JP3376674B2 - 自動販売機の商品取出口 - Google Patents
自動販売機の商品取出口Info
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- JP3376674B2 JP3376674B2 JP05426194A JP5426194A JP3376674B2 JP 3376674 B2 JP3376674 B2 JP 3376674B2 JP 05426194 A JP05426194 A JP 05426194A JP 5426194 A JP5426194 A JP 5426194A JP 3376674 B2 JP3376674 B2 JP 3376674B2
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- Japan
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- product
- flapper
- theft
- vending machine
- theft flapper
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- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自動販売機の外扉に設
けた防盗フラッパ付きの商品取出口に関する。
けた防盗フラッパ付きの商品取出口に関する。
【０００２】
【従来の技術】まず、頭記の防盗フラッパ付き商品取出
口の従来構造を図３に示す。図において、１は自動販売
機の外扉、２は外扉１に設けた商品取出口、３は内扉、
４は庫内の商品ラック（図示せず）から搬出した商品５
を商品取出口２に導くシュータ、６はシュータ４と商品
取出口２との間を仕切る内扉フラッパである。また、商
品取出口２には、ポケット状の商品受け７，取出口フラ
ッパ８，防盗フラッパ９が組み込まれており、かつ防盗
フラッパ９は付勢ばね（捩じりコイルばね）１０のばね
力で前方に付勢されている。
口の従来構造を図３に示す。図において、１は自動販売
機の外扉、２は外扉１に設けた商品取出口、３は内扉、
４は庫内の商品ラック（図示せず）から搬出した商品５
を商品取出口２に導くシュータ、６はシュータ４と商品
取出口２との間を仕切る内扉フラッパである。また、商
品取出口２には、ポケット状の商品受け７，取出口フラ
ッパ８，防盗フラッパ９が組み込まれており、かつ防盗
フラッパ９は付勢ばね（捩じりコイルばね）１０のばね
力で前方に付勢されている。
【０００３】かかる構成で、庫内の商品ラックから商品
が払出されると、商品５はシュータ４の傾斜面を転動
し、内扉フラッパ６を押し開いて商品取出口２の商品受
け７に落ち込む。ここから商品５を取り出すには、取出
口フラッパ８を手前に開いて手を商品取出口２の中に差
し入れ、防盗フラッパ９を奥へ押し込んで出口通路を押
し広げながら商品５を掴んで引き出す。また、この場合
に防盗フラッパ９が庫内に通じる内扉フラッパ６の前面
を塞ぐので、内扉フラッパ６を前方に開いて庫内に手を
差し入れることができず、これにより庫内からの不正な
商品の盗み出し，悪戯を防止できる。
が払出されると、商品５はシュータ４の傾斜面を転動
し、内扉フラッパ６を押し開いて商品取出口２の商品受
け７に落ち込む。ここから商品５を取り出すには、取出
口フラッパ８を手前に開いて手を商品取出口２の中に差
し入れ、防盗フラッパ９を奥へ押し込んで出口通路を押
し広げながら商品５を掴んで引き出す。また、この場合
に防盗フラッパ９が庫内に通じる内扉フラッパ６の前面
を塞ぐので、内扉フラッパ６を前方に開いて庫内に手を
差し入れることができず、これにより庫内からの不正な
商品の盗み出し，悪戯を防止できる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記した商
品取出口の従来構造では、商品の取出操作性に難点があ
る。すなわち、商品取出口２の中から商品５を取り出す
に際して、商品取出口の中に手を突っ込むと、一旦奥に
押し込んだ防盗フラッパ９がばね付勢を受けて手前側に
戻って来る。このために、商品５を引き出す途中で手首
に防盗フラッパ９に引っ掛かるなどして商品が取り出し
難くなる。
品取出口の従来構造では、商品の取出操作性に難点があ
る。すなわち、商品取出口２の中から商品５を取り出す
に際して、商品取出口の中に手を突っ込むと、一旦奥に
押し込んだ防盗フラッパ９がばね付勢を受けて手前側に
戻って来る。このために、商品５を引き出す途中で手首
に防盗フラッパ９に引っ掛かるなどして商品が取り出し
難くなる。
【０００５】しかも、最近の自動販売機は、道路へのは
み出し問題の解決策としてキャビネットが薄形化する傾
向にあり、このために商品取出口２の内部通路の奥行き
寸法も小さく、ますます商品が取り出し難くなる。本発
明は上記の点にかんがみなされたものであり、その目的
は前記課題を解決し、防盗フラッパの機能を損なわず、
しかも防盗フラッパに邪魔されることなく商品を楽に取
り出せるようにした防盗フラッパ付き商品取出口の構造
を提供することにある。
み出し問題の解決策としてキャビネットが薄形化する傾
向にあり、このために商品取出口２の内部通路の奥行き
寸法も小さく、ますます商品が取り出し難くなる。本発
明は上記の点にかんがみなされたものであり、その目的
は前記課題を解決し、防盗フラッパの機能を損なわず、
しかも防盗フラッパに邪魔されることなく商品を楽に取
り出せるようにした防盗フラッパ付き商品取出口の構造
を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明によ
り商品取出口は次記のように構成することにより達成さ
れる。 （１）商品取出口の内側にポケット状の商品受けを備
え、かつ防盗フラッパを取出口フラッパの背後に並置し
て前方へばね付勢した商品取出口において、前記商品受
けの前面パネルを下端を支点として前方へ開放可能に組
立てるとともに、該前面パネルと防盗フラッパとの相互
間を操作ワイヤで連結し、防盗フラッパの押し込み操作
に連動して前面パネルを開放するよう構成する。
り商品取出口は次記のように構成することにより達成さ
れる。 （１）商品取出口の内側にポケット状の商品受けを備
え、かつ防盗フラッパを取出口フラッパの背後に並置し
て前方へばね付勢した商品取出口において、前記商品受
けの前面パネルを下端を支点として前方へ開放可能に組
立てるとともに、該前面パネルと防盗フラッパとの相互
間を操作ワイヤで連結し、防盗フラッパの押し込み操作
に連動して前面パネルを開放するよう構成する。
【０００７】（２）商品取出口の内側にポケット状の商
品受けを備え、かつ防盗フラッパを取出口フラッパの背
後に並置して前方へばね付勢したものにおいて、前記商
品受けの底部に昇降可能な可動底板を設けるとともに、
該底板と防盗フラッパとの相互間を操作ワイヤで連結
し、防盗フラッパの押し込み操作に連動して底板を押し
上げるように構成する。
品受けを備え、かつ防盗フラッパを取出口フラッパの背
後に並置して前方へばね付勢したものにおいて、前記商
品受けの底部に昇降可能な可動底板を設けるとともに、
該底板と防盗フラッパとの相互間を操作ワイヤで連結
し、防盗フラッパの押し込み操作に連動して底板を押し
上げるように構成する。
【０００８】
【０００９】
【作用】前記（１）項の構成によれは、商品取出口に手
を差し入れて防盗フラッパを奥に押し込むと、この動き
が操作ワイヤを介して商品受けの前面パネルに伝わり、
前面パネルが下端を支点にして前方に開放する。これに
より、商品取出口の商品取り出し通路が拡大されるの
で、防盗フラッパが邪魔にならずに商品を楽に取り出す
ことができる。
を差し入れて防盗フラッパを奥に押し込むと、この動き
が操作ワイヤを介して商品受けの前面パネルに伝わり、
前面パネルが下端を支点にして前方に開放する。これに
より、商品取出口の商品取り出し通路が拡大されるの
で、防盗フラッパが邪魔にならずに商品を楽に取り出す
ことができる。
【００１０】また、（２）項の構成では、商品取出口に
手を差し入れて防盗フラッパを奥に押し込むと、この動
きが操作ワイヤを介して商品受けの底板に伝わり、底板
が商品を載せたまま上方に押し上げられる。これによ
り、商品取出口の開口部に商品が近ずつので、手を浅く
差し入れただけで商品を楽に取り出すことができる。
手を差し入れて防盗フラッパを奥に押し込むと、この動
きが操作ワイヤを介して商品受けの底板に伝わり、底板
が商品を載せたまま上方に押し上げられる。これによ
り、商品取出口の開口部に商品が近ずつので、手を浅く
差し入れただけで商品を楽に取り出すことができる。
【００１１】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。なお、各実施例において、図３と対応する同一部
材には同じ符号が付してある。 実施例１：図１は本発明の請求項１，３に対応する実施
例を示すものであり、ポケット状の商品受け７の前面を
覆った前面パネル１１を、その下端を支点１１ａとして
前方へ開放可能に外扉１に組み込むとともに、該前面パ
ネル１１と商品取出口２の内部に設けた防盗フラッパ９
との相互間を操作ワイヤ１２で連結する。また、防盗フ
ラッパ９はその支軸部に一対の歯車１３を介して防盗フ
ラッパ９の戻り方向に制動を加えるダンパ（ロータリ式
ダンパ）１４が連結されている。なお、１２ａは操作ワ
イヤ１２の鞘であり、その両端が支持金具１５に固定さ
れている。
する。なお、各実施例において、図３と対応する同一部
材には同じ符号が付してある。 実施例１：図１は本発明の請求項１，３に対応する実施
例を示すものであり、ポケット状の商品受け７の前面を
覆った前面パネル１１を、その下端を支点１１ａとして
前方へ開放可能に外扉１に組み込むとともに、該前面パ
ネル１１と商品取出口２の内部に設けた防盗フラッパ９
との相互間を操作ワイヤ１２で連結する。また、防盗フ
ラッパ９はその支軸部に一対の歯車１３を介して防盗フ
ラッパ９の戻り方向に制動を加えるダンパ（ロータリ式
ダンパ）１４が連結されている。なお、１２ａは操作ワ
イヤ１２の鞘であり、その両端が支持金具１５に固定さ
れている。
【００１２】かかる構成で、庫内側から商品取出口２の
商品受け７の中に搬出された商品５を取り出すに際し
て、まず取出口フラッパ８を手前に開いた上で、商品取
出口の中に手を差し入れて防盗フラッパ９を矢印Ｐ方向
に押し込むと、この動きが操作ワイヤ１２を介して前面
パネル１１に伝わるとともに、前面パネル１１は実線で
示す閉位置から鎖線で示す開放位置に向けて矢印Ｑの方
向に開放する。これにより、商品取出口２の前面が広く
開放されるので、商品受け７に載っている商品５を楽に
取り出すことができる。しかも、防盗フラッパ９は、一
旦奥に押し込まれた状態から付勢ばね１０のばね力を受
けて前方へ復帰する際に、ダンパ１４の作用を受けてゆ
っくりと元の位置に戻るので、商品取り出し操作の邪魔
になることがない。
商品受け７の中に搬出された商品５を取り出すに際し
て、まず取出口フラッパ８を手前に開いた上で、商品取
出口の中に手を差し入れて防盗フラッパ９を矢印Ｐ方向
に押し込むと、この動きが操作ワイヤ１２を介して前面
パネル１１に伝わるとともに、前面パネル１１は実線で
示す閉位置から鎖線で示す開放位置に向けて矢印Ｑの方
向に開放する。これにより、商品取出口２の前面が広く
開放されるので、商品受け７に載っている商品５を楽に
取り出すことができる。しかも、防盗フラッパ９は、一
旦奥に押し込まれた状態から付勢ばね１０のばね力を受
けて前方へ復帰する際に、ダンパ１４の作用を受けてゆ
っくりと元の位置に戻るので、商品取り出し操作の邪魔
になることがない。
【００１３】実施例２：図２は本発明の請求項２，３に
対応する実施例を示すものであり、この実施例において
は、商品取出口２のポケット状商品受け７の底部に昇降
可能な可動底板１６を備えており、さらに前記底板１６
に組合わせた駆動リンク１６ａと商品取出口２の内方に
組み込んだ防盗フラッパ９との間が操作ワイヤ１２を介
して相互連結されている。また、防盗フラッパ９には先
記実施例１で述べたと同様なダンパ１４が歯車１３を介
して連結されている。
対応する実施例を示すものであり、この実施例において
は、商品取出口２のポケット状商品受け７の底部に昇降
可能な可動底板１６を備えており、さらに前記底板１６
に組合わせた駆動リンク１６ａと商品取出口２の内方に
組み込んだ防盗フラッパ９との間が操作ワイヤ１２を介
して相互連結されている。また、防盗フラッパ９には先
記実施例１で述べたと同様なダンパ１４が歯車１３を介
して連結されている。
【００１４】かかる構成で、庫内側から商品取出口２の
商品受け７の中に搬出された商品５を取り出すに際し
て、まず取出口フラッパ８を手前に開いた上で、商品取
出口の中に手を差し入れて防盗フラッパ９を矢印Ｐ方向
に押し込むと、この動きが操作ワイヤ１２，駆動リンク
１６ａを介して可動底板１６に伝わるとともに、底板１
６が商品５を載せたまま実線で示す下降位置から鎖線で
示す上昇位置に向けて矢印Ｒ方向に上昇する。これによ
り、商品５と商品取出口２の開口部との距離が近くなる
ので、手を奥深く差し入れずに商品５を楽に取り出すこ
とができる。また、実施例１と同様に、商品の取り出し
操作で一旦奥に押し込まれた防盗フラッパ９は、ダンパ
１４の作用でゆっくりと元の位置に復帰するので、商品
の取り出し操作が防盗フラッパ９で邪魔されることがな
い。
商品受け７の中に搬出された商品５を取り出すに際し
て、まず取出口フラッパ８を手前に開いた上で、商品取
出口の中に手を差し入れて防盗フラッパ９を矢印Ｐ方向
に押し込むと、この動きが操作ワイヤ１２，駆動リンク
１６ａを介して可動底板１６に伝わるとともに、底板１
６が商品５を載せたまま実線で示す下降位置から鎖線で
示す上昇位置に向けて矢印Ｒ方向に上昇する。これによ
り、商品５と商品取出口２の開口部との距離が近くなる
ので、手を奥深く差し入れずに商品５を楽に取り出すこ
とができる。また、実施例１と同様に、商品の取り出し
操作で一旦奥に押し込まれた防盗フラッパ９は、ダンパ
１４の作用でゆっくりと元の位置に復帰するので、商品
の取り出し操作が防盗フラッパ９で邪魔されることがな
い。
【００１５】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の構成によれ
ば、防盗フラッパの機能を損なうことなく、しかも商品
取出口に搬出された商品を防盗フラッパに邪魔されずに
楽に取り出すことができ、特に自動販売機の道路はみ出
し問題から薄形化された自動販売機の商品取出口に採用
することで、商品取り出し性の向上に大きな効果が期待
できる。
ば、防盗フラッパの機能を損なうことなく、しかも商品
取出口に搬出された商品を防盗フラッパに邪魔されずに
楽に取り出すことができ、特に自動販売機の道路はみ出
し問題から薄形化された自動販売機の商品取出口に採用
することで、商品取り出し性の向上に大きな効果が期待
できる。
【図１】本発明の実施例１に対応する商品取出口の構成
図
図
【図２】本発明の実施例２に対応する商品取出口の構成
図
図
【図３】従来における自動販売機の商品取出口の構成図
１ 外扉
２ 商品取出口
３ 内扉
４ 商品搬出用のシュータ
５ 商品
７ 商品受け
８ 取出口フラッパ
９ 防盗フラッパ
１０ 付勢ばね
１１ 前面パネル
１２ 操作ワイヤ
１４ ダンパ
１６ 可動底板
Claims (2)
- 【請求項１】自動販売機の外扉に設けた防盗フラッパ付
きの商品取出口であり、該商品取出口の内側にポケット
状の商品受けを備え、かつ前記防盗フラッパを取出口フ
ラッパの背後に並置して前方へばね付勢したものにおい
て、前記商品受けの前面パネルを下端を支点として前方
へ開放可能に組立てるとともに、該前面パネルと防盗フ
ラッパとの相互間を操作ワイヤで連結し、防盗フラッパ
の押し込み操作に連動して前面パネルを開放するよう構
成したことを特徴とする自動販売機の商品取出口。 - 【請求項２】自動販売機の外扉に設けた防盗フラッパ付
きの商品取出口であり、該商品取出口の内側にポケット
状の商品受けを備え、かつ前記防盗フラッパを取出口フ
ラッパの背後に並置して前方へばね付勢したものにおい
て、前記商品受けの底部に昇降可能な可動底板を設ける
とともに、該底板と防盗フラッパとの相互間を操作ワイ
ヤで連結し、防盗フラッパの押し込み操作に連動して底
板を押し上げるように構成したことを特徴とする自動販
売機の商品取出口。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05426194A JP3376674B2 (ja) | 1994-03-25 | 1994-03-25 | 自動販売機の商品取出口 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05426194A JP3376674B2 (ja) | 1994-03-25 | 1994-03-25 | 自動販売機の商品取出口 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07262442A JPH07262442A (ja) | 1995-10-13 |
| JP3376674B2 true JP3376674B2 (ja) | 2003-02-10 |
Family
ID=12965628
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP05426194A Expired - Fee Related JP3376674B2 (ja) | 1994-03-25 | 1994-03-25 | 自動販売機の商品取出口 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3376674B2 (ja) |
-
1994
- 1994-03-25 JP JP05426194A patent/JP3376674B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07262442A (ja) | 1995-10-13 |
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