JPH0965971A - 加熱調理容器 - Google Patents

加熱調理容器

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JPH0965971A
JPH0965971A JP22624895A JP22624895A JPH0965971A JP H0965971 A JPH0965971 A JP H0965971A JP 22624895 A JP22624895 A JP 22624895A JP 22624895 A JP22624895 A JP 22624895A JP H0965971 A JPH0965971 A JP H0965971A
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JP
Japan
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cooking
pot
main body
container body
vessel main
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Application number
JP22624895A
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English (en)
Inventor
Mitsuo Fukushige
光男 福重
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 石鍋のような焼物に適する加熱調理容器を、
削り出しにより製造して軽くて丈夫なものとする。 【解決手段】 アルミニウムのインゴット(1) を削り出
して上部開口の容器本体(10)を成形するとともに、同本
体(10)の底部内側面(11)に複数の突条部(12)を一体形成
した。また、上記突条部(12)により囲繞された複数の調
理材収容部(3) を区画形成した。さらに、上記容器本体
(10)の底部内側面(11)に勾配を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、アルミニウム製
の加熱調理容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、加熱調理容器の一形態として石鍋
がある。これは、石を削り出して鍋状に形成したもので
焼物等に用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した石
鍋は、重い上に割れやすいという欠点を有していた。
【0004】また、製造する段階でも石を削り出して容
器に形成することは容易ではなかった。
【0005】本発明は、上記課題を解決することのでき
る加熱調理容器を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明では、アルミニ
ウムのインゴットを削り出して上部開口の容器本体を成
形するとともに、同本体の底部内側面に複数の突条部を
一体形成したことを特徴とする加熱調理容器に係るもの
である。
【0007】また、本発明は、上記突条部により囲繞さ
れた複数の調理材収容部を区画形成したことにも特徴を
有する。
【0008】また、本発明は、上記容器本体の底部内側
面に勾配を設けたことにも特徴を有する。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図面に基
づき説明する。
【0010】図1は本発明に係る加熱料理容器の製造工
程を示す説明図、図2は同加熱調理容器の断面図、図3
は図2のI−I線における断面図であり、ここでは、加
熱調理容器をアルミニウム製の鍋Aとして説明する。
【0011】まず、鍋Aの製造工程について説明する
と、図1において、1はアルミニウムのインゴットであ
り、鍋Aを削り出し可能なサイズの円柱状に形成してあ
る。
【0012】同インゴット1を、切削装置2により削り
出し、適当な肉厚を有する上部開口の容器本体10を成形
する。
【0013】素材がアルミニウムなので、削り出し作業
が容易であり、任意の形状の鍋Aを容易に形成すること
ができる。
【0014】また、この削り出し作業において、容器本
体10の底部内側面11に複数の突条部12を一体形成すると
ともに、底部内側面11に勾配を設ける(図2参照)。
【0015】さらに、容器本体10の外周面上部に対向す
る一対の把手13,13 を取付けて鍋Aを製造する。14は取
付ボルトである。
【0016】ここでの突条部12は、図1及び図3に示す
ように、一定の間隔をあけて底部内側面11全面に並設し
ている。
【0017】上記のようにして製造した鍋Aは、アルミ
ニウム製なので肉厚があるにもかかわらず軽いものとな
り、しかも熱伝導率が高いので焼物料理等に適するもの
となり、かつ、突条部12を設けたことによって底部の肉
厚を増すことになり、石鍋や鉄鍋のように一度加熱する
と冷めにくい。
【0018】このように、本実施形態に係る鍋Aは、石
鍋のような焼物料理に最適なものとなる。しかも、素材
がアルミニウムなので加工が容易でインゴット1からの
削り出しが容易に行え、コスト低減が図れ、また、削り
出しによる一体成形なので鋳物等に比べて割れにくく丈
夫となり、かつ軽量なので取扱いが容易となる。
【0019】特に、上記突条部12を設けたことによっ
て、本鍋Aは焼肉等に好適に用いることができる。すな
わち、図2及び図3に示すように、突条部12に肉Bを載
せて焼けば、底部内側面11に肉Bがくっついたりするこ
とがなく調理しやすい。
【0020】さらに、図2に示すように、底部内側面11
に勾配を設けたことによって、肉Bからの脂等を一側に
集めることができ、後処理が容易となる。
【0021】次に、他の実施の形態として、図4に示し
たものを説明する。
【0022】これは、突条部12により囲繞された複数の
調理材収容部3をそれぞれ区画形成したことに特徴があ
り、ここでは、調理容器本体10は矩形形状とするととも
に、突条部12同士の間隔を先のものよりもかなり広く
し、かつ、格子状に形成することにより調理材収容部3
を形成している。
【0023】かかる調理材収容部3は、それぞれに異な
る調理素材を収容して調理することができるものであ
る。
【0024】例えば、一つの鍋A内で肉類や魚介類など
の異なる素材を同時に調理すると、互いの成分が混ざり
あって本来の味を損なうことがあるが、上記のように調
理材収容部3を設けたことによって、素材の美味さを損
なわずに同時に調理することができる。
【0025】また、各調理材収容部3を、それぞれ食事
するものに割当たりすることもでき、分量や種類等を公
平に分配することができる。
【0026】ところで、本発明は、上記してきた実施の
形態に限るものではなく、アルミニウムのインゴット1
を削り出して上部開口の容器本体10を成形するととも
に、同本体10の底部内側面11に複数の突条部12を一体形
成したものであれば何でもよく、また、突条部12の間隔
なども適宜に設定することができる。そして、これは各
種料理に適用することができるものである。
【0027】
【発明の効果】 アルミニウムのインゴットを削り出して上部開口の容
器本体を成形するとともに、同本体の底部内側面に複数
の突条部を一体形成したことにより、石鍋のような焼物
料理に最適なものとすることができる。しかも、素材が
アルミニウムなので加工が容易でインゴットからの削り
出しが容易に行えてコスト低減を図れるとともに、鋳物
等に比べて割れにくく丈夫となり、かつ軽量なので取扱
いが容易となる。
【0028】また、突条部を設けたことにより、同突条
部に肉等の調理素材を載せて焼けば底部内側面に素材が
くっついたりすることがなく調理しやすく、例えば、焼
肉等に好適に用いることができる。
【0029】突条部により囲繞された複数の調理材収
容部を区画形成したことにより、各調理材収容部それぞ
れに異なる調理素材を収容して調理することができる。
例えば、一つの鍋内で肉類や魚介類などの異なる素材を
同時に調理すると、互いの成分が混ざりあって本来の味
を損なうことがあるが、このように調理材収容部を設け
たことによって、素材の美味さを損なわずに同時に調理
することができる。
【0030】また、各調理材収容部を、それぞれ食事す
るものに割当たりすることもでき、分量や種類等を公平
に分配することができる。
【0031】容器本体の底部内側面に勾配を設けたこ
とにより、例えば焼肉等をした場合に肉からの油分等を
一側に集めることができ、後処理が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る加熱料理容器の製造工程を示す説
明図である。
【図2】同加熱調理容器の断面図である。
【図3】図2のI−I線における断面図である。
【図4】本発明に係る加熱料理容器の他の実施の形態を
示す斜視図である。
【符号の説明】
A 鍋 1 インゴット 2 切削装置 3 調理材収容部 10 調理容器本体 11 底部内側面 12 突条部 13 把手

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミニウムのインゴット(1) を削り出
    して上部開口の容器本体(10)を成形するとともに、同本
    体(10)の底部内側面(11)に複数の突条部(12)を一体形成
    したことを特徴とする加熱調理容器。
  2. 【請求項2】 上記突条部(12)により囲繞された複数の
    調理材収容部(3) を区画形成したことを特徴とする請求
    項1記載の加熱調理容器。
  3. 【請求項3】 上記容器本体(10)の底部内側面(11)に勾
    配を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の
    加熱調理容器。
JP22624895A 1995-09-04 1995-09-04 加熱調理容器 Pending JPH0965971A (ja)

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JP22624895A JPH0965971A (ja) 1995-09-04 1995-09-04 加熱調理容器

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JP22624895A JPH0965971A (ja) 1995-09-04 1995-09-04 加熱調理容器

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JPH0965971A true JPH0965971A (ja) 1997-03-11

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ID=16842220

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JP22624895A Pending JPH0965971A (ja) 1995-09-04 1995-09-04 加熱調理容器

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010057508A (ja) * 2000-01-28 2010-03-18 Martek Biosciences Corp 発酵槽での真核微生物の超高密度培養によるポリエン脂肪酸を含有する脂質の生産促進
CN111037372A (zh) * 2019-12-18 2020-04-21 张海 一种一体成型石英砂岩锅具制备方法

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JP2013051973A (ja) * 2000-01-28 2013-03-21 Dsm Ip Assets Bv 発酵槽での真核微生物の超高密度培養によるポリエン脂肪酸を含有する脂質の生産促進
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