JPH0968139A - エンジンの吸入空気量制御装置 - Google Patents

エンジンの吸入空気量制御装置

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Publication number
JPH0968139A
JPH0968139A JP7243578A JP24357895A JPH0968139A JP H0968139 A JPH0968139 A JP H0968139A JP 7243578 A JP7243578 A JP 7243578A JP 24357895 A JP24357895 A JP 24357895A JP H0968139 A JPH0968139 A JP H0968139A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
housing
throttle
engine
air amount
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7243578A
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English (en)
Inventor
Yukihiro Kodama
征洋 小玉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Carburetor Co Ltd
Original Assignee
Nippon Carburetor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Carburetor Co Ltd filed Critical Nippon Carburetor Co Ltd
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジン吸気管路の絞り弁バイパス空気流量
を制御してアイドリング速度を所要速度とする吸入空気
量制御装置の部品点数および組み付け工数を減少させ、
且つ組み付け精度を良好なものとする。 【解決手段】 制御弁5のハウジング6とスロットルボ
ディ1とを一体成形品として部品点数と組み付け工数と
の減少を計り、電動機20で回転する弁体9およびその
両端の弁軸10,11を支持する軸受12,13をハウ
ジング6の均一径の弁室8に内装させて高精度の組み付
けを計った。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車用エンジンの
アイドリング時における回転速度を所要の速度に維持さ
せるための吸入空気量制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】冬期にエンジンを冷たい状態で始動させ
たとき潤滑油が高粘度であるために暖機運転中に発生す
る機械的負荷、或いは冬期の暖房装置作動状態や夏期の
冷房装置作動状態または換気装置作動状態でアイドリン
グを行っているときこれらの機器がエンジンに与える電
気的負荷にうち勝つため、エンジンのアイドリング速度
を通常よりも高くする必要がある。
【0003】そのために、エンジンの吸気管路に絞り弁
の上流側と下流側とを短絡させるバイパスを設け、エン
ジン温度や機器作動状況に応じて開閉動作する制御弁を
バイパスに設置し、絞り弁をアイドル位置に置いたまま
でバイパスを流れる空気によってエンジン回転速度を高
くすることが行われている(特開昭51−2834号公
報参照)。
【0004】前記の特開昭51−2834号公報にはア
イドリング時の吸入空気量制御手段の一つとして、ステ
ッピングモータまたはDCモータからなる電気的サーボ
機構によってバイパス内に設置した制御弁の弁体を回転
させ、弁体に設けた弁通路とバイパスとの重なり度合
い、即ち弁体の回転位置を制御することによってバイパ
ス空気流量を計量する、という手段が提示されている。
【0005】このような電気的サーボ機構によって制御
弁の弁体を回転させることによってバイパス空気流量、
即ちアイドリング時の吸入空気量を制御する手段は、現
在次に述べる具体的構成で実用に供されている。
【0006】即ち、図3,図4に示すようにエンジンの
吸気系に設置されるスロットルボディ51の一側に制御
弁54のハウジング56をシール材57と取付けねじ5
8とによって気密に固定し、ハウジング56の弁室55
に内装して両端に突出した弁軸59a,59bをころが
り軸受60a,60bによって回転自由に支持させた短
円柱状の弁体62を、ハウジング56の一側に結合ねじ
63によって固定した電動機64により回転させる構成
である。スロットルボディ51の吸気路52を開閉する
絞り弁53が閉弁位置に置かれた状態で、その上流側と
下流側とを短絡するバイパス65が設けられており、こ
のバイパス65の上流通路部66と下流通路部67とは
弁体62の外側周面に向かって弁室55に開口してい
る。
【0007】弁体62は直径方向へ貫通した弁通路68
を有しており、図示の位置で弁体62は上流通路部66
と下流通路部67とを遮断しているが、弁通路68が上
流通路部66と完全に重なった位置でバイパス65を流
れる空気量を最大とするものであり、このバイパス空気
流量は上流通路部66と弁通路68との重なりの度合い
によって計量される。尚、電気的サーボ機構である電動
機64はステッピングモータまたはDCモータである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、現在実
用に供されている回転形制御弁を用いたバイパス空気流
量制御手段は、電動機64と制御弁54とを予め結合し
て組立てた制御デバイスの制御弁ハウジング56をスロ
ットルボディ51の側面に重ねて固定することによりエ
ンジンの吸気管路に組み付けられており、スロットルボ
ディ51とハウジング56との重なり面を気密とするシ
ール材57、およびスロットルボディ51にハウジング
56を固定する取付けねじ58を用いているため部品点
数が多いとともに組み付け工数が多い、という問題を伴
っている。
【0009】本発明はこのような問題を解消し、少ない
部品点数、少ない組み付け工数で制御弁を高精度で組み
付けることができる回転形制御弁方式の吸入空気量制御
装置を提供することを課題として発明されたものであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は部品点数
と組み付け工数との減少を計るために制御弁のハウジン
グとスロットルボディとを一体成形品とし、高精度の組
み付けを計るために制御弁の弁体およびその両端の弁軸
を支持する軸受をハウジングの均一径に形成した弁室に
内装させたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の実施の形
態を説明すると、図1、図2においてエンジンの吸気系
に設置されるスロットルボディ1の吸気路2を開閉する
絞り弁3の側方に位置させて、制御弁5のハウジング6
がスロットルボディ1と一体成形により形成されてい
る。
【0012】ハウジング6は一端が閉塞されもう一端が
開放された円形で均一径の弁室8を有しており、短円柱
状の弁体9およびその両端に突出した弁軸10,11に
嵌装した同一寸法のころがり軸受からなる軸受12,1
3が弁室8に開放端から嵌込まれ、軸受12,13の外
側周面が弁室8の内側周面に接触するとともにそれらの
間で弁体9が外側周面上に隙間を有して内装されてい
る。
【0013】弁体9は直径方向へ貫通した弁通路14を
有している。また、絞り弁3が閉弁位置に置かれている
状態で吸気路2の上流側と下流側とを短絡するバイパス
16はスロットルボディ1とハウジング6とに形成さ
れ、その上流通路部17と下流通路部18とは弁体9の
外側周面に向かって弁室8に開口している。
【0014】ステッピングモータまたはDCモータから
なる電動機20はハウジング6の弁室開放端に結合ねじ
21によって固定されており、その出力軸に弁軸11が
連結されて上流通路部17と下流通路部18とを遮断し
た図示の位置と弁通路14が上流通路部17に完全に重
なった位置との間で弁体9を往復回転させ、エンジンの
温度に応じてまたは電気的負荷を発生する機器の作動状
態に応じて弁通路14と上流通路部17との重なり度合
いを変えてバイパス空気流量を計量するものである。
【0015】このような吸入空気量制御装置は、両端に
軸受12,13を装着した弁体9を電動機20に連結し
ておき、弁室8に開放端から嵌込んで電動機20をハウ
ジング6に結合ねじ21で固定することによってスロッ
トルボディ1に組み付けられ、ハウジング6を更にシー
ル材や取付けねじを用いてスロットルボディ1に気密に
取り付ける、という作業が不要となる。
【0016】また、弁室8は均一径であるので正確な加
工が容易であり、同一寸法の軸受12,13を弁体9の
両端に配備することにより、弁体9を弁室8に中心を合
致させて精度よく組み付け、弁体9の外側周面上に適正
な隙間をもたせることができる。
【0017】更に、ハウジング6はスロットルボディ1
と一体成形されこれらを結合するシール材や取付けねじ
が不要であることに加えて、弁体9の軸受12,13に
同一寸法のものが用いられることによって部品管理が簡
単化され、製造価格の低減を計ることができる、という
利点をもっている。
【0018】
【発明の効果】以上のように、バイパス空気流量を制御
する制御弁のハウジングをスロットルボディと一体成形
し、ハウジングの弁室を均一径に形成して弁体およびそ
の両端の軸受を内装させた本発明によると、部品点数お
よび組み付け工数が減少し、制御弁を簡便且つ能率よく
スロットルボディに設置できるばかりか、弁室に弁体お
よび軸受を高精度で組み付けて上流通路部と弁通路の周
囲の弁体周面とが形成する計量部の隙間を適正値で確保
させ、正確な流量制御を行わせることができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す縦断面図。
【図2】図1のX−X線に沿う断面図。
【図3】従来例を示す縦断面図。
【図4】図3のY−Y線に沿う断面図。
【符号の説明】
1 スロットルボディ、2 吸気路、3 絞り弁、5
制御弁、6 ハウジング、8 弁室、9 弁体、10,
11 弁軸、12,13 軸受、14 弁通路、15
バイパス、16 上流通路部、17 下流通路部、20
電動機

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動機によって弁体がハウジング内で回
    転させられる制御弁を設置したバイパスが絞り弁の上流
    側と下流側とを短絡させて吸気管路に設けられ、前記弁
    体の弁通路と前記バイパスとの重なり度合いによってア
    イドリング時の吸入空気量を制御するエンジンの吸入空
    気量制御装置において;前記制御弁のハウジングが前記
    絞り弁を支持したスロットルボディと一体成形されてお
    り、且つ前記制御弁の弁体およびその両端に突出した弁
    軸を支持する軸受が前記ハウジングの均一径に形成され
    た弁室に内装されている;ことを特徴とするエンジンの
    吸入空気量制御装置。
JP7243578A 1995-08-29 1995-08-29 エンジンの吸入空気量制御装置 Withdrawn JPH0968139A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7243578A JPH0968139A (ja) 1995-08-29 1995-08-29 エンジンの吸入空気量制御装置

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JP7243578A JPH0968139A (ja) 1995-08-29 1995-08-29 エンジンの吸入空気量制御装置

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JPH0968139A true JPH0968139A (ja) 1997-03-11

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JP7243578A Withdrawn JPH0968139A (ja) 1995-08-29 1995-08-29 エンジンの吸入空気量制御装置

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Legal Events

Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20021105