JP2006242110A - 建設機械の油圧駆動装置 - Google Patents

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孝富 宮窪
Junya Kawamoto
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Abstract

【課題】油圧パイロット式の操作手段と電気レバー式の操作手段が混在したシステムでオートアイドル制御を行うことができるようにし、かつシステムコストを安価にする。
【解決手段】圧力センサー27は制御弁8〜10の作動状態を検知し、圧力センサー28は制御弁11の作動状態を検知する。電気レバーコントローラ24は、圧力センサー27,28の検出信号を入力し、オートアイドル制御の要否を判定し、その判定結果の制御信号をエンジンコントローラ42に出力する。エンジンコントローラ42は、その制御信号を入力し、オートアイドル制御用の場合はモータアクチュエータ44に制御信号を出力し、エンジン回転数を下げるオートアイドル制御を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、油圧ショベル等の建設機械に係り、特に油圧パイロット方式の操作手段と電気レバー方式の操作手段とが混在したシステムで、それらの操作手段の非操作時にエンジンの回転数を下げるオートアイドル制御を行う建設機械の油圧駆動装置に関する。
油圧ショベル等の建設機械においては、例えば特許第2545395号公報に記載のように、全ての操作手段の非操作時にエンジンの回転数を下げ、その後いずれかの操作手段が操作されるとエンジン回転数を元の回転数に復帰させるオートアイドル制御が知られている。
特許第2545395号公報では、操作手段が出力するのパイロット圧により作動する複数のパイロット圧式自動開閉弁をパイロットポンプに接続した戻り油路に直列に接続し、その戻り油路に圧力センサーを設け、この圧力センサーで戻り油路の圧力を検出することにより全ての操作手段が非操作状態であるかどうかを検出している。また、その圧力センサーで検出されたパイロット圧の信号は判定手段に入力され、その判定結果に応じてエンジン調速部が制御される。判定手段は一般的にはエンジンコントローラの一機能として備えられる。
特許第2545395号公報
今まで、油圧ショベル等の建設機械では、制御弁の操作手段として油圧パイロット式の操作手段が一般的に用いられてきた。しかし、近年、操作手段の一部を電気レバー式の操作手段に置き換えた油圧駆動装置が開発されている。このような油圧駆動装置でオートアイドル制御を行おうとすると、油圧パイロット式の操作手段と電気レバー式の操作手段のそれぞれの操作状態を検出し、その検出結果に応じてオートアイドル制御の要否を判定し、エンジンを制御する必要がある。しかし、特許第2545395号公報に記載の技術では、パイロット圧により作動する複数のパイロット圧式自動開閉弁を用いて操作手段の操作状態を検出しているため、油圧パイロット式の操作手段と電気レバー式の操作手段が混在するシステムでは、電気レバー式の操作手段用の別個の検出手段が必要となる。このような別個の検出手段を設けた場合、2つの検出手段の検出信号をエンジンコントローラに入力してオートアイドル制御の要否を判定する必要があり、油圧パイロット式操作手段の操作状態を検出する検出手段の信号だけを入力してオートアイドル制御を行っていた今までのエンジンコントローラでは対応できなくなる。また、2つの検出手段の検出信号を入力してオートアイドル制御を行うために新たなエンジンコントローラを設計、開発することはコストアップとなる。油圧パイロット式の操作手段だけを備えた油圧駆動装置も当面併存することを考えると、従来のエンジンコントローラを用いてオートアイドル制御を行うことができるようにすることが、コスト的には望ましい。
本発明の目的は、油圧パイロット式の操作手段と電気レバー式の操作手段が混在したシステムでオートアイドル制御を行うことができ、かつシステムコストが安価である油圧駆動装置を提供することである。
(1)上記目的を達成するために、本発明は、エンジンと、このエンジンにより駆動される油圧ポンプと、第1油圧アクチュエータと、前記油圧ポンプから前記第1油圧アクチュエータヘの圧油の流れを制御する第1制御弁と、前記第1制御弁を操作するための油圧パイロット式の操作手段とを備える建設機械の油圧駆動装置において、第2油圧アクチュエータと、前記油圧ポンプから前記第2油圧アクチュエータヘの圧油の流れを制御する第2制御弁と、前記第2制御弁を操作するための電気レバー式の操作手段と、前記電気レバー式の操作手段の操作に基づいて前記第2制御弁を駆動する電磁比例減圧弁と、前記電気レバー式の操作手段の操作信号を入力し、前記電磁比例減圧弁へ制御信号を出力する第1制御装置と、前記第1制御弁の動作状態を検出する第1検出手段と、前記第2制御弁の動作状態を検出する第2検出手段と、前記第1制御装置に設けられ、前記第1及び第2検出手段の検出結果に基づいて前記第1及び第2制御弁のいずれも非作動状態であるかどうかを判定する第1判定手段と、前記第1判定手段の判定結果を入力し、前記第1及び第2制御弁のいずれも非作動状態であるときに前記エンジンの回転数を下げるオートアイドル制御を行う第2制御装置とを備えるこものとする。
このように第1制御手段に第1及び第2検出手段の検出結果に基づいて第1及び第2制御弁のいずれも非作動状態であるかどうかを判定する第1判定手段を設け、その判定結果を第2制御装置に入力して、第1及び第2制御弁のいずれも非作動状態であるときにエンジンの回転数を下げるオートアイドル制御を行うことにより、第2制御装置は第1制御装置からの判定結果の信号を入力するだけでよいため、第2制御装置として従来のエンジンコントローラをそのまま使用することができる。これにより、油圧パイロット式の操作手段と電気レバー式の操作手段が混在していてもオートアイドル制御を行うことができ、かつシステムコストが安価となる。
(2)上記(1)において、好ましくは、前記第1検出手段は、前記油圧パイロット式の操作手段が出力するパイロット圧を検出する第1圧力センサーを有し、前記第2検出手段は、上流側がパイロット油圧源に接続され、下流側がタンクに接続され、前記第2制御弁のスプールの移動により遮断される油圧信号ラインと、この油圧信号ラインの上流側の圧力を検出する第1圧力センサーとを有し、前記第1判定手段は、前記第1圧力センサーの出力と前記第2圧力センサーの出力の論理和により前記判定を行う。
これにより電気レバー式の操作手段に係わる第2制御弁が複数ある場合でも、1つの圧力センサー(第1圧力センサー)でそれらの制御弁のいずれも操作状態にないかどうかを検出することができ、第1判定手段は、第1及び第2圧力センサーの検出結果により第1及び第2制御弁のいずれも非作動状態であるかどうかを判定することができる。
(3)また、上記(1)において、好ましくは、前記第2制御弁のいずれかのスプールが動作状態にあるかどうかを検出する動作検出手段を更に備え、前記第1制御装置は、前記電気レバー式の操作手段の操作信号と前記動作検出手段の検出結果に基づき異常を判定する第2判定手段を更に有し、前記動作検出手段は前記第2検出手段を兼ねる。
これにより電磁比例減圧弁のスプールがスティックを起こし、制御弁のスプールが中立に戻らない異常が生じた場合に、その異常を検出し、安全性を確保することができる。
また、異常判定のために設けた動作検出手段を上記の第2検出手段に兼用するので、システムコストの一層の低減が可能となる。
(4)また、上記(1)において、好ましくは、前記第1制御装置の前記第1判定手段の判定結果を前記第2制御装置に出力する出力ポートはデジタル出力ポートであり、前記第2制御装置の前記判定結果を入力するアナログ入力ポートである。
これにより第1制御装置の出力ポートはこの種のコントローラに通常設けられているデジタル出力ポートを用いることができ、第2制御装置はセンサー信号入力ポート(アナログ入力ポート)を有する従来のエンジンコントローラを用いることができる。
本発明によれば、油圧パイロット式の操作手段と電気レバー式の操作手段が混在したシステムでオートアイドル制御を行うことができ、かつシステムコストを安価にすることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態による建設機械の油圧駆動装置の回路図である。
図1において、油圧駆動装置は主油圧駆動系Aと、操作制御系Bと、エンジン制御系Cとを備えている。
主油圧駆動系Aは、原動機(エンジン)1と、この原動機1によって駆動する可変容量型の主油圧ポンプ2と、主油圧ポンプ2から吐出される圧油によって駆動する油圧シリンダ4,5及び油圧モータ6,7を含む複数の油圧アクチュエータと、油圧シリンダ4,5及び油圧モータ6,7に供給される圧油の流れ(流量及び方向)を制御するパイロット操作式の制御弁8〜11を含む複数の制御弁と、タンク18とを有している。
制御弁8〜11はセンターバイパスタイプのバルブであり、センターバイパスライン31上に位置するセンターバイパス通路を有している。センターバイパス通路は、制御弁8〜11をセンターバイパスライン31に直列に接続するとともに、制御弁8〜11のスプールの移動により連通、遮断可能である。センターバイパスライン31の上流側は主油圧ポンプ2の吐出油路2aに接続され、下流側はタンクライン32に接続されている。
操作制御系Bは、油圧シリンダ4,5と油圧モータ6の動作を指令する電気レバー装置21,22と、油圧モータ7の動作を指令する油圧パイロット式の操作ペダル装置23と、電気レバーコントローラ24と、原動機1によって主油圧ポンプ2と共に駆動する固定容量型のパイロットポンプ3と、パイロットポンプ3の吐出油路3aに接続され、パイロットポンプ3から吐出される圧油の圧力(パイロット圧力)を規定し、パイロット油圧源16を形成するパイロットリリーフ弁17と、パイロットポンプ3から吐出される圧油の圧力(パイロット圧力)を減圧して出力し、制御弁8〜10を制御する電磁比例減圧弁12a,12b〜14a,14bを含む複数の電磁比例減圧弁と、パイロット油圧源16から電磁比例減圧弁12a,12b〜14a,14b及び操作ペダル装置23の比例減圧弁23a,23bへ至るパイロット管路25を連通・遮断可能な電磁切換弁26とを有している。
電気レバー装置21の操作レバー21aは、図1の紙面に沿う左右方向と紙面に垂直な表裏方向の十字方向に回動操作可能であり、例えば操作レバー21aを紙面に沿う左右方向に回動させると操作信号(電気信号)VL1が出力されて油圧シリンダ4が駆動され、操作レバー21aを紙面に垂直な表裏方向に回動させると操作信号(電気信号)VL2が出力されて油圧モータ6が駆動される。電気レバー装置22の操作レバー22aも同様に十字方向に回動操作可能であり、操作レバー22aを十字の一方向に回動すると操作信号(電気信号)VL3が出力されて油圧シリンダ5が駆動され、十字の他方向に回動すると操作信号(電気信号)VL4が出力されて図示を省略した他の油圧アクチュエータが駆動される。
油圧パイロット式の操作ペダル装置23はペダル23cを有し、ペダル23cを前方又は後方に踏み込み操作すると比例減圧弁23a又は23bが操作信号(油圧信号)を出力して制御弁11を操作し、油圧モータ7が駆動される。
電磁切換弁26は、例えば作業者の安全を確保するために設けられたゲートロックレバー用の電磁切換弁を兼用するものであり、オペレータが乗車後にゲートロックレバーを下げると図示しないスイッチがONし、電磁切換弁26は図示の閉位置から開位置へと切り換えられ、パイロット管路25を連通し、降車時にゲートロックレバーを上げると図示しないスイッチがOFFし、電磁切換弁26は図示の閉位置へと切り換えられ、パイロット管路25を遮断する。電磁切換弁26は、電気レバーコントローラ24の電源ON時に、図示の閉位置から開位置へと切り換わるものであってもよい。
また、操作制御系Bは、上流側がパイロット油圧源16(パイロットポンプ3の吐出油路3a)に接続され、下流側がタンクライン32に接続され、制御弁8〜10のスプールの移動により遮断される油圧信号ライン33と、この油圧信号ライン33の上流側に接続され、その圧力を検出することで制御弁8〜10の作動状態を検知する圧力センサー27と、操作ペダル装置23の比例減圧弁23a又は23bの出力側に設けられたシャトル弁29と、シャトル弁29の出力側に設けられ、その圧力を検出することで制御弁11の作動状態を検知する圧力センサー28とを有している。
制御弁8〜11は、油圧信号ライン33上に位置し制御弁8〜11を直列に接続する信号通路を有し、制御弁8〜10の信号通路は、制御弁8〜10のスプールが中立位置にあるときは油圧信号ライン33を連通させ、制御弁8〜10のスプールが中立位置から動かされると油圧信号ライン33を遮断し、制御弁11の信号通路は、制御弁スプールの位置に係わらず、常時、油圧信号ライン33を連通させる。油圧信号ライン33の吐出油路3aとセンターバイパスライン最上流の制御弁8との間には固定絞り34が設けられ、固定絞り34と制御弁8との間に上記圧力センサー27が設けられている。固定絞り34は、信号ライン33におけるパイロットポンプ3の吐出油の消費流量を減らすためのものである。
エンジン制御系Cは、原動機1の目標回転数を設定するエンジンコントロールダイヤル41と、エンジンコントローラ42と、原動機1に備えられるガバナ1aのガバナレバーとケーブル43を介して連結され、ガバナレバーを回動して目標回転数を変更するモータアクチュエータ44と、モータアクチュエータ44に内蔵され、モータアクチュエータ44の回転量を検出するポテンショメータ45とを有している。
電気レバーコントローラ24は、電気レバー装置21,22の操作信号と圧力センサー27,28の検出信号を入力し、所定の演算処理を行い、電磁比例減圧弁12a,12b〜14a,14bと電磁切換弁26とエンジンコントローラ42に駆動信号及び制御信号を出力する。エンジンコントローラ42は、エンジンコントロールダイヤル41の設定信号とポテンショメータ45の検出信号と電気レバーコントローラ24からの制御信号とを入力し、所定の演算処理を行い、モータアクチュエータ44に制御信号を出力する。
エンジンコントローラ42が電気レバーコントローラ24から入力する制御信号はオートアイドル制御用の制御信号であり(後述)、電気レバーコントローラ24はその制御信号をデジタル出力ポート24pから出力し、エンジンコントローラ42はその制御信号をアナログ入力ポート42pから入力する。電気レバーコントローラ24のデジタル出力ポート24pはこの種のコントローラに一般的に備えられているデジタル出力ポートの1つであり、エンジンコントローラ42のアナログ入力ポート42Pは、従来の全油圧式(全ての制御弁を油圧パイロット式の操作レバー装置により操作する方式)の油圧駆動装置に用いられるオートアイドル制御機能付きエンジンコントローラの入力ポートである。つまり、エンジンコントローラ42としては、従来のエンジンコントローラがそのまま使用される。
図2は上記油圧駆動装置が搭載される油圧ショベルの外観を示す図である。油圧ショベルは下部走行体100と上部旋回体101とフロント作業機102を備えている。下部走行体100は左右のクローラ式走行装置103a,103bを有し、左右の走行モータ104a,104bにより駆動される。また、下部走行体の前部にはブレード105が設けられ、ブレードシリンダ106により上下動される。上部旋回体101は旋回モータ(図示せず)により下部走行体100上に軸Oを中心に旋回駆動される。フロント作業機102は上部旋回体101の前部で上下動可能である。フロント作業機102はブーム110、アーム111、バケット112を有する多関節構造であり、ブーム110、アーム111、バケット112はそれぞれブームシリンダ113、アームシリンダ114、バケットシリンダ115に軸Oを含む平面内を回転駆動される。
図1において、油圧シリンダ4,5はそれぞれ例えばブームシリンダ113及びアームシリンダ114であり、油圧モータ6は例えば旋回モータであり、油圧モータ7は例えば走行モータ104aである。なお、油圧駆動装置には上記バケットシリンダ115、走行モータ104b等のその他の油圧アクチュエータやその方向制御弁も備えられているが、図示の便宜上、図1では省略している。
図3は、電気レバーコントローラ24の処理内容を示す機能ブロック図である。電気レバーコントローラ24は比例弁出力演算部24aと、異常演算部24bと、オートアイドル制御演算部24cの各機能を有している。
比例弁出力演算部24aは、電気レバー装置21,22の操作信号に基づいて電磁比例減圧弁12a,12b〜14a,14bの駆動信号を演算する。異常演算部24bは、電気レバー装置21,22の操作信号と圧力センサー27の検出信号に基づいて電磁比例減圧弁12a,12b〜14a,14bの異常を検出し、電磁切換弁26の制御信号を演算する。オートアイドル制御演算部24cは、圧力センサー27,28の検出信号に基づいて制御弁8〜11のいずれも非作動状態であるかどうかを判定し、エンジンコントローラ42に制御信号を出力する。
図4は、比例弁出力演算部24a及び異常演算部24bの処理内容の詳細を示すフローチャートである。
電気レバーコントローラ24は、まず、電気レバー装置21,22からの操作信号VL1,VL2;VL3,VL4(適宜VLで代表する)を読み取る(手順S1)。次いで、読取った操作信号VLに相当する制御圧Piを演算する(手順S2)。制御圧Piは電磁比例減圧弁12a,12b〜14a,14bから出力される制御パイロット圧の目標値である。この演算は、操作信号VLと制御圧Piとの関数関係を電気レバーコントローラ24のメモリに予め記憶しておき、その関数関係に基づいて行われる。この制御圧Piは電磁比例減圧弁12a,12b〜14a,14bの駆動信号に変換され、電気レバーコントローラ24から電磁比例減圧弁12a,12b〜14a,14bの対応するものの駆動部に出力される(手順S2)。
次いで、電気レバーコントローラ24は圧力センサー27の検出信号である監視信号ELを読み取り(手順S3)、電気レバー装置21,22の操作信号(制御電圧)VLが0Vのとき、つまり操作レバー21a,22aのいずれも中立で操作信号VL1,Vl2;VL3,VL4の全てが0Vのとき、監視電圧ELがタンク圧相当の0Vの信号(OFF信号)であるかどうかを判断する(手順S4)。すなわち、操作信号VL1,Vl2;VL3,VL4と監視電圧ELにより電磁比例減圧弁12a,12b〜14a,14bが異常状態か正常状態かどうか判断する処理が行われる。
制御弁8〜10と電磁比例減圧弁12a,12b〜14a,14bが正常に機能しているとき、この手順S4の判断結果はイエスであり、正常に機械(油圧ショベル)は作動する。一方、電磁比例減圧弁12a,12b〜14a,14bのいずれかが故障したり、コンタミスティックによって電磁比例減圧弁12a,12b〜14a,14bのいずれかが作動不良となっているような場合には、手順S4で、その電磁比例減圧弁に対応する操作信号VLが0Vであるにも係わらず、監視電圧ELが0V以外の値となり、手順4の判断結果はNOとなる。つまり、操作信号VLと監視電圧ELとが異常状態と判断される。
手順4で、操作信号VLと監視電圧ELとが異常状態と判断されると、電気レバーコントローラ24は制御信号をON(例えば0V)からOFF(例えば5V)に切り換えて電磁切換弁26に出力する(手順S5)。これにより上記の如く事前に開位置に切り換えられている電磁切換弁26は図示の閉位置へと切り換えられ、パイロット管路25の連通を遮断し、パイロットポンプ3から電磁比例減圧弁12a,12b〜14a,14bへの圧油の供給が遮断される。これにより今まで作動していた制御弁が中立位置へ戻され、油圧シリンダ4,5及び油圧モータ6を含む電気レバー装置21,22に係わる全ての油圧アクチュエータの作動が停止する。これに伴い、ブーム111、アーム115、旋回体101等の電気レバー装置21,22に係わる全ての作業機部材が停止する。
図5は、オートアイドル制御演算部24cの処理内容の詳細を示すフローチャートである。オートアイドル制御演算部24cは、まず、圧力センサー27の検出信号である監視信号ELと圧力センサー28の検出信号である監視信号HLを読み取る(手順S11)。次いで、監視信号EL,HLが共にそれらのしきい値ELth、ELthより小さいかどうかを判定する(手順S12)。しきい値ELth、ELthは、電気レバー装置21,22及び操作ペダル装置23がそれぞれ非操作状態(中立)であるかどうか、つまり制御弁8〜10及び制御弁11が非操作状態(中立)であるかどうかを判定するための判定値であり、監視信号ELがしきい値ELthより小さい場合は、制御弁8〜10は非操作状態であり、監視信号HLがしきい値ELthより小さい場合は、制御弁11は非操作状態であると判定する。
次いで、制御弁8〜11のいずれかが操作されており、監視信号EL,HLのいずれかがしきい値ELth又はELth以上である場合は、制御信号をON(例えば5V)にしてエンジンコントローラ42に出力し(手順S13)、制御弁8〜11のいずれも非操作状態であり、監視信号EL,HLが共にそれらのしきい値ELth、ELthより小さい場合は、制御信号をOFF(例えば0V)にしてエンジンコントローラ42に出力する(手順S14)。
図6は、エンジンコントローラ42の処理内容を示す機能ブロック図である。エンジンコントローラ42は、目標回転数設定部42aと、オートアイドル回転数設定部42bと、オートアイドル判定部42cと、遅れ要素42gと、目標回転数切換部42dと、アクチュエータ操作量演算部42e、フィードバック制御減算部42fの各機能を有している。
目標回転数設定部42aはスロットルダイヤル41からの操作信号を入力し、この操作信号に対応したエンジン1の目標回転数を設定する。目標回転数設定部42aで設定される回転数にはアイドル回転数と、最大回転数と、その中間の回転数があり、中間の回転数にはアイドル回転数から最大回転数へと可変的に増大する。
オートアイドル回転数設定部42bはオートアイドル制御の目標回転数を設定するものであり、オートアイドル制御の目標回転数としてアイドル回転数が記憶されている。
オートアイドル判定部42cは電気レバーコントローラ24からアナログ入力ポート42pを介して入力したON(例えば5V)又はOFF(例えば0V)の制御信号を入力し、オートアイドル制御の要否を判定し、オートアイドル制御が要と判定されたときに目標回転数切換部42dを図示の位置から切り換えるものであり、しきい値として例えば2.5Vが設定してあり、制御信号が例えば5VのON信号である場合は、OFF(オートアイドル制御不要)の判定信号を出力し、制御信号が例えば0VのOFF信号である場合は、ON(オートアイドル制御要)の判定信号を出力する。
遅れ要素42gは、オートアイドル判定部42cの判定信号がOFFからONに切り換わった場合にのみ一定時間(例えば4〜5秒)の遅れをもって、その切り換わったONの判定信号を出力する。これによりオペレータが操作レバー手段を中立に戻してから短時間で操作レバー手段を操作して作業を続行する場合などにはエンジン回転数が低下しないので、不要なエンジン回転数の低下を防止できる。
目標回転数切換部42dは遅れ要素42gを経由した判定信号がOFFのときは図示の位置を保持し、目標回転数設定部42aで設定された目標回転数を選択し、遅れ要素42gを経由した判定信号がONになると図示の位置から切り換えられ、オートアイドル回転数設定部42bに設定された目標回転数(アイドル回転数)を選択する。
アクチュエータ操作量演算部42eは、目標回転数切換部42dで選択された目標回転数をモータアクチュエータ44の目標回転量に変換する演算を行う。この演算は、エンジン1の回転数がその目標回転数となるような目標燃料噴射量を求める演算と、ガバナ1aの燃料噴射量がその目標燃料噴射量となるようなモータアクチュエータ44の目標回転量を求める演算の組み合わせである。
フィードバック制御減算部42fは、アクチュエータ操作量演算部42eで演算したモータアクチュエータ44の目標回転量からポテンショメータ45で検出された回転量を減算し、偏差信号を算出する。この偏差信号は、図示しないアンプで増幅され、駆動信号がモータアクチュエータ44に出力される。モータアクチュエータ44はその駆動信号によりガバナ1aを操作して、エンジン1の回転数が目標回転数切換部42dで選択された目標回転数となるよう燃料料噴射量を制御する。
以上において、電気レバーコントローラ24は電気レバー装置21,22(電気レバー式の操作手段)の操作信号を入力し、電磁比例減圧弁12a,12b〜14a,14bへ制御信号を出力する第1制御装置を構成し、シャトル弁29及び圧力センサー28は制御弁11(第1制御弁)の動作状態を検出する第1検出手段を構成し、油圧信号ライン33及び圧力センサー27は、制御弁8〜10(第2制御弁)の動作状態を検出する第2検出手段を構成する。
また、図5の手順S12の処理機能は、第1及び第2検出手段の検出結果に基づいて制御弁11及び制御弁8〜10(第1及び第2制御弁)のいずれも非作動状態であるかどうかを判定する第1判定手段を構成し、エンジンコントローラ42は、第1判定手段の判定結果を入力し、第1及び第2制御弁のいずれも非作動状態であるときにエンジン1の回転数を下げるオートアイドル制御を行う第2制御装置を構成する。
更に、油圧信号ライン33及び圧力センサー27は、制御弁8〜10(第2制御弁)のいずれかのスプールが動作状態にあるかどうかを検出する動作検出手段を構成し、図4の手順S4の処理機能は、電気レバー装置21,22(電気レバー式の操作手段)の操作信号と圧力センサー27(動作検出手段)の検出結果に基づき異常を判定する第2判定手段を構成し、本実施の形態では、動作検出手段(油圧信号ライン33及び圧力センサー27)は第2検出手段を兼ねている。
次に、以上のように構成した本実施の形態の動作を説明する。
<アクチュエータ操作>
オペレータが電気レバー装置21又は22を操作すると、電気レバー装置21,又は22からの操作信号が電気レバーコントローラ24に入力される。電気レバーコントローラ24は、電気レバー装置21又は22の操作信号に基づいて電磁比例減圧弁12a〜14bの該当するものへの駆動信号を演算し、その電磁比例減圧弁を駆動する(図4の手順S1及びS2)。電磁比例減圧弁が駆動すると、対応する制御弁のスプールが作動し、油圧シリンダ4又は5或いは油圧モータ6が駆動する。
また、オペレータが油圧パイロット式の操作ペダル装置23を操作すると、パイロットポンプ3からの圧油が制御弁11に供給され、油圧モータ(例えば走行モータ)7が作動する。
<電磁比例減圧弁の異常検出>
電気レバー装置21,22の操作により制御弁8〜10のいずれかのスプールが作動すると、油圧信号ライン33に圧力が立ち、圧力センサー27はその圧力を検出する。操作ペダル装置23を操作した場合は、制御弁11のスプールが動いても油圧信号ライン33は開口したままなので、油圧信号ライン33の圧力には影響せず、圧力センサー27の検出信号は変化しない。
電気レバー装置21,22を中立に戻してアクチュエータの駆動を停止する場合、例えば作動油に混入した金属粉等により電磁比例減圧弁12a〜14bのスプールがスティックを起こし、制御弁が中立に戻らない場合がある。このような場合、電気レバー装置21,22のいずれも操作していないにも係わらず油圧信号ライン33に圧力が立ち、圧力センサー27はその圧力を検出する。電気レバーコントローラ24は電気レバー装置21,22の操作信号と圧力センサー27の検出信号を入力し、電磁比例減圧弁12a〜14bのいずれかがスティックしていると判断し、電磁切換弁26を閉位置に切り換える(図4の手順S3〜S5)。これにより電磁比例減圧弁12a〜14bの1次圧力がカットされ、各アクチュエータ4〜6が停止する。
<エンジン回転数制御>
オペレータがエンジンコントロールダイヤル41を回転させると、エンジンコントロールダイヤル41に付属するポテンショメータの抵抗値が変化し、目標回転数の設定信号が変化する。電気レバー装置21,22或いは操作ペダル装置23のいずれかが操作されているときは、エンジンコントローラ42はその設定信号に基づいて設定された目標回転数とモータアクチュエータ44のポテンショメータ45から入力した検出信号に基づいてモータアクチュエータ44の駆動信号を生成し(図5のブロック42a,42d,42e,42f)、モータアクチュエータ44を正転又は逆転させる。モータアクチュエータ44が回転することによりケーブル43が押し引きされ、ガバナ1aのガバナレバーが回動し、燃料噴射量が変化してエンジン回転数が目標回転数となるよう制御される。
<オートアイドル制御>
電磁比例減圧弁のいずれも正常である(スティックしていない)通常時は、電気レバー装置21,22を中立に戻すと、制御弁8〜10のスプールも中立に戻り、油圧信号ライン33の圧力もタンク圧となり、圧力センサー27はその圧力を検出する。同様に、油圧パイロット式の操作ペダル装置23を中立に戻すと、操作信号であるパイロット圧はタンク圧となり、圧力センサー28はその圧力を検出する。このように電気レバー装置21,22と操作ペダル装置23が共に中立に戻ると、電気レバーコントローラ24はオートアイドル制御の制御信号をON(5V)からOFF(0V)に切り換え、デジタル出力ポート24pよりその制御信号を出力する。エンジンコントローラ42はその制御信号をアナログ入力ポート42pより入力し、それが一定の電圧(例えば2.5V)以下であるためオートアイドル制御要と判断してONの判定信号を出力し(図6のブロック42c)、一定時間経過後、エンジン目標回転数をアイドル回転数に変更し、エンジン1の回転数を低下させる(図6のブロック42g、42d)。
以上のように本実施の形態によれば、油圧パイロット式の操作手段(操作ペダル装置23)と電気レバー式の操作手段(電気レバー装置21,22)が混在していても、電気レバーコントローラ24で制御弁11と制御弁8〜10のいずれも非作動状態であるかどうかを判定し、その判定結果をエンジンコントローラ42に入力してオートアイドル制御を行うようにしたので、エンジンコントローラ42として、従来、全油圧式(全ての制御弁を油圧パイロット式の操作レバー装置により操作する方式)の油圧駆動装置に用いられるオートアイドル制御機能付きエンジンコントローラをそのまま用いてオートアイドル制御を行うことができ、システムコストを安価にすることができる。
また、電気レバーコントローラ24に電磁比例減圧弁12a,12b〜14a,14bの異常を検出し、異常時に電磁切換弁26を閉じて全ての油圧アクチュエータ4〜7を停止させるようにしたので、不測の事故を未然に防止し、安全性を向上することができる。
更に、その異常判定のために設けた動作検出手段である圧力センサー27を、オートアイドル制御用の制御弁8〜10の動作状態を検出する検出手段に兼用するので、システムコストの一層の低減が可能となる。
また、制御弁8〜10の動作状態を検出する検出手段を制御弁8〜10のスプールの移動により遮断される油圧信号ライン33と、この油圧信号ライン33の上流側の圧力を検出する圧力センサー27とで構成したので、電気レバー式の操作手段(電気レバー装置21,22)に係わる制御弁8〜10が複数ある場合でも、1つの圧力センサー(圧力センサー27)でそれらの制御弁8〜10のいずれも操作状態にないかどうかを検出することができる。
なお、上記の実施の形態では、電気レバーコントローラ24に電磁比例減圧弁12a,12b〜14a,14bの異常判定機能を設け、そのために設けた圧力センサー27をオートアイドル制御のための制御弁8〜10の動作状態を検出する検出手段に兼用したが、電磁比例減圧弁の異常判定機能を設けず、オートアイドル制御専用の検出手段を設けてもよい。
また、電気レバー装置21,22に係わる制御弁8〜10の動作状態を圧力センサー27で検出したが、電気レバー装置21,22の操作信号を用いて検出してもよい。この場合、制御弁8〜10の動作状態を検出する検出手段は、電気レバーコントローラ24の内部にその演算処理の一機能として備えられるものとなる。
本発明の一実施の形態に係わる建設機械の油圧駆動装置の回路図である。 油圧駆動システムが搭載される油圧ショベルの外観を示す図である。 電気レバーコントローラの処理内容を示す機能ブロック図である。 電気レバーコントローラの比例弁出力演算部及び異常演算部の処理内容の詳細を示すフローチャートである。 電気レバーコントローラのオートアイドル制御演算部の処理内容の詳細を示すフローチャートである。 エンジンコントローラの処理内容を示す機能ブロック図である。
符号の説明
A 主油圧駆動系
B 操作制御系
C エンジン制御系
1 原動機(エンジン)
2 主油圧ポンプ
3 パイロットポンプ
4,5 油圧シリンダ
6,7 油圧モータ
8〜11 制御弁
12a,12b〜14a,14b 電磁比例減圧弁
16 パイロット油圧源
17 パイロットリリーフ弁
18 タンク
21,22 電気レバー装置
23 操作ペダル装置
24 電気レバーコントローラ24(第1制御装置)
24a 比例弁出力演算部
24b 異常演算部
24c オートアイドル制御演算部
24p デジタル出力ポート
25 パイロット管路
26 電磁切換弁
27 圧力センサー(第2検出手段)
28 圧力センサー(第1検出手段)
29 シャトル弁
31 センターバイパスライン
32 タンクライン
33 油圧信号ライン
34 固定絞り
41 スロットルダイヤル
42 エンジンコントローラ(第2制御装置)
42a 目標回転数設定部
42b オートアイドル回転数設定部
42c オートアイドル判定部
42d 目標回転数切換部
42e アクチュエータ操作量演算部
42f フィードバック制御減算部
42g 遅れ要素
42p アナログ入力ポート
43 ケーブル
44 モータアクチュエータ
45 ポテンショメータ

Claims (4)

  1. エンジンと、このエンジンにより駆動される油圧ポンプと、駆動する第1油圧アクチュエータと、前記油圧ポンプから前記第1油圧アクチュエータヘの圧油の流れを制御する第1制御弁と、前記第1制御弁を操作するための油圧パイロット式の操作手段とを備える建設機械の油圧駆動装置において、
    第2油圧アクチュエータと、
    前記油圧ポンプから前記第2油圧アクチュエータヘの圧油の流れを制御する第2制御弁と、
    前記第2制御弁を操作するための電気レバー式の操作手段と、
    前記電気レバー式の操作手段の操作に基づいて前記第2制御弁を駆動する電磁比例減圧弁と、
    前記電気レバー式の操作手段の操作信号を入力し、前記電磁比例減圧弁へ制御信号を出力する第1制御装置と、
    前記第1制御弁の動作状態を検出する第1検出手段と、
    前記第2制御弁の動作状態を検出する第2検出手段と、
    前記第1制御装置に設けられ、前記第1及び第2検出手段の検出結果に基づいて前記第1及び第2制御弁のいずれも非作動状態であるかどうかを判定する第1判定手段と、
    前記第1判定手段の判定結果を入力し、前記第1及び第2制御弁のいずれも非作動状態であるときに前記エンジンの回転数を下げるオートアイドル制御を行う第2制御装置とを備えることを特徴とする建設機械の油圧駆動装置。
  2. 請求項1記載の建設機械の油圧駆動装置において、
    前記第1検出手段は、前記油圧パイロット式の操作手段が出力するパイロット圧を検出する第1圧力センサーを有し、
    前記第2検出手段は、上流側がパイロット油圧源に接続され、下流側がタンクに接続され、前記第2制御弁のスプールの移動により遮断される油圧信号ラインと、この油圧信号ラインの上流側の圧力を検出する第1圧力センサーとを有し、
    前記第1判定手段は、前記第1圧力センサーの出力と前記第2圧力センサーの出力の論理和により前記判定を行うことを特徴とする建設機械の油圧駆動装置。
  3. 請求項1記載の建設機械の油圧駆動装置において、
    前記第2制御弁のいずれかのスプールが動作状態にあるかどうかを検出する動作検出手段を更に備え、
    前記第1制御装置は、前記電気レバー式の操作手段の操作信号と前記動作検出手段の検出結果に基づき異常を判定する第2判定手段を更に有し、
    前記動作検出手段は前記第2検出手段を兼ねることを特徴とする建設機械の油圧駆動装置。
  4. 請求項1記載の建設機械の油圧駆動装置において、
    前記第1制御装置の前記第1判定手段の判定結果を前記第2制御装置に出力する出力ポートはデジタル出力ポートであり、前記第2制御装置の前記判定結果を入力する入力ポートはアナログ入力ポートであることを特徴とする建設機械の油圧駆動装置。
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