JPH0971509A - 化粧料 - Google Patents

化粧料

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JPH0971509A
JPH0971509A JP5250896A JP5250896A JPH0971509A JP H0971509 A JPH0971509 A JP H0971509A JP 5250896 A JP5250896 A JP 5250896A JP 5250896 A JP5250896 A JP 5250896A JP H0971509 A JPH0971509 A JP H0971509A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】感触、化粧効果持続性および小じわの隠ぺい性
に優れた化粧料を提供する。 【解決手段】珪素含有樹脂粉体をシリコーン油を含む油
剤中で粉砕して得られる粉砕溶液を配合。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感触および化粧効
果持続性に優れ、かつ小じわの隠ぺい効果にも優れた化
粧料に関する。さらに詳しくは、樹脂粉体を事前に粉砕
して得られる粉砕溶液を配合することで、感触および化
粧効果持続性に優れ、かつ小じわの隠ぺい効果にも優れ
た化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従
来、特開平2−243612号公報、特開平7−533
33号公報、特公平4−66446号公報、特公平6−
51614号公報には、種々の珪素含有樹脂粉体をその
まま液体化粧料に配合することで、感触、保湿性などの
特性が向上することが知られている。
【0003】これらの珪素含有樹脂粉体は、ホモミキサ
ー等の様な、粉砕力の弱い装置を用いて製剤中で粉砕し
た状態では均一な分散状態とはならずに、ある程度の粉
体が集合した二次凝集体の形で存在している場合が多
い。
【0004】これに対して、特公平6−55897号公
報には、低粘度シリコーン油とシリコーン樹脂をロール
ミルで混練りしたペースト状シリコーン組成物に関する
技術が述べられている。この場合、二次凝集体はおおよ
そほぐれており、増粘性が得られる特徴がある。しかし
ながら、この組成物は増粘性を目的としたため、組成物
からの低粘度シリコーン油のブリード性の有無を中心と
した技術であり、油剤内の樹脂の存在状態により、光学
コントロールが可能となる技術については開示されてい
ない。そして、ペースト内での樹脂が複合化されていな
いため、化粧料配合時の塗布感がぼそぼそとしたものに
なる問題があった。さらに、上記公報の実施例によれば
その平均粒子径は100〜500μmの不定型粒子で大
粒子のものを使用しており、粉砕した系の屈折率をコン
トロールするという光学コントロールには不適であっ
た。したがって、本発明者らは、珪素含有樹脂粉体の粉
砕方法と化粧効果について光学的検討を鋭意行い、小じ
わの隠ぺい効果と化粧効果持続性に優れる化粧料を得る
ことを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、平均一次
粒子径0.1〜30μmの範囲にある珪素含有樹脂粉体
をシリコーン油を含む油剤中で粉砕して得られる粉砕溶
液を事前に作製し、これを化粧料に配合することによっ
て、本発明を達成できる。すなわち、珪素含有樹脂粉体
の有する感触を維持したまま、小じわの隠ぺい効果と化
粧効果持続性に優れる化粧料が得られることを見いだし
た。
【0006】さらに詳しくは、粉砕溶液内で、珪素含有
樹脂粉体由来の構造が密になっている部位では屈折率が
高く、逆に粗になっている部位では屈折率が低いことを
利用し、この屈折率の変化を粉砕溶液内で連続的に発生
させることで、光の屈折を任意に変化させ、しわなどの
皮膚表面状態を光学的にぼやかすこと(以後、この状態
を「乱屈折」と定義する)が可能な化粧料が得られるこ
とを見いだした。
【0007】本発明の構成は、以下の通りである。すな
わち、本発明の請求項1は、珪素含有樹脂粉体をシリコ
ーン油を含む油剤中で粉砕して得られる粉砕溶液を配合
した化粧料である。
【0008】本発明の請求項2は、粉砕溶液が、粉砕す
る混合液100重量部中に、珪素含有樹脂粉体を5〜7
5重量部配合して粉砕したものである請求項1に記載の
化粧料である。
【0009】本発明の請求項3は、珪素含有樹脂粉体の
一次構造が崩れている状態に粉砕した粉砕溶液を配合し
た請求項1〜2に記載の化粧料である。
【0010】本発明の請求項4は、粉砕前の珪素含有樹
脂粉体の一次粒子形状が球状であり、その平均一次粒子
径(A)に対して、粉砕後の該珪素含有樹脂粉体の平均
一次粒子径(B)の割合(B/A)が、0.3〜0.9
である粉砕溶液を配合した請求項1〜3に記載の化粧料
である。
【0011】本発明の請求項5は、粉砕前の珪素含有樹
脂粉体の一次粒子形状が球状であり、かつその平均一次
粒子径(A)に対して、粉砕後の該珪素含有樹脂粉体の
平均一次粒子径(B)の割合(B/A)が、0〜0.4
のである粉砕溶液を配合した請求項1〜3に記載の化粧
料である。
【0012】本発明の請求項6は、粉砕前の珪素含有樹
脂粉体の一次粒子形状が球状であり、かつその平均一次
粒子径(A)に対して、粉砕後の該珪素含有樹脂粉体の
平均一次粒子径(B)の割合(B/A)が、0〜0.4
である粉砕溶液と、有機系または無機系の紫外線防御成
分を配合した請求項1〜3に記載の化粧料である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て詳述する。
【0014】本発明で用いる珪素含有樹脂粉体とは、電
子顕微鏡を用いた観察による樹脂粉体の平均一次粒子径
が、0.1〜30μmの範囲にあることが好ましく、さ
らに好ましくは0.1〜20μmであって、珪素原子を
含有していることが特徴である。樹脂の粒度分布は狭く
ても広くても構わない。但し、50μm以上の粒度分布
が大きい場合には、小じわの隠ぺい性が弱くなる問題が
ある。また、その形状は、球状、不定形状、塊状、板
状、針状などが挙げられる。この内、本発明の目的から
球状もしくは、球状の集合体が最も好ましい。
【0015】珪素含有樹脂粉体の例としては、シリコー
ン樹脂からなる粉体やシリコーン化合物で被覆されたナ
イロン等の樹脂粉体が挙げられる。シリコーン樹脂から
なる粉体としては、国内外のシリコーンメーカーより発
売されているシリコーン樹脂粉体が挙げられ、例えば東
芝シリコーン製のトスパールシリーズや東レ・ダウコー
ニング・シリコーン製のトレフィルシリーズなどが挙げ
られる。この内、特に本発明で用いる珪素含有樹脂粉体
としてはトレフィルシリーズが最も好ましい。
【0016】また、シリコーン化合物で被覆または変性
された樹脂粉体としては、メチルハイドロジェンポリシ
ロキサン、ジメチルポリシロキサン、トリメチルシロキ
シケイ酸、シランカップリング剤、アルキルシラン、シ
リコーン樹脂、フルオロシリコーン等のシリコーン化合
物にて被覆、変性または複合化処理された、ナイロン、
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ウ
レタン、ポリスチレン、テフロン、アクリル、ポリメチ
ルメタクリレート、シルク、セルロース、キチン、キト
サン、綿、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリド
ン等が挙げられる。
【0017】本発明では、特にこれらの樹脂粉体の内、
塑性変形を受け易い、エラストマー(例えば、シリコー
ン弾性パウダー:前記トレフィルシリーズなど)として
の特性を有するものが好ましい。
【0018】本発明で用いるシリコーン油としては、従
来公知のシリコーン化合物が挙げられ、例えば環状シリ
コーン、ジメチルポリシロキサン、メチルハイドロジェ
ンポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、ビ
フェニルポリシロキサン、ポリエーテル変性オルガノポ
リシロキサン、フルオロアルキル・ポリオキシアルキレ
ン共変性オルガノポリシロキサン、アルキルポリエーテ
ル共変性シリコーン、糖変性シリコーン、多価アルコー
ル変性シリコーン、アルキル変性オルガノポリシロキサ
ン、変性オルガノポリシロキサン(但し、置換基の位置
は側鎖でも末端でも構わない)、フッ素変性オルガノポ
リシロキサン、アモジメチコーン、アミノ変性オルガノ
ポリシロキサン等が挙げられる。この内、環状シリコー
ン、揮発性直鎖状シリコーンが特に好ましい。環状シリ
コーンの好ましい例としては、オクタメチルシクロテト
ラシロキサン(以後、D4と呼ぶ)、デカメチルシクロ
ペンタシロキサン(以後、D5と呼ぶ)が挙げられる。
【0019】本発明で用いる油剤としては、化粧料に使
用可能な従来公知の物質を使用することができる。例え
ばステアリルアルコール、セチルアルコール、イソステ
アリルアルコール、ラウリルアルコール、ヘキサデシル
アルコール、オクチルドデカノール等の高級アルコー
ル、グリセリン、ポリエチレングリコール、1,3−ブ
タンジオール、プロピレングリコール、マルビトール等
の多価アルコール、イソステアリン酸、ステアリン酸、
ウンデシレン酸、オレイン酸等の脂肪酸、ミリスチン酸
ミリスチル、ラウリン酸ヘキシル、オレイン酸デシル、
ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピ
ル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、モノステアリ
ン酸グリセリン、フタル酸ジエチル、モノステアリン酸
エチレングリコール、オキシステアリン酸オクチル等の
エステル類、流動パラフィン、ワセリン、スクワラン等
の炭化水素、ラノリン、還元ラノリン、カルナバロウ等
のロウ、ミンク油、カカオ脂、ヤシ油、パーム核油、ツ
バキ油、ゴマ油、ヒマシ油、オリーブ油等の油脂、エチ
レン・α−オレフィン・コオリゴマー、流動イソパラフ
ィン、軽質流動イソパラフィン、パラフィン、有機系紫
外線吸収剤等が挙げられる。この内、従来の化粧料への
配合割合が多く、粉砕溶液配合時にもとの処方系に影響
が少ない油剤である、常温で液体のエステル油、多価ア
ルコール、パラフィン類、有機系紫外線吸収剤が好まし
い。さらに、本発明では、油剤としてシリコーン油のみ
を油剤として用いることも可能である。
【0020】本発明では、珪素含有樹脂粉体をシリコー
ン油を含む油剤中で粉砕または摩砕して粉砕溶液を得
る。粉砕の方法としては、湿式粉砕機を用いることが好
ましい。湿式粉砕機に粉砕媒体が必要な場合には、その
種類は問わないが、安全性の見地からセラミックス、ア
ルミナ、ポリアセタール樹脂等の樹脂が好ましい。湿式
粉砕機の例としては、マイクロス、ダイノミル、オング
ミル、ペイントコンディショナー、サンドミル、ボール
ミル等が挙げられるがこれに限定されるものではない。
また、一般的には、生産性とコストに優れたサンドミ
ル、ダイノミル、マイクロス等の媒体ミルを用いること
が好ましい。
【0021】本発明では、粉砕溶液100重量部中に珪
素含有樹脂粉体が5〜75重量部含まれていることが好
ましい。5重量部未満では、製品系内での珪素含有樹脂
粉体の配合量が少ないために、珪素含有樹脂粉体の特徴
が得られにくくなり、また、75重量部を超えると、粉
砕溶液の粘性が上昇するため、製品系への配合および再
分散が行いにくくなる傾向がある。
【0022】また、粉砕溶液中の珪素含有樹脂粉体の濃
度が30重量部を超えた場合では、一般に粘性が増加す
るため、粉砕効率の低下が発生する。この場合、ポリエ
ーテル変性シリコーンやアクリルシリコーンなどの界面
活性効果を有する成分もしくは界面活性剤を使用するこ
とで粘度上昇を抑制することができる。
【0023】本発明で用いる粉砕の条件は、粉砕機の粉
砕効率や粉砕能力によって異なるが、もとの珪素含有樹
脂粉体の一次構造が崩れている状態が好ましい。この
「一次構造が崩れている状態」の評価方法としては、例
えば以下に示す方法が挙げられる。
【0024】珪素含有樹脂粉体を含み、強い力で粉砕し
ていない状態の溶液を走査型電子顕微鏡の試料台に塗布
し1000倍程度の倍率にて観察した時の、珪素含有樹
脂粉体の平均一次粒子径を測定し、これを数視野にて行
い平均値を得る。この平均値をAとする。次に、珪素含
有樹脂粉体が粉砕されている状態の溶液を同様にして観
察する。この時の平均一次粒子径をBとする。この時、
B/Aの値が0〜0.9の範囲に入っている場合を、一
次構造が崩れている状態とする。すなわち、この状態で
は、珪素含有樹脂粉体が機械的に変形を受け、構造が変
化していることを示している。なお、B/Aの値が0の
状態とは、一次粒子が完全に変形を受けて、本来の構造
を失ってしまったこと、すなわち、粒子構造が認められ
ない状態を示す。
【0025】ここで、小じわの隠ぺいを目的とする場合
には、B/Aの値は、0.3〜0.9の範囲にあること
が好ましい。この範囲であれば、小じわの隠ぺい性が高
い効果がある。B/Aの値が0〜0.3の範囲では、粉
砕溶液内での局所的な屈折率の変化が少なく、光の乱屈
折が生じにくいため、小じわの隠ぺい性は低下する。ま
た、B/Aの値が0.9を超えると、ただの樹脂分散溶
液となってしまい、本発明でいう構造の変化が認められ
ない。
【0026】本発明で、粉砕溶液の小じわの隠ぺい性を
評価する方法としては、製品を実際に使用してもらい目
視判定する方法が最も好ましいが、簡易的には、粉砕溶
液をシャーレ等の透明容器に約1〜2mm厚に一定に塗布
し、これに可視領域の波長を有するレーザー光を照射
し、レーザー光の直進性の妨害状態より、乱屈折の状態
を評価することができる。例えば、B/Aの値が0.8
の外観透明の粉砕溶液を用いた場合、レーザー光は粉砕
溶液により乱屈折され、明瞭な像を結ばなくなるのに対
し、B/Aの値が0の場合では、粉砕溶液を透過した後
も、明瞭な像を結ぶ。この状態を指標として評価する
と、実際の使用時に近い結果が得られる。
【0027】一方、本発明の粉砕溶液をサンスクリーン
剤等の紫外線防御を目的とした化粧料に使用する場合で
は、B/Aの値としては、0〜0.4の範囲にあること
が好ましい。珪素含有樹脂粉体は一般に紫外線に対して
透明である(紫外線を透過する)ため、この樹脂構造の
内部へ紫外線が透過し、高SPF値や高PA値を目的と
する化粧料の場合には、その性能が低下してしまうこと
が多い。これに対して、樹脂構造が完全に崩れている場
合では、微粒子酸化チタンや有機系紫外線吸収剤等の紫
外線防御成分が充分な効果を発揮できる。
【0028】本発明の化粧料では、上記の粉砕溶液を化
粧料100重量部中に0.5〜99重量部配合すること
が好ましく、さらに好ましくは1〜30重量部である。
この範囲内では、粉砕により良分散された珪素含有樹脂
粉体の各種特性を充分に発揮することが可能である。
【0029】本発明の化粧料では、上記の各成分以外
に、通常化粧料に用いられる粉体類、油剤、樹脂、界面
活性剤、紫外線吸収剤、香料、防腐剤、殺菌剤、保湿
剤、粘剤、生理活性成分、溶剤、塩類、水、酸化防止
剤、キレート剤、中和剤、pH調整剤等を同時に配合する
ことができる。
【0030】粉体の例としては、赤色104号、赤色2
01号、黄色4号、青色1号、黒色401号等の色素、
黄色4号Alレーキ、黄色203号Baレーキ等のレー
キ色素、ナイロンパウダー、シルクパウダー、ウレタン
パウダー、テフロンパウダー、シリコーンパウダー、セ
ルロースパウダー等の高分子、黄酸化鉄、赤色酸化鉄、
黒酸化鉄、酸化クロム、カーボンブラック、群青、紺青
等の有色顔料、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化セリウム等
の白色顔料、タルク、マイカ、セリサイト、カオリン等
の体質顔料、雲母チタン等のパール顔料、硫酸バリウ
ム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、珪酸アルミニ
ウム、珪酸マグネシウム等の金属塩、シリカ、アルミナ
等の無機粉体、微粒子酸化チタン、微粒子酸化亜鉛、微
粒子酸化鉄、チタニアゾル、アルミナ処理微粒子酸化チ
タン、シリカ処理微粒子酸化チタン、ベントナイト、ス
メクタイト、炭化珪素等が挙げられる。これらの粉体の
形状(板状、球状、針状、棒状、不定形状等)、凝集状
態および一次粒子径の大きさ(1nm〜100μmの範
囲が好ましい)に特に制限はない。
【0031】これらの粉体は、従来公知の表面処理、例
えばフッ素化合物処理、シリコーン処理、ペンダント処
理、シランカップリング剤処理、チタンカップリング剤
処理、油剤処理、N−アシル化リジン処理、ポリアクリ
ル酸処理、金属石鹸処理、アミノ酸処理、無機化合物処
理、プラズマ処理、メカノケミカル処理、アミノ酸処理
等によって事前に表面処理されていてもいなくても構わ
ない。
【0032】フッ素化合物処理の例としては、パーフル
オロアルキルリン酸エステルやその塩、パーフルオロア
ルキルシラン、テフロン、パーフルオロアルキルカルボ
ン酸を用いた表面処理や金属石鹸処理、プラズマによる
表面フッ素化処理、テフロンとのメカノケミカル複合化
処理等が挙げられる。
【0033】油剤の例としては、前記油剤と同様のもの
が挙げられる。また、シリコーン系油剤としても前記と
同様のものが使用可能である。さらに、パーフルオロポ
リエーテル、フッ化ピッチ、フルオロカーボン、フルオ
ロアルコール、フルオロアルキル・ポリエーテル共変性
シリコーン等のフッ素化合物、トリメチルシロキシケイ
酸、フルオロアルキル基含有シリコーン樹脂、シリコー
ンゲル、シリコーンRTVゴムなどのシリコーン化合物
も使用可能である。
【0034】界面活性剤としては、例えばアニオン界面
活性剤、カチオン界面活性剤、ノニオン界面活性剤、両
性界面活性剤を用いることができる。
【0035】有機系紫外線防御剤としては、例えばパラ
メトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル、パラジメチルア
ミノ安息香酸2−エチルヘキシル、2−ヒドロキシ−4
−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メト
キシベンゾフェノン−5−硫酸、2,2’−ジヒドロキ
シ−4−メトキシベンゾフェノン、p−メトキシハイド
ロケイ皮酸 ジエタノールアミン塩、パラアミノ安息香
酸(以下、PABAと略す)、エチルジヒドロキシプロ
ピルPABA、グリセリルPABA、サリチル酸ホモメ
ンチル、メチル−O−アミノベンゾエート、2−エチル
ヘキシル−2−シアノ−3,3−ジフェニルアクリレー
ト、オクチルジメチルPABA、メトキシケイ皮酸オク
チル、サリチル酸オクチル、2−フェニル−ベンズイミ
ダゾール−5−硫酸、サリチル酸トリエタノールアミ
ン、3−(4−メチルベンジリデン)カンフル、2,4
−ジヒドロキシベンゾフェニン、2,2’,4,4’−
テトラヒドロキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロ
キシ−4,4’−ジメトキシベンゾフェノン、2−ヒド
ロキシ−4−N−オクトキシベンゾフェノン、4−イソ
プロピル ジベンゾイルメタン、ブチルメトキシジベン
ゾイルメタン、4−(3,4−ジメトキシフェニルメチ
レン)−2,5−ジオキソ−1−イミダゾリジンプロピ
オン酸−2−エチルヘキシル等が挙げられる。また、無
機系紫外線防御剤としては、例えば微粒子酸化チタン、
微粒子酸化亜鉛、微粒子酸化鉄、微粒子酸化セリウム、
鉄ドーピング酸化チタンやこれらを複合化したもの等が
ある。
【0036】粘剤の例としては、ジェランガム、ポリカ
ルボン酸、ポリアクリル酸、ポリビニルアルコール、寒
天、ジェランガム、アラビアガム、トラガントガム、カ
ラヤガム、キサンタンガム、タマリンドガム、グアーガ
ム、アルギン酸、カルボキシビニルポリマー等が挙げら
れる。
【0037】生理活性成分の例としては、抗炎症剤、チ
ロシナーゼ活性阻害剤、植物抽出エキス、ビタミン類、
硫黄、尿素、血行促進剤等が挙げられる。
【0038】塩類の例としては、塩化ナトリウム、塩化
カリウム、塩化カルシウム、乳酸カルシウム、塩化アル
ミニウム、各種リン酸塩等が挙げられる。
【0039】溶剤の例としては、エタノール、メタノー
ル、イソプロピルアルコール、LPG、エーテル、ヘキ
サン、N−メチルピロリドン、イソプレングリコール、
環状シリコーン、低分子直鎖状シリコーン、軽質流動イ
ソパラフィン等が挙げられる。
【0040】本発明の化粧料の例としては、例えば油性
ファンデーション、乳化ファンデーション、水使用ファ
ンデーション、両用ファンデーション、白粉、頬紅、プ
レストパウダー、チークカラー、アンダーカバー、口
紅、リップコート、アイシャドウ、アイライナー、ネイ
ルカラー、化粧下地、乳液、ローション、クリーム、エ
ッセンス、サンスクリーン剤、ハンドローション、コン
ディショナー、シャンプー、ドライシャンプー、リン
ス、ヘアリキッド、ヘアトリートメント、キューティク
ルコート剤、セット剤、香水、デオドラント剤、クレン
ジング料、洗顔ソープ、石鹸等が挙げられる。
【0041】
【実施例】以下、実施例および比較例によって本発明を
詳細に説明する。なお、配合量は重量%である。
【0042】また、実施例および比較例で用いた化粧料
の各種特性に対する評価方法を以下に示す。
【0043】(1)官能特性試験 塗布時の感触(なめらかさ)、塗布後の仕上がり(しっ
とり感)を専門検査員10名によって調べ、表1の基準
で評価した。
【0044】(2)化粧効果(メイクのノリ) 専門検査員10名が洗顔後、本発明の化粧料を右半顔だ
けに塗布し、ついで顔全体にメイクアップ料を施し左右
の化粧効果を比較し、表1の基準で評価した。
【0045】(3)化粧効果持続性 上記化粧料の評価後、2時間経過した時点での左右の顔
の化粧効果を比較し、表1の基準で評価した。
【0046】(4)小じわ隠し効果 化粧料塗布後の小じわの隠ぺい性を専門検査員10名に
よって調べ、表1の基準で評価した。
【0047】(5)粉砕溶液のレーザー直進性 粉砕溶液をアプリケーターにより、ガラス板上に2mm厚
に塗布し、塗布面に垂直に赤色レーザーを照射し、ガラ
ス板を突き抜けた光の状態を紙にあてて観察した。像が
明瞭でない場合を乱屈折あり、像が明瞭な場合を乱屈折
なしと評価した。
【0048】前記各種特性(1〜4)の評価基準を、表
1に示す。
【0049】
【表1】
【0050】実施例1〜4、比較例1〜4(乳液) 表2および3に示す処方にて乳液を調製した。珪素含有
樹脂粉体としては、東レ・ダウコーニング・シリコーン
製の「トレフィル505C」タイプ(一次粒子形状:球
状)を使用し、また粉砕溶液としては、下記の粉砕方法
により得られた試料(粉体25重量%配合)を使用し
た。
【0051】(調製方法:実施例)表2中の成分1〜7
を約80℃にて均一に混合し(溶液1)、また表中の成
分8〜12および14を約80℃にて均一に溶解した
(溶液2)。次に、溶液2をホモミキサーで撹拌しなが
ら、溶液1を添加して乳化し、その冷却過程の70℃で
成分13を添加した後、室温まで冷却し撹拌を停止し
た。
【0052】
【表2】
【0053】(粉砕方法)トレフィル505Cタイプ1
2.5重量部に75重量部の環状シリコーン(D5)を
加え、粗撹拌した後、奈良機械工業製湿式超微粉砕装置
「マイクロス」にて粉砕(900rpm,10分間)を
行った。次いで、この溶液にトレフィル505Cタイプ
12.5重量部を加え、粗撹拌した後、同様に粉砕を行
い、粉砕溶液を得た(B/A=0.8)。なお、レーザ
ー光の直進性評価より、この粉砕溶液は乱屈折を起こし
ていることが判った。
【0054】(調製方法:比較例)表3中の成分1〜8
を約80℃にて均一に混合溶解し(溶液1)、また表中
の成分9〜13および15を約80℃にて均一に溶解し
た(溶液2)。次に、上記溶液2をホモミキサーで撹拌
しながら、溶液1を添加して乳化し、その冷却過程の7
0℃で成分14を添加した後、室温まで冷却し撹拌を停
止した。
【0055】
【表3】
【0056】得られた乳液の特性を表2および表3に併
せて示す。この表に示されるように、実施例1〜4の官
能特性試験、化粧効果および化粧効果持続性、そして小
じわの隠ぺい性はいずれも良好であったが、粉砕溶液を
用いていない比較例1〜4は官能特性試験、化粧効果お
よび化粧効果持続性、小じわの隠ぺい性はいずれも不良
であった。
【0057】かかる実施例より明かなように、本発明の
化粧料は官能特性試験、化粧効果および化粧効果持続
性、そして小じわの隠ぺい性に優れていた。
【0058】実施例5〜8、比較例5〜8(クリーム) 表4、5に示す処方にて、クリームを調製した。珪素含
有樹脂粉体としては、東芝シリコーン製「トスパール1
45A」タイプ(一次粒子形状:真球状)を使用し、ま
た粉砕溶液としては、下記の粉砕方法により得られた試
料(粉体25重量%配合)を使用した。
【0059】(粉砕方法)トスパール145Aタイプ2
5重量部に75重量部の環状シリコーン(D5)を加
え、粗撹拌した後、湿式超微粉砕装置「マイクロス」に
て粉砕(1500rpm,10分間)を行い、粉砕溶液
を得た(B/A=0.8)。なお、レーザー光の直進性
評価より、この粉砕溶液は乱屈折を起こしていることが
判った。
【0060】(調製方法:実施例)表4中の成分1〜8
を約80℃にて均一に混合し(溶液1)、また表中の成
分9〜12および14を約80℃にて均一に溶解した
(溶液2)。次に、溶液2をホモミキサーで撹拌しなが
ら、溶液1を添加して乳化し、その冷却過程の70℃で
成分13を添加した後、室温まで冷却し撹拌を停止し
た。
【0061】
【表4】
【0062】(調製方法:比較例)表5中の成分1〜8
を約80℃にて均一に混合し(溶液1)、また表中の成
分9〜12および14を約80℃にて均一に溶解した
(溶液2)。次に、溶液2をホモミキサーで撹拌しなが
ら、溶液1を添加して乳化し、その冷却過程の70℃で
成分13を添加した後、室温まで冷却し撹拌を停止し
た。
【0063】
【表5】
【0064】得られたクリームの特性を表4、5に併せ
て示す。この表に示されるように、実施例5〜8の官能
特性試験、化粧効果および化粧効果持続性、小じわの隠
ぺい性はいずれも良好であったが、粉砕溶液を用いてい
ない比較例5〜8は官能特性試験、化粧効果、化粧効果
持続性および小じわの隠ぺい性のいずれもやや不良であ
った。
【0065】かかる実施例より明かなように、本発明の
化粧料は官能特性試験、化粧効果、化粧効果持続性およ
び小じわの隠ぺい性に優れていた。
【0066】実施例9(美容液) 表6に示す処方にて、白濁様の美容液を調製した。珪素
含有粉体としては、東レ・ダウコーニング・シリコーン
製「トレフィル506C」(一次粒子形状:球状)を使
用し、また粉砕溶液としては、下記の粉砕方法により得
られた試料(粉体25重量%配合)を使用した。
【0067】(粉砕方法)トレフィル506C25重量
部に75重量部の環状シリコーン(D5)を加え、粗撹
拌した後、湿式超微粉砕装置「マイクロス」にて粉砕
(2600rpm,30分)を行い、粉砕溶液を得た
(B/A=0.1)。また、レーザー光の直進性評価よ
り、この粉砕溶液は乱屈折を起こしていないことが判っ
た。
【0068】(調整方法)表6中の油性成分1〜4を室
温にて均一に混合溶解し(溶液1)、また水性成分5〜
9を室温にて均一に混合溶解した(溶液2)。次に、溶
液2をホモミキサーにて撹拌しながら溶液1を添加した
後、引き続いて5分間撹拌して実施例9の美容液を得
た。
【0069】
【表6】
【0070】この様にして得られた実施例9の美容液
は、官能特性試験、化粧効果、化粧効果持続性のいずれ
も良好であった。
【0071】実施例10(リップクリーム) 実施例1〜4にて使用した方法と同様にして、湿式超微
粉砕装置「マイクロス」を用いて粉砕(2600rp
m,40分間)した粉砕溶液(B/A=0)を用い、表
7に示す処方にてリップクリームを調製した。下記に官
能特性の評価結果を示す。なお、レーザー光の直進性評
価より、この粉砕溶液は乱屈折を起こしていないことが
判った。
【0072】
【表7】
【0073】その結果、本実施例のリップクリームは、
塗布時に非常になめらかな感触であり、また塗布後は唇
にしっとりした感触を与える、きわめて良好な官能特性
を有していた。
【0074】実施例11(ファンデーション) 表8に示す処方にて、ファンデーションを調製した。珪
素含有樹脂粉体としては、「トレフィル505C」タイ
プを使用し、また粉砕溶液としては、下記の粉砕方法に
より得られた試料(粉体45重量%配合)を使用した。
【0075】(粉砕方法)トレフィル505Cタイプ4
5重量部に53重量部のジメチルポリシロキサン(6c
St)およびポリエーテル変性シリコーン2重量部を加
え、粗撹拌した後、湿式超微粉砕装置「マイクロス」に
て粉砕(1000rpm,10分)を行い、粉砕溶液を
得た(B/A=0.8)。なお、レーザー光の直進性評
価より、この粉砕溶液は乱屈折を起こしていることが判
った。
【0076】(調製方法)各成分をミキサーを用いて混
合した後、アトマイザーにて粉砕した。次いで、金型を
用いて金皿に打型して製品を得た。
【0077】
【表8】
【0078】本実施例のファンデーションを専門パネラ
ー10名により実際に評価したところ、感触、化粧効果
持続性および小じわの隠ぺい性は表9に示す結果となっ
た。
【0079】
【表9】
【0080】表9の結果より、本実施例のファンデーシ
ョンは、感触、化粧効果持続性および小じわの隠ぺい性
に優れていることが判った。
【0081】実施例11(サンスクリーン剤) 表10に示す処方にて、サンスクリーン剤を調製した。
珪素含有樹脂粉体としては、「トレフィル505C」タ
イプを使用し、また粉砕溶液としては、下記の粉砕方法
により得られた試料を使用した。
【0082】(粉砕方法)トレフィル505Cタイプ3
0重量部とアルキルアルコキシシラン処理超微粒子酸化
チタン(平均一次粒子径30nm)10重量部に環状シ
リコーン(D4,D5の1:1重量比混合溶液)55重
量部およびポリエーテル変性シリコーン5重量部を加
え、粗撹拌した後、湿式超微粉砕装置「マイクロス」に
て粉砕(1800rpm,60分)を行い、粉砕溶液を
得た(B/A=0)。
【0083】
【表10】
【0084】(調製方法)各成分を粗混合した後、ダイ
ノミルを用いて粉砕を行い、得られた溶液をステンレス
ボールと共にボトルに充填して製品とした。
【0085】本実施例のサンスクリーン剤を専門パネラ
ー10名により実際に評価したところ、感触、化粧効果
持続性および紫外線防御効果は表11に示す結果となっ
た。なお、紫外線防御効果は日本化粧品工業連合会通達
(平成4年1月1日付)のSPF測定法に基づき、ソー
ラーシュミレーター(ソーラーライト社製、3D−60
0型)を用いて実施した。実験条件は、パネラーの背部
皮膚10×10cm面に、試料2mg/cm2を塗布した。
【0086】
【表11】
【0087】表11の結果より、本実施例のサンスクリ
ーン剤は、感触、化粧効果持続性および紫外線防御効果
に優れていることが判った。
【0088】比較例9 トレフィル506Cタイプ80重量部に環状シリコーン
(D5)20重量部を加え、マイクロスを用いて粉砕を
行ったが、液化しないため、試験を中止した。
【0089】
【発明の効果】以上のことから、本発明は、感触、化粧
効果持続性および小じわの隠ぺい性に優れた化粧料を提
供することは明かである。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 珪素含有樹脂粉体をシリコーン油を含む
    油剤中で粉砕して得られる粉砕溶液を配合した化粧料。
  2. 【請求項2】 粉砕溶液が、粉砕する混合液100重量
    部中に、珪素含有樹脂粉体を5〜75重量部配合して粉
    砕したものである請求項1に記載の化粧料。
  3. 【請求項3】 珪素含有樹脂粉体の一次構造が崩れてい
    る状態に粉砕した粉砕溶液を配合した請求項1〜2に記
    載の化粧料。
  4. 【請求項4】 粉砕前の珪素含有樹脂粉体の一次粒子形
    状が球状であり、かつその平均一次粒子径(A)に対し
    て、粉砕後の該珪素含有樹脂粉体の平均一次粒子径
    (B)の割合(B/A)が、0.3〜0.9である粉砕
    溶液を配合した請求項1〜3に記載の化粧料。
  5. 【請求項5】 粉砕前の珪素含有樹脂粉体の一次粒子形
    状が球状であり、その平均一次粒子径(A)に対して、
    粉砕後の該珪素含有樹脂粉体の平均一次粒子径(B)の
    割合(B/A)が、0〜0.4のである粉砕溶液を配合
    した請求項1〜3に記載の化粧料。
  6. 【請求項6】 粉砕前の珪素含有樹脂粉体の一次粒子形
    状が球状であり、かつその平均一次粒子径(A)に対し
    て、粉砕後の該珪素含有樹脂粉体の平均一次粒子径
    (B)の割合(B/A)が、0〜0.4である粉砕溶液
    と、有機系または無機系の紫外線防御成分を配合した請
    求項1〜3に記載の化粧料。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2003081769A (ja) * 2001-07-03 2003-03-19 Shiseido Co Ltd 粉末化粧料及びその製造方法
JP2006057054A (ja) * 2004-08-23 2006-03-02 Shiseido Co Ltd ゲル状組成物及びそれを含む化粧料
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