JPH0969893A - 通話料金の内線課金方法ならびにこれに用いるアカウントコード自動送出器,アカウントコード対応アダプタ及びアカウントコード自動送出アダプタ - Google Patents

通話料金の内線課金方法ならびにこれに用いるアカウントコード自動送出器,アカウントコード対応アダプタ及びアカウントコード自動送出アダプタ

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JPH0969893A
JPH0969893A JP22495095A JP22495095A JPH0969893A JP H0969893 A JPH0969893 A JP H0969893A JP 22495095 A JP22495095 A JP 22495095A JP 22495095 A JP22495095 A JP 22495095A JP H0969893 A JPH0969893 A JP H0969893A
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JP
Japan
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account code
telephone
exchange
extension
dial
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Withdrawn
Application number
JP22495095A
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English (en)
Inventor
Masahiko Fukui
雅彦 福井
Hideyuki Oikawa
英之 及川
Naotaka Takimoto
直孝 滝本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KDDI Corp
Original Assignee
Kokusai Denshin Denwa KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電話利用者が各電話機を特定するアカウント
コードを手動でダイヤル入力しなくても、アカウントコ
ードを自動的に新サービス用交換機へ送る。 【解決手段】 内線課金サービス用のダイヤル番号「0
0MN」を受信すると、新サービス用交換機NTSは内
線課金用発信音を端末側に送出し、その後にアカウント
コードを受信するとアカウントコードごとの課金をする
機能を有している。構内交換機PBXが回線L2 を選択
・接続しているときに、電話機T1 から内線課金番号を
有するダイヤル番号をダイヤルすると、アカウントコー
ド対応アダプタ200はそのダイヤル番号をNTS側に
送ると共に、内線課金番号が付加されていることを認識
してアカウントコード勧誘信号を端末側へ送出する。ア
カウントコード自動送出器100−1は、アカウントコ
ード勧誘信号を受信すると、T1 を特定するアカウント
コードを回線側に出力し、このアカウントコードは公衆
網PSTN及び国際交換機INTSを介してNTSに送
られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通話料金の内線課
金方法ならびにこれに用いるアカウントコード自動送出
器,アカウントコード対応アダプタ及びアカウントコー
ド自動送出アダプタに関し、電話利用者がアカウントコ
ードを手動でダイヤル入力しなくても、自動的にアカウ
ントコードを交換機に送るようにして、内線課金を可能
にしたものである。
【0002】
【従来の技術】電話利用者のうち事業所等では複数の電
話回線を有していることがあり、これら複数の電話回線
を効率的に利用するため、事業所等に構内交換機PBX
を備えたり、電話機としてボタン電話装置を採用したり
している。構内交換機PBXを備えた場合には、1つの
電話回線を切り換えて複数の電話機に接続することがで
きる。またボタン電話装置を採用した場合には、電話機
自体に付いている選択ボタンを押すことにより、複数回
線のうちの1回線を選択して通話することができる。
【0003】ここで、構内交換機PBXを備えた日本の
事業所から、海外へ国際電話をかけるときの、ネットワ
ーク構成及び動作を、図12を参照して概説する。同図
に示すように、事業所には構内交換機PBX及び複数の
電話機T1 ,T2 が備えられている。構内交換機PBX
は公衆網PSTN(Public Service Telephone Network
)に接続されている。公衆網PSTNは例えばNTT
(日本電信電話株式会社)の電話公衆網であり、市内交
換機LSや市外中継交換機TS,TTS等を有してい
る。そして公衆網PSTNは市外中継交換機TTS等を
介して国際交換機INTSに接続されている。更に国際
交換機INTSは国際回線INLを介して海外網OSN
に接続されている。なお、国際交換機INTSには新サ
ービス用交換機NTSが付加接続されることがある。
【0004】電話機T1 により、国際プレフィックス
(例えば国際電信電話株式会社(KDD)を利用する国
際プレフィック「001」)をダイヤルした後に、「国
番号」「市外局番」「市内局番」「着信側電話機番号」
を順にダイヤルすることにより、海外網の着信側電話機
との間で通話ができる。
【0005】電話利用者には、1月ごとの電話使用料金
が請求書に記載されて送られてくる。複数の電話機を有
する電話利用者の中には、各電話機(または内線番号)
ごとに分けて電話使用料金を知りたいという要望があっ
た。そこで各電話機(内線番号)ごとに分けて電話使用
料金を記載して請求をする、いわゆる「内線課金サービ
ス」がすでに実施されている。
【0006】ここで、「内線課金サービス」の利用形態
について、図12を参照して説明する。電話利用者は、
「内線課金サービス」を利用したいときには、例えば電
話機T1 により国際プレフィックスとして、「001」
の代わりに、「内線課金サービス」を利用することを示
す国際プレフィックス「00MN」を用いてダイヤルを
する。但し、M,Nは1〜9の数字のうち任意に決めた
数である。「00MN」に続き「国番号」「市外局番」
「市内局番」「着信側電話機番号」がダイヤルされると
新サービス用交換機NTSが作動して、内線課金用発信
音であるセカンドダイヤルトーン(「プップップッ…」
という音)が電話機T1 に送られてくる。電話利用者
は、セカンドダイヤルトーンが聞こえてきたら、アカウ
ントコード(例えば電話機T1 の内線番号)を付加ダイ
ヤルとしてダイヤルする。これにより新サービス用交換
機NTSでは、使用された回線のみならずどの電話機が
利用されたのかも認識することができ、各電話機(アカ
ウントコード)ごとの電話使用料金を課金して請求して
いる。
【0007】なお内線課金用発信音としては、前述した
セカンドダイヤルトーンの代わりに、付加ダイヤルをす
るよう音声でガイダンスする音声信号とすることも、技
術的に可能である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで上述した従来
技術では、各電話機を特定するアカウントコードを、利
用者が手動でダイヤル入力しなければならず面倒であっ
た。
【0009】本発明は、上記従来技術に鑑み、手動でア
カウントコードをダイヤルすることなく内線課金を実現
する通話料金の内線課金方法ならびにこれに用いるアカ
ウントコード自動送出器,アカウントコード対応アダプ
タ及びアカウントコード自動送出アダプタを提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の通話料金の内線課金方法は、複数の電話機と、1つ
の電話回線に対して複数の電話機の中の1つの電話機を
選択して接続する端末交換手段を有する端末設備と、内
線課金用番号を有するダイヤル番号を受信すると、セカ
ンドダイヤルトーンまたは音声ガイダンスである内線課
金用発信音を端末側に送出し、その後に特定の電話機を
示すアカウントコードを受信すると、同一の電話回線で
あってもアカウントコードごとに分けて通話料金を課金
する交換機とを、電話回線により接続した電話網の課金
方法であって、前記電話機の1つにより内線課金用番号
を有するダイヤル番号をダイヤルして送出すると、前記
端末設備と前記交換機との間の位置で内線課金用番号を
有していることを検出し、内線課金番号を有するダイヤ
ル番号を前記交換機に送出すると共に、アカウントコー
ド勧誘信号を端末側に送出し、ダイヤルをした前記電話
機と前記端末交換手段との間の位置で前記アカウントコ
ード勧誘信号を検出し、ダイヤルをした前記電話機を特
定するアカウントコードを前記交換機に送出することを
特徴とする。
【0011】また本発明の通話料金の内線課金方法は、
複数の電話機と、1つの電話回線に対して複数の電話機
の中の1つの電話機を選択して接続する端末交換手段を
有する端末設備と、内線課金用番号を有するダイヤル番
号を受信すると、セカンドダイヤルトーンまたは音声ガ
イダンスである内線課金用発信音を端末側に送出し、そ
の後に特定の電話機を示すアカウントコードを受信する
と、同一の電話回線であってもアカウントコードごとに
分けて通話料金を課金する交換機とを、電話回線により
接続した電話網の課金方法であって、前記電話機の1つ
によりあらかじめ設定した起動番号を有するダイヤル番
号をダイヤルして送出すると、前記端末設備と前記交換
機との間の位置で起動番号を有していることを検出し、
検出した起動番号を内線課金用番号に変換し、内線課金
番号を有するダイヤル番号を前記交換機に送出すると共
に、アカウントコード勧誘信号を端末側に送出し、ダイ
ヤルをした前記電話機と前記端末交換手段との間の位置
で前記アカウントコード勧誘信号を検出し、ダイヤルを
した前記電話機を特定するアカウントコードを前記交換
機に送出することを特徴とする。
【0012】また本発明のアカウントコード自動送出器
は、複数の電話機と、1つの電話回線に対して複数の電
話機の中の1つの電話機を選択して接続する端末交換手
段を有する端末設備と、内線課金用番号を有するダイヤ
ル番号を受信すると、セカンドダイヤルトーンまたは音
声ガイダンスである内線課金用発信音を端末側に送出
し、その後に特定の電話機を示すアカウントコードを受
信すると、同一の電話回線であってもアカウントコード
ごとに分けて通話料金を課金する交換機とを、電話回線
により接続した電話網の課金に用いる装置であって、前
記端末交換手段と複数の各電話機との間に介装されてお
り、各電話機を特定するアカウントコードが設定されて
おり、各電話機から送出された内線課金用番号を有する
ダイヤル番号を前記電話回線側に送出すると共に、電話
回線側からアカウントコード勧誘信号を受信すると、設
定されているアカウントコードを電話回線側に送出する
ことを特徴とする。
【0013】また本発明のアカウントコード自動送出器
は、複数の電話機と、1つの電話回線に対して複数の電
話機の中の1つの電話機を選択して接続する端末交換手
段を有する端末設備と、内線課金用番号を有するダイヤ
ル番号を受信すると、セカンドダイヤルトーンまたは音
声ガイダンスである内線課金用発信音を端末側に送出
し、その後に特定の電話機を示すアカウントコードを受
信すると、同一の電話回線であってもアカウントコード
ごとに分けて通話料金を課金する交換機とを、電話回線
により接続した電話網の課金に用いる装置であって、前
記端末交換手段と複数の各電話機との間に介装されてお
り、各電話機を特定するアカウントコードが設定されて
おり、各電話機から送出された起動番号を有するダイヤ
ル番号を前記電話回線側に送出すると共に、電話回線側
からアカウントコード勧誘信号を受信すると、設定され
ているアカウントコードを電話回線側に送出することを
特徴とする。
【0014】また本発明のアカウントコード対応アダプ
タは、複数の電話機と、1つの電話回線に対して複数の
電話機の中の1つの電話機を選択して接続する端末交換
手段を有する端末設備と、内線課金用番号を有するダイ
ヤル番号を受信すると、セカンドダイヤルトーンまたは
音声ガイダンスである内線課金用発信音を端末側に送出
し、その後に特定の電話機を示すアカウントコードを受
信すると、同一の電話回線であってもアカウントコード
ごとに分けて通話料金を課金する交換機とを、電話回線
により接続した電話網の課金に用いる装置であって、前
記端末設備と前記交換機とを接続する電話回線に介装さ
れており、前記電話機の1つにより送出された内線課金
用番号を有するダイヤル番号を受信すると、内線課金番
号を有するダイヤル番号を前記交換機に送出すると共
に、アカウントコード勧誘信号を端末側に送出し、端末
側からアカウントコードを受信するとこのアカウントコ
ードを前記交換機に送出することを特徴とする。
【0015】また本発明のアカウントコード対応アダプ
タは、複数の電話機と、1つの電話回線に対して複数の
電話機の中の1つの電話機を選択して接続する端末交換
手段を有する端末設備と、内線課金用番号を有するダイ
ヤル番号を受信すると、セカンドダイヤルトーンまたは
音声ガイダンスである内線課金用発信音を端末側に送出
し、その後に特定の電話機を示すアカウントコードを受
信すると、同一の電話回線であってもアカウントコード
ごとに分けて通話料金を課金する交換機とを、電話回線
により接続した電話網の課金に用いる装置であって、前
記端末設備と前記交換機とを接続する電話回線に介装さ
れており、前記電話機の1つにより送出された起動番号
を有するダイヤル番号を受信すると、起動番号を内線課
金番号に変換し、内線課金番号を有するダイヤル番号を
前記交換機に送出すると共に、アカウントコード勧誘信
号を端末側に送出し、端末側からアカウントコードを受
信するとこのアカウントコードを前記交換機に送出する
ことを特徴とする。
【0016】また本発明のアカウントコード自動送出ア
ダプタは、複数の電話機と、1つの電話回線に対して複
数の電話機の中の1つの電話機を選択して接続する端末
交換手段を有する端末設備と、内線課金用番号を有する
ダイヤル番号を受信すると、セカンドダイヤルトーンま
たは音声ガイダンスである内線課金用発信音を端末側に
送出し、その後に特定の電話機を示すアカウントコード
を受信すると、同一の電話回線であってもアカウントコ
ードごとに分けて通話料金を課金する交換機とを、電話
回線により接続した電話網の課金に用いる装置であっ
て、前記端末交換手段と複数の各電話機との間に介装さ
れており、各電話機を特定するアカウントコードが設定
されており、各電話機から送出された内線課金用番号を
有するダイヤル番号を前記電話回線側に送出すると共
に、全てのダイヤル番号を送出した後に、ダイヤルをし
た電話機を特定するアカウントコードを電話回線側に送
出することを特徴とする。
【0017】また本発明のアカウントコード自動送出ア
ダプタは、複数の電話機と、1つの電話回線に対して複
数の電話機の中の1つの電話機を選択して接続する端末
交換手段を有する端末設備と、内線課金用番号を有する
ダイヤル番号を受信すると、セカンドダイヤルトーンま
たは音声ガイダンスである内線課金用発信音を端末側に
送出し、その後に特定の電話機を示すアカウントコード
を受信すると、同一の電話回線であってもアカウントコ
ードごとに分けて通話料金を課金する交換機とを、電話
回線により接続した電話網の課金に用いる装置であっ
て、前記端末交換手段と複数の各電話機との間に介装さ
れており、各電話機を特定するアカウントコードが設定
されており、各電話機から送出された起動番号を有する
ダイヤル番号を前記電話回線側に送出すると共に、すべ
てのダイヤル番号を送出した後に、ダイヤルをした電話
機を特定するアカウントコードを電話回線側に送出する
ことを特徴とする。
【0018】本発明では、内線課金用番号が付加された
ダイヤル番号をダイヤルするだけで、利用した電話機を
特定するアカウントコードが自動的に交換機に送出され
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例を図面に基
づき詳細に説明する。
【0020】<発明の概要構成>まずはじめに、本発明
のシステム構成及び動作状態の一例の概要を先に説明す
る。システム構成は図1のようになっている。即ち、事
業所には、複数回線(本例では2回線L1 ,L2 が接続
された構内交換機PBX及び複数台(本例では2台)の
電話機T1 ,T2 (両方を代表するときは「T」とす
る)が備えられており、電話機T1 ,T2 と構内交換機
PBXとを接続する各内線には、それぞれアカウントコ
ード自動送出器100−1,100−2(両方を代表す
るときは「100」とする)が介装されている。アカウ
ントコード自動送出器100−1には電話機T1 のアカ
ウントコード(内線番号等)が設定されており、アカウ
ントコード自動送出器100−2には電話機T2 のアカ
ウントコードが設定されている。アカウントコード自動
送出器100の外形構造は、図2に示すように筐体状
(30×50×70mm程度)となっており、両端面に
モジュラージャックを備えている。このためアカウント
コード自動送出器100は、モジュラープラグにより簡
単に、電話機Tや構内交換機PBXに接続することがで
きる。
【0021】構内交換機PBXと公衆網PSTNの市内
交換機LSとを結ぶ2回線の電話回線L1 ,L2 のう
ち、一方の電話回線L2 には、アカウントコード対応ア
ダプタ200が介装されている。アカウントコード対応
アダプタ200は構内交換機PBXと国際交換機INT
Sとを結ぶライン中の任意位置に設置しておけばよく、
例えば図1の例に示すように事業所内に設置したり、ま
たは国際交換機INTSがある国際局(例えばKDDの
局)内に設置したりすることができる。
【0022】なお図1においてNTSは新サービス用交
換機、INLは国際回線、OSNは海外網である。
【0023】次に動作状態を、図1及び図3を参照して
概略説明する。ここでは電話機T1を用いており、構内
交換機PBXは電話回線L2 を選択・接続しており、新
サービス用交換機NTSにより内線課金サービス(具体
的には前述した「らくらくアカウント」)ができるよう
になっているものとする。
【0024】電話機T1 の送受器(ハンドセット)を上
げオフフックすることにより、電話機T1 と構内交換機
PBXの間の直流ループが閉結される。電話利用者は、
内線課金サービス用の国際プレフィックス「00MN」
に続き「相手電話番号(=「国番号」+「市外局番」+
「市内局番」+「着信側電話機番号」)」をダイヤルす
る。このダイヤル番号「00MN+相手電話番号」は構
内交換機PBXに送られる。
【0025】交換機LSに対して端末機器となっている
構内交換機PBXがオフフック状態となると、ダイヤル
トーンDTが交換機LSから構内交換機PBXに送ら
れ、構内交換機PBXと交換機LSの間の直流ループが
閉結される。そして構内交換機PBXは受けたダイヤル
番号を順次出力する。
【0026】アカウントコード対応アダプタ200は、
受信したダイヤル番号の先頭の2桁が「00」の場合に
は回線を切り分ける。その後は続けて受信する信号を、
監視・一旦保持した後、順次出力する。つまり「MN」
を受信すると内線課金番号であることを識別し、一旦保
持した後に「MN」を出力し、「相手電話番号」を受信
するとこれを一旦保持した後に「相手電話番号」を順次
出力する。アカウントコード対応アダプタ200から出
力された「00MN+相手電話番号」は、交換機LSを
介して国際交換機INTSへ送られる。
【0027】なお切り分けた後に「起動番号X(これは
あらかじめ設定した任意の数)」を受けたらこの起動番
号「X」を「MN」に変換して出力するようなプログラ
ムを、アカウントコード対応アダプタ200に設定して
おけば、電話利用者は「00X+相手電話番号」をダイ
ヤルするだけで、アカウントコード対応アダプタ200
からは「00MN+相手電話番号」が順次出力される。
【0028】アカウントコード対応アダプタ200は、
相手電話番号を出力した後、アカウントコード勧誘信号
αを、アカウントコード自動送出器100−1に向けて
送る。なお、アカウントコード対応アダプタ200は、
新サービス用交換機NTSからのセカンドダイヤルトー
ンSDTを受信するが、このセカンドダイヤルトーンS
DTは、電話機T1 側に出力しない。
【0029】アカウントコード自動送出器100−1
は、アカウントコード勧誘信号αを受信すると、あらか
じめ設定されているアカウントコードβ1 (電話機T1
の内線番号等)を出力する。アカウントコード対応アダ
プタ200は、アカウントコードβ1 を受信すると、こ
のアカウントコードβ1 を、交換機LSを介して新サー
ビス用交換機NTSに送った後、回線を切り戻す。この
ため、新サービス用交換機NTSでは、電話機T1 のア
カウントコードβ1 を認識することができる。
【0030】国際交換機INTSにより着信側電話機を
呼び出しているときには、呼出音RBTが電話機T1
送られる。そして着信側電話機がオフフックされること
により通話が行なわれる。
【0031】上述したように電話利用者は電話機T1
より「00MN+相手電話番号」または「00X+相手
電話番号」(但しXはプリセットした起動番号)をダイ
ヤルしているだけであるが、アカウントコード自動送出
器100−1とアカウントコード対応アダプタ200が
協調動作することにより、電話機T1 のアカウントコー
ドβ1 が新サービス用交換機NTSに自動的に送られ
る。このため電話利用者がアカウントコードを手動でダ
イヤル入力しなくても、内線課金が実行できる。
【0032】なお図1において構内交換機PBXが電話
回線L1 を選択・接続しているときにはアカウントコー
ド自動送出器100及びアカウントコード対応アダプタ
200は起動せず、従来と同様の手順により電話操作を
行なって通話ができる。
【0033】<第1実施例>次に本発明の第1実施例を
説明する。図4は第1実施例のシステム構成を示し、図
5は第1実施例で用いる2線式のアカウントコード自動
送出器100の構成を示し、図6は第1実施例で用いる
2線式のアカウントコード対応アダプタ200の構成を
示す。
【0034】図4に示すように、電話利用者である事業
所には、複数台の電話機T1 ,T2,…Tn 、複数台の
アカウントコード自動送出器100−1,100−2,
…100−n、2つの回線L1 ,L2 が接続された構内
交換機PBX、電話回線L2に接続されたアカウントコ
ード対応アダプタ200が備えられている。各アカウン
トコード自動送出器100−1,100−2,…100
−nにはそれぞれ電話機T1 ,T2 ,…Tn のアカウン
トコードβ1 ,β2 ,…βn (内線番号等)が設定され
ている。なおLSは公衆網の交換機、INTSは国際交
換機、NTSは新サービス用交換機であり、国際交換機
INTS及び新サービス用交換機NTSにより内線課金
サービスができるようになっている。
【0035】アカウントコード自動送出器100は、図
5に示すように、電話機Tに接続される端末インターフ
ェース部(モジュラージャック)101と、構内交換機
PBXに接続される回線インターフェース部(モジュラ
ージャック)102と、通信用直流電圧を基に供給電圧
を出力する電源供給部103と、勧誘信号検出/アカウ
ントコード送出部104と、制御/メモリ部105を有
している。制御/メモリ部105内のROMには、各電
話機に対応してアカウントコード(内線番号等)βが、
あらかじめ設定されている。
【0036】アカウントコードβの設定は、次のいずれ
かの方法により行う。 (1)アカウントコードβをROMに焼き付け、ROM
の差し替えによりアカウントコードβを設定する。 (2)外部設定端子(インターフェース部101,10
2とは別の端子)を備え、この外部設定端子に設定専用
ツールを接続し、設定専用ツールから内部ROMにアカ
ウントコードβを書き込む。 (3)インターフェース部101,102の一方に設定
専用ツールを接続し、設定専用ツールから内部ROMに
アカウントコードβを書き込む。
【0037】一方、アカウントコード対応アダプタ20
0は、図6に示すように、構内交換機PBXに接続され
る端末インターフェース部201と、交換機LSに接続
される回線インターフェース部202と、ループ/極性
/DP(ダイヤルパルス)信号検出部203と、DP信
号検出部204と、DTMF(Dual Tone Multi - Frequ
ency) 信号検出部205と、勧誘信号送出/アカウント
コード検出部206と、可聴音信号送出部207と、ル
ープ電流供給部208と、DTMF信号送出部209
と、可聴音信号検出部210と、制御/メモリ部211
と、電源供給部212と、リレーRL1 ,RL2 を有し
ている。なお制御/メモリ部211に、起動番号Xをあ
らかじめ設定しておくこともある。
【0038】ここで、図4,図5,図6に示す第1実施
例において、電話利用者が電話機Tにより「00X+相
手電話番号」(但しXは、あらかじめ設定してある起動
番号)または「00MN+相手電話番号」をダイヤルし
たときの動作状態について説明する。
【0039】初期状態ではアカウントコード対応アダプ
タ200のリレーRL1 ,RL2 は投入状態(回線の切
り戻し状態)になっており、構内交換機PBXと交換機
LSとの間の直流ループの閉結(PBXのオフフック状
態)を、ループ/極性/DP信号検出部203により検
出する。PBXのオフフック状態を検出した後は、送ら
れてくるダイヤル番号を、ループ/極性/DP信号検出
部203またはDTMF信号検出部205により監視す
る。つまり回転形ダイヤルを備えた電話機Tによるダイ
ヤル番号はループ/極性/DP信号検出部203により
検出し、押しボタンダイヤルを備えた電話機Tによるダ
イヤル番号はDTMF信号検出部205により検出する
ようにしている。
【0040】端末側(PBX側)から送られてくるダイ
ヤル番号を、ループ/極性/DP信号検出部203また
はDTMF信号検出部205により受信し、ダイヤル番
号の先頭の2桁が「00」であるかどうかの判定を行
う。
【0041】ダイヤル番号「00」を検出したらリレー
RL1 ,RL2 を開放状態(回線の切り分け状態)にし
て端末側(PBX側)と回線側(LS側)を切断し、ル
ープ電流供給部208により端末側への電流供給を開始
する。以降は、端末側から送られてくるダイヤル番号
を、DP信号検出部204(回転形ダイヤルの場合)や
DTMF信号検出部205(押しボタンダイヤルの場
合)により受信・判定・蓄積する。
【0042】ダイヤル番号「00」に続くダイヤル番号
が起動番号「X」であることを判定したら、内線課金番
号である「MN」を、DTMF信号送出部209の作動
またはリレーRL2 の断続により回線側に送出する。即
ち、内線課金番号「MN」をPB信号により出力すると
きにはDTMF信号送出部209を作動させ、内線課金
番号「MN」をDP信号により出力するときにはリレー
RL2 の断続をさせる。
【0043】なおダイヤル番号「00」に続くダイヤル
番号が内線課金番号「MN」であることを判定したとき
にも、DTMF信号送出部209の作動またはリレーR
2の断続により、内線課金番号「MN」を回線側に出
力する。
【0044】内線課金番号「MN」を出力した後は、D
P信号検出部204またはDTMF信号検出部205で
蓄積した「相手電話番号」と同じ「相手電話番号」を、
リレーRL2 の断続やDTMF信号送出部209の作動
により、順次回線側に送出する。
【0045】「相手電話番号」を回線側に送出したら、
勧誘信号送出/アカウントコード検出部206から端末
側へアカウントコード勧誘信号αを送出し、送出後は勧
誘信号送出/アカウントコード検出部206はアカウン
トコード受信・監視状態に移行する。
【0046】アカウントコード対応アダプタ200の回
線側では、リレーRL2 やDTMF信号送出部209に
より「相手電話番号」を全て送出した後に、可聴音信号
検出部210が、交換機LSを介して新サービス用交換
機NTSから送出されてくる内線課金用発信音であるセ
カンドダイヤルトーンSDTを監視する状態に移行す
る。なおセカンドダイヤルトーンSDTの代わりに新サ
ービス用交換機NTSから音声ガイダンスが送出されて
くるシステムでは、可聴音信号検出部210で音声ガイ
ダンスを検出できるようにする。
【0047】一方、アカウントコード自動送出器100
では、アカウントコード対応アダプタ200の勧誘信号
送出/アカウントコード検出部205から送出されたア
カウントコード勧誘信号αを、勧誘信号検出/アカウン
トコード送出部104が検出する。アカウントコード勧
誘信号αを検出したら、勧誘信号検出/アカウントコー
ド送出部104は、制御/メモリ部105に設定されて
いるアカウントコードβを、アカウントコード対応アダ
プタ200側へ送出する。
【0048】アカウントコード対応アダプタ200で
は、アカウントコード自動送出器100から送出されて
くるアカウントコードβを、勧誘信号送出/アカウント
コード検出部206により検出する。検出部206によ
りアカウントコードβを検出したら、DTMF信号送出
部209は、可聴音信号検出部210がセカンドダイヤ
ルトーンSDTを検出したことを条件に、検出されたア
カウントコードβと同じアカウントコードβを回線側ひ
いては交換機LSを介して新サービス用交換機NTSへ
送り、リレーRL1 ,RL2 を投入状態(回線の切り戻
し状態)にする。これによりアカウントコード対応アダ
プタ200はスルー接続状態となり、電話機Tと相手電
話機との間で通話ができる。
【0049】上述したように第1実施例では、電話利用
者が手動でアカウントコードを付加ダイヤルとしてダイ
ヤル入力しなくても、アカウントコード自動送出器10
0とアカウントコード対応アダプタ200が協調動作す
ることにより、各電話機Tごとのアカウントコードβが
新サービス用交換機NTSに自動的に送出される。この
ため各電話機Tごとの「内線課金」が実行できる。
【0050】<第2実施例>次に本発明の第2実施例を
説明する。図7は第2実施例のシステム構成を示し、図
8は第2実施例で用いる2線式のアカウントコード自動
送出アダプタ300を示す。アカウントコード自動送出
アダプタ300は、第1実施例におけるアカウントコー
ド自動送出器100の機能とアカウントコード対応アダ
プタ200の機能を併せ持ち、一体構造としたものであ
る。
【0051】図7に示すように第2実施例では、事業所
内において、各電話機T1 ,T2 ,…Tn と構内交換機
PBXとの間に、1台のアカウントコード自動送出アダ
プタ300が接続されている。このアカウントコード自
動送出アダプタ300には、各電話機T1 ,T2 ,…T
n ごとのアカウントコードβ1 ,β2 ,…βn が設定さ
れている。
【0052】アカウントコード自動送出アダプタ300
は、図8に示すように、電話機T1,T2 ,…Tn に接
続される端末インターフェース部301と、構内交換機
PBXに接続される回線インターフェース部302と、
ループ/極性/DP信号検出部303と、DP信号検出
部304と、DTMF信号検出部305と、可聴音信号
送出部307と、ループ電流供給部308と、DTMF
信号送出部310と、可聴音信号検出部311と、制御
/メモリ部312と、電源供給部313と、リレーRL
1 ,RL2 を有している。なお制御/メモリ部312
に、起動番号Xをあらかじめ設定しておくこともある。
【0053】ここで、図7,図8に示す第2実施例にお
いて、電話利用者が電話機T1 により「00X+相手電
話番号」(但しXは、あらかじめ設定してある起動番
号)または「00MN+相手電話番号」をダイヤルした
ときの動作状態について説明する。
【0054】電話機T1 のハンドセットをオフフックす
ると、電話機T1 と構内交換機PBXとの間の直流ルー
プの閉結(T1 のオフフック状態)を、ループ/極性/
DP信号検出部303により検出する。電話機T1 のオ
フフック状態を検出した後は、送られてくるダイヤル番
号を、ループ/極性/DP信号検出部303またはDT
MF信号検出部305により監視する。
【0055】端末側(T1 側)から送られてくるダイヤ
ル番号を、ループ/極性/DP信号検出部303または
DTMF信号検出部305により受信し、ダイヤル番号
の先頭の2桁が「00」であるかどうかの判定を行う。
【0056】ダイヤル番号「00」を検出したらリレー
RL1 ,RL2 を開放状態(回線の切り分け状態)にし
て端末側(T1 側)と回線側(PBX側)を切断し、ル
ープ電流供給部308により端末側への電流供給を開始
する。以降は、端末側から送られてくるダイヤル番号
を、DP信号検出部304やDTMF信号検出部305
により受信・判定・蓄積する。
【0057】ダイヤル番号「00」に続くダイヤル番号
が起動番号「X」であることを判定したら、内線課金番
号である「MN」を、DTMF信号送出部310の作動
またはリレーRL2 の断続により回線側に送出する。
【0058】なお、ダイヤル番号「00」に続くダイヤ
ル番号が内線課金番号「MN」であることを判定したと
きにも、DTMF信号送出部310の作動またはリレー
RL 2 の断続により、内線課金番号「MN」を回線側に
出力する。
【0059】内線課金番号「MN」を出力した後は、D
P信号検出部304またはDTMF信号検出部305で
蓄積した「相手電話番号」と同じ「相手電話番号」を、
リレーRL2 の断続やDTMF信号送出部310の作動
により、順次回線側に送出する。
【0060】アカウントコード自動送出アダプタ300
の回線側では、リレーRL2 やDTMF信号送出部31
0により「相手電話番号」を全て送出した後に、可聴音
信号検出部311が、交換機LS及び構内交換機PBX
を介して新サービス用交換機NTSから送出されてくる
内線課金用発信音であるセカンドダイヤルトーンSDT
を監視する状態に移行する。
【0061】可聴音信号311がセカンドダイヤルトー
ンSDTを受信したら、DTMF信号送出部310は、
電話機T1 用に設定したアカウントコードβ1 を回線側
ひいては構内交換機PBX及び交換機LSを介して新サ
ービス用交換機NTSへ送り、リレーRL1 ,RL2
投入状態(回線の切り戻し状態)にする。これによりア
カウントコード自動送出アダプタ300はスルー接続状
態となり、電話機T1と相手電話機との間で通話ができ
る。
【0062】上述したように第2実施例では、電話利用
者が手動でアカウントコードを付加ダイヤルとしてダイ
ヤル入力しなくても、アカウントコード自動送出アダプ
タ300の作動により各電話機T1 ,T2 ,…Tn ごと
のアカウントコードβ1 ,β 2 ,…βn が新サービス用
交換機NTSに自動的に送出される。このため各電話機
Tごとの「内線課金」が実行できる。更に第2実施例で
は、一体構造となっている一台のアカウントコード自動
送出アダプタ300を取り付けるだけであるので、取付
作業が一括して簡単にできる。
【0063】<第3実施例>次に本発明の第3実施例を
説明する。図9は第3実施例のシステム構成を示し、図
10は第3実施例で用いる2線式のアカウントコード自
動送出器400を示し、図11は第3実施例で用いる4
線式のアカウントコード対応アダプタ500を示す。
【0064】図9に示すように第3実施例では、事業所
内に、複数台の電話機T1 ,T2 ,…Tn 、複数台のア
カウントコード自動送出器400−1,400−2,…
400−n、構内交換機PBX、6線/4線変換器IB
R、アカウントコード対応アダプタ500が備えられて
いる。更に事業所の端末であるアカウントコード対応ア
ダプタ500は、4線(4本)の電線(送り線が2本で
受け線が2本の合計4本の電線により1回線が構成され
ている)により国際加入者線用交換機KLSに接続され
ている。国際加入者線用交換機KLSは、新サービス用
交換機INTSに接続されている。
【0065】4線式の電話回線は、一般の公衆網PST
Nには使用されておらず、国際加入者線用交換機KLS
と端末設備とを接続するときなどに用いられている。一
般に4線式の電話回線では、端末設備がオンフック状態
になっているときには、2本の送り線により端末設備か
ら国際加入者線用交換機KLSに向けて2600Hzの
単一周波数信号SFを送ると共に、2本の受け線により
国際加入者線用交換機KLSから端末設備に向けて26
00Hz の単一周波数信号SFを送る。端末設備がオフ
フック状態になると、国際加入者線用交換機KLSから
端末設備への単一周波数信号SFの送出は継続される
が、端末設備から国際加入者線用交換機KLSへの単一
周波数信号SFの送出は停止する。したがって送り線の
単一周波数信号SFが先に切断したときには発信である
と判定でき、受け線の単一周波数信号SFが先に切断し
たときには着信であると判定できる。なお単一周波数信
号SFの断続により、選択信号(ダイヤルパルス信号)
を作っている。
【0066】また構内交換機PBXと6線/4線変換器
IBRとの間は6本の電線により接続しており、4本の
電線は通話用に用い、残り2本の電線は情報送受用に用
いる。
【0067】アカウントコード自動送出器400は、図
10に示すように、電話機Tに接続される端末インター
フェース部(モジュラージャック)401と、構内交換
機PBXに接続される回線インターフェース部(モジュ
ラージャック)402と、通信用直流電圧を基に供給電
圧を出力する電源供給部403と、勧誘信号検出/アカ
ウントコード送出部404と、制御/メモリ部405を
有している。制御/メモリ部405内のROMには、各
電話機に対応してアカウントコード(内線番号等)β
が、あらかじめ設定されている。結局、アカウントコー
ド自動送出器400は、図5に示す第1実施例のアカウ
ントコード自動送出器100と同様な構成となってい
る。
【0068】一方、アカウントコード対応アダプタ50
0は、図11に示すように、6線/4線変換器IBRに
接続される端末インターフェース部501と、交換機L
S側の回線に接続される回線インターフェース部502
と、SF信号検出部503と、DTMF信号検出部50
4と、アカウントコード検出部505と、DTMF信号
送出部506と、SF信号送出部507と、SF信号送
出部508と、勧誘信号送出部509と、可聴音信号送
出部510と、可聴音信号検出部511と、SF信号検
出部512と、制御/メモリ部513と、電源供給部5
14と、リレーRL1 ,RL2 と、送り線LS1,LS2
受け線LR1,LR2を有している。なお制御/メモリ部5
13には起動信号Xを付加した国際プレフィックス「0
0X」をあらかじめ設定しておくこともある。
【0069】ここで、図9,図10,図11に示す第3
実施例において、電話利用者が電話機Tにより「00X
+相手電話番号」(但しXは、あらかじめ設定してある
起動番号)または「00MN+相手電話番号」をダイヤ
ルしたときの動作状態について説明する。
【0070】初期状態ではアカウントコード対応アダプ
タ500のリレーRL1 ,RL2 は投入状態(回線の切
り戻し状態)になっており、SF信号検出部503が単
一信号周波数信号SFの切断を検出することにより構内
交換機PBXのオフフック状態を検出する。PBXのオ
フフック状態を検出したらリレーRL1 を開放状態(回
線の切り分け状態)にすると共に、PBXのオフフック
状態を検出した後は、送られてくるダイヤル番号を、S
F信号検出部503またはDTMF信号検出部504に
より受信・蓄積する。つまり回転形ダイヤルを備えた電
話機Tによるダイヤル番号はSF信号検出部503によ
り検出し、押しボタンダイヤルを備えた電話機Tによる
ダイヤル番号はDTMF信号検出部504により検出す
るようにしている。
【0071】端末側からのダイヤル番号の1桁目を受信
・蓄積したら、リレーRL2 を開放状態(回線の切り分
け状態)にすると同時に、SF信号送出部508を起動
して端末側に単一周波数信号SFを送出する。このため
リレーRL2 を開放して受け線LR1,LR2を切り分けて
も、端末側では単一周波数信号SFを継続して受信する
ことができる。
【0072】2桁目以降のダイヤル番号は、ダイヤル終
了まで制御/メモリ部513に蓄積し、1桁目のダイヤ
ル番号と併せて番号監視を行う。
【0073】端末側から送られてくるダイヤル番号が、
制御/メモリ部513に予め記憶されている「00X」
と一致した場合には、SF信号送出部507またはDT
MF信号送出部506により「00MN」を回線側に送
出し、以後、起動番号に続く相手電話番号の送出を開始
する。なおダイヤル番号を、DP信号により送出すると
きにはSF信号送出部507の断続動作を作動させ、P
B信号により送出するときにはDTMF信号送出部50
6を作動させる。
【0074】なお蓄積したダイヤル番号の先頭の4桁が
「00MN」であるときには、SF信号送出部507ま
たはDTMF信号送出部506により、「00MN+相
手電話番号」を順次回線側に出力する。
【0075】相手電話番号を出力したら、勧誘信号送出
部509から端末側へアカウントコード勧誘信号αを送
出すると共にアカウントコード検出部505によるアカ
ウントコード受信・監視を開始する。
【0076】アカウントコード対応アダプタ500の回
線側では、蓄積したダイヤル番号を全て送出した後に、
可聴音信号検出部511が、新サービス用交換機NTS
から送出されてくる内線課金用発信音であるセカンドダ
イヤルトーンSDTの監視を開始する。なおセカンドダ
イヤルトーンSDTの代わりに新サービス用交換機NT
Sから音声ガイダンスが送出されてくるシステムでは、
可聴音信号検出部511で音声ガイダンスを検出できる
ようにする。
【0077】一方、アカウントコード自動送出器400
では、アカウントコード対応アダプタ500の勧誘信号
送出部509から送出されたアカウントコード勧誘信号
αを、勧誘信号検出/アカウントコード送出部404が
検出する。アカウントコード勧誘信号αを検出したら、
勧誘信号検出/アカウントコード送出部404は、制御
/メモリ部405に設定されているアカウントコードβ
を、アカウントコード対応アダプタ500側へ送出す
る。
【0078】アカウントコード対応アダプタ500で
は、アカウントコード自動送出器400から送出されて
くるアカウントコードβを、アカウントコード検出部5
05により検出する。検出部505によりアカウントコ
ードβを検出したら、DTMF信号送出部506は、可
聴音信号検出部511がセカンドダイヤルトーンSDT
を検出したことを条件に、検出されたアカウントコード
βと同じアカウントコードβを回線側ひいては新サービ
ス用交換機NTSへ送り、リレーRL1 ,RL2を投入
状態(回線の切り戻し状態)にする。これによりアカウ
ントコード対応アダプタ500はスルー接続状態とな
り、電話機Tと相手電話機との間で通話ができる。
【0079】上述したように第3実施例では、電話利用
者が手動でアカウントコードを付加ダイヤルとしてダイ
ヤル入力しなくても、2線式のアカウントコード自動送
出器400と4線式のアカウントコード対応アダプタ5
00が協調動作することにより、4線式の電話回線にお
いても各電話機Tごとのアカウントコードβが交換機N
TSに自動的に送出される。このため各電話機Tごとの
「内線課金」が実行できる。
【0080】なお上記実施例では、端末設備(事業所)
内において1つの電話回線に対し複数の電話機の中から
1台の電話機を選択して接続する端末交換手段としてP
BXを用いた例を示したが、端末交換手段としてボタン
電話装置を用いることもできる。
【0081】
【発明の効果】以上実施例と共に具体的に説明したよう
に、本発明によれば電話利用者がアカウントコードを手
動でダイヤル入力しなくても、アカウントコードが自動
的に交換機に送出され、内線課金を実行することができ
る。つまり電話利用者はアカウントコードを意識しなく
ても、内線課金が実現でき便利になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステム構成を示す構成図。
【図2】アカウントコード自動送出器を示す斜視図。
【図3】本発明の動作状態を示す説明図。
【図4】本発明の第1実施例のシステム構成を示す構成
図。
【図5】第1実施例で用いるアカウントコード自動送出
器を示す構成図。
【図6】第1実施例で用いるアカウントコード対応アダ
プタを示す構成図。
【図7】本発明の第2実施例のシステム構成を示す構成
図。
【図8】第2実施例で用いるアカウントコード自動送出
アダプタを示す構成図。
【図9】本発明の第3実施例のシステム構成を示す構成
図。
【図10】第3実施例で用いるアカウントコード自動送
出器を示す構成図。
【図11】第3実施例で用いるアカウントコード対応ア
ダプタを示す構成図。
【図12】国際電話のネットワーク構成を示す構成図。
【符号の説明】
100,100−1,100−2 アカウントコード自
動送出器 200 アカウントコード対応アダプタ 300 アカウントコード自動送出アダプタ 400,400−1,400−2,400−n アカウ
ントコード自動送出器 500 アカウントコード対応アダプタ PBX 構内交換機 T1 ,T2 電話機 PSTN 公衆網 LS 市内交換機 KLS 国際加入者線用交換機 TS,TTS 市外中継交換機 INTS 国際交換機 INL 国際回線 OSN 海外網 NTS 新サービス用交換機 L1 ,L2 電話回線 DT ダイヤルトーン SDT セカンドダイヤルトーン RBT 呼出音 α アカウントコード勧誘信号 β アカウントコード

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電話機と、1つの電話回線に対し
    て複数の電話機の中の1つの電話機を選択して接続する
    端末交換手段を有する端末設備と、 内線課金用番号を有するダイヤル番号を受信すると、セ
    カンドダイヤルトーンまたは音声ガイダンスである内線
    課金用発信音を端末側に送出し、その後に特定の電話機
    を示すアカウントコードを受信すると、同一の電話回線
    であってもアカウントコードごとに分けて通話料金を課
    金する交換機とを、 電話回線により接続した電話網の課金方法であって、 前記電話機の1つにより内線課金用番号を有するダイヤ
    ル番号をダイヤルして送出すると、前記端末設備と前記
    交換機との間の位置で内線課金用番号を有していること
    を検出し、内線課金番号を有するダイヤル番号を前記交
    換機に送出すると共に、アカウントコード勧誘信号を端
    末側に送出し、 ダイヤルをした前記電話機と前記端末交換手段との間の
    位置で前記アカウントコード勧誘信号を検出し、ダイヤ
    ルをした前記電話機を特定するアカウントコードを前記
    交換機に送出することを特徴とする通話料金の内線課金
    方法。
  2. 【請求項2】 複数の電話機と、1つの電話回線に対し
    て複数の電話機の中の1つの電話機を選択して接続する
    端末交換手段を有する端末設備と、 内線課金用番号を有するダイヤル番号を受信すると、セ
    カンドダイヤルトーンまたは音声ガイダンスである内線
    課金用発信音を端末側に送出し、その後に特定の電話機
    を示すアカウントコードを受信すると、同一の電話回線
    であってもアカウントコードごとに分けて通話料金を課
    金する交換機とを、 電話回線により接続した電話網の課金方法であって、 前記電話機の1つによりあらかじめ設定した起動番号を
    有するダイヤル番号をダイヤルして送出すると、前記端
    末設備と前記交換機との間の位置で起動番号を有してい
    ることを検出し、検出した起動番号を内線課金用番号に
    変換し、内線課金番号を有するダイヤル番号を前記交換
    機に送出すると共に、アカウントコード勧誘信号を端末
    側に送出し、 ダイヤルをした前記電話機と前記端末交換手段との間の
    位置で前記アカウントコード勧誘信号を検出し、ダイヤ
    ルをした前記電話機を特定するアカウントコードを前記
    交換機に送出することを特徴とする通話料金の内線課金
    方法。
  3. 【請求項3】 複数の電話機と、1つの電話回線に対し
    て複数の電話機の中の1つの電話機を選択して接続する
    端末交換手段を有する端末設備と、 内線課金用番号を有するダイヤル番号を受信すると、セ
    カンドダイヤルトーンまたは音声ガイダンスである内線
    課金用発信音を端末側に送出し、その後に特定の電話機
    を示すアカウントコードを受信すると、同一の電話回線
    であってもアカウントコードごとに分けて通話料金を課
    金する交換機とを、 電話回線により接続した電話網の課金に用いる装置であ
    って、 前記端末交換手段と複数の各電話機との間に介装されて
    おり、各電話機を特定するアカウントコードが設定され
    ており、各電話機から送出された内線課金用番号を有す
    るダイヤル番号を前記電話回線側に送出すると共に、電
    話回線側からアカウントコード勧誘信号を受信すると、
    設定されているアカウントコードを電話回線側に送出す
    ることを特徴とするアカウントコード自動送出器。
  4. 【請求項4】 複数の電話機と、1つの電話回線に対し
    て複数の電話機の中の1つの電話機を選択して接続する
    端末交換手段を有する端末設備と、 内線課金用番号を有するダイヤル番号を受信すると、セ
    カンドダイヤルトーンまたは音声ガイダンスである内線
    課金用発信音を端末側に送出し、その後に特定の電話機
    を示すアカウントコードを受信すると、同一の電話回線
    であってもアカウントコードごとに分けて通話料金を課
    金する交換機とを、 電話回線により接続した電話網の課金に用いる装置であ
    って、 前記端末交換手段と複数の各電話機との間に介装されて
    おり、各電話機を特定するアカウントコードが設定され
    ており、各電話機から送出された起動番号を有するダイ
    ヤル番号を前記電話回線側に送出すると共に、電話回線
    側からアカウントコード勧誘信号を受信すると、設定さ
    れているアカウントコードを電話回線側に送出すること
    を特徴とするアカウントコード自動送出器。
  5. 【請求項5】 複数の電話機と、1つの電話回線に対し
    て複数の電話機の中の1つの電話機を選択して接続する
    端末交換手段を有する端末設備と、 内線課金用番号を有するダイヤル番号を受信すると、セ
    カンドダイヤルトーンまたは音声ガイダンスである内線
    課金用発信音を端末側に送出し、その後に特定の電話機
    を示すアカウントコードを受信すると、同一の電話回線
    であってもアカウントコードごとに分けて通話料金を課
    金する交換機とを、 電話回線により接続した電話網の課金に用いる装置であ
    って、 前記端末設備と前記交換機とを接続する電話回線に介装
    されており、前記電話機の1つにより送出された内線課
    金用番号を有するダイヤル番号を受信すると、内線課金
    番号を有するダイヤル番号を前記交換機に送出すると共
    に、アカウントコード勧誘信号を端末側に送出し、端末
    側からアカウントコードを受信するとこのアカウントコ
    ードを前記交換機に送出することを特徴とするアカウン
    トコード対応アダプタ。
  6. 【請求項6】 複数の電話機と、1つの電話回線に対し
    て複数の電話機の中の1つの電話機を選択して接続する
    端末交換手段を有する端末設備と、 内線課金用番号を有するダイヤル番号を受信すると、セ
    カンドダイヤルトーンまたは音声ガイダンスである内線
    課金用発信音を端末側に送出し、その後に特定の電話機
    を示すアカウントコードを受信すると、同一の電話回線
    であってもアカウントコードごとに分けて通話料金を課
    金する交換機とを、 電話回線により接続した電話網の課金に用いる装置であ
    って、 前記端末設備と前記交換機とを接続する電話回線に介装
    されており、前記電話機の1つにより送出された起動番
    号を有するダイヤル番号を受信すると、起動番号を内線
    課金番号に変換し、内線課金番号を有するダイヤル番号
    を前記交換機に送出すると共に、アカウントコード勧誘
    信号を端末側に送出し、端末側からアカウントコードを
    受信するとこのアカウントコードを前記交換機に送出す
    ることを特徴とするアカウントコード対応アダプタ。
  7. 【請求項7】 複数の電話機と、1つの電話回線に対し
    て複数の電話機の中の1つの電話機を選択して接続する
    端末交換手段を有する端末設備と、 内線課金用番号を有するダイヤル番号を受信すると、セ
    カンドダイヤルトーンまたは音声ガイダンスである内線
    課金用発信音を端末側に送出し、その後に特定の電話機
    を示すアカウントコードを受信すると、同一の電話回線
    であってもアカウントコードごとに分けて通話料金を課
    金する交換機とを、 電話回線により接続した電話網の課金に用いる装置であ
    って、 前記端末交換手段と複数の各電話機との間に介装されて
    おり、各電話機を特定するアカウントコードが設定され
    ており、各電話機から送出された内線課金用番号を有す
    るダイヤル番号を前記電話回線側に送出すると共に、全
    てのダイヤル番号を送出した後に、ダイヤルをした電話
    機を特定するアカウントコードを電話回線側に送出する
    ことを特徴とするアカウントコード自動送アダプタ。
  8. 【請求項8】 複数の電話機と、1つの電話回線に対し
    て複数の電話機の中の1つの電話機を選択して接続する
    端末交換手段を有する端末設備と、 内線課金用番号を有するダイヤル番号を受信すると、セ
    カンドダイヤルトーンまたは音声ガイダンスである内線
    課金用発信音を端末側に送出し、その後に特定の電話機
    を示すアカウントコードを受信すると、同一の電話回線
    であってもアカウントコードごとに分けて通話料金を課
    金する交換機とを、 電話回線により接続した電話網の課金に用いる装置であ
    って、 前記端末交換手段と複数の各電話機との間に介装されて
    おり、各電話機を特定するアカウントコードが設定され
    ており、各電話機から送出された起動番号を有するダイ
    ヤル番号を前記電話回線側に送出すると共に、すべての
    ダイヤル番号を送出した後に、ダイヤルをした電話機を
    特定するアカウントコードを電話回線側に送出すること
    を特徴とするアカウントコード自動送出アダプタ。
JP22495095A 1995-09-01 1995-09-01 通話料金の内線課金方法ならびにこれに用いるアカウントコード自動送出器,アカウントコード対応アダプタ及びアカウントコード自動送出アダプタ Withdrawn JPH0969893A (ja)

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