JPH0967574A - 舗装材組成物 - Google Patents

舗装材組成物

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JPH0967574A
JPH0967574A JP21125595A JP21125595A JPH0967574A JP H0967574 A JPH0967574 A JP H0967574A JP 21125595 A JP21125595 A JP 21125595A JP 21125595 A JP21125595 A JP 21125595A JP H0967574 A JPH0967574 A JP H0967574A
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emulsion
sand
acrylic polymer
compsn
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Masami Ichikawa
雅己 市川
Yoshiaki Yonekawa
芳明 米川
Koji Hamaguchi
幸治 濱口
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自由な着色が可能で、ソフトな歩行感、自然
な風合い感の舗装面が得られる舗装材組成物を提供す
る。 【構成】 重合体のガラス転移点が−50〜+30℃、
平均粒子径が0.003〜0.15μmのアクリル系重
合体エマルジョンを、土砂100重量部に対し、固形分
として0.2〜20重量部を含有してなる舗装材組成
物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、舗装材組成物に関し、
さらに詳細には自然土などの土砂を舗装する際に有用な
舗装材組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、トラックなどの重量物が通過す
る路面などにおいては、これに耐えうる強度を有するこ
とが重視されるが、一方公園内の自然遊歩道、サイクリ
ング道、テニスコートなど、強度をさほど必要としない
路面などにおいては、むしろ周りの自然との調和や歩き
やすさなどが重視される。しかし、従来から多く行われ
ているセメントや湿気硬化型ウレタン、アスファルトに
よる舗装は、セメントや湿気硬化型ウレタンでは、舗装
面が硬くなりすぎるうえ、補修がきかないという問題が
あり、他方アスファルトでは、路面が黒色となり、景観
において劣るという問題があるため、公園内の自然遊歩
道、サイクリング道、テニスコートなどに適する舗装が
求められている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これを受けて、カラー
化が可能な半剛性舗装が開発されている。この半剛性舗
装とは、骨材およびアスファルトを敷設した上に、SB
Rラテックス、セメントおよび水からなるコンクリート
組成物を流して転圧するもので、カラー化が可能である
が、骨材、アスファルト、コンクリートなどを使用して
いるため、自然の風合いの舗装面が得られにくいという
問題がある。本発明は、上記従来技術の課題を背景にな
されたもので、自由な着色が可能で、ソフトな歩行感の
舗装面とすることができ、さらに自然な風合い感、ソフ
トな歩行感の向上した舗装面が得られる舗装材組成物を
提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、重合体のガラ
ス転移点が−50〜+30℃、平均粒子径が0.003
〜0.15μmのアクリル系重合体エマルジョンを、土
砂100重量部に対し、固形分として0.2〜20重量
部を含有してなる舗装材組成物を提供するものである。
【0005】本発明のアクリル系重合体エマルジョン
は、アクリル酸エステル単量体および/またはメタクリ
ル酸エステル単量体を主単量体成分とする重合体エマル
ジョンである。ここで、アクリル酸エステル単量体およ
びメタクリル酸エステル単量体は、従来の水性アクリル
エマルジョンにも普通に使用されている、アクリル酸お
よびメタクリル酸の脂肪族、脂環族あるいは芳香族の非
置換アルコールとのエステルである。ここで言う非置換
とは、炭化水素基以外の基を持たないことを意味する。
アクリル酸エステル単量体およびメタクリル酸エステル
単量体の例を挙げると、アクリル酸メチル、メタクリル
酸メチル、アクリル酸エチル、メタクリル酸エチル、ア
クリル酸n−ブチル、アクリル酸イソブチル、メタクリ
ル酸n−ブチル、メタクリル酸イソブチル、アクリル酸
ペンチル、メタクリル酸ペンチル、アクリル酸ヘキシ
ル、メタクリル酸ヘキシル、アクリル酸ヘプチル、メタ
クリル酸ヘプチル、アクリル酸2−エチルヘキシル、ア
クリル酸オクチル、メタクリル酸オクチル、アクリル酸
n−ノニル、アクリル酸イソノニル、メタクリル酸n−
ノニル、メタクリル酸イソノニル、アクリル酸デシル、
メタクリル酸デシル、アクリル酸ウンデシル、メタクリ
ル酸ウンデシル、アクリル酸ドデシル、メタクリル酸ド
デシル、アクリル酸n−アミル、アクリル酸イソアミ
ル、メタクリル酸n−アミル、メタクリル酸イソアミ
ル、アクリル酸ラウリル、メタクリル酸ラウリル、アク
リル酸ベンジル、メタクリル酸ベンジル、アクリル酸シ
クロヘキシル、メタクリル酸シクロヘキシルなどがあ
る。好ましい単量体は、炭素数4〜12のアルキル基を
有するアクリル酸アルキルエステルおよびメタクリル酸
アルキルエステルであり、より好ましくはアクリル酸n
−ブチル、アクリル酸イソノニル、アクリル酸2−エチ
ルヘキシルであり、特にアクリル酸n−ブチルが好まし
い。これらの単量体は、単独で使用することができ、ま
た2種以上混合して使用することもできる。
【0006】本発明において、アクリル酸エステル単量
体および/またはメタクリル酸エステル単量体ととも
に、アクリル系重合体エマルジョンを構成しうる他の単
量体としては、芳香族ビニル系単量体、シアン化ビニル
系単量体、エチレン性不飽和カルボン酸ヒドロキシアル
キルエステル単量体、エチレン性不飽和カルボン酸アミ
ド単量体、エチレン性不飽和酸単量体、エチレン性不飽
和スルホン酸エステル単量体、エチレン性不飽和アルコ
ールまたはそのエステル単量体、エチレン性不飽和エー
テル単量体、エチレン性不飽和アミン単量体、エチレン
性不飽和シラン単量体、ハロゲン化ビニル系単量体、脂
肪族共役ジエン系単量体などが挙げられる。
【0007】前記芳香族ビニル系単量体の例には、スチ
レン、α−メチルスチレン、o−メチルスチレン、p−
メチルスチレン、o−エチルスチレン、p−エチルスチ
レン、α−クロロスチレン、p−クロロスチレン、p−
メトキシスチレン、p−アミノスチレン、p−アセトキ
シスチレン、スチレンスルホン酸ナトリウム、α−ビニ
ルナフタレン、1−ビニルナフタレン−4−スルホン酸
ナトリウム、2−ビニルフルオレン、2−ビニルピリジ
ン、4−ビニルピリジンなどがあり、特にスチレンが好
ましい。
【0008】前記シアン化ビニル系単量体の例には、ア
クリロニトリル、α−クロロアクリロニトリル、α−メ
トキシアクリロニトリル、メタクリロニトリル、α−ク
ロロメタクリロニトリル、α−メトキシメタクリロニト
リル、シアン化ビニリデンなどがあり、特にアクリロニ
トリルが好ましい。
【0009】前記エチレン性不飽和カルボン酸ヒドロキ
シアルキルエステル単量体の例には、ヒドロキシエチル
アクリレート、ヒドロキシエチルメタクリレート、ヒド
ロキシプロピルアクリレート、ヒドロキシプロピルメタ
クリレート、ヒドロキシブチルアクリレート、ヒドロキ
シブチルメタクリレートなどがある。
【0010】前記エチレン性不飽和カルボン酸アミド単
量体の例には、アクリルアミド、メタクリルアミド、N
−ブトキシメチルアクリルアミド、N−ブトキシメチル
メタクリルアミド、N−ブトキシエチルアクリルアミ
ド、N−ブトキシエチルメタクリルアミド、N−メトキ
シメチルアクリルアミド、N−メトキシメチルメタクリ
ルアミド、N−n−プロピオキシメチルアクリルアミ
ド、N−n−プロピオキシメチルメタクリルアミド、N
−メチルアクリルアミド、N−メチルメタクリルアミ
ド、N,N−ジメチルアクリルアミド、N,N−ジメチ
ルメタクリルアミド、N,N−ジエチルアクリルアミ
ド、N,N−ジエチルメタクリルアミドなどがある。
【0011】前記エチレン性不飽和酸単量体には、エチ
レン性不飽和カルボン酸、エチレン性不飽和スルホン酸
などが使用される。エチレン性不飽和カルボン酸の例に
は、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、フマル
酸、無水フマル酸、マレイン酸、無水マレイン酸などが
あり、エチレン性不飽和スルホン酸の例には、ビニルス
ルホン酸、イソプレンスルホン酸などがある。エチレン
性不飽和酸単量体は、例えばアルカリ金属で中和されて
いてもよい。また、前記エチレン性不飽和スルホン酸エ
ステル単量体の例には、ビニルスルホン酸アルキル、イ
ソプレンスルホン酸アルキルなどがある。
【0012】前記エチレン性不飽和アルコールおよびそ
のエステルには、アリルアルコール、メタアリルアルコ
ール、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、酪酸ビニル、
ステアリン酸ビニル、安息香酸ビニル、酢酸アリル、カ
プロン酸メタアリル、ラウリン酸アリル、安息香酸アリ
ル、アルキルスルホン酸ビニル、アルキルスルホン酸ア
リル、アリールスルホン酸ビニルなどがある。
【0013】前記エチレン性不飽和エーテル単量体に
は、メチルビニルエーテル、エチルビニルエーテル、n
−プロビルビニルエーテル、イソプロピルビニルエーテ
ル、メチルアリルエーテル、エチルアリルエーテルなど
がある。
【0014】前記エチレン性不飽和アミンには、ビニル
ジメチルアミン、ビニルジエチルアミン、ビニルジフェ
ニルアミン、アリルジメチルアミン、メタアリルジエチ
ルアミンなどがある。
【0015】前記エチレン性不飽和シランには、ビニル
トリエチルシラン、メチルビニルジクロロシラン、ジメ
チルアリルクロロシラン、ビニルトリクロロシランなど
がある。
【0016】前記ハロゲン化ビニル系単量体の例には、
塩化ビニル、塩化ビニリデン、1,2−ジクロロエチレ
ン、臭化ビニル、臭化ビニリデン、1,2−ジブロモエ
チレンなどがある。
【0017】前記脂肪族共役ジエン系単量体には、1,
3−ブタジエン、2−メチル−1,3−ブタジエン、
2,3−ジメチル−1,3−ブタジエン、2−ネオペン
チル−1,3−ブタジエン、2−クロロ−1,3−ブタ
ジエン、1,2−ジクロロ−1,3−ブタジエン、2,
3−ジクロロ−1,3−ブタジエン、2−ブロモ−1,
3−ブタジエン、2−シアノ−1,3−ブタジエン、置
換直鎖共役ペンタジエン類、直鎖および側鎖共役ヘキサ
ジエンなどがあり、特に1,3−ブタジエンが好まし
い。
【0018】前記他の単量体は、単独で使用することが
でき、また2種以上を併用することもできるが、エチレ
ン性不飽和酸単量体とエチレン性不飽和酸単量体以外の
単量体とを併用することが好ましく、特にメタクリル酸
とスチレンとを併用することが好ましい。
【0019】アクリル酸エステル単量体および/または
メタクリル酸エステル単量体の全単量体中に占める割合
は、10〜100重量%が好ましく、特に好ましくは1
5〜100重量%がよい。アクリル酸エステル単量体お
よび/またはメタクリル酸エステル単量体の使用量が1
0重量%以上であると、耐候性、耐水性などが特に向上
する。
【0020】本発明に用いるアクリル系重合体エマルジ
ョンは、あらかじめ製造した重合体を溶剤に溶解した重
合体溶液、溶液重合によって製造される重合体溶液など
を水性エマルジョンに転相する方法によっても製造する
ことができるが、一般的にはアクリル酸エステル単量体
および/またはメタクリル酸エステル単量体を、場合に
より他の単量体とともに乳化重合する方法により製造す
ることが好ましい。以下、本発明のアクリル系重合体エ
マルジョンを製造する乳化重合法について説明する。
【0021】本発明に用いるアクリル系重合体エマルジ
ョンを製造する乳化重合は、一般に炭化水素系界面活性
剤および/またはフッ素系界面活性剤からなる乳化剤を
使用し、重合開始剤の存在下、必要に応じて連鎖移動
剤、各種電解質、pH調節剤などの存在下で、アクリル
酸エステル単量体および/またはメタクリル酸エステル
単量体10〜100重量%と他の単量体90〜0重量%
とからなる単量体成分を重合することによって行なわれ
る。
【0022】前記乳化剤のうち、炭化水素系界面活性剤
としては、アニオン界面活性剤、ノニオン界面活性剤、
カチオン界面活性剤、両性界面活性剤などがあるが、ア
ニオン界面活性剤が好ましく、さらに好ましくは強酸型
アニオン界面活性剤である。前記炭化水素系強酸型アニ
オン界面活性剤としては、高級アルコールの硫酸エステ
ル塩、ポリオキシエチレン・アルキルエーテル硫酸塩、
ポリオキシエチレン・アルキルフェニルエーテル硫酸
塩、脂肪油の硫酸エステル塩、脂肪族アミンまたは脂肪
族アミドの硫酸塩、二塩基性脂肪酸エステルのスルホン
酸塩、脂肪族アミドのスルホン酸塩、アルキルまたはア
ルケニルスルホン酸塩、アルキルアリールスルホン酸
塩、アルキルスルホコハク酸塩、ホルマリン縮合ナフタ
レンスルホン酸塩、脂肪族アルコールのリン酸エステル
塩、ポリオキシエチレンアルキル(フェニル)エーテル
リン酸エステル塩などが挙げられる。
【0023】また、その他の炭化水素系界面活性剤のう
ち、ノニオン界面活性剤としては、ポリオキシエチレン
アルキルエステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテ
ル、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル、グ
リセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、
ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルなどを挙
げることができる。
【0024】さらに、前記フッ素系界面活性剤は、親油
性基がフッ素化炭化水素からなるものである。その化学
構造は、基本的には通常の界面活性剤と変わるものでは
なく、親水性基としてカルボン酸塩、硫酸塩、スルホン
酸塩、リン酸塩などの基を有するアニオン界面活性剤、
親水性基としてポリオキシエチレン基を有する非イオン
性界面活性剤、親水性基としてアミン塩、第四級アンモ
ニウム塩などの基を有するカチオン界面活性剤、両性界
面活性剤などがある。フッ素系界面活性剤は、一般に界
面活性が高く、親油性基の炭素数が一般の界面活性剤よ
り小さくても十分な乳化作用を示すものが多い。このフ
ッ素系界面活性剤としては、パーフルオロアルキルカル
ボン酸塩、パーフルオロアルキルスルホン酸塩、パーフ
ルオロアルキルリン酸エステル、パーフルオロアルキル
トリメチルアンモニウム塩、パーフルオロアルキルポリ
オキシエチレン、パーフルオロアルキルベタインなどが
挙げられる。本発明においては、これらのフッ素系界面
活性剤を乳化剤として使用することが好ましい。
【0025】前記乳化剤の使用量は、各界面活性剤の種
類、単量体の種類と組成などに応じて攪拌条件などを調
節し、所要の平均粒子径および表面張力が達成されるよ
うに選択される。乳化剤の好ましい使用量は、一般に単
量体100重量部に対して1〜10重量部である。ま
た、特に炭化水素系強酸型アニオン界面活性剤とフッ素
系界面活性剤とを併用する場合は、単量体100重量部
に対して、炭化水素系強酸型アニオン界面活性剤が0.
1重量部以上、好ましくは0.2〜10重量部、フッ素
系界面活性剤が0.01重量部以上、好ましくは0.0
2〜1.0重量部使用される。乳化剤の使用量が少なす
ぎると、凝固物が発生するなどエマルジョンの安定性が
低下する傾向を示し、一方多過ぎてもエマルジョンから
形成される結合材の粒状材への密着性、耐水性が低下す
る傾向を示す。
【0026】本発明に用いるアクリル系重合体エマルジ
ョンを製造する乳化重合において使用することができる
重合開始剤としては、過硫酸カリウム、過硫酸アンモニ
ウムなどの過硫酸塩、過酸化水素などの無機系開始剤、
クメンハイドロパーオキシド、イソプロピルベンゼンハ
イドロパーオキシド、パラメンタンハイドロパーオキシ
ドなどのハイドロパーオキシド、ベンゾイルパーオキシ
ド、ジ−t−ブチルパーオキシド、ジラウロイルパーオ
キシドなどのジアルキルパーオキシド、スルフィド、ス
ルフィン酸、アゾビスイソブチロニトリル、アソビスイ
ソバレロニトリル、アゾビスイソカプロニトリル、アゾ
ビス(フェニルイソブチロニトリル)などのアゾ化合物
などの有機系開始剤を挙げることができる。前記重合開
始剤の使用量は、全単量体に対して0.03〜2重量%
が好ましく、特に0.05〜1重量%が好ましい。
【0027】また、乳化重合を促進させるために、還元
剤やキレート化剤を添加することもできる。前記還元剤
には、ピロ重亜硫酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウム、亜
硫酸水素ナトリウム、硫酸第一鉄、グルコース、ホルム
アルデヒドナトリウムスルホキシレート、L−アスコル
ビン酸およびその塩、亜硫酸水素ナトリウムなどが挙げ
られ、前記キレート化剤にはグリシン、アラニン、エチ
レンジアミン四酢酸ナトリウムなどが挙げられる。
【0028】本発明に用いるアクリル系重合体エマルジ
ョンを製造する乳化重合において使用することができる
連鎖移動剤としては、好ましくは2,4−ジフェニル−
4−メチル−1−ペンテン成分を60重量%以上含有す
るα−メチルスチレンダイマー、ターピノーレン、α−
テルピネン、γ−テルピネン、ジペンテン、オクチルメ
ルカプタン、n−ドデシルメルカプタン、t−ドデシル
メルカプタン、n−ヘキサデシルメルカプタン、ジメチ
ルキサントゲンジスルフィド、ジエチルキサントゲンジ
スルフィド、ジイソプロピルキサントゲンジスルフィ
ド、テトレメチルチウラムモノスルフィド、テトラエチ
ルチウラムジスルフィド、テトラブチルチウラムジスル
フィド、ジペンタメチルチウラムジスルフィドなどが挙
げられる。連鎖移動剤の使用量は、一般に全単量体に対
して15重量%以下である。
【0029】本発明に用いるアクリル系重合体エマルジ
ョンを製造する乳化重合に際しては、一般に全単量体1
00重量部に対して水50〜900重量部を使用し、乳
化剤、重合開始剤、さらに必要に応じて連鎖移動剤、還
元剤、キレート化剤、電解質、pH調節剤などを適当量
使用して、一般に10〜90°C、好ましくは40〜8
0°Cの重合温度で、通常、3〜15時間重合される。
【0030】本発明に用いるアクリル系重合体エマルジ
ョンを製造する乳化重合における前記単量体の添加方法
としては、一括添加法、分割添加法あるいは連続添加法
などの任意の方法を採用することができるが、特に好ま
しい添加方法は、全単量体の10重量%以下の存在下で
重合を開始し、残りの単量体を連続的あるいは分割して
添加しながら重合する方法である。前記分割添加法ある
いは連続添加法に際しては、単量体を重合開始剤などの
他の添加成分とともに分割あるいは連続して添加するこ
とができ、または前記他の添加成分を予め全量添加して
おき単量体のみを分割あるいは連続して添加することが
できる。また、この際に添加される単量体は、あらかじ
め乳化しておくこともできる。
【0031】本発明に用いるアクリル系重合体エマルジ
ョンは、重合体のガラス転移点が−50〜+30℃、好
ましくは−40〜+25℃、さらに好ましくは−30〜
+20℃である。ガラス転移点が、−50℃より低い
と、舗装材の圧縮強度が悪化し、一方+30℃を超える
と、エマルジョンの成膜性に劣り、結果として圧縮強
度、耐摩耗性が悪化する。また、ガラス転移点が低いほ
ど、舗装層の耐摩耗性は向上する反面、圧縮強度は低下
する。一方、ガラス転移点が高いほど、舗装層の圧縮強
度は向上する反面、耐摩耗性は低下する。
【0032】従って、本発明においては、このような逆
相関の関係にある耐摩耗性と圧縮強度の両方を満足し、
舗装層に高耐久性を付与するために、アクリル系重合体
エマルジョンを単独あるいは2種以上混合、さらに天然
ゴムラテックス、スチレン−ブタジエンゴムラテック
ス、エポキシ樹脂エマルジョンなどの他種重合体エマル
ジョンを混合してもよく、かつ平均ガラス転移点が本発
明の範囲内にある混合エマルジョンを用いることが好ま
しい。混合エマルジョンを用いる場合には、特に好適に
は、重合体のガラス転移点が−70℃から0℃未満のア
クリル系重合体エマルジョン(以下「低ガラス転移点エ
マルジョン」ともいう)と、重合体のガラス転移点が0
℃〜100℃のアクリル系重合体エマルジョン(以下
「高ガラス転移点エマルジョン」ともいう)とを、混合
して使用し、平均ガラス転移点が本発明の範囲内にある
混合エマルジョンを用いることが好ましい。かかる混合
エマルジョンを用いると、高ガラス転移点エマルジョン
による高圧縮強度、低ガラス転移点エマルジョンによる
高耐摩耗性の両方を兼ね備えた舗装層となるため、耐久
性の極めて優れた舗装層が得られる。
【0033】ここで、ガラス転移点(以下「Tg」とも
いう)は、下記式により計算された値である。 1/Tg=Σ〔W(i)/Tg(i)〕 〔式中、W(i)は重合体の単量体(i)の重量分率、
Tg(i)は単量体(i)の単独重合体のTgを絶対温
度で表した値である。〕
【0034】また、本発明に用いるアクリル系重合体エ
マルジョンは、平均粒子径が0.003〜0.15μ
m、好ましくは0.01〜0.10μm、さらに好まし
くは0.03〜0.08μmである。アクリル系重合体
エマルジョンの平均粒径を前記範囲とすることにより、
本発明の舗装材組成物による舗装層が、極めて耐水性に
優れたものとなる。ここでいう平均粒子径とは、重合体
エマルジョンを酢酸ウラニルおよびオスミウム酸で処理
し、これを電子顕微鏡写真にとり、重合体微粒子100
個以上について粒子径を数平均した値である。平均粒子
径が0.15μmを超えると、耐水性、成膜性が悪化
し、一方0.003μm未満であると、重合操作上エマ
ルジョンの安定した分散状態を維持することが困難とな
り、実際的でない。本発明に用いるアクリル系重合体エ
マルジョンを所要の平均粒子径を有するものとするため
には、使用される乳化剤の種類と添加量、単量体相の粘
性などに応じて、特に重合初期での攪拌条件などを調節
しなければならないが、その適切な条件は実験により十
分設定することができる。
【0035】なお、本発明に用いるアクリル系重合体エ
マルジョンは、表面張力が10〜50mN/mがよく、
特に好ましくは15〜45mN/mである。ここでいう
表面張力とは、JIS K2241(ディヌイ式表面張
力計)に準じて測定した値である。表面張力が50mN
/mを超えると、各種粒状材に対する密着性が損なわ
れ、一方10mN/mより小さいと、耐水性が低下す
る。本発明に用いるアクリル系重合体エマルジョンの所
要の表面張力は、必ずしも乳化重合中に達成される必要
はなく、重合後に適当な乳化剤をさらに添加して調節し
てもよい。ただし、この場合には、攪拌条件などを適切
に調節して、重合体微粒子が所要の平均粒子径となるよ
うに配慮しなければならない。また、表面張力を調節す
るために、アルコール、トルエン、キシレン、カルビト
ール、ジオクチルフタレートなどの水溶性溶剤を添加し
てもよい。
【0036】本発明に用いるアクリル系重合体エマルジ
ョンは、アクリル酸エステル単量体および/またはメタ
クリル酸エステル単量体10〜100重量%と他の単量
体90〜0重量%との重合体の溶液を水性エマルジョン
に転相することによっても製造することができるもので
あるが、その場合も、乳化剤の添加量、攪拌条件などを
調節することにより、所要の平均粒子径および表面張力
を有するエマルジョンを得ることができる。
【0037】本発明に用いるアクリル系重合体エマルジ
ョンには、必要に応じてシラン化合物を添加することが
でき、それにより、形成される結合材の粒状材との密着
性などをさらに改善することができる。前記シラン化合
物の具体例としては、テトラメトキシシラン、テトラエ
トキシシラン、テトラプロポキシシラン、テトラブトキ
シシラン、メチルトリメトキシシラン、メチルトリエト
キシシラン、エチルトリメトキシシラン、エチルトリエ
トキシシラン、n−プロピルトリメトキシシラン、n−
プロピルトリエトキシシラン、イソプロピルトリメトキ
シシラン、イソプロピルトリエトキシシラン、γ−クロ
ロプロピルトリメトキシシラン、γ−クロロプロピルト
リエトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、ビニル
トリエトキシシラン、3,3,3−トルフロロプロピル
トリメトキシシラン、3,3,3−トルフロロプロピル
トリエトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリメ
トキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシ
シラン、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラ
ン、γ−メタクリロキシプロピルトリエトキシシラン、
γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、γ−メル
カプトプロピルトリエトキシシラン、フェニルトリメト
キシシラン、フェニルトリエトキシシラン、γ−アミノ
プロピルトリメトキシシラン、3,4−エポキシシクロ
ヘキシルエチルトリメトキシシラン、3,4−エポキシ
シクロヘキシルエチルトリエトキシシラン、ジメチルジ
メトキシシラン、ジメチルジエトキシシラン、ジエチル
ジメトキシシランなどを挙げることができる。好ましい
シラン化合物は、テトラメキシシラン、テトラエキシシ
ラン、メチルトリメトキシシラン、メチルトリエトキシ
シラン、ジメチルジメトキシシラン、ジメチルジエトキ
シシランである。
【0038】これらのシラン化合物は、単独でも2種以
上を混合しても使用することができる。その好ましい添
加量は、単量体100重量部に対して0.1〜80重量
部である。また、シラン化合物は、添加後その一部また
は全部を縮合させてもよい。
【0039】本発明の舗装材組成物は、前記のような特
定のアクリル系重合体エマルジョンを土砂に配合してな
るものである。本発明に用いる土砂は、山砂、川砂、黒
土、赤土、粘土、砕石、岩石など、どのようなものでも
よいが、粒子径が好ましくは0.001〜20mm、さ
らに好ましくは0.005〜10mmのものである。粒
子径が0.001mm未満であると混練り時に均一に分
散させることが難しく、また舗装材の乾燥性が悪化し、
一方20mmを超えると圧縮強度が悪化する。これら
は、他の場所から搬入した土砂でも、施工場所の土砂で
もよい。また、単独でも2種以上を混合して用いてもよ
い。
【0040】この土砂100重量部に対する前記アクリ
ル系重合体エマルジョンの配合量は、固形分として0.
2〜20重量部、好ましくは0.5〜15重量部、さら
に好ましくは1.0〜12重量部である。アクリル系重
合体エマルジョン(固形分)の配合量が、0.2重量部
未満であると舗装材の耐摩耗性、圧縮強度が弱くなり、
一方20重量部を超えると、コストに見合うだけの性能
が得られない。本発明の舗装材組成物は、全体に占める
土砂の比率が比較的大きいので、土砂による自然な風合
いを有する舗装層が得られる。
【0041】本発明の舗装材組成物には、着色剤、充填
剤、消泡剤、可塑剤、老化防止剤、防腐剤、防黴剤、耐
水化剤、紫外線防止剤、水溶性溶剤、成膜助剤など、特
にセメント、石灰、石膏、繊維、撥水剤、ポリイソシア
ネート化合物、ゼオライト、ストレートアスファルト、
アスファルト乳剤、脱色アスファルト乳剤、タッキファ
イヤー、ゴム粉、ゴムチップ、コルク、スポンジ、シラ
ンカップリング剤などを配合し、用途などに応じて性状
を最適化することができる。これらの配合の割合として
は、本発明の組成物100重量部に対し、100重量部
を超えない範囲とすることが好ましい。配合量が100
重量部を超えると、重合体エマルジョンの成膜性が悪化
し、圧縮強度、耐摩耗性が悪化および/または舗装物の
自然の風合を損ねる恐れがある。
【0042】これらの添加剤のうち、本発明の舗装材組
成物にポリイソシアネート化合物を配合すると、硬化時
間を短縮することができる。この場合の配合量として
は、特に本発明の組成物100重量部に対し、0.00
1〜20重量部が好ましい。また、着色剤を配合して自
由に着色することもできるが、本発明の舗装材組成物の
自然な風合いを生かして、自然色を維持することもでき
る。着色剤としては、酸化鉄、酸化クロムなどが好まし
い。
【0043】本発明の舗装材組成物を用いて、路面など
を舗装する方法としては、例えば土砂とアクリル系重合
体エマルジョンを前もってよく混練りしてから、路面上
に敷均し、転圧することによって、舗装施工する方法が
挙げられる。なお、本発明のその他の態様として、土砂
と水を混練りしたものを路面上に敷均し、転圧したの
ち、その上から本発明のアクリル系重合体エマルジョン
をスプレーして舗装する方法、および土砂を路面上に敷
均し、その上から本発明のアクリル系重合体エマルジョ
ンをスプレーし、表層部を混練りしてから転圧する方法
なども挙げることができる。
【0044】本発明の舗装材組成物は、トラックなどの
重量物が通過しない場所であれば、どのような路面、地
面にも用いることができるが、特に歩道、公園、庭園内
の自然遊歩道、サイクリング道、テニスコート、ゴルフ
場内の道路、ゲートボール場、山林道の道路、寺院な
ど、自然の風合いとソフトな感触が好まれる場所に好適
に用いることができる。
【0045】
【作用】本発明に使用されるアクリル系重合体エマルジ
ョンは、平均粒径が0.003〜0.15μmと非常に
小さいので、土砂との混和性がよく、均質で耐水性に優
れた組成物を形成する。施工すると、アクリル系重合体
エマルジョンが、該エマルジョンの共重合体微粒子が土
砂と土砂の隙間を埋めた状態でアクリル系重合体エマル
ジョンが硬化するため、土砂が圧縮固定され、舗装層を
形成する。この舗装層は、一定の強度以上の衝撃を加え
ることにより、簡単に破砕され、修復、再利用が簡単で
ある。さらに、土砂の配合が、アクリル系重合体エマル
ジョンと比較して多いため、土砂の自然な風合いが舗装
面に現れる。
【0046】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明するが、
本発明はこれらによって限定されるものではない。
【0047】実施例1〜8、比較例1〜5 山砂〔水分5.0重量%含有、茨城県笠間市産、真砂
土〕100重量部に対し、アクリル系重合体エマルジョ
ン〔日本合成ゴム(株)製、JSR AE986A〕、
アクリル系エマルジョン〔日本合成ゴム(株)製、AE
242〕、アクリル系重合体エマルジョン〔日本合成ゴ
ム(株)製、AE135〕、あるいはアクリル系重合体
エマルジョン〔日本合成ゴム(株)製、AE333〕
を、表1〜2の配合処方で配合し、さらに添加剤とし
て、アスファルト乳剤〔(株)ニチレキ製、アニオゾー
ル〕、セメント〔秩父小野田(株)製、普通ポルトラン
ドセメント〕、ガラス繊維〔日本電気硝子(株)製、チ
ョップドストランドソフトタイプ〕を加え、充分に混合
攪拌し、舗装材組成物を調製した(実施例1〜8)。同
様にして、表3に示す配合処方で、各種の舗装材組成物
を調製した(比較例1〜4)。これらの舗装材組成物に
ついて、圧縮強度、耐摩耗性を調べた(比較例1〜
5)。その結果を表1〜3に示す。表中、特に断わらな
いときには、単位は重量部とする。また、エマルジョン
については固形分重量の重量部を示す。なお、実施例中
における各種試験項目は、次のようにして測定した値で
ある。
【0048】圧縮強度 表1〜3に示す配合物を、充分に混合攪拌したのち、密
度2.0g/cm3 で、直径5cm、高さ5cmの寸法
に成形し、試験体とした。これらのサンプルを充分に養
生乾燥させたのち、JIS A1108(コンクリート
の圧縮強度試験方法)に準じて、圧縮強度試験を行っ
た。測定値を加圧面積で除し、圧縮強度とした。耐摩耗性 表1〜3に示す配合物を、充分に混練り攪拌したのち、
密度2.0g/cm3で、直径12cm、厚さ2cmの
寸法に成形し、試験体とした。これらのサンプルを充分
に養生乾燥させたのち、JIS K7204(摩耗輪に
よるプラスチックの摩耗試験方法)に準じて、耐摩耗性
試験を行った。試験回数は500回とし、各試験体の試
験前後の質量変化を算出し、摩耗損失量として耐摩耗性
の評価値とした。
【0049】
【表1】
【0050】
【表2】
【0051】
【表3】
【0052】実施例9(路面の舗装例) 容量100リットルのコンクリートミキサーに、山砂1
50kg〔水分5.0重量%含有、茨城県笠間市産、真
砂土〕を入れ、攪拌しながらアクリル系重合体エマルジ
ョン〔日本合成ゴム(株)製、JSR AE986A〕
3kg(固形分換算)とアクリル系重合体エマルジョン
〔日本合成ゴム(株)製、JSR AE242〕1kg
(固形分換算)の混合エマルジョン、およびアスファル
ト乳剤〔(株)ニチレキ製、アニオゾール〕1kgを混
入して約10分間攪拌混合した。これを舗装する路面上
に、厚さ約50mmとなるように敷均し、転圧機で転圧
した。さらに、ローラーで押し固め、舗装面を平らに仕
上げ、そのまま1週間、養生した。この舗装面につい
て、圧縮強度、耐摩耗性の評価を行ったところ、圧縮強
度は26kgf/cm2 、摩耗損失量は22gであっ
た。
【0053】
【発明の効果】本発明の舗装材組成物によると、施工
後、土砂が舗装面に現れるため、自然な風合いの舗装面
となり、自然の景観を損なわず、環境との調和を図るこ
とができる。また、舗装層には適度な圧縮強度が得られ
ると同時に、歩行に充分な耐摩耗性が維持できるため、
歩行者の足への衝撃が小さくて歩きやすいソフトな感触
の路面でありながら、舗装面の耐久性にも優れる。施工
後の舗装層は、耐水強度が大きいため、降雨による影響
が少ない。さらに、舗装層は、破砕が比較的容易なた
め、修復工事を行う際の旧舗装層の撤去のコスト性がよ
い。また、本発明の舗装材組成物は、トラックなどの重
量物が通過しない場所であれば、歩道、公園、庭園内の
自然遊歩道、サイクリング道、テニスコート、ゴルフ場
内の道路、ゲートボール場、山林道の道路、寺院など、
あらゆる路面、地面に用いることができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重合体のガラス転移点が−50〜+30
    ℃、平均粒子径が0.003〜0.15μmのアクリル
    系重合体エマルジョンを、土砂100重量部に対し、固
    形分として0.2〜20重量部を含有してなる舗装材組
    成物。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002161508A (ja) * 2000-11-24 2002-06-04 Maeda Seikan Kk 舗装面用高強度常温カラー補修材
JP2008038513A (ja) * 2006-08-08 2008-02-21 Emulsion Technology Co Ltd 舗装用組成物及び舗装体の施工方法
US7572852B1 (en) * 2002-02-19 2009-08-11 Ware Don H Concrete crack filler composition and method
KR101405297B1 (ko) * 2013-07-30 2014-06-11 강창구 해조류를 이용한 친환경 콘크리트포장 조성물 및 이를 이용한 시공방법
JP6361946B1 (ja) * 2017-08-25 2018-07-25 政宏 吉村 液体キレート剤、防草舗装材、防草舗装施工方法

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