JPH0972086A - 移動作業台 - Google Patents
移動作業台Info
- Publication number
- JPH0972086A JPH0972086A JP24706195A JP24706195A JPH0972086A JP H0972086 A JPH0972086 A JP H0972086A JP 24706195 A JP24706195 A JP 24706195A JP 24706195 A JP24706195 A JP 24706195A JP H0972086 A JPH0972086 A JP H0972086A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chain
- casters
- base table
- movement
- motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来、比較的ドア巾が狭くフロアの狭い場所
においては、脚立や梯子を使って、天井板の取付け，空
調設備の設置，電気通信関係の配線，壁張地の貼付け，
サッシの取付けなどの工事作業を作っていたため、作業
員の転落事故がしばしば起っており、労災上の問題とな
っていたことに鑑み、本発明は、このような場所におけ
る問題を解決した移動作業台を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 本発明は、移動車輪４と固定具６とを設
けた基台１の後側部左右側に支柱管７を立設し、この支
柱管に収容して上下に摺動するガイドロール部１６を作
業台１０の後側部左右側に設け、基台１に設置したモー
タ２４により回転するチェーン２１を下支軸２０及び上
支軸１８の左右両端部にそれぞれ設けたスプロケット１
７，１９に懸架し、前記チェーン２１の一端部は前記ガ
イドロール部の上端部にその他端部はガイドロール部の
下端部にそれぞれ固着２２，２３し、モータ２４の正逆
回転操作により作業台１０を昇降するように成るもので
ある。
においては、脚立や梯子を使って、天井板の取付け，空
調設備の設置，電気通信関係の配線，壁張地の貼付け，
サッシの取付けなどの工事作業を作っていたため、作業
員の転落事故がしばしば起っており、労災上の問題とな
っていたことに鑑み、本発明は、このような場所におけ
る問題を解決した移動作業台を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 本発明は、移動車輪４と固定具６とを設
けた基台１の後側部左右側に支柱管７を立設し、この支
柱管に収容して上下に摺動するガイドロール部１６を作
業台１０の後側部左右側に設け、基台１に設置したモー
タ２４により回転するチェーン２１を下支軸２０及び上
支軸１８の左右両端部にそれぞれ設けたスプロケット１
７，１９に懸架し、前記チェーン２１の一端部は前記ガ
イドロール部の上端部にその他端部はガイドロール部の
下端部にそれぞれ固着２２，２３し、モータ２４の正逆
回転操作により作業台１０を昇降するように成るもので
ある。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動式の作業台に
関するものである。
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】本発明の出願人は、すでに特願平７−２
４４９７号の発明にかかる出願をしているが、これは大
規模な構造から成る作業台であり、移動を自走式で行う
ものであったから、間仕切りのない広いフロアから成る
建築物においては好都合であったが、間仕切りの多い住
宅や病院などのドア巾が狭くフロアの狭い場所では使用
できず、欠点となっていた。
４４９７号の発明にかかる出願をしているが、これは大
規模な構造から成る作業台であり、移動を自走式で行う
ものであったから、間仕切りのない広いフロアから成る
建築物においては好都合であったが、間仕切りの多い住
宅や病院などのドア巾が狭くフロアの狭い場所では使用
できず、欠点となっていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明はこの
ような場所における問題を解決した移動作業台を提供す
ることを目的とするものである。
ような場所における問題を解決した移動作業台を提供す
ることを目的とするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、移動車輪と固
定具とを設けた基台の後側部左右側に支柱管を立設し、
この支柱管に収容して上下に摺動するガイドロール部を
作業台の後側部左右側に設け、基台に設置したモータに
より回転するチェーンを下支軸及び上支軸の左右両端部
にそれぞれ設けたスプロケットに懸架し、前記チェーン
の一端部は前記ガイドロール部の上端部にその他端部は
ガイドロール部の下端部に固着し、モータの正逆回転操
作により作業台を昇降するように成るものである。
定具とを設けた基台の後側部左右側に支柱管を立設し、
この支柱管に収容して上下に摺動するガイドロール部を
作業台の後側部左右側に設け、基台に設置したモータに
より回転するチェーンを下支軸及び上支軸の左右両端部
にそれぞれ設けたスプロケットに懸架し、前記チェーン
の一端部は前記ガイドロール部の上端部にその他端部は
ガイドロール部の下端部に固着し、モータの正逆回転操
作により作業台を昇降するように成るものである。
【０００５】
【発明の実施の形態】いま作業台に登乗して作業を始め
ようとするときは、作業員はまず基台を固定した後、作
業台に乗ってモータの正回転スイッチを押す。すると、
モータプーリ及びベルトの回転によりプーリを介して下
支軸が回転し左右両端部のスプロケットを回転するか
ら、チェーンは下方に引張られて行く。
ようとするときは、作業員はまず基台を固定した後、作
業台に乗ってモータの正回転スイッチを押す。すると、
モータプーリ及びベルトの回転によりプーリを介して下
支軸が回転し左右両端部のスプロケットを回転するか
ら、チェーンは下方に引張られて行く。
【０００６】すると、このチェーンの一端部が固着する
作業台が持ち上げられ次第に上方に移動していく。そし
て、図２には最高位置に達した状態を鎖線で現わしてい
るが、作業台は作業状況に合わせて所望高さで停止す
る。
作業台が持ち上げられ次第に上方に移動していく。そし
て、図２には最高位置に達した状態を鎖線で現わしてい
るが、作業台は作業状況に合わせて所望高さで停止す
る。
【０００７】作業終了後は、モータの逆回転スイッチを
押せば、下支軸が反対方向に回転してチェーンを上方向
に回転するようにしチェーンの一端部が降下するから、
作業台を次第に下動し、図２の実線位置に戻る。
押せば、下支軸が反対方向に回転してチェーンを上方向
に回転するようにしチェーンの一端部が降下するから、
作業台を次第に下動し、図２の実線位置に戻る。
【０００８】また、作業台を移動したいときは、本機全
体を把手をもって後倒しにした状態で、車輪を介して所
望場所まで移動する。
体を把手をもって後倒しにした状態で、車輪を介して所
望場所まで移動する。
【０００９】移動後は、当該場所で作業台を固定してお
くため、基台四隅部に設けた固定ジャッキによって基台
全体をやや浮上させるようにした後、固定する。このと
きは、車輪も浮上状態になる。
くため、基台四隅部に設けた固定ジャッキによって基台
全体をやや浮上させるようにした後、固定する。このと
きは、車輪も浮上状態になる。
【００１０】
【実施例】１は周囲を台管体２，２・・で構成した基台
で、この基台の後側部の台管体２に設けた腕杆３，３に
は車輪４，４を枢着する。
で、この基台の後側部の台管体２に設けた腕杆３，３に
は車輪４，４を枢着する。
【００１１】５，５は前記基台１の前後両側部の台管体
２，２の各端部に出入れ自在に嵌挿した調節管で、この
各調節管にはそれぞれ上下調節自在の固定ジャッキ６，
６・・を設ける。
２，２の各端部に出入れ自在に嵌挿した調節管で、この
各調節管にはそれぞれ上下調節自在の固定ジャッキ６，
６・・を設ける。
【００１２】７，７は前記基台１の後側部の左右端部に
立設した内側縦方向に開口部８を設けた支柱管で、この
支柱管内には後記作業台１０の案内部材１５，１５の外
側部に設けたガイドロール１６，１６・・部が嵌挿して上
下摺動するように成る。
立設した内側縦方向に開口部８を設けた支柱管で、この
支柱管内には後記作業台１０の案内部材１５，１５の外
側部に設けたガイドロール１６，１６・・部が嵌挿して上
下摺動するように成る。
【００１３】９は前記支柱管７の後側部適所に設けた把
手で、この把手は本機全体を後倒し状態にして前記車輪
４，４を介して移動する際の持ち手となる。この実施例
では、本機全体を後倒し状態にして移動するが、車輪を
四箇所に設けるようにすれば、本機全体を水平状態のま
ま移動することに成る。
手で、この把手は本機全体を後倒し状態にして前記車輪
４，４を介して移動する際の持ち手となる。この実施例
では、本機全体を後倒し状態にして移動するが、車輪を
四箇所に設けるようにすれば、本機全体を水平状態のま
ま移動することに成る。
【００１４】１０は踏板１１を有する作業台で、この作
業台は下端部周囲に側板１２を設けるとともに上側部周
囲に手摺枠１３及び出入り枠材１４を設ける。
業台は下端部周囲に側板１２を設けるとともに上側部周
囲に手摺枠１３及び出入り枠材１４を設ける。
【００１５】１５，１５は前記作業台１０の前側板１２
及び補助板１２’の左右端部に設けた案内部材で、この
案内部材の外側部の上下にはガイドロール１６，１６・・
を設ける。前記案内部材１５，１５及びガイドロール１
６，１６・・部は前記支柱管７，７の内部に収容され、こ
の支柱管を軌状に上下に摺動するように成る。
及び補助板１２’の左右端部に設けた案内部材で、この
案内部材の外側部の上下にはガイドロール１６，１６・・
を設ける。前記案内部材１５，１５及びガイドロール１
６，１６・・部は前記支柱管７，７の内部に収容され、こ
の支柱管を軌状に上下に摺動するように成る。
【００１６】１７，１７は前記支柱管７，７の内側開口
部８，８の上端部間に架設した上支軸１８の左右両端部
に設置したスプロケットで、このスプロケットに対応す
る下方のスプロケット１９，１９は支柱管７の内側開口
部の下端部間に架設した下支軸２０の左右両端部に設置
する。
部８，８の上端部間に架設した上支軸１８の左右両端部
に設置したスプロケットで、このスプロケットに対応す
る下方のスプロケット１９，１９は支柱管７の内側開口
部の下端部間に架設した下支軸２０の左右両端部に設置
する。
【００１７】２１，２１は前記左右側上下部のスプロケ
ット１７，１９間に懸架したチェーンで、このチェーン
の一端部は前記案内部材１５，１５の上端部に固着２
２，２２し、他端部は案内部材１５，１５の下端部に固
着２３，２３する。
ット１７，１９間に懸架したチェーンで、このチェーン
の一端部は前記案内部材１５，１５の上端部に固着２
２，２２し、他端部は案内部材１５，１５の下端部に固
着２３，２３する。
【００１８】前記チェーンとスプロケットの伝動機構
は、他の同効部材に代えて構成してもよい。
は、他の同効部材に代えて構成してもよい。
【００１９】２４は前記基台１上に設置したモータで、
このモータプーリ２５と前記下支軸２０に設けたプーリ
２６との間にベルト２７を懸架する。
このモータプーリ２５と前記下支軸２０に設けたプーリ
２６との間にベルト２７を懸架する。
【００２０】２８，２８は前記作業台１０の前側部寄り
の左右両側部に設けた補強板である。
の左右両側部に設けた補強板である。
【００２１】モータの回転操作をする操作盤２９は作業
台１０の適所に設ける。
台１０の適所に設ける。
【００２２】
【発明の効果】本発明の作業台によるときは、間仕切り
が多くドア巾の狭い場所における天井乃至壁部分の諸作
業を行う時に好適な比較的小型の作業台となるから、各
種の工事作業を常に安全で円滑かつ迅速に行うことがで
き、その移動も簡単にでき、作業員に疲労の蓄積が殆ん
どないようになり、またその全体の機構も比較的簡潔で
あるから、コスト安価に提供することができる。
が多くドア巾の狭い場所における天井乃至壁部分の諸作
業を行う時に好適な比較的小型の作業台となるから、各
種の工事作業を常に安全で円滑かつ迅速に行うことがで
き、その移動も簡単にでき、作業員に疲労の蓄積が殆ん
どないようになり、またその全体の機構も比較的簡潔で
あるから、コスト安価に提供することができる。
【図１】全体の斜視図
【図２】全体の側面図
【図３】要部の関係斜視図
１ 基台 ４，４ 車輪 ５，５ 調節管 ６，６ 固定ジャッキ ７，７ 支柱管 ９ 把手 １０ 作業台 １５，１５ 案内部材 １６，１６ ガイドロール １７，１７ スプロケット １８ 上支軸 １９，１９ スプロケット ２０ 下支軸 ２１，２１ チェーン ２２，２２ 固着部 ２３，２３ 固着部 ２４ モータ ２７ ベルト
Claims (1)
- 【請求項１】 移動車輪と固定具とを設けた基台の後側
部左右側に支柱管を立設し、この支柱管に収容して上下
に摺動するガイドロール部を作業台の後側部左右側に設
け、基台に設置したモータにより回転するチェーンを下
支軸及び上支軸の左右両端部にそれぞれ設けたスプロケ
ットに懸架し、前記チェーンの一端部は前記ガイドロー
ル部の上端部にその他端部はガイドロール部の下端部に
固着し、モータの正逆回転操作により作業台を昇降する
ように成る移動作業台。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24706195A JP2934944B2 (ja) | 1995-09-01 | 1995-09-01 | 移動作業台 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24706195A JP2934944B2 (ja) | 1995-09-01 | 1995-09-01 | 移動作業台 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0972086A true JPH0972086A (ja) | 1997-03-18 |
| JP2934944B2 JP2934944B2 (ja) | 1999-08-16 |
Family
ID=17157846
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24706195A Expired - Lifetime JP2934944B2 (ja) | 1995-09-01 | 1995-09-01 | 移動作業台 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2934944B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109371850A (zh) * | 2018-12-18 | 2019-02-22 | 中海外交通建设有限公司 | 一种桥梁施工用支撑构件 |
| CN110790204A (zh) * | 2019-11-27 | 2020-02-14 | 株洲兴润高分子新材料有限公司 | 一种室内装修用登高装置 |
| KR102175558B1 (ko) | 2020-05-14 | 2020-11-06 | 장병곤 | 비계장치 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110374315A (zh) * | 2019-07-24 | 2019-10-25 | 黄光平 | 一种建筑施工用安全平台 |
-
1995
- 1995-09-01 JP JP24706195A patent/JP2934944B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109371850A (zh) * | 2018-12-18 | 2019-02-22 | 中海外交通建设有限公司 | 一种桥梁施工用支撑构件 |
| CN110790204A (zh) * | 2019-11-27 | 2020-02-14 | 株洲兴润高分子新材料有限公司 | 一种室内装修用登高装置 |
| KR102175558B1 (ko) | 2020-05-14 | 2020-11-06 | 장병곤 | 비계장치 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2934944B2 (ja) | 1999-08-16 |
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