JPH096898A - 画像処理装置及び方法 - Google Patents

画像処理装置及び方法

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JPH096898A
JPH096898A JP7151490A JP15149095A JPH096898A JP H096898 A JPH096898 A JP H096898A JP 7151490 A JP7151490 A JP 7151490A JP 15149095 A JP15149095 A JP 15149095A JP H096898 A JPH096898 A JP H096898A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 入力した画像中の各領域の属性の指定を簡単
な操作でもって設定できるようにする。 【構成】 入力部2を介して原稿画像を入力すると、領
域毎に大まかな属性を判定し、各領域を区別するための
枠と属性を示すシンボルパターンを表示部10に表示す
る。操作者はポインティングデバイス等で少なくとも属
性を修正もしくは変更しようとする領域を選択し、変更
或いは修正後の属性を与えると、与えられた属性で、そ
の時点で選択された領域の属性が変更される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像処理装置、詳しくは
入力した画像データの属性の判定或いは訂正を行ない、
下位の処理に渡す画像処理装置及び方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般に文字認識装置においては、イメー
ジスキャナ等から入力した文書画像中の文字領域を抽出
し、その領域毎の属性(縦書きか横書きか等の判定)が
誤っているか否か、或いは、操作者が1つ1つの領域に
対する属性を指定した後、文字認識処理を行なわせてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、各領域
毎に属性を一々指定したのでは、多くの領域が存在する
場合にはその作業が繁雑になるし、非常に面倒でもあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】及び
【作用】本発明はかかる問題点に鑑みなされたものであ
り、入力した画像中の各領域の属性の指定を簡単な操作
でもって設定できる画像処理装置及び方法に関するもの
である。
【0005】この課題を解決するため、例えば本発明の
画像処理装置は以下の構成を備える。すなわち、画像の
各領域の属性を決定し、各領域の画像部分を当該属性と
共に下位の処理に渡す画像処理装置であって、入力した
画像中の所望とする複数の領域を指定する指定手段と、
属性を指定する属性指定手段と、前記指定手段で指定し
た複数の領域に対して、前記属性指定手段で指定された
属性を与える制御手段とを備える。
【0006】また、本発明の好適な実施態様に従えば、
更に、入力した画像中の各領域に毎の枠を表示する枠表
示手段と、各領域毎の属性情報を表示する属性情報表示
手段とを備え、前記指定手段は、所望とする枠を指定
し、前記属性指定手段は変更指定する複数の中の1つの
属性情報を指定して属性を指定することが望ましい。
【0007】これによって、視覚的な枠単位に属性が指
定できるようになり、格別な知識を有さなくても操作す
ることが可能になる。
【0008】また、この場合においては、更に、前記属
性指定手段で属性が指定された場合、前記指定手段で指
定された複数の枠内に表示された属性情報を指定された
属性に応じて更新する属性情報更新手段を備えるが望ま
しい。これによって、変更後の属性が確認できるように
なる。
【0009】また、前記属性情報表示手段で表示される
属性情報は、シンボルパターンであるが望ましい。これ
によって、文字等で属性を表示するのに対して、少ない
表示領域でもって属性を操作者に報知することが可能に
なる。
【0010】また、前記指定手段は、全領域を一括して
指定することを含むことが望ましい。これによって単一
の属性からなる画像を入力した際に、一度に全部の属性
を指定できるようになる。
【0011】また、前記下位の処理は、文字認識処理で
あることが望ましい。これによって、正しい認識処理を
行なわせる、もしくは効率の良い文字認識を行なわせる
ことが可能になる。
【0012】また、前記属性には、文字イメージが縦書
き、横書きの種別情報が含まれることが望ましい。これ
によって文字認識する際の認識の順序が、文字列の読み
方向として認識されるようになる。
【0013】
【実施例】以下、添付図面に従って本発明にかかる実施
例を詳細に説明する。
【0014】<文字認識装置の説明(図1)>図1は実
施例の文字認識装置の概略構成を示すブロック図であ
る。図1において、1は文字認識装置であり、2は文書
画像を読取って入力する入力部で、例えばスキャナ等に
より構成され、原稿画像データをデジタルデータとして
入力している。3は装置1全体を制御する演算処理用の
中央処理装置(以下、CPUという)を示している。4
はROMで、CPU3の図3以降のフローチャートで示
された制御プログラムや各種データを格納している。5
はメモリ(RAM)で、CPU3のワークエリアとして
使用されると共に、入力部2より入力された文書画像デ
ータを記憶する領域、前処理部7で切り出された文字パ
ターンの位置、大きさを記憶する領域、更にはイメージ
の中で認識を行う場所すなわちブロック枠座標情報を格
納する場合にも使用する。6は属性変更部で、不図示の
ポインティングデバイス等による操作によって、ブロッ
クシンボル(詳細は後述する)をクリックする事によっ
てその領域の選択及び属性の変更を行う。7は前処理部
で、メモリ5に記憶された文書画像の1文字のパターン
を切出す。8は認識部で、前処理部7によって前処理さ
れたパターンから幾何学的特徴を抽出し、あらかじめ認
識用辞書9に格納されている標準パターンと照合して文
書画像の文字認識を行っている。10は表示部で、入力
された文書画像を表示するイメージ表示部14、認識結
果表示部15、ブロック枠表示部16、属性表示部17
からなる。11はシステムバスで、CPU3よりのデー
タバス、アドレスバスおよび制御信号バス等を含んでい
る。12は外部の出力装置、例えばプリンタ13等との
インタフェース制御を行うインタフェース部を示してい
る。
【0015】上記構成において、入力部2から原稿画像
を入力しメモリ5に格納する。そして、格納された画像
データとは別個に縮小画像をメモリ5上に生成する。縮
小画像は、例えば原画像のn×nの画素ブロックを1つ
の縮小画素とするもので、n×nの画素ブロック中に1
つでも黒画素が存在する場合に縮小画素を黒画素として
決定するものである。この処理を行うと、結局、原画像
を縦横それぞれ1/n倍にしたことと同じになり、且
つ、連接する文字イメージ(文字パターンのドットイメ
ージ)が互いに連結された状態になる。
【0016】この連結されたドット分布に外接する矩形
を順次定義していき、領域分割していく。尚、領域分割
処理で得られた領域の大きさ及びその中に含まれる黒画
素の割合等で、処理ブロックの大方の属性(文字か図形
か、文字であれば縦書きか或いは横書きか等)は判断で
きるようになっている。
【0017】以下、実施例では、領域分割処理を上記の
ようにして処理したものとして説明するが、領域分割処
理はこれに限らず如何なる処理でも行ってよく、属性判
定処理もこれに限るものではない。
【0018】<イメージウインドウの説明(図2)>図
2は実施例の文字認識装置1に入力された文書画像(メ
モリ5に格納されている)と領域分割結果及び領域の属
性を示すイメージウインドウの一例を示す図である。
【0019】図2において、21は入力部2で読取られ
た文書画像を示すイメージウインドウである。22は領
域分割の結果である枠(1つの領域のサイズを明示する
枠)であり、ここではテキスト部分の段落の位置を示し
ている。23及び24は領域の属性を示すブロックシン
ボルである。ブロックシンボル23は右側を向いている
ことで、そのブロック枠内の文章は横書きとして認定さ
れたことを示している。中の数字1は文字認識させる順
序を示している。また、ブロックシンボル24は該当す
る領域が縦書きであることを示している。
【0020】すなわち、図2は、本来、全ての領域が横
書きとして認定すべきところ、いくつかのブロック枠内
の文章が縦書きであると認定されてしまっている状態を
示している。
【0021】かかる状況になった場合において、実施例
では、誤判定された属性を、一括して訂正或いは指定す
るものである。
【0022】以下、実施例における文字認識処理を図3
のフローチャートに基づいて説明する。尚、この処理を
実行する制御プログラムはROM4に記憶されている。
【0023】まずステップS31で、操作者によりセッ
トされた文書画像を入力部2(スキャナ)により読取っ
て入力し、メモリ5に記憶する。
【0024】次にステップS32に進み、領域分割を行
う。領域分割によってテキストの段落、図、表、罫線な
どを取り出す。
【0025】次にステップS33に進み、領域の属性を
判定し、結果をメモリ5に記憶し、属性表示部17で属
性をブロックシンボルという形式で表示する。
【0026】次にステップS34に進み、マウスなどを
使って領域の属性を修正する。そして、ステップS35
に進み、修正された属性に従って、文字認識を行う。最
後に、ステップS36に進み、認識結果を表示する。
【0027】図4は、図3のステップS34の対応イメ
ージ表示の処理を示すフローチャートである。
【0028】まずステップS41で、複数のブロック枠
を選択する。実施例では、例えば、図5に示す様に、ポ
インティングデバイスを操作して、表示画面の上部に表
示されたメニューバー中の“編集”のプルダウンメニュ
ーを表示させ、“すべてのブロック枠を選択”を指定す
ることで、イメージウインドウ内の全てのブロック枠の
属性が編集対象として設定できる。選択されたブロック
枠は図6に示す様に4隅に灰色の四角からなる印が付い
て選択されていないブロック枠と区別される。ここで
は、すべてのブロック枠が選択されている。
【0029】次にステップS42で、マウスでひとつの
ブロックシンボルをポインティングデバイスで指定(ク
リック)するとその変更に合わせて、選択されているす
べての属性を一度に修正する。例えば、図6に示す様に
認識順序3,5,6番目のブロック枠は組方向を誤って
判定して縦書きになっているとすると、3,5,6番目
のいずれかのブロックシンボルがクリックすることでブ
ロックの属性、ここでは組方向を縦書きから横書きに変
更する。その際に選択されたすべてのブロックワークの
属性を横書きにする。つまり、ここでは6番目のブロッ
ク枠のブロックシンボルをクリックする事で、3,5番
目の属性も一度に修正できる。他のブロック枠は、元々
横書きであるとして認定されているわけであるから、何
等変更は行われない。
【0030】以上の指定が行われると、ステップS43
では、変更されたすべてのブロック枠のブロックシンボ
ルの表示を変更する。その結果が図7である。ここでは
すべてのブロックシンボルが右側を向いて、横書きであ
る事を示している。
【0031】以上の結果、少ない操作でもって複数のブ
ロック枠内の情報の属性を変更もしくは修正することが
可能になる。
【0032】後は、メニューバー中の“認識”を指定す
ることで、その時に選択されていた(四隅に四角の印が
つけられた)ブロック枠のイメージ情報と共に、その属
性情報が下位の文字認識処理に渡され、認識処理が行わ
れることになる。文字認識処理は、その時点で選択され
ているブロック番号の小さいものから順番にブロック枠
の内部にある文字イメージを受け、決定された方向(属
性)に従って順次文字認識処理を行っていく。
【0033】尚、上記説明では、一度に全てのブロック
枠内の属性を変更対象にする例を示したが、所望とする
ブロック枠を順次選択しても良い。例えば、マウス等を
使用するのであれは、右ボタンを押下しながら(もしく
はキーボードの所定のキーを押しながら)、所望とする
ブロック枠を左ボタンでクリックすることで、処理対象
のブロック枠を追加的に選択する。このようにすること
で、所望とするブロック枠のみ(複数のブロック枠)を
選択することが可能になる。
【0034】また、上記説明では、ブロック枠内の属性
として縦書き、横書きの2つの状態についてのみ説明し
た。すなわち、縦書きとして誤認定されたブロック枠の
シンボルを単に指定することで、一義的にそれを横書き
に修正した。しかしながら、属性の種別が3以上ある場
合には、変更後の属性を一義的に指定することはできな
い。そこで、属性の候補が3以上ある場合には、変更し
ようとするブロック枠(複数)を選択した際に、どのよ
うな属性するのかを問い合わせるメニューウインドウを
表示させ、そのメニューの中の1つもしくは複数を選択
し、対応する属性に変更するようにしても良い。
【0035】例えば、原稿が文章(文字)、写真、表や
図形等が混在している場合を考え、文字領域であると判
定された場合のシンボルは上記のように5角形(縦・横
向きがある)、写真の場合には円、表や図形の場合に三
角形として表示されるとする。このとき、文字であるに
もかかわらず、いくつかの領域が写真と認定されている
場合にはそのブロック枠のシンボル(この場合には円)
を指定したとき、属性として文字、表図形のいずれにす
るのかのメニューウインドウを表示し、“文字”である
ことを指定する。
【0036】また、特に、文字であるにもかかわらず、
写真、及び表や図形と認定されている場合には、残りの
属性は“文字”のみであるので、このときには単に変更
対象のブロック枠の属性を指定した際に自動的に“文
字”としての属性を与えることもできる。
【0037】属性としては、上記文字、写真、図形に限
定されるものではない。例えば文字の場合には、先に説
明したように、横書き、縦書きがあるが、その他として
は日本語、英語等の言語の種別も含めることもできる。
尚、属性のおおざっぱな判定処理は、如何なる手法を取
り入れても良い。
【0038】また、認識結果は、テキストデータとして
記憶保持することも、編集することも、さらには印刷す
ることも可能になるのは言うまでもない。
【0039】以上説明したように本実施例によれば、原
稿内に領域が細かく複数存在し、属性の修正が多い場合
でも容易に修正ができる、ユーザにとって使い易い文字
認識装置を実現することができる。
【0040】特に、一度に全てのブロック枠を選択する
ことを可能にすることで、単一の属性を持った原稿(例
えば横書きの文章のみの原稿)の場合には、非常に少な
い操作でもって、全属性を一括して変更、修正或いは指
定することが可能になる。
【0041】尚、表(罫線を含む)や図形等の属性を付
されたブロック枠内のイメージ、或いは写真等の属性が
付されたブロック内のイメージについての下位の処理と
しては、ファイルとして保存する際の圧縮処理の種別、
変倍するときの変倍の種別等に適応できる。
【0042】<第2の実施例>第1の実施例では、図4
のステップS42においてマウスを用いて属性を変更し
ているが、キーやメニューなどを使うなど、属性変更で
きれば何でも良い。以上の説明により第2の実施例にお
いても前述の第1の実施例と同様の作用・効果を得るこ
とができる。
【0043】<第3の実施例>第1の実施例では、ブロ
ックの属性を示すブロックシンボルを5角形等であると
して説明したがが、この形や位置、色、大きさ等何でも
良い。但し、操作者から見て、それらが互いに区別可能
になっていることが望ましい。
【0044】以上の説明により第3の実施例においても
前述の第1の実施例と同様の作用・効果を得ることがで
きる。
【0045】以上説明した様に本実施例によれば、原稿
内に領域が細かく複数存在し、属性の修正が多い場合で
も容易に修正ができる。このため、文書原稿を読取って
認識し修正する際、使い易く文字認識の操作性が向上す
る効果がある。
【0046】また、実施例では、処理対象の原稿画像は
イメージスキャナ等から入力するものとして説明した
が、イメージを記憶した記憶媒体(例えばフロッピーデ
ィスク等)や、回線を介して受信した場合にも適応でき
るので、上記例によって本願発明が限定されるものでは
ない。
【0047】また、更に、実施例では、単独の装置、或
いは複数の機器から構成されるシステムに適応しても、
装置或いはシステムに外部からプログラムを供給するこ
とによっても達成できるのは言うまでもないことでであ
る。従って、本願発明を実現するプログラムを内蔵させ
た記憶媒体にも容易に適応することが可能になる。
【0048】
【発明の効果】以上説明した様に本発明によれば、入力
した画像中の各領域の属性の指定を簡単な操作でもって
設定できるようになる。
【0049】
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の文字認識装置の概略構成を示す
ブロック図である。
【図2】第1の実施例の文字認識装置における表示部及
びメニューを示す図である。
【図3】第1の実施例の文字認識装置の処理を示すフロ
ーチャートである。
【図4】第1の実施例のステップS34の詳細を示すフ
ローチャートである。
【図5】第1の実施例の文字認識装置における表示部及
びメニューを示す図である。
【図6】第1の実施例の文字認識装置における表示部及
びメニューを示す図である。
【図7】第1の実施例の文字認識装置における表示部及
びメニューを示す図である。
【符号の説明】
1 文字認識装置 2 入力部 3 CPU 4 ROM 5 メモリ 6 属性変更部 7 前処理部 8 認識部 9 認識用辞書 10 表示部 11 システムバス 12 インタフェース部 13 プリンタ 14 イメージ表示部 15 認識結果表示部 16 ブロック枠表示部 17 属性表示部 21 イメージウインドウ 22 ブロック枠 23,24 ブロックシンボル

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像の各領域の属性を決定し、各領域の
    画像部分を当該属性と共に下位の処理に渡す画像処理装
    置であって、 入力した画像中の所望とする複数の領域を指定する指定
    手段と、 属性を指定する属性指定手段と、 前記指定手段で指定した複数の領域に対して、前記属性
    指定手段で指定された属性を与える制御手段とを備える
    ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 更に、入力した画像中の各領域毎に枠を
    表示する枠表示手段と、 各領域毎の属性情報を表示する属性情報表示手段とを備
    え、 前記指定手段は、所望とする枠を指定し、前記属性指定
    手段は変更指定する複数の中の1つの属性情報を指定し
    て属性を指定することを特徴とする請求項第1項に記載
    の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 更に、前記属性指定手段で属性が指定さ
    れた場合、前記指定手段で指定された複数の枠内に表示
    された属性情報を指定された属性に応じて更新する属性
    情報更新手段を備えることを特徴とする請求項第2項に
    記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記属性情報表示手段で表示される属性
    情報は、シンボルパターンであることを特徴とする請求
    項第2項に記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記指定手段は、全領域を一括して指定
    することを特徴とする請求項第1項に記載の画像処理装
    置。
  6. 【請求項6】 前記下位の処理は、文字認識処理である
    ことを特徴とする請求項第1項に記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記属性には、文字イメージが縦書き、
    横書きの種別情報であることを特徴とする請求項第1項
    に記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 画像の各領域の属性を決定し、各領域の
    画像部分を当該属性と共に下位の処理に渡す画像処理方
    法であって、 入力した画像中の所望とする複数の領域を指定する指定
    工程と、 属性を指定する属性指定工程と、 前記指定工程で指定した複数の領域に対して、前記属性
    指定工程で指定された属性を与える制御工程とを備える
    ことを特徴とする画像処理方法。
  9. 【請求項9】 更に、入力した画像中の各領域に毎の枠
    を表示する枠表示工程と、 各領域毎の属性情報を表示する属性情報表示工程とを備
    え、 前記指定工程は、所望とする枠を指定し、前記属性指定
    工程は変更指定する複数の中の1つの属性情報を指定し
    て属性を指定することを特徴とする請求項第1項に記載
    の画像処理方法。
  10. 【請求項10】 更に、前記属性指定工程で属性が指定
    された場合、前記指定工程で指定された複数の枠内に表
    示された属性情報を指定された属性に応じて更新する属
    性情報更新工程を備えることを特徴とする請求項第9項
    に記載の画像処理方法。
  11. 【請求項11】 前記属性情報表示工程で表示される属
    性情報は、シンボルパターンであることを特徴とする請
    求項第9項に記載の画像処理方法。
  12. 【請求項12】 前記指定工程は、全領域を一括して指
    定することを特徴とする請求項第8項に記載の画像処理
    方法。
  13. 【請求項13】 前記下位の処理は、文字認識処理であ
    ることを特徴とする請求項第8項に記載の画像処理方
    法。
  14. 【請求項14】 前記属性には、文字イメージが縦書
    き、横書きの種別情報であることを特徴とする請求項第
    8項に記載の画像処理方法。
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