JPH0964621A - アンテナのベランダ取付金具 - Google Patents

アンテナのベランダ取付金具

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JPH0964621A
JPH0964621A JP21205095A JP21205095A JPH0964621A JP H0964621 A JPH0964621 A JP H0964621A JP 21205095 A JP21205095 A JP 21205095A JP 21205095 A JP21205095 A JP 21205095A JP H0964621 A JPH0964621 A JP H0964621A
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JP
Japan
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nut
flat plate
antenna
hole
long hole
Prior art date
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Pending
Application number
JP21205095A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Maeda
光雄 前田
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0964621A publication Critical patent/JPH0964621A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 寸法精度を高くする必要がなく、金型が高価
にならないアンテナのベランダ取付け金具を提供するこ
とにある。 【解決手段】 ボルトを挿通するための長孔を備えた第
一の平板金具と、同第一の平板金具に対面して、前記長
孔に相対峙する長孔を備えた第二の平板金具と、同第二
の平板金具と前記第一の平板金具との間にベランダの縦
格子を挟み込み、前記第二の平板金具から第一の平板金
具に渡って挿通されるボルトにナットを締付けるアンテ
ナのベランダ取付金具において、前記第一の平板金具の
長孔に連続して挿入孔を設けるとともに、前記ナット
を、頭部と、前記第一の平板金具の長孔に挿入される首
部と、前記挿入孔に挿入される胴部と、これら頭部、首
部、胴部を貫通する挿入孔により構成し、前記ナットを
前記第一の平板金具の長孔の範囲内で移動自在とし、非
脱落状態に保持するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば衛星放送受信用
アンテナをベランダの縦格子に取付ける際に使用される
アンテナのベランダ取付金具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ベランダの縦格子を前後から挟み
込んでボルト、ワッシャ、ナットを用いて固定するタイ
プのアンテナのベランダ取付金具としては、例えば、実
開平6ー23307号を挙げることができる。この発明
の詳細な内容は、図4に示すようなもので、同図におい
て、11はその図示しない先端等にパラボラアンテナが
固定されるポールであり、このポール11は第一の平板
金具12に取付けられる。
【0003】第一の平板金具12は、そのポール取付け
部とベランダの縦格子14に固定する平板部とを一体に
して有し、該平板部にはボルト16を挿通後、左右方向
に移動自在になるように横長にの長孔18が設けられ
る。上記第一の平板金具12の平板部に対向する面に
は、平板状の第二の平板金具13が配置される。
【0004】この第二の平板金具13における上記第一
の平板金具12の対面側と反対側の面には、各長孔19
に沿ってナットレール21が設けられる。
【0005】このナットレール21は、断面L字状の直
線構造部を長孔19の両側に沿ってそれぞれ対面して立
設させてなるもので、この場合、ナットレール21のレ
ール間隔は、上記ボルト16に螺合させるナット17の
対辺寸法に対応して設定され、また、そのレール高さ
は、ナット17の厚さ寸法に対応して設定される。そし
て、上記ナットレール21のL字部対向間隔は、上記ナ
ット17の螺合部直径を若干上回る寸法に設定される。
同ナットレール21は、第二の平板金具13における上
部左右の長孔19と下部左右の長孔19とにそれぞれ沿
って、合計2本設けられる。
【0006】すなわち、上記構成によるアンテナのベラ
ンダ取付金具において、例えばベランダの縦格子14に
対して取付けを行なうには、まず、第二の平板金具13
の各ナットレール21に対して、ナット17をそれぞれ
2個ずつレール断面方向から挿入し、該ナットレール2
1の両端を外圧により変形させておく。
【0007】この場合、各ナット17は、ナットレール
21内を左右にスライドするが、上記レール両端の外圧
変形によりその脱落が阻止されると共に、ナットレール
21のレール間隔がナット17の対辺寸法に設定される
ことで、その回転動作も阻止される。
【0008】しかしながら、上記構成によれば、前記第
二の平板金具13は、その一面に2本のナットレール2
1を設けたことで寸法精度を高くしなければならず、金
型が高価になるなどの問題を有するものであった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来例
の有する問題点の鑑み、前記第二の平板金具の寸法精度
を高くする必要がなく、金型が高価にならないアンテナ
のベランダ取付金具を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するため、中央にアンテナを取付けるためのマストが
設けられ、同マストの両側の上下に、ボルトを挿通する
ための長孔を備えた第一の平板金具と、同第一の平板金
具に対面して、前記長孔に相対峙する長孔を備えた第二
の平板金具と、同第二の平板金具と前記第一の平板金具
との間にベランダの縦格子を挟み込み、前記第二の平板
金具から第一の平板金具に渡って挿通されるボルトにナ
ットを締付けるアンテナのベランダ取付金具において、
前記第一の平板金具の長孔に連続して挿入孔を設けると
ともに、前記ナットを、頭部と、前記第一の平板金具の
長孔に挿入される首部と、前記挿入孔に挿入される胴部
と、これら頭部、首部、胴部を貫通する挿入孔により構
成し、前記胴部を前記挿入孔に挿通するとともに、前記
首部を前記第一の平板金具の長孔に挿入することによっ
て、前記ナットを前記第一の平板金具の長孔の範囲内で
移動自在とし、非脱落状態に保持するようにしたことを
特徴とする。前記首部が、相対峙する2辺を有する方形
状に形成され、前記ナットを前記第一の平板金具の長孔
に非回転状態に保持するようにしたことを特徴とする。
【0011】
【作用】上記のように構成したので、上記第一の平板金
具の長孔により、同第一の平板金具の長孔にナットを非
脱落且つ非回転状態に保持されるため、上記一対の平板
金具の重量支持を一方の手で、上記ボルトの締付け作業
を他方の手で行えるようになる。
【0012】
【実施例】以下図に基づいて本発明によるアンテナのベ
ランダ取付金具を詳細に説明する。尚、図中従来例と同
一の構成部分については同符号を付すものとする。
【0013】図1〜図2において、11はその図示しな
い先端等にパラボラアンテナが固定されるポールであ
り、このポール11は第一の平板金具12に取付けられ
る。
【0014】第一の平板金具12は、そのポール取付け
部12bと対構造物としてのベランダの縦格子に固定さ
れる平板部12aとを一体にして有し、該平板部12a
には、上下左右の4箇所にナット15を挿入させるため
のL字状の長孔18が設けられる。この場合、L字型の
長孔18は、後述するナットの挿入位置に応じて、前記
ナットが左右方向に移動自在になるように横長にして形
成される。このL字型の長孔18の幅は、前記ナットの
後述する首部の対辺寸法に対応して設定され、同首部の
対辺寸法を若干上回る寸法に設定される。また、長孔1
8の一側には、前記ナットの後述する胴部としての略楕
円型のストッパー部を挿通させるための上方に向かって
折曲した挿入孔18aが形成されている。15は中心軸
に沿って、後述するボルトを螺合するねじ孔15dが貫
通され、頭部15aが前記第一の平板金具12の表面に
表出するナットで、同ナット15の胴部15bは、図3
に示すように、前記挿入孔18aよりもやや小さめに形
成することによって、該折曲部18aに挿通自在とした
略楕円型で、同胴部15bと頭部15aとの間に前記長
孔18に沿って移動自在な相対峙する2辺と、他の相対
峙する2辺が前記長孔の幅に略等しく形成された方形状
の首部15cが一体に形成されてている。そして、この
ナット15の胴部15bを、同図(A)にて示した矢印
のように水平に挿入孔18aに挿入することによって首
部15cを長孔18aに合致させた後、同図(B)のよ
うに首部15cを挿入孔18a内にて矢印のように下方
に移動させると、これによって、該首部15の下面が長
孔18の内壁に当接し、さらに同長孔18がナット15
の頭部15aと胴部15bとによって挟持されるので、
ナット15は長孔18から脱落することなく、該長孔内
を摺動自在とするように形成されている。一方、上記第
一の平板金具12の平板部12aに対向して、前記ポー
ル11の反対側の面には、平板状の第二の平板金具13
が配置される。この第二の平板金具13は、上記第一の
平板金具12の平板部12aに設けられた長孔18と相
対向する位置に、その横方向の長さ、幅を同一にして長
孔19が形成されている。16はボルトで、同ボルト1
6の一端には六角型の頭部16aが一体に形成されてい
る。
【0015】上記構成によるアンテナのベランダ取付金
具において、例えばベランダの縦格子14に対して取付
けを行なうには、まず、第一の平板金具12の各長孔1
8に対して、ナット15をそれぞれ上下2個ずつ前記ポ
ール11側から挿入させる。
【0016】この場合、各ナット15は、各長孔18内
を左右にスライドするが、上記ナット15の頭部15a
と胴部15bとによりその脱落が阻止されると共に、長
孔18の幅がナット15の首部15cの対辺寸法に設定
されることで、その回転動作も阻止される。
【0017】こうして、ナット15を第一の平板金具1
2の長孔18に対して予め装着させた状態で、作業員
は、縦格子14を挟み込んだ第一の平板金具12と第二
の平板金具13との重量を、例えば、左手により支える
と共に、ボルト16を、左手により第二の平板金具13
の長孔19から第一の平板金具12側の長孔18に対し
挿通させ、上記ナット15に螺着させて締付けることに
より、上記格子14に対し第一の平板金具12が取付け
固定され、図示しないアンテナがベランダの縦格子に固
定される。
【0018】したがって、上記構成のアンテナのベラン
ダ取付金具よれば、第二の平板金具13の長孔19から
第一の平板金具12の長孔18を通したボルト16の先
端が挿通突出されるに沿って、上記ボルト16に螺合さ
れるナット15をすくなくとも長孔18の範囲内でスラ
イド自在にして非脱落且つ非回転状態に保持することに
より、例えば縦格子14を挟み込んだ第二の平板金具1
3と第一の平板金具12の重量支持を一方の手で行いな
がら、上記ボルト16の締付け作業を他方の手で行える
ようになり、パラボラアンテナの取付け作業を一人作業
で簡単に実施することができるようになる。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、上記第一
及び第二の平板金具のそれぞれに形成され上記ボルトが
挿通される長孔と、上記ボルトの先端が挿通突出される
側の第一の平板金具の長孔に沿って、上記ナットを少な
くとも該長孔の範囲内で移動自在にして、非脱落且つ非
回転状態に保持するように構成したので、前記第二の平
板金具の寸法精度を高くする必要がなくなるとともに、
金型が高価にならないアンテナのベランダ取付金具を提
供することが可能となる。また、二人作業や専用固定治
具の併用を要することなく、一人で簡単に取付け作業を
行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるアンテナのベランダ取付金具の構
成を示す組立て斜視図である。
【図2】本発明によるアンテナのベランダ取付金具の第
一の平板金具の要部拡大斜視図である。
【図3】本発明によるアンテナのベランダ取付金具の第
一の平板金具のナットと長孔の要部拡大断面図で、
(A)は第一の平板金具の長孔にナットを挿入する前の
要部拡大断面図で、(B)は第一の平板金具の長孔にナ
ットを挿入した後の要部拡大断面図である。
【図4】従来のアンテナのベランダ取付金具の構成を示
す組立て斜視図である。
【符号の説明】
11 ボルト 12 第一の平板金具 13 第二の平板金具 14 縦格子 15 ナット 15a頭部 15b胴部 15c首部 16 ボルト 18 長孔 18a挿通孔 19 長孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央にアンテナを取付けるためのマスト
    が設けられ、同マストの両側の上下に、ボルトを挿通す
    るための長孔を備えた第一の平板金具と、同第一の平板
    金具に対面して、前記長孔に相対峙する長孔を備えた第
    二の平板金具と、同第二の平板金具と前記第一の平板金
    具との間にベランダの縦格子を挟み込み、前記第二の平
    板金具から第一の平板金具に渡って挿通されるボルトに
    ナットを締付けるアンテナのベランダ取付金具におい
    て、前記第一の平板金具の長孔に連続して挿入孔を設け
    るとともに、前記ナットを、頭部と、前記第一の平板金
    具の長孔に挿入される首部と、前記挿入孔に挿入される
    胴部と、これら頭部、首部、胴部を貫通する挿入孔によ
    り構成し、前記胴部を前記挿入孔に挿通するとともに、
    前記首部を前記第一の平板金具の長孔に挿入することに
    よって、前記ナットを前記第一の平板金具の長孔の範囲
    内で移動自在とし、非脱落状態に保持するようにしたこ
    とを特徴とするアンテナのベランダ取付金具。
  2. 【請求項2】 前記首部が、相対峙する2辺を有する方
    形状に形成され、前記ナットを前記第一の平板金具の長
    孔に非回転状態に保持するようにしたことを特徴とする
    請求項1記載のアンテナのベランダ取付金具。
JP21205095A 1995-08-21 1995-08-21 アンテナのベランダ取付金具 Pending JPH0964621A (ja)

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ID=16616042

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009206558A (ja) * 2008-02-26 2009-09-10 Nippon Antenna Co Ltd アンテナ取付金具

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009206558A (ja) * 2008-02-26 2009-09-10 Nippon Antenna Co Ltd アンテナ取付金具

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