面25が形成されている。このテーパ面
25は、この実施例ではシリンダブロック6側の内径が
小径に形成されている。シャフト1とシリンダブロック
側レース15、16が当接するときは、このシリンダブ
ロック側レース15、16のテーパ面25のシリンダブ
ロック6側でシャフト1と環状に線接触する。したがっ
て、シリンダブロック側レース15、16はニードル1
9、20と転がり接触をし、シャフト1と滑り接触をす
る。このためシリンダブロック側レース15、16とシ
ャフト1との滑り接触部は線接触状態となり、摩擦接触
面積が小さいため、シャフト1の回転がシリンダブロッ
ク側レース15、16に伝達され難くなっている。した
がってシリンダブロック側レース15、16の回転が阻
止されることにより、従来回転する傾向があったシリン
ダブロック側レース15、16とシリンダブロック6と
の当接部26、27の摩耗が低減される。
【0018】なお、図2において、21はシリンダブロ
ック側の空間である。22はシャフトシールで、前記ハ
ウジング8、28のうち駆動源よりに位置するハウジン
グ8と、前記シャフト1との間に位置して、圧縮機内部
の冷媒ガスおよび潤滑油が外部へ漏れないようハウジン
グ8とシャフト1との間の気密を保持するものである。
【0019】次に、上記構成よりなる斜板式圧縮機の作
用を説明する。図示しない電磁クラッチが入りシャフト
1および斜板2が回転し始めると、図示しないエバポレ
ータで気化された霧状の潤滑油を含む冷媒ガスは、冷媒
導入口23よりシリンダブロック6の副吸入室へ噴出
し、次いで、バルブプレート9の連通穴を通って左右の
ハウジング8、28の吸入室8a、28aに流入する。
そして斜板2の回転に伴ないシリンダ部7内を往復運動
するピストン5が吸入行程となったとき、冷媒ガスはバ
ルブプレート9中の図示しない吸入口より弾性金属板に
形成された吸入弁を経てシリンダ7部内へ吸い込まれ
る。次にピストン5が圧縮行程に移ると、吸入弁によっ
て吸入口が閉じられ、シリンダ部7内の冷媒ガスは、バ
ルブプレート9中の吐出口吐出弁を経てハウジング8、
28内の吐出室8b、28bへ吐出し、再びバルブプレ
ート9の図示しない吐出側連通穴よりシリンダブロック
6内の図示しない副吐出室へ流出し、その後ピストン5
の圧縮行程で高温高圧になった冷媒ガスは図示しない吐
出口より図示しないコンデンサへ送られる。
【0020】この圧縮機の作動時、ピストン5の圧縮作
用の反作動として斜板2に加わる荷重は、ラジアルベア
リング11、12とスラストベアリング13、14との
両者によって支えられるのであるが、直接的にはスラス
トベアリング13、14により支持されることになる。
そして、本例の場合、圧縮機の作動時、斜板2にはピス
トン5から伝達される圧縮反力が作用しており、この圧
縮反力はシャフト1の軸方向に対するモーメントがシャ
フト1回転ごとに一回りすることを意味している。シリ
ンダブロック側レース15、16に対し斜板2からのみ
そ擦り運動に伴うみそ擦り外力が作用する。このみそ擦
り外力の作用によりシャフト1からシリンダブロック側
レース15、16が受ける押圧力の大きさは変動する。
【0021】本実施例によると、シャフト1とシリンダ
ブロック側レース15、16が当接するとき、シャフト
1とシリンダブロック側レース15、16との接触部が
テーパ面25の最小内径部分の線接触する部分であるた
め、シャフト1の回転力がシリンダブロック側レース1
5、16には伝わり難くなっている。したがって、シリ
ンダブロック側レース15、16の回転が阻止され、シ
リンダブロック6の当接部26、27の摩耗が低減され
る。
【0022】したがって、シリンダブロック側レース1
5、16が常にシリンダブロック6に固定されることに
なり、ニードル19、20の転動抵抗を受けてシリンダ
ブロック6との間に相対運動を起こすということがなく
なるため、シリンダブロック側レース15、16の摺動
による受座面の異常摩耗がなくなる。以上説明したよう
に、本発明の斜板式圧縮機ではスラストベアリングのシ
リンダブロック側レースに廻止め手段を設けて、この廻
止め手段によって、レースとシリンダブロック受座面と
の間の相対移動を阻止するようにしたため、シリンダブ
ロック受座面の異常摩耗を防止でき、異音の発生を防ぐ
ことができるという優れた効果を有する。
【0023】しかも、本発明では、廻止め手段をスラス
トベアリングのレースに形成し、別部材は設けないよう
にしたため、上述の異常摩耗防止効果を大幅なコストア
ップなしに達成できるという優れた効果を有する。 (第2実施例)本発明の第2実施例を図3に示す。
【0024】図3に示す実施例では、固定側レースとし
てのシリンダブロック側レース35、36の内周端に形
成されるテーパ面38が斜板2側で小径となっている。
第1実施例のように、シリンダブロック側レース15、
16の内周テーパ面はシリンダブロック6側で小径にな
っている方が望ましい。この方がシャフト1の回転力が
シリンダブロック側レース15、16に伝わり難いから
である。
【0025】しかし、この第2実施例のように本発明で
は、シリンダブロック側レース35、36の内周面の斜
板2側で小径に形成してもよい。この場合にもシャフト
1とシリンダブロック側レース35、36とは環状に線
接触状態となっているので、シャフト1がシリンダブロ
ック側レース35、36に当接する場合、シャフト1と
シリンダブロック側レース35、36とが当接した際に
シャフト1の回転力がシリンダブロック側レース35、
36に伝達され難いため、シリンダブロック側レース3
5、36の連れ回りが防止される。
【0026】また、テーパ面38にPTFEコーティン
グを施すことにより、シャフト1との滑り接触抵抗を低
減することができる。 (第3実施例)本発明の第3実施例を図4に示す。図4
に示す第3実施例は、固定側レースとしてのシリンダブ
ロック側レース45、46がシリンダブロック6に係止
する機構を設けた例である。
【0027】シリンダブロック側レース45、46は、
中空円板状で、外周部に環状の鍔部48、49を有し、
この鍔部48、49がシリンダブロック6の案内部5
0、51に係止されている。シリンダブロック側レース
45、46の内周端52、53は、シャフト1に接触し
ないようにシャフト1の外周から離間する内径に形成さ
れている。
【0028】この第3実施例によると、シャフト1とシ
リンダブロック側レース45、46とが非接触の状態に
あるため、シャフト1の回転がシリンダブロック側レー
ス45、46に伝達されるのが防止されている。またシ
リンダブロック側レース45、46は、シリンダブロッ
ク6の案内部50、51に係止されて位置決めされて位
置ずれしないようになっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の主要部を示す部分断面図
である。
【図2】本発明の第1実施例の斜板式圧縮機の断面図で
ある。
【図3】本発明の第2実施例の主要部を示す部分断面図
である。
【図4】本発明の第3実施例の主要部を示す部分断面図
である。
【図5】従来例の要部を示す部分断面図である。
【符号の説明】
1 シャフト 2 斜板 4 シュー 5 ピストン 6 シリンダブロック 7 シリンダ部 8 ハウジング 8a 吸入室 8b 吐出室 13、14 スラストベアリング 15 シリンダブロック側レース(固定側レース) 16 シリンダブロック側レース(固定側レース) 17 斜板側レース(回転側レース) 18 斜板側レース(回転側レース) 19、20 ニードル 25 テーパ部 26、27 当接部 35 シリンダブロック側レース(固定側レース) 36 シリンダブロック側レース(固定側レース) 38 テーパ部 45 シリンダブロック側レース(固定側レース) 46 シリンダブロック側レース(固定側レース) 48、49 鍔部 50、51 案内部 52、53 内周端

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動源の駆動力により回転するシャフト
    と、 このシャフトに固定されシャフトと一体に回転する斜板
    と、 この斜板の回転を受けて往復運動するピストンと、 このピストンの往復運動を支持するシリンダ部を有する
    シリンダブロックと、 このシリンダブロックと前記斜板との間に位置し前記斜
    板の前記シャフト軸方向の荷重を支持するスラストベア
    リングとを備え、 前記スラストベアリングは、前記斜板に当接する斜板側
    レースと、前記シリンダブロックに当接するシリンダブ
    ロック側レースと、前記斜板側レースと前記シリンダブ
    ロック側レースとの間で両レースに転がり接触する関係
    にあるニードルとを含み、かつ、 前記シリンダブロック側レースは、前記シャフトに対向
    する径方向内側の環状端面が前記シャフトとの関係にお
    いて傾斜するテーパ面になっていることを特徴とする斜
    板式圧縮機。
  2. 【請求項2】 前記シリンダブロック側レースの前記テ
    ーパ面は、前記シリンダブロック側に小径になっている
    ことを特徴とする請求項1記載の斜板式圧縮機。
  3. 【請求項3】 前記シリンダブロック側レースは、前記
    シャフトと接触する可能性のある部分にコーティング層
    が設けてあることを特徴とする請求項1または2記載の
    斜板式圧縮機。
  4. 【請求項4】 駆動源の駆動力により回転するシャフト
    と、 このシャフトに固定されシャフトと一体に回転する斜板
    と、 この斜板の回転を受けて往復運動するピストンと、 このピストンの往復運動を支持するシリンダ部を有する
    シリンダブロックと、 このシリンダブロックと前記斜板との間に位置し前記斜
    板の前記シャフト軸方向の荷重を支持するスラストベア
    リングとを備え、 前記スラストベアリングは、前記斜板に当接する斜板側
    レースと、前記シリンダブロックに当接するシリンダブ
    ロック側レースと、前記斜板側レースと前記シリンダブ
    ロック側レースとの間で両レースに転がり接触する関係
    にあるニードルとを含み、かつ、 前記シリンダブロック側レースは、前記シャフトと非接
    触の状態で前記シリンダブロックに係止されていること
    を特徴とする斜板式圧縮機。
JP7230178A 1995-09-07 1995-09-07 斜板式圧縮機 Pending JPH0972278A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7230178A JPH0972278A (ja) 1995-09-07 1995-09-07 斜板式圧縮機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7230178A JPH0972278A (ja) 1995-09-07 1995-09-07 斜板式圧縮機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0972278A true JPH0972278A (ja) 1997-03-18

Family

ID=16903833

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7230178A Pending JPH0972278A (ja) 1995-09-07 1995-09-07 斜板式圧縮機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0972278A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100694613B1 (ko) * 2001-03-27 2007-03-13 한라공조주식회사 사판식 압축기
KR100748140B1 (ko) * 2001-06-30 2007-08-09 한라공조주식회사 가변용량 사판식 압축기의 구동축 지지용 스러스트 베어링지지구조
KR20190033880A (ko) * 2017-09-22 2019-04-01 한온시스템 주식회사 사판식 압축기

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100694613B1 (ko) * 2001-03-27 2007-03-13 한라공조주식회사 사판식 압축기
KR100748140B1 (ko) * 2001-06-30 2007-08-09 한라공조주식회사 가변용량 사판식 압축기의 구동축 지지용 스러스트 베어링지지구조
KR20190033880A (ko) * 2017-09-22 2019-04-01 한온시스템 주식회사 사판식 압축기

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN100400910C (zh) 带轮支架的双列滚珠轴承
KR100320645B1 (ko) 축 시일링 장치 및 이를 사용하는 압축기
US4950132A (en) Swashplate and sliding shoe assembly for an air conditioning compressor
JPWO2004001242A1 (ja) プーリ支持用複列玉軸受
US5374168A (en) Reciprocating piston fluid pump
KR100195531B1 (ko) 볼-소켓 이음매 윤활기구를 갖춘 경사판식 냉매압축기
JPH0972278A (ja) 斜板式圧縮機
JP2001107850A (ja) 斜板式冷媒圧縮機
US4982651A (en) Compressor for compressing gases
US7455008B2 (en) Swash plate compressor
JPH10252654A (ja) スラストころ軸受装置
JP2587484Y2 (ja) 斜板式圧縮機
JPH10299781A (ja) 斜板式アキシャルプランジャーポンプ用軸受
JPH08177734A (ja) 圧縮機におけるピストン
KR19990012777U (ko) 사판식 압축기
JP4314511B2 (ja) スラストニードル軸受
JPH0669371U (ja) 斜板式圧縮機
JP2005009526A (ja) スラストニードル軸受、ころ及びカーエアコン用コンプレッサ
KR20210110463A (ko) 압축기
JP2587488Y2 (ja) 斜板式圧縮機
JP2722445B2 (ja) 無潤滑真空ポンプ
JP2003314441A (ja) 斜板式圧縮機
JPH0669373U (ja) 斜板式圧縮機
JPH10266946A (ja) 斜板式アキシャルプランジャーポンプ用軸受装置
JPS6345486A (ja) 圧縮機