JP2530330Y2 - 横付け用手摺の支柱固定装置 - Google Patents
横付け用手摺の支柱固定装置Info
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- JP2530330Y2 JP2530330Y2 JP1993034915U JP3491593U JP2530330Y2 JP 2530330 Y2 JP2530330 Y2 JP 2530330Y2 JP 1993034915 U JP1993034915 U JP 1993034915U JP 3491593 U JP3491593 U JP 3491593U JP 2530330 Y2 JP2530330 Y2 JP 2530330Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は建築物のベース壁面への
横付け用手摺の支柱固定装置に関するものである。
横付け用手摺の支柱固定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、建築物のベース壁面に横付け用手
摺を取り付ける場合、建築物の構造の制約、例えば横付
け用手摺の取付位置付近にオーバーハング部があって横
付け用手摺を外壁面に添わせて取り付けることができな
い場合などにおいては、横付け用手摺の支柱をその分だ
けベース壁面より離して固定する必要があり、そのため
にはベース壁面からの離隔距離に応じてサイズの異なる
支柱取付用のブラケットを用意したり、現場で支柱取付
用のブラケットを加工して離隔距離に対応させなければ
ならず、在庫管理が煩雑なうえにブラケットの加工作業
に時間がかかり施工期間が長くなるという問題があっ
た。
摺を取り付ける場合、建築物の構造の制約、例えば横付
け用手摺の取付位置付近にオーバーハング部があって横
付け用手摺を外壁面に添わせて取り付けることができな
い場合などにおいては、横付け用手摺の支柱をその分だ
けベース壁面より離して固定する必要があり、そのため
にはベース壁面からの離隔距離に応じてサイズの異なる
支柱取付用のブラケットを用意したり、現場で支柱取付
用のブラケットを加工して離隔距離に対応させなければ
ならず、在庫管理が煩雑なうえにブラケットの加工作業
に時間がかかり施工期間が長くなるという問題があっ
た。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案が解決しようと
する課題は前記のような問題を解決し、在庫管理が容易
なうえ施工が簡単で短期間で施工作業を行うことができ
る横付け用手摺の支柱固定装置を提供することにある。
する課題は前記のような問題を解決し、在庫管理が容易
なうえ施工が簡単で短期間で施工作業を行うことができ
る横付け用手摺の支柱固定装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記のような課題を解決
した本考案に係る横付け用手摺の支柱固定装置は、ボル
ト挿入用の横長孔を有する支柱挟持片に壁面固定片が直
角に連設されたL型ブラケットの2個を前記支柱挟持片
間に支柱介入用の間隔をあけてベース壁面に配置して各
壁面固定片をもって固定するとともに、雌ねじ部を設け
たスペーサを基部両側面にビス止めした角形支柱の基部
を前記支柱挟持片間に介入し、該支柱挟持片の外面に
は、翼片部に前記横長孔と対応するボルト孔が配設され
たコ型枠金を前記支柱挟持片の外面に該翼片部の内面を
添わせて跨装し、該コ型枠金のボルト孔からL型ブラケ
ットの横長孔を通じて角形支柱の前記雌ねじ部に螺挿し
た取付ボルトによりベース壁面との間隔を可変として該
角形支柱をベース壁面に固定することを特徴とするもの
である。
した本考案に係る横付け用手摺の支柱固定装置は、ボル
ト挿入用の横長孔を有する支柱挟持片に壁面固定片が直
角に連設されたL型ブラケットの2個を前記支柱挟持片
間に支柱介入用の間隔をあけてベース壁面に配置して各
壁面固定片をもって固定するとともに、雌ねじ部を設け
たスペーサを基部両側面にビス止めした角形支柱の基部
を前記支柱挟持片間に介入し、該支柱挟持片の外面に
は、翼片部に前記横長孔と対応するボルト孔が配設され
たコ型枠金を前記支柱挟持片の外面に該翼片部の内面を
添わせて跨装し、該コ型枠金のボルト孔からL型ブラケ
ットの横長孔を通じて角形支柱の前記雌ねじ部に螺挿し
た取付ボルトによりベース壁面との間隔を可変として該
角形支柱をベース壁面に固定することを特徴とするもの
である。
【0005】
【作用】このような横付け用手摺の支柱固定装置は、L
型ブラケットの支柱挟持片にボルト挿入用の横長孔が設
けられていることによって取付ボルトの締付を若干緩め
れば両支柱挟持片の外面に翼片部の内面を添わせて跨装
したコ型枠金は横長孔の範囲で前後に摺動することが可
能であり、従って、対向する支柱挟持片間に介在される
角形支柱と建築物のベース壁面との間隔は自由に調整す
ることができ、建築物のオーバーハング部等の構造上の
制約を回避して的確容易に横付け用手摺を構築でき、し
かも、角形支柱の両側のスペーサ面とL型ブラケット間
の隙間は複数種類のスペーサから適宜合ったものを選択
してビス止めすることにより取付上の誤差を吸収するこ
とができるものとなる。
型ブラケットの支柱挟持片にボルト挿入用の横長孔が設
けられていることによって取付ボルトの締付を若干緩め
れば両支柱挟持片の外面に翼片部の内面を添わせて跨装
したコ型枠金は横長孔の範囲で前後に摺動することが可
能であり、従って、対向する支柱挟持片間に介在される
角形支柱と建築物のベース壁面との間隔は自由に調整す
ることができ、建築物のオーバーハング部等の構造上の
制約を回避して的確容易に横付け用手摺を構築でき、し
かも、角形支柱の両側のスペーサ面とL型ブラケット間
の隙間は複数種類のスペーサから適宜合ったものを選択
してビス止めすることにより取付上の誤差を吸収するこ
とができるものとなる。
【0006】
【実施例】次に、本考案を図1、図2に示される実施例
に基づいて詳細に説明する。1は所要間隔をおいて立設
される角形支柱2に仕切格子3を取り付けた手摺部材で
あり、該手摺部材1は建築物のベース壁上に張設されて
いる。4は前後方向にボルト挿入用の横長孔5を有する
支柱挟持片4aに壁面固定片4bが直角に連設されたL
型ブラケットであって、該L型ブラケット4は2個を一
対として建築物のベース壁面21に前記支柱挟持片4
a、4aが相互間に角形支柱2の基部径と略等しい支柱
介入用の間隔をあけた状態として対向配置されて前記壁
面固定片4bをもって溶接またはボルト締めにより固定
される。
に基づいて詳細に説明する。1は所要間隔をおいて立設
される角形支柱2に仕切格子3を取り付けた手摺部材で
あり、該手摺部材1は建築物のベース壁上に張設されて
いる。4は前後方向にボルト挿入用の横長孔5を有する
支柱挟持片4aに壁面固定片4bが直角に連設されたL
型ブラケットであって、該L型ブラケット4は2個を一
対として建築物のベース壁面21に前記支柱挟持片4
a、4aが相互間に角形支柱2の基部径と略等しい支柱
介入用の間隔をあけた状態として対向配置されて前記壁
面固定片4bをもって溶接またはボルト締めにより固定
される。
【0007】そして、このようにしてベース壁面21に
固定されたL型ブラケット4、4の支柱挟持片4a、4
a間には、雌ねじ部6を設けたスペーサ14を基部両側
面にビス止めした角形支柱2の基部が介入される。8は
前記支柱挟持片4a、4aの外面に跨装されるコ型枠金
であって、該コ型枠金8はその翼片部8a、8aの前記
横長孔5と対応する位置にボルト孔9が配設されてい
て、このコ型枠金8は前記支柱挟持片4a、4aの外面
に該翼片部8a、8aの内面を添わせて支柱挟持片4
a、4aに対して前後摺動可能となっている。7はコ型
枠金8の各ボルト孔9からL型ブラケット4の横長孔5
を通じて角形支柱2の前記雌ねじ部6に螺挿した取付ボ
ルトであって、該取付ボルト7の締付により角形支柱2
はL型ブラケット4、4を介してベース壁面21に強固
に固定されるが、取付ボルト7の締付けを若干緩めれば
コ型枠金8が角形支柱2共々L型ブラケット4の横長孔
5をガイドとして前後に移動可能でベース壁面との間隔
を可変としている。
固定されたL型ブラケット4、4の支柱挟持片4a、4
a間には、雌ねじ部6を設けたスペーサ14を基部両側
面にビス止めした角形支柱2の基部が介入される。8は
前記支柱挟持片4a、4aの外面に跨装されるコ型枠金
であって、該コ型枠金8はその翼片部8a、8aの前記
横長孔5と対応する位置にボルト孔9が配設されてい
て、このコ型枠金8は前記支柱挟持片4a、4aの外面
に該翼片部8a、8aの内面を添わせて支柱挟持片4
a、4aに対して前後摺動可能となっている。7はコ型
枠金8の各ボルト孔9からL型ブラケット4の横長孔5
を通じて角形支柱2の前記雌ねじ部6に螺挿した取付ボ
ルトであって、該取付ボルト7の締付により角形支柱2
はL型ブラケット4、4を介してベース壁面21に強固
に固定されるが、取付ボルト7の締付けを若干緩めれば
コ型枠金8が角形支柱2共々L型ブラケット4の横長孔
5をガイドとして前後に移動可能でベース壁面との間隔
を可変としている。
【0008】なお、図において10は建築物の外壁面に
溶接される溶接用板で、該溶接用板10をもってL型ブ
ラケット4はボルト11によりボルト止めされ、12は
建築物のベース壁面に溶接された前記溶接用板10にビ
ス止めされるカバーであり、該カバー12により溶接用
板10の溶接部を覆って溶接部が目に触れないようにし
ている。また、13は角形支柱2の基部にコ型枠金8を
ビス止めするビス、14は角形支柱2の基部両側にビス
止めされるスペーサ、15は角形支柱2の端末を塞ぐキ
ャップ、16はベース壁面とL型ブラケット4間に介在
されるコーキング材である。
溶接される溶接用板で、該溶接用板10をもってL型ブ
ラケット4はボルト11によりボルト止めされ、12は
建築物のベース壁面に溶接された前記溶接用板10にビ
ス止めされるカバーであり、該カバー12により溶接用
板10の溶接部を覆って溶接部が目に触れないようにし
ている。また、13は角形支柱2の基部にコ型枠金8を
ビス止めするビス、14は角形支柱2の基部両側にビス
止めされるスペーサ、15は角形支柱2の端末を塞ぐキ
ャップ、16はベース壁面とL型ブラケット4間に介在
されるコーキング材である。
【0009】このように構成されたものは、壁面固定片
4bをもってベース壁面21に固定されたL型ブラケッ
ト4、4の支柱挟持片4a、4aにボルト挿入用の横長
孔5が設けられているので、取付ボルト7の締付を若干
緩めれば両支柱挟持片4a、4aの外面に翼片部8a、
8aの内面を添わせて跨装したコ型枠金は横長孔5の範
囲で前後に摺動することが可能なもので、対向する支柱
挟持片4a、4a間に介在される角形支柱2の基部両側
のスペーサ14、14の表面と建築物のベース壁面21
との間隔はこの横長孔5の範囲で自由に調整することが
でき、建築物のオーバーハング部等の構造上の制約を回
避して的確容易に横付け用手摺を構築できるものとな
る。
4bをもってベース壁面21に固定されたL型ブラケッ
ト4、4の支柱挟持片4a、4aにボルト挿入用の横長
孔5が設けられているので、取付ボルト7の締付を若干
緩めれば両支柱挟持片4a、4aの外面に翼片部8a、
8aの内面を添わせて跨装したコ型枠金は横長孔5の範
囲で前後に摺動することが可能なもので、対向する支柱
挟持片4a、4a間に介在される角形支柱2の基部両側
のスペーサ14、14の表面と建築物のベース壁面21
との間隔はこの横長孔5の範囲で自由に調整することが
でき、建築物のオーバーハング部等の構造上の制約を回
避して的確容易に横付け用手摺を構築できるものとな
る。
【0010】しかして、このように角形支柱2をベース
壁面21に固定して横付け用手摺を構築する1例として
は、先ず、建築物のベース壁面21に溶接用板10、1
0を溶接したうえ、各溶接用板10にL型ブラケット4
をボルト11でボルト止めし、次に、雌ねじ部6を設け
たスペーサ14を基部両側面にビス止めした角形支柱2
の基部をL型ブラケット4間に介在させたうえ、角形支
柱2の基部を抱持するようにコ形枠金8をL型ブラケッ
ト4に嵌合させる。そして、コ形枠金8のボルト孔9か
らL型ブラケット4のボルト横長孔5を介して取付ボル
ト7を支柱2の雌ねじ部6に螺挿する。このとき、角形
支柱2とコ形枠金8とをL型ブラケット4のボルト横長
孔5を介して連繋する取付ボルト7はL型ブラケット4
のボルト横長孔5に沿わせて前後方向に摺動できるの
で、角形支柱2と建築物のベース壁面21とが所定の間
隙となるよう位置調整を行ったうえ、取付ボルト7を支
柱2の雌ねじ部6に螺着し、L型ブラケット4を介して
角形支柱2をベース壁面21に固定する。その後、コ形
枠金8と角形支柱2をビス13により固定するととも
に、溶接用板10にカバー12をビス止めして溶接用板
10を隠蔽し、L型ブラケット4とベース壁面21との
間にコーキング材を充填してシールを行う。
壁面21に固定して横付け用手摺を構築する1例として
は、先ず、建築物のベース壁面21に溶接用板10、1
0を溶接したうえ、各溶接用板10にL型ブラケット4
をボルト11でボルト止めし、次に、雌ねじ部6を設け
たスペーサ14を基部両側面にビス止めした角形支柱2
の基部をL型ブラケット4間に介在させたうえ、角形支
柱2の基部を抱持するようにコ形枠金8をL型ブラケッ
ト4に嵌合させる。そして、コ形枠金8のボルト孔9か
らL型ブラケット4のボルト横長孔5を介して取付ボル
ト7を支柱2の雌ねじ部6に螺挿する。このとき、角形
支柱2とコ形枠金8とをL型ブラケット4のボルト横長
孔5を介して連繋する取付ボルト7はL型ブラケット4
のボルト横長孔5に沿わせて前後方向に摺動できるの
で、角形支柱2と建築物のベース壁面21とが所定の間
隙となるよう位置調整を行ったうえ、取付ボルト7を支
柱2の雌ねじ部6に螺着し、L型ブラケット4を介して
角形支柱2をベース壁面21に固定する。その後、コ形
枠金8と角形支柱2をビス13により固定するととも
に、溶接用板10にカバー12をビス止めして溶接用板
10を隠蔽し、L型ブラケット4とベース壁面21との
間にコーキング材を充填してシールを行う。
【0011】また、図3、図4は本考案の他の他の実施
例を示すもので、前記実施例では、建築物の外側壁に溶
接される溶接用板10にL型ブラケット4をビス止めす
ることにより、L型ブラケット4を建築物の外側壁に固
定しているが、この実施例では、L型ブラッケト4を建
築物のベース壁面21にアンカーボルト17により直接
固定しており、この点のみが相違し、他は前記実施例と
同様の構成のため、同一符号を付して説明を省略する。
例を示すもので、前記実施例では、建築物の外側壁に溶
接される溶接用板10にL型ブラケット4をビス止めす
ることにより、L型ブラケット4を建築物の外側壁に固
定しているが、この実施例では、L型ブラッケト4を建
築物のベース壁面21にアンカーボルト17により直接
固定しており、この点のみが相違し、他は前記実施例と
同様の構成のため、同一符号を付して説明を省略する。
【0012】
【考案の効果】本考案は前記説明によって明らかなよう
に、支柱挟持片に横長孔を有する一対のL型ブラケット
を建築物のベース壁面に取り付け、該L型ブラケット間
に介在される角形支柱の基部の基部両側面に取り付けら
れたスペーサ面とこの角形支柱を基部を抱持するように
1対の支柱挟持片に跨装されるコ形枠金とを連繋する取
付ボルトがL型ブラケットの横長孔をガイドとして前後
摺動できるから、角形支柱をベース壁面から必要量適宜
離隔して固定することができ、横付け用手摺を取り付け
る建築物にオーバーハング部が形成されていて取付上制
約がある場合でも、サイズの異なる支柱取付用のブラケ
ットを多数用意したり、現場で支柱取付用のブラケット
を加工することなく簡単に施工できるので、 施工期間
を短縮できるうえに、支柱取付用のL型ブラケットの在
庫管理を簡素化するできるものである。しかも、スペー
サをビス止めすることにより角形支柱の基部両側に設け
たボルトねじ込み用の雌ねじ部に取付ボルトを螺挿する
ようにしてあるため、別体のナットが不要で取付作業が
容易となるうえに、複数種類のスペーサから適宜合った
ものを選択してビス止めすることによりL型ブラケット
の取付誤差を吸収することができ、L型ブラケットに角
形支柱をがたつくことなく固定できることとなって安全
な手摺とすることができ、さらに、コ型枠金を支柱挟持
片の外面に跨装したことにより体裁のよい仕上がりが得
られるなど種々の利点がある。従って、本考案は従来の
問題点を解決した横付け用手摺の支柱固定装置として実
用的価値極めて大なものである。
に、支柱挟持片に横長孔を有する一対のL型ブラケット
を建築物のベース壁面に取り付け、該L型ブラケット間
に介在される角形支柱の基部の基部両側面に取り付けら
れたスペーサ面とこの角形支柱を基部を抱持するように
1対の支柱挟持片に跨装されるコ形枠金とを連繋する取
付ボルトがL型ブラケットの横長孔をガイドとして前後
摺動できるから、角形支柱をベース壁面から必要量適宜
離隔して固定することができ、横付け用手摺を取り付け
る建築物にオーバーハング部が形成されていて取付上制
約がある場合でも、サイズの異なる支柱取付用のブラケ
ットを多数用意したり、現場で支柱取付用のブラケット
を加工することなく簡単に施工できるので、 施工期間
を短縮できるうえに、支柱取付用のL型ブラケットの在
庫管理を簡素化するできるものである。しかも、スペー
サをビス止めすることにより角形支柱の基部両側に設け
たボルトねじ込み用の雌ねじ部に取付ボルトを螺挿する
ようにしてあるため、別体のナットが不要で取付作業が
容易となるうえに、複数種類のスペーサから適宜合った
ものを選択してビス止めすることによりL型ブラケット
の取付誤差を吸収することができ、L型ブラケットに角
形支柱をがたつくことなく固定できることとなって安全
な手摺とすることができ、さらに、コ型枠金を支柱挟持
片の外面に跨装したことにより体裁のよい仕上がりが得
られるなど種々の利点がある。従って、本考案は従来の
問題点を解決した横付け用手摺の支柱固定装置として実
用的価値極めて大なものである。
【図1】本考案の実施例を示す斜視図である。
【図2】本考案の要部を分解して示す斜視図である。
【図3】他の実施例を示す側面図である。
【図4】他の実施例を分解して示す斜視図である。
2 角形支柱 4 L型ブラケット 4a 支柱挟持片 4b 壁面固定片 5 ボルト挿入用の横長孔 6 雌ねじ部 7 取付ボルト 8 コ型枠金 8a 翼片部 9 ボルト孔 14 スペーサ
Claims (1)
- 【請求項1】 ボルト挿入用の横長孔(5) を有する支柱
挟持片(4a)に壁面固定片(4b)が直角に連設されたL型ブ
ラケット(4) の2個を前記支柱挟持片(4a)、(4a)間に支
柱介入用の間隔をあけてベース壁面に配置して各壁面固
定片(4b)をもって固定するとともに、雌ねじ部(6) を設
けたスペーサ(14)を基部両側面にビス止めした角形支柱
(2) の基部を前記支柱挟持片(4a)、(4a)間に介入し、該
支柱挟持片(4a)、(4a)の外面には、翼片部(8a)、(8a)に
前記横長孔(5) と対応するボルト孔(9) が配設されたコ
型枠金(8) を前記支柱挟持片(4a)、(4a)の外面に該翼片
部(8a)、(8a)の内面を添わせて前後摺動可能に跨装し、
該コ型枠金(8) のボルト孔(9) からL型ブラケット(4)
の横長孔(5) を通じて角形支柱(2) の前記雌ねじ部(6)
に螺挿した取付ボルト(7) によりベース壁面との間隔を
可変として該角形支柱(2) をベース壁面に固定すること
を特徴とする横付け用手摺の支柱固定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993034915U JP2530330Y2 (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | 横付け用手摺の支柱固定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993034915U JP2530330Y2 (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | 横付け用手摺の支柱固定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH076360U JPH076360U (ja) | 1995-01-31 |
JP2530330Y2 true JP2530330Y2 (ja) | 1997-03-26 |
Family
ID=12427518
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993034915U Expired - Lifetime JP2530330Y2 (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | 横付け用手摺の支柱固定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2530330Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4532295B2 (ja) * | 2005-01-20 | 2010-08-25 | 株式会社熊谷組 | 手摺りユニット |
JP6116747B1 (ja) * | 2016-12-03 | 2017-04-19 | 株式会社東進工事 | 支柱支持金具およびこの金具を使用した鋼製支柱の補強または設置方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5656043A (en) * | 1979-10-15 | 1981-05-16 | Nec Corp | Electronic circuit |
JPS6332054A (ja) * | 1986-07-24 | 1988-02-10 | 株式会社ナカ技術研究所 | 手摺の取替方法 |
-
1993
- 1993-06-28 JP JP1993034915U patent/JP2530330Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH076360U (ja) | 1995-01-31 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19961108 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |