JPH096896A - 光学式画像情報読み取り装置 - Google Patents
光学式画像情報読み取り装置Info
- Publication number
- JPH096896A JPH096896A JP7174305A JP17430595A JPH096896A JP H096896 A JPH096896 A JP H096896A JP 7174305 A JP7174305 A JP 7174305A JP 17430595 A JP17430595 A JP 17430595A JP H096896 A JPH096896 A JP H096896A
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- light emitting
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 光学式画像情報読み取り装置において、スキ
ャン処理速度を高速化できるようにする。 【構成】 検出手段７は、読み取るべき帳票Ｓが搬送手
段によって装置内の所定のスキャン位置に到達したこと
を検出する。発光手段８は、前記検出手段による検出に
呼応して発光することによって、前記スキャン位置に来
た帳票の全面に光を照射する。この発光手段は、例え
ば、シンクロストロボによって構成することができる。
前記発光手段が光を照射したことに同期して、二次元の
イメージセンサ１０は、前記帳票の全面を同時にスキャ
ンする。前記二次元のイメージセンサは、例えば、ＣＣ
Ｄカメラによって構成することができる。
ャン処理速度を高速化できるようにする。 【構成】 検出手段７は、読み取るべき帳票Ｓが搬送手
段によって装置内の所定のスキャン位置に到達したこと
を検出する。発光手段８は、前記検出手段による検出に
呼応して発光することによって、前記スキャン位置に来
た帳票の全面に光を照射する。この発光手段は、例え
ば、シンクロストロボによって構成することができる。
前記発光手段が光を照射したことに同期して、二次元の
イメージセンサ１０は、前記帳票の全面を同時にスキャ
ンする。前記二次元のイメージセンサは、例えば、ＣＣ
Ｄカメラによって構成することができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、光学式画像情報読み
取り装置に関し、特に、スキャン処理速度を高速化でき
るようにしたものに関する。
取り装置に関し、特に、スキャン処理速度を高速化でき
るようにしたものに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より知られている光学式文字読み取
り装置（ＯＣＲ）においては、読取り対象である帳票に
対して光を照射し、該帳票からの反射光を受光する光電
変換面を一次元のＣＣＤラインセンサによってスキャン
している。前記ＣＣＤラインセンサから出力される各ス
キャンごとのビデオ信号は、２値画像データに変換され
てメモリに記憶され、この２値画像データに基づいて、
文字の認識が行われるようになっている。
り装置（ＯＣＲ）においては、読取り対象である帳票に
対して光を照射し、該帳票からの反射光を受光する光電
変換面を一次元のＣＣＤラインセンサによってスキャン
している。前記ＣＣＤラインセンサから出力される各ス
キャンごとのビデオ信号は、２値画像データに変換され
てメモリに記憶され、この２値画像データに基づいて、
文字の認識が行われるようになっている。
【０００３】ところで、一般的に、ＯＣＲにあっては、
高速で、多数の帳票を連続的に読み取る能力が要求され
ている。このような要求に応じてＯＣＲの処理速度を高
速化するためには、主に、スキャン処理速度を上げ、こ
れに応じて帳票搬送速度を高めること、および、文字認
識用ソフトウェアによる文字認識処理を行う速度を高め
ることが重要になる。
高速で、多数の帳票を連続的に読み取る能力が要求され
ている。このような要求に応じてＯＣＲの処理速度を高
速化するためには、主に、スキャン処理速度を上げ、こ
れに応じて帳票搬送速度を高めること、および、文字認
識用ソフトウェアによる文字認識処理を行う速度を高め
ることが重要になる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したよう
な一次元のＣＣＤラインセンサを使用する従来のＯＣＲ
にあっては、１ラインずつ順次スキャンする構成である
ので、スキャン処理速度を上げることができず、このた
め、帳票を比較的遅い一定速度で搬送しており、処理速
度をあまり高速化できなかった。この発明は上述の点に
鑑みてなされたもので、スキャン処理速度を高速化でき
る光学式画像情報読み取り装置を提供することを目的と
する。
な一次元のＣＣＤラインセンサを使用する従来のＯＣＲ
にあっては、１ラインずつ順次スキャンする構成である
ので、スキャン処理速度を上げることができず、このた
め、帳票を比較的遅い一定速度で搬送しており、処理速
度をあまり高速化できなかった。この発明は上述の点に
鑑みてなされたもので、スキャン処理速度を高速化でき
る光学式画像情報読み取り装置を提供することを目的と
する。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明に係る光学式画像情報読み取り装置は、帳
票を搬送する搬送手段と、前記検出手段の検出に呼応し
て発光し、前記スキャン位置に到達した帳票の全面に光
を照射する発光手段と、前記発光手段の発光に同期し
て、前記帳票の全面を同時にスキャンする二次元のイメ
ージセンサとを具備したものである。
め、この発明に係る光学式画像情報読み取り装置は、帳
票を搬送する搬送手段と、前記検出手段の検出に呼応し
て発光し、前記スキャン位置に到達した帳票の全面に光
を照射する発光手段と、前記発光手段の発光に同期し
て、前記帳票の全面を同時にスキャンする二次元のイメ
ージセンサとを具備したものである。
【０００６】
【作用】検出手段は、読み取るべき帳票が搬送手段によ
って装置内の所定のスキャン位置に到達したことを検出
する。発光手段は、前記検出手段による検出に呼応して
発光することによって、前記スキャン位置に来た帳票の
全面に光を照射する。この発光手段は、例えば、既知の
シンクロストロボによって構成することができる。前記
発光手段が光を照射したことに同期して、二次元のイメ
ージセンサは、前記帳票の全面を同時（すなわち一時）
にスキャンする。前記二次元のイメージセンサは、例え
ば、既知のＣＣＤカメラによって構成することができ
る。
って装置内の所定のスキャン位置に到達したことを検出
する。発光手段は、前記検出手段による検出に呼応して
発光することによって、前記スキャン位置に来た帳票の
全面に光を照射する。この発光手段は、例えば、既知の
シンクロストロボによって構成することができる。前記
発光手段が光を照射したことに同期して、二次元のイメ
ージセンサは、前記帳票の全面を同時（すなわち一時）
にスキャンする。前記二次元のイメージセンサは、例え
ば、既知のＣＣＤカメラによって構成することができ
る。
【０００７】以上のように二次元のイメージセンサによ
って帳票の全面を同時にスキャンするようにしたので、
この発明は、スキャン処理速度を大幅に高速化すること
ができ、これに伴って、帳票の搬送速度を大幅に上げる
ことができる。
って帳票の全面を同時にスキャンするようにしたので、
この発明は、スキャン処理速度を大幅に高速化すること
ができ、これに伴って、帳票の搬送速度を大幅に上げる
ことができる。
【０００８】
【実施例】以下、添付図面を参照してこの発明の実施例
を詳細に説明する。図１は、この発明の一実施例に係る
ＯＣＲの全体を示す一部破断正面略図である。この実施
例において、ホッパ２上にセットされた帳票Ｓは、１枚
ずつ、ピックアップローラ３によってＯＣＲ内部（すな
わち、キャビネットＣＡの内部）に順次送り込まれる。
ＯＣＲ内部において、搬送ベルト４は、このように送り
込まれた帳票Ｓを、帳票Ｓの両側縁を案内する１対の帳
票ガイド６（分かり易いよう、図１では、一方側の帳票
ガイド６のみを示す）に沿って搬送する。これらピック
アップローラ３および搬送ベルト４は、帳票Ｓのための
搬送手段を構成する。
を詳細に説明する。図１は、この発明の一実施例に係る
ＯＣＲの全体を示す一部破断正面略図である。この実施
例において、ホッパ２上にセットされた帳票Ｓは、１枚
ずつ、ピックアップローラ３によってＯＣＲ内部（すな
わち、キャビネットＣＡの内部）に順次送り込まれる。
ＯＣＲ内部において、搬送ベルト４は、このように送り
込まれた帳票Ｓを、帳票Ｓの両側縁を案内する１対の帳
票ガイド６（分かり易いよう、図１では、一方側の帳票
ガイド６のみを示す）に沿って搬送する。これらピック
アップローラ３および搬送ベルト４は、帳票Ｓのための
搬送手段を構成する。
【０００９】帳票センサ７は、このようにＯＣＲ内部に
おいて搬送される帳票Ｓの先端（搬送方向先端エッジ）
を検出する検出手段であって、前記帳票ＳがＯＣＲ内部
における所定のスキャン位置に到達したことを示す到達
検出信号ＡＲを出力する。該帳票センサ７は、前記帳票
Ｓの全面がＯＣＲ内部の所定のスキャン位置に到達した
時に、該帳票Ｓの例えば先端を検出できるような位置に
設けられている。なお、代案として、この帳票センサ７
は、帳票Ｓの全面がＯＣＲ内部の所定のスキャン位置に
到達した時に、該帳票Ｓの後端を検出できるような位置
に設けられていてもよい。
おいて搬送される帳票Ｓの先端（搬送方向先端エッジ）
を検出する検出手段であって、前記帳票ＳがＯＣＲ内部
における所定のスキャン位置に到達したことを示す到達
検出信号ＡＲを出力する。該帳票センサ７は、前記帳票
Ｓの全面がＯＣＲ内部の所定のスキャン位置に到達した
時に、該帳票Ｓの例えば先端を検出できるような位置に
設けられている。なお、代案として、この帳票センサ７
は、帳票Ｓの全面がＯＣＲ内部の所定のスキャン位置に
到達した時に、該帳票Ｓの後端を検出できるような位置
に設けられていてもよい。
【００１０】前記キャビネットＣＡの上壁部には、発光
手段であるシンクロストロボ８と、二次元のイメージセ
ンサであるＣＣＤカメラ１０が設けられている。前記シ
ンクロストロボ８は、帳票Ｓが前記所定のスキャン位置
に到達した検出したことを示す前記帳票センサ７からの
到達検出信号ＡＲに呼応して発光し、これにより、前記
スキャン位置に在る帳票Ｓの全面に光を照射するもので
ある。この照射に同期して、前記ＣＣＤカメラ１０は、
前記帳票Ｓの全面を同時（一時）にスキャンするための
撮像動作を行うようになっている。このようなＣＣＤカ
メラ１０の撮像動作の終了後、前記帳票Ｓは、さらに、
搬送され、スタッカ１０上に排出されることになる。
手段であるシンクロストロボ８と、二次元のイメージセ
ンサであるＣＣＤカメラ１０が設けられている。前記シ
ンクロストロボ８は、帳票Ｓが前記所定のスキャン位置
に到達した検出したことを示す前記帳票センサ７からの
到達検出信号ＡＲに呼応して発光し、これにより、前記
スキャン位置に在る帳票Ｓの全面に光を照射するもので
ある。この照射に同期して、前記ＣＣＤカメラ１０は、
前記帳票Ｓの全面を同時（一時）にスキャンするための
撮像動作を行うようになっている。このようなＣＣＤカ
メラ１０の撮像動作の終了後、前記帳票Ｓは、さらに、
搬送され、スタッカ１０上に排出されることになる。
【００１１】前記ＯＣＲの全体的な制御は、例えばマイ
クロコンピュータからなる制御部によって行われるよう
になっている。図２は、前記制御部の機能を説明する機
能ブロック図である。この機能ブロック図を参照して、
各帳票Ｓについて前記制御部が行う処理を説明すると、
次のようである。
クロコンピュータからなる制御部によって行われるよう
になっている。図２は、前記制御部の機能を説明する機
能ブロック図である。この機能ブロック図を参照して、
各帳票Ｓについて前記制御部が行う処理を説明すると、
次のようである。
【００１２】例えば前記キャビネットＣＡの表面側に設
けられた図示しない所定の搬送スイッチがオンされたこ
とに呼応して、ピックアップローラ３および搬送ベルト
４が作動し、ホッパ２上の帳票ＳがＯＣＲ内部に搬送さ
れる。
けられた図示しない所定の搬送スイッチがオンされたこ
とに呼応して、ピックアップローラ３および搬送ベルト
４が作動し、ホッパ２上の帳票ＳがＯＣＲ内部に搬送さ
れる。
【００１３】スキャン処理部１３において、撮像部１４
は、帳票センサ７から出力される先端検出信号ＡＲに応
じて、シンクロストロボ８による発光動作を行い、ＣＣ
Ｄカメラ１０による撮像動作を実行する。画像取込部１
５は、前記ＣＣＤカメラ１０から出力されるビデオ信号
を、２値画像データに変換してメモリ１６に記憶する。
画像拡大部１７は、辞書メモリ１８に予め格納されてい
る基準辞書（パターン）とのサイズ上の整合性を取るた
めに、前記画像データを拡大する処理を前記メモリ１６
上で行う。
は、帳票センサ７から出力される先端検出信号ＡＲに応
じて、シンクロストロボ８による発光動作を行い、ＣＣ
Ｄカメラ１０による撮像動作を実行する。画像取込部１
５は、前記ＣＣＤカメラ１０から出力されるビデオ信号
を、２値画像データに変換してメモリ１６に記憶する。
画像拡大部１７は、辞書メモリ１８に予め格納されてい
る基準辞書（パターン）とのサイズ上の整合性を取るた
めに、前記画像データを拡大する処理を前記メモリ１６
上で行う。
【００１４】文字認識部２０では、周知のように、前記
メモリ１６に拡大されて格納された画像データと、前記
辞書メモリ１８に格納された基準辞書とを照合すること
によって、前記帳票Ｓに記録された文字情報を認識す
る。なお、帳票Ｓの全面を同時にスキャンする二次元の
イメードセンサとしては、上記実施例のようにＣＣＤカ
メラ１０を使用するのが最も好ましいが、ＭＯＳ形の固
体撮像素子その他を使用してもよい。また、この発明
は、上記実施例のようなＯＣＲに限らず、その他の光学
式画像情報読み取り装置として実施してもよい。
メモリ１６に拡大されて格納された画像データと、前記
辞書メモリ１８に格納された基準辞書とを照合すること
によって、前記帳票Ｓに記録された文字情報を認識す
る。なお、帳票Ｓの全面を同時にスキャンする二次元の
イメードセンサとしては、上記実施例のようにＣＣＤカ
メラ１０を使用するのが最も好ましいが、ＭＯＳ形の固
体撮像素子その他を使用してもよい。また、この発明
は、上記実施例のようなＯＣＲに限らず、その他の光学
式画像情報読み取り装置として実施してもよい。
【００１５】
【発明の効果】以上のように、この発明は、二次元のイ
メージセンサを使用して帳票の全面を同時にスキャンす
る構成であるので、スキャン処理速度を大幅に高速化す
ることができる、という優れた効果を奏する。
メージセンサを使用して帳票の全面を同時にスキャンす
る構成であるので、スキャン処理速度を大幅に高速化す
ることができる、という優れた効果を奏する。
【図１】この発明の一実施例に係るＯＣＲの全体構成を
示す一部破断正面略図である。
示す一部破断正面略図である。
【図２】図１に示したＯＣＲにおける制御部の機能を説
明する機能ブロック図である。
明する機能ブロック図である。
Ｓ 帳票 ３ ピックアップローラ ４ 搬送ベルト ７ 帳票センサ ８ シンクロストロボ １０ ＣＣＤカメラ
Claims (3)
- 【請求項１】 帳票を搬送する搬送手段と、 前記搬送手段によって搬送される前記帳票が所定のスキ
ャン位置に到達したことを検出する検出手段と、 前記検出手段の検出に呼応して発光し、前記スキャン位
置に到達した帳票の全面に光を照射する発光手段と、 前記発光手段の発光に同期して、前記帳票の全面を同時
にスキャンする二次元のイメージセンサとを具備した光
学式画像情報読み取り装置。 - 【請求項２】 前記二次元のイメージセンサがＣＣＤカ
メラである請求項１に記載の光学式画像情報読み取り装
置。 - 【請求項３】 前記発光手段がシンクロストロボである
請求項１に記載の光学式画像情報読み取り装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7174305A JPH096896A (ja) | 1995-06-16 | 1995-06-16 | 光学式画像情報読み取り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7174305A JPH096896A (ja) | 1995-06-16 | 1995-06-16 | 光学式画像情報読み取り装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH096896A true JPH096896A (ja) | 1997-01-10 |
Family
ID=15976342
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7174305A Pending JPH096896A (ja) | 1995-06-16 | 1995-06-16 | 光学式画像情報読み取り装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH096896A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111924584A (zh) * | 2020-09-18 | 2020-11-13 | 北方工业大学 | 自动阅卷装置以及自动阅卷方法 |
-
1995
- 1995-06-16 JP JP7174305A patent/JPH096896A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111924584A (zh) * | 2020-09-18 | 2020-11-13 | 北方工业大学 | 自动阅卷装置以及自动阅卷方法 |
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