JPH08294105A - 多地点テレビ会議システムの通信方法 - Google Patents

多地点テレビ会議システムの通信方法

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JPH08294105A
JPH08294105A JP9823295A JP9823295A JPH08294105A JP H08294105 A JPH08294105 A JP H08294105A JP 9823295 A JP9823295 A JP 9823295A JP 9823295 A JP9823295 A JP 9823295A JP H08294105 A JPH08294105 A JP H08294105A
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JP
Japan
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channel
inter
terminal
terminal device
transmission
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Application number
JP9823295A
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English (en)
Inventor
Satoshi Tsuchiya
智 土屋
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多地点テレビ会議システムの構築に、中継装
置を不要にし、かつ必要回線数を半減する。また、端末
装置間でのチャネル同期の制約を緩和する。 【構成】 端末装置11〜1n間をループ回線により結合
し、各端末装置はTTC標準JT−H221のチャネル
間同期ブロックを有してループ回線の両方向の送信とル
ープ回線を通した両方向からの受信を行い、発言権を得
た端末装置はループ回線の両方向の送信と両方向からの
受信による送受信データの時間差から各端末装置がバル
クモードで受信可能であることを確認してデータ発信を
行い、受信端末となる他の端末装置は、ループ回線の一
方のチャネルで受信したデータを他方のチャネルへ送信
する。各端末装置は、チャネル間同期ブロックのフレー
ム毎のサービスチャネルのビットをマルチフレーム番号
の拡張に転用してチャネル間同期を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ISDN(ディジタル
公衆網)を利用した多地点テレビ会議システムの通信方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の多地点テレビ会議システムは、図
4に示すように、各端末装置11〜1nが多地点制御装置
(MCU)2を中継点として互いの通信を行うシステム
構成になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来システムでは、多
地点制御装置2を中継装置として設けることを必要とす
る。
【0004】また、各端末装置と多地点制御装置との間
の接続を2B(バルクモード)接続とするときは、回線
数はn*2Bと多くなる。
【0005】本発明の目的は、中継装置を不要にし、か
つ必要回線数を半減する通信方法を提供することにあ
る。
【0006】本発明の他の目的は、多数の端末装置間又
は長距離結合の端末装置間でのチャネル同期の制約を緩
和する通信方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題の解
決を図るため、多数の端末装置間をループ回線により結
合し、各端末装置は回線に接続される回線インタフェー
スとTTC標準JT−H221のチャネル間同期ブロッ
クを有し、ループ回線の両方向の送信とループ回線を通
した両方向からの受信を行い、発言権を得て送信端末と
なる1つの端末装置はループ回線の両方向の送信とルー
プ回線を通した両方向からの受信による送信データとそ
の受信データの時間差からループ内に接続された各端末
装置がバルクモードで受信可能であることを確認した後
にデータ発信を行い、受信端末となる他の端末装置は、
ループ回線の一方のチャネルで受信したデータを他方の
チャネルへ送信することを特徴とする。
【0008】また、本発明は、前記各端末装置は、チャ
ネル間同期ブロックのフレーム毎のサービスチャネルの
ビットをマルチフレーム番号の拡張に転用してチャネル
間同期を得ることを特徴とする。
【0009】
【作用】
(第1の発明)端末装置間をループ回線で結合し、端末
装置の1つが送信端末になり他の端末装置が受信端末に
なり、送信端末から各受信端末に直接にデータを送受信
することで多地点制御装置を不要にする。
【0010】また、ループ回線の両方向に送受信するこ
とでバルクモードによる送受信にしながら必要回線数を
半減する。
【0011】(第2の発明)多数の端末装置間又は長距
離結合の端末装置間での通信にはチャネル間同期のため
のデータ到達時間で制約されるのを、サービスチャネル
のビットをマルチフレーム番号の拡張に転用することに
より、データ到達時間の制約を緩和する。
【0012】
【実施例】図1は、本発明の一実施例を示す端末装置の
接続形態であり、多地点制御装置を不要にする。
【0013】各端末装置11〜1nは、1Bのループ回線
により結合され、発言権を得た1つの端末装置のみが送
信可能な送信端末となり、他の端末装置は受信のみとな
る受信端末になる。
【0014】送信端末は、図2に送受信ブロックを示す
ように、回線に接続される回線インタフェースRTと、
TTC標準JT−H221のチャネル間同期ブロックS
からなり、ループ回線の両方向の送信とループ回線を通
した両方向からの受信を行い、送信データとその受信デ
ータの時間差がチャネル間同期に1.28秒未満である
ことを確認する。この確認は、ループ内に接続された各
端末装置がバルクモードで受信可能であることの確認に
なる。
【0015】受信端末は、図3に送受信ブロックを示す
ように、回線に接続される回線インタフェースRTとT
TC標準JT−H221のチャネル間同期ブロックSか
らなり、ループ回線の両方向の送信とループ回線を通し
た両方向からの受信を行い、一方のチャネルで受信した
データを他方のチャネルへ送信する。
【0016】例えば、端末装置12は端末装置11から送
られてきたデータを端末装置13に送信し、かつ端末装
置13から送られてきたデータを端末装置11に送信す
る。
【0017】なお、受信端末は、JT−H221におけ
る”A”,”E”ビットは、送信端末が受信データを再
生できることにより確認するため、使用しない。
【0018】本実施例における通信方法を以下に説明す
る。
【0019】まず、送信端末となった端末装置11から
受信端末になる端末装置12へ発信する。これが着信し
た端末装置12は次の端末装置13に発信する。この送受
信を繰り返し、最後の端末装置1nは端末装置11に発信
してループを形成する。
【0020】端末装置1nから着信した端末装置11は、
受信データが再生できること、すなわち各端末装置にデ
ータが渡されていることを確認する。また、送信データ
が1.28秒未満で戻ってきたこと、すなわちバルクモ
ードで受信が可能であることを確認する。
【0021】この後、端末装置11は、端末装置12と1
nの2つの回線に対してバルクモードで送信を開始す
る。
【0022】したがって、本実施例では、従来の多地点
制御装置(MCU)と同等の品質(2バルクモード)で
データ送受信を可能にする。また、使用する回線数は半
分になり、通信コストが半減される。
【0023】なお、本実施例は、1つの端末装置が送信
可能で、他の端末装置が受信のみとなること、すなわち
双方向通信とならないため、発言権を得た端末が変わる
毎に受信端末はチャネル間同期を取り直す。
【0024】次に、JT−H221のチャネル間同期に
ついて説明する。JT−H221のチャネル間同期機能
は、複数のチャネルのデータ到達時間のずれを補正する
ために用いられる。
【0025】このJT−H221のチャネル間同期にお
いて、マルチフレーム番号は、1マルチフレーム内に4
ビットが割り当てられ、この4ビットで0〜15までの
16個が割り当てられる。したがって、その半分の8マ
ルチフレーム未満の到達時間のずれであれば、チャネル
間同期を取ることができる。
【0026】このJT−H221の構成は、16フレー
ム/マルチフレーム、80オクテット/フレーム、12
5マイクロ秒/オクテットであるから、チャネル間同期
を取ることのできる時間Tは、
【0027】
【数1】 T=8マルチフレーム*16フレーム*80オクテット*125マイクロ秒 =1.28秒 より小さい場合となる。
【0028】この時間制約に対して、端末装置11〜1n
の台数が多くなるときや端末間距離が長くなる場合にデ
ータの到達時間が遅れ、各端末装置がもつ同期ブロック
Sの同期機能だけでは吸収しきれない場合がある。
【0029】このような時間制約を解消するための実施
例を以下に説明する。
【0030】JT−H221マルチフレーム内のフレー
ム毎のサービスチャネルには、下記表に示すように、第
1〜第8ビットがある。
【0031】
【表1】
【0032】このうち、本実施例において転用可能なビ
ットがある。この転用可能なビットは、Aビットと、E
ビットと、L1〜L3ビットとなる。
【0033】(1)Aビットは、受信側が送信側に対し
て、マルチフレーム同期が取れたことを通知するビット
であり、本実施例では受信端末が送出するデータは受信
データのみであるから転用可能となる。
【0034】(2)Eビットは、受信側が受信データの
エラー訂正結果を送信側に通知するビットであり、本実
施例では受信端末が送出するデータは受信データのみで
あるから転用可能となる。
【0035】(3)L1〜L3ビットは、チャネル番号
を示すビットであり、本実施例では送信端末が発呼側を
第1チャネル(Iチャネル)、着呼側を第2チャネル
(付加チャネル)というように固定しておくことで転用
可能となる。
【0036】ここで、A,Eビットは、マルチフレーム
中に各々8ビットずつある。しかし、現在のH221対
応チップでは、各々8ビットの転用は難しいと考えられ
る。したがって、本実施例では、A,Eビットはそれぞ
れの8ビットに同一データを書込むものとする。
【0037】以上までの理由から、本実施例では、計5
ビットのデータをマルチフレーム番号の拡張用に転用す
る。これにより、サービスチャネルのnビットを同期に
転用する毎にチャネル間同期能力を1.28秒の2n倍に
することができ、5ビットの転用により40.96秒程
度まで拡大が可能となり、端末数や端末間距離に対する
制約が大幅に緩和される。
【0038】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、多数の
端末装置間をループ回線により結合し、TTC標準JT
−H221のチャネル間同期を取りながらループ回線の
両方向の送信とループ回線を通した両方向からの受信を
行い、発言権を得た1つの端末装置はループ回線の両方
向の送信による受信データの時間差からループ内に接続
された各端末装置がバルクモードで受信可能であること
を確認してデータ発信を行い、他の端末装置は、ループ
回線の一方のチャネルで受信したデータを他方のチャネ
ルへ送信するようにしたため、多地点制御装置を不要に
し、しかもバルクモードによる送受信にしながら必要回
線数を半減できる効果がある。
【0039】また、本発明は、各端末装置は、チャネル
間同期ブロックのフレーム毎のサービスチャネルのビッ
トをマルチフレーム番号の拡張に転用してチャネル間同
期を得るため、チャネル同期のためのデータ到達時間の
制約を緩和でき、多数の端末装置間又は長距離結合の端
末装置間での通信も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す端末装置の接続形態。
【図2】実施例における送信端末のブロック図。
【図3】実施例における受信端末のブロック図。
【図4】従来の多地点テレビ会議システムの接続形態。
【符号の説明】
1、1n…端末装置 2…多地点制御装置 RT…回線インタフェース S…JT−221同期ブロック

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の端末装置間をループ回線により結
    合し、 各端末装置は回線に接続される回線インタフェースとT
    TC標準JT−H221のチャネル間同期ブロックを有
    し、ループ回線の両方向の送信とループ回線を通した両
    方向からの受信を行い、 発言権を得て送信端末となる1つの端末装置はループ回
    線の両方向の送信とループ回線を通した両方向からの受
    信による送信データとその受信データの時間差からルー
    プ内に接続された各端末装置がバルクモードで受信可能
    であることを確認した後にデータ発信を行い、 受信端末となる他の端末装置は、ループ回線の一方のチ
    ャネルで受信したデータを他方のチャネルへ送信するこ
    とを特徴とする多地点テレビ会議システムの通信方法。
  2. 【請求項2】 前記各端末装置は、チャネル間同期ブロ
    ックのフレーム毎のサービスチャネルのビットをマルチ
    フレーム番号の拡張に転用してチャネル間同期を得るこ
    とを特徴とする請求項1記載の多地点テレビ会議システ
    ムの通信方法。
JP9823295A 1995-04-24 1995-04-24 多地点テレビ会議システムの通信方法 Pending JPH08294105A (ja)

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