JPH0972236A - アクセル制御装置の回転数設定方法 - Google Patents

アクセル制御装置の回転数設定方法

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JPH0972236A
JPH0972236A JP22681495A JP22681495A JPH0972236A JP H0972236 A JPH0972236 A JP H0972236A JP 22681495 A JP22681495 A JP 22681495A JP 22681495 A JP22681495 A JP 22681495A JP H0972236 A JPH0972236 A JP H0972236A
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彰 津田
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Operation Control Of Excavators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ギヤードモータでガバナレバーを操作する電
気連係式アクセル制御装置において、アクセルレバーを
どのくらい動かしたらどのくらいエンジン回転数が変化
するのかの関係を、製品出荷時に設定するための簡易な
方法を得る。 【解決手段】 バックホウ装置の駆動時にはアクセルレ
バー通りのエンジン回転が現出され、装置停止時には自
動的に低速回転数(1400rpm) に落ちるオートアイドル制
御装置を備えたアクセル制御装置の回転数設定方法。ガ
バナーの最大と最小操作位置、及びその中間操作位置の
各位置におけるガバナレバー23の位置とそのときのエ
ンジン回転数との関係データを求め、ガバナレバー23
の操作量に対するエンジン回転数の関係を設定する調節
操作と、所定エンジン回転数と、そのときのガバナレバ
ー23の所定操作位置との関係データを求める検査操作
とを行い、調節操作による関係グラフでの誤差が所定範
囲内になるまで、調節操作を繰り返し行う方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バックホウ、ホイ
ールローダ、或いはコンバイン等の作業機に好適なアク
セル制御装置に係り、詳しくは、エンジン回転数調節手
段を電気アクチュエータで操作する電気連係式のアクセ
ル制御装置において、電気アクチュエータの駆動量に対
して現出されるエンジン回転数との相対関係を設定する
手段に関する。
【0002】
【従来の技術】先に出願した特願平6‐204072号
において、作業装置が駆動状態のときにはエンジン回転
数をアクセルレバーに対応した高速回転にし、作業装置
が駆動されていないときには略アイドリング状態に自動
的に変更されるように制御して、騒音と燃費の改善を図
る技術、所謂、オートアイドル制御が行えるようにした
アクセル装置が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記アクセル制御装置
においては、アクセルレバーの操作量と、その操作量に
対して現出されるエンジン回転数との関係、つまり、ガ
バナレバーがどのくらい操作されたときにどのくらいの
エンジン回転数が現出されるかの相対関係を予め設定し
ておくことが制御作動上必要である。但し、実機毎の誤
差により、電気アクチュエータの駆動量に対するエンジ
ン回転数の関係を一律に規定することは困難であるた
め、出荷前において機種毎に上記関係を設定する操作が
必要である。本発明の目的は、エンジン回転数調節手段
と実エンジン回転数との関係を操作簡単に設定できる方
法を提供する点にある。
【課題を解決するための手段】
〔構成〕上記目的達成のための第1発明は、〔イ〕エン
ジン回転数調節手段と、これを駆動操作可能な電動アク
チュエータと、人為操作されるアクセル操作具と、この
アクセル操作具の操作位置を検出する第1センサと、エ
ンジン回転数調節手段の操作位置を検出する第2センサ
とを備え、アクセル操作具の操作位置に対応した位置に
エンジン回転数調節手段が操作されるように、第1,第
2センサと電動アクチュエータとを連係するアクセル制
御手段を設けてあるアクセル制御装置において、〔ロ〕
エンジン回転数調節手段をエンジン回転数増大側の限界
まで、及びエンジン回転数減少側の限界までの夫々に操
作したときにおける該エンジン回転数調節手段の両操作
位置と、これら両操作位置の間の操作域を複数等分した
ときの各中間操作位置とを求め、これら求められた複数
の操作位置とそれら操作位置でのエンジン回転数との関
係データを求め、その求められた複数のデータから、エ
ンジン回転数調節手段の操作量に対するエンジン回転数
の関係を設定するようにしてあることを特徴とする回転
数設定方法である。
【0004】第2発明は、〔イ〕の構成を備えたアクセ
ル制御装置において、〔ハ〕エンジン回転数調節手段を
エンジン回転数増大側の限界まで操作したときの最高エ
ンジン回転数と、エンジン回転数減少側の限界まで操作
したときの最低エンジン回転数と、これら両エンジン回
転数の間の回転数域を複数等分したときの各中間エンジ
ン回転数とを求め、この求められた複数の中間エンジン
回転数と最高及び最低エンジン回転数を現出させるとき
のエンジン回転数調節手段の被操作量の関係データを求
め、その求められた複数のデータから、エンジン回転数
調節手段の操作量に対するエンジン回転数の関係を設定
することを特徴とする回転数設定方法である。
【0005】第3発明は、〔イ〕の構成を備えたアクセ
ル制御装置において、〔ニ〕エンジン回転数調節手段を
エンジン回転数増大側の限界まで、及びエンジン回転数
減少側の限界までの夫々に操作したときにおける該エン
ジン回転数調節手段の両操作位置と、これら両操作位置
の間の操作域を複数等分したときの各中間操作位置とを
求め、これら求められた複数の操作位置とそれら操作位
置でのエンジン回転数との関係データを求め、その求め
られた複数のデータから、エンジン回転数調節手段の操
作量に対するエンジン回転数の関係を設定する調節操作
と、〔ホ〕予め決められた所定エンジン回転数と、その
所定回転数を現出するときのエンジン回転数調節手段の
所定操作位置との関係データを求める検査操作とを行
い、〔ヘ〕調節操作によって求められたエンジン回転数
調節手段の操作量に対するエンジン回転数の関係におい
て、エンジン回転数調節手段を所定操作位置に操作した
ときのエンジン回転数の、検査操作を行うための所定エ
ンジン回転数に対する誤差が所定範囲内になるまで、調
節操作を繰り返し行うことを特徴とする回転数設定方法
である。
【0006】第4発明は、〔イ〕の構成を備えたアクセ
ル制御装置において、〔ト〕アクセル操作具をエンジン
回転数増大側の限界まで操作したときの最高エンジン回
転数と、エンジン回転数減少側の限界まで操作したとき
の最低エンジン回転数とを求め、これら両回転数から、
アクセル操作具の操作量に対するエンジン回転数の関係
を設定することを特徴とする回転数設定方法である。
【0007】〔作用〕請求項1の構成によれば、エンジ
ン回転数調節手段をエンジン回転数の増大側及び減少側
夫々の限度まで操作したときのエンジン回転数調節手段
の位置及びエンジン回転数、すなわち最高回転数と最低
回転数とを測定する。そして、エンジン回転数調節手段
の両限界操作位置の間の操作域を複数等分して得られる
各中間操作位置と、そのときのエンジン回転数とを測定
し、それら関係データからエンジン回転数調節手段の操
作位置とエンジン回転数との関係(以後、回転数調節位
置関係と呼ぶ)を求めるのである。
【0008】例えば、ガバナレバー23操作用のギヤー
ドモータ24の実駆動回動角度を10等分することで、
最高及び最低の各限界操作位置と計9箇所の中間操作位
置との、合計11箇所のギヤードモータ24の操作位置
においてエンジン回転数を測定して、ギヤードモータ操
作位置とエンジン回転数との関係データを求める。そし
て、図21に示すように、隣合う関係データどうしを直
線で結ぶことによって関係グラフを作成し、以後はその
関係を基準にして制御を行うのである。
【0009】請求項2の構成によれば、エンジン回転数
調節手段をエンジン回転数の増大側及び減少側夫々の限
度まで操作したときのエンジン回転数調節手段の位置及
びエンジン回転数、すなわち最高回転数と最低回転数と
を測定する。そして、得られた最高及び最低エンジン回
転数の間の回転域を複数等分して得られる各中間エンジ
ン回転数と、そのときのエンジン回転数調節手段の操作
位置とを測定し、それら関係データから回転数調節位置
関係を求めるのである。
【0010】請求項3の構成によると、請求項1の構成
によって設定された回転数調節位置関係が実使用に耐え
られる精度を備えているかどうかの検査操作を行い、予
め設定された精度が得られるまで回転数調節位置関係を
得るための調節操作を繰り返す方法である。つまり、ア
イドリング回転数といった制御上で必要となるエンジン
回転数値を所定回転数とし、その所定回転数を得るため
のエンジン回転数調節手段の操作位置を請求項1の方法
によって設定された回転数調節位置関係から求め、それ
によって現出される実エンジン回転数と所定回転数との
誤差が予め設定された値(例えば、±3%)を現出する
まで、調節操作をやり直すのである。従って、この検査
操作により、回転数調節位置関係の精度を向上させるこ
とができるのである。
【0011】請求項4の構成によれば、実際に人為操作
するものであるアクセル操作具とエンジン回転数との関
係を設定する方法である。つまり、アクセル操作具をエ
ンジン回転数増大側及び減少側の限界まで操作したとき
のエンジン回転数、すなわち、最高及び最低エンジン回
転数とアクセル操作具の操作位置との関係データを求
め、アクセル操作具を限界までフル操作したときのエン
ジン回転数の範囲との関係(以後、回転数操作位置関係
と呼ぶ)を求める方法である。
【0012】実際では、センサ等の電気的な連係部分の
誤差により、アクセル操作具のフル操作によって現出さ
れる回転数が所期した値と異なるおそれが高いものであ
る。そこで、補正操作を行うことにより、アクセル操作
具の実際の操作量にエンジン回転数を対応させることが
でき、上記の誤差を吸収して、回転数操作位置関係を所
期通りの状態にセッティングすることができるようにな
る。
【0013】〔効果〕請求項1及び請求項2のいずれに
記載の回転数設定方法でも、電気連係式のアクセル制御
装置を実使用できるようにする調節操作を、比較的簡単
で効率的に行えるようにできた。例えば、エンジン回転
数とエンジン回転数調節手段の操作位置との関係データ
を任意に抽出して全体の関係を推し量る手段に比べ、複
数等分による関係データで全体の関係を推し量る本願の
手段の方が信頼性の点で優れている。
【0014】請求項3に記載の回転数設定方法では、検
査操作によって回転数調節位置関係の確認ができる分、
その設定精度が向上し、より細かな操作変動に対しても
忠実にエンジン回転数を変動し得るといった具合いに、
アクセル制御装置の制御精度を向上させることができ
る。
【0015】請求項4に記載の回転数設定方法では、ア
クセル操作具とエンジン回転数とを対応させて関係デー
タを求める補正操作を行う方法により、操作簡単にして
所期通りの回転数操作位置関係が得られるようにでき
た。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、
バックホウのアクセル制御装置について図面に基づいて
説明する。図1にバックホウが示され、1はクローラ走
行装置、2は旋回台、3は掘削作業装置、19はドー
ザ、20は運転部である。掘削作業装置3は、旋回台2
に上下揺動自在に取付けられるブーム4、アーム5、及
びバケット6を備えるとともに、ブームシリンダ11、
アームシリンダ12、及びバケットシリンダ13を備え
て構成されている。ブーム4は、中間ブーム14及びオ
フセットシリンダ7を備えた平行オフセット構造に構成
されている。運転部20には、操縦席30が配置され、
その左右両脇に十字揺動可能な操作レバー9,10が配
備されている。
【0017】図2には油圧回路が示されている。簡単に
説明すると、掘削作業装置3やクローラ走行装置1用等
のセンターバイパス形式の各制御弁V1 〜V9 のうち、
ブームシリンダ11、アームシリンダ12、バケットシ
リンダ13、及び旋回モータ(図示せず)用の4個の制
御弁V2,V5,V6,V7 については、前述した一対の操作
レバー9,10によるパイロット圧で切換操作されるよ
うにしてある。エンジン8で駆動される3個の油圧ポン
プ15,16,17は9個の制御弁用であり、18は前
述した4個の制御弁V2,V5,V6,V7 を切換操作するパ
イロット弁31〜34にパイロット圧を供給するパイロ
ットポンプである。
【0018】このバックホウでは、アクセルレバー21
の操作位置に対応したエンジン回転数が現出されるよう
に、第1,第2センサ26,43とギヤードモータ24
とを連係する第1アクセル制御手段A1 を備えるととも
に、ブームシリンダ11等の油圧アクチュエータが作動
しているときには、アクセルレバー21の操作位置に対
応したエンジン回転数を現出し、油圧アクチュエータが
停止しているときには、アクセルレバー21の操作位置
如何に拘らずにエンジン回転数を自動的にアイドリング
側に変更操作する第2アクセル制御手段A2を備えてい
る。
【0019】すなわち、図2に示すように、エンジン8
にはガバナー(エンジン回転数調節手段の一例)22が
備えられ、そのガバナレバー23を駆動操作するギヤー
ドモータ24、パイロット圧を検出する圧力センサ2
5、及びハンドアクセルレバー21の操作位置を検出す
る第1ポテンショメータ26、ギヤードモータ24の回
動操作量を検出するフィードバック用の第2ポテンショ
メータ43を制御装置27に接続して第1及び第2アク
セル制御手段A1,A2 を構成してある。
【0020】第1アクセル制御手段A1 は、要するに、
ギヤードモータ24の駆動力を用いて、アクセルレバー
21の操作通りのエンジン回転数を現出させる一般的な
電気操作制御のことであり、所謂、オートアイドルと呼
ばれる第2アクセル制御手段A2 について以下に詳述す
る。
【0021】第2アクセル制御手段A2 は、アイドリン
グ位置aにあるハンドアクセルレバー21を操作して、
作業状態におけるエンジン回転数(通常はフルアクセル
位置mにセットする)を設定し、作業状態であればその
設定回転数を維持し、非作業時(無負荷時)にはアクセ
ルレバー21が位置mにセットされたままとしながらエ
ンジン回転数をアイドリング状態に落とすのである。作
業状態であるか否かはパイロット圧が立つているか否か
で判断される。すなわち、いずれかの操作レバー9又は
10が操作されてパイロット圧が立つと制御弁が中立位
置以外の位置に切換られている状態であり、パイロット
圧が立たないと制御弁は中立位置にあるからである。
【0022】従って、圧力センサ25の検出情報によっ
て作業状態であるか否かの判断を行い、作業状態であれ
ばハンドアクセルレバー21で設定されたエンジン回転
数となるように、ギヤードモータ24でガバナレバー2
3が操作されるとともに、非作業状態であればギヤード
モータ24を駆動してアイドリング状態に操作されるの
である。又、左右の走行用制御弁V3,V4 夫々の中立位
置を検出する走行検出スイッチ(図示せず)を設け、こ
れら両走行用制御弁V3,V4 が共に中立操作されると自
動的にアイドリング状態になるように、両走行検出スイ
ッチが制御装置27に接続されている。従って、作業中
だけでなく、移動走行中においても負荷がなくなる(走
行停止)と、エンジン回転数を設定回転数からアイドリ
ングに自動的に落とすように作用するのである。
【0023】次に、ガバナー22を自動操作するアクセ
ル操作装置Bについて説明する。図3〜図5に示すよう
に、ギヤードモータ(駆動操作用アクチュエータの一
例)24の出力アーム28とガバナレバー(被操作レバ
ーの一例)23とをプッシュプル式の操作ワイヤー(連
動部材の一例)29で連動連結してある。又、ガバナレ
バー23は、ガバナー22に内装されたリターンバネ
(図示せず)によってアイドリング位置i側に戻し付勢
されている。そして、出力アーム28の単位回動角に対
する操作ワイヤー29の移動量が、出力アーム28の回
動角が大になるに伴って小さくなるように、ガバナレバ
ー23がアイドリング位置にあるときの出力アーム28
と操作ワイヤー29とで形成される挟角を、ガバナレバ
ー23が最大操作位置にあるときの出力アーム28と操
作ワイヤー29とで形成される挟角よりも小に設定して
ある。
【0024】すなわち、出力アーム28と操作ワイヤー
29との挟角αは、ガバナレバー23がアイドリング位
置iにあるときでは約75度であり、ガバナレバー23
が最大操作位置maxにあるときでは約165度になっ
ている。その最大回動状態は、ギヤードモータ24の取
付基板35に取付けられたピン36と出力アーム28と
の接当によって現出されており、確実に出力アーム28
を止める構造である。アイドリング位置においても出力
アーム28の位置を規制するピン36aを設けても良
い。
【0025】又、ガバナレバー23と操作ワイヤー29
との挟角βは、ガバナレバー23がアイドリング位置i
にあるときでは約140度に、かつ、ガバナレバー23
が最大操作位置maxにあるときでは約90度になるよ
うに設定してある。つまり、ガバナー22側において
は、操作ワイヤー29の単位移動量に対するガバナレバ
ー23の揺動角度が、ガバナレバー23の非操作揺動角
度が大になるに連れて小さくなるようにしてあり、戻し
付勢力の軽いアイドリング位置付近ではガバナレバー2
3は大きく動くが、最大操作位置付近では動きが鈍くな
るようにしてある。ガバナレバー23は2箇所のストッ
パー機構37,38によってアイドリング位置iと最大
操作位置maxを位置決めするようにしてある。
【0026】図6,図7に示すように、大型のエンジン
にも使用できるよう、外部のギヤ減速機構39でトルク
アップさせたギヤードモータ24でも良い。つまり、駆
動小ギヤ40に咬合する従動大ギヤ41を取付基板35
に支承するとともに、その軸に嵌装された巻バネ42に
より、エンジン回転数が上がる方向に従動大ギヤ41を
戻し付勢してある。そして、従動大ギヤ41に取付けら
れた出力アーム28と操作ワイヤー29とが連結されて
いる。この場合でも、出力アーム28と操作ワイヤー2
9との挟角α、及びガバナレバー23と操作ワイヤー2
9との挟角βの関係は上述した通りである。
【0027】次に、アクセル操作装置Bの電流制御につ
いて説明する。このアクセル操作装置Bでは、アクセル
レバー21の操作通りにガバナレバー23を操作するた
めの位置制御手段C、エンジンの最高回転数を必ず現出
させるための押付け制御手段D、ギヤードモータ24を
操作位置で確実に停止させるための電流漸減制御手段
E、ガバナレバー23を操作位置に確実に保持させるた
めの保持電流制御手段(位置保持制御機能に相当)F、
不要なハンチングを防止するべく不感帯幅を自動的に調
節する不感帯幅調節制御手段G、故障等の異常時におけ
るギヤードモータ保護のための遮断制御手段Hを制御装
置27に備えてある。図8に示すように、アクセルレバ
ー21の操作位置を検出する第1ポテンショメータ(第
1センサの一例)26、出力アーム28の操作位置を検
出する第2ポテンショメータ(第2センサの一例)4
3、不感帯幅の設定器44、ギヤードモータ24、及び
電源45等を制御装置27に接続してある。
【0028】位置制御手段Cは、アクセルレバー21で
設定されたエンジン回転数が現出されるように、第1,
第2ポテンショメータ26,43、及びギヤードモータ
24とを連係して出力アーム28を駆動操作するもので
ある。つまり、アクセルレバー21を揺動操作すると、
その操作量を第1ポテンショメータ26が読み取り、そ
の操作量に見合った目標操作位置に出力アーム28を移
動させるようにギヤードモータ24を正又は負方向に駆
動(以下、正駆動、負駆動と定義する)する。そして、
出力アーム28が目標操作位置になったかどうかを第2
ポテンショメータ44が読み取り、異なるときにはその
目標操作位置が現出されるまでギヤードモータ24を正
又は負駆動するフィードバック制御を行うのである。
【0029】位置制御手段Cにおいては、図10に示す
ように、アクセルレバー21の操作による目標停止位置
と現在のモータ位置との偏差値に応じてギヤードモータ
24の駆動速度を変える制御を行うモータ速度制御手段
Mcが制御装置27に備えてある。すなわち、偏差値が
ある程度小さな値p1 以下であれば、ギヤードモータ2
4を最低速度で駆動し、そこからある程度大きな値p2
までは、その偏差値の大小に応じて駆動速度を増減す
る。そして、値p2 を越える偏差値ではギヤードモータ
24を最高速度で駆動させるのであり、位置制御を正
確、かつ、迅速に行わせることに寄与している。従っ
て、アクセルレバー21をゆっくり操作すればギヤード
モータ24は低速駆動され、アクセルレバー21を素早
く操作すればギヤードモータ24は高速駆動されるので
ある。
【0030】押付け制御手段Dは、出力アーム28が、
これの最大操作位置maxの少し手前に設定された所定
操作位置sに到達すると、第1ポテンショメータ26の
検出値の如何に拘らずに、出力アーム28が最大操作位
置maxへ強制操作されるように、つまり、ギヤードモ
ータ24で常にトルクを発生させて出力アーム28をそ
の操作限界に押付けるように、第2ポテンショメータ4
3とギヤードモータ24とを連係するものである。
【0031】すなわち、上述した位置制御状態におい
て、第2ポテンショメータ43の検出値kを読み取るこ
とにより、アクセルレバー21の揺動操作に伴う出力ア
ーム28の操作位置が所定操作位置sに到達したことを
検出すると、図11に示すように、ギヤードモータ24
の駆動電流を迅速に増大し、ガバナレバー23を限界ま
で操作するべく出力アーム28を最大操作位置maxへ
一気に操作する。それから、電流を徐々に減少させてガ
バナレバー23の戻し付勢力に対向し得るトルクを発生
するに必要なアイドリング電流(後述する保持電流制御
状態)まで下げ、その状態を維持するのである。つま
り、所定操作位置sを境に位置制御状態と押付け制御状
態とが切換わるようになる。但し、所定操作位置sまで
の領域では位置制御状態にあるので、押付け制御開始時
点での電流は必ずしも一定ではなく、例として図11に
おいて実線、一点破線、二点破線等で示されるように、
ケース・バイ・ケースによって異なるものである。
【0032】電流漸減制御手段Eは、位置制御手段Cに
よって出力アーム28が目標操作位置に到達すると、ギ
ヤードモータ24の駆動電流を、操作された位置におい
てガバナレバー23の戻し付勢力に対抗し得るトルクを
発生するに必要なアイドリング電流まで徐々に減らす制
御を行うものである。すなわち、ギヤードモータ24へ
の電流を急に断つと、あたかも動摩擦状態であるギヤー
ドモータ24に戻し付勢力が作用するような状況とな
り、目標操作位置から押し戻されてしまい易いのである
が、電流を漸減させるとあたかも静止摩擦状態となった
ギヤードモータ24に対して戻し付勢力が作用するよう
な状況となり、その付勢力に十分対向して目標操作位置
から押し戻されないようにできるのである。
【0033】つまり、図12に示すように、目標停止位
置(目標操作位置)の不感帯(後述)に、エンジン回転
数増大方向である正駆動で達した場合には、その時点で
の正の駆動電流を保持電流(アイドリング電流)まで線
型に下げる(実線ライン)のであり、エンジン回転数減
少方向である負駆動で不感帯に達した場合には、その時
点での負の駆動電流から生の値である保持電流まで漸変
(一点破線ライン)させるのである。又、図6に示す外
部減速機構付きギヤードモータ24(バネアシスト付
き)では、アイドリング位置付近においては負の保持電
流に落ち着くようになる(二点破線ライン)。電流の漸
減(又は漸増)形態としては、電流値(アンペア)を次
第に(線型に、又は非線型に)減らしていくやり方で
も、パルス電流におけるデューティー比を変化させるや
り方でも良く。要するに、いきなりアイドリング電流に
下げず、穏やかに減じてゆくのである。尚、図12にお
いて、実線ラインと一点破線ライン夫々の平行部分は同
じ電流値である。
【0034】保持電流制御手段Fは、出力アーム28が
目標操作位置達した後に、ガバナレバー23の戻し付勢
力に対向し得るトルクをギヤードモータ24が発生する
に必要な保持電流(アイドリング電流)を供給するもの
であり、前述したように、押付け制御手段D又は電流漸
減制御手段Eの後において作動するものである。ギヤー
ドモータ24は、故障時に人為操作で動かせるように、
ウォームギヤではなく平ギヤによる減速機構(図示せ
ず)を内蔵している。そのため、その平ギヤ減速機構の
摩擦抵抗、操作ワイヤー29の摺動抵抗、及びモータの
ブラシ抵抗の合計抵抗では戻し付勢力に対向して出力ア
ーム28を停止させるには不十分であり、その足りない
分のトルクをモータで発生させることにより、確実に目
標操作位置に保持させるものである。
【0035】すなわち、出力アーム28の角度(つまり
は、ガバナレバー23の角度)に対応した保持電流のマ
ップデータが制御装置27に予め記憶させてあり、出力
アーム28が目標操作位置に達した後にその保持電流が
持続されるように制御されるのである。具体的には、図
13(ロ)に示すように、出力アーム28にアシストバ
ネが装着されないタイプのギヤードモータ24の場合に
は、出力アーム28の全回動角の前半分の角度域では、
前述した合計抵抗でガバナレバー23の戻し付勢力に対
抗できるので保持緒電流は零であり、そこから後半分の
回動角域では保持電流は線型に増加されるという保持電
流マップ・データが制御装置27にインプットされてい
る。
【0036】一方、図13(イ)に示すように、出力ア
ーム28にエンジン回転数増大方向に付勢するアシスト
バネ(巻きバネ)42が装着された外部減速機付きギヤ
ードモータ24(図6、図7参照)の場合には、ガバナ
レバー23の戻し付勢力とアシストバネ42の付勢力と
の相殺により、出力アーム28の全回動角の前4等分部
分では負の保持電流を供給し、後4等分部分では正の保
持電流を供給し、そして、中央2箇所の4等分部分では
保持電流が零に設定されているのである。
【0037】不感帯幅調節制御手段Gは、位置制御にお
けるギヤードモータ24の素早いハンチングの回数が所
定回数よりも多いと自動的に不感帯を拡大するように制
御させるものであり、不要なハンチングを防止して、目
標操作位置で出力アーム28を良好に停止保持させるも
のである。すなわち、位置制御手段Cでは、ギヤードモ
ータ24の通電停止後の微量のオーバーランを許容する
とか連続的なハンチングを避けるために、アクセルレバ
ー21の操作位置に対応する出力アーム28の操作位置
を一点ではなく、ある幅を持った操作領域として定めて
いる。その操作領域が不感帯に相当し、アクセルレバー
21の操作位置に対応した不感帯が重なる部分に出力ア
ーム28が位置しているようなときには、アクセルレバ
ー21を微操作しても出力アーム28は動かないように
作用するのである。
【0038】そこで、例を挙げてハンチング発生時の制
御作動を、図14、図15を参照して説明する。ここ
で、素早いハンチングが2回起きれば不感帯幅を拡大す
るものと想定する。先ず、制御開始前に設定器44を操
作して不感帯幅を設定し、それから、アクセルレバー2
1をアイドリング位置aから所定操作位置s以下の範囲
におけるエンジン回転数増大方向へ適量操作する。そし
て、位置制御手段Cによって目標停止位置の不感帯にお
ける最小操作位置に到達する〔図14(イ)〕と、漸減
制御によってアイドリング電流まで徐々に供給電流を下
げるのであるが、その間に出力アーム28が、すなわ
ち、第2ポテンショメータ43の検出値kが不感帯にお
ける最大目標操作位置を通り越して反対側に抜け出てし
まうとハンチングが生じることになる。
【0039】この場合、上記抜け出しに要する時間が所
定時間(予め、制御装置27に記憶されている)以内で
あればハンチング回数がカウントされるとともに再び位
置制御状態〔図14(ロ)〕になる(但し、所定時間よ
りも長いとカウントされずに位置制御状態に戻る)。そ
して、位置制御によってギヤードモータ24が負駆動さ
れ、第2ポテンショメータ43の検出値kが不感帯の最
大操作位置に達する〔図14(ハ)〕と、漸減制御によ
ってその位置で必要なアイドリング電流まで徐々に供給
電流が下げられるが、その間に動いても検出値kが不感
帯内で止まれば保持電流制御に切換わって制御終了〔図
14(ニ)〕になるが、不感帯の最小操作位置を通り過
ぎれば2回目のハンチングとなる。
【0040】その場合、不感帯の抜け出しに要する時間
が前述した所定時間よりも長いと、ハンチングカウント
されずに位置制御状態にに戻り(図15〔ホ〕)、ギヤ
ードモータ24の正駆動によって検出値kが不感帯内で
止まれば保持電流制御に切換わって制御終了〔図15
(ヘ〕)となる。しかしながら、再び不感帯抜け出し時
間が所定時間以内(図15〔ト〕)であればハンチング
カウントされて計2回となり、不感帯幅が拡大され(図
15〔チ〕)、位置制御に戻るのである。つまり、不感
帯内に検出値kが所定回数以下のハンチングで落ち付く
まで、制御作動が繰り返されるのである。
【0041】つまり、ハンチングの状態により、図1
4、図15に示す(イ)から(チ)の各作用は、
(イ)→(ロ)→(ハ)→(ニ)、(イ)→(ロ)→
(ハ)→(ホ)→(ヘ)、及び(イ)→(ロ)→
(ハ)→(ト)→(チ)という順で作動する種々の組み
合わせがあり、要は、ハンチングの頻度が設定状態より
も多いと不感帯幅を広げるのである。
【0042】上、一連の動作においては、所定時間以内
で不感帯を通り越すハンチングであるかどうかの判断、
及び、素早いハンチング回数をカウントすることで、ハ
ンチング回数を検出する頻度検出手段48が構成されて
いる。そして、その素早いハンチング回数が所定回数を
上回ると、不感帯幅を最初に設定した状態よりも拡大
し、不要なハンチングが生じない状態となるまで不感帯
幅が自動調節されるのである。この不感帯幅の調節を電
気的に処理して、設定器44の表示部(液晶表示等)4
4aに、最初の設定値とともに表示すれば、不感帯幅調
節制御手段Gによる不感帯の変化状況を把握できて便利
である。
【0043】遮断制御手段Hは、ギヤードモータ24へ
の電流値を検出する電流計46と、第2ポテンショメー
タ43が目標値に到達するに要する時間を検出する計測
手段47とを備えて構成され、計測手段47による検出
時間が所定時間よりも長いとギヤードモータ24への通
電を断つように作動する。所定時間とは、ギヤードモー
タ24の最大操作量を移動するに要する時間であり、具
体的には、出力アーム28をアイドリング位置iから最
大操作位置max迄(又はこの逆)操作するに必要なギ
ヤードモータ24の連続駆動動時間、又はこれに若干の
誤差時間を加算した時間として制御装置27において設
定されている。
【0044】つまり、操作ワイヤー29が錆びて摩擦抵
抗が増大する等によって出力アーム28の追従速度が遅
いとか、或いは異物の噛み込みで揺動不能になるといっ
た不都合が生じると、ギヤードモータ24への電流が通
常よりも増大するから、そのことによって制御に異常を
来したと判断してギヤードモータ24への通電を断つよ
うに、遮断制御手段Hが作用するのである。
【0045】以上、一連の制御は、図9に示すフローチ
ャートに従って行われる。先ず、設定器44で不感帯幅
を設定(#1)し、それから、例えばアイドリング位置
にあるアクセルレバー21を作業状態とするべく所定の
操作位置に操作(#2)し、エンジン8の回転数を上昇
させる。そして、位置制御(#3)による第2ポテンシ
ョメータ43の検出値kが所定値(出力アーム28のs
位置)よりも大きいと、位置制御から押付け制御に切換
わり(#5)、出力アーム28をエンジン回転数が最大
となるように最大操作位置maxへ向けて押付けてから
保持電流制御状態(#6)になる。
【0046】第2ポテンショメータ43の検出値kが所
定値よりも小であれば、その目標値の不感帯に到達する
に要した時間を検出し(#7)、その時間が所定時間よ
りも長いと何らかの異常があったとしてギヤードモータ
24への通電を断つ遮断制御手段H(#8)が作動し、
制御が中断されるのである。上記到達時間が所定時間内
であり、かつ、不感帯内にあれば(#10)、電流漸減
制御手段E(#9)が作動してギヤードモータ24への
供給電流をフェードアウトして停止させて#6の保持電
流制御に切り換わり、出力アーム28をその位置に保持
するのである。
【0047】そして、#10において第2ポテンショメ
ータ43の検出値kが設定された不感帯外にあり、か
つ、その不感帯通り越しに要する時間が所定時間よりも
長い(#11)と、再度#3の位置制御に戻り、ギヤー
ドモータ24が負駆動される状態からやり直される。つ
まり、不感帯抜け出し時間が長いと、以後、この状態が
繰り返されないので、不感帯を拡大する対象とはしない
考えである。
【0048】不感帯通り越し時間が所定時間より短い
と、以後にもハンチングが繰り返されるおそれが高いの
で、不感帯拡大の対象と見なし、頻度検出手段48の機
能によってハンチング回数がカウントされる(#1
2)。ハンチング回数が1回以下であれば#3の位置制
御からやり直し、2回になると不感帯幅を拡大し(#1
3)、それから#3の位置制御からやり直すのである。
つまり、ハンチングが2回以上になると不感帯が狭いと
判断し、不感帯幅調節制御手段Gが作動して不感帯を拡
大するのであり、最初に設定された不感帯が非常に狭い
と、不感帯拡大調節が2回以上行われることもありう
る。尚、このハンチングに伴う詳しい制御作動状態は、
図14,15を参照して説明済である。以上の電流制御
作動は、自動アクセリング装置Aによるギヤードモータ
24の自動調節作動中においても同様に発揮されるので
ある。
【0049】図8に示すように、エンジン8が起動され
たか否かを検出する起動検出手段Iと、ガバナー22の
操作位置に対応した又ははぼ対応したエンジン回転数が
現出されたことを検出する回転検出手段50とを備え、
エンジン起動後において回転検出手段50が検出作動す
るまでは第1アクセル制御手段A1 による制御が実行さ
れ、かつ、回転検出手段50が検出作動した後は第2ア
クセル制御手段A2 による制御が実行されるように、起
動検出手段Iと第1,第2アクセル制御手段A1,A2 と
を連係する切換制御手段Jを設けてある。
【0050】次に、ガバナレバー23を所定量操作した
ときの実エンジン回転数との関係データを複数求め、そ
の求められた複数の関係データから、回転数調節位置関
係(ガバナー22の操作量に対するエンジン回転数の関
係)を設定する方法について説明する。ガバナレバー2
3の操作量は、ギヤードモータ24部分に設けられた第
2ポテンショメータ43に置き換えているので、実際に
は、ギヤードモータ24の駆動量とエンジン回転数との
関係を設定する調節操作と、それによって定められた関
係が正確であるか否かを検査する検査操作とを行うもの
である。以下、図18、図19に示すフローチャートを
参照して説明する。
【0051】先ず、ギヤードモータ24をエンジン回転
数増大側の限界、及びエンジン回転数減少側の限界の夫
々に操作したときにおける出力アーム28(即ちガバナ
レバー23)の両限界操作位置(レバーMAX位置:P
1 ,レバーMIN位置:P11)と、これら両限界操作位
置の間の操作域を10等分したときの出力アーム28の
各中間操作位置(P2 〜P10の9箇所)とを求める(#
1〜#3)。そして、実際に必要となる学習目標回転数
である、エコノミー回転数(2100rpm)、AIア
イドリング回転数(1400rpm)、アイドリング回
転数(1150rpm)のうちの1つをセットし(#
4)、そのセットされた学習目標回転数が、ガバナレバ
ー23のどの操作位置領域にあるときに対応するものか
をリサーチする(#5)。
【0052】そのリサーチ(#5)ルーチンのフローチ
ャートが図19に示されている。先ず、ガバナレバー2
3が最大操作位置P1 にあるときのその操作位置をPu
とし、かつ、そのときのエンジン回転数をRuとして記
憶し(#51)、それからギヤードモータ24をエンジ
ン回転数の低下方向に駆動しての位置制御(#52)を
行う。そして、#3で求められた9箇所の中間操作位置
のうちの最初の中間操作位置(すなわち、P2 )に到達
し、かつ、ギヤードモータ24が停止したかどうかの判
断を行い(#53)、エンジン回転数の安定化のため
に、モータ停止後所定時間(例えば、1.5秒)経過し
たら(#54)、その最初の中間操作位置でのガバナレ
バー23の操作位置Pdと、そのときのエンジン回転数
Rdとを記憶する(#55)。
【0053】そして、学習目標回転数(例えば、エコノ
ミー回転数)が、#5のルーチンで求められたガバナレ
バー23の隣合う操作位置における高い方Ru及び低い
方Rdの回転数の間の値であれば(#6)、次の#9に
進む。そうでないとき(すなわち、先に求めた低い方の
回転数Rbよりも低い回転数の状態)には、先に求めた
低い方の値であるPd,Rdの値を高い方の値であるP
u,Ruに置き換え(#7)、かつ、そのときのuが1
0以下であれば(#8)、#5に戻る。つまり、前回よ
りも回転数が1段階低い領域を再度設定して#6の判断
を行うものであり、該当する領域が見つかるまで#5ル
ーチンが繰り返される。
【0054】学習目標回転数を挟む前後のガバナレバー
23の操作位置及びエンジン回転数が求まると、その2
点(Pu,Ru:Pd,Rd)を直線で結ぶ近似式によ
り、学習目標回転数を現出するガバナレバー23の操作
位置を演算して割り出し、記憶する(#9)。これで1
個の所定回転数を出すべきギヤードモータ24の駆動量
が学習されたことになる。そして、#10において次の
学習目標回転数(所定回転数)が有れば#4に戻り、無
ければ次に進む。以上の動作が調節操作の部分である。
【0055】学習目標回転数が無くなれば、検査操作に
入る。すなわち、#11において、先ず、学習目標回転
数に対応した位置にガバナレバー23を移動する。これ
は、調節操作で既に求められている。そして、そのガバ
ナレバー23の移動後の操作位置での実エンジン回転数
を測定して学習目標回転数との誤差を算出し、かつ、予
め設定された誤差である±α以内であるかどうかを判断
する(#12)。例えば、エコノミー回転数(2100
rom)を現出すべきガバナレバー23の操作位置にお
ける実エンジン回転数が2058rpmであるとする
と、その誤差は−2%である。従って、αが3%であれ
ばOKである、といった具合になるのである。
【0056】そして、誤差が範囲外であると#1に戻
り、要するにスタートからやり直しとなる。#12がO
Kであれば、次の検査すべき学習ガバナレバー23位置
があるかどうかを判断し(#13)なければ終了であ
り、有れば検査操作の最初である#11に戻る。従っ
て、求められたガバナレバー23の操作位置の精度が全
て規定内になるまで、以上の制御動作が繰り返されるも
のである。
【0057】ここで補足説明をする。ガバナレバー23
の10等分とは、例えば、最小操作位置が0度、最大操
作位置が120度であれば、9箇所の中間操作位置は、
12度、24度、36度、……、108度といった具合
いになる。所定回転数とは、アイドリング回転数(11
50rpm)が現出される場合、及びオートアイドル制
御の作用によって現出されるアイドリング側の所定回転
数であるAI(オートアイドルの略)アイドリング回転
数(1400rpm)が現出される場合、及び、ロード
センシングシステムを維持可能な最低回転数であるエコ
ノミー回転数(2100rpm)の3点であり、検査操
作ではこれら3点についての精度が検査される。
【0058】尚、作業装置の負荷との差圧を所定値に維
持するロードセンシングについては、特開平7‐103
204号公報等において公知の技術であり、ここではそ
の詳細な説明については割愛する。
【0059】図17には、調節操作、及び検査操作によ
って求められた4点を結ぶ関係グラフであるラインc、
ギヤードモータ24の駆動量とエンジン回転数との真の
関係であるラインb、及びラインdが示されている。ラ
インcはラインbに近似する折れ線の関係であり、ライ
ンdはラインcの約80〜90%の値の回転数を示す関
係である。
【0060】従って、この場合では、図18に示すフロ
ーチャートにおけるステップ#10までを3回繰り返す
ものとなっている。又、ラインdは、アクセルレバー2
1に対応したエンジン回転数とみなすラインcに対する
所定回転数として定義する。又、所定回転数(学習目標
回転数)をリサーチするのに、ギヤードモータ24を一
方向に駆動させることにより、例えば、ギヤードモータ
24をPI制御によって目標位置に駆動操作する手段で
は発生するヒステリシスを防止でき、制御精度向上させ
ることができる。
【0061】ラインdは次の機能に役立つものである。
すなわち、アクセルレバー21をある操作位置にセット
した状態でエンジン8を始動させると、冷えたエンジン
は本来の回転数よりもかなり低い回転数で回るが、暖気
されて暖まってくるに従って回転数が上昇し、暖気運転
が終了するとラインcを満たす回転数となる。そこで、
前述した調節操作完了に伴って制御装置27にはライン
c,dが記憶されるようにしてあり、エンジン起動後に
おける回転計(ピックアップ等)50の計測値(回転
数)がラインdを越えると、暖気運転がほぼ終了したと
見なし、それまでの第1アクセル制御手段A1 状態か
ら、第2アクセル制御手段A2 、すなわちオートアイド
ル状態に切換るように切換制御手段Jが機能するのであ
る。この場合、エンストによる再始動の可能性もあるた
め、回転計50による計測値が600rpm以上を維持
することによってエンジン8が起動されたと判断するも
のであり、その回転計50で起動検出手段Iが兼用構成
されている。
【0062】図16に切換制御手段Jの作用を示すフロ
ーチャートが示され、先ず、回転計50により、エンジ
ンが始動されたかどうかを判断し(#1)、エンジン回
転安定化のために始動後1.4秒経過したかどうかを判
断し(#2)、経過しておれば回転計50による測定値
が図17に示すラインdに到達したかどうかを判断し
(#3)、到達しておれば暖気運転終了と見なしてオー
トアイドル制御状態に切換えるのである。実際には、切
換え後4秒経過後に第2アクセル制御手段A2 によるア
イドリング回転数に落とすように制御される。
【0063】又、アクセルレバー21の操作に対して現
出されるエンジン回転数が、第1ポテンショメータ26
等の各センサ類の取付誤差によってばらつくのを補正す
るために、実機毎にアクセルレバー21とエンジン回転
数との関係を学習する補正操作を行うようにしてある。
すなわち、アクセルレバー21を最大及び最小の両限界
位置に操作したときのエンジン回転数を求め、その補正
操作された後は、アクセルレバー21の操作による最高
及び最低エンジン回転数が定まるのである。
【0064】図20に示すフローチャートを参照して説
明すると、最初に、アクセルレバー21の最低及び最大
の各操作位置における初期値(コンバータの信号電圧
等)を、第1ポテンショメータ26の操作範囲が実際に
操作される範囲よりも意図的に広くした状態で仮に決め
ておく(#1)。そして、学習開始制御のスイッチをO
Nする等の操作により、レバー学習が開始されたか否か
を判断し(#2)、開始されたなら、先ず、現在のレバ
ー位置に対応した値とアクセルレバーmaxの初期値と
を比較し(#3)、現在のレバー位置の値の方が大きい
とそのレバー位置を最大操作位置と見なし(#4)、次
の#5に進むが、現在のレバー位置の値の方が小さい場
合でも#5に進む。
【0065】#5では、現在のレバー位置に対応した値
とアクセルレバーminの初期値とを比較し、現在のレ
バー位置の値の方が小さいとそのレバー位置を最小操作
位置と見なし(#6)、次の#7に進むが、現在のレバ
ー位置の値の方が大きい場合でも#7に進む。#7で
は、最初にONしたスイッチがOFFに操作されたと
か、タイマー等によってON後の一定時間の経過、或い
は一定の制御作動終了といったことにより、レバー位置
学習が終了すると補正操作終了となり、未だ学習が終わ
っていないときには#3に戻るのである。
【0066】上記制御が開始されると、アクセルレバー
21の操作位置は常時測定されており、アクセルレバー
21を最大及び最小操作位置の間で1往復以上移動させ
ることにより、補正操作の目的が達成される。もし、ア
クセルレバーがその機械的な最大側の限界まで操作され
なかった場合があったとすると、その位置で最高エンジ
ン回転数となり、それよりさらに限界側にレバー操作さ
れてもエンジン回転数は変化しないように制御されるの
である。従って、実際にはアクセルレバー21の上記往
復移動操作を複数回繰り返すこにより、確実に両限界操
作位置を学習できて、レバー操作域を有効に利用できる
ようになる。
【0067】〔別実施形態〕 (1) 回転数調節位置関係を以下のようにして求めて良
い。ギヤードモータ24をエンジン回転数増大側の限界
まで、及びエンジン回転数減少側の限界までの夫々に操
作したときにおける出力アーム28の両操作位置と、こ
れら両操作位置の間の操作域を10等分したときの各中
間操作位置とを求め、これら求められた複数の操作位置
とそれら各操作位置でのエンジン回転数との関係データ
を求め、その求められた複数のデータから、回転数調節
位置関係を設定するのである。
【0068】つまり、最小操作位置が0度、最大操作位
置が120度であれば、9箇所の中間操作位置は、12
度、24度、36度、……、108度といった具合いの
合計11点の関係データが求められる。そして、図21
に示すグラフのように、上記11点をプロットし、互い
に隣合う2点を直線で結ぶ方法により、求められた11
点の関係データからギヤードモータ24の駆動量とエン
ジン回転数との関係であるラインfを設定するのであ
る。この手段では、真のラインcにより近づいたものと
なる。
【0069】又、上記手段は、ガバナレバー23の操作
位置を基準としての10等分によって決まる回転数との
関係データであるが、ガバナレバー23の最大及び最小
操作位置におけるエンジン回転数を、その間の回転域を
10等分したエンジン回転数を基準としてガバナレバー
23の操作位置を求めた関係データでも良い。すなわ
ち、例えば最大回転数が2800rpmで、最小回転数
が800rpmとすれば、1000rpm、1200r
pm、1400rpm、……、2000rpmという回
転数に対応したガバナレバー23の各中間操作位置を求
める。そして、上記2種類の調節操作によって求められ
た回転数調節位置関係の夫々に、検査操作を加えたもの
して実行させるものでも良い。
【0070】本実施形態では、ガバナレバー23の操作
位置を検出する第2センサ43をギヤードモータ24内
に設けて、出力アーム28の角度を計ること間接的にガ
バナレバー23の角度を検出するように構成してある
が、直接ガバナレバー23の角度を検出するよう、該ガ
バナレバー23の軸心に第2ポテンショメータ43を設
けても良い。又、エンジン回転数調節手段としては、デ
ィーゼルエンジン8用のガバナーの他、ガソリンエンジ
ン用のスロットルでも良い。
【0071】図17に示すエンジン回転数とギヤードモ
ータ24との関係グラフにおいて、求めた3点を上膨ら
みとなる曲線のラインで結ぶものでも良い。これは、ギ
ヤードモータ24の、すなわち、ガバナレバー23の操
作量とエンジン回転数の変化との関係が線型ではないと
いうことが、予めかなり正確に予測されるような場合に
有効である。
【0072】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】バックホウの側面図
【図2】油圧回路図
【図3】アクセル操作装置の実機での配置状態を示す平
面図
【図4】アクセル操作装置のアイドリング状態を示す作
用図
【図5】アクセル操作装置の最大操作状態を示す作用図
【図6】別構造アクセル操作装置のアイドリング状態を
示す作用図
【図7】別構造アクセル操作装置の最大操作状態を示す
作用図
【図8】アクセル操作装置及びその電流制御装置の制御
系統を示すブロック図
【図9】電流制御のフローチャートを示す図
【図10】ギヤードモータの作動目標速度グラフを示す
【図11】押付け制御による電流の経時変化を示す図
【図12】電流漸減制御による電流の経時変化を示す図
【図13】保持電流制御における電流の経時変化を示す
【図14】ハンチング及び不感帯幅調節制御の機能を示
す概念図その1
【図15】ハンチング及び不感帯幅調節制御の機能を示
す概念図その2
【図16】切換え制御手段のフローチャートを示す図
【図17】回転数調節位置関係のグラフを示す図
【図18】調節操作、及び検査操作のフローチャートを
示す図
【図19】学習目標回転数リサーチのフローチャートを
示す図
【図20】アクセルレバーによる補正操作のフローチャ
ートを示す図
【図21】別方法による回転数調節位置関係のグラフを
示す図
【符号の説明】
21 アクセル操作具 22 エンジン回転数調節手段 24 電動アクチュエータ 26 第1センサ 43 第2センサ A1 アクセル制御手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 〔イ〕エンジン回転数調節手段(22)
    と、これを駆動操作可能な電動アクチュエータ(24)
    と、人為操作されるアクセル操作具(21)と、このア
    クセル操作具(21)の操作位置を検出する第1センサ
    (26)と、前記エンジン回転数調節手段(22)の操
    作位置を検出する第2センサ(43)とを備え、 前記アクセル操作具(21)の操作位置に対応した位置
    に前記エンジン回転数調節手段(22)が操作されるよ
    うに、前記第1,第2センサ(26),(43)と前記
    電動アクチュエータ(24)とを連係するアクセル制御
    手段(A1 )を設けてある、 アクセル制御装置の回転数設定方法であって、〔ロ〕前
    記エンジン回転数調節手段(22)をエンジン回転数増
    大側の限界まで、及びエンジン回転数減少側の限界まで
    の夫々に操作したときにおける該エンジン回転数調節手
    段(22)の両操作位置と、これら両操作位置の間の操
    作域を複数等分したときの各中間操作位置とを求め、こ
    れら求められた複数の操作位置とそれら操作位置でのエ
    ンジン回転数との関係データを求め、その求められた複
    数のデータから、前記エンジン回転数調節手段(22)
    の操作量に対するエンジン回転数の関係を設定するよう
    にしてあるアクセル制御装置の回転数設定方法。
  2. 【請求項2】 前記〔イ〕の構成を有したアクセル制御
    装置の回転数設定方法であって、〔ハ〕前記エンジン回
    転数調節手段(22)をエンジン回転数増大側の限界ま
    で操作したときの最高エンジン回転数と、エンジン回転
    数減少側の限界まで操作したときの最低エンジン回転数
    と、これら両エンジン回転数の間の回転数域を複数等分
    したときの各中間エンジン回転数とを求め、 この求められた複数の中間エンジン回転数と前記最高及
    び最低エンジン回転数を現出させるときの前記エンジン
    回転数調節手段(22)の被操作量の関係データを求
    め、その求められた複数のデータから、前記エンジン回
    転数調節手段(22)の操作量に対するエンジン回転数
    の関係を設定するようにしてあるアクセル制御装置の回
    転数設定方法。
  3. 【請求項3】 前記〔イ〕の構成を有したアクセル制御
    装置の回転数設定方法であって、〔ニ〕前記エンジン回
    転数調節手段(22)をエンジン回転数増大側の限界ま
    で、及びエンジン回転数減少側の限界までの夫々に操作
    したときにおける該エンジン回転数調節手段(22)の
    両操作位置と、これら両操作位置の間の操作域を複数等
    分したときの各中間操作位置とを求め、これら求められ
    た複数の操作位置とそれら操作位置でのエンジン回転数
    との関係データを求め、その求められた複数のデータか
    ら、前記エンジン回転数調節手段(22)の操作量に対
    するエンジン回転数の関係を設定する調節操作と、
    〔ホ〕予め決められた所定エンジン回転数と、その所定
    回転数を現出するときの前記エンジン回転数調節手段
    (22)の所定操作位置との関係データを求める検査操
    作とを行い、〔ヘ〕前記調節操作によって求められた前
    記エンジン回転数調節手段(22)の操作量に対するエ
    ンジン回転数の関係において、エンジン回転数調節手段
    (22)を前記所定操作位置に操作したときのエンジン
    回転数の、前記検査操作を行うための所定エンジン回転
    数に対する誤差が所定範囲内になるまで、前記調節操作
    を繰り返し行うようにしてあるアクセル制御装置の回転
    数設定方法。
  4. 【請求項4】 前記〔イ〕の構成を有したアクセル制御
    装置の回転数設定方法であって、〔ト〕前記アクセル操
    作具(21)をエンジン回転数増大側の限界まで操作し
    たときの最高エンジン回転数と、エンジン回転数減少側
    の限界まで操作したときの最低エンジン回転数とを求
    め、これら両回転数から、前記アクセル操作具(21)
    の操作量に対するエンジン回転数の関係を設定するよう
    にしてあるアクセル制御装置の回転数設定方法。
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