JPH08125135A - 半導体装置、及びそれを用いた半導体回路、相関演算装置、a/d変換器、d/a変換器、信号処理システム - Google Patents

半導体装置、及びそれを用いた半導体回路、相関演算装置、a/d変換器、d/a変換器、信号処理システム

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JPH08125135A
JPH08125135A JP6265038A JP26503894A JPH08125135A JP H08125135 A JPH08125135 A JP H08125135A JP 6265038 A JP6265038 A JP 6265038A JP 26503894 A JP26503894 A JP 26503894A JP H08125135 A JPH08125135 A JP H08125135A
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capacitance
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semiconductor
terminal
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Takeshi Ichikawa
武史 市川
Tetsunobu Kouchi
哲伸 光地
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回路規模の縮小、演算速度の向上及び消費電
力の低減を図ることが可能な半導体装置を提供する。 【構成】 多入力端子Q1〜Qnに容量201−1〜2
01nが接続され、各容量の一方の端子が共通接続され
センスアンプ205に入力される半導体装置において、
共通接続された容量端子をリセットする手段207を有
し、該リセット手段207の駆動パルスと逆相パルスを
入力する構造体を同一端子に接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は並列信号処理を行なう半
導体装置、及びそれを用いた半導体回路、相関演算装
置、A/D変換器、D/A変換器、信号処理システムに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、並列演算処理を行なう半導体装置
においては、並列演算する信号数が増大するにつれて、
回路規模が級数的に増大するため、製造コストが増加
し、歩留まりが低下するという問題点があった。また、
回路規模の増大に伴っての配線等の遅延増大や、回路内
の演算数の増加によって、演算速度が低下し、さらに消
費電力が著しく増加するといった問題点があった。
【0003】例えば、図23に示す固体撮像装置の場
合、縦横軸に沿って撮像素子41を配置して、エリアセ
ンサとしてのセンシング部60からの時系列アナログ信
号をA/D変換器40でデジタル信号に変換し、一旦フ
レームメモリ39に格納する。これらの信号を演算回路
38により処理し、演算出力回路50から出力する。具
体的には、異なる時刻のデータ間の相関演算により、物
体の動き量(ΔX,ΔY)などを出力することができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、動画像
のリアルタイム処理を行なおうとする場合は、上記演算
処理の処理数が極めて多く、よりリアルな画像を得るた
めには、回路規模が級数的に増大し、そのため処理スピ
ードが遅くなってしまうという問題点があった。例え
ば、動画像の圧縮・伸張の方式として提案されているM
PEG2方式を現実に処理できる装置は未だ開発中であ
る。従って、上述した並列演算処理の問題として、回路
規模の増大に伴う演算速度の低下、消費電力の増加とい
う問題点があった。また、そのために製造コストの増加
や製造歩留まりの低下という問題点もあった。
【0005】さらに、上記演算処理回路に有用な多数決
論理回路について、日経エレクトロニクス「経済的な多
数決論理ICがCMOSで実現した」1973.11.
5.132P〜144Pに記載されている。しかし、こ
れは、デジタル信号処理の一つとして多数決論理回路が
開示され、しかもCMOSによって形成されたものでこ
の場合も、CMOSによる素子数が増大し、また演算処
理の段数が増加するので、やはり回路規模の増大と消費
電力の増加に加え、演算速度の低下という同様な問題点
を有していた。
【0006】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、回路
規模の縮小、演算速度の向上及び消費電力の低減を図る
ことができる半導体装置、及びそれを用いた半導体回
路、相関演算装置、A/D変換器、D/A変換器、信号
処理システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本出願による第1の発明
は、多入力端子に容量が接続され、該各容量の一方の端
子が共通接続されセンスアンプに入力される半導体装置
において、前記共通接続された容量端子をリセットする
手段を有し、該リセット手段駆動パルスと逆相パルスを
入力する構造体を同一端子に接続したことを特徴とす
る。上記構成において、より正確に共通接続された端子
をリセット電位に設定することができ、その結果共通接
続された端子に生じる微小信号変化に対応して出力でき
る、すなわち感度が高くなるため、高速応答可能でその
ため低消費電力化にも寄与するという大きな効果があ
る。
【0008】本出願による第2の発明は、前記リセット
手段はMOSFETで、かつ該構造体は、半導体基板上
に該逆相パルスを印加する電極を挟み形成される該半導
体基板と異なる導電型の半導体不純物層を有し、該半導
体不純物層が共に電気的に、該共通接続された容量端子
に接続されていることを特徴とする。上記構造におい
て、さらにより正確に共通接続された端子をリセット電
位に設定することができる。
【0009】本出願による第3の発明は、前記リセット
手段のMOSFETのゲート容量は該構造体のゲート容
量のほぼ2倍になっていることを特徴とする。上記構成
において、さらにより正確に共通接続された端子をリセ
ット電位に設定することができる。
【0010】本出願による第4の発明は、前記リセット
手段のMOSFETのゲート幅Wは該構造体のゲート容
量のほぼ2倍になっていることを特徴とする。上記構成
において、さらにより正確に共通接続された端子をリセ
ット電位に設定することができる。
【0011】本出願による第5の発明は、多入力端子に
容量が接続され、該各容量の一方の端子が共通接続され
センスアンプに入力される半導体装置において、多入力
端子と該各容量の間にスイッチ手段を有し、かつ該容量
と該スイッチ手段の間の電圧をリセットするリセット手
段を有し、該リセット手段駆動パルスと逆相パルスを入
力する構造体が該スイッチ手段と該容量の間に接続され
ていることを特徴とする。上記構成において、スイッチ
と容量の間の電位を、より正確にリセットすることが可
能となる。そのために該各容量を通して、逆側の共通接
続された端子に容量分割で生じる電圧微小変化の絶対値
を、より正確に設定することが可能で、従って感度が高
くなり、そのため高速応答が可能で低消費電力化にも寄
与する大きな効果がある。
【0012】本出願による第6の発明は、前記リセット
手段はMOSFETで、かつ該構造体は、半導体基板上
に該逆相パルスを印加する電極を挟み形成される該半導
体基板と異なる導電型の半導体不純物層を有し、該基板
と異なる導電型の半導体不純物層が、共に電気的に該入
力端子側の容量の端子に接続されていることを特徴とす
る。上記構造において、スイッチと容量の間の電位を、
さらにより正確にリセットすることが可能となる。
【0013】本出願による第7の発明は、前記リセット
手段のMOSFETのゲート容量は該構造体のゲート容
量のほぼ2倍になっていることを特徴とする。上記構成
において、スイッチと容量の間の電位を、さらにより正
確にリセットすることが可能となる。
【0014】本出願による第8の発明は、前記リセット
手段のMOSFETのゲート幅Wは該構造体のゲート幅
のほぼ2倍になっていることを特徴とする。上記構成に
おいて、スイッチと容量の間の電位を、さらにより正確
にリセットすることが可能となる。
【0015】本出願による第9の発明は、第1及び5の
発明において、逆相パルスは駆動パルスと同時もしくは
より遅く立ち上がる/立ち下がることを特徴とする。上
記構成において、設計マージンが大きくとれ、より正確
に各端子をリセット電位に設定することが可能となる。
【0016】本出願による第10の発明は、前記リセッ
ト手段駆動パルスの入力端子からインバータ回路を含む
回路を介して構造体への入力端子が接続されていること
を特徴とする。上記構成において、設計マージンが大き
くとれ、より正確に各端子をリセット電位に設定するこ
とが可能となる。
【0017】本出願による第11の発明は、前記インバ
ータ回路が遅延回路を構成していることを特徴とする。
上記構成において、設計マージンが大きくとれ、より正
確に各端子をリセット電位に設定することが可能とな
る。
【0018】本出願による第12の発明は、第1の発明
または第5の発明の半導体装置を複数個有し、該複数個
のうち第一の前記半導体装置の出力及び/又は該半導体
装置出力の反転出力を第二の前記半導体装置に入力する
ことを特徴とする本出願による第13の発明は、第1の
発明または第5の発明の半導体装置において、多入力端
子に対応した容量手段のうち、最小の容量をCとした
時、共通接続される容量手段の容量の合計の容量値が前
記最小の容量Cのほぼ奇数倍となっている事を特徴とす
る。
【0019】本出願による第14の発明は、第1または
第5の発明の半導体装置、または第12の発明の半導体
回路を使用して相関演算することを特徴とする。
【0020】本出願による第15の発明は、第1の発明
または第5の発明の半導体装置を含むA/D変換器であ
って、前記半導体装置にアナログ信号を入力し、前記ア
ナログ信号に応じたデジタル信号を出力することを特徴
とする。
【0021】本出願による第16の発明は、第1の発明
または第5の発明の半導体装置を含むD/A変換器であ
って、前記半導体装置にデジタル信号を入力し、前記デ
ジタル信号に応じたアナログ信号を出力することを特徴
とする。
【0022】本出願による第17の発明は、第14の発
明の相関演算装置又は第15の発明のA/D変換器また
は第16の発明のD/A変換器のいずれか一つを含むこ
とを特徴とする。
【0023】本出願による第18の発明は、第17の発
明の信号処理システムにおいて、画像信号を入力する画
像入力装置を含むことを特徴とする。
【0024】本出願による第19の発明は、第17の発
明の信号処理システムにおいて、情報を記憶する記憶装
置を含むことを特徴とする。
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。 [実施例1]図1は実施例1の半導体装置を示した模式
説明図である。同図において、Q1〜Qnは入力端子で
n個の多入力端子が設けられている。221はここでは
NAND回路であり、それぞれ入力端子Qiからの入力
を所望の電圧値で出力することが可能である。202−
1〜202−nはそれぞれキャパシタで、その値は共通
でも各々異なっていてもよい。205はセンスアンプ、
206はセンスアンプ205内のインバータ、204は
センスアンプ205内の第2のインバータ、207はイ
ンバータをリセットするためのリセットスイッチ、21
0はリセット電源、211は出力端子、209はキャパ
シタ202の共通接続された一端につく寄生容量を含め
た容量を表わしたものである。
【0026】本実施例の動作を図2を用いて説明する
と、まずNAND回路221のsetにローレベルの信
号を入力しておき、各容量202の入力側をたとえば
2.5Vとか5Vのある値に固定しておく。次いで、リ
セットパルスφRESによりセンスアンプ205内のイ
ンバータ206の入力端をリセットスイッチ207を導
通させることによってリセットする。リセットパルスφ
RESをOFFすると、キャパシタ202の共通接続さ
れた端子はリセット電位に保持される。次に、各々入力
信号を入力端子Q1〜Qnに入力し、次いでNAND回
路221のsetにハイレベルの信号を入力して、各容
量202の入力側にそれぞれのNAND回路221の電
源で決る電圧変化を入力する。この例では、C1,2に
はQ1,Q2より信号が入力されるため、C1にはV
1,C2にはV2の電圧変化が生じており、Cnには電
圧変化は生じない。ここで、キャパシタ202の容量を
Ci、寄生容量の容量値をC0とし、キャパシタ202
がN個並列に接続されていると仮定すると、キャパシタ
202の共通接続された一端は一個の入力に対して容量
分割によりリセット電位から、 Ci×V/(C0+(C1+C2+・・・+Cn)) だけ変化する。Vは容量入力端の電位変化分である。
【0027】インバータ206の入力端電圧がインバー
タ206の論理反転電位以上に変化すると、インバータ
206の出力端電圧はそれに応じて反転する。N個の入
力にそれぞれ信号が入力されると、インバータ206の
入力端には容量分割出力のN個の和(Vp)が入力され
る。結局、それぞれ各容量の入力端側に入力される電位
変化に応じてセンスアンプ205の出力端子211には
ハイレベルかローレベルの信号が出力される。以上の様
に構成することで、ある多変数信号に対して、高速に並
列演算を行なう回路を構成できる。また、この回路にお
いては、通常の論理回路と比べてトランジスタの数が少
なく構成でき、高速化と合わせて低消費電力化にも適し
ている。更に、ここではNAND回路221を用いて入
力したが特にこれに限定されることはなく、NAND回
路221を無くして直接入力を行なっても本質は変わら
ないし、他の方法でも問題はないのは言うまでもない。
例えば、直接入力の例については、ある一定電位から正
側に電圧変化を起こす、負側に電圧変化を起こす、電圧
変化を起こさないという3通りの入力や、それ以上の入
力も可能で、それに応じて出力を出すような多変数の並
列演算を行なうことが可能である。
【0028】次に、共通接続された容量端子をリセット
する手段に関連して図3を用いて詳細に説明する。図3
は図1の容量C(202)から共通接続された端子を通
してセンスアンプ出力までの詳細の一例を示した図であ
る。この例では、共通接続された端子を電源210によ
りリセットする手段としてNMOSトランジスタ400
を用いている。リセットするための駆動パルスφRES
はNMOSトランジスタ400のゲートに入力される。
ここでは、NMOSトランジスタ400を用いているの
で、例えば信号パルスがハイレベルの間で共通接続され
た端子を電源210によりリセットし、その後信号をロ
ーレベルにしてNMOSトランジスタ400をオフし、
共通接続された端子をフローティング状態にする。一
方、φRES信号と逆相パルスのφRES(bar)を
容量401を介して共通接続された端子に入力する。
【0029】この構造体を接続することにより、φRE
SがNMOSトランジスタ400をオフするときに生じ
る、トランジスタのゲートとドレイン(共通接続された
端子側)の重なり容量と209に示す容量との容量分割
による共通接続された端子の電圧変化を打ち消すことが
可能となり、電源210の電位に、より正確に共通接続
された端子をリセットすることができる。例えば、一例
として共通接続された端子の電圧をインバータの論理反
転電圧付近に設定した場合は、その値がインバータの論
理反転電圧に近ければ近いほど、共通接続された端子に
生じる微小信号変化に対応して出力できるようになり、
すなわち感度が高くなることは明らかであり、高速応答
が可能で、そのため低消費電力化にも寄与することは言
うまでもなく、大きな効果を得ることができる。ここで
用いた容量401の値は、NMOSトランジスタ400
のゲート−ドレイン重なり容量の値に近いほど電源21
0の電位に近くリセットされるためにより好ましいので
あるが、これに限定されることはなく、例えば半分の値
等、値が異なっても大きな効果が生じることは言うまで
もない。
【0030】図4には構造体としてPMOSトランジス
タを用いた例を示している。図4では、容量401の代
わりにPMOSトランジスタ402を使用している。P
MOSトランジスタ402のゲートにはφRES(ba
r)が入力され、ドレイン側は共通接続された端子と接
続、ソース側は電源210と接続されている。効果は図
3で説明した容量の場合と同様である。その他リセット
する手段としても特に限定されるものでなく、例えばP
MOSトランジスタを使用しても何等問題はない。但
し、この時は上記例で言えば、図3の402で示したと
ころのPMOSトランジスタをNMOSトランジスタに
変えたり、φRES信号(当然φRES(bar)も)
の極性を変える等の修正は必要である。 [実施例2]実施例2は更に精密に電源210の電位に
共通接続された端子をリセットすることができるように
した例である。実施例2の半導体装置について図5を用
いて説明する。図5は図3、図4と同様に、図1の容量
C(202)から共通接続された端子を通してセンスア
ンプ出力までの詳細図の一例を示している。この例で
は、共通接続された端子を電源210によりリセットす
る手段としてNMOSトランジスタ400を用いてい
る。リセットするための駆動パルスφRESはNMOS
トランジスタ400のゲートに入力される。ここでは、
NMOSトランジスタ400を用いているので、例えば
信号パルスがハイレベルの間で共通接続された端子を電
源210によってリセットし、その後信号をローレベル
にしてNMOSトランジスタ400をオフし、共通接続
された端子をフローティング状態にする。一方、φRE
S信号と逆相パルスのφRES(bar)を入力する構
造体として、403で示すものを使用している。この構
造体は、半導体基板上に逆相パルスを印加する電極を挟
み形成される半導体基板と異なる導電型の半導体不純物
層を有し、半導体不純物層が共に電気的に、共通接続さ
れた容量端子に接続されている。
【0031】図5ではこの構造体はNMOSトランジス
タのドレインとソースを共通端子として且つ容量が共通
接続された端子に接続されている。NMOSトランジス
タ400の容量は主にトランジスタのゲートとドレイン
(共通接続された端子側)の重なり容量であるが、その
容量値はソース/ドレインの不純物量やトランジスタ形
成する熱履歴などにより依存する量であり、正確に設計
し作成するにはなかなか難しい上にゲート電圧依存性が
ある。このようなトランジスタと、電圧依存性も含めて
同じ容量を持つものとして考えられる構造体が図5で示
されるような構造体である。このような構造体の容量
は、電圧依存性も含めて、リセットする手段として使用
しているNMOSトランジスタ400とほぼ同じ容量値
とすることができる。従って、209(図3)に示す容
量との容量分割による共通接続された端子の電圧変化を
打ち消すことが可能となり、電源210の電位に、より
正確に共通接続された端子をリセットすることができ
る。
【0032】例えば、一例として共通接続された端子の
電圧をインバータの論理反転電圧付近に設定した場合
は、その値がインバータの論理反転電圧に近ければ近い
ほど、共通接続された端子に生じる微小信号変化に対応
して出力できる、すなわち感度が高くなることは明らか
であり、高速応答が可能で、そのため低消費電力化にも
寄与することは言うまでもなく、非常に大きな効果が得
られる。更に、リセット手段のためのMOSトランジス
タのゲート容量値をこの構造体のゲート容量のほぼ2倍
にすると、構造体はソース/ドレイン共通であるため、
トータルとして、ほぼ等しい容量値となり、また各々ゲ
ート電極には逆相パルスが印加されるために、電源21
0の電位に、より正確に共通接続された端子をリセット
することができる。さらに好ましくは、リセット手段の
ためのMOSトランジスタのゲート幅をこの構造体のゲ
ート幅のほぼ2倍にすると、構造体はソース/ドレイン
共通であるため、トータルとして、ゲート重なり容量値
がほぼ等しくなり、各々ゲート電極には逆相パルスが印
加されるため、電源210の電位に、より正確に共通接
続された端子をリセットすることができる。
【0033】なお、図5の例では、リセット手段や逆相
パルスが印加される構造体としてNMOSトランジスタ
が各々1個接続されている例を示したが、これに限定さ
れるわけではないことは言うまでもなく、リセット手段
や逆相パルスが印加される構造体がそれぞれPMOSト
ランジスタの場合や、複数個接続されている場合、リセ
ット手段にNMOSトランジスタ、PMOSトランジス
タの両者を用い、各々に対して逆相パルスが印加される
構造体を持つものでも全く構わない。また、リセット手
段がNMOSトランジスタで、逆相パルスが印加される
構造体がPMOSトランジスタの場合や、その逆の形の
場合でもよい。 [実施例3]実施例3ではリセット手段に関して詳細な
説明を図6を用いて行なう。図6は図3、図4と同様
に、図1の容量C(202)から共通接続された端子を
通してセンスアンプ出力までの詳細図の一例を示してい
る。ここでセンスアンプとして実施例1、2で示した単
なるインバータでなく、インバータの入力と出力をリセ
ット手段(スイッチ)を介して接続したものである。4
00で示すNMOSトランジスタがリセット手段であ
り、このトランジスタがオンしているときにはインバー
タの入出力端子は共通で、丁度インバータの論理反転電
圧に等しくなっている。この状態で、インバータの入出
力端子を切り放せば実際の入力値Qによって変化すると
いう、容量が共通接続された端子に生じる微小な電圧変
化に対して非常に感度の高いセンスアンプとなる。
【0034】404で示す構造体は、実施例2で説明し
たソース/ドレイン共通のNMOSトランジスタであ
り、ゲート電極にはリセット手段へのパルスと逆相パル
スが印加される。このような構造体を用いることによ
り、インバータの論理反転電圧により正確な状態でイン
バータの入力電圧をフローティング状態にすることが可
能となり、感度が高くなり、高速応答が可能で、そのた
め低消費電力化にも寄与することは言うまでもなく、大
きな効果を得ることができる。ここで、本実施例では、
リセット手段や逆相パルスが印加される構造体としてN
MOSトランジスタが各々1個接続されている例を示し
ているが、これに限定されるわけではないことは言うま
でもなく、実施例1、2で説明した別の構造体でもよい
ことはもちろんである。また、リセット手段やリセット
手段駆動パルスと逆相パルスを入力する構造体を同一端
子に接続する回路構成も、本実施例や実施例1、2で示
した構成に限定されないことは言うまでもない。 [実施例4]実施例4を図7〜図11に基づいて説明す
る。この実施例では、多入力端子と各容量の間にスイッ
チ手段を有し、かつ容量とスイッチ手段の間の電圧をリ
セットするリセット手段に関連して詳細に説明する。図
7において、Q1〜Qnは入力端子でn個の多入力端子
である。201はリセットスイッチ、202はキャパシ
タ、203は信号転送スイッチ、205はセンスアン
プ、206はセンスアンプ内のインバータ、204はセ
ンスアンプ内の第2のインバータ、207はインバータ
をリセットするための第2のリセットスイッチ、208
はリセット電源、210は第2のリセット電源、211
は出力端子、209はキャパシタ202の共通接続され
た一端につく寄生容量を模式的に表わしたものである
が、これに限るものではない。
【0035】図8は本実施例の動作を示したタイミング
説明図である。同図を用いて本実施例の動作を説明する
と、まずリセットパルスφRESによりキャパシタ20
2の一端をリセットする。リセット電圧は、例えば電源
電圧が5V系であった場合、そのほぼ半分の2.5Vを
用いる。リセット電圧はこれに限るものではなく、他の
電圧でも良い。この時ほぼ同時にセンスアンプ205内
のインバータ206の入力端をリセットスイッチ207
を導通させることによりリセットするが、このタイミン
グも同時でなければならないという制約がないことは言
うまでもない。この時、この例では、リセット電圧はイ
ンバータ206の出力が反転する論理反転電圧近傍の値
が選ばれる。リセットパルスφRESをOFFすると、
キャパシタ202の両端はそれぞれのリセット電位に保
持される。次に、転送パルスφTにより転送スイッチ2
03が導通すると、信号がキャパシタ202の一端に転
送され、キャパシタ202の一端の電位は例えば2.5
Vのリセット電圧からローレベルに相当する0V、もし
くはハイレベルに相当する5Vに変化する。以下は実施
例1で述べた動作と変わらない。
【0036】図9は図7の入力端子から容量C(20
2)までの詳細の一例を示した図である。図9では、図
7の番号と同様に202は容量、203は信号転送スイ
ッチ、208はリセット電源である。また、信号転送ス
イッチ203と容量202の間の端子を電源208によ
りリセットする手段としてNMOSトランジスタ407
を用いている。リセットするための駆動パルスφRES
はNMOSトランジスタ407のゲートに入力される。
ここでは、NMOSトランジスタ407を用いているの
で、例えば図8に示すタイミングで信号パルスを入力
し、ハイレベルの間でスイッチと容量の間の端子を電源
210によりリセットし、その後スイッチと容量の間の
端子をフローティング状態にする。一方、φRES信号
と逆相パルスのφRES(bar)を構造体408に入
力する。この構造体は、半導体基板上に逆相パルスを印
加する電極を挟み形成される半導体基板と異なる導電型
の半導体不純物層を有し、半導体不純物層が共に電気的
に、共通接続された容量端子に接続されている。
【0037】図9ではこの構造体はNMOSトランジス
タのドレインとソースを共通端子として、スイッチと容
量の間の端子に接続されている。この構造体を接続する
ことにより、φRESがNMOSトランジスタをオフす
るときに生じる、トランジスタのゲートとドレイン(共
通接続された端子側)の重なり容量と212に示す容量
との容量分割によるスイッチと容量の間の端子の電圧変
化を打ち消すことが可能となり、電源208の電位に、
より正確にスイッチと容量の間の端子をリセットするこ
とができる。そのために容量202を通して、逆側の共
通接続された端子に容量分割で生じる電圧微小変化の絶
対値を、より正確に設定することが可能で、従って感度
が高くなり、そのため高速応答が可能で、低消費電力化
にも寄与することができるという、大きな効果を得るこ
とができる。
【0038】なお、ここで用いた構造体及びリセット手
段は、本実施例の形に限るものではないことは実施例1
〜3で述べた通りである。また、信号転送スイッチも特
に限定されるべきものでないことは明らかである。さら
に、図10で示す構成も本発明に包含している。この図
10では、多入力端子と容量の間にスイッチ手段230
を設けているが、これはスイッチ手段であると共にリセ
ット手段としても兼用することもできる。すなわち、入
力をリセット電位にしてスイッチを開くリセット状態の
期間と、入力を情報信号に変えスイッチを開く期間をわ
ければよい(図11にタイミング図を示す)。この場合
も、容量の入力端子側に、リセット手段のパルスと逆相
パルスを入力する構造体231を接続することができ、
動作としては上記に述べた通りであり、このような構成
も本発明に包含していることは言うまでもない。 [実施例5]実施例5を図12、図13を用いて説明す
る。図12、図13はともに図7の入力端子から容量C
(202)までの詳細図の一例を示している。図9の例
では407で示されるリセット手段であるNMOSトラ
ンジスタと408で示す構造体各々に入力されるパルス
について、リセット手段へのパルスφRESがφRES
(bar)より遅い場合は、その遅れの間はリセット手
段であるNMOSトランジスタ407はオン状態である
から、φRES(bar)が変化しても、スイッチと容
量の間の端子はリセット電源208の電位である。従っ
て408で示される構造体の効果が少なくなる。この点
に関して、図12では、φRES(bar)はφRES
の入力からインバータを通して、若干時間を遅らせて入
力している。こうすることにより、408の構造体の効
果を無駄なく引き出すことが可能となる。
【0039】図13では複数のインバータを介してほぼ
同タイミングになるようにして、φRES(bar)と
φRESを入力している。この時はφRES(bar)
やφRESが変化している間も電圧変化は少なく抑えら
れる。このような例は本実施例の説明箇所に限定される
わけでなく、実施例1〜3で示した共通接続された端子
への実施例でも同様である。また、実施例1〜4で説明
した他の構造体も含めて本実施例の構造体のみに限定さ
れないことは言うまでもない。 [実施例6]本発明の半導体装置を相関器に応用した実
施例について説明する。図14は本発明の7入力の相関
器をもっともよく表した模式説明図である。同図におい
て、1001A、1001B、1001Cは多数決演算
回路ブロック、1002はインバータ、1003は比較
器である。1004、1005の端子にも入力端子10
12に入力される同様の信号が入力される。1006、
1007、1008は前段の多数決演算回路ブロックか
らの出力信号を入力する端子、1009、1010、1
011は通常の入力端子に接続された容量をCとすると
き、1006、1007、1008に対応して接続され
る容量値を示している。図14では、信号はそれぞれま
ず比較器1003に相関係数とともに入力される。比較
器1003はそれぞれの信号と相関係数が一致すればハ
イレベルを、不一致であればローレベルを出力する。比
較器1003の出力は多数決演算回路ブロック1001
に入力される。
【0040】例えば、7入力の多数決演算回路ブロック
1001Aに比較器1003の出力が入力されると、ハ
イレベルの数が過半数の場合、つまり7入力中4入力以
上がハイレベルであった場合、多数決演算回路ブロック
1001Aからハイレベルが出力される。同様に、例え
ば11入力の多数決演算回路ブロックでは6入力以上が
ハイレベルであった場合、13入力の多数決演算回路ブ
ロックでは7入力以上がハイレベルであった場合にそれ
ぞれハイレベル信号が出力される。7入力の多数決演算
回路ブロックの出力値を入力のハイレベルの数ごとに示
すと図15のS3のようになる。次に、図14に示すよ
うに7入力の多数決演算回路ブロック1001Aの出力
をインバータ1002で極性反転して多数決演算回路ブ
ロック1001Bの重みづけ入力端子に印加する。
【0041】多数決演算回路ブロック1001Bの回路
構成を図16に示す。これは、重み付け有りの場合の回
路を示している。同図において、1212はほかの入力
端子経路に接続するキャパシタ1202のおよそ4倍の
容量値を持ったキャパシタである。同回路は入力端子経
路に接続するキャパシタ値を仮にCとすると、11個の
Cが共通接続され、そのうち4つのCに重み付け入力端
子からの信号が付加され、他の7つの端子には1001
Aに入力されたものと同じ信号が付加される構成の11
入力多数決演算回路である。例えば、7入力中4入力以
上がハイレベルであった場合は、先に述べたように重み
付け入力端子にはローレベルが印加される。さらに、重
み付け入力端子以外の入力端子に加えられる信号のうち
7入力中6入力以上がハイレベルであった場合、トータ
ルとして11入力多数決演算回路は過半数であるとの判
定を下してハイレベルを出力する。また、7入力中4入
力以上5入力以下の場合は過半数に至らずローレベルを
出力する。一方、7入力中3入力以下がハイレベルであ
った場合には、重み付け入力端子にはハイレベルが印加
される。7入力中2入力以上3入力以下がハイレベルで
あった場合は、4+2または4+3は6以上で過半数と
判定されてハイレベルが出力され、1入力以下がハイレ
ベルであった場合は、4+0または4+1は6以下でロ
ーレベルが出力される。
【0042】多数決演算回路ブロック1001Bの出力
値を入力のハイレベルの数ごとに示すと図15のS2の
ようになる。多数決演算回路ブロック1001Cについ
ても4倍の容量値、2倍の容量値を有する二つの重み付
け端子に多数決演算回路ブロック1001A、多数決演
算回路ブロック1001Bの出力の反転信号を印加して
動作させることにより図15のS1に示したような出力
が得られる。以上の構成により、図15に示したように
複数入力のうち信号と相関係数が一致している入力の数
を3桁の2進数に変換して出力することができる。
【0043】図17に多数決演算回路ブロック1001
Aの模式回路図を示す。これは重み付けなしの回路を示
している。同図において、1201はリセットスイッ
チ、1202はキャパシタ、1203は信号転送スイッ
チ、1205はセンスアンプ、1206はセンスアンプ
1205内のインバータ、1204はセンスアンプ12
05内の第二のインバータ、1207はインバータをリ
セットするための第二のリセットスイッチ、1208は
リセット電源、1210は第二のリセット電源、121
1は出力端子、1209はキャパシタ1202の共通接
続された一端につく寄生容量を模式的に表わしたもので
あるが、これに限るものではない。
【0044】図18は本実施例の動作タイミングを示し
た図である。同図を用いてその動作を説明すると、まず
リセットパルスφRESによりキャパシタ1202の一
端をリセットする。リセット電圧は例えば電源電圧が5
V系であった場合、そのほぼ半分の2.5Vを用いる。
リセット電圧はこれに限るものではなく、他の電圧でも
良い。この時、ほぼ同時にセンスアンプ1205内のイ
ンバータ1206の入力端子をリセットスイッチ120
7を導通させることによりリセットする。この時、リセ
ット電圧はインバータ1206の出力が反転する論理反
転電圧近傍の値が選ばれる。リセットパルスφRESを
OFFすると、キャパシタ1202の両端はそれぞれの
リセット電位に保持される。
【0045】次に、転送パルスφTにより転送スイッチ
1203が導通すると、信号がキャパシタ1202の一
端に転送され、キャパシタ1202の一端の電位は、例
えば2.5Vのリセット電圧からローレベルに相当する
0V、もしくはハイレベルに相当する5Vに変化する。
ここで、キャパシタ1202の容量をC、寄生容量の容
量値をC0とし、キャパシタ1202がN個並列に接続
されていると仮定すると、キャパシタ1202の共通接
続された一端は一個の入力に対して容量分割によりイン
バータ1206の論理反転電圧近傍から、 ±〔C×2.5/(C0+N×C)〕・|V| だけ変化する。インバータ1206の入力端電圧が論理
反転電圧から変化するとインバータ1206の出力端電
圧はそれに応じて反転する。N個の入力にそれぞれ信号
が入力されると、インバータ1206の入力端には容量
分割出力のN個の和が入力される。
【0046】結局、N個の入力のうちハイレベルの信号
数が過半数であれば、インバータ1206の入力端は論
理反転電圧より高電位にシフトしてセンスアンプ120
5の出力端1211にはハイレベルが、ローレベルの信
号数が過半数であればローレベルが出力される。以上の
様に構成することにより、図17の回路は複数入力のう
ち過半数を占める論理値を出力する多数決演算回路とし
て機能する。図14は一例として7入力の相関演算回路
を示しているが、もちろんこれに限るものではなく、さ
らに多入力に容易に拡張できることは言うまでもない。 [実施例7]本発明の半導体装置をA/D変換器に応用
した実施例について説明する。図19は本発明の3ビッ
ト精度アナログ・デジタル変換器(AD変換器)の模式
説明図である。同図において、2001A、2001
B、2001Cはそれぞれ1入力、2入力、3入力の演
算回路ブロック、2002はインバータである。200
3、2004、2005は前段の多数決演算回路ブロッ
クからの出力信号を入力する端子、2006、200
7、2008は通常の入力端子に接続された容量をCと
するとき、2003、2004、2005に対応して接
続される容量を示している。2009はアナログ信号入
力端子である。また、2010はセット入力端子で、2
011、2012はそれぞれに対応して接続される容量
値を示している。
【0047】5V電源を用いた場合の例をとって説明す
ると、まず演算回路ブロック内のセンスアンプ入力を2
001Aは0V、2001B、2001Cはおよそ2.
5Vにリセットする。また、信号入力端子2003、2
004、2005およびセット入力端子2010は5V
にリセットする。この時、信号入力端子2009は0V
である。次に、セット入力端子2010を0Vにセット
し、入力を0Vからアナログ信号電圧まで変化させる
と、演算回路ブロック2001Aにおいてはアナログ入
力信号がおよそ2.5V以上になると、演算回路ブロッ
ク内のセンスアンプ入力電位が論理反転電圧(ここでは
2.5Vを仮定)を越えてハイレベルが出力される。そ
の結果を図20のS3に示している。アナログ入力信号
が2.5V以上のとき入力端子2003はリセット電位
の5Vから0Vに変化する。このとき、演算回路ブロッ
ク内のセンスアンプ入力端での電位変化はアナログ入力
信号電位をVAとすると次式のようになる。
【0048】〔C・VA−5×(C/2)−5×(C/
4)〕/(C+C/2+C/4) この式から演算回路ブロック2001Bはアナログ信号
電圧VAが3.75V以上の時ハイレベルを出力し、
2.5V以上3.75未満の時ローレベルを出力するこ
とがわかる。その結果を図20のS2に示している。同
様に演算回路ブロック2001Cの出力は図20のS1
のようになる。
【0049】以上のように構成することにより、図20
に示したようにアナログ信号電圧を3ビットのデジタル
信号に変換して出力するAD変換器を極めて小規模な構
成でしかも演算速度も高速で消費電力も低減して実現す
ることができる。本実施例では、3ビットのAD変換器
について説明したが、これに限るものではなく、さらに
多ビットに容易に拡張できることはもちろんである。更
に、本実施例では、容量を用いたフラッシュ型AD変換
器の例について述べたが、本発明はこの方式に限るもの
ではなく、例えば抵抗列に入力した信号と基準信号とを
コンパレータで比較し、その結果をエンコーダでエンコ
ードする事でAD変換を行なう方式のAD変換器のエン
コーダ回路部などに応用しても、同様の効果が得られる
ことは言うまでもない。
【0050】また、上記実施例では、相関演算器、AD
変換器を例にとって説明してきたが本発明はこれに限る
ものではなく、これ以外にも、例えばデジタル・アナロ
グ変換回路、加算回路など様々な論理回路に応用しても
同様の効果が得られることは言うまでもない。特に、D
A変換器を構成する場合、LSBデータが入力される容
量をCとした時、次の上位ビットになるにつれ、2C、
4C、8Cと倍々にしていけば2進のデジタル−アナロ
グ変換が実現できる。この場合、共通接続された容量の
端子をソースフロアアンプで受ける構成にすれば良い。
【0051】また、以上説明したように、多入力端子お
のおのに対応した容量手段の一方の端子を共通接続し、
センスアンプへ出力する回路ブロックでは、多入力端子
に接続した容量手段のうち最小の容量をCとしたとき、
容量手段の合計容量はほぼCの奇数倍になっている。
【0052】相関器の場合において、制御入力端子を持
たない場合は、すべて最小値から構成されており、制御
端子を有する場合も、前の実施例で説明したように、制
御入力端子に接続する容量は2C、4Cと偶数であり、
奇数の入力端子との合計はCのほぼ奇数倍となってい
る。このような構成により、所望の基準値からの大小の
区別を明確にでき、演算精度を向上できるという効果を
もたらす。
【0053】以上は相関器についての説明であるが、2
進数のD/A変換器の場合は、最小ビットLSB信号入
力容量をCとすると、次のビットは2C、その次のビッ
トは4Cというように倍々となり、多入力端子の容量の
合計はCのほぼ奇数倍となって高精度のD/A変換器を
実現することができる。また、A/D変換器について
も、アナログ信号レベルをフルレンジの1/2を越える
か、1/2未満かを明確に判断する分割数は1、さらに
1/4か、2/4か、3/4か、4/4かを判断する分
割数は3と奇数とすることにより、多入力端子に接続す
る容量の合計値はそれぞれ最小容量値のほぼ奇数倍に設
定することが可能となる。この構成により高精度の演算
ができるために、不要に大きな容量手段を設けることな
く、低消費電力、高速演算を実現することができる。 [実施例8]本発明の実施例8を図21に基づいて説明
する。実施例8は、本発明の半導体装置を従来回路技術
と融合し、動き検出チップを実現したものである。同図
において、3001、3002はそれぞれ基準データ、
参照データが格納されているメモリ部、3003は相関
演算部、3004はチップ全体を制御するコントロール
部、3005は相関結果の加算演算部、3006は30
05の加算結果の最小値を格納しているレジスタ部、3
007は比較器及び最小値のアドレス格納を行なう部
分、3008は出力バッファー及び出力結果格納部であ
る。端子3009には基準データ列が入力され、一方、
基準データ列と比較すべき参照データ列が端子3010
から入力される。
【0054】3001、3002のメモリ部は、SRA
Mからなり、通常のCMOS回路で構成される。300
3の相関演算部に送られたデータは、本発明の相関器に
より構成されるため、並列処理であり、極めて高速化が
達成されるばかりでなく、少ない素子数で構成でき、ま
たチップサイズが小さくなり、低コスト化を実現できる
ものである。相関演算結果は、3005の加算演算部で
相関演算のスコア(評価)を行ない、上記相関演算以前
までの最大相関結果(加算値が最小値となる)が格納さ
れているレジスタ部3006との比較を出力バッファ及
び出力結果格納部3008で行なう。
【0055】仮に、今回の演算結果が前回までの最小値
よりもさらに小さい場合は、その結果が新たにレジスタ
部3006に格納され、前回までの結果が小さい場合
は、その結果が維持される。このような動作を行なうこ
とにより、最大相関結果が常にレジスタ部3006に格
納され、すべてのデータ列の演算終了後、その結果が端
子3011より出力される。コントロール部3004、
加算演算部3005、レジスタ部3006、及び300
7、3008は、今回通常CMOS回路により構成した
が、特に加算演算部3005などは本発明の回路構成を
用いることにより並列加算を実現でき、高速処理を実現
することができる。以上述べたように、高速性、低コス
ト性のみならず、容量をベースに演算を実行するため、
消費電流が少なく、低パワー化が実現でき、8mmVT
Rカメラ等の携帯機器等にも好適である。 [実施例9]本発明の実施例9を図22に基づいて説明
する。実施例9は本発明の半導体装置を光センサ(固体
撮像素子)と融合し、画像データを読み出す前に高速画
像処理を行なうチップ(高速画像処理装置)を示したも
のである。図22(a)は全体構成を示した図、図22
(b)は画素部構成を示した図、図22(c)は演算内
容を示した図である。図22において、4001は受光
部、4002、4005、4007、4008はメモリ
部、4004、4008は相関演算部、4010は演算
出力部、4011、4012は光信号出力端子と400
2、4006に示した出力バスラインとを接続する容量
手段、4013はバイポーラトランジスタ、4014は
バイポーラトランジスタのベース領域に接続された容量
手段、4015はスイッチトランジスタである。画像デ
ータセンシング部4020に入射した画像データは、4
013のバイポーラトランジスタのベース領域で光電変
換される。
【0056】光電変換された光キャリアに応じた出力が
4013のバイポーラトランジスタのエミッタに読み出
され、容量手段4011、4012を介して出力バスラ
イン電位を信号に応じて押し上げる。以上の動作によ
り、縦方向の画素の加算結果は4007のメモリに読み
出され、一方、横方向の画素の加算結果は4003のメ
モリに読み出される。これは、画素部の容量4014を
介してバイポーラのベース電位を上昇させる領域をデコ
ーダ(図示せず)等により選択すれば、センシング部4
020の任意の領域のX方向、Y方向の加算結果が出力
可能となる。例えば、図22(C)に示す如く、t1時
刻に4016に示す如き画像がt2時刻に4017に示
す如き画像が入力されるとすると、それぞれY方向に加
算した出力結果は、4018、4019に示す如くな
り、このデータがそれぞれ図22(a)のメモリ400
7、4009に格納される。また、図22(c)の40
18、4019からわかるように両者のデータは、画像
の動きに対応してシフトしており、4008の相関演算
部でそのシフト量を算出すれば、2次元平面での物体の
動きを非常に簡単な手法により検出できる。なお、セン
シング部4020からのデータ格納はラインメモリ40
03とラインメモリ4005に容易に切り換えられる。
【0057】本発明の相関演算装置は、図22の400
4、4008に設けることができ、素子数が従来回路よ
り少なく、特にセンサ画素ピッチに配置することができ
る。以上の構成は、センサのアナログ信号ベースの演算
であるが、メモリ部と出力バスラインとの間に本発明A
D変換器を設けることにより、デジタル相関にも対応で
きることは言うまでもない。又、本発明のセンサとし
て、バイポーラ型を用いたが、MOS型でも又増幅用ト
ランジスタを設けずフォトダイオードのみの構成でも有
効であることは言うまでもない。さらに、実施例では、
異なる時刻のデータ列間の相関演算を行なったが、一方
のメモリ部に認識したい複数のパターンデータのX、Y
射影結果を格納しておけば、パターン認識も実現でき
る。
【0058】以上説明したように、画素入力部と本発明
を融合することにより、 (1)従来のセンサからシリアルに読み出した後処理す
るのではなく、並列にかつ一括読み出したデータを並列
処理するため、高速に、動き検出、パターン認識処理が
実現できる。 (2)センサ1チップで、周辺回路を増大させることな
く、画像処理が実現できるため、低コストで、以下の高
機能製品を実現できる。即ち、TV画面をユーザー方向
に向ける制御、エアコンの風向きをユーザ方向に向ける
制御、8mmTVRカメラの追尾制御、更には工場での
ラベル認識、人物自動認識受け付けロボット、車の車間
距離制御装置などの高機能製品を実現することができ
る。
【0059】以上、画像入力部との融合について説明し
たが、画像データだけでなく、音成でも認識等の処理に
有効であることは言うまでもない。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、多
変数信号に対して並列演算を行なう回路が、通常の論理
回路と比べてトランジスタの数が少なく構成でき、微小
信号に対する高感度化が図れるため、演算速度を高速化
でき、低消費電力化を図ることができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示した回路図である。
【図2】第1実施例の動作を説明するためのタイミング
図である。
【図3】第1実施例の容量Cからセンスアンプ出力まで
を詳細に示した回路図である。
【図4】第1実施例においてPMOSトランジスタを用
いた場合の容量Cからセンスアンプ出力までを詳細に示
した回路図である。
【図5】本発明の第2実施例を示した回路図である。
【図6】本発明の第3実施例を示した回路図である。
【図7】本発明の第4実施例を示した回路図である。
【図8】第4実施例の動作を説明するためのタイミング
図である。
【図9】第4実施例の入力端子から容量Cまでを詳細に
示した回路図である。
【図10】第4実施例の変形例を示した回路図である。
【図11】図10の動作タイミングを示した図である。
【図12】本発明の第5実施例を示した回路図である。
【図13】本発明の第5実施例を示した回路図である。
【図14】本発明の第6実施例を示した回路図である。
【図15】第6実施例における相関器の入力と出力の関
係を示した図である。
【図16】第6実施例の多数決演算回路ブロック100
1Bを示した回路図である。
【図17】第6実施例の多数決演算回路ブロックAを示
した回路図である。
【図18】図17の動作タイミングを示した図である。
【図19】本発明の第7実施例を示した回路図である。
【図20】第7実施例におけるA/D変換器のアナログ
入力信号とデジタル出力信号の関係を示した図である。
【図21】本発明の第8実施例を示したブロック図であ
る。
【図22】本発明の第9実施例を示した図である。
【図23】従来の固体撮像装置を示した回路図である。
【符号の説明】
201、207 スイッチ 202、209、212、401 容量 203 信号転送スイッチ 204、206、409 インバータ 205 センスアンプ 208、210 電源 211 出力端子 221 NAND回路 230 信号転送スイッチかつリセットスイッチ 231 構造体 400、405、407 NMOSトランジスタ 402、406 PMOSトランジスタ 403、404、408 S/D共通のNMOSトラ
ンジスタ 1001 多数決演算回路ブロック 1002 インバータ 1003 比較器 2001 演算回路ブロック 2002 インバータ 3001、3002 メモリ部 3003 相関演算部 3004 コントロール部 3005 加算演算部 3006 レジスタ部

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多入力端子に容量が接続され、該各容量
    の一方の端子が共通接続されセンスアンプに入力される
    半導体装置において、前記共通接続された容量端子をリ
    セットする手段を有し、該リセット手段駆動パルスと逆
    相パルスを入力する構造体を同一端子に接続したことを
    特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の半導体装置において、
    前記リセット手段はMOSFETで、かつ該構造体は、
    半導体基板上に該逆相パルスを印加する電極を挟み形成
    される該半導体基板と異なる導電型の半導体不純物層を
    有し、該半導体不純物層が共に電気的に、該共通接続さ
    れた容量端子に接続されていることを特徴とする半導体
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の半導体装置において、
    前記リセット手段のMOSFETのゲート容量は、該構
    造体のゲート容量のほぼ2倍になっていることを特徴と
    する半導体装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の半導体装置において、
    前記リセット手段のMOSFETのゲート幅Wは、該構
    造体のゲート幅のほぼ2倍になっていることを特徴とす
    る半導体装置。
  5. 【請求項5】 多入力端子に容量が接続され、該各容量
    の一方の端子が共通接続されセンスアンプに入力される
    半導体装置において、多入力端子と該各容量の間にスイ
    ッチ手段を有し、かつ該容量と該スイッチ手段の間の電
    圧をリセットするリセット手段を有し、該リセット手段
    駆動パルスと逆相パルスを入力する構造体が該スイッチ
    手段と該容量の間の端子に接続されていることを特徴と
    する半導体装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の半導体装置において、
    前記リセット手段はMOSFETで、かつ該構造体は、
    半導体基板上に該逆相パルスを印加する電極を挟み形成
    される該半導体基板と異なる導電型の半導体不純物層を
    有し、該基板と異なる導電型の半導体不純物層が、共に
    電気的に該入力端子側の容量の端子に接続されているこ
    とを特徴とする半導体装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の半導体装置において、
    前記リセット手段のMOSFETのゲート容量は、該構
    造体のゲート容量のほぼ2倍になっていることを特徴と
    する半導体装置。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載の半導体装置において、
    前記リセット手段のMOSFETのゲート幅Wは、該構
    造体のゲート幅のほぼ2倍になっていることを特徴とす
    る半導体装置。
  9. 【請求項9】 請求項1または請求項5に記載の半導体
    装置において、前記逆相パルスは駆動パルスと同時もし
    くはより遅く立ち上がる/立ち下がることを特徴とする
    半導体装置。
  10. 【請求項10】 請求項1または請求項5に記載の半導
    体装置において、前記リセット手段駆動パルスの入力端
    子からインバータ回路を含む回路を介して構造体への入
    力端子が接続されていることを特徴とする半導体装置。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の半導体装置におい
    て、前記インバータ回路が遅延回路を構成していること
    を特徴とする半導体装置。
  12. 【請求項12】 請求項1または請求項5に記載の半導
    体装置を複数個有し該複数個のうち第一の前記半導体装
    置の出力及び/又は該半導体装置出力の反転出力を第二
    の前記半導体装置に入力することを特徴とする半導体回
    路。
  13. 【請求項13】 請求項1または請求項5に記載の半導
    体装置において、前記多入力端子に対応した容量手段の
    うち、最小の容量をCとした時、共通接続される容量手
    段の容量の合計の容量値が前記最小の容量Cのほぼ奇数
    倍となっている事を特徴とする半導体装置。
  14. 【請求項14】 請求項1または請求項5に記載の半導
    体装置、または請求項12に記載の半導体回路を使用し
    て相関演算することを特徴とする相関演算装置。
  15. 【請求項15】 請求項1または請求項5に記載の半導
    体装置を含むA/D変換器であって、前記半導体装置に
    アナログ信号を入力し、前記アナログ信号に応じたデジ
    タル信号を出力することを特徴とするA/D変換器。
  16. 【請求項16】 請求項1または請求項5に記載の半導
    体装置を含むD/A変換器であって、前記半導体装置に
    デジタル信号を入力し、前記デジタル信号に応じたアナ
    ログ信号を出力することを特徴とするD/A変換器。
  17. 【請求項17】 請求項14に記載の相関演算装置又は
    請求項15に記載のA/D変換器または請求項16に記
    載のD/A変換器のいずれか一つを含むことを特徴とす
    る信号処理システム。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載の信号処理システム
    において、画像信号を入力する画像入力装置を含むこと
    を特徴とする信号処理システム。
  19. 【請求項19】 請求項17に記載の信号処理システム
    において、情報を記憶する記憶装置を含むことを特徴と
    する信号処理システム。
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