JPH097045A - 自動販売機の販売口装置 - Google Patents
自動販売機の販売口装置Info
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- JPH097045A JPH097045A JP15319695A JP15319695A JPH097045A JP H097045 A JPH097045 A JP H097045A JP 15319695 A JP15319695 A JP 15319695A JP 15319695 A JP15319695 A JP 15319695A JP H097045 A JPH097045 A JP H097045A
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Abstract
部材で販売扉の閉鎖音と商品の落下音との低減を同時に
達成することができる自動販売機の販売口装置自動販売
機を提供することを目的とする。 【構成】 メインドア3の前面に設けた販売口9と、販
売口9を開閉させる販売扉10と、販売口9の内側に設
けた販売口ボックス12と、払い出した商品Aを販売口
ボックス12に導くシュート13とを備えた自動販売機
1において、販売口9の下縁部をクッション部材16で
形成し、このクッション部材16の外方側を販売扉10
に対峙させると共に、内方側をシュート13上を滑落す
る商品Aの略滑落線上に位置させたものである。
Description
ル等の缶商品や瓶商品を販売する自動販売機の販売口装
置に関するものである。
1−253083号公報に記載されたものが知られてい
る。この自動販売機は、販売機本体の前部に開閉自在な
メインドアを備え、このメインドアには、商品を取り出
すための販売口装置が設けられている。この販売口装置
は、メインドアの前面に設けた販売口と、これを開閉さ
せる販売扉と、前記販売口の内側に設けた販売口ボック
スとを備えている。更に、販売口の下縁部には販売扉用
の緩衝部材が固定される一方、販売口ボックスの内面に
は落下商品用の衝撃吸収板が固着されている。従って、
販売扉を閉めるに際して緩衝部材を利用することで、閉
める時の衝撃を吸収させることができ、また、衝撃吸収
板を利用することで、シュートから滑り落ちてきた商品
の衝撃を吸収することができるようになっている。これ
により、商品の販売に伴って自動販売機から発生する音
を、極力小さくするようにしている。
る自動販売機では、販売扉が横に長くかつ販売口ボック
スが前後方向に幅狭になる傾向にあり、販売扉の大型化
して閉塞音が大きくなると共に、衝撃吸収板を薄くせざ
るを得ず、商品の販売に伴って発生する音を小さくし難
い問題がある。また、販売扉の閉塞に対する衝撃吸収
と、商品の落下に対する衝撃吸収とを、それぞれ別個の
部材で行っているめ、部品点数が増すと共に組みけ工数
が増し、コスト高になる問題があった。
めになされたもので、自動販売機の薄型化に反すること
なく、同一部材で販売扉の閉鎖音と商品の落下音との低
減を同時に達成することができる自動販売機の販売口装
置を提供することをその目的としている。
求項1の発明は、メインドアの前面に設けた販売口と、
販売口を開閉させる販売扉と、販売口の内側に設けた販
売口ボックスと、払い出した商品を販売口ボックスに導
くシュートとを備えた自動販売機において、販売口の下
縁部をクッション部材で形成し、このクッション部材の
外方側を販売扉に対峙させると共に、内方側をシュート
上を滑落する商品の略滑落線上に位置させたことを特徴
とする。
に固定し、このバネ体の他端をメインドアに固定して、
バネ体でクッション部材を支持したことが、好ましい。
に向かって突出する弾性舌片を設け、この舌片に複数の
切込み部を形成したことが、好ましい。
販売扉を閉めるに際して、販売口の下縁部を形成するク
ッション部材の外方側を利用することで、閉める時の衝
撃を吸収させることができる。また、シュートから滑り
落ちてきた商品は、販売口の下縁部を形成するクッショ
ン部材の内方側に直接衝突させることで、商品の落下に
よる衝撃を吸収させている。従って、販売口の下縁部を
形成するクッション部材に、販売扉の閉鎖音の低減機能
と商品の落下音の低減機能とを同時に持たせることがで
き、販売口装置の単純化や低コスト化が可能になる。ま
た、販売口ボックスに商品の落下衝撃吸収を有する部材
を設ける必要がなくなる。
ば、バネ体によりクッション部材を支持することができ
るので、硬軟二重の弾性構造が達成され、衝撃を効率よ
く緩衝することができると共に、クッション部材の弾性
特性の劣化を確実に防止することができる。しかも、販
売口から手を入れるような盗難に対して、販売口の変形
を極めて少なくすることができるので、盗難防止機能を
損なうことがない。
ば、弾性舌片により、販売扉閉鎖時におけるクッション
部材のへたりを好適に防止することができ、しかも、舌
片の切込み部により、舌片に販売扉を均一に当てること
ができ、販売扉閉鎖時の衝撃音を更に小さくすることが
できる。
売機の販売口装置の好適な実施例について詳細に説明す
る。
る。同図に示すように、この自動販売機1は、内部に商
品コラム(図示せず)を有する販売機本体2と、販売機
本体2の前部に開閉自在に取り付けたメインドア3とを
備えている。このメインドア3の前面には、多数の選択
ボタン4と、表示器5と、紙幣投入口6と、コイン投入
口7と、返却レバー8等が配設されている。更に、メイ
ンドア3の前面には、その下部に販売口9が配設されて
おり、この販売口9は、自動販売機1の薄型化を達成さ
せるために幅広に形成されている。
軸11を中心に回動する幅広の販売扉10が設けられ、
この販売扉10は、幅広の販売口9を塞ぐように開閉自
在に取り付けられている。また、販売口9の内側には販
売口ボックス12が設けられ、この販売口ボックス12
に商品を導くように、販売機本体2にはシュート13が
設けられている。このシュート13は、商品収容庫14
内に設けられた商品コラム(図示せず)の下方に位置す
ると共に、商品コラムから排出された商品Aを、商品収
容庫14の前面に形成したシュート口15に導く。
を開閉する内扉30が設けられている。シュート13上
を転動してきた商品は、この内扉30を押し退けるよう
にし、シュート口15から販売口ボックス12に落下す
る。この内扉30は、販売扉10に近接して配置される
と共に、前方に向かって開いた際に販売口9を略塞ぐ位
置に設けられている。従って、この内扉30により、販
売口9が狭められるので、販売口9から手を奥に差し入
れにくく、商品の盗難防止に寄与している。
に亙って延在するクッション部材16が設けられてお
り、このクッション部材16によって販売口9の下縁部
が適切に形成されている。また、クッション部材16
は、軟質の塩化ビニル又はゴム等からなる弾性体で構成
されると共に、上方に向けて膨出するように、内部に空
洞部17をもった断面半円形状に形成されている。従っ
て、この空洞部17により、クッション部材16の衝撃
吸収特性を向上させることができるようになっている。
側の下端には、販売口9の全長に亙って延在する一対の
支持片18の上端が当接している。各支持片18は、メ
インドア3に設け且つクッション部材16の近傍まで延
びた立上げ部3aに固定されている。また、立上げ部3
aの頂端には、折曲げ形成された係止突部3bが設けら
れ、支持片18の頂端には、断面U字状のフック部18
aが設けられている。従って、係止突部3bにフック部
18aを嵌合、或いは小口方向から差し込むことで、各
支持片18が立上げ部3aに取り付けられると共に、こ
の支持片18により立上げ部3aが補強されている。
を販売扉10に対峙し、その内方側をシュート13を滑
落(転動)してくる商品の略滑落線上に位置している。
また、クッション部材16をシュート13の先端に近づ
けることにより、販売口ボックス12の前後方向の幅を
狭くし、メインドア3の厚みを薄くしている。これによ
り、図3に示すように、シュート13から滑り落ちてき
た商品Aの蓋部AS(場合によっては胴部)は、クッシ
ョン部材16の内方側に直接衝突し、また販売扉10は
クッション部材16の外方側に衝突することになる。
16の外方側には、販売扉10に向かって突出する弾性
舌片20が、クッション部材16の全長に亙って一体に
形成されている。また、この舌片20には、複数の切込
み部21が形成されている。このように弾性舌片20を
利用することで、販売扉10の閉鎖時においてクッショ
ン部材16のへたりを好適に防止することができ、か
つ、切込み部21により、舌片20に販売扉10を均一
に当てて、販売扉10の閉鎖時の衝撃音を更に小さくす
ることができる。
には、その全長に亙って延びる板状のバネ体22の上端
が固定され、このバネ体22の下端はメインドア3の立
上げ部3aに溶着固定されている。従って、クッション
部材16を、バネ体22により内側から支持することが
でき、比較的軟らかい弾性のクッション部材16と、比
較的硬い弾性のバネ体22とによる、二重の弾性構造が
達成されている。また、バネ体22でクッション部材1
6を補強することにより、クッション部材16の弾性特
性の劣化を確実に防止することができ、しかも、販売口
9から手を入れるような盗難に対して、販売口9の変形
を極めて少なくすることができる。なお、バネ体22と
して、板バネやトーションバネ等が可能である。
を閉めた場合、弾性舌片20、クッション部材16の空
洞部17、バネ体22の順番で販売扉10の衝撃を吸収
するので、閉める時の衝撃を極めて効果的に吸収させる
ことができる。また、シュート13から落下した商品A
は、クッション部材16の空洞部17、バネ体22、販
売扉10の順番で落下衝撃吸収され後、販売口ボックス
12内に落とし込まれる。このように、販売口9の下縁
部に設けたクッション部材16およびバネ体22によ
り、販売扉10の閉塞に伴う衝撃音および商品Aの落下
に伴う衝撃音の両者を有効に減衰することができる。
口装置によれば、販売口の下縁部をクッション部材で形
成し、このクッション部材の外方側を販売扉に対峙さ
せ、クッション部材の内方側を商品の略滑落線上に位置
させているので、同一部材で販売扉の閉鎖音の低減機能
と商品の落下音の低減機能とを同時に達成させることが
でき、販売口装置の単純化や低コスト化が可能になる。
しかも、自動販売機の薄型化を更に促進させることがで
きる。
を示す正面図である。
面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 メインドアの前面に設けた販売口と、当
該販売口を開閉させる販売扉と、前記販売口の内側に設
けた販売口ボックスと、払い出した商品を当該販売口ボ
ックスに導くシュートとを備えた自動販売機において、 前記販売口の下縁部をクッション部材で形成し、当該ク
ッション部材の外方側を前記販売扉に対峙させると共
に、前記クッション部材の内方側を前記シュート上を滑
落する商品の略滑落線上に位置させたことを特徴とする
自動販売機の販売口装置。 - 【請求項2】 前記クッション部材をバネ体の一端に固
定し、このバネ体の他端を前記メインドアに固定して、
前記バネ体で前記クッション部材を支持したことを特徴
とする請求項1記載の自動販売機の販売口装置。 - 【請求項3】 前記クッション部材の前記外方側に、前
記販売扉に向かって突出する弾性舌片を設け、この舌片
に複数の切込み部を形成したことを特徴とする請求項1
又は2記載の自動販売機の販売口装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15319695A JP3435905B2 (ja) | 1995-06-20 | 1995-06-20 | 自動販売機の販売口装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15319695A JP3435905B2 (ja) | 1995-06-20 | 1995-06-20 | 自動販売機の販売口装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH097045A true JPH097045A (ja) | 1997-01-10 |
JP3435905B2 JP3435905B2 (ja) | 2003-08-11 |
Family
ID=15557149
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15319695A Expired - Fee Related JP3435905B2 (ja) | 1995-06-20 | 1995-06-20 | 自動販売機の販売口装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3435905B2 (ja) |
-
1995
- 1995-06-20 JP JP15319695A patent/JP3435905B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3435905B2 (ja) | 2003-08-11 |
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