JP2000204970A - タンデム型スロットルバルブ装置 - Google Patents

タンデム型スロットルバルブ装置

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JP2000204970A
JP2000204970A JP11001272A JP127299A JP2000204970A JP 2000204970 A JP2000204970 A JP 2000204970A JP 11001272 A JP11001272 A JP 11001272A JP 127299 A JP127299 A JP 127299A JP 2000204970 A JP2000204970 A JP 2000204970A
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Japan
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valve
throttle
intake passage
throttle valve
valve shaft
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JP11001272A
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English (en)
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Minoru Ueda
稔 上田
Shinichi Wakabayashi
伸一 若林
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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  • Control Of The Air-Fuel Ratio Of Carburetors (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 2系統の吸気通路にそれぞれ設けられた2個
のスロットルバルブを、簡単な構造で相互に連動させて
精度良く開閉駆動する。 【解決手段】 スロットルボディ10に形成した第1吸
気通路11および第2吸気通路12を横切るようにバル
ブ軸14を回転自在に支持し、バルブ軸14に第1吸気
通路11を開閉するバタフライバルブより成る第1スロ
ットルバルブ23と、第2吸気通路12を開閉するロー
タリバルブより成る第2スロットルバルブ24とを設け
る。第1スロットルバルブおよび第2スロットルバルブ
をリンク機構を介して連動させるものに比べて、部品点
数を減少させてコストを削減しながらガタの影響による
吸気通路の開口面積の精度低下を最小限に抑えることが
でき、しかも第1スロットルバルブおよび第2スロット
ルバルブの開閉するための荷重を減少させることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2系統のスロット
ルバルブを備えたタンデム型スロットルバルブ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】エンジンの吸気系に2系統の吸気通路を
設け、各々の吸気通路に設けたスロットルバルブを相互
に連動して開閉駆動するようにしたものが、特許第25
72949号公報、実開昭64−3040号公報により
公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
ものは、2個のスロットルバルブが別個のバルブ軸に支
持されており、リンクのような連動機構で連結されて相
互に連動して開閉駆動されるため、その構造が複雑化し
て部品点数が増加するだけでなく、連動機構におて発生
するガタの影響で吸気通路の開口面積を精密に制御する
のが難しいという問題がある。
【0004】本発明は、前述の事情に鑑みてなされたも
ので、2系統の吸気通路にそれぞれ設けられた2個のス
ロットルバルブを、簡単な構造で相互に連動させて精度
良く開閉駆動することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載に記載された発明によれば、スロット
ルボディと、スロットルボディに形成された第1吸気通
路および第2吸気通路と、第1、第2吸気通路を横切る
ようにスロットルボディに回転自在に支持されたバルブ
軸と、バルブ軸に設けられて第1吸気通路を開閉する第
1スロットルバルブと、バルブ軸に設けられて第2吸気
通路を開閉する第2スロットルバルブと、を備えてな
り、前記第1スロットルバルブはバルブ軸に固定した弁
板を有するバタフライバルブから成り、前記第2スロッ
トルバルブはバルブ軸に形成した切欠あるいは貫通孔を
有するロータリバルブから成ることを特徴とするタンデ
ム型スロットルバルブ装置が提案される。
【0006】上記構成によれば、スロットルボディに形
成された第1吸気通路および第2吸気通路をそれぞれ開
閉する第1スロットルバルブおよび第2スロットルバル
ブが共通のバルブ軸に設けられているので、第1スロッ
トルバルブおよび第2スロットルバルブをリンク機構を
介して連動させるものに比べて、部品点数を減少させて
コストを削減しながらガタの影響による吸気通路の開口
面積の変動を最小限に抑えることができ、しかも第1ス
ロットルバルブおよび第2スロットルバルブの開閉する
ための荷重を減少させることができる。更に、吸気通路
の開口面積を大きく変化させるのに適したバタフライバ
ルブと、吸気通路の開口面積を精密に変化させるのに適
したロータリバルブとの組み合わせにより、バルブ軸の
回転角に対する吸気通路の開口面積の変化特性の設計自
由度を大幅に高めることができる。
【0007】また請求項2に記載された発明によれば、
請求項1の構成に加えて、第1、第2吸気通路を共通の
スロットルボディに形成したことを特徴とするタンデム
型スロットルバルブ装置が提案される。
【0008】上記構成によれば、第1、第2吸気通路を
共通のスロットルボディに形成して部品点数の削減およ
び装置の小型化を図ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0010】図1〜図8は本発明の第1実施例を示すも
のであり、図1はタンデム型スロットルバルブ装置の縦
断面図、図2は図1の2−2線断面図、図3は図1の3
−3線断面図、図4は図1の4−4線断面図、図5は図
4に対応する作用説明図、図6は図4の6−6線断面
図、図7は図5の7−7線断面図、図8は作用を説明す
るグラフである。
【0011】図1および図2に示すように、エンジンに
装着されるタンデム型スロットルバルブ装置Tは金属ブ
ロックより構成されたスロットルボディ10を備えてお
り、そのスロットルボディ10を貫通するように比較的
に大径の第1吸気通路11と、比較的に小径の第2吸気
通路12とが平行に形成される。スロットルボディ10
にはバルブ軸支持孔13が前記第1、第2吸気通路1
1,12を横切るように貫通しており、このバルブ軸支
持孔13にバルブ軸14が回転自在に支持される。
【0012】スロットルボディ10の一端からシール部
材15を介して外部に突出するバルブ軸14の一端に、
ケーブル16を巻き付けたプーリ17がナット18で固
定される。バルブ軸14はスロットルボディ10および
プーリ17間に装着したコイルばね19で閉弁方向に付
勢されており、ケーブル16を巻き付けたプーリ17を
駆動することにより前記コイルばね19に抗して開弁方
向に駆動される。スロットルボディ10の他端にはスロ
ットル開度を検出するポテンショメータ20が設けられ
ており、その入力部材201 がバルブ軸14の他端にナ
ット21で固定した連結部材22に連結される。
【0013】バルブ軸14には、前記第1吸気通路11
を開閉するバタフライバルブ型の弁板141 よりなる第
1スロットルバルブ23が設けられる。図1および図2
において、第1スロットルバルブ23は第1吸気通路1
1を閉塞する閉弁位置にあり、そこからバルブ軸14が
回転すると、その回転角に応じて第1吸気通路11を開
放する。
【0014】また前記第2吸気通路12は、バルブ軸1
4よりも上流の大径部121 と下流の小径部122 とを
有しており、大径部121 および小径部122 の境界に
弁座123 (図3参照)が形成される。第2吸気通路1
2に臨むバルブ軸14には略120°の中心角を持つ切
欠142 が形成されており、この切欠142 と前記弁座
123 とによってロータリバルブ型の第2スロットルバ
ルブ24が構成される。図1〜図3において、第2スロ
ットルバルブ24は第2吸気通路12を閉塞する閉弁位
置にあり、そこからバルブ軸14が回転すると、その回
転角に応じて第2吸気通路12を開放する。第2吸気通
路12の下流の小径部122 の横断面は三角形状(図2
参照)になっており、この形状を変化させることによ
り、バルブ軸14の回転角に対するエアー流量(開口面
積)の特性を任意に変化させることができる。尚、第2
スロットルバルブ24を挟むバルブ軸14の軸方向両側
には、バルブ軸支持孔13の内周面との間をシールする
一対のシール部材25,26が装着される。
【0015】次に、主として図4〜図7を併せて参照し
ながらスローエアー供給装置31の構造を説明する。
【0016】スローエアー供給装置31は、第1スロッ
トルバルブ23および第2スロットルバルブ24が閉弁
状態にあるときに、第1吸気通路11の第1スロットル
バルブ23よりも下流位置にアイドリング運転用のエア
ーを導入するためのもので、エンジンの冷間始動時およ
び暖機運転時にはアイドル回転数を増加させて始動を容
易にするとともに暖気運転を促進すべくエアーの流量を
増加させ、暖気運転完了後には通常のアイドリング運転
を可能にする量のエアーを供給する機能を有する。
【0017】スローエアー供給装置31は、スロットル
ボディ10に形成した第1エアー通路32、第2エアー
通路33、シリンダ34、第3エアー通路35および第
4エアー通路36を備えており、第1エアー通路32の
入口321 (図1参照)から吸入したエアーを第4エア
ー通路36の出口361 (図1参照)から第1吸気通路
11の第1スロットルバルブ23よりも下流位置に供給
する。
【0018】シリンダ34と第3エアー通路35とが例
えば3個の連通孔37…で相互に連通しており、これら
連通孔37…を開閉するピストン38がシリンダ34に
摺動自在に嵌合する。スロットルボディ10に装着され
るアクチュエータ39は、スロットルボディ10に固定
された第1ハウジング40と、この第1ハウジング40
に固定された第2ハウジング41と、第1ハウジング4
0に摺動自在に嵌合してスプリング42でスロットルボ
ディ10から離反する方向に付勢されたセットカラー4
3と、第2ハウジング41に支持されて内部にサーモワ
ックスを収納する感温器44と、感温器44に出没自在
に支持されて先端が前記セットカラー43に当接する出
力部材45と、感温器44に一体に設けられて制御装置
からの指令で通電されるヒータ46とを備える。
【0019】セットカラー43の先端はピストン38の
内部に摺動自在に嵌合し、ピストン38はその内部に収
納したスプリング48によってセットカラー43から離
反する方向に付勢される。またスロットルボディ10に
は外部からストッパスクリュー47が螺入されており、
このストッパスクリュー47の先端はシリンダ34内に
突出してピストン38の頂面に対向している。
【0020】次に、前述の構成を備えた本発明の実施例
の作用について説明する。
【0021】バルブ軸14が図示した位置にあって第1
スロットルバルブ23および第2スロットルバルブ24
が全閉状態にあるとき、第1吸気通路11および第2吸
気通路12は閉塞されていて開口面積はゼロである。こ
の状態からケーブル16を牽引してバルブ軸14を回転
させると、バルブ軸14に固定した第1スロットルバル
ブ23の弁板141 が回転して第1吸気通路11を開放
する。このとき、図8に示すように、第1吸気通路11
の開口面積はバルブ軸14の回転角の増加に応じて正弦
波状に増加する。
【0022】一方、バルブ軸14の回転に伴って該バル
ブ軸14に形成した切欠142 よりなる第2スロットル
バルブ24が、第2吸気通路12の弁座123 に対して
相対回転する。このとき、バルブ軸14の回転角が所定
角度θ(図3および図8参照)に達するまでは第2吸気
通路12の開口面積はゼロに維持され、回転角が前記所
定角度θを越えると開口面積はゼロから次第に増加す
る。第2吸気通路12の横断面形状が三角形に形成され
ているため、切欠142 は第2吸気通路12の三角形の
頂点部分から開放し始めることになり、その結果、バル
ブ軸14の回転の前半で開口面積の増加率が小さく、後
半で開口面積の増加率が大きくなる(図8の一点鎖線参
照)。
【0023】前記第2吸気通路12の横断面形状を逆三
角形に形成すれば、切欠142 は第2吸気通路12の三
角形の底辺部分から開放し始めることになり、その結
果、バルブ軸14の回転の前半で開口面積の増加率が大
きく、後半で開口面積の増加率が小さくなる(図8の二
点鎖線参照)。また前記第2吸気通路12の横断面形状
を円形に形成すれば、前述した二つの場合の中間の特性
を得ることができる(図8の実線参照)。
【0024】バタフライバルブよりなる第1スロットル
バルブ23は第1吸気通路11の開口面積を大きく変化
させることができ、またロータリバルブよりなる第2ス
ロットルバルブ24は第2吸気通路12の開口面積を精
密に変化させることができるため、第1、第2スロット
ルバルブ23,24を組み合わせることによりバルブ軸
14の回転角に対する吸気通路の開口面積の変化特性の
設計自由度を大幅に高めることができる。
【0025】第1、第2スロットルバルブ23,24が
共に閉弁状態にあるとき、エンジンをアイドリング状態
に維持するためのエアーが、第1エアー通路32〜第4
エアー通路36を介して第1吸気通路12の第1スロッ
トルバルブ23の下流位置に供給される。図4に示すよ
うに、エンジンの冷間始動時にはアクチュエータ39の
ヒータ46に対する通電が停止されるため、感温器44
内のサーモワックスが収縮して出力部材45が図中左方
向に後退し、セットカラー43もスプリング42の弾発
力で後退する。その結果、セットカラー43に追従して
ピストン38がシリンダ34内を図中左方向に後退し、
シリンダ34に開口する3個の連通孔37…が全て開放
されるため(図6参照)、比較的に大量のエアーが第
1、第2エアー通路32,33からシリンダ34を経て
第3、第4エアー通路35,36に流通することが可能
となるため、アイドリング回転数を高めに設定してエン
ジンの暖機を促進することができる。
【0026】図5に示すように、エンジンの暖気が進む
と制御装置からの指令でアクチュエータ39のヒータ4
6に対する通電が行われ、ヒータ46の発熱で感温器4
4内のサーモワックスが膨張して出力部材45が図中右
方向に前進し、セットカラー43がスプリング42の弾
発力に抗して前進する。その結果、セットカラー43に
追従してピストン38がシリンダ34内を図中右方向に
前進し、ストッパスクリュー47に当接する位置に停止
する。その結果、シリンダ34に開口する3個の連通孔
37…のうちの1個が完全に閉鎖され、他の1個が殆ど
閉鎖されため、比較的に少量のエアーだけが第1、第2
エアー通路32,33からシリンダ34を経て第3、第
4エアー通路35,36に流通することが可能となり、
暖機完了後の通常のアイドリング運転が可能になる。暖
機完了後のアイドル回転数は、ストッパスクリュー47
の螺入量を変化させれば調整可能である。
【0027】尚、ピストン38がストッパスクリュー4
7に当接した後に出力部材45が更に前進すると、ピス
トン38が停止した状態でスプリング48を圧縮しなが
らセットカラー43だけが前進し、感温器44内のサー
モワックスの余剰な膨張分を吸収する。
【0028】以上のように、第1スロットルバルブ23
および第2スロットルバルブ24が共通のバルブ軸14
に設けられているので、第1、第2スロットルバルブ2
3,24を複雑な連動機構を介して連結する必要がなく
なり、部品点数を減少させてコストを削減することがで
きる。しかも連動機構におけるガタが存在しないため、
第1、第2吸気通路11,12の開口面積の変動を最小
限に抑えるとともに、第1、第2スロットルバルブ2
3,24の開閉するための荷重を減少させることができ
る。
【0029】次に、図9および図10に基づいて本発明
の第2実施例を説明する。
【0030】第1実施例では第1吸気通路11および第
2吸気通路12がスロットルボディ10を貫通している
が、第2実施例では第2吸気通路12の上流端がバルブ
軸支持孔13に連通する位置で行き止まりになってお
り、第1吸気通路11の第1スロットルバルブ23の下
流位置と、第2スロットルバルブ24の切欠142 に臨
むバルブ軸支持孔13とが、第5エアー通路51および
第6エアー通路52によって相互に連通する。そしてス
ローエアー供給装置31の第4エアー通路36の下流端
が第5エアー通路51の上流端に連通する。第2実施例
のその他の構成は、前述した第1実施例の構成と同一で
ある。
【0031】この第2実施例によれば、開弁した第1ス
ロットルバルブ23を通過した空気が、第1吸気通路1
1から第5エアー通路51および第6エアー通路52に
分岐し、開弁した第2スロットルバルブ24を経て第2
吸気通路12に供給される。従って、第1、第2スロッ
トルバルブ23,24が連動して開閉すると、その開度
に応じたエアーを第1吸気通路11および第2吸気通路
12に供給することができる。またスローエアー供給装
置31を通過したエアーは、第1実施例と同様に第1吸
気通路11に供給される。
【0032】而して、本第2実施例によっても、上述し
た第1実施例と同様の作用効果を奏することができる。
【0033】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行う
ことが可能である。
【0034】例えば、実施例では第2スロットルバルブ
24をバルブ軸14の切欠142 で構成しているが、前
記切欠142 に代えてバルブ軸14を貫通する貫通孔を
用いることができる。また本発明はキャブレタに対して
も適用することが可能であり、従ってスロットルボディ
10はキャブボディと読み代えることができる。
【0035】更に、実施例では電気式のアクチュエータ
39でスローエアー供給装置31のピストン38を駆動
しているが、水冷式のエンジンでは冷却水の温度変化に
応じて膨張・収縮するサーモワックスによってピストン
38を駆動することも可能である。また連通孔37…の
形状は円形に限定されず、スリット等の他の形状でも良
く、その個数も任意である。
【0036】
【発明の効果】以上のように請求項1記載に記載された
発明によれば、スロットルボディに形成された第1吸気
通路および第2吸気通路をそれぞれ開閉する第1スロッ
トルバルブおよび第2スロットルバルブが共通のバルブ
軸に設けられているので、第1スロットルバルブおよび
第2スロットルバルブをリンク機構を介して連動させる
ものに比べて、部品点数を減少させてコストを削減しな
がらガタの影響による吸気通路の開口面積の変動を最小
限に抑えることができ、しかも第1スロットルバルブお
よび第2スロットルバルブの開閉するための荷重を減少
させることができる。更に、吸気通路の開口面積を大き
く変化させるのに適したバタフライバルブと、吸気通路
の開口面積を精密に変化させるのに適したロータリバル
ブとの組み合わせにより、バルブ軸の回転角に対する吸
気通路の開口面積の変化特性の設計自由度を大幅に高め
ることができる。
【0037】また請求項2に記載された発明によれば、
第1、第2吸気通路を共通のスロットルボディに形成し
て部品点数の削減および装置の小型化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】タンデム型スロットルバルブ装置の縦断面図
【図2】図1の2−2線断面図
【図3】図1の3−3線断面図
【図4】図1の4−4線断面図
【図5】図4に対応する作用説明図
【図6】図4の6−6線断面図
【図7】図5の7−7線断面図
【図8】作用を説明するグラフ
【図9】本発明の第2実施例に係るタンデム型スロット
ルバルブ装置の縦断面図
【図10】図9の10−10線断面図
【符号の説明】
10 スロットルボディ 11 第1吸気通路 12 第2吸気通路 14 バルブ軸 141 弁板 142 切欠 23 第1スロットルバルブ 24 第2スロットルバルブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3G061 BA03 CA01 CA17 3G065 AA11 CA23 CA26 DA15 EA02 GA07 HA03 HA05 HA12 HA16 HA21 HA22

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スロットルボディ(10)と、 スロットルボディ(10)に形成された第1吸気通路
    (11)および第2吸気通路(12)と、 第1、第2吸気通路(11,12)を横切るようにスロ
    ットルボディ(10)に回転自在に支持されたバルブ軸
    (14)と、 バルブ軸(14)に設けられて第1吸気通路(11)を
    開閉する第1スロットルバルブ(23)と、 バルブ軸(14)に設けられて第2吸気通路(12)を
    開閉する第2スロットルバルブ(24)と、 を備えてなり、前記第1スロットルバルブ(23)はバ
    ルブ軸(14)に固定した弁板(141 )を有するバタ
    フライバルブから成り、前記第2スロットルバルブ(2
    4)はバルブ軸(14)に形成した切欠(142 )ある
    いは貫通孔を有するロータリバルブから成ることを特徴
    とするタンデム型スロットルバルブ装置。
  2. 【請求項2】 第1、第2吸気通路(11,12)を共
    通のスロットルボディ(10)に形成したことを特徴と
    する、請求項1に記載のタンデム型スロットルバルブ装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7543563B2 (en) 2007-03-23 2009-06-09 Honda Motor Co., Ltd. High flow dual throttle body for small displacement engines
JP2018091235A (ja) * 2016-12-02 2018-06-14 株式会社やまびこ 携帯式エンジン作業機及びこれに組み込まれるロータリ式気化器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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