JPH0966258A - 固定子コイルの絶縁ワニス滴下含浸方法 - Google Patents
固定子コイルの絶縁ワニス滴下含浸方法Info
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- JPH0966258A JPH0966258A JP22380095A JP22380095A JPH0966258A JP H0966258 A JPH0966258 A JP H0966258A JP 22380095 A JP22380095 A JP 22380095A JP 22380095 A JP22380095 A JP 22380095A JP H0966258 A JPH0966258 A JP H0966258A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 滴下時間の大幅な短縮及びワニス滴下量の減
量を図れ、層間絶縁紙の入った固定子コイルにも良好に
ワニス処理を行える絶縁ワニスの滴下含浸方法を実現す
る。 【解決手段】 挟持用治具14によって固定子コイル1
1を、コア12の中心軸12aを水平に対して所定角度
θに傾斜せしめた姿勢で保持し、挟持用治具14をコア
12の中心軸12aの回りに回転(自転)させながら巻
線部13の傾斜上部にあたる一方端部に絶縁ワニス16
を滴下する。滴下された絶縁ワニス16は、毛細管現象
に加え自重によって巻線部13の他方端部(傾斜下部)
に向けて浸透して行くので、固定子コイルを水平に保持
して絶縁ワニスを滴下する従来方式に比べて含浸速度を
確実に速めることができ、滴下時間の大幅な短縮及びワ
ニス滴下量の減量を図ることができる。
量を図れ、層間絶縁紙の入った固定子コイルにも良好に
ワニス処理を行える絶縁ワニスの滴下含浸方法を実現す
る。 【解決手段】 挟持用治具14によって固定子コイル1
1を、コア12の中心軸12aを水平に対して所定角度
θに傾斜せしめた姿勢で保持し、挟持用治具14をコア
12の中心軸12aの回りに回転(自転)させながら巻
線部13の傾斜上部にあたる一方端部に絶縁ワニス16
を滴下する。滴下された絶縁ワニス16は、毛細管現象
に加え自重によって巻線部13の他方端部(傾斜下部)
に向けて浸透して行くので、固定子コイルを水平に保持
して絶縁ワニスを滴下する従来方式に比べて含浸速度を
確実に速めることができ、滴下時間の大幅な短縮及びワ
ニス滴下量の減量を図ることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動機、発電機等
の電気機器に用いられる固定子コイル(ステーターコイ
ル)に、絶縁ワニスを滴下して含浸処理する方法に関す
る。
の電気機器に用いられる固定子コイル(ステーターコイ
ル)に、絶縁ワニスを滴下して含浸処理する方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、電動機や発電機のような電気
機器の固定子コイルに、絶縁ワニスを含浸させるワニス
処理方法としては、主に以下に示す二つの方式がある。
すなわちーつは、固定子コイルを、コア(鉄心)の軸が
垂直で巻線部の端部(コイルエンド)が上下に位置する
ようにハンガー、バスケット等の搭載治具に載せ、治具
ごと絶縁ワニス中にー定時間浸漬した後、引き上げて絶
縁ワニスを乾燥ゲル化させる方法であり、含浸(ディッ
プ)方式と呼ばれている。もうーつは、滴下含浸(ドリ
ップ)方式と言われ、図2に示すように、コア1の中空
部に保持用治具2を挿嵌することにより、固定子コイル
3をコア1の中心軸が水平になるように保持し、該固定
子コイル3を中心軸の回りに回転(自転)させながら、
巻線部4の両端部に滴下ノズル5から絶縁ワニス6を滴
下して含浸させる方法である。
機器の固定子コイルに、絶縁ワニスを含浸させるワニス
処理方法としては、主に以下に示す二つの方式がある。
すなわちーつは、固定子コイルを、コア(鉄心)の軸が
垂直で巻線部の端部(コイルエンド)が上下に位置する
ようにハンガー、バスケット等の搭載治具に載せ、治具
ごと絶縁ワニス中にー定時間浸漬した後、引き上げて絶
縁ワニスを乾燥ゲル化させる方法であり、含浸(ディッ
プ)方式と呼ばれている。もうーつは、滴下含浸(ドリ
ップ)方式と言われ、図2に示すように、コア1の中空
部に保持用治具2を挿嵌することにより、固定子コイル
3をコア1の中心軸が水平になるように保持し、該固定
子コイル3を中心軸の回りに回転(自転)させながら、
巻線部4の両端部に滴下ノズル5から絶縁ワニス6を滴
下して含浸させる方法である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなワ
ニス処理方法のうちで前者のディップ方式においては、
静止させた状態で絶縁ワニスを乾燥させるため、片側
(下側)のコイルエンドに絶縁ワニスが多く付着し、上
側の付着量が少なくなるという欠点があった。また、ハ
ンガー等の搭載治具に絶縁ワニスが付着するため、その
除去に手間がかかり、生産性が低いという問題があっ
た。
ニス処理方法のうちで前者のディップ方式においては、
静止させた状態で絶縁ワニスを乾燥させるため、片側
(下側)のコイルエンドに絶縁ワニスが多く付着し、上
側の付着量が少なくなるという欠点があった。また、ハ
ンガー等の搭載治具に絶縁ワニスが付着するため、その
除去に手間がかかり、生産性が低いという問題があっ
た。
【0004】また、後者の滴下含浸方式においては、層
間絶縁紙の入った固定子コイルを対象とした場合、層間
絶縁紙が絶縁ワニスの流れ(含浸)をじゃまするため、
ワニスの浸透は毛細管現象のみによる。このため、巻線
部端部へのワニスの付着性が低下し、巻線部全体にわた
って十分なワニスが含浸されず、巻線部の動き(未固
着)が発生しやすくなる。よって、滴下含浸方式は、層
間絶縁紙の入った固定子コイルに対しては採用できない
ものとなっている。
間絶縁紙の入った固定子コイルを対象とした場合、層間
絶縁紙が絶縁ワニスの流れ(含浸)をじゃまするため、
ワニスの浸透は毛細管現象のみによる。このため、巻線
部端部へのワニスの付着性が低下し、巻線部全体にわた
って十分なワニスが含浸されず、巻線部の動き(未固
着)が発生しやすくなる。よって、滴下含浸方式は、層
間絶縁紙の入った固定子コイルに対しては採用できない
ものとなっている。
【0005】さらに、通常の(層間絶縁紙の入っていな
い)固定子コイルを対象に滴下含浸方式でワニス処理を
行う場合も次のような課題がある。例えば、ワニス処理
の経費削減の目的からワニス滴下量(使用量)の減量、
及び、ライン設備の小形化を図る目的から滴下時間の短
縮が強く望まれている。しかし、主に毛細管現象による
ワニス浸透を利用した従来からの滴下含浸方式では、巻
線サイズ、滴下時巻線温度、ワニス粘度等の制約もあっ
て上記要請に応じられる程度には自ずから限界がある。
い)固定子コイルを対象に滴下含浸方式でワニス処理を
行う場合も次のような課題がある。例えば、ワニス処理
の経費削減の目的からワニス滴下量(使用量)の減量、
及び、ライン設備の小形化を図る目的から滴下時間の短
縮が強く望まれている。しかし、主に毛細管現象による
ワニス浸透を利用した従来からの滴下含浸方式では、巻
線サイズ、滴下時巻線温度、ワニス粘度等の制約もあっ
て上記要請に応じられる程度には自ずから限界がある。
【0006】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、滴下時間の大幅な短縮及びワニス滴下
量の減量を図れると共に、層間絶縁紙の入った固定子コ
イルにも良好にワニス処理を行うことのできる絶縁ワニ
スの滴下含浸方法を提供することを目的とする。
なされたもので、滴下時間の大幅な短縮及びワニス滴下
量の減量を図れると共に、層間絶縁紙の入った固定子コ
イルにも良好にワニス処理を行うことのできる絶縁ワニ
スの滴下含浸方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の固定子コイルの
絶縁ワニス滴下含浸方法は、固定子コイルを、コアの中
心軸を水平に対して傾斜せしめた姿勢で保持し、中心軸
の回りに回転させながら、巻線部の傾斜上部にあたる一
方端部に絶縁ワニスを滴下し、滴下終了後、固定子コイ
ルの姿勢をコアの中心軸が水平になるように変更するこ
とを特徴とするものである。
絶縁ワニス滴下含浸方法は、固定子コイルを、コアの中
心軸を水平に対して傾斜せしめた姿勢で保持し、中心軸
の回りに回転させながら、巻線部の傾斜上部にあたる一
方端部に絶縁ワニスを滴下し、滴下終了後、固定子コイ
ルの姿勢をコアの中心軸が水平になるように変更するこ
とを特徴とするものである。
【0008】本発明の絶縁ワニスの滴下含浸方法におい
て、保持用治具等によりコアの中心軸が水平に対して傾
斜せしめた姿勢で保持された固定子コイルは、その中心
軸の回りに比較的の低い周速で回転(自転)しながら、
その巻線部の傾斜上部にあたる一方端部に絶縁ワニスが
連続的に滴下される。滴下された絶縁ワニスは、固定子
コイルの自転に伴って巻線部全体に広がり浸透してゆ
く。その際、巻線部の一方端部(傾斜上部)に滴下され
た絶縁ワニスは、毛細管現象に加えて、自重により、巻
線部の他方端部(傾斜下部)に向けて浸透して行く。
て、保持用治具等によりコアの中心軸が水平に対して傾
斜せしめた姿勢で保持された固定子コイルは、その中心
軸の回りに比較的の低い周速で回転(自転)しながら、
その巻線部の傾斜上部にあたる一方端部に絶縁ワニスが
連続的に滴下される。滴下された絶縁ワニスは、固定子
コイルの自転に伴って巻線部全体に広がり浸透してゆ
く。その際、巻線部の一方端部(傾斜上部)に滴下され
た絶縁ワニスは、毛細管現象に加えて、自重により、巻
線部の他方端部(傾斜下部)に向けて浸透して行く。
【0009】したがって、本発明によれば、固定子コイ
ルを水平に保持して絶縁ワニスを滴下する従来の方式に
比べ、その含浸速度を確実に速めることができ、滴下時
間の大幅な短縮及びワニス滴下量の減量を図れる。更に
は、層間絶縁紙の入った固定子コイルにも良好にワニス
処理を施すことが可能になる。
ルを水平に保持して絶縁ワニスを滴下する従来の方式に
比べ、その含浸速度を確実に速めることができ、滴下時
間の大幅な短縮及びワニス滴下量の減量を図れる。更に
は、層間絶縁紙の入った固定子コイルにも良好にワニス
処理を施すことが可能になる。
【0010】また、滴下終了後は、固定子コイルの姿勢
をコアの中心軸が水平になるように変更することで、巻
線部に付着含浸した絶縁ワニスは巻線部全体に均一に分
散し、これによって巻線部両端間のワニス付着量のバラ
ツキも解消される。
をコアの中心軸が水平になるように変更することで、巻
線部に付着含浸した絶縁ワニスは巻線部全体に均一に分
散し、これによって巻線部両端間のワニス付着量のバラ
ツキも解消される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
て説明する。
【0012】図1は本発明にかかる固定子コイルの絶縁
ワニス滴下含浸方法を概略的に示す図である。
ワニス滴下含浸方法を概略的に示す図である。
【0013】同図において、11は固定子コイル、12
は固定子コイル11のコア、12aはコア12の中心
軸、13は固定子コイル11の巻線部である。また、1
4はコア12の中空部に挿嵌されて固定子コイル11を
保持する挟持用治具、15は固定子コイル11の巻線部
13の端部(コイルエンド)に絶縁ワニス16を滴下す
る滴下ノズルである。
は固定子コイル11のコア、12aはコア12の中心
軸、13は固定子コイル11の巻線部である。また、1
4はコア12の中空部に挿嵌されて固定子コイル11を
保持する挟持用治具、15は固定子コイル11の巻線部
13の端部(コイルエンド)に絶縁ワニス16を滴下す
る滴下ノズルである。
【0014】同図に示す如く、固定子コイル11は挟持
用治具14によってコア12の中心軸12aを水平に対
して所定角度θに傾斜せしめた姿勢で保持される。この
場合の傾斜確度θとしては 5°乃至20°が適当である。
そして、挟持用治具14をコア12の中心軸12aの回
りに回転(自転)させながら、巻線部13の傾斜上部に
あたる一方端部に滴下ノズル15から絶縁ワニス16を
滴下する。滴下された絶縁ワニス16は、固定子コイル
11の自転に伴って巻線部13全体に広がり浸透して行
く。その際、巻線部13の一方端部(傾斜上部)に滴下
された絶縁ワニス16は、毛細管現象と自重により巻線
部13の他方端部(傾斜下部)に向けて浸透して行く。
滴下終了後は、固定子コイル11の姿勢をコア12の中
心軸12aが水平になるように変更し、巻線部13に付
着含浸した絶縁ワニス16を乾燥ゲル化する。
用治具14によってコア12の中心軸12aを水平に対
して所定角度θに傾斜せしめた姿勢で保持される。この
場合の傾斜確度θとしては 5°乃至20°が適当である。
そして、挟持用治具14をコア12の中心軸12aの回
りに回転(自転)させながら、巻線部13の傾斜上部に
あたる一方端部に滴下ノズル15から絶縁ワニス16を
滴下する。滴下された絶縁ワニス16は、固定子コイル
11の自転に伴って巻線部13全体に広がり浸透して行
く。その際、巻線部13の一方端部(傾斜上部)に滴下
された絶縁ワニス16は、毛細管現象と自重により巻線
部13の他方端部(傾斜下部)に向けて浸透して行く。
滴下終了後は、固定子コイル11の姿勢をコア12の中
心軸12aが水平になるように変更し、巻線部13に付
着含浸した絶縁ワニス16を乾燥ゲル化する。
【0015】本方式においては、巻線部13の一方端部
(傾斜上部)に滴下された絶縁ワニス16は、毛細管現
象に加え自重によって巻線部13の他方端部(傾斜下
部)に向けて浸透して行くので、固定子コイルを水平に
保持して絶縁ワニスを滴下する従来方式に比べて含浸速
度を確実に速めることができ、滴下時間の大幅な短縮及
びワニス滴下量の減量を図ることができる。また滴下終
了後は、固定子コイル11の姿勢を水平状態にすること
によって、巻線部13に付着含浸した絶縁ワニス16は
巻線部全体に均一に分散し、これによって巻線部両端で
のワニス付着量のバラツキも解消される。
(傾斜上部)に滴下された絶縁ワニス16は、毛細管現
象に加え自重によって巻線部13の他方端部(傾斜下
部)に向けて浸透して行くので、固定子コイルを水平に
保持して絶縁ワニスを滴下する従来方式に比べて含浸速
度を確実に速めることができ、滴下時間の大幅な短縮及
びワニス滴下量の減量を図ることができる。また滴下終
了後は、固定子コイル11の姿勢を水平状態にすること
によって、巻線部13に付着含浸した絶縁ワニス16は
巻線部全体に均一に分散し、これによって巻線部両端で
のワニス付着量のバラツキも解消される。
【0016】本方式を採用するにあたり、設備的には、
固定子コイルの保持角度(姿勢)を変更するだけの単純
な機構を付加するだけで十分であり、ライン上で連続し
てワニス処理を行うような場合、ワニス滴下部でのみ固
定子コイルを傾斜姿勢に保持するように構成すればよ
い。このような連続滴下型ワニス滴下装置で実験的にワ
ニス処理を行ったところ、含浸速度は従来方式に比べて
約2倍に向上し、ワニス滴下量も約20%減量できること
が確認できた。
固定子コイルの保持角度(姿勢)を変更するだけの単純
な機構を付加するだけで十分であり、ライン上で連続し
てワニス処理を行うような場合、ワニス滴下部でのみ固
定子コイルを傾斜姿勢に保持するように構成すればよ
い。このような連続滴下型ワニス滴下装置で実験的にワ
ニス処理を行ったところ、含浸速度は従来方式に比べて
約2倍に向上し、ワニス滴下量も約20%減量できること
が確認できた。
【0017】更に、本方式を用いて層間絶縁紙の入った
固定子コイルに対してワニス処理を行ったところ、巻線
部全体にわたって絶縁ワニスが良好に含浸し、巻線部の
動き(未固着)も発生しないことが確認できた。
固定子コイルに対してワニス処理を行ったところ、巻線
部全体にわたって絶縁ワニスが良好に含浸し、巻線部の
動き(未固着)も発生しないことが確認できた。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明の固定子コイ
ルの絶縁ワニス滴下含浸方法によれば、含浸速度を確実
に速めることができ、滴下時間の大幅な短縮及びワニス
滴下量の減量を図れる。更には、層間絶縁紙の入った固
定子コイルにも良好にワニス処理を施すことが可能にな
る。
ルの絶縁ワニス滴下含浸方法によれば、含浸速度を確実
に速めることができ、滴下時間の大幅な短縮及びワニス
滴下量の減量を図れる。更には、層間絶縁紙の入った固
定子コイルにも良好にワニス処理を施すことが可能にな
る。
【0019】また、滴下終了後は、固定子コイルの姿勢
をコアの中心軸が水平になるように変更することで、巻
線部に付着含浸した絶縁ワニスは巻線部全体に均一に分
散し、これによって巻線部両端間のワニス付着量のバラ
ツキも解消される。
をコアの中心軸が水平になるように変更することで、巻
線部に付着含浸した絶縁ワニスは巻線部全体に均一に分
散し、これによって巻線部両端間のワニス付着量のバラ
ツキも解消される。
【図1】本発明にかかる固定子コイルの絶縁ワニス滴下
含浸方法を概略的に示す図
含浸方法を概略的に示す図
【図2】従来の固定子コイルの絶縁ワニス滴下含浸方法
を概略的に示す図
を概略的に示す図
11……固定子コイル 12……コア 12a…コアの中心軸 13……巻線部 14……挟持用治具 15……滴下ノズル 16……絶縁ワニス
Claims (1)
- 【請求項1】 固定子コイルを、コアの中心軸を水平に
対して傾斜せしめた姿勢で保持し、前記中心軸の回りに
回転させながら、巻線部の傾斜上部にあたる一方端部に
絶縁ワニスを滴下し、滴下終了後、前記固定子コイルの
姿勢をコアの中心軸が水平になるように変更することを
特徴とする固定子コイルの絶縁ワニス滴下含浸方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22380095A JPH0966258A (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | 固定子コイルの絶縁ワニス滴下含浸方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22380095A JPH0966258A (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | 固定子コイルの絶縁ワニス滴下含浸方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0966258A true JPH0966258A (ja) | 1997-03-11 |
Family
ID=16803923
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22380095A Pending JPH0966258A (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | 固定子コイルの絶縁ワニス滴下含浸方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0966258A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011072908A (ja) * | 2009-09-30 | 2011-04-14 | Hitachi Automotive Systems Ltd | 回転電機の巻線のワニス処理方法および装置 |
JP2015073412A (ja) * | 2013-10-04 | 2015-04-16 | 三菱電機株式会社 | 電気機器のコイル及び電気機器のコイル製造方法 |
DE102018001961A1 (de) | 2017-04-04 | 2018-10-04 | Fanuc Corporation | Motor |
DE102018008891A1 (de) | 2017-12-12 | 2019-06-13 | Fanuc Corporation | Stator und Elektromotor |
CN110429755A (zh) * | 2019-07-27 | 2019-11-08 | 巨力自动化设备(浙江)有限公司 | 电机旋转摆动机构 |
-
1995
- 1995-08-31 JP JP22380095A patent/JPH0966258A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011072908A (ja) * | 2009-09-30 | 2011-04-14 | Hitachi Automotive Systems Ltd | 回転電機の巻線のワニス処理方法および装置 |
JP2015073412A (ja) * | 2013-10-04 | 2015-04-16 | 三菱電機株式会社 | 電気機器のコイル及び電気機器のコイル製造方法 |
DE102018001961A1 (de) | 2017-04-04 | 2018-10-04 | Fanuc Corporation | Motor |
US10680480B2 (en) | 2017-04-04 | 2020-06-09 | Fanuc Corporation | Motor |
DE102018008891A1 (de) | 2017-12-12 | 2019-06-13 | Fanuc Corporation | Stator und Elektromotor |
CN109921528A (zh) * | 2017-12-12 | 2019-06-21 | 发那科株式会社 | 定子以及电动机 |
US11245316B2 (en) | 2017-12-12 | 2022-02-08 | Fanuc Corporation | Stator and electric motor |
CN110429755A (zh) * | 2019-07-27 | 2019-11-08 | 巨力自动化设备(浙江)有限公司 | 电机旋转摆动机构 |
CN110429755B (zh) * | 2019-07-27 | 2024-05-10 | 巨力自动化设备(浙江)有限公司 | 电机旋转摆动机构 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20050125 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050215 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20050614 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |