JPH0969380A - コンセント - Google Patents
コンセントInfo
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- JPH0969380A JPH0969380A JP22321995A JP22321995A JPH0969380A JP H0969380 A JPH0969380 A JP H0969380A JP 22321995 A JP22321995 A JP 22321995A JP 22321995 A JP22321995 A JP 22321995A JP H0969380 A JPH0969380 A JP H0969380A
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Abstract
向上を図ったコンセントを提供。 【解決手段】 電源プラグの刃を挿入する2個の刃受孔
2,3 と、電源プラグのプラグ本体と当接する当接面4
と、を有するプラグ装着部1 と、各刃を各々挟着すると
ともに電源と接続される受刃10,10 と、受刃を収納する
ものであってプラグ装着部とともに略箱状を形成するコ
ンセント本体12と、を具備するコンセントにおいて、プ
ラグ装着部の刃受孔の間に、トラッキング検出用の電極
7 を設けるとともに、コンセント本体に、電極と接続さ
れるものであって接地される接地部11を設けた。
Description
して電源を供給するコンセントに関するものである。
る少なくとも2個の刃受孔と、電源プラグのプラグ本体
と当接して電源プラグを位置決めする当接面と、を有す
るプラグ装着部と、電源プラグの各刃を各々挟着すると
ともに電源と接続される受刃と、受刃を収納するもので
あってプラグ装着部とともに略箱状を形成するコンセン
ト本体と、を具備している。このコンセントにおいて、
電源プラグの刃を刃受孔より挿入して受刃に挟着したま
まの状態で長期間放置しておくと、電源プラグのプラグ
本体とプラグ装着部の当接面との間に水分を含んだほこ
りがたまり、電源プラグの刃の間で小規模な放電が発生
し電流が流れるようになる。これをトラッキング現象と
呼び、このトラッキング現象が進行すると最終的に発火
に至ることがある。
現象によって引き起こされる電気事故、電気火災を防止
するために、コンセントや電源プラグに用いられている
プラスチック材料の耐トラッキング性を向上させたり、
刃受孔間の沿面距離を増大させる対策がとられている。
たプラスチック材料自体の耐トラッキング性の向上や沿
面距離の増大には限界があり、劣悪な環境下でコンセン
トを使用した場合には、トラッキング現象を完全に防止
することはできない。
で、その目的とするところは、トラッキング現象の進行
を防止して安全性の向上を図ったコンセントを提供する
ことである。
めに、請求項1記載のコンセントは、電源プラグの刃を
挿入する少なくとも2個の刃受孔と、電源プラグのプラ
グ本体と当接する当接面と、を有するプラグ装着部と、
各刃を各々挟着するとともに電源と接続される受刃と、
該受刃を収納するものであってプラグ装着部とともに略
箱状を形成するコンセント本体と、を具備するコンセン
トにおいて、前記プラグ装着部の刃受孔の間に、トラッ
キング検出用の電極を設けるとともに、コンセント本体
に、電極と接続されるものであって接地される接地部を
設けた構成としている。
項1記載の電極を、少なくとも1個の刃受孔を取り囲む
よう配設した構成としている。
項1または2記載の電極を、プラグ装着部の当接面より
所定距離だけ埋没するよう配設した構成としている。
項1乃至3記載の電極を流れる電流を検出する検出手段
と、該検出手段の出力信号に応じて受刃と電源との間の
電路を遮断する電路遮断手段と、を設けた構成としてい
る。
項1乃至3記載のコンセントにおいて、電極を流れる電
流を検出する検出手段と、該検出手段の出力信号に応じ
て警報を発する警報発生手段と、を設けた構成としてい
る。
項1乃至5記載のコンセントにおいて、電源プラグのプ
ラグ接地手段と接続されるとともに接地部と接続される
コンセント接地手段を設けた構成としている。
の実施形態を図1乃至図3に基づいて説明する。このコ
ンセントA は、プラグ装着部1 と、受刃10と、接地部11
と、コンセント本体12と、を主要構成部材としている。
なお、コンセントA に装着する電源プラグ(図示せず)
は、2個の導電材料製で栓刃状の刃とその刃を保持する
樹脂製のプラグ本体を有するもので、電気機器等に接続
される。
もので、2個の刃受孔2,3 と、当接面4 と、電極7 を有
して略平板状に形成される。刃受孔2,3 は、電源プラグ
の刃が挿入されるもので、当接面4 より内側に向かって
伸びる略矩形状の穴状に形成されるとともに、2個の刃
受孔2,3 は平行に配設される。当接面4 は、電源プラグ
のプラグ本体と当接して電源プラグを位置決めする面
で、刃受孔2,3 の周囲には少し陥没した凹部5,6 を有す
る。
めの電流が流れるもので、導電材料製の略平板状に形成
され、その一端面7aが当接面4 と略一致するよう、そし
て刃受孔2,3 の略中央に位置するよう当接面4 と直角に
配設される。
とともに電源プラグに電源を供給する接続部材となるも
ので、導電材料製の金属板であって略U字状に折り曲げ
形成される。この受刃10,10 は、後述するが、図3に示
すように分電盤を介して商用電源等の電源と接続され
る。
ので、電極7 と接続される。この接地部11は、後述する
コンセント本体12の外壁に露出するよう配設され、コン
セントA を施工したときに配線工事を行うことで地面等
に接地される。コンセント本体12は、受刃10,10 等を収
納するもので、プラグ装着部1 と一体化されることで略
箱状に形成される。
電盤15との関係を示すシステム図で、分電盤15は、コン
セントA と電源の間にあって電路の開閉を行うことがで
きるよう主幹漏電ブレーカ16と複数の分岐ブレーカ17,1
7 …を有する。主幹漏電ブレーカ16は、漏電や過電流を
検出したときに電路を遮断する。分岐ブレーカ17は、過
電流を検出したときに電路を遮断する。
明する。コンセントA において、プラグ装着部1 の刃受
孔2,3 より電源プラグの刃を挿入して、受刃10,10 にそ
の刃を挟着することにより、電源プラグに電源が供給さ
れる。電源プラグの刃を受刃10,10 に挟着した状態にお
いて、長期間放置しておくと電源プラグのプラグ本体と
プラグ装着部1 の当接面4 との間に水分を含んだほこり
がたまり、電源プラグの刃の間で小規模な放電が発生す
ることがある。この放電で当接面4 に沿って電流が流れ
ると、その電流は電極7 より接地部11を介してアースへ
流れる。その結果、分電盤15の主幹漏電ブレーカ16が漏
電の発生を検知して電路を遮断し、コンセントA の受刃
10,10 には、電源が供給されなくなる。
の間に電流が流れる、すなわち、トラッキング現象が発
生したときには、その刃受孔2,3 の間で流れる電流が電
極7及び接地部11を介してアースに流れるため、コンセ
ントA と接続される分電盤等に漏電遮断器を設けておく
ことにより、そのコンセントA への通電が遮断されるた
め、トラッキング現象の進行が防止されて安全性が向上
する。
すプラグ装着部1 の正面図で、電極7 の一端面7aの幅は
トラッキング現象の発生位置を考慮して任意に選択する
ことができる。
と接続される分電盤15とのシステム図で、主幹ブレーカ
18と分岐漏電ブレーカ19,19 …を有している。主幹ブレ
ーカ18は、過電流を検出したときに電路を遮断する。分
岐漏電ブレーカ19は、漏電や過電流を検出したときに電
路を遮断する。このものは、コンセントA でトラッキン
グ現象が発生したときには、その対応する分岐漏電ブレ
ーカ19のみが電路を遮断するため、他の分岐漏電ブレー
カ19に影響を与えず使い勝手が向上する。
A の斜視図で、このコンセントA は2個の電源プラグを
装着できる構造になっている。このものは、接地部11を
各電極7,7 に接続することで、1個の接地部11で2個の
電源プラグを装着できる。
態を図8に基づいて説明する。このものは、コンセント
A の電極7 の構造が第1の実施形態と異なる。
状に形成され、刃受孔2 を取り囲むよう凹部5 の外周で
その一端面7aが当接面4 と略一致するよう配設される。
このものは、電極7 が刃受孔2 を取り囲むよう配設され
ているため、その刃受孔2 にからむトラッキング現象は
確実に検出できるため、さらに安全性が向上する。な
お、この電極7 は、略円筒状に形成したが、当接面4 に
略D字状の薄い電極を設け、その裏側より接地部11に接
続する構成にしてもよい。
グ装着部1 の正面図で、電極7 を他方の刃受孔3 を囲む
よう配設することも可能である。
態を図10及び図11に基づいて説明する。このものも、コ
ンセントA の電極7 の構造が第1の実施形態と異なる。
う形成されるとともに、その一端面7aが当接面4 より1
mm程度だけ埋没するよう配設される。このものは、電極
が埋没するよう配設されているため、刃受孔の間の沿面
距離が増大してトラッキングの発生及び進行を抑制する
ことができる。
態を図12に基づいて説明する。このものは、第1の実施
形態より構成部材が増加する。
出するもので、例えば変流器により形成される。22は電
路遮断手段で、検出手段21の出力信号に応じて受刃10,1
0 と電源との間を遮断するもので、漏電ブレーカより形
成される。このものは、電極7 を流れる電流を検出し
て、そのコンセントA への通電が電路遮断手段22で遮断
されるため、漏電遮断器を分電盤等に設けなくてもよ
く、また、トラッキング現象が発生したコンセントA の
み通電が遮断されるので使い勝手が向上する。
態を図13に基づいて説明する。このものも、第1の実施
形態より構成部材が増加する。
出するもので、変流器により形成される。23は警報発生
手段で、検出手段21の出力信号に応じて警報を発する。
この警報発生手段23は、例えばブザーやLED等の発光
装置である。このものは、電極7 を流れる電流を検出し
て、警報を警報発生手段23で発することができるため、
より一層安全性が向上する。
態を図15に基づいて説明する。このものは、ピン状のプ
ラグ接地手段を有する電源プラグを装着するコンセント
A である。
グのプラグ接地手段と接続されるもので、各々略円筒状
の穴状の第2刃受孔と、プラグ接地手段を挟着する第2
受刃を有する。この第2受刃は、接地部11と電気的に接
続される。このものは、電源プラグのプラグ接地手段と
接続されるとともに接地部11と接続されるコンセント接
地手段24,24 を有するため、電源プラグと接続される機
器の電気安全性を向上することができる。
トA に電源プラグB を接続して、テ−ブルタップ状に形
成したものである。電源プラグB は、2個の栓刃状の刃
30,30 とピン状のプラグ設置手段31と樹脂製のプラグ本
体32を有する。プラグ設置手段31は、電極7,7 と接続さ
れている。このコンセントA は、任意の位置に運ぶこと
ができるので使い勝手が向上する。
設される栓刃状の刃及びピン状のプラグ接地手段を有
し、その電源プラグを装着するコンセントについて説明
したが、電源プラグの刃やプラグ接地手段の形状、個数
及び配置は限定されるものではなく、地域や電圧等によ
って変化するものであり、そのため、その電源プラグを
装着するコンセントも、その刃受孔や受刃等の形状、個
数及び配置も電源プラグに伴い適宜設計することができ
る。
着部の刃受孔の間でトラッキング現象が発生したときに
は、その刃受孔の間で流れる電流が電極及び接地部を介
してアースに流れるため、コンセントと接続される分電
盤等に漏電遮断器を設けておくことにより、そのコンセ
ントへの通電が遮断されるため、トラッキング現象の進
行が防止されて安全性が向上する。
項1の効果に加えて、電極は少なくとも1個の刃受孔を
取り囲むよう配設されているため、その刃受孔にからむ
トラッキング現象は確実に検出できるため、さらに安全
性が向上する。
項1または2の効果に加えて、電極が埋没するよう配設
されているため、刃受孔の間の沿面距離が増大してトラ
ッキングの発生及び進行を抑制することができる。
項1乃至3のいずれかの効果に加えて、電極を流れる電
流を検出して、そのコンセントへの通電が電路遮断手段
で遮断されるため、漏電遮断器を分電盤等に設けなくて
もよく、また、トラッキング現象が発生したコンセント
のみ通電が遮断されるので使い勝手が向上する。
項1乃至3のいずれかの効果に加えて、電極を流れる電
流を検出して、警報を警報発生手段で発することができ
るため、より一層安全性が向上する。
求項1乃至5のいずれかの効果に加えて、電源プラグの
プラグ接地手段と接続されるとともに接地部と接続され
るコンセント接地手段を有するため、電源プラグと接続
される機器の電気安全性を向上することができる。
解斜視図である。
る。
ム図である。
の正面図である。
の正面図である。
接続される分電盤とのシステム図である。
斜視図である。
ラグ装着部の正面図である。
面図である。
ラグ装着部の正面図である。
である。
視図である。
視図である。
視図である。
図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 電源プラグの刃を挿入する少なくとも
2個の刃受孔と、電源プラグのプラグ本体と当接する当
接面と、を有するプラグ装着部と、各刃を各々挟着する
とともに電源と接続される受刃と、該受刃を収納するも
のであってプラグ装着部とともに略箱状を形成するコン
セント本体と、を具備するコンセントにおいて、 前記プラグ装着部の刃受孔の間に、トラッキング検出用
の電極を設けるとともに、コンセント本体に、電極と接
続されるものであって接地される接地部を設けたことを
特徴とするコンセント。 - 【請求項2】 前記電極を、少なくとも1個の刃受孔
を取り囲むよう配設したことを特徴とする請求項1記載
のコンセント。 - 【請求項3】 前記電極を、プラグ装着部の当接面よ
り所定距離だけ埋没するよう配設したことを特徴とする
請求項1または2記載のコンセント。 - 【請求項4】 前記電極を流れる電流を検出する検出
手段と、該検出手段の出力信号に応じて受刃と電源との
間の電路を遮断する電路遮断手段と、を設けたことを特
徴とする請求項1乃至3記載のコンセント。 - 【請求項5】 前記電極を流れる電流を検出する検出
手段と、該検出手段の出力信号に応じて警報を発する警
報発生手段と、を設けたことを特徴とする請求項1乃至
3記載のコンセント。 - 【請求項6】 電源プラグのプラグ接地手段と接続さ
れるとともに接地部と接続されるコンセント接地手段を
設けたこと特徴とする請求項1乃至5記載のコンセン
ト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22321995A JP3677825B2 (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | コンセント |
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---|---|---|---|
JP22321995A JP3677825B2 (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | コンセント |
Publications (2)
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JPH0969380A true JPH0969380A (ja) | 1997-03-11 |
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ID=16794663
Family Applications (1)
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JP22321995A Expired - Fee Related JP3677825B2 (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | コンセント |
Country Status (1)
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Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006048958A (ja) * | 2004-07-30 | 2006-02-16 | Kawamura Electric Inc | 漏電ブレーカ付き電源コンセント |
JP2006048961A (ja) * | 2004-07-30 | 2006-02-16 | Kawamura Electric Inc | 電源コンセント |
JP2006048960A (ja) * | 2004-07-30 | 2006-02-16 | Kawamura Electric Inc | 電源コンセント |
JP2007005027A (ja) * | 2005-06-21 | 2007-01-11 | Kawamura Electric Inc | トラッキング検出機能付きプラグ |
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JP2012095470A (ja) * | 2010-10-27 | 2012-05-17 | Kyocera Corp | 異常検出システム及び端子台 |
-
1995
- 1995-08-31 JP JP22321995A patent/JP3677825B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (9)
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JP4497530B2 (ja) * | 2004-07-30 | 2010-07-07 | 河村電器産業株式会社 | 漏電ブレーカ付き電源コンセント |
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JP2012095470A (ja) * | 2010-10-27 | 2012-05-17 | Kyocera Corp | 異常検出システム及び端子台 |
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JP3677825B2 (ja) | 2005-08-03 |
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