JPH0971699A - 半導電性ゴム組成物 - Google Patents
半導電性ゴム組成物Info
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- JPH0971699A JPH0971699A JP7254686A JP25468695A JPH0971699A JP H0971699 A JPH0971699 A JP H0971699A JP 7254686 A JP7254686 A JP 7254686A JP 25468695 A JP25468695 A JP 25468695A JP H0971699 A JPH0971699 A JP H0971699A
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- JP
- Japan
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- weight
- parts
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 広範囲にわたって安定した体積固有抵抗値R
vを有する半導電性ゴム組成物及びそれを用いた、オフ
ィスオートメーション機器用ゴムローラーを提供する。 【解決手段】 C2含量を50〜65%として、C2ブロ
ックの配向を少なくし、分子量分布を4.5以上とし
た、EPDMを主成分とするポリマー100重量部に対
して、比表面積 180m2/g以上且つ吸油量 11
0ml/100g以上の導電性を付与するための主カー
ボンブラック 10〜25重量部、及び導電性を付与す
る補助剤として、比表面積 50〜70m2/g、且つ
吸油量 30〜50ml/100g、且つ平均粒径 4
50〜560μmのサーマルブラック20〜60重量部
を配合してあるが、オイル及び導電性を有する金属酸化
物を添加しない半導電性ゴム組成物である。
vを有する半導電性ゴム組成物及びそれを用いた、オフ
ィスオートメーション機器用ゴムローラーを提供する。 【解決手段】 C2含量を50〜65%として、C2ブロ
ックの配向を少なくし、分子量分布を4.5以上とし
た、EPDMを主成分とするポリマー100重量部に対
して、比表面積 180m2/g以上且つ吸油量 11
0ml/100g以上の導電性を付与するための主カー
ボンブラック 10〜25重量部、及び導電性を付与す
る補助剤として、比表面積 50〜70m2/g、且つ
吸油量 30〜50ml/100g、且つ平均粒径 4
50〜560μmのサーマルブラック20〜60重量部
を配合してあるが、オイル及び導電性を有する金属酸化
物を添加しない半導電性ゴム組成物である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オフィスオートメ
ーション機器等に用いるのに適する、EPDMを基材と
する半導電性ゴム組成物であって、特にオイル及び導電
性を有する金属酸化物を添加しないもの、及びそれを用
いたオフィスオートメーション機器用ゴムローラーに関
するものである。
ーション機器等に用いるのに適する、EPDMを基材と
する半導電性ゴム組成物であって、特にオイル及び導電
性を有する金属酸化物を添加しないもの、及びそれを用
いたオフィスオートメーション機器用ゴムローラーに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、オフィスオートメーション機器用
ゴムローラーを、例えば、EPDMを主成分として製造
する場合、導電性を付与するために金属酸化物を添加し
たり、ゴム硬度を調整するために石油系のプロセスオイ
ルを配合した半導電性スポンジゴムが使用されている。
ゴムローラーを、例えば、EPDMを主成分として製造
する場合、導電性を付与するために金属酸化物を添加し
たり、ゴム硬度を調整するために石油系のプロセスオイ
ルを配合した半導電性スポンジゴムが使用されている。
【0003】しかしながら、上記従来の半導電性ゴム組
成物は、練りのバラツキ特にムーニー値の最低値Vmの
コントロール、硬度のバリエーションもオイル添加量に
依存しており、オイルを添加してあるため、体積固有抵
抗値Rvのコントロールが難しく、それが前記ムーニー
値の最低値Vm・硬度Hsの不安定要因になり、また、
添加したオイルが使用現場で感光体トナー等の汚染源と
なること、さらに圧縮永久歪Cs(70℃−22時間)
が25〜30%と大きいこと、配合単価が高いこと等の
問題点がある。
成物は、練りのバラツキ特にムーニー値の最低値Vmの
コントロール、硬度のバリエーションもオイル添加量に
依存しており、オイルを添加してあるため、体積固有抵
抗値Rvのコントロールが難しく、それが前記ムーニー
値の最低値Vm・硬度Hsの不安定要因になり、また、
添加したオイルが使用現場で感光体トナー等の汚染源と
なること、さらに圧縮永久歪Cs(70℃−22時間)
が25〜30%と大きいこと、配合単価が高いこと等の
問題点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする課題
は、上記従来の半導電性ゴム組成物は、オイルを添加し
てあるため、体積固有抵抗値Rvのコントロールが難し
く、また、添加したオイルが使用現場で感光体トナー等
の汚染源となること、さらに圧縮永久歪みCs(70℃
−22Hr)が25〜30%と大きいこと、配合単価が
高いことであり、本発明はこの点に着目して、体積固有
抵抗値Rvのコートロールが容易で、硬度Csが比較的
よく、低コストの半導電性ゴム組成物及びそれを用いた
オフィスオートメーション機器用ゴムローラーを提供す
るものである。
は、上記従来の半導電性ゴム組成物は、オイルを添加し
てあるため、体積固有抵抗値Rvのコントロールが難し
く、また、添加したオイルが使用現場で感光体トナー等
の汚染源となること、さらに圧縮永久歪みCs(70℃
−22Hr)が25〜30%と大きいこと、配合単価が
高いことであり、本発明はこの点に着目して、体積固有
抵抗値Rvのコートロールが容易で、硬度Csが比較的
よく、低コストの半導電性ゴム組成物及びそれを用いた
オフィスオートメーション機器用ゴムローラーを提供す
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、C2含量
を50〜65%とし、分子量分布を4.5以上とした 、
EPDMを主成分とするポリマー100重量部に対し
て、比表面積 180m2/g以上且つ吸油量 110
ml/100g以上の導電性を付与するための主カーボ
ンブラック 10〜25重量部、及び導電性を付与する
補助剤として、比表面積 50〜70m2/g、且つ吸
油量 30〜50ml/100g、且つ平均粒径 45
0〜560μmのサーマルブラック 20〜60重量部
をそれぞれ配合してなり、且つオイル及び導電性を有す
る金属酸化物を含まない半導電性ゴム組成物である。
を50〜65%とし、分子量分布を4.5以上とした 、
EPDMを主成分とするポリマー100重量部に対し
て、比表面積 180m2/g以上且つ吸油量 110
ml/100g以上の導電性を付与するための主カーボ
ンブラック 10〜25重量部、及び導電性を付与する
補助剤として、比表面積 50〜70m2/g、且つ吸
油量 30〜50ml/100g、且つ平均粒径 45
0〜560μmのサーマルブラック 20〜60重量部
をそれぞれ配合してなり、且つオイル及び導電性を有す
る金属酸化物を含まない半導電性ゴム組成物である。
【0006】第2の発明は、上記第1の発明に加えて、
発泡剤を2〜20重量部添加したものである。
発泡剤を2〜20重量部添加したものである。
【0007】第3の発明は、上記第1又は第2の発明の
構成に加えて、さらに平均粒径 25〜30μm、且つ
比表面積 80〜100m2/g、且つ吸油量 110
〜140ml/100gのファーネスブラック 1〜1
5重量部を配合したものである。
構成に加えて、さらに平均粒径 25〜30μm、且つ
比表面積 80〜100m2/g、且つ吸油量 110
〜140ml/100gのファーネスブラック 1〜1
5重量部を配合したものである。
【0008】第4の発明は、上記第3の発明の構成の半
導電性ゴム組成物よりなるオフィスオートメーション機
器用ゴムローラーである。
導電性ゴム組成物よりなるオフィスオートメーション機
器用ゴムローラーである。
【0009】EPDMを主成分とするポリマーは、C2
含有量を少なくし、分子量分布Mw/Mnを大きくする
等、上記組成とすることによって、グリーン強度が増大
し、加工時の粘度が下がり、剪断速度が速くなり、加工
性が向上し、オイルを添加しなくても、押出時のスキン
状態・押出スピード等が改善される。
含有量を少なくし、分子量分布Mw/Mnを大きくする
等、上記組成とすることによって、グリーン強度が増大
し、加工時の粘度が下がり、剪断速度が速くなり、加工
性が向上し、オイルを添加しなくても、押出時のスキン
状態・押出スピード等が改善される。
【0010】
【発明の実施の形態】第1の発明の半導電性ゴム組成物
について説明すると、C2含量を50〜65%として、
C2ブロックの配向を少なくし、且つそのC2含量の少な
い状態で、C2とC3との組成に分布を付けることによ
り、下記に定義する分子量分布Mw/Mnを4.5以上
とした、EPDMを主成分とするポリマー100重量部
に対して、比表面積 180m2/g以上且つ吸油量
110ml/100g以上の導電性 を付与するための主
カーボンブラック 10〜25重量部、及び導電性を付
与する補助剤として、比表面積 50〜70m2/g、
且つ吸油量30〜50ml/100g、且つ平均粒径
450〜560μmのサーマルブラック 20〜60重
量部を配合するが、オイル及び導電性を有する金属酸化
物を添加しないものである。なお、Mwは重量平均分子
量を示し、Mnは数平均分子量を示す。
について説明すると、C2含量を50〜65%として、
C2ブロックの配向を少なくし、且つそのC2含量の少な
い状態で、C2とC3との組成に分布を付けることによ
り、下記に定義する分子量分布Mw/Mnを4.5以上
とした、EPDMを主成分とするポリマー100重量部
に対して、比表面積 180m2/g以上且つ吸油量
110ml/100g以上の導電性 を付与するための主
カーボンブラック 10〜25重量部、及び導電性を付
与する補助剤として、比表面積 50〜70m2/g、
且つ吸油量30〜50ml/100g、且つ平均粒径
450〜560μmのサーマルブラック 20〜60重
量部を配合するが、オイル及び導電性を有する金属酸化
物を添加しないものである。なお、Mwは重量平均分子
量を示し、Mnは数平均分子量を示す。
【0011】第2の発明は、上記第1の発明の構成に加
えて、発泡剤を2〜20重量部添加したものである。
えて、発泡剤を2〜20重量部添加したものである。
【0012】第3の発明は、上記第1又は第2の発明の
構成に加えて、さらに平均粒径 25〜30μm、且つ
比表面積 80〜100m2/g、且つ吸油量110〜
140ml/100gのファーネスブラック 1〜15
重量部を配合したものである。
構成に加えて、さらに平均粒径 25〜30μm、且つ
比表面積 80〜100m2/g、且つ吸油量110〜
140ml/100gのファーネスブラック 1〜15
重量部を配合したものである。
【0013】第4の発明は、上記第3の発明の構成の半
導電性ゴム組成物よりなるオフィスオートメーション機
器用ゴムローラーである。
導電性ゴム組成物よりなるオフィスオートメーション機
器用ゴムローラーである。
【0014】ゴム用カーボンブラックは、球状微粒子で
あって、その内部は二次元状に拡がった黒鉛構造の層状
結晶になっており、その結晶が無配列に数千個凝集した
状態になっているため、カーボンブラックはその種類に
より、粒子径・ポロシティ・比表面積・凝集状態すなわ
ちストラクチャー(吸油量DBPにより表示)・水素含
有量・酸素含有量等が異なり、導電性を付与するための
主カーボンブラックについては、粒子径・ポロシティと
の相関性の大きい比表面積、また、凝集当りの粒子数・
開放状か房状かどうかとの相関性の大きい吸油量に着目
し、その適正範囲を設定する必要がある。この点に着目
した各種カーボンブラックの特性を表1に示す。
あって、その内部は二次元状に拡がった黒鉛構造の層状
結晶になっており、その結晶が無配列に数千個凝集した
状態になっているため、カーボンブラックはその種類に
より、粒子径・ポロシティ・比表面積・凝集状態すなわ
ちストラクチャー(吸油量DBPにより表示)・水素含
有量・酸素含有量等が異なり、導電性を付与するための
主カーボンブラックについては、粒子径・ポロシティと
の相関性の大きい比表面積、また、凝集当りの粒子数・
開放状か房状かどうかとの相関性の大きい吸油量に着目
し、その適正範囲を設定する必要がある。この点に着目
した各種カーボンブラックの特性を表1に示す。
【0015】
【表1】
【0016】EPDMを主成分とするポリマーに導電性
を付与する主カーボンブラック・サーマルブラック・フ
ァーネスブラックを配合したゴム組成物につき、適正条
件スクリーニングのための体積固有抵抗値Rv・アスカ
C硬度・押出性(押出速度≧5m/s、表面肌等)の総
合評価を行った結果を表2に示す。
を付与する主カーボンブラック・サーマルブラック・フ
ァーネスブラックを配合したゴム組成物につき、適正条
件スクリーニングのための体積固有抵抗値Rv・アスカ
C硬度・押出性(押出速度≧5m/s、表面肌等)の総
合評価を行った結果を表2に示す。
【0017】
【表2】
【0018】評価項目は体積固有抵抗,アスカC硬度,
押出性(押出速度25m/min,表面肌など)の総合
評価とした。 (基本配合) EPDM 100重量部 Stearic Acid 2重量部 PEG 2重量部 各種カーボン 20重量部 イオウ 1.5重量部 加硫促進剤 5重量部 (尚、#5500+HAF=20+10重量部 #5500+MT =20+10重量部 #5500+HAF+MT=20+10+20重量部)
押出性(押出速度25m/min,表面肌など)の総合
評価とした。 (基本配合) EPDM 100重量部 Stearic Acid 2重量部 PEG 2重量部 各種カーボン 20重量部 イオウ 1.5重量部 加硫促進剤 5重量部 (尚、#5500+HAF=20+10重量部 #5500+MT =20+10重量部 #5500+HAF+MT=20+10+20重量部)
【0019】表2から明らかなように、ポリマーのC2
含有量は66、好ましくは65%以下で、分子量分布M
w/Mnが4.5以上であっても、ファーネスブラック
(HAF)のように比表面積・吸油量共に低いものは、
オイル・導電性金属酸化物なしでは、総合評価で合格点
に達せず、TB#5500・#3050のように 比表面積≧180m2/g 吸油量≧110ml/100g であれば、今一歩と言う域に達しており、さらにカーボ
ンブラツクとして、#5500のみではスコーチを起す
恐れがある場合、それを抑制防止するために、ファーネ
スブラック(HAF)を添加すると共に、導電性金属酸
化物と同様の効果を示すサーマルブラック(MT)を添
加することによって、特定の半導電域で安定した抵抗値
を得ると言う所定の目的を達することが出来るようにな
った。なお、イオウ及び加硫促進剤をマスターバッチ化
することによりHAFは不要になる。
含有量は66、好ましくは65%以下で、分子量分布M
w/Mnが4.5以上であっても、ファーネスブラック
(HAF)のように比表面積・吸油量共に低いものは、
オイル・導電性金属酸化物なしでは、総合評価で合格点
に達せず、TB#5500・#3050のように 比表面積≧180m2/g 吸油量≧110ml/100g であれば、今一歩と言う域に達しており、さらにカーボ
ンブラツクとして、#5500のみではスコーチを起す
恐れがある場合、それを抑制防止するために、ファーネ
スブラック(HAF)を添加すると共に、導電性金属酸
化物と同様の効果を示すサーマルブラック(MT)を添
加することによって、特定の半導電域で安定した抵抗値
を得ると言う所定の目的を達することが出来るようにな
った。なお、イオウ及び加硫促進剤をマスターバッチ化
することによりHAFは不要になる。
【0020】さらに、#5500に絞って、カーボンブ
ラックの配合割合を変化させたゴム組成物につき、その
性状を調べた結果を表3に示す。
ラックの配合割合を変化させたゴム組成物につき、その
性状を調べた結果を表3に示す。
【0021】
【表3】
【0022】表3から明らかなように、TB#5500
10〜25重量部、HAF 0〜15重量部、MT 2
0〜60重量部配合することによって、得られた製品の
体積固有抵抗値Rvは105〜1011Ω・cm域で安定
であって、経時変化が少なく、特に、その体積固有抵抗
値Rvが108〜1011Ω・cm域ではアスカC硬度H
sが27〜29と変化が少なく、しかも圧縮永久歪みC
sは16〜20%と比較的良好であり、体積固有抵抗値
Rvが105〜106Ω・cm域でも、これらの値は実現
可能であり、発泡剤を加えることによって、広範囲にわ
たって安定した体積固有抵抗値Rvを有するスポンジラ
バーよりなるオフィスオートメーション機器用ゴムロー
ラーを製造可能であり、その材料コストは従来品に比較
して約30%低減可能である。
10〜25重量部、HAF 0〜15重量部、MT 2
0〜60重量部配合することによって、得られた製品の
体積固有抵抗値Rvは105〜1011Ω・cm域で安定
であって、経時変化が少なく、特に、その体積固有抵抗
値Rvが108〜1011Ω・cm域ではアスカC硬度H
sが27〜29と変化が少なく、しかも圧縮永久歪みC
sは16〜20%と比較的良好であり、体積固有抵抗値
Rvが105〜106Ω・cm域でも、これらの値は実現
可能であり、発泡剤を加えることによって、広範囲にわ
たって安定した体積固有抵抗値Rvを有するスポンジラ
バーよりなるオフィスオートメーション機器用ゴムロー
ラーを製造可能であり、その材料コストは従来品に比較
して約30%低減可能である。
【0023】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されるため、
発泡剤を加えることによって、広範囲にわたって安定し
た体積固有抵抗値Rvを有するフォームラバーよりなる
オフィスオートメーション機器用ゴムローラーを製造可
能であり、その材料コストは従来品に比較して約30%
低減可能である。
発泡剤を加えることによって、広範囲にわたって安定し
た体積固有抵抗値Rvを有するフォームラバーよりなる
オフィスオートメーション機器用ゴムローラーを製造可
能であり、その材料コストは従来品に比較して約30%
低減可能である。
Claims (4)
- 【請求項1】 C2含量を50〜65%とし、分子量分
布を4.5以上としたEPDMを主成分とするポリマー
100重量部に対して、比表面積 180m2/g以上
且つ吸油量 110ml/100g以上の導電性を付与
するための主カーボンブラック 10〜25重量部、及
び導電性を付与する補助剤として、比表面積 50〜7
0m2/g、且つ吸油量 30〜50ml/100g、
且つ平均粒径 450〜560μmのサーマルブラック
20〜60重量部をそれぞれ配合し、且つオイル及び
導電性を有する金属酸化物を添加しない半導電性ゴム組
成物。 - 【請求項2】 C2含量を50〜65%とし、分子量分
布を4.5以上としたEPDMを主成分とするポリマー
100重量部に対して、比表面積 180m2/g以上
且つ吸油量 110ml/100g以上の導電性を付与
するための主カーボンブラック 10〜25重量部、及
び導電性を付与する補助剤として、比表面積 50〜7
0m2/g、且つ吸油量 30〜50ml/100g、
且つ平均粒径 450〜560μmのサーマルブラック
20〜60重量部をそれぞれ配合し、且つオイル及び
導電性を有する金属酸化物を添加せず、且つ発泡剤を2
〜20重量部を添加してなる半導電性ゴム組成物。 - 【請求項3】 C2含量を50〜65%とし、分子量分
布を4.5以上としたEPDMを主成分とするポリマー
100重量部に対して、比表面積 180m2/g以上
且つ吸油量 110ml/100g以上の導電性を付与
するための主カーボンブラック 10〜25重量部、及
び導電性を付与する補助剤として、比表面積 50〜7
0m2/g、且つ吸油量 30〜50ml/100g、
且つ平均粒径 450〜560μmのサーマルブラック
20〜60重量部、比表面積80〜100m2/g、
且つ吸油量 110〜140ml/100g且つ平均粒
径25〜30μmのファーネスブラック 1〜15重量
部をそれぞれ配合をすると共に、オイル及び導電性を有
する金属酸化物を添加せず、発泡剤を無添加、または2
〜20重量部を添加してなる半導電性ゴム組成物。 - 【請求項4】 C2含量を50〜65%とし、分子量分
布を4.5以上としたEPDMを主成分とするポリマー
100重量部に対して、比表面積 180m2/g以上
且つ吸油量 110ml/100g以上の導電性を付与
するための主カーボンブラック 10〜25重量部、及
び導電性を付与する補助剤として、比表面積 50〜7
0m2/g、且つ吸油量 30〜50ml/100g、
且つ平均粒径 450〜560μmのサーマルブラック
20〜60重量部、比表面積80〜100m2/g、
且つ吸油量 110〜140ml/100g且つ平均粒
径25〜30μmのファーネスブラック 1〜15重量
部をそれぞれ配合をすると共に、オイル及び導電性を有
する金属酸化物を添加せず、発泡剤を無添加、または2
〜20重量部を添加してなる半導電性ゴム組成物よりな
るオフィスオートメーション機器用ゴムローラー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25468695A JP3531045B2 (ja) | 1995-09-05 | 1995-09-05 | 半導電性ゴム組成物及び同組成物を用いたゴムローラー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25468695A JP3531045B2 (ja) | 1995-09-05 | 1995-09-05 | 半導電性ゴム組成物及び同組成物を用いたゴムローラー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0971699A true JPH0971699A (ja) | 1997-03-18 |
JP3531045B2 JP3531045B2 (ja) | 2004-05-24 |
Family
ID=17268463
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25468695A Expired - Fee Related JP3531045B2 (ja) | 1995-09-05 | 1995-09-05 | 半導電性ゴム組成物及び同組成物を用いたゴムローラー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3531045B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0848038A1 (en) * | 1996-12-13 | 1998-06-17 | Mitsubishi Chemical Corporation | Resin composition, conductive roller prepared by molding the composition and electronic photographic cartridge |
WO2005056356A1 (de) * | 2003-12-05 | 2005-06-23 | Robert Bosch Gmbh | Gummimaterial und verfahren zur herstellung desselben |
KR100949644B1 (ko) | 2006-12-27 | 2010-03-26 | 캐논 가세이 가부시끼가이샤 | 도전성 고무 롤러 및 전사 롤러 |
-
1995
- 1995-09-05 JP JP25468695A patent/JP3531045B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0848038A1 (en) * | 1996-12-13 | 1998-06-17 | Mitsubishi Chemical Corporation | Resin composition, conductive roller prepared by molding the composition and electronic photographic cartridge |
WO2005056356A1 (de) * | 2003-12-05 | 2005-06-23 | Robert Bosch Gmbh | Gummimaterial und verfahren zur herstellung desselben |
JP2007517085A (ja) * | 2003-12-05 | 2007-06-28 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | ゴム材料及びその製造法 |
US7687565B2 (en) | 2003-12-05 | 2010-03-30 | Robert Bosch Gmbh | Rubber material and method for production thereof |
KR100949644B1 (ko) | 2006-12-27 | 2010-03-26 | 캐논 가세이 가부시끼가이샤 | 도전성 고무 롤러 및 전사 롤러 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3531045B2 (ja) | 2004-05-24 |
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