JPH0969586A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JPH0969586A
JPH0969586A JP22524395A JP22524395A JPH0969586A JP H0969586 A JPH0969586 A JP H0969586A JP 22524395 A JP22524395 A JP 22524395A JP 22524395 A JP22524395 A JP 22524395A JP H0969586 A JPH0969586 A JP H0969586A
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resin layer
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大也 荒谷
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    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
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    • HELECTRICITY
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    • H01L2224/732Location after the connecting process
    • H01L2224/73251Location after the connecting process on different surfaces
    • H01L2224/73265Layer and wire connectors

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  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の半導体装置よりも外部接続端子数を大
幅に増加することのできる半導体装置を提供することに
ある。 【解決手段】 少なくとも側面が封止樹脂によって封止
されている半導体素子10の一面側に配設された素子側
接続端子と、前記封止樹脂によって形成された封止樹脂
層12の一面側に設けられている外部端子用接続パッド
16とが、封止樹脂層12の一面側に形成された導体パ
ターン14を介して接続され、且つ外部端子用接続パッ
ド16に、外部接続端子としてのはんだボール18が装
着されていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置及びその
製造方法に関し、更に詳細には、少なくとも半導体素子
の側面が封止樹脂によって封止されて成る半導体装置及
びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の高密度実装を可能とすべ
く、特開平3−94459号公報においては、図8に示
す半導体装置が提案されている。図8に示す半導体装置
は、先ず、図8(a)に示す如く、金属ベース102の
一面側にダイボンディングされた半導体素子100の電
極パッド104と、金属ベース102のダイボンディン
グ領域内に設けたボンディング部106とを、ワイヤ1
08によってボンディングした後、ボンディング部10
6、半導体素子100及びワイヤ108等を樹脂封止し
て封止樹脂層110を形成する。更に、半導体素子10
0が搭載された金属ベース102の一面側に対して反対
面側となる、金属ベース102の他面側に、マスクパタ
ーン112を形成した後、金属ベース102の他面側に
エッチング加工を施し、図8(b)に示す如く、半導体
素子100との接合部102aとボンディング部106
に相当する端子部102bとを残す。次いで、マスクパ
ターン112を除去して露出した端子部102bに、外
部接続用端子としてのはんだバンプ114を形成する。
得られた半導体装置は、はんだバンプ114と実装基板
116の接続パッドとを位置合わせてした後、はんだバ
ンプ114をリフローすることによって容易に実装する
ことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる図8に示す半導
体装置によれば、従来のリードピンを外部接続端子とし
て用いた、PGA(Pin Grid Arry)型やQFP(Quad Flat Pack
age)型の半導体装置に比較して、外部接続端子としての
はんだバンプ114を高密度に形成できると共に、半導
体装置の小型化・薄型化を可能とすることができる。こ
のため、図8の半導体装置は高密度実装を可能とするこ
とができる。しかしながら、図8に示す半導体装置は、
ボンディング部106に相当する金属ベース112の部
分を端子部102bとして残すものであるため、端子部
102bを形成し得る領域はワイヤ108でボンディン
グし得る領域に限定される。このため、実装基板と対向
する封止樹脂層110の一面側全面に亘って端子部10
2bを設けることは困難であり、形成可能の端子部10
2bの数にも限界がある。従って、図8に示す半導体装
置では、従来の半導体装置よりも外部接続端子数を格段
に増加することは極めて困難であった。また、金属ベー
ス112は、接合部102aと端子部102bを除きエ
ッチング加工によって除去されるため、半導体装置の製
造コストを高める原因の一つとなっている。そこで、本
発明の課題は、従来の半導体装置よりも外部接続端子数
を大幅に増加し得る半導体装置の提供、及び前記半導体
装置を容易に製造し得る半導体装置の製造方法を提供す
ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、前記課題
を解決すべく検討を重ねた結果、少なくとも半導体素子
の側面を封止する封止樹脂の一面側に、一端に外部端子
用接続パッドを具備する導体パターンを形成し、この導
体パターンの他端と半導体素子の一面側に設けられた素
子側接続端子とを、フリップチップ接続方式により接続
した後、外部端子用接続パッドに、はんだボールを装着
することによって、封止樹脂層の一面側全面に亘って多
数のはんだボールを設けることができることを見出し、
本発明に到達した。すなわち、本発明は、少なくとも側
面が封止樹脂によって封止されている半導体素子の一面
側に配設された素子側接続端子と、前記封止樹脂によっ
て形成された封止樹脂層の一面側に設けられている外部
端子用接続パッドとが、前記封止樹脂層の一面側に形成
された導体パターンを介して接続され、且つ前記外部端
子用接続パッドに、外部接続端子が装着されていること
を特徴とする半導体装置にある。
【0005】また、本発明は、少なくとも側面が封止樹
脂によって封止された半導体素子の一面側に配設された
素子側接続端子と、前記封止樹脂によって形成された封
止樹脂層の一面側に設けられた外部端子用接続パッドと
が、前記封止樹脂層の一面側に形成された導体パターン
を介して接続された半導体装置を製造する際に、該外部
端子用接続パッドを一端に具備する導体パターンをメタ
ルプレートの一面側に形成した後、半導体素子の一面側
に配設された素子側接続端子と前記導体パターンの他端
とを電気的に接続して半導体素子をメタルプレートの一
面側に搭載し、次いで、封止樹脂によって、メタルプレ
ートの一面側に露出する導体パターンを封止すると共
に、前記半導体素子の少なくとも側面を封止する封止樹
脂層を形成した後、前記封止樹脂層を介して一体化され
た導体パターンと半導体素子とを含む構造体をメタルプ
レートから剥離し、その後、前記導体パターンの一端に
設けられた外部端子用接続パッドに、外部接続端子を装
着することを特徴とする半導体装置の製造方法にある。
【0006】かかる構成を有する本発明において、素子
側接続端子が配設された半導体素子の一面側に対して反
対面側となる、半導体素子の他面側が封止樹脂層から露
出させることによって、半導体素子の放熱性を向上させ
ることができる。また、半導体素子の素子側接続端子と
封止樹脂層に形成された導体パターンの一端との接続方
式として、フリップチップ接続方式を採用することによ
り、半導体素子の素子側接続端子と導体パターンとの接
続作業の容易化を図ることが可能である。更に、外部接
続端子として、はんだボールを使用することによって、
半導体装置の実装を容易とすることができる。
【0007】この様な、本発明に係る半導体装置の導体
パターンは、メタルプレートの一面側に形成した絶縁膜
を、外部端子用接続パッドを一端に具備する形成予定の
導体パターンに倣って除去した後、前記形成予定の導体
パターンに倣って露出したメタルプレート面に、めっき
によって金属を積層することによって形成できる。或い
は、メタルプレートの一面側に金属層を形成した後、前
記金属層にエッチング加工を施し、外部端子用接続パッ
ドを具備する導体パターンを形成しても、本発明に係る
半導体装置の導体パターンを形成できる。
【0008】本発明によれば、半導体素子の一面側に設
けられた素子側接続端子と封止樹脂層の一面側に形成し
た外部端子用接続パッドとを、封止樹脂層の一面側に形
成した導体パターンを介して接続し、この外部端子用接
続パッドに外部接続端子を装着している。このため、本
発明に係る半導体装置においては、図8に示す半導体装
置の如く、外部端子用接続パッドを形成する領域がワイ
ヤによるボンディングが可能な領域内に限定されること
なく、封止樹脂層の一面側全面に亘って外部端子用接続
パッドを設けることができる。その結果、本発明に係る
半導体装置では、封止樹脂層の一面側全面に亘って多数
の外部接続端子を配設できるため、従来の半導体装置よ
りも格段に多数の外部接続端子を設けることが可能とな
った。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明を図面によって更に詳細に
説明する。図1は、本発明に係る半導体装置の一実施態
様を示す部分縦断面図である。図1においては、半導体
素子10の側面を封止する封止樹脂層12は、半導体素
子10と導体パターン14の一端との接続部を封止す
る。かかる封止樹脂層12の一面側の全面に亘って導体
パターン14が形成されている。この導体パターン14
の一端と半導体素子10の一面側に設けられた素子側接
続端子11との電気的な接続は、フリップチップ接続方
式によってなされており、両者の接続を一括して行うこ
とができる。更に、かかる導体パターン14の他端に
は、外部端子用接続パッド16が形成され、外部接続端
子としてのはんだボール18が装着されている。尚、導
体パターン14等の保護のため、半導体素子10の一面
側を覆うレジスト層22と外部端子用接続パッド16を
除く封止樹脂層12の一面側全面を実質的に覆うレジス
ト層24が形成されている。
【0010】この様に、図1の半導体装置では、封止樹
脂層12の一面側全面に亘って形成した導体パターン1
4に、多数の外部端子用接続パッド16を形成できる。
このため、図1に示す半導体装置では、図8に示す半導
体装置に比較して、格段に多数のはんだボール18を封
止樹脂層12の一面側の全面に亘って装着できる。しか
も、図1に示す半導体装置においては、半導体素子10
の素子側接続端子11と導体パターン14との電気的な
接続をフリップチップ接続方式によって行っているた
め、素子側接続端子11が形成された一面側に対して反
対面側となる、半導体素子10の他面側を封止樹脂層1
2から露出させることができ、半導体素子10の放熱性
を向上できる。更に、図1に示す様に、半導体素子10
の放熱性を更に一層向上すべく、半導体素子10の他面
側に、金属製の放熱フィン20を直接装着できる。かか
る図1に示す半導体装置の底面図(はんだボール18側
から見た状態)を図2に示す。図2では、レジスト層2
4の一部を切り欠いて封止樹脂層12の一面全面に導体
パターン14が形成されていることを示す。
【0011】図1及び図2の半導体装置では、導体パタ
ーン14及び外部端子用接続パッド16を保護すべく、
レジスト層22、24が形成されているが、図3に示す
様に、レジスト層22の領域を封止樹脂層12の一部に
よって行ってもよい。また、図4に示す様に、半導体素
子10の素子側接続端子と導体パターン14との接続
を、ワイヤ26によって行ってもよい。この場合、封止
樹脂層28は、ワイヤ26が露出しない様に、図1〜図
3に示す半導体装置の封止樹脂層12よりも厚く形成
し、半導体素子10の全体が樹脂封止されることを要す
る。
【0012】図1〜図4に示す半導体装置のうち、図1
及び図2に示す半導体装置の製造方法を図5に示す。図
5に示す半導体装置の製造方法は、金属めっきによって
導体パターン14を形成する方法であり、先ず、ステン
レス製等のメタルプレート30の一面側に形成した絶縁
膜としての感光性レジスト層22にフォトリソグラフィ
工程を施す。かかるフォトリソグラフィ工程によって、
一端に外部端子用接続パッドを具備する形成予定の導体
パターンに倣ってメタルプレート面を露出させることが
できる〔図5(a)〕。かかるメタルプレート30の露
出面には、電解めっきによって銅金属を積層し、一端に
外部端子用接続パッド16を具備する導体パターン14
を形成する〔図5(b)〕。この様に、銅めっきによっ
て形成した導体パターンの所要部位(例えば、外部接端
子用接続パッド16や半導体素子10との接続部分等)
に、ニッケルめっきを施した後、更に金めっきを施して
もよい。この導体パターン14の他端には、図5(c)
に示す様に、半導体素子10の一面側に形成された、は
んだバンプや金バンプ等から成る素子側接続端子(図示
せず)を接続する。その際に、半導体素子10の素子側
接続端子と導体パターン14の他端との接続は、フリッ
プチップ接続方式によって行う。
【0013】次いで、形成した導体パターン14及び外
部端子用接続パッド16は、メタルプレート30上に載
置された状態で封止金型内に挿入されて樹脂封止され
る。この樹脂封止によって形成された封止樹脂層12
は、半導体素子10の他面側を露出させつつ、半導体素
子10の側面に密着している〔図5(d)〕。かかる封
止樹脂層12によって、導体パターン14及び半導体素
子10等が一体化された構造体が形成される。このた
め、メタルプレート30と構造体とを容易に剥離でき
〔図5(e)〕、剥離したメタルプレート30は、図5
に示す工程に再利用できる。一方、メタルプレート30
から剥離した構造体を形成する導体パターン14は、そ
の剥離面が露出面となるが、かかる露出面には保護層と
してのレジスト層24を形成する〔図5(e)〕。この
レジスト層24の形成は、スクリーン印刷等によって行
うことができ、この際に、外部端子用接続パッド16の
露出面は、レジスト層24を形成することなく、露出状
態を保持する。
【0014】その後、外部端子用接続パッド16の各露
出面に、はんだボールを載置して加熱雰囲気下でリフロ
ーすることによって、外部接続端子としてのはんだボー
ル18を、外部端子用接続パッド16に装着でき〔図5
(f)〕、半導体装置を得ることができる。図5では、
メタルプレート30の平坦面に、一端に外部端子用接続
パッド16を具備する導体パターン14を形成している
が、封止樹脂層12の一面側に形成した外部端子用接続
パッド16を凹部とし、はんだボール18の実装を容易
にすべく、外部端子用接続パッド16を形成するメタル
プレート30の部位を凸形状としてもよい。尚、フリッ
プチップ接続方式によって半導体素子10の素子側接続
端子11(図1又は図3)と導体パターン14との接続
を行った際に、半導体素子10の素子側接続端子11と
して、はんだバンプが設けられている場合、はんだバン
プよりも低融点のはんだから成るはんだボールを使用す
る。
【0015】次に、図3に示す半導体装置の製造方法を
図6によって説明する。図6に示す半導体装置の製造方
法は、エッチング加工によって導体パターン14を形成
する方法であり、先ず、メタルプレート30の一面側に
金属めっき、スパッタリング、又は蒸着によって金属層
32を形成した後、金属層32の表面に形成した感光性
レジスト層にフォトリソグラフィ工程を施す。かかるフ
ォトリソグラフィ工程によって、一端に外部端子用接続
パッドを具備する形成予定の導体パターンに倣って感光
性レジスト層を残すことができる。この感光性レジスト
層が除去されて露出する金属層32にエッチング加工を
施し、感光性レジスト層によって覆われた部分を残すこ
とによって、一端に外部端子用接続パッド16を具備す
る導体パターン14を形成する〔図6(a)(b)〕。
この導体パターン14の他端には、半導体素子10の一
面側に形成された、はんだバンプや金バンプ等から成る
素子側接続端子(図示せず)を接続する〔図6
(c)〕。その際に、半導体素子10の素子側接続端子
と導体パターン14の他端との接続は、図5に示す方法
と同様に、フリップチップ接続方式で行う。次いで、形
成した導体パターン14及び外部端子用接続パッド16
は、図5に示す半導体装置の製造方法と同様に、メタル
プレート30上に載置された状態で封止金型内に挿入さ
れて樹脂封止される。この樹脂封止によって形成された
封止樹脂層12からは半導体素子10の他面側が露出し
ており、封止樹脂層12が半導体素子10の側面に密着
している〔図6(d)〕。この封止樹脂層12の一部
は、導体パターン14の間及び外部端子用接続パッド1
6の間に進入し、図1に示すレジスト層22を不要とす
る。
【0016】その後は、図5に示す製造方法と同様に、
導体パターン14及び半導体素子10等が封止樹脂層1
2によって一体化されて形成された構造体を、メタルプ
レート30から剥離した後〔図6(e)〕、構造体を形
成する導体パターン14の露出面の保護層としてレジス
ト層24を形成する〔図6(e)〕。更に、外部端子用
接続パッド16の各露出面に載置した、はんだボールを
加熱雰囲気下でリフローし〔図5(f)〕、半導体装置
を得ることができる。
【0017】以上、述べてきた図1〜図3に示す半導体
装置は、半導体素子の素子側接続端子と導体パターンと
の接続をフリップチップ接続方式で行ったものである
が、図4に示す様に、半導体素子10の素子側接続端子
と導体パターン14の他端との接続を、ワイヤ26によ
ってワイヤ接続方式で行って得た半導体装置の製造方法
を図7に示す。図7に示す半導体装置の製造方法は、基
本的に図5に示す製造方法と同様に、金属めっきによっ
て導体パターン14を形成する方法であり、先ず、先
ず、メタルプレート30の一面側に形成した絶縁膜とし
ての感光性レジスト層22にフォトリソグラフィ工程を
施す。かかるフォトリソグラフィ工程によって、一端に
外部端子用接続パッドを具備する形成予定の導体パター
ンに倣ってメタルプレート面を露出させることができる
〔図7(a)〕。かかるメタルプレート30の露出面に
は、電解めっきによって銅金属を積層し、一端に外部端
子用接続パッド16を具備する導体パターン14を形成
する〔図7(b)〕。この導体パターン14の他端と、
感光性レジスト層22上に搭載された半導体素子10の
一面側に設けられた素子側接続端子(図示せず)とをワ
イヤ32によって接続する〔図7(c)〕。
【0018】次いで、半導体素子10及び導体パターン
14等は、メタルプレート30上に載置された状態で封
止金型内に挿入されて樹脂封止される。この樹脂封止に
よって形成された封止樹脂層28は、ワイヤ32が封止
樹脂層28から露出しない厚さとするため、半導体素子
10は封止樹脂層28によって覆われている〔図7
(d)〕。その後、導体パターン14及び半導体素子1
0等が封止樹脂層28によって一体化されて形成された
構造体を、メタルプレート30から剥離し〔図7
(e)〕、剥離面に露出する導体パターン14の露出面
を保護する保護層としてのレジスト層24を形成する
〔図7(e)〕。更に、外部端子用接続パッド16の各
露出面に、はんだボールを載置して加熱雰囲気下でリフ
ローすることによって、外部接続端子としてのはんだボ
ール18が装着され〔図7(f)〕、半導体装置を得る
ことができる。尚、図6及び図7に示す半導体装置の製
造方法においても、図5に示す半導体装置の製造方法と
同様に、剥離したメタルプレート30は、再利用され
る。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、従来の半導体装置より
も格段に多数の外部接続端子を設けることができ、半導
体素子の高密度化等に容易に対応することができる。ま
た、かかる本発明の半導体装置の製造に際に、メタルプ
レートを再使用できるため、得られた半導体装置の製造
コストの低減も図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体装置に係る一実施形態を示す部
分縦断面図である。
【図2】図1に示す半導体装置の部分切欠底面図であ
る。
【図3】本発明の半導体装置に係る他の実施形態を示す
部分縦断面図である。
【図4】本発明の半導体装置に係る他の実施形態を示す
部分縦断面図である。
【図5】図1に示す半導体装置の製造方法を説明するた
めの工程図である。
【図6】図3に示す半導体装置の製造方法を説明するた
めの工程図である。
【図7】図4に示す半導体装置の製造方法を説明するた
めの工程図である。
【図8】従来の半導体装置を説明するための縦断面図で
ある。
【符号の説明】
10 半導体素子 11 素子側接続端子 12、28 封止樹脂層 14 導体パターン 16 外部端子用接続パッド 18 はんだボール 22、24 レジスト層 30 メタルプレート 32 ワイヤ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも側面が封止樹脂によって封止
    されている半導体素子の一面側に配設された素子側接続
    端子と、前記封止樹脂によって形成された封止樹脂層の
    一面側に設けられた外部端子用接続パッドとが、前記封
    止樹脂層の一面側に形成された導体パターンを介して接
    続され、 且つ前記外部端子用接続パッドに、外部接続端子が装着
    されていることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 素子側接続端子が配設された半導体素子
    の一面側に対して反対面側となる、半導体素子の他面側
    が封止樹脂層から露出している請求項1記載の半導体装
    置。
  3. 【請求項3】 半導体素子の素子側接続端子と封止樹脂
    層に形成された導体パターンの一端との接続方式が、フ
    リップチップ接続方式である請求項1又は請求項2記載
    の半導体装置。
  4. 【請求項4】 外部接続端子が、はんだボールである請
    求項1〜3のいずれか一項記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 少なくとも側面が封止樹脂によって封止
    された半導体素子の一面側に配設された素子側接続端子
    と、前記封止樹脂によって形成された封止樹脂層の一面
    側に設けられた外部端子用接続パッドとが、前記封止樹
    脂層の一面側に形成された導体パターンを介して接続さ
    れた半導体装置を製造する際に、 該外部端子用接続パッドを一端に具備する導体パターン
    をメタルプレートの一面側に形成した後、半導体素子の
    一面側に配設された素子側接続端子と前記導体パターン
    の他端とを電気的に接続して半導体素子をメタルプレー
    トの一面側に搭載し、 次いで、封止樹脂によって、メタルプレートの一面側に
    露出する導体パターンを封止すると共に、前記半導体素
    子の少なくとも側面を封止する封止樹脂層を形成した
    後、前記封止樹脂層を介して一体化された導体パターン
    と半導体素子とを含む構造体をメタルプレートから剥離
    し、 その後、前記導体パターンの一端に設けられた外部端子
    用接続パッドに、外部接続端子を装着することを特徴と
    する半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 メタルプレートの一面側に形成した絶縁
    膜を、外部端子用接続パッドを一端に具備する形成予定
    の導体パターンに倣って除去した後、 前記形成予定の導体パターンに倣って露出したメタルプ
    レート面に、めっきによって金属を積層して導体パター
    ンを形成する請求項5記載の半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 メタルプレートの一面側に形成した金属
    層にエッチング加工を施し、外部端子用接続パッドを一
    端に具備する導体パターンを形成する請求項5記載の半
    導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 素子側接続端子が配設された半導体素子
    の一面側に対して反対面側となる、半導体素子の他面側
    を封止樹脂層から露出するように、封止樹脂層を形成す
    る請求項5〜7のいずれか一項記載の半導体装置の製造
    方法。
  9. 【請求項9】 半導体素子の素子側接続端子とメタルプ
    レートに形成した導体パターンの他端との接続を、フリ
    ップチップ接続方式によって行う請求項5〜8のいずれ
    か一項記載の半導体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 外部接続端子を、はんだボールとする
    請求項5〜9のいずれか一項記載の半導体装置の製造方
    法。
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