JPH0965310A - ループ型接続多地点テレビ電話装置 - Google Patents

ループ型接続多地点テレビ電話装置

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JPH0965310A
JPH0965310A JP7212279A JP21227995A JPH0965310A JP H0965310 A JPH0965310 A JP H0965310A JP 7212279 A JP7212279 A JP 7212279A JP 21227995 A JP21227995 A JP 21227995A JP H0965310 A JPH0965310 A JP H0965310A
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loop
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frame
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Isamu Goto
勇 後藤
Toru Tanimoto
徹 谷本
Hiroyuki Ichinobu
弘行 市延
Hiroko Takahashi
裕子 高橋
Kenji Akiyama
健二 秋山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディジタル通信回線でループ接続を行い、3
以上のメディア情報を効率よく伝送できるループ型接続
多地点テレビ電話装置を提供する。 【解決手段】 例えば、5つの端末装置(301)A、
B、C、DをISDN網を利用しループ接続する。ここ
で、形成される上りチャネル302と下りチャネル30
3の各々のループ内のフレーム内を画像、音声、デー
タ、データ伝送制御に情報量等に応じて割り当てて、画
像伝送パス304、308、音声伝送パス305、30
9、データ伝送パス306、310、データ伝送制御パ
ス307、311など、複数のメディアの伝送パスを形
成し、各メディア情報を多重化して効率の良い伝送を行
う。あるいは、形成された一方のループ内のデータ伝送
制御パス307でデータ伝送制御を行い、もう一方のル
ープ内のデータ伝送パス310で実際のデータの伝送を
行い、データ伝送を効率的に行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル伝送路
を介して複数の端末装置間でループ型に接続を行い音
声、画像、データ等の複数のメディアで通信を行うテレ
ビ電話装置に関するもので、詳しくは、複数のテレビ電
話装置が接続された1以上のチャネル(例えば、一本の
伝送路内に設定した一対の上り下りのチャネル等)に、
論理的に複数の情報パスを設けてデータ伝送効率を向上
させるループ型接続多地点テレビ電話装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図7は一般的なISDNの基本インタフ
ェース(BRI)を利用して複数の端末装置間でループ
型に接続を行い、音声、及び、画像通信を行うループ型
接続多地点テレビ電話装置の接続例である。101−a
〜eは音声及び画像で通信を行うループ型接続多地点テ
レビ電話装置、102はISDN網、103−a〜eは
各々のループ型接続多地点テレビ電話装置101−a〜
eの第一チャネル、104−a〜eは各々のループ型接
続多地点テレビ電話装置101−a〜eの付加チャネル
である。
【0003】以下に、複数のループ型接続多地点テレビ
電話装置(以下、場合により端末装置と記す)101−
a〜101−eでループ型に接続する通信方式について
記述する。
【0004】端末装置101−aは端末装置101−a
の第一チャネル103−aから端末装置101−bに発
信し、端末装置101−bでは端末装置101−bの第
一チャネル103−bで端末装置101−aの第一チャ
ネル103−aと接続することにより、端末装置101
−aと端末装置101bの接続が確立する。同様に、端
末装置101−bと端末装置101−cの接続は、端末
装置101−bの付加チャネル104−bと端末装置1
01−cの第一チャネル103−cでの接続を行うこと
により形成する。以下同様に、端末装置101−cと端
末装置101−dの接続、端末装置101−dと端末装
置101−eの接続、端末装置101−eと端末装置1
01−aの接続を行い、複数のループ型接続多地点テレ
ビ電話装置101−a〜eのループ接続を完了する。こ
の通信方式は、特願平5−236667において開示さ
れている。
【0005】図8は、図7で形成したループ内に設定し
た一対の上りチャネルと下りチャネルの情報伝送を示し
たものである。107−aと107−bは接続されたル
ープ上を伝送する情報であって、107−aは上りチャ
ネルの情報であり、107−bは下りチャネルの情報で
ある。各々ISDN網のオクテットフレームに合わせた
情報単位毎の伝送を行う。従来の通信方式では、この1
07−aには音声情報を、107−bには画像情報を割
り当てて伝送し、ループ型接続多地点テレビ電話装置と
して利用されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の技術では、ISDNのBRIを利用しループ状
に形成される各々のチャネル内を単一のメディア伝送に
利用していたため、以下のような問題点があった。
【0007】(1)通信パスの上流と下流の各ループチ
ャネルに1つのメディア情報を割り当てて情報伝送する
ため、上下合わせ2つのメディア情報の伝送は可能であ
るが、ループ数(上りと下りの2ループのみ)に制限さ
れて、3つ以上のメディア情報の伝送ができなかった。
【0008】(2)一つのループチャネル内において、
複数の情報を伝送するためには、順次に情報を伝送しな
ければならなかった。すなわち、一つのループチャネル
内でデータ伝送を行う場合、端末間のデータ送信権の獲
得に関する情報の伝送、異常時の制御情報の伝送、実際
のデータ伝送等を、単一のループチャネル内で順次に伝
送しなければならないなど、データ伝送上、効率が悪か
った。
【0009】本発明の目的は、利用者が伝送路を利用し
たループ接続を行い、情報伝送する際に3つ以上の複数
のメディアの情報を効率よく伝送することを可能とす
る、ループ型接続多地点テレビ電話装置を提供すること
にある。
【0010】また、本発明の他の目的は、音声や画像以
外に複数のデータ伝送のパスを設け該データ伝送パスの
一つを利用しデータ伝送の制御を行い、他のデータ伝送
パスを利用し実際のデータ伝送を行うことにより効率的
なデータ伝送を行う、ループ型接続多地点テレビ電話装
置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明のループ型接続多地点テレビ電話装置は、デ
ィジタル通信回線により複数がループ状に接続されるテ
レビ電話装置において、前記ディジタル通信回線から受
信した多重化されたメディア情報をメディア毎に分離す
る分離手段と、前記分離されたメディア情報をそれぞれ
復号化する復号化手段と、前記復号化されたメディア情
報を出力する出力手段と、送信するメディア情報を入力
する入力手段と、前記入力されたメディア情報を符号化
する符号化手段と、前記符号化されたメディア情報を送
信用のフレームに多重化する多重化手段と、前記ディジ
タル記通信回線と前記分離手段及び前記多重化手段との
間でメディア情報を送受信するための制御を行う通信制
御部と、を有し、前記通信制御部は、前記ループ状の接
続によりチャネルループが形成されると、フレーム同期
信号により前記チャネルループ上の他のテレビ電話装置
とのフレーム同期をとり、前記フレーム同期信号に基づ
いて所定ビット単位にフレームを形成し、前記フレーム
内を必要なビットレートに従って前記メディア情報のメ
ディア毎に割り付けることを特徴とする。
【0012】上記のループ型接続多地点テレビ電話装置
において、通信制御部は、複数の電話装置のループ状の
接続により複数のチャネルループが形成されると、各チ
ャネルループ毎にフレームを形成し、前記各フレーム内
をデータ伝送制御とメディア情報のメディア毎に割り付
ける構成とするのが、効率の良いデータ伝送を行う上で
好適である。
【0013】また、上記のループ型接続多地点テレビ電
話装置において、通信制御部は、複数のチャネルループ
の一つでデータ伝送制御を行い、他のチャネルループで
メディア情報のデータ伝送を行う構成とするのが、効率
の良いデータ伝送を行う上で好適である。
【0014】本発明のループ型接続多地点テレビ電話装
置は、ディジタル伝送路を利用して形成する各々のルー
プ内に複数のメディアのデータ伝送パスを論理的に形成
することにより、そのデータ伝送パスに複数のメディア
情報を多重分離して効率の良い伝送を可能とするもので
ある。
【0015】また、形成された一方のループ内のデータ
伝送パスでデータ伝送制御を行い、もう一方のループ内
のデータ伝送パスで実際のデータの伝送を行うことによ
り、データ伝送の制御と実際のデータ伝送を分けて行
い、データ伝送を効率的に行うことを可能とするもので
ある。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を用いて詳しく説明する。
【0017】《実施の形態例1》図1に上記に基づく本
発明の第1の実施の形態例の構成図を、図2にループ接
続部220の動作フローを、図3に端末装置間でループ
状に接続する接続例を、図4に多地点接続の動作フロー
を示す。
【0018】図1において、本実施の形態例のループ型
接続多地点テレビ電話装置(以下、場合により端末装置
と記す)201は、ISDNの基本インタフェース(B
RI)を収容するISDN回線インタフェース部20
2、端末間通信やループ接続制御部220でのループ接
続通信等の通信制御処理を行う通信制御部203、デー
タ伝送時の制御管理を行うデータ転送制御部216、音
声、画像、データ等の複数の情報をフレーム多重分離を
行うフレーム多重分離部(以下、場合により単に多重分
離部と記す)204、端末への制御を行う端末制御部2
05、画像の符号復号を行う画像符号復号器214、音
声の符号復号を行う音声符号復号器215、画像信号の
入出力を行う画像入出力部218、音声信号の入出力を
行う音声入出力部219、データの入出力を行うデータ
入出力部217、多重分離部204で分離した画像情報
のうち不要な情報を削除する画像削除部206、画像符
号復号部214で符号化した画像情報を伝送する画像情
報内の適切な場所に書き込む画像挿入部207、多重分
離部204で分離した音声情報のうち不要な情報を削除
する音声削除部208、音声符号復号部215で符号化
した音声情報を伝送する音声情報内の適切な場所に書き
込む音声挿入部209、多重分離部204で分離した制
御データ情報のうち不要な制御データ情報を削除する制
御データ削除部210、データ転送制御部216から伝
送する制御データ情報を適切な領域に書き込む制御デー
タ情報挿入部211、多重分離部204で分離したデー
タのうち不要なデータを削除するデータ削除部212、
データ入出力部217で入力されたデータを適切な領域
に書き込むデータ挿入部213で構成される。
【0019】図2において、本実施の形態例のループ型
接続多地点テレビ電話装置の要部である通信制御部20
3のループ接続制御部220の動作例を示す。
【0020】まず、複数端末間でチャネル接続を行い、
ループが形成されると、上り下りのチャネルのパス内に
フレーム同期信号に基づき例えば640ビット単位のフ
レームを形成する。次に、必要なデータパス数を指定す
るとともに、必要なデータビットレートを指定し、端末
間でデータパス数、データ伝送ビットレートを決定す
る。次に、上り下りの各チャネルの640ビットレート
のフレーム内を音声、画像、データの必要なパス数、必
要なビットレートに従い各メディアで分割し、データ伝
送を開始する。
【0021】図3において、5つの端末装置間でISD
Nの基本インタフェースを利用したループ状接続例を示
す。
【0022】A〜Eは5つの端末装置である。ISDN
の基本インタフェースを利用し、端末装置Aの第一チャ
ネルから接続発呼し、端末装置Bの第一チャネルとの接
続を行い、端末装置Aと端末装置Bの接続を行う。図3
に示すように同様に、端末装置Bの付加チャネルから接
続発呼を行い、端末装置Cの第一チャネルとの接続を行
い、端末装置Bと端末装置C間での接続を行う。同様
に、端末装置Cと端末装置D、端末装置Dと端末装置
E、端末装置Eと端末装置A間の接続を行い、ISDN
上でループ接続を形成する。
【0023】図4において、端末装置間のループ接続、
及び、接続後のデータ伝送までの動作フローについて説
明する。前記に示す5つの端末装置A〜E間でISDN
を利用しループ状の回線接続を行う。この際、ループ内
では端末装置A→B→C→D→E→Aの順に情報を伝送
する上流チャネルの伝送パスと端末装置A→E→D→C
→B→Aの順に情報を伝送する下流チャネルの伝送パス
の2つの伝送パスを形成する。
【0024】上流、下流の各チャネルのループ内におい
て、各端末装置の多重分離部204を利用し、端末装置
間のフレーム同期を形成する。形成されたフレーム内に
は選択された画像情報量、音声情報量、データ量に従っ
て、各メディア毎の情報が多重分離され伝送される。本
実施の形態例において上流側には音声伝送パスとデータ
伝送パスを、下流側には画像伝送パスとデータ伝送パス
を形成する。上流側のデータ伝送パスではデータ伝送の
制御を行う制御データ情報を伝送し、下流側のデータ伝
送パスでは実際のデータを伝送する。
【0025】データを送信したい場合、上流側のデータ
伝送パスを利用し端末装置からループ上の他の端末装置
に対してデータ伝送要求を行う。この要求に対して他の
端末装置がデータ送信の要求がない場合には、該端末装
置はデータの送信権を獲得でき、データ送信端末とな
り、下流側のデータ伝送パスを利用して実際のデータを
伝送する。また、ループ上の他の端末装置がデータ送信
を行う場合には、該端末装置はデータ受信端末となり、
下流側のデータの受信を行い、かつ、上流側で次のデー
タ送信権の獲得要求を行う。
【0026】具体的な制御データ情報の伝送及びデータ
の伝送について説明する。
【0027】ループ内を伝送され受信した情報のうち制
御データ情報を多重分離部204で分離し、制御データ
削除部210とデータ転送制御部216の両方に伝送す
る。制御データ削除部210では、伝送された制御デー
タ情報のうち自端末が過去にループ内に伝送した制御デ
ータ情報等の不要な制御データ情報を削除し、制御デー
タ挿入部211に伝送する。データ転送制御部216で
は、伝送された制御データ情報に従い、データ伝送パス
でデータを送信すべきか、データを受信すべきか等のデ
ータ伝送制御の指示を内部バスを経由し、データ入出力
部217、データ削除部212、及びデータ挿入部21
3に指示する。
【0028】新たにデータを送信する場合には、データ
転送制御部216からデータ送信を行いたい旨を示すデ
ータ送信要求をループ内の各端末装置に送信する。その
際、制御データ情報はデータ転送制御部216から制御
データ挿入部211に伝送され、制御データ削除部21
0から制御データ挿入部211に伝送された制御データ
情報の適正部分に書き込みを行い、多重分離部204に
伝送し、他のメディア情報と多重されて、ISDN回線
インタフェース部202を経由し、ループ内の他の端末
装置に伝送される。
【0029】他の端末装置が情報送信の意思が無く、送
信権を得ることができた場合には、データ転送制御部2
16に指示を行い、実際にデータの伝送を行う。データ
伝送を行う場合、多重分離部204で分離されたデータ
のうち、過去に自端末が送出した不要なデータ等はデー
タ削除部212で削除され、データ挿入部213に渡さ
れる。このデータ挿入部213に渡された情報の適正部
分にデータ入出力部217から入力された情報を書き込
み、ループ内の適切な端末装置にデータの伝送を行う。
【0030】他の端末装置にデータ送信権を取られた場
合には、該端末装置はデータ受信端末となり、データ伝
送のループ上を伝送する情報を受信する。受信し、多重
分離部204で分離されたデータは、データ入出力部2
17に渡し、このデータ入出力部217の出力部からデ
ータの出力を行う。
【0031】《実施の形態例2》図5に第2の実施の形
態例におけるループ型接続多地点テレビ電話装置(以
下、場合により端末装置と記す)の多重接続形態を、図
6に動作フローを示す。
【0032】図5において、4つの端末装置をループ接
続し、各々のループチャネル内で画像、音声、データ、
データ伝送制御の各情報を多重伝送する実施の形態例を
示す。301は端末装置であり、A、B、C、Dは4対
地の該端末装置、302はループ内の上りチャネルの伝
送パスでチャネル内にフレームを組みフレーム内を複数
のメディア情報が多重されている。303はループ内の
下りチャネルの伝送パスでチャネル内にフレームを組み
フレーム内を複数のメディア情報が多重されている。3
04は上りチャネル側のフレーム内の画像情報を伝送す
る画像伝送パス、305は上りチャネル側のフレーム内
の音声情報を伝送する音声伝送パス、306は上りチャ
ネル側のフレーム内の実際のデータを伝送するデータ伝
送パス、307は上りチャネル側のフレーム内のデータ
伝送の制御データ情報を伝送するデータ伝送制御パス、
308は下りチャネル側のフレーム内の画像伝送パス、
309は下りチャネル側のフレーム内の音声伝送パス、
310は下りチャネル側のフレーム内の実際のデータを
伝送するデータ伝送パス、311は下りチャネル側のフ
レーム内のデータ伝送の制御データ情報を伝送するデー
タ伝送制御パスである。
【0033】図5における端末装置A、B、C、D間の
ループ接続を、図6の動作フローに従って説明する。図
6は該端末装置間のループ接続、及び、接続後のデータ
伝送までの動作フローである。図6において通信を開始
する端末装置Aは、接続する他の端末装置B、C、Dを
指定し、ISDN網を経由して各々の端末間の接続を行
い、ループを形成する。形成されたループ内で、A→B
→C→D→Aの方向に情報を伝送する上流チャネルの伝
送パスとA→D→C→B→Aの方向に情報を伝送する下
流チャネルの伝送パスの2つの伝送パスを形成する。
【0034】ループ上の各端末装置は、図1に示した各
々のフレーム多重分離部204を利用し、上流ループ
内、及び、下流ループ内に端末装置間のフレーム同期を
形成する。形成されたフレーム内には選択された画像情
報量、音声情報量、データ量、データ転送制御の情報量
に従って、各メディア毎の情報パスが形成され、情報伝
送が可能となる。
【0035】形成された上流及び下流のデータ伝送につ
いて説明する。データ伝送及びデータ伝送制御は、上流
側と下流側で各々独立して行う。上流側のデータ伝送パ
スでデータ伝送を行う場合には、上流側のデータ伝送制
御パスを利用し、同じく、下流側のデータ伝送パスでデ
ータ伝送を行う場合には、下流側のデータ伝送制御パス
を利用してデータ伝送制御を行い、データ伝送を行う。
データ伝送制御には、トークンリング方式、CSMA/
CD方式等の送信権獲得制御を行う様々な制御手順が利
用できる。
【0036】送信権を一つだけ設け、データ伝送制御を
行う場合のデータ伝送について説明する。上流側でデー
タ伝送を行う場合には、上流側のデータ伝送パスを利用
しデータ伝送の送信権獲得制御を行い、データ伝送パス
内でデータ送信権の獲得要求を各端末装置に提示する。
他の端末装置で送信権の要求がない場合はデータ送信端
末となり、上流側のデータ伝送パスでデータの送信を行
う。他の端末で送信権の要求がある場合にはデータ受信
端末となり上流側のデータ伝送パスのデータを受信し、
かつ、次にデータ伝送を行うための送信権獲得要求を送
信する。下流側でデータ伝送を行う場合も同様に、下流
側のデータ伝送制御パスを利用し送信制御を行い、下流
側のデータ伝送パスでデータの送受信を行う。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は下記のよ
うな効果がある。
【0038】(1)本発明は、各ループチャネル毎に複
数のメディア情報を多重し、効率良く伝送することがで
きる。
【0039】(2)ループ内のデータ伝送用の制御パス
と実際のデータ伝送パスを分離することにより、効率的
にデータ伝送を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態例のループ型接続多
地点テレビ電話装置の構成図
【図2】上記第1の実施の形態例におけるループ接続制
御部の動作フロー図
【図3】上記第1の実施の形態例におけるループ型接続
形態図
【図4】本発明の第1の実施の形態例のループ型接続時
のデータ伝送動作フロー図
【図5】第2の実施の形態例におけるループ型多地点テ
レビ電話装置の多重接続形態図
【図6】上記第2の実施の形態例のループ接続時のデー
タ伝送動作フロー図
【図7】ISDNを利用したループ型接続多地点テレビ
電話装置の従来例の接続図
【図8】ループ型接続多地点テレビ電話装置の従来例の
ループ内情報伝送の説明図
【符号の説明】
201…ループ型接続多地点テレビ電話装置 202…ISDN回線インタフェース部 203…通信制御部 204…フレーム多重分離部 205…端末制御部 206…画像削除部 207…画像挿入部 208…音声削除部 209…音声挿入部 210…制御データ削除部 211…制御データ挿入部 212…データ削除部 213…データ挿入部 214…画像符号復号器 215…音声符号復号器 216…データ転送制御部 217…データ入出力部 218…画像入出力部 219…音声入出力部 220…ループ接続制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // H04L 12/42 H04L 11/00 330 (72)発明者 高橋 裕子 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 秋山 健二 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル通信回線により複数がループ
    状に接続されるテレビ電話装置において、 前記ディジタル通信回線から受信した多重化されたメデ
    ィア情報をメディア毎に分離する分離手段と、 前記分離されたメディア情報をそれぞれ復号化する復号
    化手段と、 前記復号化されたメディア情報を出力する出力手段と、 送信するメディア情報を入力する入力手段と、 前記入力されたメディア情報を符号化する符号化手段
    と、 前記符号化されたメディア情報を送信用のフレームに多
    重化する多重化手段と、 前記ディジタル記通信回線と前記分離手段及び前記多重
    化手段との間でメディア情報を送受信するための制御を
    行う通信制御部と、を有し、 前記通信制御部は、前記ループ状の接続によりチャネル
    ループが形成されると、フレーム同期信号により前記チ
    ャネルループ上の他のテレビ電話装置とのフレーム同期
    をとり、前記フレーム同期信号に基づいて所定ビット単
    位にフレームを形成し、前記フレーム内を必要なビット
    レートに従って前記メディア情報のメディア毎に割り付
    けることを特徴とするループ型接続多地点テレビ電話装
    置。
  2. 【請求項2】 通信制御部は、 複数の電話装置のループ状の接続により複数のチャネル
    ループが形成されると、各チャネルループ毎にフレーム
    を形成し、前記各フレーム内をデータ伝送制御とメディ
    ア情報のメディア毎に割り付けることを特徴とする請求
    項1記載のループ型接続多地点テレビ電話装置。
  3. 【請求項3】 通信制御部は、 複数のチャネルループの一つでデータ伝送制御を行い、
    他のチャネルループでメディア情報のデータ伝送を行う
    ことを特徴とする請求項2記載のループ型接続多地点テ
    レビ電話装置。
JP7212279A 1995-08-22 1995-08-22 ループ型接続多地点テレビ電話装置 Pending JPH0965310A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2017068681A1 (ja) * 2015-10-22 2017-04-27 三菱電機株式会社 映像配信装置、映像配信システムおよび映像配信方法

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CN108141641A (zh) * 2015-10-22 2018-06-08 三菱电机株式会社 视频配送装置、视频配送系统及视频配送方法
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