JP2006177277A - 内燃機関用弁装置 - Google Patents

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拓司 中村
Hiroshi Tanimura
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Abstract

【課題】 各環状隙間A、Bへ水分が流入するのを防止して、スロットルバルブ4の回転不能およびスロットルバルブ4の動作不良を防止することを課題とする。
【解決手段】 スロットルバルブ4の外径側端面部に、スロットルシャフト3の外径よりも大きい外径の第1、第2鍔状部8、9を設けることにより、スロットルシャフト3の表面を伝って円筒部2のボア内径面および第1、第2ベアリング6、7へ向かう水分を、第1、第2鍔状部8、9のバルブ側環状端面で塞き止める。これにより、スロットルシャフト3と円筒部2との環状隙間A、およびスロットルシャフト3と第1、第2ベアリング6、7との環状隙間Bへ水分が流入するのを防止できる。したがって、雰囲気温度が氷点下になっても、上記の各環状隙間A、Bで水分が氷結することがないので、スロットルシャフト3およびスロットルバルブ4の凍結固着を防止できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動車等の車両に搭載される内燃機関用弁装置に関するもので、特にシャフトと軸受部材との間に形成される環状隙間への水分の流入を防止する内燃機関用吸気絞り弁装置(内燃機関用スロットル装置)のバルブ凍結固着防止構造に係わる。
[従来の技術]
従来より、自動車等の車両に搭載される内燃機関用吸気絞り弁装置として、運転者のアクセル操作量に対応して駆動モータを駆動してスロットルバルブの回転角度を制御する電子制御式スロットル制御装置が知られている。これは、例えば図5ないし図7に示したように、スロットルボデー101と、このスロットルボデー101内に開閉自在に収容されたスロットルバルブ104と、このスロットルバルブ104を保持するバルブ保持部を有するスロットルシャフト105とを備えている(従来例1)。ここで、スロットルボデー101は、エンジン吸気管の一部を構成する円筒部102を有している。そして、円筒部102の内部には、内燃機関の気筒に連通する断面円形状のスロットルボア(吸気通路、中空部)103が形成されている。また、スロットルバルブ104は、スロットルシャフト105のバルブ保持部に形成されたバルブ挿入孔内に差し込まれた状態で、スロットルシャフト105に締結ねじ等の締結具を用いて締め付け固定されている。
そして、スロットルバルブ104およびスロットルシャフト105を駆動する動力ユニット(バルブ駆動装置)は、駆動源である駆動モータ106と、この駆動モータ106の回転速度を所定の減速比となるように減速する歯車減速機構とを含んで構成されている。なお、歯車減速機構は、駆動モータ106のモータシャフトに固定されたピニオンギヤ111と、このピニオンギヤ111と噛み合って回転する中間減速ギヤ112と、この中間減速ギヤ112と噛み合って回転するバルブギヤ113とによって構成されている。また、円筒部102とバルブギヤ113との間には、スロットルバルブ104を、吸入空気量が最小となる全閉位置側(閉弁方向)に付勢するリターンスプリング114が組み付けられている。また、円筒部102の外壁部には、駆動モータ106を収容保持するモータ収容穴121を形成するモータハウジング部122と、歯車減速機構を構成する各ギヤを回転自在に収容するギヤ室123を形成するギヤボックス部124とが樹脂材料または金属材料によって一体的に形成されている。
また、円筒部102の外壁部には、スロットル開度を検出するスロットル開度センサが取り付けられている。このスロットル開度センサは、スロットルシャフト105の軸方向の一端部に一体的に結合されたバルブギヤ113の内周部に固定された永久磁石125と、この永久磁石125より発生する磁界に感応して起電力を生じる非接触式の磁気検出素子(図示せず)とを有している。そして、磁気検出素子は、永久磁石125によって磁化されるヨークの内周面に対向して配置されるように、円筒部102の外壁部に接合されるセンサカバー126のセンサ搭載部127に保持固定されている。また、スロットルシャフト105を軸受する軸受部材131は、図8に示したように、スロットルシャフト105の軸方向の両端部を回転方向に摺動自在に軸支するシャフト摺動孔132を有している。そして、スロットルシャフト105の軸方向の両端部は、円筒部102のシャフト貫通孔129、軸受部材131のシャフト摺動孔132を貫通して、軸受部材131の外壁面よりも突き出すように設置されている(従来例2)。
[従来の技術の不具合]
ところが、従来の電子制御式スロットル制御装置は、冬季等の寒冷環境下でも使用されることから、スロットルボデー101の円筒部102を含むエンジン吸気管を経由してエンジンの気筒に吸入される吸入空気中に含まれる水分や、スロットルボデー101の円筒部102よりも空気流方向の上流側から吸気通路の通路壁面を伝わってくる水分が、スロットルバルブ104で塞き止められて、スロットルバルブ104の表面に付着する。そして、雰囲気温度が氷点下になった場合、その水分が冷やされ、円筒部102のボア内径面(スロットルボア壁面)とスロットルバルブ104の外径側端面部との間に跨がって凍結すると、スロットルバルブ104が円筒部102のボア内径面に凍結固着し、次に内燃機関を始動する時にスロットルバルブ104が回転不能になる可能性がある。このため、スロットルバルブ104の凍結固着をどのようにして防止するかが課題となっている。
そこで、上記の課題を解決する目的で、スロットルシャフトの両側のスロットルバルブ表面を連通する連通路を、スロットルシャフトをくぐるように形成してスロットルバルブ表面上の水滴が連通路を通ってスロットルバルブの一方側から他方側へと流れるようにし、スロットルバルブの他方側にスロットルバルブ表面上を流れて集まった水滴を溜める貯留壁を立設した内燃機関用吸気絞り弁装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。ところが、特許文献1に記載の内燃機関用吸気絞り弁装置においては、水分がスロットルバルブ周辺に流れ出すことがなく、スロットルバルブ周辺での氷結を防ぐことができるが、スロットルシャフトの形状がストレート形状(単純な中軸丸棒状)であるため、連通路以外のスロットルバルブ表面上およびスロットルシャフト表面上に付着した水分が、スロットルシャフト表面を伝ってスロットルシャフト(105)とスロットルボデー(101)の円筒部(102)との間に形成される環状隙間、スロットルシャフト(105)と軸受部材(131)との間に形成される環状隙間へ流入する構造になっている(図8参照)。
これによって、雰囲気温度が氷点下になると、上記の各隙間で水分が氷結し、次に内燃機関を始動する時にスロットルバルブが回転不能となる。あるいは運転者のアクセル操作量に対応したスロットルバルブの動作が得られない。また、スロットルシャフトとスロットルボデーの円筒部との間に形成される環状隙間、スロットルシャフトと軸受部材との間に形成される環状隙間で、スロットルバルブおよびスロットルシャフトが偏芯した状態で、水分が氷結した場合には、スロットルバルブおよびスロットルシャフトを回転駆動するために駆動モータ等に多大な負荷トルクが必要となる。この結果、電子制御式スロットル制御装置や内燃機関用吸気絞り弁装置の、運転者のアクセル操作量に対する吸入空気量特性が悪化するという問題が生じる。
特開2002−004893号公報(第1−7頁、図1−図9)
本発明の目的は、シャフトとハウジングとの間に形成される環状隙間、シャフトと軸受部材との間に形成される環状隙間へ水分が流入するのを防止することで、バルブの回転不能およびバルブの動作不良を防止することのできる内燃機関用弁装置を提供することにある。
請求項1に記載の発明によれば、バルブまたはシャフトの軸方向(例えば回転中心軸線方向等)の中央部よりも軸受部材側の両端部に、バルブまたはシャフトの軸方向の中央部付近の外径よりも大きい外径の径大部を設けたことにより、ハウジングを含むエンジン吸気管を経由してエンジンの気筒に吸入される空気中に含まれる水分や、ハウジングよりも空気流方向の上流側から空気通路の通路壁面を伝わってくる水分がバルブの表面およびシャフトの表面に付着しても、上記の径大部によってシャフトの表面を伝って空気通路の通路壁面および軸受部材へ向かう水分が塞き止められ、シャフトとハウジングとの間に形成される環状隙間、シャフトと軸受部材との間に形成される環状隙間へ水分が流入するのを防止できる。したがって、雰囲気温度が氷点下になっても、上記の各隙間で水分が氷結することがないので、バルブおよびシャフトの凍結固着を防止でき、バルブの回転不能およびバルブの動作不良を防止できる。
請求項2に記載の発明によれば、バルブには、シャフトの外径よりも薄い板厚の板状部が設けられている。そして、板状部には、鍔状部が一体的に形成されている。この鍔状部は、シャフトの軸受部材側外周面を連続的に一周するように、シャフトの軸受部材側外周面に密着してシャフトを抱きかかえるように取り囲むことで、シャフトの表面を伝って空気通路の通路壁面および軸受部材へ向かう水分を塞き止める径大部(塞き止め部)として機能させることができる。
請求項3に記載の発明によれば、上記の鍔状部は、軸受部材の摺動孔の内径およびハウジングの円筒部の貫通孔の内径よりも大きい外径を有している。これにより、鍔状部の軸受部材側端面は、ハウジングの円筒部の内周面と半径方向で重なり合って円筒部の内周面に対向するように設置される。したがって、貫通孔および摺動孔とシャフトとの間に形成される隙間を、鍔状部によって覆うことができる。また、請求項4に記載の発明によれば、バルブに、板状部から鍔状部に向けて外径が次第に増加するテーパ部を設けることにより、バルブの板状部の一方側(例えば半円板状部)の表面からテーパ部の表面上に伝う水分が鍔状部に到達する前にバルブの板状部の他方側(例えば半円板状部)の表面に移るため、シャフトとハウジングとの間に形成される環状隙間、シャフトと軸受部材との間に形成される環状隙間へ水分が流入するのを防止できる。
請求項5に記載の発明によれば、シャフトの軸方向の中央部寄りに、バルブを保持固定するバルブ保持部として機能する最小外径部を設け、また、シャフトの軸方向の両端側に、軸受部材に回転自在に摺動する軸受摺動部として機能する最大外径部を設けている。この最大外径部は、バルブ保持部として機能する最小外径部の外径よりも大きい外径を有しているので、シャフトの最小外径部の表面を伝って空気通路の通路壁面および軸受部材へ向かう水分を塞き止める径大部(塞き止め部)として機能させることができる。また、請求項6に記載の発明によれば、シャフトに、最小外径部から最大外径部に向けて外径が次第に増加するテーパ部を設けることにより、シャフトの最小外径部の表面からテーパ部の表面上に伝う水分がシャフトの最大外径部に到達する前にバルブの表面に移るため、シャフトとハウジングとの間に形成される環状隙間、シャフトと軸受部材との間に形成される環状隙間へ水分が流入するのを防止できる。
請求項7に記載の発明によれば、本発明の内燃機関用弁装置を内燃機関用吸気絞り弁装置(例えば内燃機関用スロットル装置、電子制御式スロットル制御装置等)に適用しても良い。この場合には、スロットルバルブおよびスロットルシャフトの凍結固着を防止できるので、次に内燃機関を始動する時にスロットルバルブが回転可能となる。あるいは運転者のアクセル操作量に対応したスロットルバルブの回転角度、つまり吸入空気量を得ることができる。また、スロットルシャフトとスロットルボデーとの間に形成される環状隙間、スロットルシャフトと軸受部材との間に形成される環状隙間で、スロットルバルブおよびスロットルシャフトが偏芯した状態で水分が氷結することがないので、バルブ駆動装置(駆動源、駆動源とスロットルシャフトとを駆動連結する歯車減速機構、アクセルペダル、アクセルペダルとスロットルシャフトとを駆動連結するリンク機構等)の負荷トルクの増大を防止できる。これにより、運転者のアクセル操作量に対する吸入空気量特性を向上できるので、ドライバビリティを向上できる。
本発明を実施するための最良の形態は、バルブおよびシャフトの凍結固着を防止してバルブの回転不能およびバルブの動作不良を防止するという目的を、バルブまたはシャフトの軸方向(例えば回転中心軸線方向等)の中央部よりも軸受部材側の両端部に、バルブまたはシャフトの軸方向の中央部付近の外径よりも大きい外径の径大部を設けて、シャフトとハウジングとの間に形成される環状隙間、シャフトと軸受部材との間に形成される環状隙間へ水分が流入するのを防止することで実現した。
[実施例1の構成]
図1は本発明の実施例1を示したもので、図1(a)はスロットルバルブの全体構造を示した図で、図1(b)は電子制御式スロットル制御装置の主要構造を示した図である。
本実施例の電子制御式スロットル制御装置は、例えばガソリンエンジン等の内燃機関(以下エンジンと言う)の各気筒(シリンダ)の燃焼室内に連通する吸気通路(空気通路)を形成するスロットルボデー1と、このスロットルボデー1の円筒部2を直径方向に貫通して円筒部2に回転自在に支持されるスロットルシャフト3と、スロットルボデー1内に開閉自在に収容されるスロットルバルブ4と、このスロットルバルブ4を開弁方向(または閉弁方向)に回転駆動するバルブ駆動装置としての動力ユニット(図示せず)と、スロットルバルブ4を閉弁方向(または開弁方向)に付勢するバルブ付勢手段としてのコイルスプリング(リターンスプリング:図示せず)と、運転者(ドライバー)のアクセル操作量に応じてスロットルバルブ4の弁開度(スロットル開度)を制御するエンジン制御装置(エンジン制御ユニット:以下ECUと呼ぶ)とを備えた内燃機関用吸気絞り弁装置(内燃機関用スロットル装置)である。
なお、本実施例の動力ユニットは、動力源である駆動モータ(図示せず)と、駆動モータの回転速度を所定の減速比となるように減速する歯車減速機構とを含んで構成されている。ここで、歯車減速機構は、駆動モータのモータシャフトに固定されたピニオンギヤ(図示せず)と、このピニオンギヤと噛み合って回転する中間減速ギヤ(図示せず)と、この中間減速ギヤと噛み合って回転するバルブギヤ(図示せず)とによって構成され、駆動モータの回転動力をスロットルシャフト3に伝達する動力伝達機構として利用されている。
また、ECUには、ドライバーによるアクセル操作量(アクセルペダルの踏み込み量)を電気信号(アクセル開度信号)に変換し、ECUへどれだけアクセルペダルが踏み込まれているかを出力するアクセル開度センサ(図示せず)が接続されている。また、内燃機関用スロットル装置は、スロットルバルブ4の弁開度(回転角度)を電気信号(スロットル開度信号)に変換し、ECUへどれだけスロットルバルブ4が開かれているかを出力する回転角度センサ(スロットルポジションセンサ:図示せず)を有している。そして、ECUは、回転角度センサより出力されるスロットル開度信号とアクセル開度センサより出力されるアクセル開度信号との偏差がなくなるように駆動モータへの制御信号をフィードバック制御している。
ここで、回転角度センサは、スロットルシャフト3の一端部または他端部に取り付けられる磁界発生源である分割型の永久磁石(マグネット)、およびこのマグネットによって磁化される分割型のヨークの内周面に対向して配置されて、マグネットの磁力を受けて、スロットルバルブ4の回転角度を検出する非接触式の検出素子(例えばホール素子、ホールIC、磁気抵抗素子等)によって構成されている。なお、回転角度センサは、スロットルボデー1の外壁部に組み付けられるセンサカバー(図示せず)に一体的に配置されている。また、マグネットおよびヨークは、歯車減速機構の構成要素の1つであるバルブギヤの内周面に接着剤を用いて固定されている。
本実施例のスロットルボデー1は、内部にスロットルバルブ4を開閉自在に収容すると共に、エンジンの各気筒の燃焼室内に吸入される吸入空気が中心軸線方向に流れる円筒部(スロットルボア壁部)2を有するスロットルハウジングであって、内部にスロットルバルブ4を全閉位置から全開位置に至るまで回動方向に回転自在に保持する装置であり、エンジンのインテークマニホールドに固定用ボルトまたは締結用ネジ等の締結具(図示せず)を用いて締め付け固定されている。そして、円筒部2内には、エンジンに向かう吸入空気(エア)が流れる断面円形状のスロットルボア(中空部、空気通路、吸気通路)5が形成されている。なお、本実施例では、エアクリーナで濾過された吸入空気が、エンジン吸気管を経て図示上方側からスロットルボア5内に流入し、スロットルボデー1の図示下方側に接続されるインテークマニホールドを経てエンジンの各気筒の燃焼室内に吸入されるように構成されている。
ここで、本実施例のスロットルボデー1の円筒部2は、例えば樹脂材料または金属材料によって所定の略円管形状となるように一体的に形成されている。なお、スロットルボデー1の円筒部2は、吸入空気の流れ方向(図示上端側から図示下端側に向かう方向)に渡って略同一の内径および外径となるように設けられている。そして、円筒部2には、スロットルボア5内を流れる吸入空気の流れ方向に略直交する方向の両側で、2つの第1、第2ベアリング6、7を介してスロットルシャフト3の軸方向の両端部(第1、第2軸受摺動部11、12)を回転自在に支持する2つの第1、第2軸受支持部13、14が一体的に形成されている。
2つの第1、第2軸受支持部13、14の内部には、断面円形状の第1、第2シャフト貫通孔(円形状空間)15、16が設けられている。そして、スロットルシャフト3の第1軸受摺動部11の外周面と円筒部2の第1シャフト貫通孔15の内周面との間には、スロットルシャフト3を第1軸受支持部13内で円滑に回転させるために、環状隙間Aが形成されている。また、スロットルシャフト3の第2軸受摺動部12の外周面と円筒部2の第2シャフト貫通孔16の内周面との間には、スロットルシャフト3を第2軸受支持部14内で円滑に回転させるために、環状隙間Aが形成されている。
ここで、本実施例では、図1(b)に示したように、2つの第1、第2軸受支持部13、14の外壁面を円筒部2の外壁面と同一平面上となるように設けているが、第1、第2軸受支持部13、14の外壁面が、2つの第1、第2軸受支持部13、14のうちの少なくとも一方を、スロットルボデー1の円筒部2の外壁面よりも軸方向の両端側(外方側)に突出するように設けても良い(図7参照)。この場合には、第1、第2軸受支持部13、14のうちの少なくとも一方が略円筒状に形成されるため、第1、第2シャフト貫通孔15、16のうちの少なくとも一方に第1、第2ベアリング6、7のうちの少なくとも一方を圧入嵌合するようにしても良い。
2つの第1、第2ベアリング6、7は、金属材料(例えば耐摩耗性に優れる焼結軸受材料、真鍮、オイルレスメタル、銅等の摺動部材)または樹脂材料(例えば樹脂カラー等)によって所定の略円筒形状に一体的に形成された軸受部材(滑り軸受、スラスト軸受、軸受ブッシュ等)である。これらの第1、第2ベアリング6、7の内部には、スロットルシャフト3の第1、第2軸受摺動部11、12を回転方向に摺動自在に軸支する断面円形状の第1、第2シャフト摺動孔(円形状空間)21、22が形成されている。
そして、スロットルシャフト3の第1軸受摺動部11の外周面と第1ベアリング6の第1シャフト摺動孔21の内周面との間には、スロットルシャフト3を第1ベアリング6内で円滑に回転させるために、環状隙間Aよりも狭い環状隙間Bが形成されている。また、スロットルシャフト3の第2軸受摺動部12の外周面と第2ベアリング7の第2シャフト摺動孔22の内周面との間には、スロットルシャフト3を第2ベアリング7内で円滑に回転させるために、環状隙間Aよりも狭い環状隙間Bが形成されている。なお、本実施例では、第1、第2ベアリング6、7の第1、第2シャフト摺動孔21、22の断面形状が真円形状となるように成形(または内径切削加工または内径研削加工)することで、スロットルシャフト3の第1、第2軸受摺動部11、12と第1、第2ベアリング6、7の第1、第2シャフト摺動孔21、22との隙間精度を向上させている。
本実施例のスロットルシャフト3は、例えば真鍮、ステンレス鋼等の金属材料によって形成された金属シャフト(回転軸)であって、スロットルボデー1の円筒部2のスロットルボア5内を流れる吸入空気の流れ方向に略直交する方向に回転中心軸線方向(軸方向)が設定されている。このスロットルシャフト3の軸方向の両端部は、スロットルシャフト3の軸方向の中央部と略同一の外径を有する円柱形状に形成されている。そして、スロットルシャフト3は、スロットルボア5を直径方向に横断して、軸方向の両端部が第1、第2ベアリング6、7を介して円筒部2の第1、第2軸受支持部13、14に回転自在に支持されている。
そして、スロットルシャフト3の軸方向の一端部は、第1軸受支持部13の第1シャフト貫通孔15を貫通して円筒部2の外周面より第1ベアリング6側に突き出すように設置され、更に、第1ベアリング6の第1シャフト摺動孔21を貫通して第1ベアリング6の外側端面より軸方向の外方側に突き出すように設置されている。また、スロットルシャフト3の軸方向の他端部は、第2軸受支持部14の第2シャフト貫通孔16を貫通して円筒部2の外周面より第2ベアリング7側に突き出すように設置され、更に、第2ベアリング7の第2シャフト摺動孔22を貫通して第2ベアリング7の外側端面より軸方向の外方側に突き出すように設置されている。
そして、スロットルシャフト3の軸方向の中央部付近は、スロットルバルブ4を保持固定するバルブ保持部10として機能している。また、スロットルシャフト3の軸方向の一端部は、スロットルバルブ4のベアリング側環状端面より露出(突出)して、第1ベアリング6の第1シャフト摺動孔21に回転自在に摺動する第1軸受摺動部11として機能している。また、スロットルシャフト3の軸方向の他端部は、スロットルバルブ4のベアリング側環状端面より露出(突出)して、第2ベアリング7の第2シャフト摺動孔22に回転自在に摺動する第2軸受摺動部12として機能している。なお、スロットルシャフト3の軸方向の一端部(または他端部)には、歯車減速機構の構成要素の1つであるバルブギヤがかしめ等の固定手段を用いて組み付けられている。
本実施例のスロットルバルブ4は、スロットルボデー1の円筒部2の中心軸線方向に対して略直交する方向に回転中心軸線を有する略円板形状のバタフライ型の回転弁で、全閉位置から全開位置まで回転角度が変更されることで、エンジンの各気筒の燃焼室内に吸入される吸入空気量を制御する。このスロットルバルブ4は、例えば熱可塑性樹脂等の樹脂材料(例えばポリフェニレンサルファイド:PPS、またはポリブチレンテレフタレート:PBT、またはポリアミド樹脂:PA、またはポリプロピレン:PP、またはポリエーテルイミド:PEI等の耐熱性樹脂)を射出成形金型内に射出することによって所定の形状となるように一体的に形成されている。
そして、スロットルバルブ4は、スロットルシャフト3のバルブ保持部10の外径よりも小さい板厚の円板状部を有している。この円板状部は、略半円板形状のディスク部31、32によって構成されている。そして、ディスク部31は、バルブ全開時に、スロットルボア5の中心軸線方向の一方側(例えば吸入空気の流れ方向の上流側)に位置するように、バルブ保持部10の軸方向に対して略直交する半径方向の一方側に設けられている。また、ディスク部32は、バルブ全開時に、スロットルボア5の中心軸線方向の他方側(例えば吸入空気の流れ方向の下流側)に位置するように、バルブ保持部10の軸方向に対して略直交する半径方向の他方側に設けられている。
また、ディスク部31、32は、スロットルシャフト3のバルブ保持部10の外周面から半径方向の外径側に突出するようにスロットルシャフト3のバルブ保持部10に一体的に形成されている。また、ディスク部31、32の外周部には、円筒部2の内周面(ボア内径面)の形状に倣わせた形状の外径側端面部が形成されている。なお、ディスク部31、32の片端面(例えばスロットルボア5内を流れる吸入空気の流れ方向の上流側面)または両端面に、ディスク部31、32を補強するための補強用リブ(図示せず)を一体的に形成しても良い。
また、スロットルバルブ4の軸方向(回転中心軸線方向)の中央部よりもベアリング側の両端部、すなわち、ディスク部31、32のシャフト側(回転中心軸線側)の外径側端面部には、スロットルバルブ4の軸方向(回転中心軸線方向)の中央部付近の外径(スロットルシャフト3のバルブ保持部10の外径)よりも大きい外径の第1、第2鍔状部(フランジ部)8、9が一体的に形成されている。第1、第2鍔状部8、9は、スロットルシャフト3のバルブ保持部10よりもベアリング側外周面を連続的に一周するように、ベアリング側外周面に密着してスロットルシャフト3を抱きかかえるように取り囲むことで、図1(b)に示したように、スロットルシャフト3の表面を伝って円筒部2の第1、第2軸受支持部13、14近傍のボア内径面および第1、第2ベアリング6、7へ向かう水分を塞き止める径大部(塞き止め部)として機能させることができる。
第1、第2鍔状部8、9は、第1、第2ベアリング6、7の第1、第2シャフト摺動孔21、22の内径および第1、第2軸受支持部13、14の第1、第2シャフト貫通孔15、16の内径よりも大きい外径を有している。これにより、第1、第2鍔状部8、9のベアリング側環状端面は、円筒部2の第1、第2軸受支持部13、14近傍のボア内径面と半径方向で重なり合って円筒部2のボア内径面に対向するように設置される。したがって、スロットルシャフト3の第1、第2軸受摺動部11、12と円筒部2の第1、第2シャフト貫通孔15、16との間に形成される環状隙間A、およびスロットルシャフト3の第1、第2軸受摺動部11、12と第1、第2ベアリング6、7の第1、第2シャフト摺動孔21、22との間に形成される環状隙間Bとを、第1、第2鍔状部8、9によって覆う(カバーする)ことができる。
ここで、本実施例のスロットルバルブ4の射出成形方法を簡単に説明する。先ず、射出成形金型内にスロットルボデー1の円筒部2およびスロットルシャフト3をセットし、射出成形金型の型締めを行う(第1工程、型締め工程)。これにより、射出成形金型内に、スロットルバルブ4の製品形状に対応した形状のバルブキャビティが形成される。次に、射出成形金型によって形成されるバルブキャビティ内に、加熱されて溶融状態の樹脂材料が1つまたは2つ以上のボデーゲートから射出され、バルブキャビティ内に樹脂材料を充填する(第2工程、射出・充填工程)。このとき、射出成形金型に保持された円筒部2のボア内径面が、スロットルバルブ4の円板状部の外径側端面部、第1、第2鍔状部8、9のベアリング側環状端面を成形する射出成形金型の一部として使用される。
次に、射出成形金型のバルブキャビティ内に充填された樹脂材料を取り出し、冷却して硬化(固化)させるか、あるいは射出成形金型のバルブキャビティ内で樹脂材料を冷却水等を用いて冷却して硬化(固化)させると、スロットルボデー1の円筒部2内部にスロットルバルブ4が回転自在に組み込まれた製品が製造される。このとき、スロットルシャフト3は、スロットルバルブ4の第1、第2鍔状部8、9内部にインサート成形される。これにより、スロットルシャフト3とスロットルバルブ4とが一体化されて一体的に回転することが可能となる。
ここで、円筒部2のボア内径面を、スロットルバルブ4の円板状部の外径側端面部、第1、第2鍔状部8、9のベアリング側環状端面を成形する射出成形金型の一部として使用しているので、スロットルバルブ4の円板状部の外径側端面部形状が円筒部2のボア内径面形状に倣い、円筒部2のボア内径面とスロットルバルブ4の円板状部の外径側端面部との間の隙間が必要最小限の隙間、つまり断面円形状のスロットルボア5内をスロットルバルブ4が回転可能な隙間となる。
本実施例のような、スロットルシャフト3の外周を取り囲むような円環形状で、しかも第1、第2シャフト貫通孔15、16の内径および第1、第2シャフト摺動孔21、22の内径よりも大きい外径の第1、第2鍔状部8、9を有するスロットルバルブ4の場合には、従来例1のように、スロットルボデー101の円筒部102を直径方向に貫通するようにスロットルシャフト105をセットした後に、スロットルシャフト105のバルブ保持部に形成されたバルブ挿入孔内にスロットルバルブ104を差し込んで、スロットルバルブ104をスロットルシャフト105に締結ねじ等の締結具を用いて締め付け固定することは不可能であるため、上記のような円筒部2のボア内径面を射出成形金型の一部として使用する方法を採用することが望ましい。
[実施例1の作用]
次に、本実施例の内燃機関用スロットル装置の作用を図1に基づいて簡単に説明する。
ドライバーがアクセルペダルを踏み込むと、アクセル開度センサよりアクセル開度信号がECUに入力される。そして、ECUによってスロットルバルブ4が所定のスロットル開度(回転角度)となるように駆動モータが通電されて、駆動モータのモータシャフトが回転する。そして、駆動モータのトルクが、ピニオンギヤ、中間減速ギヤおよびバルブギヤに伝達される。これにより、バルブギヤが、リターンスプリングの付勢力に抗してアクセルペダルの踏み込み量(アクセル操作量)に対応した回転角度を回転する。
したがって、バルブギヤが回転するので、スロットルシャフト3がバルブギヤと同じ回転角度で回転し、スロットルバルブ4が全閉位置より全開位置側へ開く方向(全開方向)に回転駆動される。この結果、スロットルボデー1の円筒部2内に形成されたスロットルボア5が所定の回転角度だけ開かれるので、エンジンの回転速度がアクセルペダルの踏み込み量(アクセル操作量)に対応した速度に変更される。
[実施例1の効果]
以上のように、本実施例の電子制御式スロットル制御装置においては、スロットルバルブ4の軸方向(回転中心軸線方向)の中央部よりもベアリング側の両端部、すなわち、ディスク部31、32のシャフト側(回転中心軸線側)の外径側端面部に、スロットルバルブ4の軸方向(回転中心軸線方向)の中央部付近の外径、すなわち、スロットルシャフト3のバルブ保持部10の外径よりも大きい外径の第1、第2鍔状部8、9を設けている。
これによって、エンジン吸気管を経由してエンジンの各気筒の燃焼室内に吸入される吸入空気中に含まれる水分や、スロットルボデー1の円筒部2よりも空気流方向の上流側から吸気通路の通路壁面および円筒部2のボア内径面を伝わってくる水分が、スロットルバルブ4の表面およびスロットルシャフト3の表面に付着し、スロットルシャフト3のバルブ保持部10の表面を伝って円筒部2の第1、第2軸受支持部13、14近傍(第1、第2シャフト貫通孔15、16周囲の近傍)のボア内径面および第1、第2ベアリング6、7の第1、第2シャフト摺動孔21、22へ向かう場合でも、円筒部2のボア内径面および第1、第2ベアリング6、7に向かう水分が第1、第2鍔状部8、9のバルブ側環状端面で塞き止められる。
すなわち、天地方向の天方向に位置するディスク部31の表面に付着した水分は、天地方向の地方向に位置するバルブ保持部10を伝って第1、第2鍔状部8、9のうちのいずれか一方の鍔状部のバルブ側環状端面に到達した段階で、バルブ保持部10の露出部分(スロットルバルブ4が成形されていない部分)を乗り越えて、天地方向の地方向に位置するディスク部32の表面に移り、更に、ディスク部32の表面を伝って、第1、第2軸受支持部13、14近傍とは異なる円筒部2のボア内径面に滴下することになる。
これにより、スロットルシャフト3の第1、第2軸受摺動部11、12と円筒部2の第1、第2軸受支持部13、14の第1、第2シャフト貫通孔15、16との間に形成される環状隙間A、およびスロットルシャフト3の第1、第2軸受摺動部11、12と第1、第2ベアリング6、7の第1、第2シャフト摺動孔21、22との間に形成される環状隙間Bへ水分が流入するのを防止できる。したがって、雰囲気温度が氷点下になっても、上記の各環状隙間A、Bで水分が氷結することがないので、スロットルシャフト3およびスロットルバルブ4が例えばバルブ全閉位置にて凍結固着するという不具合を防止することができる。
この結果、スロットルシャフト3およびスロットルバルブ4の凍結固着を防止できるので、次にエンジンを始動する時にスロットルシャフト3およびスロットルバルブ4が回転可能となる。あるいはドライバーのアクセル操作量に対応したスロットルバルブ4の回転角度、つまり吸入空気量を得ることができる。また、上記の各環状隙間A、Bで、スロットルシャフト3およびスロットルバルブ4が偏芯した状態で水分が氷結することがないので、バルブ駆動装置(特に駆動モータ)の負荷トルクの増大を防止できる。これにより、ドライバーのアクセル操作量に対する吸入空気量特性を向上できるので、ドライバビリティを向上することが可能となる。
なお、本実施例では、スロットルバルブ4のディスク部31、32と第1、第2鍔状部8、9とを射出成形金型内で同時に射出成形(樹脂一体成形)しているが、従来例1のように、円板状部を先に略真円形状に成形しておき、スロットルボデー1の円筒部2を直径方向に貫通するようにスロットルシャフト3をセットした後に、スロットルシャフト3のバルブ保持部10に形成されたバルブ挿入孔内に円板状部を差し込んで、円板状部をスロットルシャフト3のバルブ保持部10に締結ねじ等の締結具を用いて締め付け固定する。その後に、円筒部2のボア内径面を、第1、第2鍔状部8、9のベアリング側環状端面を成形する射出成形金型の一部として使用して、円板状部と第1、第2鍔状部8、9とを一体化してスロットルバルブ4を製造しても良い。
本実施例では、スロットルバルブ4のディスク部31、32に第1、第2鍔状部8、9を一体的に形成しているが、スロットルシャフト3のバルブ保持部10の第1ベアリング側部と第1軸受摺動部11との間に、バルブ保持部10および第1軸受摺動部11よりも外径の大きい第1鍔状部(フランジ部)を一体的に形成し、また、スロットルシャフト3のバルブ保持部10の第2ベアリング側部と第2軸受摺動部12との間に、バルブ保持部10および第2軸受摺動部12よりも外径の大きい第2鍔状部(フランジ部)を一体的に形成しても良い。
図2は本発明の実施例2を示したもので、図2(a)はスロットルバルブの全体構造を示した図で、図2(b)は電子制御式スロットル制御装置の主要構造を示した図である。
本実施例のスロットルバルブ4は、ディスク部31、32のシャフト側(回転中心軸線側)の外径側端面部から第1、第2鍔状部8、9のバルブ側環状端面に向けて外径が次第に増加する円錐台筒状の第1、第2テーパ部33、34を設けている。これによって、天地方向の天方向に位置するディスク部31の表面から第1、第2テーパ部33、34のうちのいずれか一方を伝う水分が、第1、第2鍔状部8、9のうちのいずれか一方に到達する前に第1、第2テーパ部33、34のうちのいずれか一方を乗り越えて、天地方向の地方向に位置するディスク部32の表面を伝って、第1、第2軸受支持部13、14近傍とは異なる円筒部2のボア内径面に滴下することになる。
これにより、スロットルシャフト3の第1、第2軸受摺動部11、12と円筒部2の第1、第2軸受支持部13、14の第1、第2シャフト貫通孔15、16との間に形成される環状隙間A、およびスロットルシャフト3の第1、第2軸受摺動部11、12と第1、第2ベアリング6、7の第1、第2シャフト摺動孔21、22との間に形成される環状隙間Bへ水分が流入するのを防止できる。したがって、雰囲気温度が氷点下になっても、上記の各環状隙間A、Bで水分が氷結することがないので、スロットルシャフト3およびスロットルバルブ4が例えばバルブ全閉位置にて凍結固着するという不具合を防止することができる。
図3は本発明の実施例3を示したもので、図3(a)はスロットルバルブの全体構造を示した図で、図3(b)は電子制御式スロットル制御装置の主要構造を示した図である。
本実施例では、スロットルシャフト3のベアリング側に設けられる段差部より中央部寄りに最小外径部を有し、且つ段差部より両端側に最小外径部よりも外径の大きい最大外径部を有している。そして、スロットルシャフト3の軸方向の中央部寄りに設けられる最小外径部は、スロットルシャフト3のディスク部31、32を保持固定するバルブ保持部10として機能している。また、スロットルシャフト3の軸方向の一端側(第1ベアリング側)に設けられる最大外径部は、第1ベアリング6を介して円筒部2の第1軸受支持部13に回転自在に摺動する第1軸受摺動部11として機能している。また、スロットルシャフト3の軸方向の他端側(第2ベアリング側)に設けられる最大外径部は、第2ベアリング7を介して円筒部2の第2軸受支持部14に回転自在に摺動する第2軸受摺動部12として機能している。
そして、スロットルシャフト3の第1、第2軸受摺動部11、12は、スロットルシャフト3のバルブ保持部10の外径よりも大きい外径を有しているので、バルブ保持部10の表面を伝って第1、第2軸受支持部13、14近傍のボア内径面および第1、第2ベアリング6、7へ向かう水分を塞き止める径大部(塞き止め部)として機能させることができる。したがって、雰囲気温度が氷点下になっても、上記の各環状隙間A、Bで水分が氷結することがないので、スロットルシャフト3およびスロットルバルブ4が例えばバルブ全閉位置にて凍結固着するという不具合を防止することができる。
そして、この実施例3の場合には、スロットルシャフト3を略真円形状に成形し、スロットルボデー1の円筒部2を直径方向に貫通するようにスロットルシャフト3をセットした後に、スロットルシャフト3のバルブ保持部10に形成されたバルブ挿入孔(図示せず)内にスロットルバルブ4を差し込んで、スロットルバルブ4をスロットルシャフト3のバルブ保持部10に締結ねじ等の締結具を用いて締め付け固定するようにしても良い。
図4は本発明の実施例4を示したもので、図4(a)はスロットルバルブの全体構造を示した図で、図4(b)は電子制御式スロットル制御装置の主要構造を示した図である。
本実施例のスロットルシャフト3は、バルブ保持部10のベアリング側端部から第1、第2軸受摺動部11、12のバルブ側環状端面に向けて外径が次第に増加する円錐台筒状の第1、第2テーパ部23、24を設けている。これによって、天地方向の天方向に位置するディスク部31の表面から第1、第2テーパ部23、24のうちのいずれか一方を伝う水分が、第1、第2軸受摺動部11、12のうちのいずれか一方に到達する前に第1、第2テーパ部23、24のうちのいずれか一方を乗り越えて、天地方向の地方向に位置するディスク部32の表面を伝って、第1、第2軸受支持部13、14近傍とは異なる円筒部2のボア内径面に滴下することになる。
これにより、スロットルシャフト3の第1、第2軸受摺動部11、12と円筒部2の第1、第2軸受支持部13、14の第1、第2シャフト貫通孔15、16との間に形成される環状隙間A、およびスロットルシャフト3の第1、第2軸受摺動部11、12と第1、第2ベアリング6、7の第1、第2シャフト摺動孔21、22との間に形成される環状隙間Bへ水分が流入するのを防止できる。したがって、雰囲気温度が氷点下になっても、上記の各環状隙間A、Bで水分が氷結することがないので、スロットルシャフト3およびスロットルバルブ4が例えばバルブ全閉位置にて凍結固着するという不具合を防止することができる。
[変形例]
本実施例では、本発明を、駆動モータ(アクチュエータ)の回転動力を、歯車減速機構等の動力伝達機構を経てシャフト(本例ではスロットルシャフト3)に伝達して、スロットルバルブ4の回転角度(弁開度、バルブ開度、スロットル開度)をドライバーのアクセル操作量に応じて制御する内燃機関用スロットル装置(電子制御式スロットル制御装置)に適用した例を説明したが、本発明を、駆動モータ等の動力ユニットを有しない内燃機関用スロットル装置に採用しても良い。この場合には、スロットルシャフト3の軸方向の一端部(または他端部)に一体的に設けたバルブギヤの代わりに、アクセルペダルまたはスロットルレバーにワイヤーケーブルを介して機械的に連結されるアクセルレバーを設ける。このようにしても、ドライバーのアクセル操作量をスロットルバルブ4およびスロットルシャフト3に伝えることができる。
本実施例では、スロットルバルブ4を樹脂材料によって一体的に形成し、且つスロットルシャフト3を金属材料または樹脂材料によって一体的に形成した例を説明したが、スロットルバルブ4およびスロットルシャフト3の両方を樹脂材料によって一体的に形成しても良い。また、スロットルシャフト3の軸方向の中央部付近に樹脂シャフト部(円筒状部)を形成し、スロットルバルブ4の回転中心軸線方向の中央部付近に樹脂シャフト部(円筒状部)を形成し、スロットルシャフト3の樹脂シャフト部とスロットルバルブ4の樹脂シャフト部とを熱溶着して結合するようにしても良い。
なお、スロットルバルブ4の第1、第2鍔状部8、9の内周とスロットルシャフト3の外周との間の食い付き性(結合性能)を向上し、且つスロットルバルブ4のスロットルシャフト3に対する軸方向の相対運動を防止する目的で、つまりスロットルシャフト3からの第1、第2鍔状部8、9の抜けを防止する目的で、スロットルシャフト3の外周面の一部または全部にローレット加工等を施しても良い。例えばスロットルシャフト3の外周面の一部または全部に刻み目または凹凸部を形成しても良い。あるいはスロットルシャフト3の断面形状を2面幅を有する略円形状とし、また、スロットルバルブ4の第1、第2鍔状部8、9の断面形状を2面幅を有する略円環形状としても良い。これにより、スロットルシャフト3、特に第1、第2鍔状部8、9とスロットルバルブ4との回転方向の相対回転運動を防止できる。
本実施例では、本発明の内燃機関用弁装置を、内燃機関用吸気絞り弁装置に適用した例を説明したが、本発明の内燃機関用弁装置を、アイドル回転速度制御弁装置(ISCV)や排気ガス再循環装置に使用される排気還流量制御弁装置等の内燃機関用流量制御弁に適用しても良い。また、本発明の内燃機関用弁装置を、可変吸気システムに使用される内燃機関用弁装置に適用しても良い。また、本発明の内燃機関用弁装置を、内燃機関の吸気ポートから燃焼室内に流入する空気に渦流を生起させるスワール流制御弁装置やタンブル流制御弁装置に適用しても良い。
本実施例では、第1、第2ベアリング6、7の第1、第2シャフト摺動孔21、22内にスロットルシャフト3の軸方向の両端部(第1、第2軸受摺動部11、12)を回転方向に摺動自在に軸支しているが、軸受部材の摺動孔内にシャフトの軸方向の両端部(第1、第2軸受摺動部)を往復方向(ストローク方向)に摺動自在に軸支しても良い。また、本実施例では、バルブとして、バタフライ型の回転弁を用いているが、ドア型のバルブ、ポペット型のバルブ、スプール型のバルブを用いても良い。
(a)はスロットルバルブの全体構造を示した斜視図で、(b)は(a)のA視図である(実施例1)。 (a)はスロットルバルブの全体構造を示した斜視図で、(b)は(a)のB視図である(実施例2)。 (a)はスロットルバルブの全体構造を示した斜視図で、(b)は(a)のC視図である(実施例3)。 (a)はスロットルバルブの全体構造を示した斜視図で、(b)は(a)のD視図である(実施例4)。 電子制御式スロットル制御装置の全体構造を示した正面図である(従来例1)。 電子制御式スロットル制御装置の全体構造を示した側面図である(従来例1)。 図6のE−E断面図である(従来例1)。 (a)はスロットルバルブの全体構造を示した斜視図で、(b)は(a)のF視図である(従来例2)。
符号の説明
1 スロットルボデー(ハウジング)
2 スロットルボデーの円筒部
3 スロットルシャフト(シャフト)
4 スロットルバルブ(バルブ)
5 円筒部のスロットルボア(中空部、空気通路、吸気通路)
6 第1ベアリング(軸受部材)
7 第2ベアリング(軸受部材)
8 スロットルバルブの第1鍔状部(シャフトの軸方向の一端側の径大部)
9 スロットルバルブの第2鍔状部(シャフトの軸方向の他端側の径大部)
10 スロットルシャフトのバルブ保持部(シャフトの軸方向の中央部)
11 スロットルシャフトの第1軸受摺動部(シャフトの軸方向の一端部)
12 スロットルシャフトの第2軸受摺動部(シャフトの軸方向の他端部)
13 円筒部の第1軸受支持部
14 円筒部の第2軸受支持部
15 第1軸受支持部の第1シャフト貫通孔(貫通孔)
16 第2軸受支持部の第2シャフト貫通孔(貫通孔)
21 第1ベリングの第1シャフト摺動孔(摺動孔)
22 第2ベアリングの第2シャフト摺動孔(摺動孔)
23 スロットルシャフトの第1テーパ部
24 スロットルシャフトの第2テーパ部
31 スロットルバルブの一方側のディスク部(板状部)
32 スロットルバルブの他方側のディスク部(板状部)
33 スロットルバルブの第1テーパ部
34 スロットルバルブの第2テーパ部

Claims (7)

  1. (a)内燃機関の気筒に連通する空気通路を形成するハウジングと、
    (b)前記空気通路内に回転自在に収容されたバルブと、
    (c)このバルブを保持するシャフトと、
    (d)このシャフトの軸方向の両端部を摺動自在に軸支する軸受部材と
    を備えた内燃機関用弁装置において、
    前記バルブまたは前記シャフトは、軸方向の中央部よりも軸受部材側の両端部に、軸方向の中央部付近の外径よりも大きい外径の径大部を設けていることを特徴とする内燃機関用弁装置。
  2. 請求項1に記載の内燃機関用弁装置において、
    前記バルブは、前記シャフトの外径よりも薄い板厚の板状部、およびこの板状部に一体的に形成されて、前記シャフトの軸受部材側外周面を連続的に一周するように、前記シャフトの軸受部材側外周面に密着して前記シャフトを抱きかかえるように取り囲む鍔状部を有し、
    前記鍔状部は、前記径大部として機能することを特徴とする内燃機関用弁装置。
  3. 請求項2に記載の内燃機関用弁装置において、
    前記軸受部材は、前記シャフトの軸方向の両端部を回転方向に摺動自在に軸支する摺動孔を有し、
    前記ハウジングは、断面円形状の中空部を形成する円筒部、および前記摺動孔と略同一軸心上に設けられて、前記シャフトの軸方向の両端部が貫通する貫通孔を有し、
    前記鍔状部は、前記摺動孔の内径および前記貫通孔の内径よりも大きい外径を有し、且つ前記円筒部の内周面と半径方向で重なり合って前記円筒部の内周面に対向する円環状の軸受部材側端面を有していることを特徴とする内燃機関用弁装置。
  4. 請求項2または請求項3に記載の内燃機関用弁装置において、
    前記バルブは、前記板状部から前記鍔状部に向けて外径が次第に増加するテーパ部を有していることを特徴とする内燃機関用弁装置。
  5. 請求項1に記載の内燃機関用弁装置において、
    前記シャフトは、その軸方向の中央部寄りに設けられる最小外径部、およびその軸方向の両端側に設けられる最大外径部を有し、
    前記最小外径部は、前記バルブを保持固定するバルブ保持部として機能し、
    前記最大外径部は、前記径大部として機能すると共に、前記軸受部材に回転自在に摺動する軸受摺動部として機能することを特徴とする内燃機関用弁装置。
  6. 請求項5に記載の内燃機関用弁装置において、
    前記シャフトは、前記最小外径部から前記最大外径部に向けて外径が次第に増加するテーパ部を有していることを特徴とする内燃機関用弁装置。
  7. 請求項1ないし請求項6のうちのいずれか1つに記載の内燃機関用弁装置において、
    前記ハウジングは、前記内燃機関の気筒に連通する断面円形状の吸気通路を形成するスロットルボデーとして機能し、
    前記バルブは、前記吸気通路内に開閉自在に収容されるスロットルバルブとして機能し、
    前記シャフトは、前記吸気通路を直径方向に貫通して、その軸方向の両端部が前記軸受部材を介して前記スロットルボデーに回転自在に支持されるスロットルシャフトとして機能することを特徴とする内燃機関用弁装置。
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