JPH0971195A - 自動車用多重表示装置 - Google Patents

自動車用多重表示装置

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JPH0971195A
JPH0971195A JP7230947A JP23094795A JPH0971195A JP H0971195 A JPH0971195 A JP H0971195A JP 7230947 A JP7230947 A JP 7230947A JP 23094795 A JP23094795 A JP 23094795A JP H0971195 A JPH0971195 A JP H0971195A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所定の警告表示中であっても、乗員の操作に
より表示切換を行なえるようにした自動車用多重表示装
置を提供する。 【解決手段】 ECU2は、警告表示モードに移行する
と、センサ類からの警告情報が入力しなくなるまで警告
表示を行うが、車両走行に支障がない警告表示中は、乗
員がモードスイッチ16を押すことにより所定時間だけ
通常表示モードに復帰し、その間にモードスイッチ16
を押すことにより通常表示モード間で表示が切換わる。
更に、通常表示モードに復帰している間に乗員がモード
スイッチ16とセレクトスイッチ17を同時に操作する
と、所定時間だけ無表示モードに切換わる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の計器盤等
に配設され、運転情報や警告情報等の表示に供される自
動車用多重表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車の計器盤(インストル
メントパネル)上には、灯火類,オートクルーズ装置等
の作動時やエンジン,制動装置等の失陥時に点灯する、
各種の表示灯が配設されている。表示灯は、各種センサ
等からの運転情報や警告情報に基づいて点灯し、その表
示面に描かれた様々な識別信号により乗員に注意や警告
を与えるようになっている。
【0003】ところで、近年、自動車の高性能・高機能
化に伴う補器類の増加や、乗員の安全性や快適性を向上
させる各種装置類の増加により、表示灯に表示すべき項
目が30〜50点と多くなっている。そのため、これら
を個別の表示灯により表示させようとした場合、インス
トルメントパネル上の限られたスペースに多数の表示灯
を配設しなければならず、レイアウトが困難になる問題
があった。また、このようにした場合、個々の表示灯は
必然的に小さくなるため、点灯時に乗員が認識し難いと
いう問題もあった。
【0004】そこで、実開平4−35191号公報等で
は、比較的大きなLCD(液晶表示器)等をインストル
メントパネルの中央部等に配設し、これに複数の表示を
行わせる多重表示装置が提案されている。この種の多重
表示装置では、乗員が切換スイッチを操作することによ
り、時刻や積算走行距離等の通常表示項目を順次表示す
る一方、冷却水温の異常上昇時や制動装置の失陥時等に
は通常表示項目に代えて警告表示項目を自動的に表示す
る構造となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の多重表示装置で
は、何らかの失陥により警告表示を行っている場合、失
陥が解消されるまではこの状態が継続するため、乗員等
が目障りに感じる場合がある。また、警告表示が行われ
て停車している場合等においても、貨物輸送等を行って
いる際には、乗員等が例えば時刻や積算距離等を知りた
い場合があり、このような場合にも警告表示が継続され
ると、乗員等に非常な不便をもたらす。また、従来の多
重表示装置では、キースイッチをOFFからONにした
時は必ずトリップ表示モード等の初期画面になるため、
乗員等によっては、キー操作を行なう度にいちいちモー
ド切換スイッチ等を操作して見たい画面までモード移動
させる必要があり、煩わしかった。
【0006】そこで、本発明の目的は、所定の警告表示
中でも表示切替えを可能にすると共に、キースイッチを
ONにした時はキースイッチをOFFにした直前の表示
モードを表示することができる自動車用多重表示装置を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の請求項1では、自動車を構成する装置の作
動状態を検出して運転状態信号または警告信号を出力す
る複数の作動状態検出手段と、当該作動状態検出手段の
出力信号に応じた表示項目を運転室内の表示部に表示さ
せる表示制御手段と、乗員の操作に基づき前記表示制御
手段に表示切換指令を出力する切換スイッチとを備え、
前記切換スイッチの操作に応じて前記運転状態信号に基
づく通常表示項目を前記表示部に表示する一方、前記警
告信号の入力時には前記通常表示項目に代えて当該警告
信号に基づく警告表示項目を前記表示部に表示する自動
車用多重表示装置において、前記表示制御手段は、前記
警告表示項目のうち車両走行に支障がない警告表示項目
を前記表示部に表示しているときに、前記切換スイッチ
からの表示切換指令が入力すると、所定時間に亘って表
示切換を可能にしたものを提案する。これによれば、警
告表示中に、所定時間ではあるが、任意の通常表示項目
を見れると共に無表示状態にもできて不便さと目障り感
が解消される。
【0008】本発明の請求項2では、自動車を構成する
装置の作動状態を検出して運転状態信号または警告信号
を出力する複数の作動状態検出手段と、当該作動状態検
出手段の出力信号に応じた表示項目を運転室内の表示部
に表示させる表示制御手段と、乗員の操作に基づき前記
表示制御手段に表示切換指令を出力する切換スイッチと
を備え、前記切換スイッチの操作に応じて前記運転状態
信号に基づく通常表示項目を前記表示部に表示する一
方、前記警告信号の入力時には前記通常表示項目に代え
て当該警告信号に基づく警告表示項目を前記表示部に表
示する自動車用多重表示装置において、前記表示制御手
段は、キースイッチをOFFする直前の通常表示項目を
保持するものを提案する。これによれば、キースイッチ
をONにした時に、乗員等が頻繁に表示させていた前回
表示モードを表示でき、煩わしさが解消される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明に係る多重表示装置の一実施形態を詳細に説明する。
【0010】図1は、大型貨物自動車に適用された多重
表示装置の一実施形態を示した概略構成図である。同図
において、1はLCD型のディスプレイであり、インス
トルメントパネル上のメータクラスタ中央部に配置され
ている。ディスプレイ1は、運転席の下部等に設置され
たECU2により駆動制御され、同じくECU2により
駆動制御される橙色,緑色および赤色のLED(発光ダ
イオード)3a,3b,3cにより照明される。ECU
2は、図示しない入出力装置,画像データやカレンダ等
を内蔵した記憶装置(ROM,RAM,BURAM
等),クォーツクロックを備えた中央処理装置(CP
U)等から構成されている。ECU2の入力側には、車
速センサ5や燃料消費量センサ6を始め、オルタネータ
L端子7,ドアセンサ8,水温センサ9,エア圧センサ
10,ディスクパッドセンサ11,オイルレベルセンサ
12,油圧センサ13等、多数のセンサや機器類が接続
されている。
【0011】図中、15はインストルメントパネルに設
けられたコントロールパネルであり、モードスイッチ1
6とセレクトスイッチ17とセット・リセットスイッチ
18とが配されている。各スイッチ16,17,18
は、それぞれECU2に接続されており、モードスイッ
チ16やセレクトスイッチ17は表示の切替等に用いら
れ、セット・リセットスイッチ18は運行スケジュール
等の設定に用いられる。また、20はインストルメント
パネルの下部等に設置された警告ブザーであり、ECU
2の出力側に接続されている。
【0012】以下、図2,図3のフローチャートと図4
〜図16の表示画面とに基づき、本実施形態に係る多重
表示装置の作用を詳細に説明する。運転者がイグニッシ
ョンキーをONにして自動車の運転が開始されると、E
CU2は先ずステップP1でRAM内に前回OFF時の
表示モードが記憶されているか否かが探索され、否であ
ればディスプレイ1の表示モードは、通常表示モードで
あるステップP2のトリップ表示モードとなる。この表
示モードにおいて、ECU2は、ROM内の積算距離情
報に基づき、図4に示すようにトリップメータをディス
プレイ1に表示させる。尚、トリップメータは、乗員が
セレクトスイッチ17を押すことによりA,Bの間で交
互に切り換わり、例えば、運行開始時点からの走行距離
と給油後の走行距離とが表示される。また、A,Bのト
リップメータは、乗員がセット・リセットスイッチ18
を操作することにより、それぞれ0にリセットされる。
また、ECU2は、通常表示モードにおいて緑色のLE
D3bを点灯し、乗員に異常事態が生じていないことを
認識させる。
【0013】トリップ表示モードであるときに、乗員が
モードスイッチ16を押すと、ディスプレイ1の表示モ
ードは、ステップP3の電圧表示モードに切り換わる。
この表示モードにおいて、ECU2は、バッテリ7から
の電圧情報に基づき、図5に示すようにバッテリ電圧を
ディスプレイ1に表示させる。
【0014】電圧表示モードであるときに、乗員がモー
ドスイッチ16を押すと、ディスプレイ1の表示モード
は、ステップP4の時計表示モードに切り換わる。この
表示モードにおいて、ECU2は、内蔵するクォーツク
ロックの時刻情報に基づき、図6に示すように現在の時
刻をディスプレイ1に表示させる。尚、バッテリの着脱
等が行われた場合、時刻情報はセット・リセットスイッ
チ18を用いて修正可能である。
【0015】時計表示モードであるときに、乗員がモー
ドスイッチ16を押すと、ディスプレイ1の表示モード
は、ステップP5のカレンダ表示モードに切り換わる。
この表示モードにおいて、ECU2は、カレンダ情報に
基づき、図7に示すように現在の年月日をディスプレイ
1に表示させる。尚、カレンダ情報についても、時刻情
報と同様に、セット・リセットスイッチ18を用いて修
正可能である。
【0016】カレンダ表示モードであるときに、乗員が
モードスイッチ16を押すと、ディスプレイ1の表示モ
ードは、ステップP6の運行スケジュール表示モードに
切り換わる。この表示モードにおいて、ECU2は、R
AMに記憶した運行スケジュール情報に基づき、図8に
示すように運行スケジュールをディスプレイ1に表示さ
せる。すなわち、運行スケジュール表示モードにおいて
は、乗員がセレクトスイッチ17を押す毎に、目的地へ
の到着予定時刻と残存距離と目標平均速度とが順次表示
される。ここで、到着予定時刻は、現在の運転状況で目
的地に到達すると思われる時刻であり、残存距離と現在
までの平均車速とから算出される。また、目標平均速度
は、到着予定時刻までに到達するための平均車速であ
り、残存距離と残存時間とから算出される。尚、運行ス
ケジュール表示モードでは、セット・リセットスイッチ
18を操作することによりディスプレイ1が表示画面か
ら入力画面に切り換わり、目的地までの距離と到着予定
時刻とを設定することができる。
【0017】運行スケジュール表示モードであるとき
に、乗員がモードスイッチ16を押すと、ディスプレイ
1の表示モードは、ステップP7の運行時間表示モード
に切り換わる。この表示モードにおいて、ECU2は、
RAMに記憶した運行時間情報に基づき、図9に示すよ
うに運行時間をディスプレイ1に表示させる。すなわ
ち、運行時間表示モードでは、乗員がセレクトスイッチ
17を押す毎に、リセット後の走行時間(ドライブタイ
ム)と、エンジン起動時間(エンジンオンタイム)と、
エンジン起動時間のうちの非走行時間(ロスタイム)と
が順次表示される。尚、ロス時間は、渋滞や休憩等のた
め、エンジンが起動していながら停車していた時間であ
る。
【0018】運行時間表示モードであるときに、乗員が
モードスイッチ16を押すと、ディスプレイ1の表示モ
ードは、ステップP8の点検整備メモリ表示モードに切
り換わる。この表示モードにおいて、ECU2は、RA
Mに記憶した点検整備情報に基づき、図10に示すよう
に点検整備メモリをディスプレイ1に表示させる。すな
わち、点検整備メモリ表示モードでは、乗員がセレクト
スイッチ17を押す毎に、前回の点検整備時に入力し
た、次回のエンジンオイル,トランスミョションオイ
ル,デフギヤオイルおよびクーラントの交換時期(積算
走行距離や年月日)が順次表示される。
【0019】点検整備メモリ表示モードであるときに、
乗員がモードスイッチ16を押すと、ディスプレイ1の
表示モードは、ステップP9の平均車速表示モードに切
り換わる。この表示モードにおいて、ECU2は、RA
Mに記憶した平均車速情報に基づき、図11に示すよう
にリセット後の平均車速をディスプレイ1に表示させ
る。
【0020】平均車速表示モードであるときに、乗員が
モードスイッチ16を押すと、ディスプレイ1の表示モ
ードは、ステップP10の油圧表示モードに切り換わ
る。この表示モードにおいて、ECU2は、油圧センサ
13からの油圧情報に基づき、図12に示すようにエン
ジンの潤滑油圧を表示する。
【0021】そして、油圧表示モードであるときに、乗
員がモードスイッチ16を押すと、ディスプレイ1の表
示モードは、ステップP2のトリップ表示モードに戻
る。また、モードスイッチ16は、普通に押した場合に
は表示モードが一度切り換わるだけであるが、押し続け
ることにより表示モードが連続的に切り換わるようにな
っている。したがって、乗員がモードスイッチ16を押
し続けることにより、ステップP2からステップP10
までの通常表示モードが、ディスプレイ1に繰り返し表
示されるのである。
【0022】一方、前記ステップP1で前回OFF時の
表示モードが記憶されていれば、ステップP11で読み
出され、ECU2はディスプレイ1に前回表示の通常表
示モードを表示させる。即ち、当該通常表示モードが今
回の初期画面となるのである。尚、ステップP2からス
テップP10までのいずれかの通常表示モードにあると
きに、イグニッションキーをOFFにして自動車の運転
が停止されると、ステップP12で現在表示モードが記
憶されてから、ディスプレイ1が消灯し、この記憶され
た表示モードが次回ONした時にステップP1で前回O
FF時の表示モードとして探索される。これにより、例
えば時計表示モードを専ら選択して運転している乗員に
あっては、イグニッションキーをOFFからONにする
度に、初期画面として時計表示モードが表示され、モー
ドスイッチ16でモード切換を行なう必要がなくなり、
煩わしさが解消される。
【0023】また、ステップP2からステップP10ま
でのいずれかの通常表示モードにあるとき又は後述する
ステップP17の無表示モードにあるときに、上述した
各種センサ類から警告情報が入力すると、ECU2はス
テップP13の警告表示モードに移行する。警告表示モ
ードでは、ECU2は、通常表示又は無表示を中断させ
て、警告表示をディスプレイ1に表示させると共に橙色
又は赤色のLED3a,3cを点灯させて、異常事態の
発生を乗員に認識させる。この際、複数の警告情報が入
力した場合、ECU2は、所定のインターバルで対応す
る複数の警告表示を順繰りにディスプレイ1に表示させ
る。
【0024】例えば、ECU2は、水温センサ9とディ
スクパッドセンサ11とからの入力信号により冷却水温
が異常に上昇したこととディスクパッドの残量が少なく
なったこととを認識すると、図13に示したオーバヒー
ト表示と図14に示したディスクパッド表示とを繰り返
し行う。また、ECU2は、その他の警告情報に応じ
て、図15のドア(半ドア)表示,図16の予熱表示,
図17のクラッチ磨耗表示等、種々の警告表示を表示の
優先順位に従って行う。尚、本実施形態では、警告表示
モードに移行すると、ECU2は、ディスプレイ1によ
る警告表示と共に、警告ブザー20によるビープ音によ
り乗員の注意を喚起させる。
【0025】さて、ECU2は、警告表示モードに移行
すると、センサ類からの警告情報が入力しなくなるまで
(すなわち、冷却水温が低下したり、ディスクパッドが
交換されるまで)警告表示を行う。ところが、本実施形
態の場合、警告表示モードであっても、乗員がモードス
イッチ16を押すことにより、ECU2はステップP1
4で当該警告表示モードが前記図13のオーバヒート表
示や図15のドア(半ドア)表示等の車両走行に支障が
ある警告表示モードであるか否かが判定され、否であれ
ばステップP15で所定時間(本実施形態では、1分
間)に亘って直前の通常表示モードに復帰し、その間に
モードスイッチ16が押されることにより通常表示モー
ド間で表示が切換わる。更に、通常表示モードに復帰し
ている間に乗員がモードスイッチ16とセレクトスイッ
チ17を同時に押すと、ステップP16でその時点から
所定時間に亘ってディスプレイ1の表示が無表示とな
り、この無表示モード中に、更にモードスイッチ16が
押されることによりステップP15の通常表示モードに
復帰する。
【0026】これにより、車両走行に支障がない警告表
示中でも、乗員は所望の通常表示をディスプレイ1上に
表示させることができるのである。一方、前記ステップ
14で当該警告表示モードが車両走行に支障がある警告
表示モードであれば、当該警告表示モードを表示し続け
るのである。このように、本実施形態では、モードスイ
ッチ16を操作することにより、所定の警告表示モード
から通常表示モードに復帰するようにしたため、乗員
は、現在時刻や到着予定時刻等を知って、目的地等に所
定時間遅延する旨の連絡を行ったり、台車の要請等を適
切に行うこと等が可能となった。
【0027】また、夜間走行時等においてディスプレイ
1の表示が目障りであった場合、本実施形態では、乗員
がモードスイッチ16とセレクトスイッチ17とを同時
に押すことにより、ステップP2からステップP10の
通常表示モードから前述したステップP17の無表示モ
ードに移行する。この無表示モードでは、上述したステ
ップP16の無表示モードも含めて、ECU2は、ディ
スプレイ1の表示を中止し、同時にLED3も消灯させ
る。尚、この無表示モードでは通常表示は行わないが、
センサ類から警告情報が入力した場合、ECU2は、ス
テップP13の警告表示モードに移行してディスプレイ
1に警告表示を行わせる。また、この無表示モードであ
るときに、乗員がモードスイッチ16を押すと、ステッ
プP18でディスプレイ1の表示モードは、無表示モー
ドに移行する直前の通常表示モードに復帰する。
【0028】以上で具体的実施形態の説明を終えるが、
本発明の態様は上記実施形態に限られるものではない。
例えば、上記実施形態では、最初にモードスイッチを操
作することによって警告表示モードから通常表示モード
に切換わるようにしたが、セレクトスイッチやセット・
リセットスイッチを操作してもその切換えが行われるよ
うにしてもよい。また、上記実施形態では表示部にLC
Dを用いたが、CRT等を用いるようにしてもよい。更
に、具体的な装置構成や表示切換えの手順等について
は、本発明の主旨を逸脱しない範囲で変更することが可
能である。
【0029】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
請求項1によれば、自動車を構成する装置の作動状態を
検出して運転状態信号または警告信号を出力する複数の
作動状態検出手段と、当該作動状態検出手段の出力信号
に応じた表示項目を運転室内の表示部に表示させる表示
制御手段と、乗員の操作に基づき前記表示制御手段に表
示切換指令を出力する切換スイッチとを備え、前記切換
スイッチの操作に応じて前記運転状態信号に基づく通常
表示項目を前記表示部に表示する一方、前記警告信号の
入力時には前記通常表示項目に代えて当該警告信号に基
づく警告表示項目を前記表示部に表示する自動車用多重
表示装置において、前記表示制御手段は、前記警告表示
項目のうち車両走行に支障がない警告表示項目を前記表
示部に表示しているときに、前記切換スイッチからの表
示切換指令が入力すると、所定時間に亘って表示切換を
可能にしたので、所定の警告表示中に、所定時間ではあ
るが、任意の通常表示項目を見れると共に無表示状態に
もできて不便さと目障り感が解消される。
【0030】本発明の請求項2では、自動車を構成する
装置の作動状態を検出して運転状態信号または警告信号
を出力する複数の作動状態検出手段と、当該作動状態検
出手段の出力信号に応じた表示項目を運転室内の表示部
に表示させる表示制御手段と、乗員の操作に基づき前記
表示制御手段に表示切換指令を出力する切換スイッチと
を備え、前記切換スイッチの操作に応じて前記運転状態
信号に基づく通常表示項目を前記表示部に表示する一
方、前記警告信号の入力時には前記通常表示項目に代え
て当該警告信号に基づく警告表示項目を前記表示部に表
示する自動車用多重表示装置において、前記表示制御手
段は、キースイッチをOFFする直前の通常表示項目を
保持するようにしたので、キースイッチをONにした時
に、乗員等が頻繁に表示させていた前回表示モードを初
期画面として表示でき、モードスイッチでモード切換を
行なうという煩わしさが解消される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る多重表示装置の一実施形態を示し
た概略構成図である。
【図2】多重表示の手順を示したフローチャートであ
る。
【図3】多重表示の手順を示したフローチャートであ
る。
【図4】トリップ表示モードにおける表示画面である。
【図5】電圧表示モードにおける表示画面である。
【図6】時計表示モードにおける表示画面である。
【図7】カレンダ表示モードにおける表示画面である。
【図8】運行スケジュール表示モードにおける表示画面
である。
【図9】運行時間表示モードにおける表示画面である。
【図10】点検整備メモリ表示モードにおける表示画面
である。
【図11】平均車速表示モードにおける表示画面であ
る。
【図12】油圧表示モードにおける表示画面である。
【図13】警告表示モードにおける表示画面である。
【図14】警告表示モードにおける表示画面である。
【図15】警告表示モードにおける表示画面である。
【図16】警告表示モードにおける表示画面である。
【図17】警告表示モードにおける表示画面である。
【符号の説明】
1 ディスプレイ 2 ECU 3a,3b,3c LED 5 車速センサ 6 燃料消費量センサ 7 バッテリ 8 ドアセンサ 9 水温センサ 10 エア圧センサ 11 ディスクパッドセンサ 12 オイルレベルセンサ 13 油圧センサ 15 コントロールパネル 16 モードスイッチ 17 セレクトスイッチ 18 セット・リセットスイッチ 20 警告ブザー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車を構成する装置の作動状態を検出
    して運転状態信号または警告信号を出力する複数の作動
    状態検出手段と、当該作動状態検出手段の出力信号に応
    じた表示項目を運転室内の表示部に表示させる表示制御
    手段と、乗員の操作に基づき前記表示制御手段に表示切
    換指令を出力する切換スイッチとを備え、前記切換スイ
    ッチの操作に応じて前記運転状態信号に基づく通常表示
    項目を前記表示部に表示する一方、前記警告信号の入力
    時には前記通常表示項目に代えて当該警告信号に基づく
    警告表示項目を前記表示部に表示する自動車用多重表示
    装置において、 前記表示制御手段は、前記警告表示項目のうち車両走行
    に支障がない警告表示項目を前記表示部に表示している
    ときに、前記切換スイッチからの表示切換指令が入力す
    ると、所定時間に亘って表示切換を可能にしたことを特
    徴とする、自動車用多重表示装置。
  2. 【請求項2】 自動車を構成する装置の作動状態を検出
    して運転状態信号または警告信号を出力する複数の作動
    状態検出手段と、当該作動状態検出手段の出力信号に応
    じた表示項目を運転室内の表示部に表示させる表示制御
    手段と、乗員の操作に基づき前記表示制御手段に表示切
    換指令を出力する切換スイッチとを備え、前記切換スイ
    ッチの操作に応じて前記運転状態信号に基づく通常表示
    項目を前記表示部に表示する一方、前記警告信号の入力
    時には前記通常表示項目に代えて当該警告信号に基づく
    警告表示項目を前記表示部に表示する自動車用多重表示
    装置において、 前記表示制御手段は、キースイッチをOFFする直前の
    通常表示項目を保持することを特徴とする、自動車用多
    重表示装置。
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