JPH0970854A - インサート成形品 - Google Patents
インサート成形品Info
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- JPH0970854A JPH0970854A JP23092495A JP23092495A JPH0970854A JP H0970854 A JPH0970854 A JP H0970854A JP 23092495 A JP23092495 A JP 23092495A JP 23092495 A JP23092495 A JP 23092495A JP H0970854 A JPH0970854 A JP H0970854A
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- Japan
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- polyacetal resin
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 耐冷熱サイクル性、及び耐衝撃性が向上した
インサート成型品を提供する。 【解決手段】 融点が150〜161℃のポリアセター
ル樹脂100重量部に特定のアミド化合物の中から選ば
れる1種以上の化合物を、0.01〜5.0重量部含有
するポリアセタール樹脂組成物を、予め賦形された部品
にインサート成形することを特徴とするインサート成形
品である。
インサート成型品を提供する。 【解決手段】 融点が150〜161℃のポリアセター
ル樹脂100重量部に特定のアミド化合物の中から選ば
れる1種以上の化合物を、0.01〜5.0重量部含有
するポリアセタール樹脂組成物を、予め賦形された部品
にインサート成形することを特徴とするインサート成形
品である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインサート成形品に
係り、特に耐冷熱サイクル性、及び耐衝撃性が向上した
インサート成形品に関する。
係り、特に耐冷熱サイクル性、及び耐衝撃性が向上した
インサート成形品に関する。
【0002】
【従来の技術】金属部品とプラスチック製品を射出成形
時に結合させるインサート成形法には、プラスチックの
強度を越える外力を、シャフト、ナット、スリーブ等埋
め込み金属部品に負担させる目的で用いられる樹脂イン
サート成形法、又は、金属基板上にピンやブッシュ等、
多数のプラスチック部品を同時に成形して2次加工を省
略する目的で用いられる基板インサート成形法があり、
各種家電製品や自動車部品などに広く使用されている。
時に結合させるインサート成形法には、プラスチックの
強度を越える外力を、シャフト、ナット、スリーブ等埋
め込み金属部品に負担させる目的で用いられる樹脂イン
サート成形法、又は、金属基板上にピンやブッシュ等、
多数のプラスチック部品を同時に成形して2次加工を省
略する目的で用いられる基板インサート成形法があり、
各種家電製品や自動車部品などに広く使用されている。
【0003】インサート成形用の熱可塑性樹脂としてポ
リアセタール樹脂は、その優れた機械的強度、電気特
性、耐薬品性、摺動特性などの故に重用されている。し
かしながらポリアセタール樹脂を用いたインサート成形
品は、例えば家電製品の部品や自動車部品等、使用時に
繰り返し加熱と冷却をうける用途においては、使用中に
金属部品と樹脂部との接着部位において白化したり、衝
撃によってたやすくクラックが入ったり、甚だしくは成
形品が割れてしまう欠点があるため、その使用できる用
途が著しく制限されていた。
リアセタール樹脂は、その優れた機械的強度、電気特
性、耐薬品性、摺動特性などの故に重用されている。し
かしながらポリアセタール樹脂を用いたインサート成形
品は、例えば家電製品の部品や自動車部品等、使用時に
繰り返し加熱と冷却をうける用途においては、使用中に
金属部品と樹脂部との接着部位において白化したり、衝
撃によってたやすくクラックが入ったり、甚だしくは成
形品が割れてしまう欠点があるため、その使用できる用
途が著しく制限されていた。
【0004】これらの問題は樹脂部分のクリープ破壊に
関するものであり、インサート成形品の樹脂層におけ
る、成形歪みに起因する。クリープ破壊は応力、温度、
雰囲気等によって破壊時間が影響をうけ、高い温度雰囲
気で使用するときの破壊寿命は短い。また、特に樹脂層
に存在するバリ、ボイド、金形汚れやノックアウトピン
の跡などの欠陥及び、不適切な添加剤や分解物等の異物
を応力集中源とし、ここを起点としてクリープ破壊を発
生する場合が多い。
関するものであり、インサート成形品の樹脂層におけ
る、成形歪みに起因する。クリープ破壊は応力、温度、
雰囲気等によって破壊時間が影響をうけ、高い温度雰囲
気で使用するときの破壊寿命は短い。また、特に樹脂層
に存在するバリ、ボイド、金形汚れやノックアウトピン
の跡などの欠陥及び、不適切な添加剤や分解物等の異物
を応力集中源とし、ここを起点としてクリープ破壊を発
生する場合が多い。
【0005】これら白化や割れの対策として、特開平7
ー124996号公報、特開平7ー124997号公報
において特定のポリアセタール共重合樹脂を用いること
によってインサート成形時及び後加熱による収縮を低減
することによる改良法が示されているが、改善すべき余
地を残している。
ー124996号公報、特開平7ー124997号公報
において特定のポリアセタール共重合樹脂を用いること
によってインサート成形時及び後加熱による収縮を低減
することによる改良法が示されているが、改善すべき余
地を残している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、耐冷
熱サイクル性、及び耐衝撃性が改善され、長期にわたっ
て亀裂や割れがなく使用できるインサート成形品を提供
することにある。
熱サイクル性、及び耐衝撃性が改善され、長期にわたっ
て亀裂や割れがなく使用できるインサート成形品を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、融
点が150〜161℃のポリアセタール樹脂100重量
部に下記(式1)で表されるアミド化合物の中から選ば
れる1種以上の化合物を、0.01〜5.0重量部含有
するポリアセタール樹脂組成物を、予め賦形された部品
にインサート成形することを特徴とするインサート成形
品である。
点が150〜161℃のポリアセタール樹脂100重量
部に下記(式1)で表されるアミド化合物の中から選ば
れる1種以上の化合物を、0.01〜5.0重量部含有
するポリアセタール樹脂組成物を、予め賦形された部品
にインサート成形することを特徴とするインサート成形
品である。
【0008】
【化3】
【0009】(式中、R1 、R3 はC1 〜C30のアルキ
ル基、R2 はC2 〜C10のアルキレン基を示す。R1 、
R3 は同じあっても、異なってもよい。) 本発明のポリアセタール樹脂組成物にポリアセタール樹
脂100重量部に下記(式2)で表されるアミド化合物
の中から選ばれる1種以上の化合物を、0.0001〜
5.0重量部含有することが好ましい。
ル基、R2 はC2 〜C10のアルキレン基を示す。R1 、
R3 は同じあっても、異なってもよい。) 本発明のポリアセタール樹脂組成物にポリアセタール樹
脂100重量部に下記(式2)で表されるアミド化合物
の中から選ばれる1種以上の化合物を、0.0001〜
5.0重量部含有することが好ましい。
【0010】
【化4】
【0011】(式中、R4 はC1 〜C30のアルキル基、
R5 はC2 〜C10のアルキレン基を示す。) 更には、ポリアセタール樹脂100重量部にヒンダード
フェノール系化合物及び/又はヒンダードアミン系化合
物から選ばれる1種または2種以上の化合物を0.01
〜5.0重量部含有することが好ましい。
R5 はC2 〜C10のアルキレン基を示す。) 更には、ポリアセタール樹脂100重量部にヒンダード
フェノール系化合物及び/又はヒンダードアミン系化合
物から選ばれる1種または2種以上の化合物を0.01
〜5.0重量部含有することが好ましい。
【0012】本発明の成形品を構成するポリアセタール
樹脂は、ホルムアルデヒドの3量体(トリオキサン)や
4量体(テトラオキサン)などの環状オリゴマーを、エ
チレンオキサイド、プロピレンオキサイド、1,3−ジ
オキソラン、グリコールのホルマール、ジグリコールの
ホルマール等の環状エーテルと共重合させ、炭素数2〜
8のオキシアルキレン単位を含有するオキシメチレンコ
ポリマーや、更に架橋や分岐状分子鎖を有するポリマ
ー、或いはオキシメチレン単位からなるセグメントと異
種成分セグメントとを含有するオキシメチレンブロック
コポリマーであり、重合体の末端をエーテル、エステル
結合などで封鎖したものである。
樹脂は、ホルムアルデヒドの3量体(トリオキサン)や
4量体(テトラオキサン)などの環状オリゴマーを、エ
チレンオキサイド、プロピレンオキサイド、1,3−ジ
オキソラン、グリコールのホルマール、ジグリコールの
ホルマール等の環状エーテルと共重合させ、炭素数2〜
8のオキシアルキレン単位を含有するオキシメチレンコ
ポリマーや、更に架橋や分岐状分子鎖を有するポリマ
ー、或いはオキシメチレン単位からなるセグメントと異
種成分セグメントとを含有するオキシメチレンブロック
コポリマーであり、重合体の末端をエーテル、エステル
結合などで封鎖したものである。
【0013】本発明の成形品を構成するポリアセタール
樹脂の融点は、150〜161℃のポリアセタール共重
合樹脂である。この融点は、オキシメチレン単位に対し
て1.5mol%〜7.0mol%、好ましくは1.7
mol%〜7.0mol%の1,3−ジオキソラン由来
のオキシエチレン基を含有することで得られる。また、
成形性等からメルトインデックスが0.1〜100g/
10分のもの好ましくより好ましくは0.1〜50g/
10分であり、さらに好ましくは0.1〜9g/10分
である。尚、メルトインデックスは、ASTM−D12
38により、190℃、2160gの荷重で測定した。
樹脂の融点は、150〜161℃のポリアセタール共重
合樹脂である。この融点は、オキシメチレン単位に対し
て1.5mol%〜7.0mol%、好ましくは1.7
mol%〜7.0mol%の1,3−ジオキソラン由来
のオキシエチレン基を含有することで得られる。また、
成形性等からメルトインデックスが0.1〜100g/
10分のもの好ましくより好ましくは0.1〜50g/
10分であり、さらに好ましくは0.1〜9g/10分
である。尚、メルトインデックスは、ASTM−D12
38により、190℃、2160gの荷重で測定した。
【0014】ポリアセタール樹脂の融点は150〜16
1℃であることが必要で、好ましくは151〜160℃
であり、より好ましくは155〜160℃である。融点
が150℃未満では樹脂の機械的強度が損なわれる一
方、融点が161℃を越えると樹脂の結晶化度が増大
し、柔軟性が失われるので金属部品との接着部に生じる
歪みを緩和する効果が少ないうえ、成形品を加熱したと
きの後収縮も大きいためである。通常市販されるポリア
セタール樹脂の融点は162〜175℃であり、本発明
では市販品よりも融点の低いポリアセタール樹脂を使用
する。融点の低いポリアセタール樹脂を得る方法として
は、コポリマー分子鎖中のオキシアルキレン単位の比率
を大きくする方法及び、ブロックコポリマーの異種成分
を増やす方法が挙げられる。中でも、コポリマー分子鎖
中の、1,3−ジオキソラン由来のオキシエチレン単位
の比率を大きくする方法が最も効果的である。
1℃であることが必要で、好ましくは151〜160℃
であり、より好ましくは155〜160℃である。融点
が150℃未満では樹脂の機械的強度が損なわれる一
方、融点が161℃を越えると樹脂の結晶化度が増大
し、柔軟性が失われるので金属部品との接着部に生じる
歪みを緩和する効果が少ないうえ、成形品を加熱したと
きの後収縮も大きいためである。通常市販されるポリア
セタール樹脂の融点は162〜175℃であり、本発明
では市販品よりも融点の低いポリアセタール樹脂を使用
する。融点の低いポリアセタール樹脂を得る方法として
は、コポリマー分子鎖中のオキシアルキレン単位の比率
を大きくする方法及び、ブロックコポリマーの異種成分
を増やす方法が挙げられる。中でも、コポリマー分子鎖
中の、1,3−ジオキソラン由来のオキシエチレン単位
の比率を大きくする方法が最も効果的である。
【0015】本発明でいうアミド化合物類とは、(式
1)で表わされる化合物の中から選ばれる1種以上を用
いるものであって、具体的なアミド化合物類としては、
エチレンジアミン−ジラウリル酸アミド、エチレンジア
ミン−ジステアリン酸アミド、エチレンジアミン−ジオ
レイン酸アミド、エチレンジアミン−ジエルカ酸アミ
ド、キシリレンジアミン−ジエルカ酸アミド、ヘキサメ
チレンジアミン−ジステアリン酸アミド、エチレンジア
ミン−ラウリルステアリン酸アミド、エチレンジアミン
−ラウリルオレイン酸アミド、エチレンジアミン−エル
カラウリル酸アミド、エチレンジアミン−オレインステ
アリン酸アミド、エチレンジアミン−エルカステアリン
酸アミド、エチレンジアミン−エルカオレイン酸アミド
等が挙げられる。その内、エチレンジアミン−ジラウリ
ル酸アミド、エチレンジアミン−ジステアリン酸アミ
ド、エチレンジアミン−ジオレイン酸アミドが好まし
い。
1)で表わされる化合物の中から選ばれる1種以上を用
いるものであって、具体的なアミド化合物類としては、
エチレンジアミン−ジラウリル酸アミド、エチレンジア
ミン−ジステアリン酸アミド、エチレンジアミン−ジオ
レイン酸アミド、エチレンジアミン−ジエルカ酸アミ
ド、キシリレンジアミン−ジエルカ酸アミド、ヘキサメ
チレンジアミン−ジステアリン酸アミド、エチレンジア
ミン−ラウリルステアリン酸アミド、エチレンジアミン
−ラウリルオレイン酸アミド、エチレンジアミン−エル
カラウリル酸アミド、エチレンジアミン−オレインステ
アリン酸アミド、エチレンジアミン−エルカステアリン
酸アミド、エチレンジアミン−エルカオレイン酸アミド
等が挙げられる。その内、エチレンジアミン−ジラウリ
ル酸アミド、エチレンジアミン−ジステアリン酸アミ
ド、エチレンジアミン−ジオレイン酸アミドが好まし
い。
【0016】本発明組成物における(式1)で表わされ
るアミド化合物類は、ポリアセタール樹脂100重量部
に対し0.01〜5.0重量部、好ましくは0.05〜
2.0重量部である。0.01重量部未満では耐冷熱サ
イクル性及び耐衝撃性の改善効果が十分でない。また、
5.0重量部を越えると改善効果が低下する。本発明組
成物における(式2)で表わされるアミド化合物類と
は、具体的には、エチレンジアミン−モノラウリル酸ア
ミド、エチレンジアミン−モノステアリン酸アミド、エ
チレンジアミン−モノオレイン酸アミド、エチレンジア
ミン−モノエルカ酸アミド、キシリレンジアミン−モノ
エルカ酸アミド、ヘキサメチレンジアミン−モノステア
リン酸アミド等が挙げられるが、特にエチレンジアミン
−モノラウリル酸アミド、エチレンジアミン−モノステ
アリン酸アミド、エチレンジアミン−モノオレイン酸ア
ミドは好ましく用いられる。
るアミド化合物類は、ポリアセタール樹脂100重量部
に対し0.01〜5.0重量部、好ましくは0.05〜
2.0重量部である。0.01重量部未満では耐冷熱サ
イクル性及び耐衝撃性の改善効果が十分でない。また、
5.0重量部を越えると改善効果が低下する。本発明組
成物における(式2)で表わされるアミド化合物類と
は、具体的には、エチレンジアミン−モノラウリル酸ア
ミド、エチレンジアミン−モノステアリン酸アミド、エ
チレンジアミン−モノオレイン酸アミド、エチレンジア
ミン−モノエルカ酸アミド、キシリレンジアミン−モノ
エルカ酸アミド、ヘキサメチレンジアミン−モノステア
リン酸アミド等が挙げられるが、特にエチレンジアミン
−モノラウリル酸アミド、エチレンジアミン−モノステ
アリン酸アミド、エチレンジアミン−モノオレイン酸ア
ミドは好ましく用いられる。
【0017】本発明組成物における(式2)で表わされ
るアミド化合物類は、ポリアセタール樹脂100重量部
に対し0.0001〜5.0重量部、好ましくは0.0
005〜2.0重量部含有されていればよい。0.00
01重量部未満では耐冷熱サイクル性及び耐衝撃性の改
善効果が十分でない。また5.0重量部を越えると改善
効果がかえって低下する。
るアミド化合物類は、ポリアセタール樹脂100重量部
に対し0.0001〜5.0重量部、好ましくは0.0
005〜2.0重量部含有されていればよい。0.00
01重量部未満では耐冷熱サイクル性及び耐衝撃性の改
善効果が十分でない。また5.0重量部を越えると改善
効果がかえって低下する。
【0018】本発明におけるヒンダードフェノール系化
合物としては、トリエチレングリコール−ビス[3−
(3−t−ブチル−5−メチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)プロピオネート]、1,6−ヘキサンジオール−ビ
ス[3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフ
ェニル)プロピオネート]、ペンタエリスリチル−テト
ラキス[3−(3,5−t−ブチル−4−ヒドロキシフ
ェニル)プロピオネート]、N,N’−ヘキサメチレン
ビス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシヒドロ
シンナマミド)、2−t−ブチル−6−(3’−t−ブ
チル−5’−メチル−2’−ヒドロキシベンジル)−4
−メチルフェニルアクリレート、3,9−ビス{2−
[3−(3−t−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチル
フェニル)プロピオニルオキシ]1,1−ジメチルエチ
ル}−2,4,8,10−テトラオキサスピロ(5,
5)ウンデカン、2,2−メチレンビス−(4−メチル
−6−t−ブチルフェノール)、N,N’−ビス[3−
(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)
プロピオニル]ヒドラジンが挙げられ、1種以上を選択
できるが、特にトリエチレングリコール−ビス[3−
(3−t−ブチル−5−メチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)プロピオネート]及び、ペンタエリスリチル−テト
ラキス[3−(3,5−t−ブチル−4−ヒドロキシフ
ェニル)プロピオネート]が好ましく用いられる。
合物としては、トリエチレングリコール−ビス[3−
(3−t−ブチル−5−メチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)プロピオネート]、1,6−ヘキサンジオール−ビ
ス[3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフ
ェニル)プロピオネート]、ペンタエリスリチル−テト
ラキス[3−(3,5−t−ブチル−4−ヒドロキシフ
ェニル)プロピオネート]、N,N’−ヘキサメチレン
ビス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシヒドロ
シンナマミド)、2−t−ブチル−6−(3’−t−ブ
チル−5’−メチル−2’−ヒドロキシベンジル)−4
−メチルフェニルアクリレート、3,9−ビス{2−
[3−(3−t−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチル
フェニル)プロピオニルオキシ]1,1−ジメチルエチ
ル}−2,4,8,10−テトラオキサスピロ(5,
5)ウンデカン、2,2−メチレンビス−(4−メチル
−6−t−ブチルフェノール)、N,N’−ビス[3−
(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)
プロピオニル]ヒドラジンが挙げられ、1種以上を選択
できるが、特にトリエチレングリコール−ビス[3−
(3−t−ブチル−5−メチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)プロピオネート]及び、ペンタエリスリチル−テト
ラキス[3−(3,5−t−ブチル−4−ヒドロキシフ
ェニル)プロピオネート]が好ましく用いられる。
【0019】これらヒンダードフェノール系化合物は、
ポリアセタール樹脂100重量部に対し0.01〜5.
0重量部、好ましくは0.05〜2.0重量部含有され
る。0.01重量部未満では耐冷熱サイクル性及び耐衝
撃性の改善効果が低下する。また5.0重量部を越える
と改善効果がかえって低下するため好ましくない。本発
明におけるヒンダードアミン系化合物類として、ビス
(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)−
セバケート、ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4
−ピペリジル)−アジペート、4−ベンゾイルオキシ−
2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、4−(フェ
ニルカルバモイルオキシ)−2,2,6,6−テトラメ
チルピペリジン、及び、下記(式3)で表わされる、
1,2,3,4−ブタンテトラカルボン酸と1,2,
2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジノールとβ,
β,β’,β’−テトラメチル−3,9−[2,4,
8,10−テトラオキサスピロ(5,5)ウンデカン]
ジエタノールとの縮合物等が挙げられる。
ポリアセタール樹脂100重量部に対し0.01〜5.
0重量部、好ましくは0.05〜2.0重量部含有され
る。0.01重量部未満では耐冷熱サイクル性及び耐衝
撃性の改善効果が低下する。また5.0重量部を越える
と改善効果がかえって低下するため好ましくない。本発
明におけるヒンダードアミン系化合物類として、ビス
(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)−
セバケート、ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4
−ピペリジル)−アジペート、4−ベンゾイルオキシ−
2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、4−(フェ
ニルカルバモイルオキシ)−2,2,6,6−テトラメ
チルピペリジン、及び、下記(式3)で表わされる、
1,2,3,4−ブタンテトラカルボン酸と1,2,
2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジノールとβ,
β,β’,β’−テトラメチル−3,9−[2,4,
8,10−テトラオキサスピロ(5,5)ウンデカン]
ジエタノールとの縮合物等が挙げられる。
【0020】
【化5】
【0021】上記物質の中でビス(2,2,6,6−テ
トラメチル−4−ピペリジル)−セバケート及び1,
2,3,4−ブタンテトラカルボン酸と1,2,2,
6,6−ペンタメチル−4−ピペリジノールとβ,β,
β’,β’−テトラメチル−3,9−[2,4,8,1
0−テトラオキサスピロ(5,5)ウンデカン]ジエタ
ノールとの縮合物が好ましく、さらには、併用して用い
ることが好ましい。
トラメチル−4−ピペリジル)−セバケート及び1,
2,3,4−ブタンテトラカルボン酸と1,2,2,
6,6−ペンタメチル−4−ピペリジノールとβ,β,
β’,β’−テトラメチル−3,9−[2,4,8,1
0−テトラオキサスピロ(5,5)ウンデカン]ジエタ
ノールとの縮合物が好ましく、さらには、併用して用い
ることが好ましい。
【0022】これらのヒンダードアミン系化合物類は、
ポリアセタール樹脂100重量部に対し0.01〜5.
0重量部、好ましくは0.05〜3.0重量部含有され
る。0.01重量部未満では添加剤の添加効果が発現せ
ず、5.0重量部を越えるともはや効果の向上が認めら
れない。本発明のポリアセタール樹脂組成物が、耐冷熱
サイクル性及び耐衝撃性に優れたインサート成形品を与
える。この効果は、おそらく融点が150〜161℃の
ポリアセタール樹脂は、本発明における組成化合物類を
非常に良好に分散させ、更に、これらの組成化合物類は
インサート成形において、クリープ破壊の起点となる成
形体表面における欠陥や、異物の発生を抑制するものと
考えられる。
ポリアセタール樹脂100重量部に対し0.01〜5.
0重量部、好ましくは0.05〜3.0重量部含有され
る。0.01重量部未満では添加剤の添加効果が発現せ
ず、5.0重量部を越えるともはや効果の向上が認めら
れない。本発明のポリアセタール樹脂組成物が、耐冷熱
サイクル性及び耐衝撃性に優れたインサート成形品を与
える。この効果は、おそらく融点が150〜161℃の
ポリアセタール樹脂は、本発明における組成化合物類を
非常に良好に分散させ、更に、これらの組成化合物類は
インサート成形において、クリープ破壊の起点となる成
形体表面における欠陥や、異物の発生を抑制するものと
考えられる。
【0023】本発明におけるポリアセタール樹脂には、
本発明の目的を損なわない範囲で、通常の添加剤、例え
ば離形剤、着色剤、滑剤、耐熱安定化剤、紫外線吸収
剤、無機充填剤、結晶核剤等を添加することができる。
本発明の目的を損なわない範囲で、通常の添加剤、例え
ば離形剤、着色剤、滑剤、耐熱安定化剤、紫外線吸収
剤、無機充填剤、結晶核剤等を添加することができる。
【0024】
【発明の実施の態様】以下に実施例及び比較例における
測定項目の測定方法及び条件を説明する。 (1)融点は、示差走査熱量測定装置(パーキンエルマ
ー社製DSC7形)を用いて測定した。サンプルは、2
00℃に加熱したプレス機でフィルム状に成形したもの
から5mg切り出して測定に用いた。測定条件は、30
℃から200℃に320℃/分で昇温し、2分間保持し
た後、130℃まで10℃/10分で降温し更に130
℃から2.5℃/分で昇温する。最後に昇温する際に、
結晶化に伴う吸熱ピークが観測されるが、このときのピ
ークトップ温度を融点とする。 (2)冷熱サイクル性は、成形品を空気雰囲気下で、9
0℃で4時間加熱した後、23℃で2時間放置し、さら
にその後、−20℃で4時間冷却し、更に23℃で2時
間放置する事を1サイクルとする加熱−冷却試験であ
り、100サイクル試験した後の金属部品と樹脂との接
着の度合及び樹脂部の白化、亀裂、割れをそれぞれ(割
れた数)として個数を調べた(N=10)。 (3)落下試験は、冷熱サイクル試験を受けた成形品
を、温度23℃、相対湿度50%に調節された部屋で2
4時間放置した後、図1の金属部品1を下方に向けて、
3mの高さからコンクリート床面に自由落下させ、落下
後の金属部品と樹脂との接着の度合及び樹脂部の白化、
亀裂、割れをそれぞれ(割れた数)として個数を調べた
(N=10)。
測定項目の測定方法及び条件を説明する。 (1)融点は、示差走査熱量測定装置(パーキンエルマ
ー社製DSC7形)を用いて測定した。サンプルは、2
00℃に加熱したプレス機でフィルム状に成形したもの
から5mg切り出して測定に用いた。測定条件は、30
℃から200℃に320℃/分で昇温し、2分間保持し
た後、130℃まで10℃/10分で降温し更に130
℃から2.5℃/分で昇温する。最後に昇温する際に、
結晶化に伴う吸熱ピークが観測されるが、このときのピ
ークトップ温度を融点とする。 (2)冷熱サイクル性は、成形品を空気雰囲気下で、9
0℃で4時間加熱した後、23℃で2時間放置し、さら
にその後、−20℃で4時間冷却し、更に23℃で2時
間放置する事を1サイクルとする加熱−冷却試験であ
り、100サイクル試験した後の金属部品と樹脂との接
着の度合及び樹脂部の白化、亀裂、割れをそれぞれ(割
れた数)として個数を調べた(N=10)。 (3)落下試験は、冷熱サイクル試験を受けた成形品
を、温度23℃、相対湿度50%に調節された部屋で2
4時間放置した後、図1の金属部品1を下方に向けて、
3mの高さからコンクリート床面に自由落下させ、落下
後の金属部品と樹脂との接着の度合及び樹脂部の白化、
亀裂、割れをそれぞれ(割れた数)として個数を調べた
(N=10)。
【0025】実施例、比較例で用いた各種添加剤と(表
1)で用いる略称を以下に示す。 添加剤1:アミド化合物類(式1)のエチレンビスステ
アリルアミド 添加剤2:アミド化合物類(式2)のエチレンモノステ
アリルアミド 添加剤3:ヒンダードフェノール系化合物のトリエチレ
ングリコール−ビス{3−(3−t−ブチル−5−メチ
ル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート} 添加剤4:ヒンダードアミン系化合物のビス(2,2,
6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)−セバケート
1)で用いる略称を以下に示す。 添加剤1:アミド化合物類(式1)のエチレンビスステ
アリルアミド 添加剤2:アミド化合物類(式2)のエチレンモノステ
アリルアミド 添加剤3:ヒンダードフェノール系化合物のトリエチレ
ングリコール−ビス{3−(3−t−ブチル−5−メチ
ル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート} 添加剤4:ヒンダードアミン系化合物のビス(2,2,
6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)−セバケート
【0026】
【実施例1〜21】ポリアセタール樹脂の重合は、それ
ぞれ融点の異なるポリアセタール樹脂を得るためにトリ
オキサンに対し、5.0mol%〜22.0mol%の
1,3−ジオキソランをモノマーとして調整し、分子量
調節剤としてメチラールを用い、フッ化ホウ素ジブチル
エーテラート触媒を用いてバルク重合を行った。トリオ
キサンに対し、分子量調節剤及び触媒は各々0.05m
ol%〜0.1mol%、0.0005mol%〜0.
002mol%使用して重合した。
ぞれ融点の異なるポリアセタール樹脂を得るためにトリ
オキサンに対し、5.0mol%〜22.0mol%の
1,3−ジオキソランをモノマーとして調整し、分子量
調節剤としてメチラールを用い、フッ化ホウ素ジブチル
エーテラート触媒を用いてバルク重合を行った。トリオ
キサンに対し、分子量調節剤及び触媒は各々0.05m
ol%〜0.1mol%、0.0005mol%〜0.
002mol%使用して重合した。
【0027】重合装置としては二軸混練機を使用し、液
状の高純度モノマー、分子量調節剤及び触媒を供給し
て、90℃の温度で重合を行った。重合装置に供給した
モノマー成分比によって、融点が異なる塊状のポリアセ
タール共重合樹脂POM・No.1〜5を得た。得られ
たポリアセタール共重合樹脂に、(式1)及び(式2)
で表されるアミド化合物類、ヒンダードフェノール系化
合物、ヒンダードアミン系化合物をそれぞれ(表1)に
示す組成比で添加し、シリンダー温度200℃に設定さ
れた二軸押出機で溶融混練し造粒した。
状の高純度モノマー、分子量調節剤及び触媒を供給し
て、90℃の温度で重合を行った。重合装置に供給した
モノマー成分比によって、融点が異なる塊状のポリアセ
タール共重合樹脂POM・No.1〜5を得た。得られ
たポリアセタール共重合樹脂に、(式1)及び(式2)
で表されるアミド化合物類、ヒンダードフェノール系化
合物、ヒンダードアミン系化合物をそれぞれ(表1)に
示す組成比で添加し、シリンダー温度200℃に設定さ
れた二軸押出機で溶融混練し造粒した。
【0028】これらのポリアセタール樹脂組成物を射出
成形機を用いて(図1)に示す成形品を作成した。この
成形品を評価した。結果を(表1)に示す。
成形機を用いて(図1)に示す成形品を作成した。この
成形品を評価した。結果を(表1)に示す。
【0029】
【比較例1〜3】融点が市販品と同等の163.0℃で
あるポリアセタール樹脂を、トリオキサンに対し、4.
2mol%の1,3−ジオキソランをモノマーとして、
実施例と同じ方法で重合し、POM・No.6を得た。
このポリアセタール共重合樹脂に、(式1)及び(式
2)で表されるアミド化合物類と、ヒンダードフェノー
ル系化合物、ヒンダードアミン系化合物をそれぞれ(表
1)に示される組成比で添加し、シリンダー温度200
℃に設定された二軸押出機で溶融混練し造粒した。
あるポリアセタール樹脂を、トリオキサンに対し、4.
2mol%の1,3−ジオキソランをモノマーとして、
実施例と同じ方法で重合し、POM・No.6を得た。
このポリアセタール共重合樹脂に、(式1)及び(式
2)で表されるアミド化合物類と、ヒンダードフェノー
ル系化合物、ヒンダードアミン系化合物をそれぞれ(表
1)に示される組成比で添加し、シリンダー温度200
℃に設定された二軸押出機で溶融混練し造粒した。
【0030】これらのポリアセタール樹脂組成物を射出
成形機を用いて(図1)に示す成形品を作成した。この
成形品を評価した。結果を(表1)に示す。
成形機を用いて(図1)に示す成形品を作成した。この
成形品を評価した。結果を(表1)に示す。
【0031】
【比較例4〜6】実施例2と同じ重合法で重合したポリ
アセタール樹脂(融点160℃)に、(式1)及び(式
2)で表されるアミド化合物類と、ヒンダードフェノー
ル系化合物、ヒンダードアミン系化合物をそれぞれ(表
1)に示される組成比で添加し、シリンダー温度200
℃に設定された二軸押出機で溶融混練し造粒した。
アセタール樹脂(融点160℃)に、(式1)及び(式
2)で表されるアミド化合物類と、ヒンダードフェノー
ル系化合物、ヒンダードアミン系化合物をそれぞれ(表
1)に示される組成比で添加し、シリンダー温度200
℃に設定された二軸押出機で溶融混練し造粒した。
【0032】これらのポリアセタール樹脂組成物を射出
成形機を用いて(図1)に示す成形品を作成した。この
成形品を評価した。結果を(表1)に示す。
成形機を用いて(図1)に示す成形品を作成した。この
成形品を評価した。結果を(表1)に示す。
【0033】
【表1】
【0034】
【発明の効果】本発明のインサート成形品は、優れた機
械的物性、寸法安定性、摺動性を有するだけでなく、繰
り返し加熱と冷却をうける使用環境にあっても白化等の
外観不良や耐衝撃性の低下が少なく、長期にわたって亀
裂や割れがなく使用できる。
械的物性、寸法安定性、摺動性を有するだけでなく、繰
り返し加熱と冷却をうける使用環境にあっても白化等の
外観不良や耐衝撃性の低下が少なく、長期にわたって亀
裂や割れがなく使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例で作成したインサート成形品の概略図で
ある。
ある。
1:インサート部品(金属部分) 2:ポリアセタール樹脂 3:ボス部
Claims (3)
- 【請求項1】 融点が150〜161℃のポリアセター
ル樹脂100重量部に下記(式1)で表されるアミド化
合物の中から選ばれる1種以上の化合物を、0.01〜
5.0重量部含有するポリアセタール樹脂組成物を、予
め賦形された部品にインサート成形することを特徴とす
るインサート成形品。 【化1】 (式中、R1 、R3 はC1 〜C30のアルキル基、R2 は
C2 〜C10のアルキレン基を示す。R1 、R3 は同じあ
っても、異なってもよい。) - 【請求項2】 ポリアセタール樹脂100重量部に下記
(式2)で表されるアミド化合物の中から選ばれる1種
以上の化合物を、0.0001〜5.0重量部含有する
ことを特徴とする請求項1記載のインサート成形品。 【化2】 (式中、R4 はC1 〜C30のアルキル基、R5 はC2 〜
C10のアルキレン基を示す。) - 【請求項3】 ポリアセタール樹脂100重量部にヒン
ダードフェノール系化合物及び/又はヒンダードアミン
系化合物から選ばれる1種または2種以上の化合物を
0.01〜5.0重量部含有することを特徴とする請求
項1又は請求項2記載のインサート成形品。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23092495A JPH0970854A (ja) | 1995-09-08 | 1995-09-08 | インサート成形品 |
DE19681504T DE19681504B4 (de) | 1995-09-06 | 1996-09-05 | Polyacetalharzzusammensetzung mit hoher mechanischer Festigkeitsbeständigkeit |
CN96195691A CN1090652C (zh) | 1995-09-06 | 1996-09-05 | 具有高机械强度保持性的聚缩醛树脂组合物 |
PCT/JP1996/002512 WO1997009382A1 (fr) | 1995-09-06 | 1996-09-05 | Compositions de resines polyacetal a forte conservation des caracteristiques mecaniques |
US09/011,382 US5952410A (en) | 1995-09-06 | 1996-09-05 | Polyacetal resin composition exhibiting high retentivity of mechanical strengths |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23092495A JPH0970854A (ja) | 1995-09-08 | 1995-09-08 | インサート成形品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0970854A true JPH0970854A (ja) | 1997-03-18 |
Family
ID=16915422
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23092495A Withdrawn JPH0970854A (ja) | 1995-09-06 | 1995-09-08 | インサート成形品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0970854A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001247745A (ja) * | 1999-12-27 | 2001-09-11 | Asahi Kasei Corp | ポリオキシメチレン樹脂組成物 |
-
1995
- 1995-09-08 JP JP23092495A patent/JPH0970854A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001247745A (ja) * | 1999-12-27 | 2001-09-11 | Asahi Kasei Corp | ポリオキシメチレン樹脂組成物 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20021203 |