JPH0971224A - ヒータミラー及び車両用ミラー - Google Patents

ヒータミラー及び車両用ミラー

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JPH0971224A
JPH0971224A JP8113833A JP11383396A JPH0971224A JP H0971224 A JPH0971224 A JP H0971224A JP 8113833 A JP8113833 A JP 8113833A JP 11383396 A JP11383396 A JP 11383396A JP H0971224 A JPH0971224 A JP H0971224A
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JP
Japan
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mirror
reflective film
film
mirror substrate
heater
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Application number
JP8113833A
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English (en)
Inventor
Hironori Shibazaki
洋範 柴崎
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Ichikoh Industries Ltd
Original Assignee
Ichikoh Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 反射膜の抵抗の安定、コストの低減。 【解決手段】 ヒータミラーにおいて、反射膜2のうち
境界表示線10が形成されている部分が非反射膜部20
であって、この境界表示線10の非反射部20において
反射膜2が排除されているので、反射膜2は境界表示線
10において絶縁されている。この結果、ヒータとして
の反射膜2の抵抗のバランスが安定することとなる。車
両用ミラーにおいて、反射膜5の非反射膜部50を介し
て保護膜6による境界表示線10が見えるので、この境
界表示線10と保護膜6とが兼用されてコストが安価で
ある。特に、反射膜5をミラー基板1に蒸着した後に、
反射膜5に非反射膜部50を形成し反射膜5及び非反射
膜部50に保護膜6を設けて境界表示線10を形成す
る。この結果、境界表示線10を兼用する保護膜6は蒸
着の際の加熱に対する耐熱性を必要としないので、その
分安価なものを使用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車用ア
ウトサイドミラー装置(電動格納式ドアーミラーやリモ
ートコントロールミラー等)に使用されるヒータミラー
及び車両用ミラーであって、ミラー面(ミラー基板の表
面)が少なくとも2面からなるヒータミラー及び車両用
ミラーに係り、特に反射膜の抵抗が安定したヒータミラ
ー及び低コストの車両用ミラーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ヒータミラーとしては、例えば実開平7
−28763号公報に記載のものがある。このヒータミ
ラーは、ミラー基板の裏面に発熱抵抗体からなる反射膜
が設けられており、この反射膜に少なくとも一対の電極
が対向して設けられており、この反射膜及び電極を電気
的に絶縁しかつ保護する絶縁保護膜がミラー基板の裏面
側に設けられてなるものである。このヒータミラーは、
前記一対の電極に給電すると、前記反射膜が発熱してミ
ラー基板の表面に付着した水等を除去するものである。
【0003】また、ミラー基板の表面が少なくとも2面
からなるミラーとしては、例えば、実開平1−1803
40号公報に記載のものがある。このミラーは、ミラー
基板の表面が第1面と第2面とからなり、この第1面と
第2面との境界には区分帯が設けられているものであ
る。このミラーは、ミラー基板の表面の第1面と第2面
とによって、後方の視認範囲が広がるものである。そし
て、このミラーの場合、第1面と第2面との境界を明確
にするために上述のような区分帯を設けることが好まし
い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここで、ミラー基板の
表面が少なくとも2面からなり、かつこの少なくとも2
面の境界には区分帯(境界表示線)が設けられているヒ
ータミラーが開発されている。このヒータミラーとして
は、ミラー基板の裏面のうち少なくとも2面の境界に対
応する箇所に境界表示線が印刷されたもの、またミラー
基板の裏面のうち少なくとも2面の境界に対応する箇所
にサンドブラスト等によって境界表示線が施されたもの
がある。
【0005】ところが、前者は、ミラー基板の裏面に印
刷された境界表示線の上に反射膜が設けられているもの
であるから、この境界表示線の印刷部分上の反射膜の膜
厚構造にバラツキが生じるため、ヒータとしての反射膜
の抵抗のバランスが崩れる場合がある。
【0006】また、後者は、ミラー基板の裏面にサンド
ブラスト等によって施された境界表示線の上に反射膜が
設けられているものであるから、この境界表示線の小凹
凸上の反射膜の膜厚構造にバラツキが生じるため、前者
と同様にヒータとしての反射膜の抵抗のバランスが崩れ
る場合がある。
【0007】本発明の目的は、ヒータとしての反射膜の
抵抗のバランスが安定しているヒータミラー及び低コス
トの車両用ミラーを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1乃至5に記載の
発明(ヒータミラーの発明)は、上記の目的を達成する
ために、反射膜のうちミラー基板の少なくとも2面の境
界に対応する箇所に非反射膜部が形成されており、この
非反射膜部にミラー基板の表面から見える絶縁保護膜に
よる境界表示線が形成されていることを特徴とする。
【0009】本発明のヒータミラーは、上記の構成によ
り、反射膜のうち境界表示線が形成されている部分が非
反射膜部であって、この境界表示線の非反射部において
反射膜が排除されているので、反射膜は境界表示線上に
おいて絶縁されている。この結果、ヒータとしての反射
膜の抵抗のバランスが安定することとなる。
【0010】請求項6乃至10に記載の発明(車両用ミ
ラーの発明)は、上記の目的を達成するために、反射膜
のうちミラー基板の少なくとも2面の境界に対応する箇
所に非反射膜部が形成されており、この非反射膜部にミ
ラー基板の表面から見える保護膜による境界表示線が形
成されていることを特徴とする。
【0011】本発明の車両用ミラーは、上記の構成によ
り、反射膜の非反射膜部を介して保護膜による境界表示
線が見えるので、この境界表示線と保護膜とが兼用され
てコストが安価である。特に、反射膜をミラー基板に蒸
着する際に加熱工程を必要とする場合においては、反射
膜をミラー基板に加熱蒸着した後に、この反射膜に非反
射膜部を形成し、この反射膜及び非反射膜部に保護膜を
設けて上述の境界表示線を形成するものであるから、こ
の境界表示線を兼用する保護膜としては耐熱性を必要と
しないので、その分安価な保護膜を使用でき、低コスト
の車両用ミラーを提供できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明のヒータミラーの一
実施の形態及び本発明の車両用ミラーの一実施の形態を
添付図面を参照して説明する。この例は自動車用アウト
サイドミラー装置について説明する。
【0013】図1乃至図4は本発明のヒータミラーの一
実施の形態を示す。図において、1は透明な材質、例え
ばガラスからなるミラー基板である。このミラー基板1
の表面は、垂直な境界線(後述する境界表示線10)を
挟んで、球面の一部から構成された第1面11と、垂直
境界線10から端部に行くに従って曲率半径が小となる
2次曲面若しくは3次曲面から構成された第2面12
と、からなる。
【0014】前記ミラー基板1の裏面には発熱抵抗体か
らなる反射膜2が設けられている。この反射膜2は、N
iCr、Ti、Cr等の通電により発熱するもの、例え
ば、NiCrとTiとの多層金属膜、CrとSiO2
Tiとの多層金属膜、AlとSiO2 とTiとの多層金
属膜等をスパッタリング法や真空蒸着法等により形成さ
れるものである。
【0015】前記反射膜2のうちミラー基板1の第1面
11と第2面12との垂直境界線10に対応する箇所に
非反射膜部20が形成されている。この非反射膜部20
は、ミラー基板1の裏面に反射膜2が設けられた後にレ
ーザー又は引っ掻き法にて反射膜2が排除されることに
よって形成されるものである。
【0016】前記ミラー基板1の裏面の前記反射膜2の
上縁側と下縁側とには、一対の電極、すなわち第1電極
31と第2電極32とが、それぞれ水平に設けられてい
る。この一対の電極31及び32は、前記非反射膜部2
0を経て前記第1面11と対応する前記反射膜2のうち
の第1反射膜21と、前記第2面21と対応する前記反
射膜2のうちの第2反射膜22との間に架設されている
ものである。
【0017】この一対の電極31及び32は、AgやC
u等からなる。また、この一対の電極31及び32は、
ミラー基板1の両端部における一対の電極31及び32
間隔がミラー基板1の中央部における一対の電極31及
び32間隔よりも狭くなっている。この一対の電極31
及び32には給電回路(図示せず)からのリード線33
及び34が電気的に接続されている。また、サーモスタ
ット等の温度制御素子が設けられることにより、ミラー
基板1やヒータ(発熱抵抗体からなる反射膜2)の温度
制御を行うことができる。
【0018】前記ミラー基板1及び前記反射膜2及び前
記一対の電極31及び32の周端面及び裏面には絶縁保
護膜4が設けられている。この絶縁保護膜4は、前記反
射膜2及び前記電極31及び32を電気的に絶縁しかつ
保護するものである。この絶縁保護膜4は、有色、例え
ば黒色の絶縁性の合成樹脂からなる。この黒色の絶縁保
護膜4が反射膜2のうち非反射膜部20中に充填される
ことにより、ミラー基板1から見るとこの非反射膜部2
0において絶縁保護膜4による黒色の境界表示線10が
見える。
【0019】上述のように構成されたヒータミラーがミ
ラーベース(図示せず)に保持され、このミラーベース
がパワーユニットに傾動可能に取り付けられ、このパワ
ーユニットがミラーハウジングに固定されて、本発明の
ヒータミラーは自動車用アウトサイドミラー装置として
使用される。そして、一対の電極31及び32に給電す
ると、反射膜2が発熱してミラー基板1の表面に付着し
た水等を除去することができる。また、ミラー基板1の
表面の第1面11と第2面12とによって、後方の視認
範囲が広がる。さらに、ミラー基板1の表面の第1面1
1と第2面12との垂直境界線10には反射膜2が排除
された非反射膜部20が形成されており、この非反射膜
部20にはミラー基板1の表面から見える絶縁保護膜4
による黒色の境界表示線が形成されているので、第1面
11と第2面12との境界が黒色の境界表示線10によ
り明確になる。
【0020】この実施の形態における本発明のヒータミ
ラーは、以上の如き構成、すなわち反射膜2のうち境界
表示線10が形成されている部分が非反射膜部20であ
って、この境界表示線10の非反射部20において反射
膜2が排除されているので、反射膜2は境界表示線10
において絶縁されている。この結果、ヒータとしての反
射膜2の抵抗のバランスが安定することとなる。
【0021】特に、この実施の形態においては、一対の
電極31及び32が非反射膜部20を経て第1面11と
対応する反射膜2のうちの第1反射膜21と、第2面2
1と対応する反射膜2のうちの第2反射膜22との間に
架設されているので、ミラー基板1全面に亘って均一に
発熱することができる。
【0022】この例では、自動車用アウトサイドミラー
装置について説明したが、本発明のヒータミラーは、そ
の他のミラー装置にも適用できる。
【0023】なお、上述の実施の形態においては、ミラ
ー基板1の表面が第1面11と第2面12とからなるも
のであるが、ミラー基板の表面が3面以上からなるもの
であっても良い。また、上述の実施の形態においては、
第1面11が球面の一部からかなり、第2面12が曲面
からなるものであるが、平面であっても良い。さらに、
上述の実施の形態においては、反射膜2の非反射膜部2
0がレーザーや引っ掻き法等にて反射膜2を排除してな
るものであるが、マスク法で反射膜2を排除して形成し
ても良い。さらにまた、上述の実施の形態においては、
一対の電極31及び32を使用したものであるが、二対
以上の電極を使用しても良い。
【0024】図5及び図6は本発明の車両用ミラーの一
実施の形態を示す。図中、図1乃至図4と同符号は同一
のものを示す。図において、5はミラー基板1の裏面に
設けられた反射膜である。この反射膜5は、TiO
2 (高屈折率の反射層)53とSiO2 (低屈折率の反
射層)54とを交互に4層積層してなる多層金属膜等を
スパッタリング法や真空蒸着法等により形成してなるも
のである。
【0025】前記反射膜5のうちミラー基板1の第1面
11と第2面12との垂直境界線10に対応する箇所に
非反射膜部50が形成されている。この非反射膜部50
は、ミラー基板1の裏面に反射膜5が設けられた後にレ
ーザー又は引っ掻き法にて反射膜5が排除されることに
よって形成されるものである。
【0026】前記反射膜5の裏面には保護膜(バックコ
ート)6が設けられている。この保護膜6は、前記反射
膜5を保護するものである。この保護膜6は、例えばつ
や消しの有色(黒色)の塗料を反射膜5の裏面に塗付し
てなるつや消しの有色(黒色)の塗膜である。この黒色
の保護膜6が反射膜5のうち非反射膜部50中に充填さ
れることにより、ミラー基板1から見るとこの非反射膜
部50において保護膜6による黒色の境界表示線10が
見える。
【0027】この保護膜6の裏面にはヒータ膜7が設け
られている。このヒータ膜7には一対若しくは二対以上
の電極(図示せず)が設けられている。この電極には給
電回路(図示せず)からのリード線(図示せず)が電気
的に接続されている。また、サーモスタット等の温度制
御素子が設けられることにより、ミラー基板1やヒータ
膜7の温度制御を行うことができる。さらに、上述のミ
ラー基板1及び反射膜5及び保護膜6及びヒータ膜7及
び電極の周端面及び裏面には絶縁保護膜4が設けられて
いる。
【0028】上述のように構成された車両用ミラーがミ
ラーベース(図示せず)に保持され、このミラーベース
がパワーユニットに傾動可能に取り付けられ、このパワ
ーユニットがミラーハウジングに固定されて、本発明の
車両用ミラーは自動車用アウトサイドミラー装置として
使用される。そして、電極に給電すると、ヒータ膜7が
発熱してミラー基板1の表面に付着した水等を除去する
ことができる。また、ミラー基板1の表面の第1面11
と第2面12とによって、後方の視認範囲が広がる。さ
らに、ミラー基板1の表面の第1面11と第2面12と
の垂直境界線10には反射膜5が排除された非反射膜部
50が形成されており、この非反射膜部50にはミラー
基板1の表面から見える保護膜6による黒色の境界表示
線が形成されているので、第1面11と第2面12との
境界が黒色の境界表示線10により明確になる。
【0029】この実施の形態における本発明の車両用ミ
ラーは、以上の如き構成、すなわち反射膜5の非反射膜
部50を介して保護膜6による境界表示線10が見える
ので、この境界表示線10と保護膜6とが兼用されてコ
ストが安価である。特に、反射膜5をミラー基板1に蒸
着する際に加熱工程を必要とする場合においては、反射
膜5をミラー基板1に加熱蒸着した後に、この反射膜5
に非反射膜部50を形成し、この反射膜5及び非反射膜
部50に保護膜6を設けて上述の境界表示線10を形成
するものであるから、この境界表示線10を兼用する保
護膜6としては耐熱性を必要としないので、その分安価
な保護膜6を使用でき、低コストの車両用ミラーを提供
できる。
【0030】特に、この実施の形態における本発明の車
両用ミラーは、TiO2 (高屈折率の反射層)53とS
iO2 (低屈折率の反射層)54とを交互に4層積層し
てなる多層金属膜等の反射膜5を使用したものであるか
ら、外部からの光が各反射層の境界において反射透過さ
れ、かつその光の干渉作用により、反射光のうちある特
定の波長の位相が強め合う。この例では青色の反射光、
すなわち青色のミラー面が得られる。なお、上述の反射
膜5に使用される反射層の屈折率及び又は膜厚を適宜に
制御することにより、任意の色彩の反射光を得ることが
出来る。
【0031】この例では、自動車用アウトサイドミラー
装置について説明したが、本発明の車両用ミラーは、そ
の他のミラー装置にも適用できる。
【0032】なお、上述の実施の形態においては、ミラ
ー基板1の表面が第1面11と第2面12とからなるも
のであるが、ミラー基板の表面が3面以上からなるもの
であっても良い。また、上述の実施の形態においては、
第1面11が球面の一部からかなり、第2面12が曲面
からなるものであるが、平面であっても良い。さらに、
上述の実施の形態においては、反射膜5の非反射膜部5
0がレーザーや引っ掻き法等にて反射膜5を排除してな
るものであるが、マスク法で反射膜5を排除して形成し
ても良い。
【0033】
【発明の効果】以上から明らかなように、本発明のヒー
タミラーは、反射膜のうち境界表示線が形成されている
部分が非反射膜部であって、この境界表示線の非反射部
において反射膜が排除されているので、反射膜は境界表
示線上において絶縁されている。この結果、ヒータとし
ての反射膜の抵抗のバランスが安定することとなる。
【0034】また、本発明の車両用ミラーは、反射膜の
非反射膜部を介して保護膜による境界表示線が見えるの
で、この境界表示線と保護膜とが兼用されているので、
コストが安価である。特に、反射膜をミラー基板に蒸着
する際に加熱工程を必要とする場合においては、反射膜
をミラー基板に加熱蒸着した後に、この反射膜に非反射
膜部を形成し、この反射膜及び非反射膜部に保護膜を設
けて上述の境界表示線を形成するものであるから、この
境界表示線を兼用する保護膜としては耐熱性を必要とし
ないので、その分安価な保護膜を使用でき、低コストの
車両用ミラーを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のヒータミラーの一実施の形態を示した
正面図である。
【図2】図1におけるII−II線断面図である。
【図3】図1におけるIII−III線断面図である。
【図4】図2におけるIV部の拡大断面図である。
【図5】本発明の車両用ミラーの一実施の形態を示した
一部横断面図である。
【図6】図5におけるVI部の拡大断面図である。
【符号の説明】
1…ミラー基板、10…境界表示線(垂直境界線)、1
1…第1面、12…第2面、2…反射膜、20…非反射
膜部、21…第1反射膜、22…第2反射膜、31…第
1電極、32…第2電極、4…絶縁保護膜、5…反射
膜、50…非反射膜部、6…保護膜(バックコート)、
7…ヒータ膜。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面が少なくとも2面からなるミラー基
    板と、 前記ミラー基板の裏面に設けられた発熱抵抗体からなる
    反射膜と、 前記反射膜に対向して設けられた少なくとも一対の電極
    と、 前記反射膜及び前記電極に設けられ、前記反射膜及び前
    記電極を電気的に絶縁しかつ保護する絶縁保護膜と、 を備えたヒータミラーにおいて、 前記反射膜のうち前記ミラー基板の少なくとも2面の境
    界に対応する箇所には非反射膜部が形成されており、こ
    の非反射膜部には前記ミラー基板の表面から見える前記
    絶縁保護膜による境界表示線が形成されていることを特
    徴とするヒータミラー。
  2. 【請求項2】 前記ミラー基板の表面は、垂直境界線を
    挟んで、球面の一部から構成された第1面と、前記垂直
    境界線から端部に行くに従って曲率半径が小となる曲面
    から構成された第2面と、からなることを特徴とする請
    求項1に記載のヒータミラー。
  3. 【請求項3】 前記非反射膜部は、前記ミラー基板の裏
    面に前記反射膜が設けられた後にレーザー又は引っ掻き
    法にて前記反射膜が排除されることによって形成される
    ことを特徴とする請求項1に記載のヒータミラー。
  4. 【請求項4】 前記電極は、前記ミラー基板の上縁側と
    下縁側とにそれぞれ水平に設けられた一対の電極からな
    り、前記非反射膜部を経て前記少なくとも2面にそれぞ
    れ対応する前記反射膜に架設されていることを特徴とす
    る請求項1に記載のヒータミラー。
  5. 【請求項5】 前記絶縁保護膜は、有色であることを特
    徴とする請求項1に記載のヒータミラー。
  6. 【請求項6】 表面が少なくとも2面からなるミラー基
    板と、 前記ミラー基板の裏面に設けられた反射膜と、 前記反射膜の裏面に設けられた保護膜と、 を備えた車両用ミラーにおいて、 前記反射膜のうち前記ミラー基板の少なくとも2面の境
    界に対応する箇所には非反射膜部が形成されており、こ
    の非反射膜部には前記ミラー基板の表面から見える前記
    保護膜による境界表示線が形成されていることを特徴と
    する車両用ミラー。
  7. 【請求項7】 前記反射膜は、高屈折率の反射層と低屈
    折率の反射層とを交互に4層積層してなることを特徴と
    する請求項6に記載の車両用ミラー。
  8. 【請求項8】 前記ミラー基板の表面は、垂直境界線を
    挟んで、球面の一部から構成された第1面と、前記垂直
    境界線から端部に行くに従って曲率半径が小となる曲面
    から構成された第2面と、からなることを特徴とする請
    求項6に記載の車両用ミラー。
  9. 【請求項9】 前記非反射膜部は、前記ミラー基板の裏
    面に前記反射膜が設けられた後にレーザー又は引っ掻き
    法にて前記反射膜が排除されることによって形成される
    ことを特徴とする請求項6に記載の車両用ミラー。
  10. 【請求項10】 前記保護膜は、有色であることを特徴
    とする請求項6に記載の車両用ミラー。
JP8113833A 1995-07-04 1996-05-08 ヒータミラー及び車両用ミラー Pending JPH0971224A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998010958A1 (fr) * 1996-09-12 1998-03-19 Kabushiki Kaisha Tokai Rika Denki Seisakusho Retroviseur exterieur pour automobiles
JP2010105419A (ja) * 2008-10-28 2010-05-13 Stanley Electric Co Ltd ミラーアセンブリ
WO2011129540A3 (ko) * 2010-04-14 2012-03-15 Kim Jin Dong 사각지대 해소용 룸미러

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