JPS60121135A - 表示装置の反射防止構造 - Google Patents

表示装置の反射防止構造

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JPS60121135A
JPS60121135A JP58229469A JP22946983A JPS60121135A JP S60121135 A JPS60121135 A JP S60121135A JP 58229469 A JP58229469 A JP 58229469A JP 22946983 A JP22946983 A JP 22946983A JP S60121135 A JPS60121135 A JP S60121135A
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JP
Japan
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display
display device
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protective cover
reflection
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Application number
JP58229469A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Shinohara
和彦 篠原
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)発明の技術分野 この発明は表示素子からなる表示装置、特に自動車の液
晶表示素子からなる各種デジタル式計器類の反射防止に
好適な表示装置の反射防止構造に関する。
(ロ) 従来技術と問題点 今日のめざましいエレクトロニクスの発達により、自動
車のスピードメータやタコメータ。
または時計などの表示装置に於いても、今までの指針式
の表示に替わり、受光型の液晶表示素子(L OD >
 ヤ発ytm(7)発光fイオ−)ILKD)や螢光表
示管などの表示素子が広く用いられるようになっている
第1図〜第4図は、このような表示素子からなる表示装
置の従来例を示す図である。表示装置が複数取り付けら
れている計器パネル1は運転者2から見て最も見やすい
位置であるインストルメントパネル3の前面に設けであ
る。計器パネル1は主にスピードメータ4.タコメータ
5、オドメータ6、トリップメータ1などで構成されて
おり、時計8やドライブコノピユータのディスプレー9
も取り付けられている。これら種々の表示装置の内、ス
ピードメータ4や時計8及びディスプレー9が表示素子
からなるデジタル式の表示装置としてあり、その構造は
ほぼ同じなので以下においてはスピードメータ4を代表
して説明することにする。スピードメータ4の表面は他
の表示装置と同様にガラス板製の保護カバー10KJ:
Dmわれでいて、その内側には表示素子としての液晶表
示素子11〔以下素子11と称す〕が樹脂製のホルダー
12により保持されている。ホルダー12の表面部分に
は素子11における表示を確認するために。
はぼ素子11のサイズに相応する開口があけられている
ので、素子11と保護カバー10との間には空気層13
が形成されることになる(例えば実開昭58−4286
4号)。岡、14は配線、及び15は配線基板であり、
素子11と接続されている。素子11は1例えば液晶表
示素子とすると、一対のガラス基板11aと11bとの
間に液晶11Gが入り、その周囲を封止剤11.1で囲
まれており、さらにガラス基板11a。
11bの外側にアクリル樹脂でコーティングしたポリビ
ニルアルコールからなる偏光板11θ。
11fが積層されている。さて外部16からスピードメ
ータ4へ外光17が入射した場合、この外光17はまず
保護カバー10の表面18で屈折するとともに外向反射
光19aを生じ、更に保護カバー10の裏表面20及び
素子11の表面21.すなわち素子11が液晶表示素子
であれば表面部材である偏光板11θの表面でも同じく
屈折するとともに外向反射光1 sb、19cを順に生
じる。また22.23.24はそれぞれ保護カバー10
.空気JPJ13.素子11内での入射透過光を示す。
素子11のような受光型の場合は、入射時に表示に係わ
るのは入射透過光24のみで、この入射透過光24は素
子11の内部で反射され、入射時とは逆の順序で、素子
11の表面21.保護カバー10の裏表面20及び表面
18でそれぞれ屈折しながら内向反射光25a、25b
、25cを生じていた。
岡、26.27.28.29はそれぞれ素子11、空気
層13.保護カバー10及び外部16での反射透過光で
ある。このように外光17がスピードメータ4にて反射
される割合としては、外光11が保護カバー10に垂直
に入射するような、外向反射及び内向反射ともに最も反
射の少ない場合でも、外光17を1ooqIjとすると
、外向反射光19a、19b、19cはそれぞれ4%、
3.7%、3.4−程度となり。
その合計は約111%となる。そして表示に係わる入射
透過光24は外光17に対して88.4チ程度に弱めら
れたものとなる。この入射透過光24は素子11内で反
射されてスピードメータ4の内部で屈折0反射を繰り返
[7て最終的に表示に関与する反射透過光29として外
部16に出てきた時には、外光17の約78チになる。
このように最も反射の少ない垂直入射の場合でも外光1
1の22%程度はスピードメータ4において反射される
ものであり、外光17の入射角度θが大きくなればなる
程反射される割合も大きくなる。そして第2図で示すよ
うにスピードメータ4等の素子11からなる表示装置は
計器パネル1に組み込まれてインストルメントパネル3
の前面に設けられているので、運転者2から見て車室内
の領域Aの範囲の外光17が計器パネル1に入って運転
者2の方へ反射することになる。
しかしながら従来のスピードメータ4にあっては、保護
カバー10と素子11との間に、この両者と著しく屈折
率の異なる空気層13が存在するため保護カバー10の
表面18及び裏表面20.そして素子11の表面21の
5ケ所で。
外光17の一部がスピードメータ4の外部16側へ向け
て反射してしまい、これら外向反射光19a、19b、
19cが本来表示に係わる反射透過光29に干渉し7て
ぃた。このことはスピードメータ4に車室内の領域Aの
範囲内にある助手席やトリムまたは運転者2自身が写っ
て(〜’l イスピードメータ4の視認性を低下させる
ことを意味する。通常は室内は暗く1反射光量はスピー
ドメータ4から発せられる光に対して充分に小さくスピ
ード、メータ4の視認性が損われることはない。しかし
、まれに助手席などに強い光が当って保護カバー10に
その像が写る場合は入射角度θが大きいので影響が大き
く1%に助手席に白色などの明るい色のものがあると。
そのものが写ってしまい、また同時にスピードメータ4
内部において1表示に関与する素子11からの最初の反
射透過光26は内向反射により弱められていくので、そ
の分表示のコントラストも低下して更にスピードメータ
4の視認性を低下させることがあった。
このため上記のような表面反射を抑える方法として、フ
ッ化マグネシウムfMyF2)や酸化アンチモンt s
b、o5) 、その他保護カッ<−10や素子11と異
なる屈折率の膜を蒸着方法などで対象表面に適切な膜厚
にコーティングする。いわゆる「無反射コーティング」
が知られている。無反射コーティングには単層膜コーテ
ィンクト多層膜コーティングとがあるが、単層膜コーテ
ィングでは広い波長範囲の反射防止を行なうことができ
ず、また多層膜コーティングは作業工程が複雑なのでコ
スト高になってしまい、いずれにしても無反射コーティ
ングはスピードメータ4の場合9表面1B、21.裏表
面20の5面にコーティングしなければならず1作業性
及びコストの上からも表示装置の反射防止としては好ま
しいとは言えない。伺1以上スピードメータ4に代表さ
れた受光型の素子11について説明してきたが、同じよ
うなことは発光型の素子11についても言えることで、
このような外向反射及び内向反射は保護カッ<−10と
素子11との間にほんのわずかな空気層13が存在する
だけで起ってしまい、保薩カッ<−10と素子11とを
当接させただけでは問題の解決にならないものである。
(ハ)発明の目的 この発明はこのような従来技術に着目してなされたもの
で1表示装置における外向反射及び内向反射を防止する
表示装置の反射防止構造を提供することを1的としてい
る。
に) 発明の構成 この発明に係る表示装置の反射防止構造は。
上記の目的を達成するために1表示素子の表面部材又は
保蝕カバーとほぼ等しい屈折率を有する反射防止層を9
表示素子と保護カッく−との間に密着させで設けた構成
としたものである。
(ホ) 笑 施イ、pH 以下、この発明を図面に基づいて説明する。
同、以下に於いて従来と共通の部分については共通の符
号を付して重複する説明及び図面は省略する。
第5図及び第6図はこの発明の一実施例を示f図である
。スピードメータ4の表示確認の為の開口部分、即ち素
子11の表面部拐、すなわち偏光板11θと保巡カバー
10との間には反射防止層30が、保護カバー10の裏
表面20及び偏光板11eの表面21に密着して設けら
れている。この反射防止層30はポリビニルブチラール
〔以下PVBと称す〕よりできていて保護カバー10及
び素子11とほとんど同じ屈折率を有するものである。
従ってこのスピードメータ4は保護カバー109反射防
止層30゜素子11の屈折率がほとんど同じになるので
外光17が入射した場合も、保護カバー10の裏表面2
0及び素子11の表面21では屈折及び外向反射及び内
向反射ともにほとんど起らず。
入射時及び反射時にも保護カバー10の表面18におい
てその外光17は僅か約4%程度の外向反射光19a及
び内向反射光25Cを生ずるのみである。
次にこの反射防止層30の作製工程及び条件を説明する
保護カバー10と素子11との間隔に等しい厚さのPV
Bのノートを保護カバー10と素子11との間に挾み、
そしてこの挾みこんだシート状P V B Ic 5〜
4 ”crtt 程度(D’圧力k カケ、 ’Eに7
0°C〜80℃の温度で5〜10分間加温する。すると
シート状PVBは保護カバー10と素子11に完全に密
着し、透明にな−る。ここで加える圧力が5 ”’cn
l以下でおると、素子11とシート状PVB、iたは保
護カバー、10とシート状PVBとの間に気泡が入り反
射防止に役立たない。また加温に関しては70℃〜80
℃が最適で、これ以下だと加温時間を長くしなければな
らずしかもシート状PVBの密着力が小さくなるし、こ
れ以上だとシート状PVBの密着力は増加するが、保護
カバー10にアクリル板を用いた場合、このアクリル板
が変形することがあり好ましいものでない。
この発明に係る反射防止層30としてはシート状PVB
の他に以下の様な利賀、形態、施[2方のものも採用で
きる。一般に保護カバー10および素子11の材料はガ
ラス、又はプラスチックが一般に用いられており、屈折
率が1.4 凸il後であるので9反射防止層30は通
電用いられるプラスチック系材料であれば用いることが
できる。
(a)、PVBの粉末: シート状PVBと同様、気泡の巻きこみがほとんどなく
、密着性も高く作製工程も容易であ゛る。
(b) アクリル系接着剤: このアクリル系接着剤は保護カバー10及び素子11に
対[7て接着性を有することを前提とするが、保護カバ
ー10と素子11との間隔が小さい場合に有効である。
しかしアクリル系接着剤を用いる場合は、気泡を巻き込
まないように予め保護カバー10と素子11の少なくと
も一方に厚く塗布して、不要な気泡をアクリル系接着剤
とともに追い出すようにして重ね合わせるので、アクリ
ル系接着剤が無駄になる上に、はみ出したアクリル系接
着剤により表示装置の周辺を汚すことが多く。
PVBに比べるとその実用性に劣る。
(c) 両面にアクリル系接着剤を塗布した透明なガラ
ス板または樹脂板: 保護カバー10と素子11との間隔が大きい時は、PV
Bやアクリル系接着剤だと作製工程が難かしくなるし、
また無駄が多くなるので、アクリル系接着剤を塗布した
透明なガラス板や樹脂板を介設することは間隔の大きい
場合に非常に有効であるシ (d) シート状PVBと無反射コーティングの組み合
わせ: 係数カバー10と素子11の間にシート状PVBを挾み
こんだ上に、保峻カバー10の表面18に従来の無反射
コーティングを施−jaこの時に表面18で反射される
のは外光17の0,5%以下となり非常に高精度の反射
防止を実現することができる。
H発明の効果 以上設明してきたように、この発明に係る表示装置の反
射防止構造にあっては9表示素子及び保護カバーとほぼ
等しい屈折率を有する反射防止層を0表示素子と保護カ
バーとの間に密着させて設けた構成としたため1表示装
置での外向反射及び内向反射を実質的に防ぐことができ
助手席、トリムなどが表示装置に写ったり、受光型及び
発光型のいずれにしてもその表示素子からの表示を表示
装置内部で弱めることがほとんどなく表示装置の視認性
を高めることができるという効果がある。また無反射コ
ーティングのようにある波長範囲の光に限って機能する
ものではなく、広い波長範囲の光に対処でき、その作製
工程も容易な上に、保護カバーや表示素子の材質及びそ
の中老間の間隔のサイズによシ適宜最適な材質、形態、
施し方の反射防止層を選べるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の表示装置を組み込んだ計器ノ(ネルの斜
視図。 第2図は計器パネルの取り付は位置を示す車内平面図。 第6図は第1図中M−m線に沿う概略断面図。 第4図は第3図中矢示■部における光路説明図。 第5図は本発明の一実施例に係る絹6図相当の概略断面
図、そして 第6図は本発明の一実施例に係る第4図相当の光路説明
図である。 10 保護カバー 11 表示素子 30 反射防止層 θ 入射角度 A領域 第1図 第21ヌ1 −205− 第6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 表示素子と該表示−素子と離間した位置に配設された保
    護カバーとを備えた表示装置において。 表示素子の表面部材又は保護カバーとほぼ等しい屈折率
    を有する反射防止層を、該表示素子と保護カバーとの間
    に密着させて設けたことを特徴とする表示装置の反射防
    止構造。
JP58229469A 1983-12-05 1983-12-05 表示装置の反射防止構造 Pending JPS60121135A (ja)

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JP58229469A JPS60121135A (ja) 1983-12-05 1983-12-05 表示装置の反射防止構造

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JP58229469A JPS60121135A (ja) 1983-12-05 1983-12-05 表示装置の反射防止構造

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JPS60121135A true JPS60121135A (ja) 1985-06-28

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JP (1) JPS60121135A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015031592A (ja) * 2013-08-02 2015-02-16 日本精機株式会社 車両用表示装置
JP2015045545A (ja) * 2013-08-28 2015-03-12 日本精機株式会社 車両用表示装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015031592A (ja) * 2013-08-02 2015-02-16 日本精機株式会社 車両用表示装置
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