JPH0970023A - 補強信号記録および再生装置 - Google Patents

補強信号記録および再生装置

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Publication number
JPH0970023A
JPH0970023A JP7223551A JP22355195A JPH0970023A JP H0970023 A JPH0970023 A JP H0970023A JP 7223551 A JP7223551 A JP 7223551A JP 22355195 A JP22355195 A JP 22355195A JP H0970023 A JPH0970023 A JP H0970023A
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JP
Japan
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signal
recording
reinforcement
identification
main
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Withdrawn
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JP7223551A
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English (en)
Inventor
Seiichi Tanaka
誠一 田中
Kazumasa Ikeda
一雅 池田
Ken Hirata
研 平田
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba AVE Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数の記録帯域を持つ映像信号を、不十分な帯
域のモード時に記録再生は、表示画面への弊害を防止す
る。 【解決手段】モノマルチ2は、映像信号に垂直補強信号
が多重された区間はHレベル、他の区間はLレベルのタ
イミングパルスTPを生成する。補強信号ミュート回路
6は、パルスTPがLレベル区間は入力映像信号をその
まま、Hレベル区間はペデスタルレベルを出力する。テ
ープ穴検出回路3でS−VHSかVHSかを検出し、S
−VHS時はLレベル、VHS時はHレベルを出力す
る。ORゲート回路4はマニアル制御信号によりテープ
穴検出回路3からの検出信号をそのまま通すか、もしく
はHレベルに固定する。ゲート回路5はゲート回路4の
出力とパルスTPをミュート制御信号として出力する。
ミュート回路6を制御するミュート信号は、S−VHS
時はLレベルに固定し、VHS時はパルスTPがそのま
まミュート制御信号となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばEDTV
−2方式のように、主信号と主信号の解像度を補強する
補強信号と識別信号とが時分割多重されている映像信号
を、S−VHS方式VTRのように、複数の記録再生帯
域を持つ記録再生装置を用いた場合の狭帯域モード時の
補強信号記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現行のNTSC方式では、周波数帯域
4.1MHz、30フレーム/秒、インターレース走査
525本/フレーム、アスペクト比4:3の映像信号を
伝送している。我が国では最近、現行の伝送帯域を使っ
てNTSC方式と互換性を保ちつつ、高画質でワイドア
スペクト映像信号を伝送するEDTV−2方式の放送が
スタートした。
【0003】図8を用い、EDTV−2方式の概要につ
いて説明する。この映像信号は4:3のアスペクト比の
中に上下に無画部を設けた16:9のアスペクト比の主
画部映像を送る、通称レターボックス方式と呼ばれるの
もである。現行の4:3のテレビ受信機では、図8
(a)に示すように、スクリーン上で上下に無画部の付
いた映像となり、アスペクト比16:9のTV(テレビ
ジョン)受像機でこの信号を映出すると、図8(b)に
示すように、主画部のみがアスペクト比16:9のスク
リーンに映出されたワイド映像となる。
【0004】ここで、アスペクト比16:9の映像信号
は、現行のアスペクト比4:3の中に入れるため、主画
面部の垂直走査線数が上下無画部の120本分だけ減っ
て360本となり、垂直解像度が劣化する。そこで、E
DTV−2方式では、上下無画部に垂直解像度補強信号
VT,VHを挿入し、受信機側でそれを利用して主画面
部の垂直解像度を480本にする方法を取っている。ま
た、NTSC方式では伝送帯域の制限から水平帯域が
4.1MHzになっていたが、EDTV−2方式では
4.1MHz〜6MHzの水平高域成分を主画部の映像
信号(帯域4.1MHz)に重畳して伝送し、受信機側
でそれを利用して水平帯域を6MHzにする方式として
いる。
【0005】また、欧州地域においても、PALプラス
方式と称する、EDTV−2方式と同様な考え方の、新
たなテレビジョン放送方式の規格化が進められている。
このように、EDTV−2方式は主画部の映像信号と上
下無画部の垂直解像度補強信号をそれぞれ別の走査線で
伝送し、TV受像機側で再合成して解像度の改善を図る
ものである。
【0006】ここで問題となるのは、記録再生帯域の狭
い家庭用VTRでEDTV−2信号を記録再生した場合
の再生画面の弊害である。すなわち、ノーマルVHS方
式またはノーマル8mm方式VTRでは、記録再生帯域
が3MHz弱しかないので、帯域が4.1MHzの垂直
解像度補強信号と識別信号をまともに記録再生できず、
解像度補強信号がかえって妨害になる。さらに、水平補
強信号HHを記録再生すると、3MHz弱の帯域の信号
に、4.1MHzから6MHzの信号が補強されること
になり、かえって不自然な映像になる。
【0007】ここで、EDTV−2方式の概要につい
て、従来例およびこの発明に関係する部分の簡単な説明
を追加しておく。上記した図8(a)は、現行4:3受
信機にEDTV−2方式信号を画面表示した場合の説明
図である。画面中央部は主画面であり、16:9アスペ
クト比の信号を表示する。上下無画部は、EDTV−2
方式信号を直接表示すれば、黒レベル表示となる。ま
た、図8(b)はEDTV−2方式信号を、16:9の
ワイドアスペクト画面に表示した場合である。ワイドア
スペクト画面には、主画部を表示する。その主画部画像
性能を上げるためには、上下無画部に重畳された補強信
号を復調した後、主画部信号に付加する場合もある。
【0008】図9は、上下無画部の1水平走査線波形例
を示している。水平同期信号とカラーバースト信号があ
り、絵柄区間にはペデスタルレベルをDCレベルとし
て、映像信号帯域の補強信号を多重している。
【0009】図10は、EDTV−2方式で使用する識
別信号波形を示している。水平同期信号、カラーバース
ト信号に加え、絵柄区間にはB1からB27の27個の
デジタルデータを多重している。これらのデジタルデー
タは、アスペクト比や補強信号の多重の有無等を示すも
のである。このうちB1からB5は振幅が40IREレ
ベルのNRZ形式信号であり、B6からB27は色副搬
送波で変調しペデスタルレベルをDCレベルとして多重
している。
【0010】図11は、EDTV−2方式の信号例であ
る。水平・垂直方向に信号を示している。まず、垂直ブ
ランキング区間、水平ブランキング区間は、NTSC方
式と同等である。絵柄区間は、無画部と主画部に分けて
ある。識別信号は絵柄開始走査線である第22ラインと
第285ラインに挿入してある。また、図12はEDT
V−2方式の、(a)は水平補強信号による帯域改善の
状態を、(2)は垂直補強信号による帯域改善の状態を
示している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、ノー
マルVHS方式またはノーマル8mm方式などように記
録再生帯域が不十分なVTRで、EDTV−2方式の映
像信号を記録再生すると再生画面にはかえって弊害が生
じる。
【0012】この発明は、EDTV−2方式のように主
映像信号と解像度補強信号とを別の走査線で伝送する信
号方式の映像信号を記録または再生する装置において、
その方式の映像信号を記録再生するには不十分な帯域の
モード時に、TV受像機での表示画面に弊害の生じない
補強信号記録、再生装置を提供する。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、この発明では、 1.選択的に広いまたは狭い帯域での記録を可能とする
記録装置において、主信号と該主信号の解像度を補強す
る補強信号と識別信号が時分割多重されている映像信号
を、前記記録装置に記録するには、十分な帯域の記録モ
ードのときは前記主信号とともに前記補強信号を記録
し、前記記録装置に記録するには、不十分な帯域の記録
モードのときは前記補強信号をミュ−トして記録してな
ることを特徴とする。これにより、記録時に補強信号を
ミュ−トしているので、これを再生した信号をTV受像
機側で処理して主信号と補強信号を合成して表示しても
補強信号の不完全な記録再生によって生じる弊害はな
い。ただし、補強信号による解像度改善効果もなくな
る。
【0014】2.予め記録媒体に、主信号と該主信号の
解像度を補強する補強信号および識別信号とが時分割多
重されている映像信号を複数の再生帯域で記録された再
生装置において、前記補強信号、識別信号を再生するた
めに、十分に広い帯域の再生モードのときは、前記補強
信号を前記主信号とともに再生し、不十分な狭い帯域の
再生モードのときは、前記補強信号をミュートして前記
主信号とともに再生再生してなることを特徴とする。再
生時に補強信号をミュ−トするので、TV受像機側で主
信号と補強信号を合成して表示しても補強信号の不完全
な再生によって生じる弊害はない。ただし、補強信号に
よる解像度改善効果もなくなる。
【0015】3.選択的に広いまたは狭い帯域での記録
・再生を可能とする記録再生装置において、主信号と該
主信号の解像度を補強する補強信号および識別信号とが
時分割多重されている映像信号を記録または再生する場
合、前記補強信号をミュ−トするかどうかを、マニアル
操作により制御可能としてなることを特徴とする。補強
信号をミュ−トするかどうかをマニアル制御が可能であ
るため、少しでも補強信号による弊害が気になる場合
に、使用者が補強信号ミュ−トを選択し弊害をなくせ
る。
【0016】4.選択的に広いまたは狭い帯域での記録
を可能とする記録装置において、主信号と該主信号の解
像度を補強する補強信号および識別信号とが時分割多重
されている映像信号を、前記記録装置に記録するには十
分な帯域の記録モードのときは、前記主信号とともに前
記補強信号を記録し、前記記録装置に記録するには不十
分な帯域の記録モードのときは、前記識別信号をミュ−
トして記録してなることを特徴とする。記録時に識別信
号をミュ−トしているので、これを再生した信号をTV
受像機側では識別信号のない映像信号すなわち現行放送
方式映像信号として処理するので、主信号と補強信号を
合成せず、従って補強信号の不完全な記録再生によって
生じる弊害はない。ただし、補強信号による解像度改善
効果もなくなる。
【0017】5.予め記録媒体に、主信号と該主信号の
解像度を補強する補強信号および識別信号とが時分割多
重されている映像信号を複数の再生帯域で記録された再
生装置において、前記補強信号、識別信号を再生するた
めに、十分な帯域の再生モードのときは、前記識別信号
を前記主信号とともに再生し、不十分な狭い帯域の再生
モードのときは、前記識別信号をミュートして前記主信
号とともに再生してなることを特徴とする。再生時に識
別信号をミュ−トしているので、TV受像機側では識別
信号のない映像信号すなわち現行放送方式映像信号とし
て処理するので、主信号と補強信号を合成せず、従って
補強信号の不完全な記録再生によって生じる弊害はな
い。ただし、補強信号による解像度改善効果もなくな
る。
【0018】6.選択的に広いまたは狭い帯域での記録
・再生を可能とする記録再生装置において、主信号と該
主信号の解像度を補強する補強信号および識別信号とが
時分割多重されている映像信号を記録または再生する場
合、前記識別信号をミュ−トするかどうかを、マニアル
操作により制御可能としてなることを特徴とする。識別
信号をミュ−トするかどうかをマニアル制御可能なの
で、少しでも補強信号による弊害が気になる場合に、使
用者が識別信号ミュ−トを選択しTV受像機に現行放送
方式映像信号として処理させることで、補強信号による
弊害をなくせる。
【0019】7.選択的に広いまたは狭い帯域での記録
を可能とする記録装置において、主信号と該主信号の解
像度を補強する補強信号および識別信号とが時分割多重
されている映像信号を、前記記録装置に記録するには十
分な帯域の記録モードのときは、前記主信号とともに前
記補強信号および識別信号を記録し、前記記録装置に記
録するには不十分な帯域の記録モードは、前記識別信号
を現行放送方式または前記補強信号なしという状態を表
すように入れ替えて記録することを特徴とする。記録時
に現行放送方式または補強信号なしという状態を表すよ
うに識別信号を入れ替えるので、これを再生した信号を
TV受像機側では補強信号のない映像信号または現行放
送方式映像信号として処理するので、主信号と補強信号
を合成せず、従って補強信号の不完全な記録再生によっ
て生じる弊害はない。ただし、補強信号による解像度改
善効果もなくなる。
【0020】8.予め記録媒体に、主信号と該主信号の
解像度を補強する補強信号および識別信号とが時分割多
重されている映像信号を複数の再生帯域で記録された再
生装置において、前記補強信号、識別信号を再生するた
めには不十分な狭い帯域の再生モード時は、前記識別信
号を現行放送方式または補強信号なしという状態を表す
ように入れ替えて再生することを特徴とする。再生時に
現行放送方式または補強信号なしという状態を表すよう
に識別信号を入れ替えるので、TV受像機側では補強信
号のない映像信号または現行放送方式映像信号として処
理するので、主信号と補強信号を合成せず、従って補強
信号の不完全な記録再生によって生じる弊害はない。た
だし、補強信号による解像度改善効果もなくなる。
【0021】9.選択的に広いまたは狭い帯域での記録
・再生を可能とする記録再生装置において、主信号と該
主信号の解像度を補強する補強信号および識別信号とが
時分割多重されている映像信号を記録または再生する場
合、現行放送方式または補強信号なしという状態を表す
識別信号を入れ替えるかどうかを、マニアル操作により
制御可能としてなることを特徴とする。識別信号を入れ
替えるかどうかをマニアル制御可能なので、少しでも補
強信号による弊害が気になる場合に、使用者が識別信号
入れ替えを選択し、TV受像機に補強信号なしまたは現
行放送方式映像信号として処理させることで、補強信号
による弊害をなくせる。
【0022】10.予め記録媒体に、主信号と該主信号
の解像度を補強する補強信号および識別信号とが時分割
多重されている映像信号を複数の再生帯域で記録された
再生装置において、前記補強信号、識別信号を再生する
ためには不十分な狭い帯域の再生モード時は、再生され
た前記識別信号と補強信号の位相基準との位相管理動作
を止めて再生することを特徴とする。TV受像機では被
変調識別信号を復調して判定し、補強信号の有無・アス
ペクト比等現行放送方式か高解像度方式であるかを判断
する。識別信号と識別信号を変調している位相基準との
位相管理動作を解除することで、TV受像機では識別信
号を正しく判定できなくなり、その結果現行放送方式と
して処理するので、補強信号の不完全な再生によって生
じる弊害はない。ただし、補強信号による解像度改善効
果もなくなる。
【0023】11.予め記録媒体に、主信号と該主信号
の解像度を補強する補強信号および識別信号とが時分割
多重されている映像信号を複数の再生帯域で記録された
再生装置において、再生された前記識別信号と補強信号
の位相基準との位相管理動作を止めるかどうかを、マニ
アル操作により制御可能としてなることを特徴とする。
識別信号と位相基準との位相管理動作を止めるかどうか
をマニアル制御可能なので、少しでも補強信号による弊
害が気になる場合に、使用者が位相管理動作停止を選択
し、TV受像機に補強信号なしまたは現行放送方式映像
信号として処理させることで、補強信号による弊害をな
くせる。
【0024】12.予め記録媒体に、主信号と該主信号
の解像度を補強する補強信号および識別信号とが時分割
多重されている映像信号を複数の再生帯域で記録された
再生装置において、前記識別信号と補強信号を再生する
には不十分な狭い帯域の再生モード時は、再生信号の時
間軸変動除去動作を停止してなることを特徴とする。時
間軸変動により主信号と補強信号の位置がずれると弊害
になるので、時間軸変動のある映像信号ではTV受像機
は補強信号の合成を止める。そこで、再生信号の時間軸
変動除去動作を止めることで補強信号の不完全な再生に
よって生じる弊害はなくなる。ただし、補強信号による
解像度改善効果もなくなる。
【0025】13.予め記録媒体に、主信号と該主信号
の解像度を補強する補強信号および識別信号とが時分割
多重されている映像信号を複数の再生帯域で記録された
再生装置において、前記再生装置の再生信号の時間軸変
動除去動作を止めるかどうかをマニアル操作により制御
可能としてなることを特徴とする。時間軸変動除去動作
を止めるかどうかをマニアル制御可能なので、少しでも
補強信号による弊害が気になる場合に、使用者が時間軸
変動除去動作停止を選択し、TV受像機の補強信号によ
る補強動作を止めさせることで、補強信号による弊害を
なくせる。
【0026】14.主信号と該主信号の解像度を補強す
る補強信号および識別信号とが時分割多重されている映
像信号を、S−VHS方式のVTRで、EDTV−2方
式の映像信号を記録または再生する記録再生装置におい
て、ノーマルVHSモード時は、前記補強信号をミュ−
トして記録または再生することを特徴とする。ノーマル
VHSモード時、補強信号多重区間の補強信号をミュ−
トするので、補強信号の不完全な記録再生によって生じ
る弊害はない。ただし、補強信号による解像度改善効果
もなくなる。
【0027】15.選択的に広いまたは狭い帯域での記
録・再生を可能とする記録再生装置において、主信号と
該主信号の解像度を補強する補強信号および識別信号と
が時分割多重されている映像信号を記録または再生する
場合、前記補強信号と識別信号を記録・再生には不十分
な狭い帯域のモード時は、前記補強信号をミュ−トする
とともに前記識別信号をミュ−トして記録または再生し
てなることを特徴とする。補強信号をミュ−トしている
ので、TV受像機側で処理して主信号と補強信号を合成
して表示しても補強信号の不完全な記録再生によって生
じる弊害はない。さらに、識別信号をミュ−トしている
ので、これを再生した信号をTV受像機側では識別信号
のない映像信号すなわち現行放送方式映像信号として処
理するので、主信号と補強信号を合成せず、従って補強
信号の不完全な記録再生によって生じる弊害はない。つ
まり、補強信号ミュートと識別信号ミュートをそれぞれ
単独で用いるよりも効果が高くなる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、この
発明の第1の実施の形態を説明するための回路構成図で
ある。図1において、同期分離回路1は入力端子INに
入力された映像信号より垂直同期信号VDを分離する。
モノマルチ2は、この垂直同期信号VDをトリガとし
て、垂直補強信号多重区間がHレベル、その他区間がL
レベルであるタイミングパルスTPを生成する。タイミ
ングパルスTPは、ANDゲート回路5を介してミュー
ト制御信号として補強信号ミュ−ト回路6に入力する。
ミュート回路6は、タイミングパルスTPのLレベル区
間は入力映像信号をそのまま、タイミングパルスTPの
Hレベル区間はペデスタルレベルを出力端子OUTに出
力する。
【0029】テープ穴検出回路3は、ビデオテープカセ
ット筐体の規定位置の穴の有無を検出する。これはS−
VHS方式の規格であり、テープ穴の有無でS−VHS
方式かVHS方式かを検出し、S−VHS時にLレベ
ル、VHS時にHレベルの検出信号を出力する。
【0030】ORゲート回路4は、外部からのマニアル
制御信号により、テープ穴検出回路3からの検出信号を
そのまま通すか、もしくはHレベル(VHS方式)に固
定する。ANDゲート回路5は、ORゲート回路4の出
力とタイミングパルスTPのAND出力をミュート制御
信号として出力する。S−VHS方式時はミュ−ト制御
信号はLレベルに固定され、VHS方式時はタイミング
パルスTPがそのままミュート制御信号になる。
【0031】マニアル制御によりORゲート回路4の出
力をHレベルにすると、強制的にVHS方式時と同様に
補強信号をミュートできる。補強信号をミュ−トすると
その部分の解像度が劣化する、という副作用がある。し
かし、S−VHS方式であっても少しでも補強信号によ
る弊害が気になる場合は、マニアル制御でミュートさせ
ることで、弊害をなくすことができる。
【0032】この実施の形態では、VHS方式の場合、
垂直同期信号VDより作成したタイミングパルスTPに
基づいて補強信号をミュ−トすることができることか
ら、VHS方式の不十分な記録再生帯域に基づく補強信
号劣化による弊害の防止が可能となる。
【0033】なお、図示しないが補強信号ミュート回路
6は、入力映像信号がEDTV−2方式のように主映像
信号と解像度補強信号とが時分割多重されている信号方
式の場合にのみ動作させ、現行のTV信号方式の入力映
像信号の場合、入力映像信号をそのまま通すことはもち
ろんである。記録と再生を区別していないが、記録時の
補強信号ミュート回路6の出力映像信号はVTRの記録
回路へ出力され輝度信号はFM変調、色信号は低域に周
波数変換された後、混合を行い記録する。また、再生時
はVTRの再生回路でFM復調された輝度信号と元の帯
域に周波数変換された色信号が入力映像信号として同期
分離回路1と補強信号ミュート回路6に入力し、補強信
号ミュート回路6の出力映像信号はTV受像機に出力す
る。
【0034】ミュート回路6のミュート動作は、映像信
号をペデスタルレベルにする、すなわち補強信号のレベ
ルを0にすることであると説明したが、補強信号のレベ
ルを下げるだけにしても、弊害はなくならないものの、
低減できる。
【0035】図2は、この発明の第2の実施の形態を説
明するための回路構成図である。この実施の形態は、補
強信号をミュートする代わりに、識別信号をミュートす
る点が図1の実施の形態の構成と異なる。なお、図1と
同部分には同符号を付し、ここでは異なる部分を中心に
して説明する。
【0036】すなわち、識別信号ミュート回路7は、タ
イミングパルスTP´のLレベル区間では入力映像信号
をそのまま出力し、タイミングパルスTP´のHレベル
区間ではペデスタルレベルを出力する。同様に、マニア
ル制御によりORゲート回路4の出力をHレベルにする
と、強制的にVHS方式時と同様に識別信号をミュート
できる。
【0037】このようにして、VHS方式の場合、もし
くはマニアル制御で選択した場合に、垂直同期信号VD
より作成したタイミングパルスTP´に基づき識別信号
をミュ−トすることができる。識別信号は、現行放送方
式かそうでないかをTV受像機が識別するためのもので
あり、識別信号がミュートされて存在しなければTV受
像機は現行放送方式と認識し、補強信号による補強を停
止する。従って、VHS方式の不十分な記録再生帯域に
基づく補強信号劣化による弊害はなくなる。S−VHS
方式であっても、少しでも補強信号による弊害が気にな
る場合は、マニアル制御により識別信号をミュートさせ
ることで、TV受像機表示画面での弊害をなくすことが
できる。
【0038】なお、図示しないが識別信号ミュート回路
7は、入力映像信号がEDTV−2方式のように主映像
信号と解像度補強信号とが時分割多重されている信号方
式の場合にのみ動作させ、現行のTV信号方式の入力映
像信号の場合入力映像信号をそのまま通すことはもちろ
んである。
【0039】さらに、記録と再生を区別して説明しては
いないが、記録時は識別信号ミュート回路7の出力映像
信号は、VTRの記録回路で輝度信号はFM変調、色信
号は低域に周波数変換された後、混合を行い記録する。
また、再生時はVTR再生回路によりFM復調された輝
度信号と元の帯域に周波数変換された色信号を入力映像
信号として同期分離回路1と識別信号ミュート回路7に
入力し、識別信号ミュート回路7の出力映像信号は、T
V受像機に出力する。
【0040】なお、識別信号ミュート回路7のミュート
動作は、映像信号をペデスタルレベルにする、すなわち
識別信号のレベルを0にすることであると説明したが、
TV受像機が識別信号を認識できなくなる程度に識別信
号のレベルを下げるようにしてもよい。
【0041】図3はこの発明の第3の実施の形態を説明
するための回路構成図である。この実施の形態では識別
信号をミュートする代わりに、識別信号を現行放送方式
であるNTSC方式または補強信号がない、という状態
を表すように入れ替えた点が図2の実施の形態の構成と
異なる部分である。
【0042】すなわち、識別信号入替回路8は、識別信
号区間を示すタイミングパルス入力のLレベル区間は入
力映像信号をそのまま出力し、タイミングパルス入力の
Hレベル区間は現行放送方式であるNTSC方式または
補強信号がないという状態を表すように識別信号を入れ
替えて出力する。同様に、マニアル制御でORゲート回
路4の出力をHレベルにすると、強制的にVHS方式時
と同様に識別信号を入れ替えできる。
【0043】もう少し詳しく説明する。図10に示すE
DTV−2方式で22ラインと285ラインに多重され
る識別信号のうち、NRZ形式信号であるB1からB5
がなければTV受像機は現行放送方式と認識する。従っ
て、識別信号入替回路8で識別信号B1から5をペデス
タルレベルに入れ替えれば、TV受像機は補強信号によ
る補強動作を止める。
【0044】また、色副搬送波で変調されているB6か
らB27は、補強信号の有無などを示し" 0" が現行方
式、識別信号なし等を示す。色副搬送波のQ軸位相が"
1"を表し、Q軸の反転位相が" 0" を表す。従って、
識別信号入替回路8で識別信号B6からB27を、Q軸
の反転位相の色副搬送波に入れ替えれば、TV受像機は
補強信号による補強動作を止める。
【0045】この実施の形態では、VHS方式の場合、
もしくは手動制御で選択した場合に、垂直同期信号VD
より生成したタイミングパルスに基づき、識別信号を入
れ替えることができる。識別信号は、現行のテレビジョ
ン放送方式であるかそうでないかをTV受像機が識別す
るためのものであり、識別信号が現行放送方式または補
強信号なしという状態を表すように入れ替えてあれば、
TV受像機は補強信号による補強を停止する。これによ
り、VHS方式の不十分な記録再生帯域に基づく補強信
号劣化による弊害はなくなる。S−VHS方式であって
も少しでも補強信号による弊害が気になる場合は、手動
制御により識別信号をミュートさせることで、TV受像
機の表示画面での弊害をなくすことができる。
【0046】図示はしないが識別信号入替回路8は、入
力映像信号がEDTV−2方式のように、主映像信号と
解像度補強信号とが時分割多重されている信号方式の場
合にのみ動作させ、現行のTV信号方式の入力映像信号
の場合入力映像信号をそのまま通すことはもちろんであ
る。
【0047】さらに、上記説明では記録と再生の区別が
ないが、記録時、識別信号入替回路8の出力映像信号
は、VTRの記録回路で輝度信号はFM変調、色信号は
低域に周波数変換された後、混合を行って記録する。ま
た、再生時、VTRの再生回路でFM復調された輝度信
号と元の帯域に周波数変換された色信号が、入力映像信
号として同期分離回路1と識別信号入替回路8に入力す
る。識別信号入替回路8の出力映像信号は、TV受像機
に出力する。
【0048】図4は、この発明の第4の実施の形態を説
明するための回路構成図である。この実施の形態は、補
強信号や識別信号をミュートする代わりに識別信号と位
相基準信号との位相管理動作を停止するものである。
【0049】図4を説明する前に、図5を用いEDTV
−2方式の信号帯域について説明する。輝度信号は帯域
4.1MHzである。色信号と水平補強信号は、3.5
8MHzの色副搬送波で変調されており、3.58+
0.5MHzから3.58−1.5MHzの帯域であ
る。また、識別信号と垂直補強信号は、色副搬送波で変
調されており、4.1MHzからDC近傍までの広帯域
の信号である。この広帯域の識別信号と垂直補強信号
は、家庭用VTRの色信号帯域では記録再生できないの
で、輝度信号として記録再生する必要がある。
【0050】すなわち、図6に示すように輝度信号と一
緒にFM変調して記録再生する。一方、色副搬送波の基
準であるカラーバースト信号は色信号として低域に周波
数変換して記録再生する。家庭用VTRの再生信号は輝
度信号と色信号では、FM変調と低域変換という処理経
路の違いから群遅延が異なる。そこで、記録時と再生時
の識別信号と位相基準である色副搬送波の位相関係が異
なってしまい、TV受像機はVTRの再生EDTV−2
信号を正しく復調できない。
【0051】そこで、VTR再生識別信号と色副搬送波
の位相関係を検波し、正しい位相関係に戻すように再生
信号の位相をシフトすればよい。逆に、この位相管理動
作を止めればTV受像機はEDTV−2の復調動作を停
止する。
【0052】以下、図4について説明する。再生輝度信
号と復調回路12で復調された色信号は、TBC回路1
2で時間軸変動の除去を行う。次に、位相シフト回路1
1で位相シフトし、色信号は変調回路14で再変調す
る。バーストPLL回路13は再生色信号のカラーバー
ストから色副搬送波を再生する。再生された色副搬送波
は、復調回路12、変調回路14、位相検波回路15へ
送出する。
【0053】位相検波回路15はモノマルチ2より出力
されるタイミングパルスTPの制御で識別信号と色副搬
送波の位相差を検波する。検出された位相差信号は、ゲ
ート回路9を介して位相シフト回路12へ入力し、位相
シフト量を制御する。この位相シフト回路12と位相検
波回路15で構成される位相制御ループで、識別信号と
色副搬送波の位相関係は記録時の正しい位相関係に戻
す。ゲート回路9は位相シフトON/OFF制御信号の
Hレベル区間は位相差信号をそのまま通し、Lレベル区
間は0を出力する。従って、テープ穴検出回路3がVH
S方式を検出した場合もしくは手動制御で位相シフトO
N/OFF制御信号をLレベルにすると、位相シフト回
路12の位相シフト動作は停止する。
【0054】このように、VHS方式もしくは手動制御
で選択した場合に、識別信号と色副搬送波との位相管理
動作を止めることで、TV受像機は識別信号を正しく復
調できなくなり補強信号による補強を停止する。従っ
て、VHS方式の不十分な記録再生帯域に基づく補強信
号劣化による弊害はなくなる。S−VHS方式であって
も、少しでも補強信号による弊害が気になる場合には手
動制御で位相管理動作を停止させることで、TV受像機
の表示画面での弊害をなくせる。
【0055】なお、図示はしないが位相シフト回路12
は入力映像信号がEDTV−2方式のように主映像信号
と解像度補強信号とが時分割多重されている信号方式の
場合にのみ動作させ、現行のTV信号方式の入力映像信
号の場合入力映像信号をそのまま通すことはもちろんで
ある。
【0056】図7はこの発明の第5の実施の形態を説明
するための回路構成図である。第4の実施の形態との違
いは、第5の実施の形態では識別信号と位相基準信号と
の位相管理動作を止める代わりに時間軸変動除去動作を
止めることにある。
【0057】前述のように、家庭用VTRでは図6に示
すように、識別信号と垂直補強信号は輝度信号と一緒に
FM変調して記録再生する。一方、色副搬送波の基準で
あるカラーバースト信号は色信号として低域に周波数変
換して記録再生する。家庭用VTRの再生信号には回転
機構系の速度ムラに起因する時間軸変動がある。色副搬
送波のみは再生時に低域変換周波数を元の周波数に変換
する過程でダブルへテロダイン方式で時間軸変動が除去
される。そこで、VTR再生信号では識別信号と位相基
準である色副搬送波の時間軸つまり周波数関係が異なっ
てしまい、このままではTV受像機はVTR再生EDT
V−2信号を正しく復調できない。
【0058】そこで、EDTV−2方式信号を記録再生
するにはVTR再生の時間軸変動を除去する必要があ
る。逆にこの時間軸変動除去動作を止めればTV受像機
はEDTV−2復調動作を停止する。
【0059】図7において、再生輝度信号と復調回路1
2で復調された色信号は、TBC回路10を用い時間軸
変動を除去する。TBC回路10は、水平同期に位相同
期したクロックを発生する回路と固定周波数のクロック
を発生する回路とA/D変換回路とFIFOメモリとに
より構成する。水平同期に位相同期したクロック、すな
わち時間軸変動に同期したクロックで輝度信号と色信号
をそれぞれA/D変換し、A/D変換されたデジタル輝
度信号とデジタル色信号を水平同期に位相同期したクロ
ックでFIFOメモリに書き込み、固定周波数クロック
でメモリから読み出すことで時間軸変動を除去する。
【0060】セレクタ回路17と18は、TBCオン/
オフ制御信号がHレベル区間ではTBC回路10の出力
である時間軸変動の除去された輝度信号と色信号を選択
する。Lレベル区間はTBC回路10入力の輝度信号と
色信号を選択する。従って、テープ穴検出回路3がVH
S方式を検出した場合、もしくは手動制御でTBCオン
/オフ制御信号をLレベルにすると、TBC回路10は
パスするので時間軸変動除去動作は停止する。
【0061】この実施の形態においても、VHS方式も
しくは手動制御で選択した場合に、再生EDTV−2信
号の時間軸変動除去動作を止めることで、TV受像機は
識別信号を正しく復調できなくなり補強信号による補強
を停止する。従って、VHS方式の不十分な記録再生帯
域に基づく補強信号劣化による弊害はなくなる。S−V
HS方式であっても、少しでも補強信号による弊害が気
になる場合には手動制御で時間軸変動除去動作を停止さ
せることで、TV受像機の表示画面での弊害をなくすこ
とができる。
【0062】上記した各実施の形態で説明したように、
VHS方式VTRでEDTV−2方式映像信号を記録ま
たは再生する場合に、解像度補強信号をミュ−トする
か、識別信号をミュートするか、識別信号を入れ替える
か、再生識別信号と色副搬送波との位相管理動作を止め
るか、もしくは、再生信号の時間軸変動除去動作を止め
るかすることにより、TV受像機側でのEDTV−2信
号の復調動作すなわち補強信号の主映像信号への合成を
止めることができる。これにより、VHS方式の不十分
な記録再生帯域に起因する垂直補強信号の劣化による表
示画面の弊害をなくせる。
【0063】なお、この発明はEDTV−2方式の補強
信号処理に限定されるものではなく、PALプラス方式
などの主映像信号とそれの解像度を補強する補強信号と
が別の走査線で伝送される、つまり主信号と補強信号が
時分割多重されている他の映像方式での信号処理に用い
ることもできる。
【0064】さらに、S−VHS/VHS方式VTRに
限定されるものでもなく、ハイエイト/8mm方式VT
RやEDベータ/ベータ方式VTRなどの複数の記録再
生帯域を持つ記録再生装置にも適用できる。
【0065】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
主映像信号と解像度補強信号とを別の走査線で伝送する
信号方式の映像信号を記録または再生する装置にあっ
て、その方式の映像信号を記録再生するには不十分な帯
域のモード時に、TV受像機の表示画面における弊害を
なくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態を説明するための
回路構成図。
【図2】この発明の第2の実施の形態を説明するための
回路構成図。
【図3】この発明の第3の実施の形態を説明するための
回路構成図。
【図4】この発明の第4の実施の形態を説明するための
回路構成図。
【図5】図4の実施の形態を説明するためのEDTV−
2方式の信号帯域図。
【図6】図4の実施の形態を説明するためのEDTV−
2方式のVTR記録再生信号帯域図。
【図7】この発明の第5の実施の形態を説明するための
回路構成図。
【図8】一般のレターボックス画面とワイドアスペクト
画面の表示例を説明するための説明図。
【図9】無画部の信号例を説明するための説明図。
【図10】EDTV−2方式の識別信号例を説明するた
めの説明図。
【図11】EDTV−2方式の信号例を説明するための
説明図。
【図12】EDTV−2方式による帯域改善の状態を説
明するための説明図。
【符号の説明】
1…同期分離回路、2…モノマルチ、3…テープ穴検出
回路、4…ORゲート回路、5,9…ANDゲート回
路、6…補強信号ミュート回路、7…識別信号ミュート
回路、8…識別信号入れ替え回路、10…TBC回路、
11…位相シフト回路、12…復調回路、13…バース
トPLL回路、14…変調回路、15…位相検波回路、
16…加算器、17,18…セレクタ回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平田 研 東京都港区新橋3丁目3番9号 東芝エ ー・ブイ・イー株式会社内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 選択的に広いまたは狭い帯域での記録を
    可能とする記録装置において、 主信号と該主信号の解像度を補強する補強信号と識別信
    号が時分割多重されている映像信号を、前記記録装置に
    記録するには、十分な帯域の記録モードのときは前記主
    信号とともに前記補強信号を記録し、前記記録装置に記
    録するには、不十分な帯域の記録モードのときは前記補
    強信号をミュ−トして記録してなることを特徴とする補
    強信号記録装置。
  2. 【請求項2】 予め記録媒体に、主信号と該主信号の解
    像度を補強する補強信号および識別信号とが時分割多重
    されている映像信号を複数の再生帯域で記録された再生
    装置において、 前記補強信号、識別信号を再生するために、十分に広い
    帯域の再生モードのときは、前記補強信号を前記主信号
    とともに再生し、不十分な狭い帯域の再生モードのとき
    は、前記補強信号をミュートして前記主信号とともに再
    生再生してなることを特徴とする補強信号再生装置。
  3. 【請求項3】 選択的に広いまたは狭い帯域での記録・
    再生を可能とする記録再生装置において、 主信号と該主信号の解像度を補強する補強信号および識
    別信号とが時分割多重されている映像信号を記録または
    再生する場合、前記補強信号をミュ−トするかどうか
    を、マニアル操作により制御可能としてなることを特徴
    とする補強信号記録および再生装置。
  4. 【請求項4】 選択的に広いまたは狭い帯域での記録を
    可能とする記録装置において、 主信号と該主信号の解像度を補強する補強信号および識
    別信号とが時分割多重されている映像信号を、前記記録
    装置に記録するには十分な帯域の記録モードのときは、
    前記主信号とともに前記識別信号を記録し、前記記録装
    置に記録するには不十分な帯域の記録モードのときは、
    前記識別信号をミュ−トして記録してなることを特徴と
    する補強信号記録装置。
  5. 【請求項5】 予め記録媒体に、主信号と該主信号の解
    像度を補強する補強信号および識別信号とが時分割多重
    されている映像信号を複数の再生帯域で記録された再生
    装置において、 前記補強信号、識別信号を再生するために、十分な帯域
    の再生モードのときは、前記識別信号を前記主信号とと
    もに再生し、不十分な狭い帯域の再生モードのときは、
    前記識別信号をミュートして前記主信号とともに再生し
    てなることを特徴とする補強信号再生装置。
  6. 【請求項6】 選択的に広いまたは狭い帯域での記録・
    再生を可能とする記録再生装置において、 主信号と該主信号の解像度を補強する補強信号および識
    別信号とが時分割多重されている映像信号を記録または
    再生する場合、前記識別信号をミュ−トするかどうか
    を、マニアル操作により制御可能としてなることを特徴
    とする補強信号記録および再生装置。
  7. 【請求項7】 選択的に広いまたは狭い帯域での記録を
    可能とする記録装置において、 主信号と該主信号の解像度を補強する補強信号および識
    別信号とが時分割多重されている映像信号を、前記記録
    装置に記録するには十分な帯域の記録モードのときは、
    前記主信号とともに前記補強信号および識別信号を記録
    し、前記記録装置に記録するには不十分な帯域の記録モ
    ードは、前記識別信号を現行放送方式または前記補強信
    号なしという状態を表すように入れ替えて記録すること
    を特徴とする補強信号記録装置。
  8. 【請求項8】 予め記録媒体に、主信号と該主信号の解
    像度を補強する補強信号および識別信号とが時分割多重
    されている映像信号を複数の再生帯域で記録された再生
    装置において、 前記補強信号、識別信号を再生するためには不十分な狭
    い帯域の再生モード時は、前記識別信号を現行放送方式
    または補強信号なしという状態を表すように入れ替えて
    再生することを特徴とする補強信号再生装置。
  9. 【請求項9】 選択的に広いまたは狭い帯域での記録・
    再生を可能とする記録再生装置において、 主信号と該主信号の解像度を補強する補強信号および識
    別信号とが時分割多重されている映像信号を記録または
    再生する場合、現行放送方式または補強信号なしという
    状態を表す識別信号を入れ替えるかどうかを、マニアル
    操作により制御可能としてなることを特徴とする補強信
    号記録および再生装置。
  10. 【請求項10】 予め記録媒体に、主信号と該主信号の
    解像度を補強する補強信号および識別信号とが時分割多
    重されている映像信号を複数の再生帯域で記録された再
    生装置において、 前記補強信号、識別信号を再生するためには不十分な狭
    い帯域の再生モード時は、再生された前記識別信号と補
    強信号の位相基準との位相管理動作を止めて再生するこ
    とを特徴とする補強信号再生装置。
  11. 【請求項11】 予め記録媒体に、主信号と該主信号の
    解像度を補強する補強信号および識別信号とが時分割多
    重されている映像信号を複数の再生帯域で記録された再
    生装置において、 再生された前記識別信号と補強信号の位相基準との位相
    管理動作を止めるかどうかを、マニアル操作により制御
    可能としてなることを特徴とする補強信号再生装置。
  12. 【請求項12】 予め記録媒体に、主信号と該主信号の
    解像度を補強する補強信号および識別信号とが時分割多
    重されている映像信号を複数の再生帯域で記録された再
    生装置において、 前記識別信号と補強信号を再生するには不十分な狭い帯
    域の再生モード時は、再生信号の時間軸変動除去動作を
    停止してなることを特徴とする補強信号および再生装
    置。
  13. 【請求項13】 予め記録媒体に、主信号と該主信号の
    解像度を補強する補強信号および識別信号とが時分割多
    重されている映像信号を複数の再生帯域で記録された再
    生装置において、 前記再生装置の再生信号の時間軸変動除去動作を止める
    かどうかをマニアル操作により制御可能としてなること
    を特徴とする補強信号再生装置。
  14. 【請求項14】 主信号と該主信号の解像度を補強する
    補強信号および識別信号とが時分割多重されている映像
    信号を、S−VHS方式のVTRで、EDTV−2方式
    の映像信号を記録または再生する記録再生装置におい
    て、 ノーマルVHSモード時は、前記補強信号をミュ−トし
    て記録または再生することを特徴とする補強信号記録お
    よび再生装置。
  15. 【請求項15】 選択的に広いまたは狭い帯域での記録
    ・再生を可能とする記録再生装置において、 主信号と該主信号の解像度を補強する補強信号および識
    別信号とが時分割多重されている映像信号を記録または
    再生する場合、前記補強信号と識別信号を記録・再生に
    は不十分な狭い帯域のモード時は、前記補強信号をミュ
    −トするとともに前記識別信号をミュ−トして記録また
    は再生してなることを特徴とする補強信号記録および再
    生装置。
JP7223551A 1995-08-31 1995-08-31 補強信号記録および再生装置 Withdrawn JPH0970023A (ja)

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