JP4545992B2 - 車両用表示装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両に設けられている所定の情報を表示する車両用表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
車両には、車両の状態等を表示する表示装置(車両用表示装置)が設けられている。この車両用表示装置には、メータクラスタ内に配設されるスピードメータ、エンジン回転数メータ、燃料量メータ、エンジン水温メータ、オド・トリップメータ等が含まれる。
【0003】
ところで、従来の形式の表示装置の場合は夜間、あるいはブラックフェイス式の表示装置であれば夜間に限らず、長距離走行時等における走行に対して必要最小限度のメータ(たとえば、スピードメータ)の判読性を向上するために、切替スイッチを設けて、走行に対して必要最小限度のメータ以外のメータの照明を消灯することが行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したようにスピードメータ以外のメータの照明を消灯したのでは、照明が消灯されたメータは乗員からほとんど見えなくなってしまう。これにより、乗員は、消灯されたメータにおける表示内容、即ち車両の状態がどのようになっているのかを認識することができず、非常に不安となって車両の運転に集中することが困難な状態となってしまう。
【0005】
本発明の課題は、乗員の不安感をなくして、乗員が車両の運転に集中することが可能な車両用表示装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る車両用表示装置は、車両の所定情報を表示する複数の情報表示手段と、複数の情報表示手段毎に設けられ対応する情報表示手段に光を照射する照明手段と、車両がオートクルーズ状態であることを検出する状態検出手段と、状態検出手段によりオートクルーズ状態が検出された際に、複数の情報表示手段のうちの所定の情報表示手段に対する照明手段の輝度を低下させて所定の情報表示手段が減光状態となるように、当該照明手段の輝度を制御する輝度制御手段とを備えることを特徴としている。
【0007】
本発明に係る車両用表示装置では、輝度制御手段により、状態検出手段にてオートクルーズ状態が検出されると、複数の情報表示手段のうちの所定の情報表示手段に対する照明手段の輝度が制御されて、所定の情報表示手段に対する照明手段の輝度が低下し、所定の情報表示手段が減光状態となる。このように、所定の情報表示手段が消灯状態ではなく減光状態となるので、減光されていない通常発光状態にある情報表示手段だけでなく、減光状態にある所定の情報表示手段も、その表示内容をある程度判読することができる。また、所定の情報表示手段以外の情報表示手段は通常発光状態となるので、所定の情報表示手段以外の情報表示手段における表示内容の判読性を向上することができる。これらの結果、乗員は、全ての情報表示手段を判読して、車両状態を適切に認識することができるので、車両状態が分からないという不安感がなくなり、車両の運転に集中することができる。
また、本発明に係る車両用表示装置においては、状態検出手段によりオートクルーズ状態が検出された際に減光状態となる情報表示手段において、減光状態中でも、スピードメータおよびオド・トリップメータの輝度を減光させないことが好ましい。
【0008】
本発明に係る車両用表示装置においては、車両の警報を必要とする所定の警報状態を検出する警報状態検出手段を更に備え、輝度制御手段は、警報状態検出手段にて所定の警報状態が検出された際に、所定の警報状態に関連する情報表示手段に対する照明手段の輝度が低下した状態である場合、当該照明手段の輝度を通常輝度に戻すように制御することが好ましい。このように構成した場合、輝度制御手段により、警報状態検出手段にて所定の警報状態が検出されると、所定の警報状態に関連する情報表示手段に対する照明手段の輝度が制御されて、輝度が低下した状態にある照明手段の輝度が通常輝度に戻り、所定の警報状態に関連する情報表示手段が通常発光状態となる。このため、乗員に対して所定の警報状態を適切且つ早期に認知させることができる。また、輝度が変化するので、所定の警報状態に関連する情報表示手段に対する誘目性を向上することができる。
【0009】
また、本発明に係る車両用表示装置においては、車両の警報を必要とする所定の警報状態を検出する警報状態検出手段を更に備え、輝度制御手段は、警報状態検出手段にて所定の警報状態が検出された際に、所定の警報状態に関連する情報表示手段に対する照明手段の輝度が低下した状態である場合、当該照明手段の輝度を通常輝度よりも高くするように制御することが好ましい。このように構成した場合、輝度制御手段により、警報状態検出手段にて所定の警報状態が検出されると、所定の警報状態に関連する情報表示手段に対する照明手段の輝度が制御されて、輝度が低下した状態にある照明手段の輝度が通常輝度よりも高くなり、所定の警報状態に関連する情報表示手段が通常発光状態よりも明るくなる。このため、乗員に対して所定の警報状態をより一層適切且つ早期に認知させることができる。また、輝度が変化するので、所定の警報状態に関連する情報表示手段に対する誘目性もより一層向上することができる。
【0010】
また、本発明に係る車両用表示装置においては、情報表示手段は、文字板部及び指針部を有するメータを含んでおり、照明手段は、文字板部及び指針部に光を照射し、輝度制御手段は、文字板部及び指針部が減光状態となるように、照明手段の輝度を制御することが好ましい。このように構成した場合、輝度制御手段により、状態検出手段にて所定の状態が検出されると、照明手段の輝度が制御されて、文字板部及び指針部が消灯状態ではなく減光状態となるので、文字板部及び指針部が減光状態にあるメータも、その表示内容をある程度判読することができる。また、文字板部及び指針部が減光状態にあるメータ以外のメータは、文字板部及び指針部が通常発光状態となるので、文字板部及び指針部が減光状態にあるメータ以外のメータにおける表示内容の判読性を向上することができる。
【0011】
また、本発明に係る車両用表示装置においては、車両の警報を必要とする所定の警報状態を検出する警報状態検出手段を更に備え、輝度制御手段は、警報状態検出手段にて所定の警報状態が検出された際に、所定の警報状態に関連するメータにおける文字板部及び指針部が減光状態である場合、当該メータにおける文字板部及び指針部が通常発光状態となるように照明手段の輝度を制御することが好ましい。このように構成した場合、輝度制御手段により、警報状態検出手段にて所定の警報状態が検出されると、所定の警報状態に関連するメータに対する照明手段の輝度が制御されて、輝度が低下した状態にある文字板部及び指針部の輝度が通常輝度に戻り、所定の警報状態に関連するメータが通常発光状態となる。このため、乗員がメータの表示内容を判読することができ、乗員に対して所定の警報状態を適切且つ早期に認知させることができる。また、輝度が変化するので、所定の警報状態に関連するメータに対する誘目性を向上することができる。
【0012】
また、本発明に係る車両用表示装置においては、情報表示手段は、文字板部及び指針部を有するメータを含んでおり、照明手段は、文字板部、指針部、及びメータの外周部に光を照射し、輝度制御手段は、文字板部が減光状態となるように、照明手段の輝度を制御することが好ましい。このように構成した場合、文字板部が減光状態となるメータであっても、指針部及びメータの外周部は通常発光状態となるので、その表示内容をほぼ判読することができる。また、文字板部が減光状態にあるメータ以外のメータは、文字板部、指針部、及びメータの外周部が通常発光状態となるので、文字板部が減光状態にあるメータ以外のメータにおける表示内容の判読性を向上することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明による車両用表示装置の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には、同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。
【0017】
(第1の実施の形態)
まず、図1及び図2に基づいて、本発明の第1の実施の形態に係る車両用表示装置の構成について説明する。
【0018】
第1の実施の形態の車両用表示装置D1は、図1に示されるように、情報表示手段として、スピードメータ3、エンジン回転数メータ(以下、タコメータと称す)5、燃料量メータ7、エンジン水温メータ9、オド・トリップメータ11、車両インフォメーション表示部13等をメータクラスタ1内に備えている。スピードメータ3は、文字板部3aと指針部3bとを有し、タコメータ5は、文字板部5aと指針部5bとを有している。また、燃料量メータ7は、文字板部7aと指針部7bとを有し、エンジン水温メータ9は、文字板部9aと指針部9bとを有し、オド・トリップメータ11は、走行距離を数値として表示する数値表示部11aを有している。
【0019】
また、車両用表示装置D1は、図2に示されるように、メータ駆動制御ユニット部21と、輝度制御手段としてのメータ照明制御ユニット部51とを備えている。メータ駆動制御ユニット部21は、図示しない、中央演算ユニット(CPU)、ROM、RAM等を有しており、ROM等に予め記憶されている制御プログラムに従って演算を行うことにより、入力された各種情報に基づいて各メータ3,5,7,9,11及び車両インフォメーション表示部13における表示内容を制御するものである。メータ駆動制御ユニット部21には、車輪速センサ23、エンジン回転数センサ25、燃料量センサ27、エンジン水温センサ29等が接続されており、これらセンサ23,25,27,29からの検出情報が送られている。また、図示は省略するが、メータ駆動制御ユニット部21には、AHS(走行支援道路システム)、ASV(先進安全実験車)における路上障害物衝突防止システム等からの情報が送られている。一方、メータ駆動制御ユニット部21は、メータ駆動部31,33,35,37,39,41に接続されている。
【0020】
メータ駆動制御ユニット部21は、車輪速センサ23からの情報に基づいて車速を演算し、演算した車速を表示するように、メータ駆動部31に制御信号を出力する。メータ駆動部31は、指針部3bが支持される指針軸(図示せず)を有しており、メータ駆動制御ユニット部21からの制御信号に応じて指針軸を所定角度回転させて、指針部3bを文字板部3aの表面に沿って回動させる。これにより、スピードメータ3において、車速がアナログ的に指示表示されることになる。
【0021】
また、メータ駆動制御ユニット部21は、エンジン回転数センサ25からの情報に基づいて、エンジン回転数センサ25にて検出したエンジン回転数を表示するように、メータ駆動部33に制御信号を出力する。メータ駆動部33は、指針部5bが支持される指針軸(図示せず)を有しており、メータ駆動制御ユニット部21からの制御信号に応じて指針軸を所定角度回転させて、指針部5bを文字板部5aの表面に沿って回動させる。これにより、タコメータ5において、エンジン回転数がアナログ的に指示表示されることになる。
【0022】
また、メータ駆動制御ユニット部21は、燃料量センサ27からの情報に基づいて、燃料量センサ27にて検出した燃料量を表示するように、メータ駆動部35に制御信号を出力する。メータ駆動部35は、指針部7bが支持される指針軸(図示せず)を有しており、メータ駆動制御ユニット部21からの制御信号に応じて指針軸を所定角度回転させて、指針部7bを文字板部7aの表面に沿って回動させる。これにより、燃料量メータ7において、燃料量がアナログ的に指示表示されることになる。
【0023】
更に、メータ駆動制御ユニット部21は、エンジン水温センサ29からの情報に基づいて、エンジン水温センサ29にて検出したエンジン水温を表示するように、メータ駆動部37に制御信号を出力する。メータ駆動部37は、指針部9bが支持される指針軸(図示せず)を有しており、メータ駆動制御ユニット部21からの制御信号に応じて指針軸を所定角度回転させて、指針部9bを文字板部9aの表面に沿って回動させる。これにより、エンジン水温メータ9において、エンジン水温がアナログ的に指示表示されることになる。
【0024】
また、メータ駆動制御ユニット部21は、車輪速センサ23からの情報に基づいて走行距離を演算し、演算した走行距離を表示するように、メータ駆動部39に制御信号を出力する。メータ駆動部39は、メータ駆動制御ユニット部21からの制御信号に応じて、数値表示部11aに走行距離を表示させる。これにより、オド・トリップメータ11において、車両の走行距離が数値にて表示されることになる。各種センサ(23,25,27,29)からの入力信号は、車内LANを使ったシリアル通信により多重データとして伝送することも可能である。
【0025】
また、メータ駆動制御ユニット部21は、上述したように、AHS、路上障害物衝突防止システム等からの情報を表示するように、メータ駆動部41に制御信号を出力する。メータ駆動部39は、メータ駆動制御ユニット部21からの制御信号に応じて、車両インフォメーション表示部13にAHS、路上障害物衝突防止システム等からの情報を表示させる。これにより、車両インフォメーション表示部13において、これらのシステムからの情報が絵文字等により表示されることになる。
【0026】
メータ駆動制御ユニット部21は、メータ照明制御ユニット部51に接続されており、メータ駆動制御ユニット部21は、入力情報に基づいて、車両の警報を必要とする所定の警報状態、例えば、エンジン回転数が所定の値よりも高くなる、燃料量が所定の値よりも少なくなる、エンジン水温が所定の値よりも高くなる、あるいは、AHS、路上障害物衝突防止システム等から緊急を要する情報や重要な情報が送られた等の状態を検出し、検出した警報状態に関する情報をメータ照明制御ユニット部51に送る。このように、メータ駆動制御ユニット部21は、警報状態検出手段としての機能を有する。
【0027】
メータ照明制御ユニット部51は、図示しない、中央演算ユニット(CPU)、ROM、RAM等を有しており、ROM等に予め記憶されている制御プログラムに従って演算を行うことにより、各メータ3,5,7,9,11及び車両インフォメーション表示部13における照明の輝度を制御するものである。メータ照明制御ユニット部51の出力は、各メータ3,5,7,9,11及び車両インフォメーション表示部13毎に設けられた照明手段としての照明部53,55,57,59,61,63に接続されており、メータ照明制御ユニット部51は、それぞれの照明部53,55,57,59,61,63の点灯消灯、輝度を制御するための制御信号を各照明部53,55,57,59,61,63に送る。なお、照明部53,55,57,59,61,63の点灯消灯は、図示しないイグニッションスイッチあるいはライトコントロールスイッチのオンオフに応じて制御される。
【0028】
照明部53は、スピードメータ3の文字板部3aと指針部3bに光を照射して、スピードメータ3を発光状態とするものであり、照明部55は、タコメータ5の文字板部5aと指針部5bに光を照射して、タコメータ5を発光状態とするものである。また、照明部57は、燃料量メータ7の文字板部7aと指針部7bに光を照射して、燃料量メータ7を発光状態とするものであり、照明部59は、エンジン水温メータ9の文字板部9aと指針部9bに光を照射して、エンジン水温メータ9を発光状態とするものである。更に、照明部61は、オド・トリップメータ11の数値表示部11aに光を照射して、オド・トリップメータ11を発光状態とするものであり、照明部63は、車両インフォメーション表示部13を発光状態とするものである。なおこれらの照明部53,55,57,59,61,63はLED又は冷陰極管等の発光素子を含んで構成されている。
【0029】
メータ照明制御ユニット部51には、オートクルーズ制御ユニット部71の出力が接続されている。オートクルーズ制御ユニット部71は、車速を所定の速度に制御するためのものであり、オートクルーズ制御が行われている場合に、車両がオートクルーズ状態であることを表す情報をメータ照明制御ユニット部51に送る。メータ照明制御ユニット部51は、オートクルーズ制御ユニット部71からの情報に基づいて、車両がオートクルーズ状態であるか否かを検出し、状態検出手段としての機能を有する。
【0030】
メータ照明制御ユニット部51は、オートクルーズ制御ユニット部71からの情報、及び、メータ駆動制御ユニット部21にて検出された警報状態に関する情報に基づいて、照明部53,55,57,59,61,63の輝度を制御する。
【0031】
次に、図3に示すフローチャートを参照しながら、メータ照明制御ユニット部51の輝度制御処理動作について説明する。
【0032】
メータ照明制御ユニット部51は、所定サイクルごとにオートクルーズ制御ユニット部71、メータ駆動制御ユニット部21等からの出力を読み込んでいる。
まず、メータ照明制御ユニット部51は、オートクルーズ制御ユニット部71からの出力に基づいて、車両がオートクルーズ状態であるか否かを判断する(S101)。オートクルーズ制御ユニット部71により車速が制御されておらず、車両がオートクルーズ状態でない場合には(S101にて「NO」)、メータ照明制御ユニット部51は、すべての照明部53,55,57,59,61,63の輝度が通常輝度となるように、照明部53,55,57,59,61,63の制御値を設定する(S103)。次に、S103において設定された制御値に基づいて制御信号を照明部53,55,57,59,61,63に出力する(S111)。これにより、スピードメータ3の文字板部3aと指針部3b、タコメータ5の文字板部5aと指針部5b、燃料量メータ7の文字板部7aと指針部7b、エンジン水温メータ9の文字板部9aと指針部9b、オド・トリップメータ11の数値表示部11a、及び、車両インフォメーション表示部13が通常発光状態となる。制御信号を照明部53,55,57,59,61,63に出力すると、メータ照明制御ユニット部51は、S101にリターンし、新たな制御サイクルにしたがった動作を行う。
【0033】
一方、オートクルーズ制御ユニット部71により車速が制御されており、車両がオートクルーズ状態である場合には(S101にて「YES」)、メータ照明制御ユニット部51は、所定の照明部55,57,59,63の輝度が通常輝度よりも低下するように、照明部55,57,59,63の制御値を設定する(S105)。
【0034】
そして、メータ照明制御ユニット部51は、メータ駆動制御ユニット部21からの出力に基づいて、警報を必要とする所定の警報状態であるか否かを判断する(S107)。警報を必要とする所定の警報状態でない場合には(S107にて「NO」)、S105で設定された制御値に基づいて制御信号を照明部55,57,59,63に出力する(S111)。これにより、タコメータ5の文字板部5aと指針部5b、燃料量メータ7の文字板部7aと指針部7b、エンジン水温メータ9の文字板部9aと指針部9b、及び、車両インフォメーション表示部13が減光状態となる。なお、スピードメータ3及びオド・トリップメータ11は通常発光状態が維持され、S101にリターンする。これにより、照明部55,57,59,63の輝度は通常輝度よりも低下した状態が維持され、タコメータ5、燃料量メータ7、エンジン水温メータ9、及び、車両インフォメーション表示部13は減光状態が継続することになる。
【0035】
警報を必要とする所定の警報状態である場合には(S107にて「YES」)、メータ照明制御ユニット部51は、所定の警報状態に関連するメータ5,7,9あるいは車両インフォメーション表示部13に対する照明部55,57,59,63の輝度が通常輝度に戻るように、対応する照明部55,57,59,63の制御値を設定する(S109)。次に、S109において設定された制御値に基づいて制御信号を55,57,59,63に出力する(S111)。これにより、所定の警報状態に関連するメータ5,7,9あるいは車両インフォメーション表示部13は通常発光状態となる。例えば、エンジン回転数が所定の値よりも高くなりタコメータ5がレッドゾーンに入ると、減光状態にあるタコメータ5が通常発光状態となる。また、燃料量が所定の値よりも少なくなり燃料残量警告灯が点灯すると、減光状態にある燃料量メータ7が通常発光状態となる。同様に、エンジン水温が所定の値よりも高くなり安全領域から外れると、減光状態にあるエンジン水温メータ9が通常発光状態となる。また、AHS、路上障害物衝突防止システム等から緊急を要する情報や重要な情報が送られると、減光状態にある車両インフォメーション表示部13が通常発光状態となる。上述したように制御信号を照明部55,57,59,63に出力すると、メータ照明制御ユニット部51は、S101にリターンし、新たな制御サイクルにしたがった動作を行う。
【0036】
以上のように、第1実施形態における車両用表示装置D1にあっては、メータ照明制御ユニット部51において車両がオートクルーズ状態であることが検出されると、メータ照明制御ユニット部51により所定の照明部55,57,59,63の輝度が制御されて、照明部55,57,59,63の輝度が通常輝度よりも低下し、タコメータ5、燃料量メータ7、エンジン水温メータ9、及び、車両インフォメーション表示部13が減光状態となる。このように、照明部55,57,59,63が消灯状態ではなく減光状態となるので、減光されていない通常発光状態にあるスピードメータ3及びオド・トリップメータ11だけでなく、減光状態にあるタコメータ5、燃料量メータ7、エンジン水温メータ9、及び、車両インフォメーション表示部13も、その表示内容をある程度判読することができる。また、タコメータ5、燃料量メータ7、エンジン水温メータ9、及び、車両インフォメーション表示部13以外のスピードメータ3及びオド・トリップメータ11は通常発光状態となるので、これらのメータ3,11における表示内容の判読性を向上することができる。
【0037】
これらの結果、車両用表示装置D1によれば、乗員は、全てのメータ3,5,7,9,11及び車両インフォメーション表示部13を判読して、車両状態を適切に認識することができるので、車両状態が分からないという不安感がなくなり、車両の運転に集中することができる。
【0038】
また、第1の実施の形態における車両用表示装置D1においては、メータ駆動制御ユニット部21にて所定の警報状態が検出されると、メータ照明制御ユニット部51により、所定の警報状態に関連するタコメータ5、燃料量メータ7、エンジン水温メータ9、あるいは、車両インフォメーション表示部13に対する照明部55,57,59,63の輝度が制御されて、輝度が低下した状態である照明部55,57,59,63の輝度が通常輝度に戻り、所定の警報状態に関連するタコメータ5、燃料量メータ7、エンジン水温メータ9、あるいは、車両インフォメーション表示部13が通常発光状態となる。このため、乗員に対して所定の警報状態を適切且つ早期に認知させることができる。また、輝度が変化するので、所定の警報状態に関連するタコメータ5、燃料量メータ7、エンジン水温メータ9、あるいは、車両インフォメーション表示部13に対する誘目性を向上することができる。
【0039】
また、第1の実施の形態における車両用表示装置D1においては、メータ照明制御ユニット部51により、所定の照明部55,57,59の輝度が制御されて、タコメータ5の文字板部5aと指針部5b、燃料量メータ7の文字板部7aと指針部7b、及び、エンジン水温メータ9の文字板部9aと指針部9bが消灯状態ではなく減光状態となるので、文字板部5a,7a,9a及び指針部5b,7b,9bが減光状態にある各メータ5,7,9も、その表示内容をある程度判読することができる。また、スピードメータ3は、文字板部3a及び指針部3bが通常発光状態となるので、スピードメータ3における表示内容の判読性を向上することができる。
【0040】
また、第1の実施の形態における車両用表示装置D1においては、メータ駆動制御ユニット部21にて所定の警報状態が検出されると、メータ照明制御ユニット部51により、所定の警報状態に関連する照明部55,57,59の輝度が制御されて、タコメータ5の文字板部5aと指針部5b、燃料量メータ7の文字板部7aと指針部7b、あるいは、エンジン水温メータ9の文字板部9aと指針部9bの輝度が通常輝度に戻り、所定の警報状態に関連するメータ5,7,9が通常発光状態となる。このため、乗員がメータ5,7,9の表示内容を判読することができ、乗員に対して所定の警報状態を適切且つ早期に認知させることができる。また、輝度が変化するので、所定の警報状態に関連するメータ5,7,9に対する誘目性を向上することができる。
【0041】
なお、第1の実施の形態における車両用表示装置D1の変形例として、警報を必要とする所定の警報状態である場合に、S109において、メータ照明制御ユニット部51から、所定の警報状態に関連するメータ5,7,9あるいは車両インフォメーション表示部13に対する照明部55,57,59,63の輝度を通常輝度よりも高くするように、対応する照明部55,57,59,63の制御値を設定するようにしてもよい。この場合、メータ駆動制御ユニット部21にて所定の警報状態が検出されると、メータ照明制御ユニット部51により、所定の警報状態に関連するタコメータ5、燃料量メータ7、エンジン水温メータ9、あるいは、車両インフォメーション表示部13に対する照明部55,57,59,63の輝度が制御されて、輝度が低下した状態である照明部55,57,59,63の輝度が通常輝度よりも高くなり、所定の警報状態に関連するタコメータ5、燃料量メータ7、エンジン水温メータ9、あるいは、車両インフォメーション表示部13が通常発光状態よりも明るくなる。このため、乗員に対して所定の警報状態をより一層適切且つ早期に認知させることができる。また、輝度が変化するので、所定の警報状態に関連するタコメータ5、燃料量メータ7、エンジン水温メータ9、あるいは、車両インフォメーション表示部13に対する誘目性をより一層向上することができる。
【0042】
(第2の実施の形態)
次に、図4及び図5に基づいて、本発明の第2の実施の形態に係る車両用表示装置の構成について説明する。
【0043】
第2の実施の形態の車両用表示装置D2においては、図4に示されるように、スピードメータ3の外周部に照明部153が設けられている。同様に、タコメータ5の外周部に照明部155が設けられ、燃料量メータ7の外周部に照明部157が設けられ、エンジン水温メータ9の外周部に照明部159が設けられている。照明部153は、スピードメータ3の外周部に光を照射して、スピードメータ3の外周部をリング状に発光させるものであり、照明部155は、タコメータ5の外周部に光を照射して、タコメータ5の外周部をリング状に発光させるものであり、照明部157は、燃料量メータ7の外周部に光を照射して、燃料量メータ7の外周部をリング状に発光させるものであり、照明部159は、エンジン水温メータ9の外周部に光を照射して、エンジン水温メータ9の外周部をリング状に発光させるものである。これらの照明部153、155、157、159はLED又は冷陰極管等の発光素子を含んでいる。
【0044】
また、車両用表示装置D2は、図5に示されるように、メータ駆動制御ユニット部21と、輝度制御手段としてのメータ照明制御ユニット部151とを備えている。
【0045】
メータ照明制御ユニット部151は、図示しない、中央演算ユニット(CPU)、ROM、RAM等を有しており、ROM等に予め記憶されている制御プログラムに従って演算を行うことにより、各メータ3,5,7,9,11及び車両インフォメーション表示部13における照明の輝度を制御するものである。メータ照明制御ユニット部151の出力は、各メータ3,5,7,9,11及び車両インフォメーション表示部13毎に設けられた照明手段としての照明部53,55,57,59,61,63,153,155,157,159に接続されており、メータ照明制御ユニット部151は、それぞれの照明部の点灯消灯、輝度を制御するための制御信号を各照明部に送る。なお、照明部53,55,57,59,61,63,153,155,157,159の点灯消灯は、図示しないイグニッションスイッチあるいはライトコントロールスイッチのオンオフに応じて制御される。
【0046】
メータ照明制御ユニット部151には、第1の実施の形態におけるメータ照明制御ユニット部51と同様に、オートクルーズ制御ユニット部71の出力が接続されている。メータ照明制御ユニット部151は、オートクルーズ制御ユニット部71からの情報に基づいて、車両がオートクルーズ状態であるか否かを検出し、状態検出手段としての機能を有する。
【0047】
メータ照明制御ユニット部151は、オートクルーズ制御ユニット部71からの情報、及び、メータ駆動制御ユニット部21にて検出された警報状態に関する情報に基づいて、照明部53,55,57,59,61,63,153,155,157,159の輝度を制御する。
【0048】
照明部53は、スピードメータ3の文字板部3aに光を照射して文字板部3aを発光状態とする文字板用の照明部53aと、スピードメータ3の指針部3bに光を照射して、指針部3b発光状態とする指針用の照明部53bとを含んでいる。照明部55は、タコメータ5の文字板部5aに光を照射して文字板部5aを発光状態とする文字板用の照明部55aと、タコメータ5の指針部5bに光を照射して、指針部5bを発光状態とする指針用の照明部55bとを含んでいる。照明部57は、燃料量メータ7の文字板部7aに光を照射して文字板部7aを発光状態とする文字板用の照明部57aと、燃料量メータ7の指針部7bに光を照射して、指針部7bを発光状態とする指針用の照明部57bとを含んでいる。照明部59は、エンジン水温メータ9の文字板部9aに光を照射して文字板部9aを発光状態とする文字板用の照明部59aと、エンジン水温メータ9の指針部9bに光を照射して、指針部9bを発光状態とする指針用の照明部59bとを含んでいる。
【0049】
次に、図6に示すフローチャートを参照しながら、メータ照明制御ユニット部151の輝度制御処理動作について説明する。
【0050】
まず、メータ照明制御ユニット部151は、オートクルーズ制御ユニット部71からの出力に基づいて、車両がオートクルーズ状態であるか否かを判断する(S201)。オートクルーズ制御ユニット部71により車速が制御されておらず、車両がオートクルーズ状態でない場合には(S201にて「NO」)、メータ照明制御ユニット部151は、すべての照明部53,55,57,59,61,63,153,155,157,159の輝度が通常輝度となるように、照明部53,55,57,59,61,63,153,155,157,159の制御値を設定する(S203)。次に、S203で設定した制御値に基づいて照明部53,55,57,59,61,63,153,155,157,159に制御信号を出力する(S213)。これにより、スピードメータ3の文字板部3aと指針部3bと外周部、タコメータ5の文字板部5aと指針部5bと外周部、燃料量メータ7の文字板部7aと指針部7bと外周部、エンジン水温メータ9の文字板部9aと指針部9bと外周部、オド・トリップメータ11の数値表示部11a、及び、車両インフォメーション表示部13が通常発光状態となる。制御信号を各照明部に出力すると、メータ照明制御ユニット部151は、S201にリターンし、新たな制御サイクルにしたがった動作を行う。
【0051】
一方、オートクルーズ制御ユニット部71により車速が制御されており、車両がオートクルーズ状態である場合には(S201にて「YES」)、メータ照明制御ユニット部151は、所定の照明部55a,57a,59a,63の輝度が通常輝度よりも低下するように、照明部55a,57a,59a,63の制御値を設定する(S205)。
【0052】
そして、メータ照明制御ユニット部151は、メータ駆動制御ユニット部21からの出力に基づいて、警報を必要とする所定の警報状態であるか否かを判断する(S207)。警報を必要とする所定の警報状態でない場合には(S207にて「NO」)、S205で設定した制御値に基づいて照明部55a,57a,59a,63に制御信号を出力する(S213)。これにより、タコメータ5の文字板部5a、燃料量メータ7の文字板部7a、エンジン水温メータ9の文字板部9a、及び、車両インフォメーション表示部13が減光状態となる。なお、タコメータ5の指針部5bと外周部、燃料量メータ7の指針部7bと外周部、エンジン水温メータ9の指針部9bと外周部、スピードメータ3及びオド・トリップメータ11は通常発光状態が維持され、S201にリターンする。これにより、照明部55a,57a,59a,63の輝度は通常輝度よりも低下した状態が維持され、タコメータ5の文字板部5a、燃料量メータ7の文字板部7a、エンジン水温メータ9の文字板部9a、及び、車両インフォメーション表示部13は減光状態が継続することになる。
【0053】
警報を必要とする所定の警報状態である場合には(S207にて「YES」)、メータ照明制御ユニット部51は、所定の警報状態に関連するメータ5,7,9あるいは車両インフォメーション表示部13に対する照明部55a,57a,59a,63の輝度を通常輝度に戻すように、対応する照明部55a,57a,59a,63の制御値を設定する(S209)。また、メータ照明制御ユニット部51は、所定の警報状態に関連するメータ5,7,9に対する所定の照明部55b,57b,59b,155,157,159が点滅するように、対応する照明部55b,57b,59b,155,157,159の制御値を設定する(S211)。次に、S211で設定した制御値に基づき照明部55b,57b,59b,155,157,159に制御信号を出力する(S213)。これにより、メータ5,7,9が所定の警報状態に関連する場合、対応するメータ5,7,9は、文字板部5a,7a,9aが通常発光状態となると共に、指針部5b,7b,9b及び外周部が点滅発光状態となる。また、車両インフォメーション表示部13が所定の警報状態に関連する場合、車両インフォメーション表示部13は通常発光状態となる。上述したように制御信号を照明部55a,57a,59a,63に出力すると、メータ照明制御ユニット部151は、S201にリターンし、新たな制御サイクルにしたがった動作を行う。
【0054】
以上のように、第2の実施の形態における車両用表示装置D2にあっては、メータ照明制御ユニット部151において車両がオートクルーズ状態であることが検出されると、メータ照明制御ユニット部151により所定の照明部55a,57a,59a,63の輝度が制御されて、照明部55a,57a,59a,63の輝度が通常輝度よりも低下し、タコメータ5の文字板部5a、燃料量メータ7の文字板部7a、エンジン水温メータ9の文字板部9a、及び、車両インフォメーション表示部13が減光状態となる。このように、照明部55a,57a,59a,63が消灯状態ではなく減光状態となるので、減光されていない通常発光状態にあるスピードメータ3及びオド・トリップメータ11だけでなく、減光状態にあるタコメータ5、燃料量メータ7、エンジン水温メータ9、及び、車両インフォメーション表示部13も、その表示内容をある程度判読することができる。また、タコメータ5、燃料量メータ7、エンジン水温メータ9、及び、車両インフォメーション表示部13以外のスピードメータ3及びオド・トリップメータ11は通常発光状態となるので、これらのメータ3,11における表示内容の判読性を向上することができる。
【0055】
これらの結果、車両用表示装置D2によれば、乗員は、全てのメータ3,5,7,9,11及び車両インフォメーション表示部13を判読して、車両状態を適切に認識することができるので、車両状態が分からないという不安感がなくなり、車両の運転に集中することができる。
【0056】
また、第2の実施の形態における車両用表示装置D2においては、メータ駆動制御ユニット部21にて所定の警報状態が検出されると、メータ照明制御ユニット部151により、所定の警報状態に関連するタコメータ5、燃料量メータ7、エンジン水温メータ9、あるいは、車両インフォメーション表示部13に対する照明部55a,57a,59a,63の輝度が制御されて、輝度が低下した状態である照明部55a,57a,59a,63の輝度が通常輝度に戻り、所定の警報状態に関連するタコメータ5の文字板部5a、燃料量メータ7の文字板部7a、エンジン水温メータ9の文字板部9a、あるいは、車両インフォメーション表示部13が通常発光状態となる。このため、乗員に対して所定の警報状態を適切且つ早期に認知させることができる。また、輝度が変化するので、所定の警報状態に関連するタコメータ5、燃料量メータ7、エンジン水温メータ9、あるいは、車両インフォメーション表示部13に対する誘目性を向上することができる。
【0057】
また、第2の実施の形態における車両用表示装置D2においては、メータ照明制御ユニット部51により、所定の照明部55a,57a,59aの輝度が制御されて、タコメータ5の文字板部5a、燃料量メータ7の文字板部7a、及び、エンジン水温メータ9の文字板部9aが減光状態となり、タコメータ5の指針部5bと外周部、燃料量メータ7の指針部7bと外周部、及び、エンジン水温メータ9の指針部9bと外周部が通常発光状態となる。このように、文字板部5a,7a,9aが減光状態となるメータ5,7,9であっても、指針部5b,7b,9b及び外周部は通常発光状態となるので、その表示内容をほぼ判読することができる。また、スピードメータ3は、文字板部3a、指針部3b、及びメータ3の外周部が通常発光状態となるので、スピードメータ3における表示内容の判読性を向上することができる。
【0058】
また、第2の実施の形態における車両用表示装置D2においては、メータ駆動制御ユニット部21にて所定の警報状態が検出されると、メータ照明制御ユニット部51により、所定の警報状態に関連する所定の照明部55,57,59の輝度が制御されて、タコメータ5の文字板部5a、燃料量メータ7の文字板部7a、あるいは、エンジン水温メータ9の文字板部9aの輝度が通常輝度に戻ると共に、タコメータ5の指針部5bと外周部、燃料量メータ7の指針部7bと外周部、あるいは、エンジン水温メータ9の指針部9bと外周部が点滅発光状態となる。このため、乗員がメータ5,7,9の表示内容を判読することができ、乗員に対して所定の警報状態をより一層適切且つ早期に認知させることができる。また、輝度が変化すると共に指針部5b,7b,9b及び外周部が点滅発光状態となるので、所定の警報状態に関連するメータ5,7,9に対する誘目性をより一層向上することができる。
【0059】
なお、第2の実施の形態における車両用表示装置D2の変形例として、警報を必要とする所定の警報状態である場合に、S211において、メータ照明制御ユニット部151から、所定の警報状態に関連するメータ5,7,9に対する照明部55b,57b,59bと照明部155,157,159とのいずれか一方に制御信号を出力し、指針部5b,7b,9bとメータ5,7,9の外周部のいずれか一方を点滅発光状態としてもよい。
【0060】
(第3の実施の形態)
次に、図7に基づいて、本発明の第3の実施の形態に係る車両用表示装置の構成について説明する。第3の実施の形態に係る車両用表示装置D3は、図7に示されるように、メータ駆動制御ユニット部21と、輝度制御手段としてのメータ照明制御ユニット部251と、乗員等により操作可能な切替スイッチSWとを備えている。
【0061】
メータ照明制御ユニット部251は、第1の実施の形態のメータ照明制御ユニット部51(図1参照)と同様の構成を有し、更に切替スイッチSWを有している。メータ照明制御ユニット部251は、切替スイッチSWからの信号に基づいて、切替スイッチSWが操作されたか否かを検出し、切替スイッチ状態検出手段としての機能を有する。
【0062】
メータ照明制御ユニット部251は、切替スイッチSWからの信号、及び、メータ駆動制御ユニット部21にて検出された警報状態に関する情報に基づいて、照明部53,55,57,59,61,63の輝度を制御する。
【0063】
次に、図8に示すフローチャートを参照しながら、メータ照明制御ユニット部251の輝度制御処理動作について説明する。
【0064】
メータ照明制御ユニット部251は、所定サイクルごとに切替スイッチSW、メータ駆動制御ユニット部21等からの出力を読み込んでいる。まず、メータ照明制御ユニット部251は、切替スイッチSWからの出力に基づいて、切替スイッチSWが操作されたか否かを判断する(S301)。切替スイッチSWが操作されていない場合には(S301にて「NO」)、メータ照明制御ユニット部251は、すべての照明部53,55,57,59,61,63の輝度が通常輝度となるように、照明部53,55,57,59,61,63の制御値を設定する(S303)。次に、S303で設定した制御値に基づいて照明部53,55,57,59,61,63に制御信号を出力する(S311)。これにより、スピードメータ3の文字板部3aと指針部3b、タコメータ5の文字板部5aと指針部5b、燃料量メータ7の文字板部7aと指針部7b、エンジン水温メータ9の文字板部9aと指針部9b、オド・トリップメータ11の数値表示部11a、及び、車両インフォメーション表示部13が通常発光状態となる。制御信号を照明部53,55,57,59,61,63に出力すると、メータ照明制御ユニット部251は、S301にリターンし、新たな制御サイクルにしたがった動作を行う。
【0065】
一方、切替スイッチSWが操作された場合には(S301にて「YES」)、メータ照明制御ユニット部251は、所定の照明部55,57,59,63の輝度が通常輝度よりも低下するように、照明部55,57,59,63の制御値を設定する(S305)。
【0066】
そして、メータ照明制御ユニット部251は、メータ駆動制御ユニット部21からの出力に基づいて、警報を必要とする所定の警報状態であるか否かを判断する(S307)。警報を必要とする所定の警報状態でない場合には(S307にて「NO」)、S305で設定した制御値に基づいて照明部55,57,59,63に制御信号を出力する(S311)。これにより、タコメータ5の文字板部5aと指針部5b、燃料量メータ7の文字板部7aと指針部7b、エンジン水温メータ9の文字板部9aと指針部9b、及び、車両インフォメーション表示部13が減光状態となる。なお、スピードメータ3及びオド・トリップメータ11は通常発光状態が維持され、S301にリターンする。これにより、照明部55,57,59,63の輝度は通常輝度よりも低下した状態が維持され、タコメータ5、燃料量メータ7、エンジン水温メータ9、及び、車両インフォメーション表示部13は減光状態が継続することになる。
【0067】
警報を必要とする所定の警報状態である場合には(S307にて「YES」)、メータ照明制御ユニット部251は、所定の警報状態に関連するメータ5,7,9あるいは車両インフォメーション表示部13に対する照明部55,57,59,63の輝度が通常輝度に戻るように、対応する照明部55,57,59,63の制御値を設定する(S309)。次に、S309で設定した制御値に基づいて照明部55,57,59,63に制御信号を出力する(S311)。これにより、所定の警報状態に関連するメータ5,7,9あるいは車両インフォメーション表示部13は通常発光状態となる。上述したように制御信号を照明部55,57,59,63に出力すると、メータ照明制御ユニット部251は、S201にリターンし、新たな制御サイクルにしたがった動作を行う。
【0068】
以上のように、第3の実施の形態における車両用表示装置D3にあっては、切替スイッチSWが操作されると、メータ照明制御ユニット部251により所定の照明部55,57,59,63の輝度が制御されて、照明部55,57,59,63の輝度が通常輝度よりも低下し、タコメータ5、燃料量メータ7、エンジン水温メータ9、及び、車両インフォメーション表示部13が減光状態となる。このように、照明部55,57,59,63が消灯状態ではなく減光状態となるので、減光されていない通常発光状態にあるスピードメータ3及びオド・トリップメータ11だけでなく、減光状態にあるタコメータ5、燃料量メータ7、エンジン水温メータ9、及び、車両インフォメーション表示部13も、その表示内容をある程度判読することができる。また、タコメータ5、燃料量メータ7、エンジン水温メータ9、及び、車両インフォメーション表示部13以外のスピードメータ3及びオド・トリップメータ11は通常発光状態となるので、これらのメータ3,11における表示内容の判読性を向上することができる。
【0069】
これらの結果、車両用表示装置D3によれば、乗員は、全てのメータ3,5,7,9,11及び車両インフォメーション表示部13を判読して、車両状態を適切に認識することができるので、車両状態が分からないという不安感がなくなり、車両の運転に集中することができる。
【0070】
本発明は、前述した実施の形態に限定されるものではなく、たとえば、情報提示手段としてスピードメータ3、タコメータ5、燃料量メータ7、エンジン水温メータ9、オド・トリップメータ11、及び、車両インフォメーション表示部13以外のメータ類を含んでいてもよく、減光状態とされる情報提示手段も、タコメータ5、燃料量メータ7、エンジン水温メータ9、及び、車両インフォメーション表示部13に限られるものではない。
【0071】
また、本実施の形態においては、車両がオートクルーズ状態であるときに、タコメータ5、燃料量メータ7、エンジン水温メータ9、及び、車両インフォメーション表示部13を減光状態となるように照明部55,57,59,63の輝度を制御するようにしているが、車両がオートクルーズ状態以外の所定の状態にあるときに、これらが減光状態となるように照明部55,57,59,63の輝度を制御するようにしてもよい。
【0072】
また、本実施の形態においては、メータ照明制御ユニット部51,151,251が、オートクルーズ制御ユニット部71からの情報に基づいて、オートクルーズ状態の検出を行うようにしているが、これに限られることなく、車輪速センサ23からの情報に基づいて、所定車速以上の状態が所定時間以上継続した場合に車両が高速道路等を走行している状態であることを検出するようにしてもよい。また、AHSからの情報に基づいて、車両が高速道路等を走行している状態であることを検出するようにしてもよい。
【0073】
また、本実施の形態においては、メータ駆動制御ユニット部21とメータ照明制御ユニット部51,151,251とを別々の制御ユニット部として構成しているが、メータ駆動制御ユニット部21がメータ照明制御ユニット部51,151,251の機能を有するように、これらを1つの制御ユニット部に構成するようにしてもよい。
【0074】
【発明の効果】
本発明の車両用空調装置にあっては、輝度制御手段により、複数の情報表示手段のうちの所定の情報表示手段に対する照明手段の輝度が制御されて、所定の情報表示手段に対する照明手段の輝度が低下し、所定の情報表示手段が減光状態となる。このように、所定の情報表示手段が消灯状態ではなく減光状態となるので、減光されていない通常発光状態にある情報表示手段だけでなく、減光状態にある所定の情報表示手段も、その表示内容をある程度判読することができる。また、本発明においては、所定の情報表示手段以外の情報表示手段は通常発光状態となるので、所定の情報表示手段以外の情報表示手段における表示内容の判読性を向上することができる。これらの結果、本発明によれば、乗員の車両状態が分からないという不安感をなくして、乗員が車両の運転に集中することが可能な車両用表示装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る車両用表示装置を示す模式図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る車両用表示装置を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る車両用表示装置に含まれる、メータ照明制御ユニット部の輝度制御処理動作を説明するためのフローチャートである。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る車両用表示装置を示す模式図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る車両用表示装置を示すブロック図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係る車両用表示装置に含まれる、メータ照明制御ユニット部の輝度制御処理動作を説明するためのフローチャートである。
【図7】本発明の第3の実施の形態に係る車両用表示装置を示すブロック図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態に係る車両用表示装置に含まれる、メータ照明制御ユニット部の輝度制御処理動作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
3…スピードメータ、3a…文字板部、3b…指針部、5…タコメータ、5a…文字板部、5b…指針部、7…燃料量メータ、7a…文字板部、7b…指針部、9…エンジン水温メータ、9a…文字板部、9b…指針部、11…オド・トリップメータ、11a…数値表示部、13…車両インフォメーション表示部、21…メータ駆動制御ユニット部、23…車輪速センサ、25…エンジン回転数センサ、27…燃料量センサ、29…エンジン水温センサ、51,151,251…メータ照明制御ユニット部、71…オートクルーズ制御ユニット部、D1,D2,D3…車両用表示装置、SW…切替スイッチ。

Claims (7)

  1. 車両の所定情報を表示する複数の情報表示手段と、
    前記複数の情報表示手段毎に設けられ、対応する情報表示手段に光を照射する照明手段と、
    車両がオートクルーズ状態であることを検出する状態検出手段と、
    前記状態検出手段によりオートクルーズ状態が検出された際に、前記複数の情報表示手段のうちの所定の情報表示手段に対する照明手段の輝度を低下させて前記所定の情報表示手段が減光状態となるように当該照明手段の輝度を制御する輝度制御手段と、
    を備えることを特徴とする車両用表示装置。
  2. 前記状態検出手段によりオートクルーズ状態が検出された際に減光状態となる前記情報表示手段において、減光状態中でも、スピードメータおよびオド・トリップメータの輝度を減光させないことを特徴とする請求項1に記載の車両用表示装置。
  3. 車両の警報を必要とする所定の警報状態を検出する警報状態検出手段を更に備え、
    前記輝度制御手段は、前記警報状態検出手段にて前記所定の警報状態が検出された際に、前記所定の警報状態に関連する前記情報表示手段に対する照明手段の輝度が低下した状態である場合、当該照明手段の輝度を通常輝度に戻すように制御することを特徴とする請求項1または2に記載の車両用表示装置。
  4. 車両の警報を必要とする所定の警報状態を検出する警報状態検出手段を更に備え、
    前記輝度制御手段は、前記警報状態検出手段にて前記所定の警報状態が検出された際に、前記所定の警報状態に関連する前記情報表示手段に対する照明手段の輝度が低下した状態である場合、当該照明手段の輝度を通常輝度よりも高くするように制御することを特徴とする請求項1または2に記載の車両用表示装置。
  5. 前記情報表示手段は、文字板部及び指針部を有するメータを含んでおり、
    前記照明手段は、前記文字板部及び前記指針部に光を照射し、
    前記輝度制御手段は、前記文字板部及び前記指針部が減光状態となるように、前記照明手段の輝度を制御することを特徴とする請求項1または2に記載の車両用表示装置。
  6. 車両の警報を必要とする所定の警報状態を検出する警報状態検出手段を更に備え、
    前記輝度制御手段は、前記警報状態検出手段にて前記所定の警報状態が検出された際に、前記所定の警報状態に関連するメータにおける前記文字板部及び前記指針部が減光状態である場合、当該メータにおける前記文字板部及び前記指針部が通常発光状態となるように前記照明手段の輝度を制御することを特徴とする請求項に記載の車両用表示装置。
  7. 前記情報表示手段は、文字板部及び指針部を有するメータを含んでおり、
    前記照明手段は、前記文字板部、前記指針部、及び前記メータの外周部に光を照射し、
    前記輝度制御手段は、前記文字板部が減光状態となるように、前記照明手段の輝度を制御することを特徴とする請求項1または2に記載の車両用表示装置。
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