JPH0968732A - ブレ補正機構を備える撮影装置 - Google Patents

ブレ補正機構を備える撮影装置

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JPH0968732A
JPH0968732A JP7225088A JP22508895A JPH0968732A JP H0968732 A JPH0968732 A JP H0968732A JP 7225088 A JP7225088 A JP 7225088A JP 22508895 A JP22508895 A JP 22508895A JP H0968732 A JPH0968732 A JP H0968732A
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JP
Japan
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shake correction
correction mechanism
microcomputer
signal
switch
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JP7225088A
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Inventor
Shinichi Hirano
真一 平野
Tatsuo Amanuma
辰男 天沼
Fumiya Taguchi
文也 田口
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タイマーホールド機能を有するブレ補正機構
を備える撮影装置は、露光時以外にも長時間ブレ補正機
構の駆動を行うために不必要に電源を消費し、フィルム
露光制御及びフィルム給送制御等を行うことができなく
なってしまう。 【解決手段】 ブレ補正機構と,ブレ補正機構の起動信
号が入力された場合に入力後予め定めた所定時間だけ継
続してブレ補正機構へ駆動信号を出力するブレ補正制御
部とを備える撮影装置において、ブレ補正機構の電源電
圧が予め設定した第1の臨界値以下である場合(S60
2)には、起動信号が有力されている間だけ(S61
1)、ブレ補正機構へ駆動信号を出力する(S60
8)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブレ補正機構を備
える撮影装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カメラに代表される撮影装置では
AF機構は一般的になっている。近年では、さらに、こ
の撮影装置に手ブレによるフィルム面での像ブレを補正
するブレ補正機構を付加することが提案されている。
【0003】このブレ補正機構は、撮影装置に組み込ま
れて、手ブレ等による光軸の角度変動を検知し、これに
より撮影画像を補正するものである。例えば、特開平2
−66535号公報にはブレ補正機構を単玉レンズ光学
系に適用した例が、一方、特開平2−183217号公
報には、内焦式望遠レンズの撮影光学系の一部をシフト
することにより撮影画像を補正する例が、それぞれ提案
されている。
【0004】これらのブレ補正機構を備える撮影装置で
は、通常の場合、撮影装置の一部にブレ補正機構へ起動
信号を入力するためのブレ補正制御開始スイッチ(VR
作動スイッチ)が設けられている。
【0005】そして、このVR作動スイッチが撮影装置
使用者によってオンされた場合、このオンの時から所定
時間(通常の場合は8秒間又は16秒間)だけブレ補正
機構を継続して動作させる(タイマーホールド)制御信
号を、ブレ補正制御部からブレ補正駆動部へ出力して、
ブレ補正機構を駆動していた。
【0006】ブレ補正制御部にこのようなタイマーホー
ルド機能を備える理由は、 専用のVR作動スイッチを用いる場合、VR作動スイ
ッチのオンから露光終了までの間、撮影装置使用者はV
R作動スイッチをオンし続けなければならないが、同時
期にレリーズスイッチオン操作も併せて行う必要があ
り、操作が煩雑になってしまうこと、
【0007】レリーズスイッチの半押しによりVR作
動スイッチオンを兼用する場合、VR作動スイッチのオ
ンから露光開始までの間、レリーズスイッチ半押しを継
続し続けなければならず、撮影装置使用者に微妙な操作
を要求することになることといった課題を解消するため
である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなタ
イマーホールド機能を有するブレ補正機構を備える撮影
装置では、ブレ補正機構の電源電圧の降下程度に関係な
く、常に、VR作動スイッチが撮影装置使用者によって
オンされると、このオンの時から所定時間だけブレ補正
機構を継続して動作させていた。
【0009】そのため、露光時以外にも長時間、電力消
費量が大きいブレ補正機構の駆動を行うことになり、不
必要に電源を消費していた。したがって、VR作動スイ
ッチオン時における電源電圧の値によっては、ブレ補正
機構の駆動により電源電圧の急激な低下を生じ、撮影装
置の他の基本的な制御(例えば、フィルム露光制御やフ
ィルム給送制御等)を行うことができなくなってしまう
という課題があった。
【0010】また、前述のタイマーホールド機能を有す
るブレ補正機構を備える撮影装置では、撮影装置使用者
は、電源電圧の値を認識するには、撮影装置の一部に電
源電圧の値の程度を示す表示部を設け、この表示部を目
視することにより確認する必要があった。
【0011】そのため、例えば長時間にわたって、連続
して撮影を行うような場合には、この表示部の目視を絶
えず行って電源電圧の程度を認識する必要があり、撮影
操作が煩雑になってしまうという課題もあった。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような課
題に鑑み、前述のタイマーホールド機能を常に作動させ
るのではなく、電源電圧の降下程度に応じて、タイマー
ホールド機能の停止さらにはブレ補正制御の停止を行う
ことにより、不必要な電源消費を抑制することを図った
ものである。
【0013】すなわち、請求項1の発明は、撮影光学系
における光軸のブレ量の検出値に基づいて前記撮影光学
系の全部又は一部と撮影画面とを相対的に移動させるブ
レ補正機構と,前記ブレ補正機構の起動信号が入力され
た場合、前記起動信号の入力後予め定めた所定時間だけ
継続して前記ブレ補正機構へ駆動信号を出力するブレ補
正制御部とを備える撮影装置であって、前記ブレ補正制
御部は、前記ブレ補正機構の電源電圧が予め設定した第
1の境界値以下である場合には、前記起動信号が入力さ
れている間だけ、前記ブレ補正機構へ駆動信号を出力す
ることを特徴とする。
【0014】請求項2の発明は、撮影光学系における光
軸のブレ量の検出値に基づいて前記撮影光学系の全部又
は一部と撮影画面とを相対的に移動させるブレ補正機構
と,前記ブレ補正機構の起動信号が入力された場合、前
記起動信号の入力後予め定めた所定時間だけ継続して前
記ブレ補正機構へ駆動信号を出力するブレ補正制御部と
を備える撮影装置であって、前記ブレ補正制御部は、前
記ブレ補正機構の電源電圧が予め設定した第2の境界値
以下である場合には、前記起動信号が入力されても、前
記駆動信号の出力を禁止することを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)以下、添付図面等を参照しながら本
発明の実施形態をあげて、本発明をより詳細に説明す
る。
【0016】図1は、本発明にかかるブレ補正機構を備
える撮影装置の第1実施形態を示すブロック図であり、
図3は、第1実施形態におけるブレ補正機構を備える撮
影装置の構成を示す模式図である。
【0017】図1及び図3に示すように、このブレ補正
機構は、レンズ装置1とボディ装置2とから構成される
撮影装置(図3参照)に組み込まれたものであり、後述
するように、撮影光学系における光軸のブレ量の検出値
に基づいて撮影光学系の一部をシフトさせるものであ
る。
【0018】レンズ装置1には、防振制御用マイクロコ
ンピュータ3、超音波モータ用マイクロコンピュータ1
6、通信用マイクロコンピュータ24等が設けられ、一
方、ボディ装置2には、ボディ用マイクロコンピュータ
25等が設けられる。本実施形態では、これらの各マイ
クロコンピュータを組み合わせて、本発明におけるブレ
補正制御部が構成される。
【0019】防振制御用マイクロコンピュータ3は、ボ
ディ装置2のボディ用マイクロコンピュータ25の出力
と、Xエンコーダ5、Yエンコーダ9、距離エンコーダ
15及びズームエンコーダ22等からの光学系位置情報
とに基づいて、X軸駆動モータ7、X軸モータドライバ
ー8、Y軸駆動モータ11及びY軸モータドライバー1
2等から構成されるブレ補正駆動部の駆動を制御する。
【0020】レンズ接点4は、レンズ装置1とボディ装
置2と間の信号の授受に使用する電気接点群であり、通
信用マイクロコンピュータ24に接続される。Xエンコ
ーダ5は、X軸方向の光学系移動量を検出するためのも
のであり、その出力は、XエンコーダIC6に接続され
る。XエンコーダIC6は、X軸方向の光学系移動量を
電気信号に変換するためのものであり、その信号は、防
振制御用マイクロコンピュータ3へ送られる。さらに、
X軸駆動モータ7は、X軸ブレ補正光学系をシフト駆動
する駆動モータであり、X軸モータドライバー8は、X
軸駆動モータ7を駆動する回路である。
【0021】同様にして、Yエンコーダ9は、Y軸方向
の光学系移動量を検出するためのものであり、その出力
は、YエンコーダIC10に接続される。Yエンコーダ
IC10は、Y軸方向の光学系移動量を電気信号に変換
するためのものであり、その信号は、防振制御用マイク
ロコンピュータ3に送られる。さらに、Y軸駆動モータ
11は、Y軸ブレ補正光学系をシフト駆動する駆動モー
タであり、Y軸モータドライバー12は、Y軸駆動モー
タ11を駆動する回路である。
【0022】防振ヘッドアンプ13は、ブレ量を検出す
るブレ検出部であって、ブレ量を検出する回路である。
すなわち、像ブレ情報を電気信号に変換し、その信号は
防振制御用マイクロコンピュータ3に送られる。防振ヘ
ッドアンプ13としては、例えば角速度センサー等を使
用できる。
【0023】VRスイッチ14は、ブレ補正駆動のオン
−オフ及び、ブレ補正モード1及びブレ補正モード2の
切替えを行うスイッチである。ここで、例えば、ブレ補
正モード1は、撮影準備開始動作以降にファインダー像
のブレを補正する場合の粗い制御を行うモードであり、
ブレ補正モード2は、実際の露光時にブレを補正する場
合の精密な制御を行うモードである。
【0024】距離エンコーダ15は、フォーカス位置を
検出して電気信号に変換するエンコーダであり、その出
力は、同様にして、防振制御用マイクロコンピュータ
3、超音波モータ用マイクロコンピュータ16及び通信
用マイクロコンピュータ24に接続される。
【0025】超音波モータ用マイクロコンピュータ16
は、合焦光学系駆動部の駆動を行う超音波モータ19を
制御するためのものである。USMエンコーダ17は、
超音波モータ19の移動量を検出するエンコーダであ
り、その出力は、USMエンコーダIC18に接続され
る。USMエンコーダIC18は、超音波モータ19の
移動量を電気信号に変換する回路であり、その信号は、
超音波モータ用マイクロコンピュータ16に送られる。
【0026】超音波モータ19は、合焦光学系を駆動す
るモータである。超音波モータ駆動回路20は、超音波
モータ19の固有の駆動周波数を有し、相互に90°位
相差を有する2つの駆動信号を発生させる回路である。
超音波モータ用IC21は、超音波モータ用マイクロコ
ンピュータ16と超音波モータ駆動回路20とのインタ
ーフェースを行う回路である。
【0027】ズームエンコーダ22は、レンズ焦点距離
位置を検出して電気信号に変換するエンコーダであり、
その出力は、防振制御用マイクロコンピュータ3、超音
波モータ用マイクロコンピュータ16及び通信用マイク
ロコンピュータ24に接続される。
【0028】DC−DCコンバータ23は、電源電池の
電圧変動に対して安定したDC電圧を供給する回路であ
り、通信用マイクロコンピュータ24からの信号により
制御されている。
【0029】通信用マイクロコンピュータ24は、レン
ズ装置1とボディ装置2との間の通信を行い、レンズ装
置1内の他のマイクロコンピュータ(防振制御用マイク
ロコンピュータ3や超音波モータ用マイクロコンピュー
タ16等)に命令を伝達するマイクロコンピュータであ
る。
【0030】ボディ用マイクロコンピュータ25は、レ
ンズ装置1より伝達された最大防振時間の情報と露出設
定情報や被写体輝度情報等とにより、図示しないブレ補
正表示部に警告表示の指示を行う。
【0031】VR作動スイッチ27は、ブレ補正機構へ
起動信号を入力するための専用スイッチであり、その出
力は防振制御用マイクロコンピュータ3へ送られる。レ
リーズスイッチ28は、ボディ装置2に設けられてお
り、撮影装置使用者が、露光制御の開始をボディ装置2
に伝達し、防振制御開始スイッチ決定処理で指定された
場合、ブレ補正制御信号の伝達タイミングを決定する。
撮影装置使用者によるレリーズボタンの半押しにより撮
影準備動作を開始する半押しスイッチSW1と、レリー
ズボタンの全押しにより露光制御の開始を指示する全押
しスイッチSW2とから構成される。
【0032】さらに、パワー電源供給源29は、ボディ
装置2に設けられており、例えばブレ補正機構を駆動す
るための大容量電源をレンズ装置1へ供給する。レンズ
装置1では、供給された電力を、大電力を消費するモー
タ駆動用の電源として使用する。
【0033】本実施形態におけるブレ補正機構を備える
カメラは、以上のように構成されている。図2は、本実
施形態にかかる撮影装置の作動順序を説明した流れ図で
ある。ステップ(以下、「S」と略記する。)200に
おいて、通信用マイクロコンピュータ24が通信準備を
行う。これと同時に、防振制御用マイクロコンピュータ
3がS201で通信準備を行うとともに、超音波モータ
用マイクロコンピュータ16がS202で通信準備を行
う。
【0034】S203において、通信用マイクロコンピ
ュータ24がレンズ接点4を介してボディ装置2と通信
を行う。S204において、ボディ装置2からの合焦制
御指示を超音波モータ用マイクロコンピュータ16へ伝
達する。
【0035】S205において、超音波モータ用マイク
ロコンピュータ16がズームエンコーダ22、距離エン
コーダ15等の情報を基に合焦制御を行う。S206に
おいて、ボディ装置2からの防振制御指示を防振制御マ
イクロコンピュータ3へ伝達する。
【0036】S207において、防振制御用マイクロコ
ンピュータ3は防振演算を行う。S208において、防
振制御用マイクロコンピュータ3は防振制御を行う。本
実施形態における防振制御用マイクロコンピュータ3に
は、VR作動スイッチ27のオンにより入力されるブレ
補正機構起動信号の入力後予め定めた所定時間だけ継続
してブレ補正機構へ駆動信号を出力するタイマーホール
ド機能が設けられている。以下、このタイマーホールド
機能に関する動作順序を説明する。
【0037】図4は、本実施形態において、防振制御用
マイクロコンピュータ3のタイマー割り込みモジュール
の動作順序を示す流れ図である。図1及び図3も参照し
ながらタイマー割り込みモジュールの動作順序を説明す
る。
【0038】S400において、現在時間の値を更新す
る。S401において、防振制御モジュールをコールす
る。S402において、防振制御用マイクロコンピュー
タ3がXモータードライバー8及びYモータードライバ
ー12に供給されるパワー電源の電源電圧の値をデジタ
ル値にAD変換する。
【0039】図5は、本実施形態において、防振制御用
マイクロコンピュータ3のVR作動スイッチ27による
外部割り込みモジュールの作動順序を示す流れ図であ
る。図1及び図3も参照しながら、この作動順序を説明
する。
【0040】S500において、VR作動スイッチ27
の立下がりエッジで割り込みが発生したのか、立上がり
エッジで割り込みが発生したのかを判定する。立上がり
エッジで割り込みが発生した場合にはリターンし、立下
がりエッジで割り込みが発生した場合にはS501のV
R作動スイッチ入力時間更新へ進む。
【0041】S501において、VR作動スイッチ27
の入力時間を現在時間と入れ替えることにより、VR作
動スイッチ入力時間を更新する。そして、S502のV
R作動フラグセットへ進む。
【0042】S502において、VR作動フラグをセッ
トする。図6は、本実施形態において、図2に示すS2
07における防振演算処理の作動順序を示す流れ図であ
る。図1及び図3も参照しながら、この作動順序を説明
する。
【0043】S600において、VRスイッチ14がオ
ンされているか否かを判定する。VRスイッチ14がオ
ンされている場合にはS601へ進み、VRスイッチ1
4がオフされている場合にはリターンする。
【0044】S601において、図4に示すS402で
AD変換した電源電圧が、電圧低下抑制のためにブレ補
正機構を停止する必要がある第2の境界値であるVlim2
より大きいか否かを判定する。電源電圧が第2の境界値
lim2よりも大きい場合にはS602へ進み、小さいか
又は等しい場合にはS612へ進み、それ以降はブレ補
正機構を停止する。
【0045】S602において、前述の電源電圧の値
が、タイマーホールド機能をキャンセルする必要がある
第1の境界値であるVlim1より大きいか否かを判定す
る。電源電圧が第1の境界値Vlim1よりも大きい場合に
はS603へ進み、小さいか又は等しい場合にはS61
1へ進む。なお、第1の境界値Vlim1>第2の境界値V
lim2である。
【0046】すなわち、S602までで、駆動電圧値
と、第1の境界値Vlim1、第2の境界値Vlim2との差を
算出してあるため、S603以降において、ブレ補正機
構のタイマーホールドを行う。
【0047】S603において、図5に示すS502に
よりVR作動フラグがセットされている場合にはS60
4へ進み、VR作動フラグがクリアされている場合には
リターンする。
【0048】S604において、図5に示すS501に
おいて更新されたVR作動スイッチ入力時間を読み込
み、S605へ進む。S605において、図4に示すS
400において更新された現在時間を読み込み、S60
6へ進む。
【0049】S606において、S604において読み
込んだVR作動スイッチ入力時間とS605において読
み込んだ現在時間との差T(=現在時間−VR作動スイ
ッチ入力時間)を算出し、S607へ進む。
【0050】S607において、S606において算出
した差Tが30秒よりも大きいか否かを判定する。差T
が30秒よりも大きい場合にはS609へ進み、差Tが
30秒よりも小さいか又は等しい場合にはS608へ進
む。
【0051】S608において、防振制御用デューティ
の詳細演算を実行し、通常のブレ補正制御を行う。S6
09において、防振制御用デューティを0とし、ブレ補
正制御を停止するとともに、S610において、VR作
動フラグをクリアーする。
【0052】S611において、VR作動スイッチ27
の論理がLであるか否かを判定する。VR作動スイッチ
27の論理がLである場合にはS608へ進み、VR作
動スイッチ27の論理がHである場合にはS612へ進
む。
【0053】S612において、防振制御用デューティ
を0とすることにより、ブレ補正制御を停止する。この
ように、本実施形態によれば、電源電圧が予め設定され
た値よりも高い場合には、VR作動スイッチを1度操作
すれば、一定時間ブレ補正制御を実行し、一定時間経過
後に自動的に停止することが可能となり、不必要なVR
作動スイッチの操作がなくなる。
【0054】また、電源電圧が予め設定された第1の境
界値Vlim1値よりも低いか又は等しい場合、ブレ補正制
御部は、撮影装置使用者によりVR作動スイッチが押し
込まれている間だけブレ補正機構の動作を継続し、VR
作動スイッチが押し込まれなくなればブレ補正機構の動
作を停止する。
【0055】さらに、電源電圧が予め設定された第2の
境界値Vlim2値よりも低いか又は等しい場合、ブレ補正
制御部は、撮影装置使用者によりVR作動スイッチが押
し込まれても、ブレ補正機構の動作を停止する。
【0056】したがって、不必要に電源電池を消費し、
電池の寿命を短くすることがなくなり、電池消耗により
撮影の際の露光制御及びフィルム給送制御等への異常の
発生を抑制することができる。
【0057】また、本実施形態によれば、電源電圧の低
下状況を、VR作動スイッチ押し込み後におけるブレ補
正機構の動作の違いにより、撮影装置使用者が確認でき
る。そのため、カメラボディに表示部を設置し、この表
示部を目視して確認する必要がなくなり、ブレ補正機構
の電源電圧の低下を容易に知ることができるようにな
る。したがって、事前に電源電池の交換を行うことがで
き、フィルム露光制御又はフィルム給送制御への異常発
生を未然に回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるブレ補正機構を備える撮影装置
の第1実施形態を示すブロック図である。
【図2】第1実施形態にかかる撮影装置の作動順序を説
明した流れ図である。
【図3】第1実施形態におけるブレ補正機構を備える撮
影装置の構成を示す模式図である。
【図4】第1実施形態において、防振制御用マイクロコ
ンピュータのタイマー割り込みモジュールの動作順序を
示す流れ図である。
【図5】第1実施形態において、防振制御用マイクロコ
ンピュータのVR作動スイッチ外部割り込みモジュール
の作動順序を示す流れ図である。
【図6】本実施形態において、図2に示すS207にお
ける一定時間防振制御保持機能に関連する防振演算処理
の作動順序を示す流れ図である。
【符号の説明】
1 レンズ装置 2 ボディ装置 3 防振制御用マイクロコンピュータ 4 レンズ接点 5 Xエンコーダ 6 XエンコーダIC 7 X軸駆動モータ 8 X軸モータドライバー 9 Yエンコーダ 10 YエンコーダIC 11 Y軸駆動モータ 12 Yモータドライバー 13 防振ヘッドアンプ(角速度センサー) 14 VRスイッチ 15 距離エンコーダ 16 超音波モータ用マイクロコンピュータ 17 USMエンコーダ 18 USMエンコーダIC 19 超音波モータ 20 超音波モータ駆動回路 21 超音波モータ用IC 22 ズームエンコーダ 23 DC−DCコンバータ 24 通信用マイクロコンピュータ 25 ボディ用マイクロコンピュータ 26 被写体ファインダー 27 VR起動スイッチ 28 レリーズスイッチ 29 パワー電源供給源

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影光学系における光軸のブレ量の検出
    値に基づいて前記撮影光学系の全部又は一部と撮影画面
    とを相対的に移動させるブレ補正機構と,前記ブレ補正
    機構の起動信号が入力された場合、前記起動信号の入力
    後予め定めた所定時間だけ継続して前記ブレ補正機構へ
    駆動信号を出力するブレ補正制御部とを備える撮影装置
    であって、 前記ブレ補正制御部は、前記ブレ補正機構の電源電圧が
    予め設定した第1の境界値以下である場合には、前記起
    動信号が入力されている間だけ、前記ブレ補正機構へ駆
    動信号を出力することを特徴とするブレ補正機構を備え
    る撮影装置。
  2. 【請求項2】 撮影光学系における光軸のブレ量の検出
    値に基づいて前記撮影光学系の全部又は一部と撮影画面
    とを相対的に移動させるブレ補正機構と,前記ブレ補正
    機構の起動信号が入力された場合、前記起動信号の入力
    後予め定めた所定時間だけ継続して前記ブレ補正機構へ
    駆動信号を出力するブレ補正制御部とを備える撮影装置
    であって、 前記ブレ補正制御部は、前記ブレ補正機構の電源電圧が
    予め設定した第2の境界値以下である場合には、前記起
    動信号が入力されても、前記駆動信号の出力を禁止する
    ことを特徴とするブレ補正機構を備える撮影装置。
JP7225088A 1995-09-01 1995-09-01 ブレ補正機構を備える撮影装置 Pending JPH0968732A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010085914A (ja) * 2008-10-02 2010-04-15 Canon Inc 手ぶれ補正機能を有する光学機器

Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010085914A (ja) * 2008-10-02 2010-04-15 Canon Inc 手ぶれ補正機能を有する光学機器

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