JPH0966493A - 一括分割切断機 - Google Patents

一括分割切断機

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JPH0966493A
JPH0966493A JP22331795A JP22331795A JPH0966493A JP H0966493 A JPH0966493 A JP H0966493A JP 22331795 A JP22331795 A JP 22331795A JP 22331795 A JP22331795 A JP 22331795A JP H0966493 A JPH0966493 A JP H0966493A
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JP
Japan
Prior art keywords
cutter
cut groove
circuit board
printed circuit
guide
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP22331795A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Kaneko
等 金子
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Publication of JPH0966493A publication Critical patent/JPH0966493A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】対になった複数のカッター部がそれぞれ上型及
び下型に垂直に支持されている一括分割切断機に関し、
分割切断時におけるカッター部からプリント基板へのス
トレスの発生を防止する。 【構成】対になった複数のカッター部の各々に、集合プ
リント基板に加工されたVカット溝に沿って上下にスラ
イド可能なカッターガイドと、このカッターガイドがV
カット溝に沿ってスライドするときにカッター部がVカ
ット溝の中心部に位置するように水平方向に移動可能な
スライドユニットとを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は一括分割切断機に関
し、特に小型機器(携帯電話機等)や電子部品等に使用
される集合プリント基板(以下、単にプリント基板と称
することがある)の実装後の分割切断を行う一括分割切
断機に関するものである。
【0001】集合プリント基板は図4において符号「2
0」で示されるように定尺外形を有し、例えば個片基板
21,22を含むもので、このような個片基板21,2
2を集合プリント基板20から分離するために図中の三
角印▽で示した位置に図5に示すようなVカット溝23
が設けられており、このVカット溝を利用して分割する
手段が多く採用されている。
【0002】
【従来の技術】図6は、図4に示したような集合プリン
ト基板20をVカット溝23において切断分割する場
合、基板20の上下に円盤状のカッター24a,24b
を設け、これらのカッター24a,24b間にVカット
溝23を通して分割する従来例(1)がある。
【0003】しかしながら、この従来例(1)ではVカ
ット溝23の数をカッター24a,24bに通す必要が
ありその分だけ工数が増加してしまうと共に、個片基板
の外形が直線状のものに適し、個片基板の外形が曲線
(ルーター加工、プレス加工)形状のあるものはカッタ
ーが逃げてしまい分割に向いていない。
【0004】これに対し、図7に示す従来例(2)にお
いては、プレスカッター25a,25bを用意し、これ
らのプレスカッター25a,25bの予め設定した間隙
に基板20を送り込み、Vカット溝23まで送り込んだ
ときにプレス等を用いてVカット溝23毎に位置決めを
して分割切断している。
【0005】しかしながら、この従来例(2)もVカッ
ト溝の数だけ分割が必要となり工数が増加してしまう。
【0006】このように分割工数を増加させないように
するために図8に示すような従来例(3)として示され
る一括分割切断機が用いられており、上型31に上カッ
ター部32aが垂直に支持固定されており、また、下型
33には下カッター部32bが取り付けられており、こ
れらのカッター部32a,32bの間に実装部品35を
乗せたプリント基板34を挿入している。
【0007】即ち、この従来例(3)の側面図である図
9に示す如く、上型31に支持されたカッター部32a
と下型33に垂直に支持されたカッター部32bとは最
初、プリント基板34の厚さより長い間隔を有してお
り、これらのカッター部32a,32bの間隔にプリン
ト基板34(図9には図示せず)を通した後、ガイドピ
ン36を介して基板押え37がプリント基板34を押さ
えることにより図8に示すような状態をもたらし、且つ
上型31を図示の矢印C(図8)の方向にプレスするこ
とによりプリント基板34に設けたVカット溝23にお
いて個片基板毎の分割切断を行うことができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図8及び図9に示した
ような従来の一括分割切断機においてはカッター部32
a,32bの上下の位置ズレは±0.01mm以内で確
保可能であり、プリント基板のVカット溝の位置の加工
公差はピッチ及び上下ずれとも±0.1mmである。
【0009】したがって、カッター部32a,32bが
プリント基板34のVカット溝23に当たるケースは様
々な状態があるが、図10に示すように全く位置ズレが
ない場合にはカッター部32a,32bによってVカッ
ト溝23に対して与えられる応力F0は垂直成分F1と水
平成分F2とで構成され、水平成分F2が小さく、殆どが
垂直成分F1となり基板34の垂直方向に力が集中して
いることがわかる。
【0010】しかしながら、図11に示すようにVカッ
ト溝23の中心とカッター部32a,32bとが位置ズ
レしているような場合には、応力F0の水平成分F2は図
10に示した水平成分F2より大きくなるため、基板3
4が反ってしまう等のストレスが発生し、実装部品35
を損傷させてしまう問題があった。
【0011】したがって本発明は、対になった複数のカ
ッター部がそれぞれ上型及び下型に垂直に支持されてい
る一括分割切断機において、分割切断時におけるカッタ
ー部からプリント基板へのストレスの発生を防止するこ
とを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係る一括分割切断機は、各カッター部に、
集合プリント基板に加工されたVカット溝に沿って上下
にスライド可能なカッターガイドと、該カッターガイド
が該Vカット溝に沿ってスライドするときに該カッター
部が該Vカット溝の中心部に位置するように水平方向に
移動可能なスライドユニットとを設けたことを特徴とす
るものである。
【0013】また、上記のカッター部の一つが該プリン
ト基板の所定のVカット溝に基準位置合わせさせられる
固定カッター部を構成し、他のカッター部が該カッター
ガイド及び該スライドユニットを備えた可動カッター部
を構成していてもよい。
【0014】上記の本発明を図1及び図2により原理的
に説明すると、上型5に垂直に支持されたカッター部の
うち、好ましくは1つが基板の所定のVカット溝に基準
位置合わせさせられる固定カッター部1a,1bであ
り、その他のカッター部が可動カッター部2a,2bに
なっている。
【0015】そして、可動カッター部2a,2bにはカ
ッターガイド3a,3bが設けられており、図示の例で
は、この可動カッター部2aが上型5と接続する箇所に
スライドユニット4aが設けられている。
【0016】そして、カッターガイド3aはカッター部
2aと一体に移動するようになっており、図2に示すよ
うに、カッター部2aより先にVカット溝23に接触し
てこのVカット溝23に沿ってスライドする。
【0017】このカッターガイド3aがVカット溝23
に沿ってスライドするとき、カッター部2aはスライド
ユニット4aにより上型5との間で水平方向に移動する
ので、可動カッター部2aはVカット溝23の中心に位
置補正されることになる。
【0018】これは、プリント基板6の下側に設けた可
動カッター部2b並びにカッターガイド3a並びに図示
していないスライドユニットについても同様である。
【0019】また、上記のようにカッター部1a,1b
を固定カッター部としたので、その他の可動カッター部
2a,2bが全てカッターガイド3a,3bのセンタリ
ング動作に追従することになる。
【0020】なお、プリント基板6のセットは、下側の
可動カッター部2bを引き出し、固定カッター部1a,
1bに合わせることでその他の可動カッター部2a,2
bの全てがカッターガイド3a,3bのセンタリング動
作に追従し、Vカット溝23の中心に位置決めできるこ
ととなる。
【0021】そして、プリント基板6の固定は、カッタ
ーガイド3a,3bで押し上げられた後、プリント基板
6の押えレバー(図9参照)で可能となる。
【0022】また、プリント基板をセットした後、下型
(図示せず)を所定位置にロックし、上型5を下降させ
てプレス動作を行わせると、プリント基板6の上側のV
カット溝23のセンターに位置決めされ分割切断できる
ことになる。
【0023】このようして、上下のカッター部2a,2
bがVカット溝23のセンターに位置決めされた分割切
断することにより、プリント基板6のVカット溝23の
寸法バラツキを吸収し、プリント基板6にストレスを発
生させないで分割切断が可能となる。
【0024】
【発明の実施の形態】図3は本発明に係る一括分割切断
機の実施例を示したもので、同図(1)は正面図を示
し、同図(2)は側面図を示している。また、この実施
例では図1に示した上型5に垂直に接続支持された上側
の可動カッター部についての実施例を示している。
【0025】即ち、可動カッター部2aがVカット溝に
スライドして入り込んで行くようにするため、カッター
ガイド3aが設けられているが、このカッターガイド3
aには開口部7が設けられており、この開口部7の中を
可動カッター部2aにねじ込んだガイドポスト8が上下
するようになっている。
【0026】また、同図(2)に示すように可動カッタ
ー部2aには溝9が設けられておりこの溝9にはバネ1
0が挿入されており、カッターガイド3aの側に設けた
ピン11との間で図示の矢印Aの方向に沿って伸びたり
縮んだりするようになっており、このバネ10の伸び縮
みによってカッターガイド3aがVカット溝に沿って上
下するようにしている。
【0027】さらに、このようにカッターガイド3aが
Vカット溝にスライドするときには可動カッター部2a
は水平方向に動く必要があるので、この可動カッター部
2aはそのまま上型に接続支持されているのではなく、
図示のようにスライドユニット4aが介在している。
【0028】即ち、特に同図(2)に示す如く、可動カ
ッター部2aの頭部にはスライドユニット4aが被さっ
ており、このスライドユニット4aと可動カッター部2
aとの結合は軸受41によって行われており、この軸受
41によって矢印Bの方向にスライドユニット4aが水
平移動できるようになっている。
【0029】ただし、このスライドユニット4aはVカ
ット溝の1/2幅より大きく移動する必要は無く、必要
以上にスライドユニット4aが移動するのを防ぐため、
このスライドユニット4aにはストッパー42が設けて
ある。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る一括分
割切断機によれば、対になった複数のカッター部の各々
に、集合プリント基板に加工されたVカット溝に沿って
上下にスライド可能なカッターガイドと、このカッター
ガイドがVカット溝に沿ってスライドするときにカッタ
ー部がVカット溝の中心部に位置するように水平方向に
移動可能なスライドユニットとを設けたので、次のよう
な効果が得られる。
【0031】集合プリント基板の個片基板に分割切断
時のストレスをかけないため部品損傷等の品質劣化を防
止できる。 一括分割切断のためスピーディーな作業が実現でき
る。 プリント基板のVカット溝の加工のバラツキを吸収で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一括分割切断機を原理的に説明す
るための概略正面図(1)である。
【図2】本発明に係る一括分割切断機を原理的に説明す
るための概略正面図(2)である。
【図3】本発明に係る一括分割切断機の実施例を示した
正面図及び側面図である。
【図4】一般的な集合プリント基板の一例を示した平面
図である。
【図5】集合プリント基板に設けたVカット溝の拡大側
面図である。
【図6】従来例(1)を示した概略側面図である。
【図7】従来例(2)を示した概略側面図である。
【図8】従来例(3)の一括分割切断機を示した正面図
である。
【図9】従来例(3)の一括分割切断機を示した側面図
である。
【図10】従来の一括分割切断機においてカッター部と
Vカット溝との位置ズレがない状態を示した概略側面図
である。
【図11】従来の一括分割切断機においてカッター部と
Vカット溝とに位置のずれがあった状態を示した概略側
面図である。
【符号の説明】
1a,1b 固定(基準)カッター部 2a,2b 可動カッター部 3a,3b カッターガイド 4a スライドユニット 5 上型 6 プリント基板 23 Vカット溝 33 下型 図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対になった複数のカッター部がそれぞれ上
    型及び下型に垂直に支持されている一括分割切断機にお
    いて、 各カッター部に、集合プリント基板に加工されたVカッ
    ト溝に沿って上下にスライド可能なカッターガイドと、
    該カッターガイドが該Vカット溝に沿ってスライドする
    ときに該カッター部が該Vカット溝の中心部に位置する
    ように水平方向に移動可能なスライドユニットとを設け
    たことを特徴とする一括分割切断機。
  2. 【請求項2】請求項1において、該カッター部の一つが
    該プリント基板の所定のVカット溝に基準位置合わせさ
    せられる固定カッター部を構成し、他のカッター部が該
    カッターガイド及び該スライドユニットを備えた可動カ
    ッター部を構成していることを特徴とした一括分割切断
    機。
JP22331795A 1995-08-31 1995-08-31 一括分割切断機 Withdrawn JPH0966493A (ja)

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