JPH0964743A - 半導体装置と相関演算装置、a/d変換器、d/a変換器、及び信号処理システム - Google Patents

半導体装置と相関演算装置、a/d変換器、d/a変換器、及び信号処理システム

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JPH0964743A
JPH0964743A JP7214562A JP21456295A JPH0964743A JP H0964743 A JPH0964743 A JP H0964743A JP 7214562 A JP7214562 A JP 7214562A JP 21456295 A JP21456295 A JP 21456295A JP H0964743 A JPH0964743 A JP H0964743A
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inverter
input
sense amplifier
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Tetsunobu Kouchi
哲伸 光地
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多入力端子を有する半導体装置において、演
算速度、演算精度とともに回路規模の縮小、消費電力の
削減を課題とする。 【解決手段】 多入力端子にスイッチ手段を介して容量
手段が接続され、該各容量手段の一方の端子が共通接続
されセンスアンプに入力される半導体装置において、上
記スイッチ手段に供給する第1の電源手段と上記センス
アンプに供給する第2の電源手段とを別個に設けること
を特徴とする。また、上記半導体装置において、上記セ
ンスアンプがインバータから構成され、該インバータと
該インバータに供給される電源手段との間に少なくとも
一つ以上のバイポーラトランジスタが直列に接続されて
いることを特徴とする。更に、上記半導体装置におい
て、上記センスアンプがインバータから構成され、該イ
ンバータと該インバータに供給される電源手段との間に
少なくとも一つ以上のダイオードが直列に接続されてい
ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、並列演算信号処理
を行う半導体装置と相関演算装置、D/A変換器、A/
D変換器、及び信号処理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、信号処理の高度化にともない、き
わめて大量のデータを高速で処理する演算装置を低コス
トで実現することが重要になってきた。なかでも動画像
の動き検出に用いる相関装置や、高精度のアナログ−デ
ジタル、デジタルーアナログ変換器など、またスペクト
ラム拡散(SS)通信などの技術などでもギガヘルツオ
ーダーの高速で且つ多入力の信号処理を必要とする。
【0003】この様な信号処理回路として半導体集積回
路で実現する場合には、高速に演算処理する為、複数の
半導体チップを用いて並列演算させたり、最新の微細化
ルールを用いてもかなり大きな回路規模を必要とし、大
規模の半導体装置を集積して多入力端子を要しも且つ高
速処理に対応しているのが実情である。
【0004】また、並列演算処理を行う半導体装置にお
いては、並列演算する信号数が増大するにつれて回路規
模が級数的に増大し、製造コストが増加し、歩留まりが
低下する。また回路規模の増大に伴って配線等の遅延増
大や、回路内の演算数の増加により演算速度が低下し、
消費電力が著しく増加するといった問題点があった。
【0005】例えば、図21に示す固体撮像装置の場
合、縦横軸に沿って高密度の撮像素子41を配置してエ
リアセンサとしてのセンシング部60からの時系列アナ
ログ信号をA/D変換器40でデジタル信号に変換し、
一旦フレームメモリ39に格納する。これらの信号を演
算回路38により処理し、演算出力回路50から出力す
る。具体的には異なる時刻のデータ間の相関演算によ
り、物体の動き量(ΔX、ΔY)などを出力し、画像信
号の動き検出処理を行なうことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、動画像
のリアルタイム処理を行おうとする場合は、上記演算処
理の処理数が極めて多く、よりリアルな画像を得るため
には回路規模が級数的に増大し、そのため処理スピード
が遅くなってしまうという問題点があった。例えば、動
画像の圧縮・伸長の方式として提案されているMPEG
2方式を現実に処理できる装置は未だ開発中である。し
たがって、上述した並列演算処理の問題として、回路規
模の増大にともなう演算速度の低下、消費電力の増加と
いう問題があった。また、そのために製造コストの増加
や製造歩留まりの低下という問題点もあった。
【0007】さらに、上記演算処理回路に有用な多数決
演算回路について、日経エレクトロニクス「経済的な多
数決論理ICがCMOSで実現した」1973.11.
5.132P〜144Pに記載されている。しかし、こ
れはデジタル信号処理の一つとして多数決論理回路が開
示され、しかもCMOSによって形成されたもので、こ
の場合もCMOSによる素子数が増大し、また演算処理
の段数が増加するので、やはり回路規模の増大と消費電
力の増加に加え、演算速度の低下という同様な問題点を
有していた。
【0008】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、回路
規模の縮小、演算速度の向上及び消費電力の低減を図る
ことができる半導体装置、及びそれを用いた半導体回
路、相関演算装置、A/D変換器、D/A変換器、信号
処理システムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明は多入力端子にスイッチ手段を介して容量
手段が接続され、該各容量手段の一方の端子が共通接続
されセンスアンプに入力される半導体装置において、前
記スイッチ手段に供給する電源手段と前記センスアンプ
に供給する第二の電源手段とを別個に設けるように構成
したことを特徴とする。上記構成により回路規模の縮
小、演算速度の向上、演算精度の向上、消費電力の低減
といった効果が得られるものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を各実
施例とともに、図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0011】[第1の実施例]図1は本発明による一実
施例を示す模式説明図である。同図において、1は第1
のnMOSのリセットスイッチ、2はキャパシタ、3は
nMOSとpMOSとからなる信号転送スイッチ、5は
センスアンプ、6はセンスアンプ内の第1のインバー
タ、4はセンスアンプ内の第2のインバータ、7は第1
のインバータ6の入力端をリセットするための第2のリ
セットスイッチ、8は第2のリセットスイッチ用の第2
のリセット電源、9はキャパシタ2の共通接続された一
端に存在する寄生容量を模式的に表わしたキャパシタ、
10は第1のリセット電源、11はセンスアンプ5の出
力端子である。ここで集積半導体の構造上、第1,第2
のリセットスイッチ1,7と信号転送スイッチ3のウェ
ル端子、及びインバータ4のウェル端子とソース端子は
高電位の第1の電源端子13または接地端子14に接続
されている。また、第1のインバータ6のウェル端子は
第1の電源端子13より低電位の第2の電源端子15
に、及びそのソース端子は接地電位より高い低電位の第
3の電源端子16に接続されている。
【0012】図2は本実施例の回路の動作タイミング説
明図である。同図を用いて本実施例の動作を説明する。
まずリセットパルスφRESによりキャパシタ2の入力
側の一端をリセットする。第1のリセット電圧10は例
えば電源電圧が5V系であった場合そのほぼ半分の2.
5Vを用いる。但し、リセット電圧はこれに限るもので
はなく他の電圧でも良い。また複数の電圧を使用しても
よい。この時、ほぼ同時にセンスアンプ5内のインバー
タ6の入力端を第2のリセットスイッチ7を導通させる
ことにより第2のリセット電圧にリセットする。この
時、第2のリセット電圧はインバータ5の出力が反転す
る論理反転電圧近傍の値が選ばれる。つぎに、リセット
パルスφRESをOFFすると、キャパシタ2の両端は
それぞれのリセット電位に保持される。
【0013】次に、転送パルスφTにより転送スイッチ
3が導通すると入力端子から信号がキャパシタ2の一端
に転送される。たとえばキャパシタ2の一端の電位が例
えば2.5Vのリセット電圧からVXに変化する。ここ
で一例としてキャパシタ2の容量をC、寄生容量の容量
値をCoとし、キャパシタ2がN個並列に接続されてい
る場合、キャパシタ2の共通接続された一端は一個の入
力に対して容量分割によりインバータ6のリセット電位
から、 |(2.5−VX)×C/(N×C+Co)| …(1) だけ変化する。
【0014】インバータ6の入力端電圧が論理反転電圧
近傍から変化すると、インバータ6の出力端電圧はそれ
に応じて反転する。N個の入力にそれぞれ信号が入力さ
れるとインバータ6の入力端には容量分割出力のN個の
和が入力される。結局、このN個の入力の和が正であれ
ば、インバータ6の入力端は論理反転電圧より高電位に
シフトしてセンスアンプ5の出力端11にはHigh Level
が、負であれば低電位にシフトしてLow Levelが出力さ
れる。本実施例の回路は入力される信号の振幅及び信号
が入力されるキャパシタ2の大きさにより、個々の信号
に行いたい処理に応じて所望の重み付けがなされ、それ
らが一括でセンスアンプ5で並列演算されるものであ
る。
【0015】図3にインバータ6の入出力静特性を示
す。同図に示したように、インバータ6が正常動作する
範囲内で電源電圧が低いほうが、わずかな入力電圧の変
化に対して出力電圧がより大きく変化することを見い出
した。図4に検出可能な最小信号電圧のインバータ6の
電源電圧依存性をしめす。インバータ6の電源電圧を下
げることでインバータ6の入出力特性が急峻になったた
めに、より小さな信号まで検出できるようになった。図
5にインバータ6の演算遅延時間、及び消費電力の電源
電圧依存性をしめす。同図より、電源電圧を下げても演
算速度の低下は生じず、消費電力は大幅に低下すること
がわかった。
【0016】以上より、センスアンプ5内のインバータ
6は電源電圧を下げることで、高精度、低消費電力で動
作させられることがわかった。また上記の(1)式よ
り、キャパシタ2に入力する信号の振幅は大きいほうが
共通接続された一端での電位変化が大きくなり演算精度
が向上することがわかっている。そこで本発明での信号
の入力端の第1のリセットスイッチ1、転送スイッチ3
のウェル端子には高位の第1の電源電圧を供給し、イン
バータ6のウェル端子、ソース端子には低位の第2,第
3の電源電圧を供給して、異なる電源端子に接続するこ
とで、大振幅の信号が入力でき、且つインバータ6をも
っとも高精度で、低消費電力となる動作条件に独立に設
定することができ、結果として高速、高精度な並列演算
を低消費電力で行えるものである。また入力数の増大に
対して回路規模は、図1に示すように高々それに比例し
て増加する程度であり、従来の並列演算回路に対し大幅
な回路規模の縮小と、併せて製造歩留まりの向上がはか
れるものである。加えて従来例に比較して回路規模の縮
小、演算速度の向上に伴い、さらに消費電力を低減する
ことは言うまでもない。
【0017】本実施例ではセンスアンプ5の次段のイン
バータ4の反転しきい値電圧にあわせて、インバータ6
の出力が変化するようにnMOS、pMOS双方の電源
端子を独立に設定する例について示したが、勿論これに
限るものではなく、目的とする回路性能にあわせて、一
方のみの電源端子を独立に設定してもよい。また、本実
施例ではインバータ6にのみ独立の電源端子を設けた
が、これに限るものではなく、例えばインバータ4の電
源端子を独立に設け最適化してもよい。また、上記実施
例では接地電位に対して正の片電源について説明した
が、±電源であっても、上記例で示す条件であれば、同
様な効果を奏し得る。
【0018】また、本実施例の独立の電源端子には外部
より直接電圧を印加してもよいし定電圧回路を内蔵して
内部で発生させてもよい。
【0019】[第2の実施例]図6は本発明による第2
の実施例の模式説明図である。同図において、601は
pMOSトランジスタ、602はp型バイポーラトラン
ジスタ、603はnMOSトランジスタ、604はp型
バイポーラトランジスタである。601〜604で第1
のインバータ6を構成している。同図のように接続する
ことによりpMOSトランジスタ601のソース及びウ
ェル端子には、電源端子13に印加される電圧からn型
バイポーラトランジスタ602のベース・エミッタ間の
電圧降下分だけ低下した電圧が印加される。同様にnM
OSトランジスタ603のソース及びウェル端子には、
接地レベルの電源端子14に印加される電圧からp型バ
イポーラトランジスタ604のベース・エミッタ間の電
圧降下分だけ上昇した電圧が印加される。結果として、
インバータ6は実効的にn型バイポーラトランジスタ6
01とp型バイポーラトランジスタ604のベース・エ
ミッタ間の電圧降下分だけ電源電圧を下げたインバータ
として動作する。
【0020】本実施例のように構成することで、第1の
実施例の場合と異なり、第1のリセットスイッチのウェ
ル領域等と同一の単一電源を供給することができ、外部
もしくは内部に特別な電源回路を設けることなく、第1
の実施例と同様の効果が得られるものである。
【0021】また本実施例による構成に限るものではな
く、例えば、電源端子13とpMOSトランジスタ60
1の間にp型バイポーラトランジスタを接続しても、電
源端子14とnMOSトランジスタ603のあいだにn
型バイポーラトランジスタを接続しても、コレクタ・ベ
ースを短絡している限り、同様の効果が得られることは
いうまでもない。また、電源端子13とpMOSトラン
ジスタ601の間に複数個のn型バイポーラトランジス
タを接続しても、電源端子14とnMOSトランジスタ
603の間に複数個のp型バイポーラトランジスタを接
続しても、コレクタ・ベースを短絡している限り、イン
バータ6の動作領域の特性を向上する上で、同様の効果
が得られることはいうまでもない。
【0022】[第3の実施例]図7は本発明による第3
の実施例の模式説明図である。同図において、701は
pMOSトランジスタ、702は第1のダイオード素
子、703はnMOSトランジスタ、704は第2のダ
イオード素子である。701〜704で第1のインバー
タ6を構成している。電源端子13には当該第1のイン
バータ6ばかりでなく、第2のインバータ4や信号転送
スイッチ3のウェル端子等が共通に接続されている。同
図のように接続することにより、pMOSトランジスタ
702のソース及びウェル端子には、電源端子13に印
加される電圧から第1のダイオード素子702の電位降
下分だけ低下した電圧が印加される。同様にnMOSト
ランジスタ703のソース及びウェル端子には、接地電
位の電源端子14に印加される電圧から第2のダイオー
ド素子704の電位降下分だけ上昇した電圧が印加され
る。結果としてインバータ6は実効的に二つのダイオー
ド素子702、704の電位降下分だけ電源電圧を下げ
たインバータとして動作する。
【0023】本実施例では第1,第2のダイオードを1
個とした例を示したが、複数個であっても、インバータ
6の動作領域から同様の効果が得られる。また、本実施
例のように構成することで外部もしくは内部に特別な電
源回路を設けることなく第1の実施例と同様の効果が得
られるものである。
【0024】
【第4の実施例】図8は本発明による第4の実施例を示
す模式説明図である。同図において、801は第1のp
MOSトランジスタ、802は第2のpMOSトランジ
スタ、803は第1のnMOSトランジスタ、804は
第2のnMOSトランジスタである。801〜804で
インバータ6を構成している。電源端子13には第1の
インバータ6、第2のインバータ4などが共通に接続さ
れている。同図のように接続することにより、第2のp
MOSトランジスタ802のソース及びウェル端子に
は、電源端子13に印加される電圧から第1のpMOS
トランジスタ801のしきい値電圧分だけ低下した電圧
が印加される。同様に第2のnMOSトランジスタ80
4のソース及びウェル端子には、接地電位の電源端子1
4に印加される電圧から第1のnMOSトランジスタ8
03のしきい値電圧分だけ上昇した電圧が印加される。
結果として、インバータ6は実効的にnMOSとpMO
Sのしきい値電圧分だけ電源電圧を下げたインバータと
して動作する。このnMOSトランジスタ803及びと
pMOSトランジスタ801は1個に限らず、複数個で
あっても、インバータ6の特性から可能である。
【0025】本実施例のように構成することで、外部も
しくは内部に特別な電源回路を設けることなく第1の実
施例と同様の効果が得られるものである。また追加する
素子は、インバータ4,6やリセットスイッチ1,7を
構成しているものと同じMOSトランジスタであるの
で、製造プロセスを増やすことなく低コストのままで構
造を実現することができる。
【0026】[第5の実施例]つぎに、上記半導体装置
を用いて、相関演算回路に適用した例を第8の実施例と
して、図9を参照しつつ説明する。図9において、7つ
の入力端子を有する221−A、221ーB、221ー
Cは第1乃至第4の実施例にて示した半導体回路を用い
た各々多入力端子を有しリセットスイッチ1,キャパシ
タ2,信号転送スイッチ3,センスアンプ5、第1のイ
ンバータ6等から構成された多数決演算回路ブロックで
ある。図1が221ーAに、図10が221ーBに、図
11が221ーCに各々対応する。
【0027】図9において、222はインバータ、22
3は入力端子232の信号と相関係数233と比較する
比較器である。224、225は入力端子群であり、多
数決演算回路ブロック221−Aに入力される7つの入
力信号と同様な信号が入力される。226、227、2
28は前段の多数決演算回路ブロックからの出力信号を
入力する入力端子、229、230、231は通常の入
力端子に接続された容量をCとするとき、入力端子22
6、227、228に対応して接続される容量値4C、
2C、4Cを示す。
【0028】図9において、入力信号はそれぞれまず比
較器223にそれぞれの相関係数233とともに入力さ
れる。比較器223はそれぞれの入力信号と相関係数2
33が一致すればHIGH LEVELを、不一致であればLOW LE
VEL を出力する。比較器223の出力は多数決演算回路
ブロック221−A〜Cに入力される。たとえば7入力
の多数決演算回路ブロック221−Aに比較器223の
出力が入力されると、HIGH LEVELの数が過半数の場合、
つまり7入力中4入力以上がHIGH LEVELであった場合、
多数決演算回路ブロック221−AからHIGH LEVELが出
力される。この7入力の多数決演算回路ブロック221
−Aの出力状態を入力のHigh Levelの数ごとに示すと図
12の図表のS3のようになる。
【0029】つぎに、7入力の多数決演算回路ブロック
221−Aの出力をインバータ222で極性反転して多
数決演算回路ブロック221−Bの重み付け入力端子に
印可する。具体的には、図10において、240は他の
入力端子経路に接続するキャパシタ2のおよそ4倍の容
量値4Cを持ったキャパシタである。同回路は入力端子
経路に接続するキャパシタ値を仮にCとすると、11個
のCが共通接続されたものと同等の多数決演算回路とな
る。そのうちキャパシタ4Cに重み付け入力端子226
への信号と、他の7つの端子には多数決演算回路ブロッ
ク221ーAに入力されたものと同じ信号とが印加され
る構成の11入力多数決演算回路である。例えば7入力
中4入力以上がHigh Levelであった場合、先に述べたよ
うに重み付け入力端子226にはLow Levelが印加され
る。さらに重み付け入力端子226以外の入力端子22
4に加えられる信号のうち7入力中の6入力以上がHigh
Levelであった場合、トータルとして11入力多数決演
算回路は過半数であるとの判定を下し、High Levelを出
力する。7入力中4入力以上5入力以下の場合は過半数
に至らずLow Levelを出力する。
【0030】一方、7入力中3入力以下がHigh Levelで
あった場合には重み付け入力端子にはHigh Levelが印加
される。7入力中2入力以上3入力以下がHigh Levelで
あった場合は、4+2(4は重み付け分)または4+3
(4は重み付け分)は、全入力は6以上で、過半数と判
定されHigh Levelが出力される。また、1入力以下がHi
gh Levelであった場合、4+0または4+1は6以下で
Low Levelが出力される。多数決演算回路ブロック22
1ーBの出力値を入力のHigh Levelの数ごとに示すと図
12の図表中S2のようになる。
【0031】また、多数決演算回路ブロック221ーC
についても図11に示すように4倍の容量値250、2
倍の容量値251を有する二つの重み付け端子を備えて
いる。また、図11のセンスアンプ5には、上述の第1
乃至第4の実施例で説明したインバータ6のいずれかを
用いる。そうして、図9に示すように4Cの重み付け端
子の入力228にはインバータ222を介して多数決演
算回路ブロック221ーAの、2Cの重み付け端子の入
力227にはインバータ222を介して多数決演算回路
ブロック221ーBの出力の反転信号を印加して、他の
7つの端子には多数決演算回路ブロック221ーAに入
力されたものと同じ信号が印加される。こうして、計1
3(=7+2+4)入力多数決演算回路ブロックとして
動作させることにより、図12のS1に示したような出
力が得られる。
【0032】本回路構成により、図12に示したよう
に、複数入力のうち入力信号と相関係数が一致している
入力の数を3桁の2進数に変換して出力することができ
る。本発明よりなる回路構成を用いることにより、従来
に比べ回路規模を縮小してかつ高速な演算が可能で消費
電力も少ない相関演算回路を実現することができた。
【0033】[第6の実施例]本発明による第6の実施
例について、図13、図14を参照しつつ説明する。本
実施例は本発明を用いた3ビット精度アナログ・デジタ
ル変換器(以下、AD変換器と称する。)である。図1
3において、121−A、−B、−Cはそれぞれ1入
力、2入力、3入力の上述の各実施例で説明した半導体
装置を用いた演算回路ブロック、122はインバータで
ある。123、124、125は前段の演算回路ブロッ
クからの出力信号を入力する入力端子、126、12
7、128は通常の入力端子に接続された容量をCとす
るとき、123、124、125に対応して接続される
容量値C/2、C/2、C/4を示す。129はアナロ
グ入力端子であり、130はセット入力端子であり、1
31、132はそれぞれに対応して接続される容量値C
/4、C/8を示す。また、S1、S2、S3はデジタ
ル出力信号端子である。
【0034】ここで、本実施例において、5V系電源を
用いた場合について説明する。図13において、まず演
算回路ブロック121−A〜C内のセンスアンプ入力
を、演算回路ブロック121−Aは0Vに、演算回路ブ
ロック121−B、Cはおよそ2.5Vにリセットす
る。また、信号入力端子123、124、125及びセ
ット入力端子130の入力演算用キャパシタ202の入
力側は5Vにリセットする。この時、アナログ信号入力
端子129は0Vである。次に、セット入力端子130
を0Vにセットし、入力端子129の入力電圧を0Vか
ら徐々に上昇するアナログ信号電圧として変化させる
と、演算回路ブロック121−Aにおいてはアナログ入
力信号がおよそ2.5V以上になると、演算回路ブロッ
ク121−A内のセンスアンプ入力電圧が論理反転電圧
(ここでは2.5Vを仮定)を越え、HIGH LEVELが出力
される。その結果を図14の図表のS3に示す。
【0035】次に、演算回路ブロック121ーBの動作
について説明する。アナログ入力信号が2.5V以上の
とき入力端子123はリセット電位の5Vから0Vに変
化する。このとき演算回路ブロック121ーB内のセン
スアンプ入力端子での電位変化は、アナログ入力信号電
圧をVAとすると、下式のようになる。 {C×VAー(C/2)×5ー(C/4)×5}/(C+C/2+C/4) [V] …(2) この式から、演算回路ブロック121ーBは、アナログ
信号電圧VAが3.75V以上のときHIGH LEVELを出力
し、2.5V以上3.75V未満のときLOW LEVELを出
力することがわかる。その結果を図14のS2に示す。
【0036】同様に、演算回路ブロック121ーCの出
力は、演算回路ブロック121ーAの反転出力を入力端
子128に、演算回路ブロック121ーBの反転出力を
入力端子127に入力することで、その出力状態は図1
4のS1のようになる。
【0037】本実施例により、図14の図表に示したよ
うに、アナログ信号電圧を3ビットのデジタル信号に変
換して出力するAD変換器を、極めて小規模な構成で、
演算速度も高速で、消費電圧も低減して実現することが
できる。
【0038】本実施例では、3ビットのAD変換器につ
いて説明したが、もちろんこれに限るものではなく、さ
らに多ビットについても容易に拡張できるものである。
【0039】本実施例では、容量を用いたフラッシュ型
AD変換器の例について述べたが、本発明はこの方式に
限るものではなく、たとえば抵抗列に入力した信号と基
準信号とをコンパレータで比較し、その結果をエンコー
ダでエンコードすることでAD変換器のエンコーダ回路
部などに本発明を応用しても、先に説明したのと同様な
効果が得られることはいうまでもない。
【0040】以上説明したように、多入力端子の各々に
対応した容量手段の一方の端子を共通接続し、センスア
ンプへ入力する回路ブロックでは、上記多入力端子に接
続した容量の内、最小の容量をCとしたとき、上記容量
手段の合計はほぼCの奇数倍となっている。
【0041】例えば、相関演算回路の場合、制御入力端
子を有しない場合は、全て最小値から構成されており、
また制御入力端子を有する場合も、例えば図9に示した
第4の実施例で説明したように、制御入力端子に接続す
る容量は2C、4Cと偶数であり、奇数の入力信号端子
との合計はCのほぼ奇数倍となっている。このような構
成により、所望の基準値からの大小の区別が明確とな
り、演算精度が向上する効果を有する。
【0042】上記説明は、相関演算回路について述べた
が、2進数DA変換器は最小ビットLSB信号入力容量
をCとすると、次のビットが2C、さらに次のビットが
4Cと、倍々となり、多入力端子の容量の合計はCのほ
ぼ奇数倍となり、高精度のDA変換を実現できる。
【0043】また、AD変換器についても、図13に示
した第5の実施例で説明したように、アナログ信号レベ
ルを、フルレンジの1/2を越えるか、1/2未満かを
明確に判断する分割数は、演算回路ブロック121−A
では1Cの1つ、演算回路ブロック121−Bでは1/
4と、2/4、3/4かの分割数は3の奇数となり、そ
の合計はC/4を最小値として1+2+4=7倍の奇数
倍となり、演算回路ブロック121−CではC/8を最
小値として倍々のC/4、C/2、Cで、1+2+4+
8=15倍の奇数倍に設定してある。
【0044】また、上記では相関演算器、DA変換器、
AD変換器を例にとって説明したが、本発明はこれに限
るものではなく、デジタル・アナログ変換回路、加算回
路、減算回路などよう々な論理回路に応用しても、同よ
うな効果が得られることはいうまでもない。
【0045】特に、DA変換器を構成する場合、LSB
データが入力される容量をCとしたとき、次の上位ビッ
トになるにつれて2C、4C、8Cと倍々にしていけ
ば、2進のデジタルーアナログ変換が実現できる。この
場合、共通接続された容量の端子をMOS型ソースフォ
ロアアンプで受ける構成にすればよい。
【0046】[第7の実施例]本発明による第7の実施
例を図15に示す。第7の実施例は、上述の本発明の技
術を従来回路技術と融合し、動画像等の動き検出チップ
を実現したものである。図15において、161、16
2は、それぞれ基準データ、参照データが格納されてい
るメモリ部、163は相関演算部、164はチップ全体
を制御するコントロール部、165は相関演算部163
の相関結果の加算演算部、166は加算演算部165の
加算結果の最小値を格納しているレジスタ部、167は
比較器とおよび最小値とのアドレスの格納を行なう比較
記憶部、168は出力バッファー及び出力結果格納部で
ある。入力バス169には基準データ列が入力され、一
方、入力バス170には基準データ列と比較すべき参照
データ列が入力される。メモリ部161、162は例え
ばSRAMからなり、通常のCMOS回路で構成され
る。
【0047】参照データメモリ部162と基準データメ
モリ部161から入力された相関演算部163の相関演
算に送られたデータは、上述の本発明による相関演算回
路により相関演算されるため、高速並列処理であり、極
めて高速化が達成されるばかりでなく、少ない素子数で
構成され、チップサイズが小さくなり、低コスト化が実
現できた。相関演算結果は加算演算部165で相関演算
のスコア(評価)を行ない、上記相関演算以前までの最
大相関結果(加算値が最小値となる)が格納されている
レジスタ部166との比較を比較記憶部167で行な
う。仮に今回の演算結果が前回までの最小値よりもさら
に小さい場合は、その結果が、新たにレジスタ部166
に格納され、前回までの結果が小さい場合は、その結果
が維持される。このような動作を行なうことにより、最
大相関結果が常にレジスタ部166に格納され、すべて
のデータ列の演算終了後、出力バッファー及び出力結果
格納部168を介して、その結果が出力バス171より
例えば16ビット信号として出力される。
【0048】なお、コントロール部164、加算演算部
165、レジスタ部166、比較記憶部167、出力結
果格納部168は、今回通常のCMOS回路により構成
したが、特に加算演算部165等は、上述した本発明の
多入力端子を有するリセット手段、第1のインバータ、
センスアンプ等を含む回路構成を用いることにより、タ
イミングを揃えて並列加算が実現し、センスアンプの正
確な動作を実現し、高速処理が実現される。以上述べた
ように、高速性、低コスト性のみならず、センスアンプ
の入力インバータの反転感度を向上して、容量をベース
に演算を実行するため、消費電流が少なく低パワー化が
実現でき、8mmVTRカメラ等の携帯機器等にも好適
である。また、本実施例は、画像の認識に限るものでは
なく、たとえば音声の認識による自動翻訳や、話者の判
別等にも応用できるものである。
【0049】[第8の実施例]本発明による第8の実施
例について図16を参照しつつ説明する。第8の実施例
は、上述の本発明の技術を光センサ(固体撮像素子)と
融合し、画像データを読出す前に高速画像処理を行なう
チップ構成を示したものである。
【0050】図16(a)は本発明のチップの全体構成
を示すブロック図であり、図16(b)は本発明のチッ
プの画素部の構成を示す回路図であり、図16(c)は
本発明のチップの演算内容を説明する概念図である。
【0051】図において、141は光電変換素子を含む
受光部、143、145、147、149はラインメモ
リ部、144、148は相関演算部、150は演算出力
部である。また、図16(b)に示す受光部141の
内、151、152は、光信号出力端子142、146
に示す出力バスラインとを接続する結合容量手段、15
3はバイポーラトランジスタ、154はバイポーラトラ
ンジスタ153のベース領域に接続された容量手段、1
55はスイッチMOSトランジスタである。画像データ
センシング部160に入射した画像データは、バイポー
ラトランジスタ153のベース領域で光電変換される。
【0052】この光電変換された光キャリアに応じた出
力が、バイポーラトランジスタ153のエミッタに読み
出され、結合容量手段151、152を介して、出力バ
スライン142、146の電位を入力蓄積電荷信号に応
じて押し上げる。以上の動作により、縦方向の画素の加
算結果はラインメモリ147に読み出され、一方、横方
向の画素の加算結果はラインメモリ143に読出され
る。これは画素部の容量154を介して、バイポーラト
ランジスタ153のベース電位を上昇させる領域をデコ
ーダ(図13には示していない)等により選択すれば、
センシング部160の任意の領域のX方向、Y方向の加
算結果が出力可能となる。
【0053】例えば、図16(c)に示す如く、t1
刻に156に示す如き画像が、t2時刻に157に示す
如く画像が入力されるとすると、それぞれY方向に加算
した出力結果は、158、159に示す如く、図示の車
の移動状態の画像信号となり、このデータがそれぞれ図
16(a)のラインメモリ147、149に格納され
る。また、横方向の場合も同様にラインメモリ143、
145に格納される。
【0054】図16(c)の画像信号のデータ列出力1
58、159からわかるように両者のデータは、画像の
動きに対応してシフトしており、相関演算部148でそ
のシフト量を算出し、同様に相関演算部144で横方向
のデータを演算すれば、2次元平面での物体の動きを非
常に簡単な手法により検出できる。
【0055】本発明による相関演算回路は図16(a)
の相関演算部144、148に適用することができ、素
子数が従来回路より少なく特にセンサ画素ピッチに配置
できた。本構成は、センサのアナログ信号ベースの演算
であったが、ラインメモリ部と出力バスラインとの間に
本発明によるAD変換器を設けることにより、デジタル
相関演算にも対応できることは言うまでもない。
【0056】又、本発明のセンサ素子として、バイポー
ラ型を用いて説明したが、MOS型でも、又増幅用トラ
ンジスタを設けずフォトダイオードのみの構成でも有効
であることはいうまでもない。
【0057】さらに、本実施例では、異なる時刻のデー
タ列間の相関演算を行ったが、一方のメモリ部に認識し
たい複数のパターンデータのX、Y射影結果を格納して
おけば、パターン認識も実現できる。
【0058】以上説明したように、画素入力部と本発明
による相関演算回路等とを融合することにより、以下の
効果を奏せられる。 (1)従来のセンサからシリアルに読出した後処理する
のではなく、並列にかつ一括読み出したデータを並列処
理するため、高速に動き検出、パターン認識処理が実現
できる。 (2)センサを含む1チップの半導体装置を構成でき、
周辺回路を増大させることなく、画像処理が実現できる
ため、低コストで、以下の高機能製品を実現できる。即
ち、(a)TV画面をユーザー方向に向ける制御機器、
(b)エアコンの風向きをユーザー方向に向ける制御機
器、(c)8mmVTRカメラの追尾制御機器、(d)
工場でのラベル認識機器、(e)人物自動認識受け付け
ロボット、(f)車の車間距離制御装置などである。
【0059】以上、画像入力部との融合について説明し
たが、画像データだけでなく、音声認識等の処理に有効
であることはいうまでもない。
【0060】
【発明の効果】以上発明したように、本発明によれば多
入力端子にスイッチ手段を介して容量手段が接続され、
該各容量手段の一方の端子が共通接続されセンスアンプ
に入力される半導体装置において、前記スイッチ手段に
供給する電源手段と、前記センスアンプに供給する第2
の電源手段とを別個に設けるように構成したことによ
り、並列演算処理を行う回路及びシステムを構成する上
で、回路規模の縮小、演算速度の向上、演算精度の向
上、消費電力の低減といった効果が得られるものであ
る。
【0061】また、本半導体装置の電源電圧を共通化す
るためにセンスアンプの第1のインバータの構成にPN
接合回路を設け、インバータの最高感度部分を動作域と
して、高感度のセンスアンプを達成でき、演算速度の向
上、演算精度の向上に寄与することができる。
【0062】更に、上記半導体装置を相関演算回路、D
A変換回路、DA変換回路、信号処理システム等に用い
ることで、回路規模を縮小し、演算速度及び演算精度等
の特性の向上とともに消費電力を低減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1実施例の構成を示す回路ブロ
ック図である。
【図2】本発明による第1実施例のタイムチャートであ
る。
【図3】本発明による各実施例に用いる第1のインバー
タの入出力特性図である。
【図4】本発明による一実施例に用いる第1インバータ
の電源電圧に対する検出可能な最小信号振幅の特性図で
ある。
【図5】本発明による一実施例に用いる第1インバータ
の電源電圧に対する演算遅延時間と消費電力の特性図で
ある。
【図6】本発明による一実施例の構成を示す回路図であ
る。
【図7】本発明による一実施例の構成を示す回路図であ
る。
【図8】本発明による一実施例の構成を示す回路図であ
る。
【図9】本発明による半導体装置を用いた一実施例の構
成を示す回路ブロック図である。
【図10】本発明による一実施例の構成を示す回路図で
ある。
【図11】本発明による一実施例の構成を示す回路図で
ある。
【図12】本発明による図9に示す実施例の動作を示す
図表である。
【図13】本発明による半導体装置を用いた一実施例の
構成を示す回路ブロック図である。
【図14】本発明による図13に示す実施例の動作を示
す図表である。
【図15】本発明による半導体装置を用いた一実施例の
構成を示す回路ブロック図である。
【図16】本発明による半導体装置を用いた一実施例の
構成を示す回路ブロック図である。
【図17】従来の半導体装置を用いた例の構成を示す回
路ブロック図である。
【符号の説明】
1 多入力端子のリセットスイッチ 2 キャパシタ 3 多入力端子の信号転送スイッチ 4 第2のインバータ 5 センスアンプ 6 第1のインバータ 7 第2のリセットスイッチ 8 第2のリセット電源 9 キャパシタ 10 第1のリセット電源 11 センスアンプの出力端子 13 第1の電源端子 14 接地端子 15 第2の電源端子 16 第3の電源端子 121 演算回路ブロック 122 インバータ 141 受光部 144,148 相関演算部 161 基準データメモリ 163 相関演算部 221 多数決演算回路 222 インバータ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多入力端子にスイッチ手段を介して容量
    手段が接続され、該各容量手段の一方の端子が共通接続
    されセンスアンプに入力される半導体装置において、 前記スイッチ手段に供給する電源手段と前記センスアン
    プに供給する第二の電源手段とを別個に設けることを特
    徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 多入力端子にスイッチ手段を介して容量
    手段が接続され、該各容量手段の一方の端子が共通接続
    されセンスアンプに入力される半導体装置において、 前記センスアンプはインバータから構成され、該インバ
    ータと該インバータに供給される電源手段との間に少な
    くとも一つ以上のバイポーラトランジスタが直列に接続
    されていることを特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】 多入力端子にスイッチ手段を介して容量
    手段が接続され、該各容量手段の一方の端子が共通接続
    されセンスアンプに入力される半導体装置において、 前記センスアンプはインバータから構成され、該インバ
    ータと該インバータに供給される電源手段との間に少な
    くとも一つ以上のダイオードが直列に接続されているこ
    とを特徴とする半導体装置。
  4. 【請求項4】 多入力端子にスイッチ手段を介して容量
    手段が接続され、該各容量手段の一方の端子が共通接続
    されセンスアンプに入力される半導体装置において、 前記センスアンプはインバータから構成され、該インバ
    ータと該インバータに供給される電源手段との間に少な
    くとも一つ以上のMOSトランジスタが直列に接続され
    ていることを特徴とする半導体装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の
    半導体装置を複数個有し、該複数個の半導体装置のうち
    第一の前記半導体装置の出力及び/又は該半導体装置出
    力の反転出力を第二の前記半導体装置に入力することを
    特徴とする半導体装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の
    半導体装置において、前記多入力端子に対応した容量手
    段のうち、最小の容量をCとしたとき、共通接続される
    容量手段の容量の合計の容量値が前記最小の容量Cのほ
    ぼ奇数倍となっていることを特徴とする半導体装置。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載の半導体回路を使用して
    相関演算することを特徴とする相関演算装置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の
    半導体装置を含むA/D変換器であって前記半導体装置
    にアナログ信号を入力し、前記アナログ信号に応じたデ
    ジタル信号を出力することを特徴とするA/D変換器。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の
    半導体装置を含むD/A変換器であって前記半導体装置
    にデジタル信号を入力し、前記デジタル信号に応じたア
    ナログ信号を出力することを特徴とするD/A変換器。
  10. 【請求項10】 請求項7に記載の相関演算装置、請求
    項8に記載のA/D変換器、または請求項9に記載のD
    /A変換器のいずれか一つ以上を含むことを特徴とする
    信号処理システム。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の信号処理システム
    において、画像信号を入力する画像信号入力装置を含む
    ことを特徴とする信号処理システム。
  12. 【請求項12】 請求項10に記載の信号処理システム
    において、情報を記憶する記憶装置を含むことを特徴と
    する信号処理システム。
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