JPH0969690A - 電子機器筐体のシェルフ構造 - Google Patents
電子機器筐体のシェルフ構造Info
- Publication number
- JPH0969690A JPH0969690A JP7222405A JP22240595A JPH0969690A JP H0969690 A JPH0969690 A JP H0969690A JP 7222405 A JP7222405 A JP 7222405A JP 22240595 A JP22240595 A JP 22240595A JP H0969690 A JPH0969690 A JP H0969690A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- square hole
- hole
- cover
- shelf structure
- metal cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 工具を使用せず、金属カバーの着脱が容易で
あり、より一層の磁気シールド効果及びグランドの強化
を図る。 【解決手段】 フロントカバー2の角穴21の両端に長
手方向に切り込みを入れて一対の切欠部22,23を形
成し、L字型の金属カバー1を一対の切欠部22,23
から挿入して、一方面11が角穴21の一方面を内側か
ら塞ぎ、他方面12が角穴21の他方面を外側が塞ぐよ
うにしたもので、金属カバー1の一方面の端部には、金
属板をさらに一部延設して折り曲げることで引掛け部1
3を形成し、挿入時に角穴21の端部に引掛けると共
に、その一方面11が挿入時に内側から押圧するように
反りを加えておくことで、角穴21の形成部分に上から
嵌め込み、底部で引っ掛けるようにして装着可能であ
り、工具を使用せずに、簡単に角穴21の側面部及び上
面部を塞ぐことができるようになる。
あり、より一層の磁気シールド効果及びグランドの強化
を図る。 【解決手段】 フロントカバー2の角穴21の両端に長
手方向に切り込みを入れて一対の切欠部22,23を形
成し、L字型の金属カバー1を一対の切欠部22,23
から挿入して、一方面11が角穴21の一方面を内側か
ら塞ぎ、他方面12が角穴21の他方面を外側が塞ぐよ
うにしたもので、金属カバー1の一方面の端部には、金
属板をさらに一部延設して折り曲げることで引掛け部1
3を形成し、挿入時に角穴21の端部に引掛けると共
に、その一方面11が挿入時に内側から押圧するように
反りを加えておくことで、角穴21の形成部分に上から
嵌め込み、底部で引っ掛けるようにして装着可能であ
り、工具を使用せずに、簡単に角穴21の側面部及び上
面部を塞ぐことができるようになる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器筐体のシ
ェルフ構造に関し、特にEMC(Electromag
netic Compatibility:電磁環境に
おける両立性)対策を施す必要のある場合の技術に関す
る。
ェルフ構造に関し、特にEMC(Electromag
netic Compatibility:電磁環境に
おける両立性)対策を施す必要のある場合の技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】周知のように、電子機器の筐体にあって
は、パネルのフロントカバーがそのシェルフのタイプに
より角穴があく場合がある。この角穴に対してEMC対
策を施す必要のある従来のシェルフ構造においては、図
2に示すように、フロントカバー4の角穴部分を金属カ
バー3で塞ぎ、ドライバー6を用いて2本のねじ5で固
定している。
は、パネルのフロントカバーがそのシェルフのタイプに
より角穴があく場合がある。この角穴に対してEMC対
策を施す必要のある従来のシェルフ構造においては、図
2に示すように、フロントカバー4の角穴部分を金属カ
バー3で塞ぎ、ドライバー6を用いて2本のねじ5で固
定している。
【0003】しかしながら、上記のような従来のシェル
フ構造では、工具が必要で、しかもねじ止めの作業が必
要なため、取付け、取外しに時間を要するという問題を
有していた。
フ構造では、工具が必要で、しかもねじ止めの作業が必
要なため、取付け、取外しに時間を要するという問題を
有していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来の電子機器筐体のシェルフ構造では、金属カバーをね
じで固定しているため、工具が必要であり、また金属カ
バーの着脱に時間を要するという問題があった。
来の電子機器筐体のシェルフ構造では、金属カバーをね
じで固定しているため、工具が必要であり、また金属カ
バーの着脱に時間を要するという問題があった。
【0005】本発明の課題は、上記の問題を解決し、工
具を使用せず、金属カバーの着脱が容易であり、より一
層の磁気シールド効果及びグランドの強化を図ることの
できる電子機器筐体のシェルフ構造を提供することにあ
る。
具を使用せず、金属カバーの着脱が容易であり、より一
層の磁気シールド効果及びグランドの強化を図ることの
できる電子機器筐体のシェルフ構造を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、電子機器筐体の角穴を磁気シールドしか
つグランドを確保する電子機器筐体のシェルフ構造にお
いて、前記筐体の角穴の両端に長手方向に切り込みを入
れてなる一対の切欠部と、1枚の略長方形の金属板をL
字型に折り曲げ、前記一対の切欠部から挿入したとき、
一方面が角穴の一方面を筐体の内側から塞ぎ、他方面が
角穴の他方面を筐体の外側から塞ぐ金属カバーとを具備
し、前記金属カバーの一方面の端部には、金属板をさら
に一部延設して折り曲げることで引掛け部を形成し、挿
入時に角穴の端部に引掛けると共に、その一方面には挿
入時に筐体を内側から押圧するように反りが加えられて
構成される。
に、本発明は、電子機器筐体の角穴を磁気シールドしか
つグランドを確保する電子機器筐体のシェルフ構造にお
いて、前記筐体の角穴の両端に長手方向に切り込みを入
れてなる一対の切欠部と、1枚の略長方形の金属板をL
字型に折り曲げ、前記一対の切欠部から挿入したとき、
一方面が角穴の一方面を筐体の内側から塞ぎ、他方面が
角穴の他方面を筐体の外側から塞ぐ金属カバーとを具備
し、前記金属カバーの一方面の端部には、金属板をさら
に一部延設して折り曲げることで引掛け部を形成し、挿
入時に角穴の端部に引掛けると共に、その一方面には挿
入時に筐体を内側から押圧するように反りが加えられて
構成される。
【0007】この構成では、差込み式の金属カバーの挿
入部分を反らせてばね性を持たせ、筐体の角穴形成部分
に上から嵌め込み、底部で引っ掛けるようにしているの
で、工具を使用せずに、簡単に角穴の側面部及び上面部
を塞ぐことができるようになり、またその着脱が容易と
なり、より一層の磁気シールド効果及びグランドの強化
を図れるようになる。
入部分を反らせてばね性を持たせ、筐体の角穴形成部分
に上から嵌め込み、底部で引っ掛けるようにしているの
で、工具を使用せずに、簡単に角穴の側面部及び上面部
を塞ぐことができるようになり、またその着脱が容易と
なり、より一層の磁気シールド効果及びグランドの強化
を図れるようになる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態を詳細に説明する。
実施形態を詳細に説明する。
【0009】図1は本発明に係るシェルフ構造を示すも
ので、2は電子機器パネルのフロントカバーであり、こ
のフロントカバー2には角穴21が形成されている。本
発明では角穴21の上部両側に長手方向に沿って切り込
みを入れて切欠部22,23を作り、ここから金属カバ
ー1をフロントカバー内に挿入可能とする。
ので、2は電子機器パネルのフロントカバーであり、こ
のフロントカバー2には角穴21が形成されている。本
発明では角穴21の上部両側に長手方向に沿って切り込
みを入れて切欠部22,23を作り、ここから金属カバ
ー1をフロントカバー内に挿入可能とする。
【0010】金属カバー1は1枚の略長方形の金属板を
L字型に折り曲げたもので、上記切欠部22,23から
挿入したとき、一方面11が角穴21の側面をフロント
カバー2の内側から塞ぎ、他方面12が角穴21の上面
をフロントカバー2の外側が塞ぐことができる。
L字型に折り曲げたもので、上記切欠部22,23から
挿入したとき、一方面11が角穴21の側面をフロント
カバー2の内側から塞ぎ、他方面12が角穴21の上面
をフロントカバー2の外側が塞ぐことができる。
【0011】ここで、上記金属カバー1の一方面11の
端部には、金属板をさらに一部延設して折り曲げること
で引掛け部13が形成され、挿入時に角穴21の端部に
引掛けられる。また、その一方面11は挿入時にフロン
トカバー2を内側から押圧するように反りが加えられて
いる。
端部には、金属板をさらに一部延設して折り曲げること
で引掛け部13が形成され、挿入時に角穴21の端部に
引掛けられる。また、その一方面11は挿入時にフロン
トカバー2を内側から押圧するように反りが加えられて
いる。
【0012】すなわち、上記のシェルフ構造では、差込
み式の金属カバー1の挿入部分を反らせてばね性を持た
せ、パネルのフロントカバー2の角穴形成部分に上から
嵌め込み、底部で引っ掛けることにより、簡単に角穴2
1の側面部及び上面部を塞ぐことができる。
み式の金属カバー1の挿入部分を反らせてばね性を持た
せ、パネルのフロントカバー2の角穴形成部分に上から
嵌め込み、底部で引っ掛けることにより、簡単に角穴2
1の側面部及び上面部を塞ぐことができる。
【0013】したがって、工具を使用せず、金属カバー
1の着脱を容易に行うことができ、嵌め込み構造で金属
カバー1に反りを入れるため、金属カバー1がフロント
カバー2と確実に接合するようになり、より一層の磁気
シールド効果及びグランドの強化を図ることができる。
1の着脱を容易に行うことができ、嵌め込み構造で金属
カバー1に反りを入れるため、金属カバー1がフロント
カバー2と確実に接合するようになり、より一層の磁気
シールド効果及びグランドの強化を図ることができる。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、工具を使
用することなく、金属カバーの着脱を容易に行うことが
でき、嵌め込み構造で金属カバーに反りを入れるため、
金属カバーが筐体側と確実に接合するようになり、より
一層の磁気シールド効果及びグランドの強化を図ること
ができる効果がある。
用することなく、金属カバーの着脱を容易に行うことが
でき、嵌め込み構造で金属カバーに反りを入れるため、
金属カバーが筐体側と確実に接合するようになり、より
一層の磁気シールド効果及びグランドの強化を図ること
ができる効果がある。
【図1】本発明に係る一実施形態の電子機器筐体のシェ
ルフ構造を示す斜視図である。
ルフ構造を示す斜視図である。
【図2】従来の電子機器筐体のシェルフ構造を示す斜視
図である。
図である。
【符号の説明】 1 金属カバー 11 金属カバーの一方面 12 金足カバーの他方面 13 引掛け部 2 フロントカバー 21 角穴 22,23 切欠部 3 金属カバー 4 フロントカバー 5 ねじ 6 ドライバー
Claims (2)
- 【請求項1】 電子機器筐体の角穴を磁気シールドしか
つグランドを確保する電子機器筐体のシェルフ構造にお
いて、 前記筐体の角穴の両端に長手方向に切り込みを入れてな
る一対の切欠部と、 1枚の略長方形の金属板をL字型に折り曲げ、前記一対
の切欠部から挿入したとき、一方面が角穴の一方面を筐
体の内側から塞ぎ、他方面が角穴の他方面を筐体の外側
から塞ぐ金属カバーとを具備し、 前記金属カバーの一方面の端部には、金属板をさらに一
部延設して折り曲げることで引掛け部を形成し、挿入時
に角穴の端部に引掛けると共に、その一方面には挿入時
に筐体を内側から押圧するように反りが加えられている
ことを特徴とする電子機器筐体のシェルフ構造。 - 【請求項2】 前記角穴は、電子機器パネルのフロント
カバーに形成されたものであることを特徴とする請求項
1記載の電子機器筐体のシェルフ構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7222405A JPH0969690A (ja) | 1995-08-30 | 1995-08-30 | 電子機器筐体のシェルフ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7222405A JPH0969690A (ja) | 1995-08-30 | 1995-08-30 | 電子機器筐体のシェルフ構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0969690A true JPH0969690A (ja) | 1997-03-11 |
Family
ID=16781869
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7222405A Pending JPH0969690A (ja) | 1995-08-30 | 1995-08-30 | 電子機器筐体のシェルフ構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0969690A (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS423339Y1 (ja) * | 1964-06-29 | 1967-02-27 | ||
JPS5483304U (ja) * | 1977-11-16 | 1979-06-13 | ||
JPS58479U (ja) * | 1981-06-25 | 1983-01-05 | 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 | 表示板等の被取付け部材着脱装置 |
JPS585382U (ja) * | 1981-07-02 | 1983-01-13 | 三菱電機株式会社 | 筐体 |
JPS6071176U (ja) * | 1983-10-21 | 1985-05-20 | 株式会社ケンウッド | パネルとフレ−ムとの取付構造 |
JPS6316698A (ja) * | 1986-07-08 | 1988-01-23 | パイオニア株式会社 | 電子機器用筐体 |
-
1995
- 1995-08-30 JP JP7222405A patent/JPH0969690A/ja active Pending
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS423339Y1 (ja) * | 1964-06-29 | 1967-02-27 | ||
JPS5483304U (ja) * | 1977-11-16 | 1979-06-13 | ||
JPS58479U (ja) * | 1981-06-25 | 1983-01-05 | 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 | 表示板等の被取付け部材着脱装置 |
JPS585382U (ja) * | 1981-07-02 | 1983-01-13 | 三菱電機株式会社 | 筐体 |
JPS6071176U (ja) * | 1983-10-21 | 1985-05-20 | 株式会社ケンウッド | パネルとフレ−ムとの取付構造 |
JPS6316698A (ja) * | 1986-07-08 | 1988-01-23 | パイオニア株式会社 | 電子機器用筐体 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050228 |
|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20050329 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050405 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050802 |